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武内P「なにをしているんですか?」
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1 : 2015/09/22(火) 21:37:54.63 -
武内P「渋谷さん、その手に持っているスーツは私のスーツなのですが……」
武内P「いえ、ですからそれでなにをしているのかを聞いているのですが……」
武内P「匂いを嗅いでいる?やめてください、さすがに恥ずかしいので」
武内P「いえ、いい匂いとかではなくてですね……」
武内P「とりあえず渋谷さんが落ち着いてください。これを嗅げば落ち着くと言われましても……これ……私のハンカチなのですが……」
武内P「無くなったと思ったら渋谷さんが拾っていてくださったんですね」
武内P「え?…拾ったんじゃなくて盗んだ?なにをやってるんですか」
武内P「というよりどうやって盗ん……とりあえずその嗅いでいるスーツを置いてください」
武内P「…………もういいです。そのままでいいので聞いてください。人のものを盗むのは犯罪です」
武内P「ですからもうやめて……おい、そのネクタイどこから出した。今スカートの中から出しただろ」
武内P「おい、逃げるな、渋谷!」
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バゼット「——私も、貴方の家族にしてください、士郎君」
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1 : 2015/01/03(土) 08:58:45.46 -
Fate/hollow ataraxiaの後日談。後のSSです。
人称や口調は出来る限り原作準拠になるよう尽力しますが、原作ではっきりしなかった人称についてはオリジナルになりますのでどうかご容赦ください(例:バゼット→凛 リン)冬木市、新都某所。
日はとっぷりと暮れ、人々は木枯らしから身を守るように体を丸め、足早に帰路に着いている。
紙幣が一枚と、硬貨が数枚きりの財布の中を見ながら、大きくため息をついた。
(……困りましたね)
新都まで使い走りを頼まれ、意気揚々と繰り出したのも束の間。
望みの品を苦労して揃えた後、柄にもなく日用雑貨などを買い込んでしまったのが運の尽きだった。
金自体は唸るほど持っている。
ただ、今朝方財布を確認したとき、その内容がかなり寂しいことになっていたので、朝食後に補充しておこうと思っていたのだ。
それが、お使いに必要な経費を収めたことでそのことを失念してしまい、今に至る。
(よほど気が緩んでいたのでしょうか……)今の自分は、封印指定の執行者どころか、完全無所属のフリー。
居酒屋で働こうが乞食をしようが、誰にも文句を言われない超自由人なのである。
……しかし、仕事一筋に生きてきたので、いざ無期限の暇を得てもすることがない。
むしろ、労働意欲を持て余して、居ても立ってもいられないくらいだ。
(……そうか、もう私は執行者ではないのですか)
心にぽっかりと穴が空いたような……という感じではない。天職ではあったが、楽しい仕事だったかと聞かれれば無論否だ。
返り血で返り血を洗い、屍の山を築いて回る因果な稼業。
足を洗うに越したことはないはずだが、自分の中でまだあまり整理がついていない。
その空白を埋めるかのごとく、半ばヤケ気味に衝動買いを重ねてしまったのだが、その結果がこれである。
(参った……これでは、彼に顔向けできない)
そもそもの事の発端といえば、夕食後の団欒の最中に放たれた、セイバーの一言だった。
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京太郎「女性雀士用掲示板?」咲「その2!」
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1 : 2015/08/11(火) 22:30:33.17 -
・京太郎SSです。苦手な方はブラウザバック推奨。
・色々とおかしな部分は気にしないで下さい。
・安価も程々にあります。できる限りは安価通りにしますが無理なものは再安価になります。
・掲示板ネタ、咲キャラが2ch的な掲示板で書き込みしてたら、というネタです。苦手な方はやっぱりプラウザバック推奨。
・実際の会話、京太郎の出番等は少な目なのでご了承下さい。
前スレ
京太郎「女性雀士用掲示板?」
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ベルトルト「また雪が降る」
明石「出来ました!入った人の体を入れ替える装置です!」
扶桑「私たちに、沈めとおっしゃるのですか?」 提督「そうだ」
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1 : 2015/05/06(水) 02:04:13.69 -
不気味なまでの静寂が胸に重く圧し掛かる。
目の前にいる男が、自分の問いかけに即座に言い放った短い言葉に、一瞬呼吸を忘れそうになる。
それほどまでに、男の言い渡した命令は非情のもので、ハンマーで頭を殴られたかのようにグワングワンと衝撃が襲う。「なによ、それ……」
自分の隣にいたもう一人の女がポツリと呟く。
そちらに目を向けなくとも、その震えた声が彼女の表情を表していた。
その気持ちが、痛いほどよくわかる。しかし、自分は彼女のように掴みかかるわけにもいかない。
男の気持ちも、理解しているつもりだからだ。
いや、自分だけではない、おそらく彼女も理解はしている。
それでも彼女は、妹の山城は、男に向かって言葉をぶつける。
「わたっ、私たちがっ、どれだけこの鎮守府のためにっ」
「山城……」
扶桑と山城はこの鎮守府でも最古参のメンバーだった。規模の小さな鎮守府で、新米の提督とともに支え合った。
少ない戦力の中、艦隊の中心戦力であった彼女たちがいたからこそ、ゆっくりとだが確実に力をつけ、鎮守府拡大に大きな役割を果たした。
鎮守府発展の礎を築いたメンバーである自負は、手前味噌であるが当然持っているし、のちに着任した他の艦娘たちからも多くの尊敬の念を集めてはいた。
しかし、それももはや過去のもの。現状、二人が主力となって出撃する海域はほぼ0となった。
海域を進むごとに扶桑型の欠点でもある速度、防御力などが如実に表面化しだした。
それとともに敵である深海凄艦の強大化にも拍車がかかり、もはや二人の練度を挙げるだけでは対処できないようになったのだ。
「確かに私たちは何の戦力にもなっていない! でも、でもこんな作戦むちゃくちゃよ!」
「止めなさい、山城」それでも扶桑たちは願っていた。
またいつの日か、艦隊の中心となって出撃することを。
どんな小さな作戦でもいい、戦闘が無くてもいい。ただ、艦娘として、戦艦として誇れる出撃をしたかった。
それさえ叶えば、なんだっていらない。そう思っていた。
しかし、下された作戦命令を頭で反芻し、そのあまりにもの絶望に叫ばざるを得なかった。そして何より……「上層部の作戦ミスのために、なんで私たちが死ななきゃならないのよ!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430845443
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