-
1 : 2016/10/15(土) 17:31:52.91 -
ザザァン…
魔王「…」
雷帝「魔王様…間もなく陸が見えて参ります」
魔王「そう…」
雷帝「海を越えれば、王国領港町。人間の王の座す王城まで、数える砦はひとつのみとなります」
炎獣「砦ったって、大したことないだろっ? 俺たち四天王と、魔王が居ればさぁ!」
雷帝「敵戦力の大部分はすでに壊滅したからな。そこまで心配はいらんと思うが」
氷姫「いよいよ…ってワケね」
炎獣「でも、それはそれで物足りないないよなー…これ以上の敵がいないなんてさ!」
氷姫「馬鹿言わないでよ。王国軍の本体を壊滅できるかどうかは、賭けだったんだから。あんなのはもうゴメンよ」
雷帝「ああ…。だがその甲斐あって、人類撃破の願望は目の前だ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476520312
Category Archives: 勇者・魔王
国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
少女「旅してます」 アルラウネ「ひゃっほう!」
巫女「優しい声は」竜「竜の唄」
-
1 : 2013/08/06(火) 00:13:01.43 -
これは遠い昔の記憶
私と貴方が出会う前
解き放たれるずっと前
ずっと昔の遠い記憶……
優しい声のあの記憶……これは夢、夢が見せたプロローグ
私が目覚める物語
私が始まる物語——————
———
—竜(幾数千年、私はどれだけ長い時間をこの薄暗い洞窟で過ごしただろう)
竜(封印を施され、外に出ることも叶わず。憧れのあの空は、天井に空いた大きな穴から仰ぐだけ)
竜(天の真上から射す月と星の光、いつか飛び立ちたいと思っていても、叶う事無くいずれ私の命はここで終わるだろう)
竜(誰も愛することもなく、誰にも愛されることもなく……)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375715581
コーヒーショップ 魔王
女騎士「まさか、オークに隷属の首輪を付けられるとは……」
女騎士「憧れの」オーク「くっ殺」
魔王「世界の半分をお前にやろう」側近「全部ください」
-
1 : 2012/03/31(土) 08:16:18.11 -
魔王「ふはははは……は?」
側近「全部ください」
魔王「え?いや……でも私が支配したらって話で……全部はちょっと……」
側近「全部です」
魔王「私の力あっての支配であって……その……」
側近「魔王様の支配?魔王様が何かしましたか?」
魔王「え」
側近「玉座で高笑いしていただけではないですか」
魔王「そ、それは……だって……魔王ってそういうものだし……私には支配する権利が……」
側近「権利?でしたらそれは私にあるのではないですか?」
魔王「え」
側近「いつも魔王様を起こしたり、ご飯用意したり、お世話をしてるのは誰ですか?」
魔王「それは側近だけど……でも……」
側近「高笑いしてるのが魔王?違います。政治も軍事も全部部下に押し付けてるだけじゃないですか」
魔王「あう……」
最近のコメント