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1 : 2016/11/21(月) 22:48:15.83 -
/'テ/_'フー'´‾‾`` `丶、// `ヽヽ
. ,イ |r!ムノ-─‐ / /⌒ ``ヽ、 ヽ}
/ |,イ,ィ'′ / / i ヽ ヽ ′
|iヾ{iノ ´‾ ` l / / 〃!| ! 、ヽ
{'〈iノ l /,/ // ! ||l i l
ヾYノ`ヽ、 | /,イ // / ,l || l|
,(Y)\ `' ‐ 、,| /'〃 ,ィ,イ /!/| ,リ ,| ! }
/::::Y、ヽ \,.- 、! /ィフ_7ヲ7ソメ〃ノリ /!/
|:::::::|:ト、\ / '´)| ||ノ__ヽシツイノリノ ′
|:::::::|::|:lヽ. ゝ、(l || ''´‾ヾ イ |´ おやランサーの私、これは入浴剤ですか?
L;__」‐┘,>ソゝ‐| | || ヽ|
|:::::|:::|'´/ l | || 、 _, r'´|
|:::::|:/ー' 、 |l i|| ,イ |
L;/ `ヽ、.|l |! |ヽ、 _/ | ! |
,ノ-‐ 、 i! |'l | l!| ,リ
/ \ 'ヽ|ゞ|}`ヽ、___ リ| ,〃
./,.. – '' ´‾`ヽ、 /!::::〉、 〉 `}/,/ ∨ト、
/ / / ! ヽ、 YV
f / / / ィ / ハ / | 、 | } !)
l〃/| 〃 {l | ! '. ! 、ヽ l ! Y{
|{ l ト lL /|!ト、l ヽ{\ ヽ厶イ l })
iハ∧ハNr升≧ォ|ノ ヽヘ ,ィ≦圷! |イ ああ、そうだセイバーの私(声色)
\从{{ ト辷'i ト辷i }}| Y
l| ∧ `ー゜ `ー' ハ | そろそろスキンケアは大事にする年齢だぞ(声色)
l| ノハ """ ' """/:!ll /
仆 ヽ、 fこ) /::、| N、
l| l|::::`ゝ、 _,. ヘ-、:::! 仆::〉
lト、 j|__//} ‾ ,ノ ' | li/
_ハil|-ァ' { _ <´ |/、':、
/ / |/,ィ-く , イ `ー- 、 クルッ
/ / /:::L_}::\ / }\
/ { l,イ:::::::/ j::::::::\ / / l/´ i 、 ヽ、 ヽ、 ヽ____ ミ;ヽ,)ヽ
. // i , /'i |\ ヾ_、 i l _.iヽ,l
/イ l | l ヽ l,:-<ゝ;>、l |-‐‐' /K !
|/l | ! |、 | 、,,Xヾ _,, i'.| |r=く /,! 〉 このライオンの帽子はセイバーの私からですか(声色)
l |、 トx‐!ヾ ' .、_,,ィ.| .|'ノ }/j〈
ヾ ヽ'i .‾ | |ノ ノノ/// ありがたく使わせていただきます(声色)
| l`''彳 | |;ン', '/く
| l ヽ _ | .|ヘ,,/ヽ::\ それはそれとして私以外のセイバーは全て殺す(声色)
| ヽ ´ - | | |::|:|::i:!ヾ:::!
| \ | l ,ゞソ!:::l:::トノ
l l. \ _,. ‐ l /'´ ヽ!:::|!::| ,. – ─ – 、
l | `´ l ,. -イ / ヽr‐;! '´ ヽ,
ヽl. | r' ヘ / / /// l
サッ ヾi l /イ::/ヽ '/ / 〃 l
ヽ! ,ノ'::::i‐!:::::l / // ,.:-‐'' /SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1479736095
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479736095/
-
2 : 2016/11/21(月) 22:49:21.88 -
, イfン/ ` 、
/ f ´/ ゝ— 、
,' 人/ / ヽ \
.l 〉/ー / / / l ∧
.K´l\ / / / ,イ l! l
. ∨l , . イ .`/ヽ、 /'/ /.! l |
〈 l ,イl |,f子<ノン ./ | | |
/ ∧ { (.! .| |弋うソ}彡_.イ _..ム .| |
/ / ∧ ヽ_l | | `´ ′ _从 .l 人
.l l l ∧ ,ミl | | fソ/ン_彡 ´ ふっ……このターキー……(声色)
.L_lノ/ l∨ l | | }イ /
| | l l .|! | | ` ー 、 ン ′ どうやら自分のプレゼントが自分に当たったか(声色)
|__|. ,fレ、 l| |l | ..イ .|
ノ \|l |l ト、- ´ .| | 無様だな。だがこれもプレゼント交換ではよくあること(声色)
_. < !l ト、.!,ヘ-—- 、! l |
`ヽ 'リ从ノ.∧!lヽ\ リ ,リ
∧ ,.イ`}⌒{::`:.<. 从ノ`i ササッ
.∧ /:::::,イ.下`::<::::`i |
∧_〈:::::/イ:::::! `ヽ、_>ヘ |ゞ/ / / ,ィツ' \ \ヽ、
,/〃 / / // ヽ ヽ/
ト{i // //, / / ! l l\
i ,トi、,//// l{ | l , | l /
,/V|イ,/,'ト{/- |i | || l l| |ヽ
l ハ"/;`メ、 ト、|! ,|l |、 | | |___ノノ オルタさん!(声色)
.l | {ゞソ, ゝ|ト;ュ!|'l、|i ,! !/__,ハ
| l///`ノ /rッ::ト、ヾ|、 ,イ〃-‐ソ ノ それなら私のプレゼントと交換しませんか?(声色)
liイ |, く ゞ'':ノ_, ゞlレ'/イ´‾/イ
バッ |l'| |、 、_ ///// l゛| |ヽイ-┘
r‐|l l トヽ ヽゝ l | |丿::\
/ '!| ,| ヽ -ヘト| |l:ヽ::::::l
/ ,|i リ /` ‐‐ '' ´ {|| |:!::}:::::::|
lレ' / ヽ _, ィ´l| トゞ-‐‐'
、 / ,rゝー'' ‾ ノ| ,イ| ヽ:|
'ィ:ニ:フ:::::::} /| / リ \,l // ヽ
/ / ./ / ' ,
!. / ./ / ',
,イ! / .i / / , /i l
i、l / l////// // l l l
,!ィ .ly≠=/、∠/ / l/l / ! l リリィは優しいですね……
{.l ム.だ゜:::ハ / l/.l / ,' ハ. l
l l .乂.ノ 万癶、レ/ ./.,' ヘl
l l φ゜:::ソ //レ'./
l l , `ー´ / /
_ l .l 、 / i′
,イ‾ ヘー-ィl i l\ ‾ .イ .{
/. ´ ヘ l l 从.l. \ __ ≦、 l ハ スッ
| _ i l 从 lヘ{、 ‾/ | >i. ハ
| \ {ヘ \{ /`xィ´ / }il、 i
| ! ,} ヘ、 /.:.:.:.∨.:\ / リ | iレ′
-
3 : 2016/11/21(月) 22:50:21.80 -
,l // ヽ
/ / ./ / ' ,
!. / ./ / ',
,イ! / .i / / , /i l
i、l / l////// // l l l
,!ィ .ly≠=/、∠/ / l/l / ! l
{.l ム.だ゜:::ハ / l/.l / ,' ハ. l
l l .乂.ノ 万癶、レ/ ./.,' ヘl ・ ・ ・ =||8
l l φ゜:::ソ //レ'./
l l , `ー´ / /
_ l .l 、 / i′
,イ‾ ヘー-ィl i l\ ‾ .イ .{
/. ´ ヘ l l 从.l. \ __ ≦、 l ハ
| _ i l 从 lヘ{、 ‾/ | >i. ハ
| \ {ヘ \{ /`xィ´ / }il、 i
| ! ,} ヘ、 /.:.:.:.∨.:\ / リ | iレ′_ __
/>-'-'-=≦-、
, ´_ ヽ、-,
/ {/⌒ヽ ∧-,
,' V Vハ/
/ /| | V ∨ 〉
{ | | l l | | |リ} }/ V-、
从 l|r r、从 /'–r、r、 |:::::|
| |/{-{ {「Y:.{— }' ノ | |<-',,
从lVー 、__ハ 乂 〈| /リ_/ }
r'' \〉:〉– }><{ ー '∨ ^'''く
} ノ::::/\__,|–|___,∧::ー、,, ハ、 ┌─────────────────────┐
ノ'' {':::∨\_,|–|___∧:ノ:::V {::\ ..│ 他の英霊が座に迎えられる中 …..│
{ {:::::::\_,ノ_乂___/—、} {::::::'. │ セイバーさんは独り妖精郷で暮らしている │
} }/‾ >======/ 乂 {::::::::, └─────────────────────┘
乂 ノ{ __/::| |\_/| } ヽ::::::\
_/ /::::: /| |:::::::::::::::::\ /乂__ `ヽ::::::\__ __
{/ /::::: /' ,: /:::::::::::::::::::::| |⌒∨ }_ `ー、_:::::::`Y )
/‾_〉- '::::::::::// // ::::::::::::::::::::::| | }\ /`ー、_,、__`ヽ:ノ{
‾/::::::::::::::// //::::::::::::::::::::::::: | | | |:::⌒∨ /::} ノ
/:::::::::::::::: // //::::::::::::::::::::::::::::::V} } }:::::::::::\_/::::::::>ー''
\:::::::::::::{{ {{:::::::::::::::::::::::::::::::::| | | |:::::::::::::::::::/⌒´
\::::::__|_|、 V、:::::::::::::::::/:::::: | |–j_j__/´
‾ `ー\>ー <__//【テンプレとかそろそろ面倒くさいから過去スレみてね!!(暴言)】
<初代スレ>
セイバー「今日もアヴァロンに独りぼっちだ……」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1338656506/<二代目スレ>
セイバー「今日もアヴァロンで独りジェンガだ……」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410275126/<三代目スレ>
セイバー「今日もアヴァロンで独り寝たフリだ……」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445185310/<四代目スレ>
セイバー「今日もアヴァロンで独りメールがきたフリだ……」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453408854/<五代目スレ>
セイバー「今日もアヴァロンで独り◯×ゲームだ……」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467516879/ -
4 : 2016/11/21(月) 22:53:32.05 -
■プリンス・アステリオスアス「…………」ズーン
ヘクト「おやどうしたい?」
アス「ぼく、おうじらしくない?」
ヘクト「ん~……」
ヘクト「誰にそんな事を言われた?」キッ
ヘクト「大方、イアソン辺りだろうけどねぇ」ポリポリ
アス「うん」
ヘクト「アイツも王子として生を受けてたが、王子として教育はされなかった男だ」
ヘクト「それだけに誰よりも王族たらんと努力したのがイアソンという英雄なんだよ」
ヘクト(同じ条件で英雄になった自分と怪物になったアステリオス……)ジー…
ヘクト「これは近親憎悪ってヤツかねぇ……」
アス「ぼく、は、どりょくしなかったなまけもの、で、けもの、なんだ……」ショボーン
ヘクト「でもアステリオスとイアソンじゃ条件が違うからね。人それぞれだとオジサンは思うよぉ~」
-
5 : 2016/11/21(月) 22:55:18.17 -
ヘクト「イアソンは一人では生きていけない男だからね」ヘクト「相対評価の中でしか自分を見いだせない男だ。それは人を束ねて使う才能でもあるから」
ヘクト「アルゴー船の船長としては適していたとも言えるケド……」
ヘクト「本人の願う誰もが満ち足りた世界を作る王には向かないのが難点だねぇ」ヤレヤレ
アス「ぼく、も、ひとりは、さみしい……」
ヘクト「は、は、は、オジサンも一人ぼっちは寂しいよ」
アス「ぼく、おうじさま、らしく、なりたい」
ヘクト「アステリオスはアステリオスなんだから、無理しなくていいんじゃないかね」
アス「でも、えうりゅあれといっしょに、ごはんたべるとき」
アス「たべかたきたなかったりすると、えうりゅあれも、はずかしい」
アス「いあそん、いってた。ぼくも、そう、おもう」
ヘクト(なんだかんだ、本人をやる気にさせるアドバイスができるところは流石だね)
ヘクト(いやぁ、勿体無いなぁ。本当に勿体無い。性格が捻じれてなけりゃねぇ)
アス「へくとーる、おうじさま。おしえてほしい」
ヘクト「んぁ!? まさかオジサンに教師役の白羽の矢が!?」
-
6 : 2016/11/21(月) 22:56:15.37 -
ヘクト「あ~……まぁ確かにオジサン、トロイアの王子だけどね」ヘクト「結局、オジサンはトロイアを守れなかったからなぁ……」ポリポリ
ヘクト「オジサンは王子失格だと思うぜ。うん。オジサンを参考にしちゃいけないよ」
アス「……へくとーる、てせうすと、いっしょ」
アス「みんな、えいゆうだと、おもってる。ぼく、も、そうおもう」
アス「だけど、め、そらす。ぼく、こまらせた?」
ヘクト「…………」ポリポリ
ヘクト「年長者を困らせることに負い目を感じる必要はないんだぜ?」
ヘクト「まぁ……そういう風に言っちゃう俺って、王子っていうより兄貴なんだろうさ」
ヘクト「だから、オジサンは王子様としてのアドバイスはできないんだな。悪いケド」
アス「…………」
ヘクト(ま、一度パリスを捨てておいて、家族面ってのもブレまくってる話だがね)
アス「ぼく、は、やっぱり、へくとーるを、おうじだとおもう」
アス「おうじ、で、あにき、だと、おもう」
ヘクト「あ~……よせよせ、うん、ま、お前さんはまだ見聞が足りないんだ」ポリポリ
ヘクト「色々見てくるといいさ。そうすりゃ、自分の中の王子像ってのも見えてくるだろうさ」
アス「うん、ありがとう、へくとーる」
ヘクト「へいへい、どういたしまして」ヒラヒラ
-
7 : 2016/11/21(月) 22:57:51.40 -
■昔はヤンチャだったアルジュナ「王子らしさ……ですか」
アス「うん。ふたりは、おうじだから、しってる?」
アルジュナ「ふむ……しかし会得すべき教養や礼儀などは」
アルジュナ「その時代、国によって異なるものでしょう」
アルジュナ「普遍的なものなど存在しないのではないですか」
ジーク「そうだな。古代ローマでは食事は寝ながら食べたと聞く」
ジーク「しかし今それをやってはすまないではすまないだろう……」
アス「うぅ……、じゃあ、おうじって、なんだ?」
ジーク「王子とは……か」
アルジュナ「…………」
ジーク「すまない……あくまで所見なので、絶対的な答えだとは思わないで欲しいのだが」
ジーク「俺はネーデルランドの王子として名の通った男でもあったので、参考程度にはなるだろう」
ジーク「少ししか役に立たない男で本当にすまない」
ジーク「経験上、王子とは基本的には不自由なものだということだ」
アルジュナ「…………」
-
8 : 2016/11/21(月) 22:59:24.74 -
ジーク「俺も若い頃はアチコチに旅をしたが、長じるにしたがい護衛がつけられるようになった」ジーク「両親も俺の身を案じてのことだろうが……」
アス「いい、おとうさんと、おかあさん、だ」
ジーク「……すまない。君が両親に迷宮に閉じ込められたと知っていながら話すべきことではなかった」
ジーク「配慮のない野蛮な男で本当にすまない」
アス「いい、きかせてほしい」
ジーク「俺は……あるとき女の噂をきいた。誇り高く美しい女の噂だ」
ジーク「逢いたいと思った。あの時の俺はまだ、そういう気持ちが残っていたんだな……」
ジーク「しかし父王と母はかの女のいる国へ俺が向かうのを渋った」
ジーク「女は王女で俺は王子。1つ間違えば戦争になりかねないことを懸念したのだ」
ジーク「俺が一介の騎士ならば、考えなくても済む問題だった」
ジーク「実際、両親を説き伏せて彼の国に渡った俺だが、向こうも俺を警戒していたんだ」
アルジュナ「その姫君とは結局どうなったのです?」
ジーク「俺は武功をたて、王の信を得て、彼女を妻にした」
アルジュナ「その後、妻を兄弟で分けるように言われたりは?」
ジーク「え?」ナニソレコワイ
アルジュナ「え?」
ジーク「つまりだ、王子とは……いや、王もそうなのだが」
ジーク「その行動1つで自分以外の人間の運命も背負っている者の事だと俺は思う」
ジーク「だから俺のせいで多くの人間が不幸になったのは王子としても本当にすまないことだと思っている」
アス「じーくふりーと、は、がんばった、よ」
-
9 : 2016/11/21(月) 23:00:34.39 -
■拗らせてしまっているアルジュナ「つまり王子の本質とは、知識や振る舞いといった外に出る面ではなく」
アルジュナ「王子として責任を自覚し、己を律すること」
アルジュナ「修身こそとが王子に必要なことなのでしょう」
ジーク「すまない……俺の言いたいことを綺麗にまとめてくれたのは本当にありがたいのだが」
ジーク「アステリオスの為にもっと簡単な言葉を使って貰えないだろうか。本当にすまない」
アス「しゅー、しん?」キョトン
アルジュナ「……周りに求められる王子を演じればいいんですよ」
ジーク「いや、それはちょっと違う気がするのだが」
アルジュナ「でも私達の人生などそんなものではありませんか」
ジーク「それは……そうだな……」
アルジュナ「…………」ズーン
ジーク「…………」ズーン
-
10 : 2016/11/21(月) 23:01:55.14 -
アルジュナ「やはり、我々は参考にすべきではないかと」アス「そう?」
ジーク「他の王子に聞いてみるといい」
アス「……でも、ふたりとも、ぼくのために、たくさん、なやんでくれた」
アス「うれしかった」
ジーク「…………」
アルジュナ「…………」
アス「ふたりが、おうじのせんせい、に、たりなくても」
アス「ぼくは、ふたりが、だいすきだ」
アルジュナ「くっ……無邪気な目で私を見るのはよすのです、アステリオス!!」
アルジュナ「私は貴方に好かれるような善人ではないっ!!」カッ!
ジーク「え?」
ジーク(どうしてここで悪ぶるんだ……?)
-
11 : 2016/11/21(月) 23:03:19.22 -
■優しい人しかない優しい世界トリス「なるほど……それで貴方は王子とは何かと訪ねて回っているのですね」ポロロン
ダレ「イスカンダルゥ……」
シグルド「…………」
トリス「しかし我ら確かに王子ではありますが……」
トリス「私とシグルドは父親を亡くし、父の家で育ったわけではありません」
シグルド(もともと北欧では子供は自分で育てない風習だからな)コウコク
トリス「ダレイオス3世も傍流の王族で、佞臣によって担ぎ出されて王になった身」
トリス「そのような我らの身代でよければ、相談に乗りましょう」ポロロン
ダレ「コタエルンダルゥ……」
アス「うん、おしえて。ぼく、りっぱな、おうじ、に、なりたい」
トリス「健気な……」ポロロン
ダレ「意見、モトメルンダルゥ……」
シグルド「では当方に発言の許可をいただきたい」スッ
トリス「ふむ……シグルド殿であれば我らの中でも最も王子らしいかと」
トリス「私自身も耳を傾け、見聞を広めたいと思います」
シグルド「では」
シグルド「アステリオス、お前は王子らしくなりたいそうだな」ジッ
アス「うん」
-
12 : 2016/11/21(月) 23:04:28.01 -
シグルド「よろしい。ならばセッ●スだ」ダレ「ダルッ!?」
トリス「なるほど、セ●クスですか……ん? ●ックス?」
アス「こうび?」
シグルド「王子なら女を犯せ」
トリス「いやいやいや……その解答はどうかと」
ダレ「ダルゥ、ダルゥ……」ウンウン
トリス「アステリオスのイチモツは普通の女性には受け止めきれないでしょう」
ダレ「ソコジャネェンダルゥゥゥ……!!」ダン!
シグルド「考えるな。ヤれ」
トリス「前戯やピロートークのできない男性は如何なものかと。ヤればいいってものではありませんよ」
ダレ「ダカラ、ツッコミオカシインダルゥゥゥ!!」
シグルド「この金でソープにいけ」スッ
アス「せっけん?」
ダレ「お前は北方謙三かっ!!」ダン!
ダレ「ハッ!?」
ダレ「ダ、ダルゥゥ!!!」
-
13 : 2016/11/21(月) 23:06:05.07 -
シグルド「オーディンの経営している店だ。俺の名前を出せばお前にあった戦乙女を紹介してくれる」トリス「シグルド殿、私にも奢っていただきたい。できれば人妻系の嬢を紹介していただきたいのですが」ポロロン
ダレ「ダマレンダルゥゥゥ!!」クワッ!
ダレ「王子ト性交ハ関係ネェンダルゥゥゥゥ!!」
シグルド「生殖能力のない男は世継ぎになれん」
ダレ「間違ってねぇのが腹立つンダルゥ……」
トリス「ほとんど狂化が解けてるじゃないですか、良かったですねダレイオス王」
ダレ「全然良くねぇンダルゥ!! こんなんなら狂ってた方がマシなンダルゥ!!」ダン!ダン!
シグルド「一介の騎士であれば女性関係は家中のことか、家と家の事だ」
シグルド「しかし王族の女性関係は家臣内の派閥関係や外交問題に発展する」
シグルド「故に王子は女性に慣れておくのが好ましい」
ジグルド「宮中が円満ならば国も円満なのだ」
シグルド「よって女性を楽しませてこそ、王子だ」
トリス「なるほど、流石はシグルド殿。深慮ですね」ポロロン
ダレ「その深慮ってブリュンヒルデとグズルーンに通じてないンダルゥ!!」
アス「えうりゅあれ、も、たのしい?」
シグルド「セック●が楽しくない人間はいないぞ」
ダレ「 や め ろ !! 」
シグルド「…………?」
-
14 : 2016/11/21(月) 23:07:53.34 -
シグルド「セッ●スが楽しくないヤツは人の心がわからないと当方は考えるが」トリス「我が王もセ●クスが楽しい……(お風呂場参照)」
トリス「ああ……! 王が人間で私は嬉しい」ポロロン
ダレ「風魔っ! 風魔はドコ!! ツッコミ!!」
シグルド「戦争馬鹿はだいたい女体に興味がない傾向にある」
シグルド「そういう人間は国を滅ぼす。セッ●スで適度に野心を解消するべきだ」
トリス「なるほど。どこぞのライオンハートみたいな男はダメだと」
シグルド「王族たるもの息抜きもまた責務だ。心身ともにヌくのが一番だ」
ダレ「上手いこと言ったみたいな顔やめるンダルゥ!!」
シグルド「だいたい戦で敵の弱点を見つけ突くのも」
シグルド「セック●で女体の弱点を見つけ突くのも」
シグルド「同じようなものだ」キリッ
トリス「なるほど。考える●ックスですね」
ダレ「まず発言を考えるンダルゥ!」
シグルド「日常の中にこそ修行があるとベスト・キッドでジャッキーも言ってた」
ダレ「北欧の英雄がハリウッドに影響されてるんじゃねぇンダルゥ!!」
シグルド「グラムは我が父の剣から生まれて、なお切れ味が増したぞ?」
ダレ「出藍の誉れの先にセック●はねぇンダルゥ!!」
-
15 : 2016/11/21(月) 23:08:47.59 -
シグルド「当方はセ●クスが全ての源流にあると思うが?」トリス「ヤらなきゃ生まれてないですからね」
シグルド「セ●クスは気持ちいい。まずコレが先にあり、次に全身運動なので体も鍛えられる。一石二鳥だ」
トリス「スポーツですね、スポーツ」ポロロン
ダレ「女子大生みたいなこと言ってンジャネェンダルゥ!!」
ダレ「ホントの全身運動なスポーツに謝れンダルゥ!!」
シグルド「ブリュンヒルデとの朝焼けまで岩盤耐久密着汗だ●ックスは当方も死を覚悟して望まねばならなかった……」
トリス「ハードですね。無酸素運動ですね」ポロロン
シグルド「あとグズルーンは噛んでくる。裂けるぐらい噛んでくる」
トリス「噛みますか……そうですか……」ポロロン
ダレ「誰もお前の性生活など聞いてないンダルゥ!!」
アス「ぼく、たいりょくは、じしん、ある」
ダレ「 や め て っ !! 」
ダレ「不死隊! 不死隊!! アステリオスを別のところに連れてくンダルゥ!!」
トリス「ダレイオス王……」
トリス「流石に複数人との死姦を推奨するのはアブノーマルすぎるかと」ポロロン
トリス「あと語尾でキャラ付けとかあざといな流石ペルシャ王あざとい」ポロロン
ダレ「この鳥野郎ッ!!」
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16 : 2016/11/21(月) 23:10:13.02 -
■そのころ女神ステンノ「やってしまいましたわね私」
エウ「やってしまったわね私」
ステンノ「どういたしましょうか私」
エウ「流石に心が痛むわね私」
ステンノ「メドゥーサの大事にしていた自転車を壊してしまいましたわね私」
エウ「戦う力のない非力な女神である私達が壊せるとは思えなかったわ私」
ステンノ「カーボンなんとかでとても丈夫とかなんとか言っていましたのにね、あの駄妹」
エウ「それで、どうするの私。メドゥーサに謝るの?」
ステンノ「私、姉が妹に下げる頭を持っていると思っていて?」
エウ「そうね、そうよね。例え私達が悪かったとしても、姉は謝らないわよね、私」
ステンノ「ふ、ふふふ……動揺しすぎでしてよ私」
エウ「ところで私、思ったのだけど」
ステンノ「なぁに、私」
エウ「タイヤの方もパンクしているわよね、私」
ステンノ「よく気づきましたね私」
エウ「でも私、パンクぐらいは一人でも直せると聞いたことがあるわ」
ステンノ「そうなの? 私。でもそんな重労働は殿方の仕事ではなくて?」
エウ「その通りよ私。でもよく考えてみて私」
エウ「二箇所壊れているのを見てメドゥーサが嘆くのを見るより」
エウ「直った部分を見て安心した後、もう一箇所が壊れていたことに気づく方が」
エウ「絶望はより大きいんじゃないかしら? そう思わない、私?」
ステンノ「ふ…ふふ……よい考えだわ私」
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17 : 2016/11/21(月) 23:12:52.87 -
ステンノ「ではパンクを直すといたしましょうか、私」エウ「ええそうね私。パンクは穴の空いた場所にこのゴムのパッチを張ればいいそうよ」
ステンノ「あら、案外簡単ですのね私」
エウ「そうね。ところで穴はどこかしら私」
ステンノ「…………」ジー
エウ「…………」キョロキョロ
ステンノ「見つかりませんわね私」
エウ「見つからないわね私」
ステンノ「そもそもこんな固いタイヤに穴なんて空くのでしょうか私?」
エウ「……もしかしてこれではないかしら私!」バルブ
ステンノ「タイヤの内側に出っ張っている謎のパーツね。私」
エウ「見て私! このキャップを外したら穴が見えたわ!」シューシュー
ステンノ「それに空気が漏れる音がしていますわね私」
エウ「これは間違いなくパンク穴ね、私」
ステンノ「ここにゴムパッチを詰めればいのね私」グリグリ
エウ「修理完了ね。私。メドゥーサがいなくても私達でできるのね私」
ステンノ「当然ですわ。妹にできて姉にできないことなどありえませんわ、私」
エウ「大いに頷きたいところだけど、このタイヤ相変わらず凹んでいない? 私」
ステンノ「修理は完璧だった筈ですわ、私。きっと気の所為ね」
エウ「元からこんな感じだった気がしてきたわ。私の言うとおり気の所為だったのね」
ステンノ「一仕事終えた気分ですわね、私。偶にはこういうのも悪くありませんわ」
エウ「私達が二人でパンク修理したと聞いたら、メドゥーサもさぞかし驚くでしょうね!」
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18 : 2016/11/21(月) 23:14:24.38 -
■しゃかりきにペダル回した後はアイスクリーム!アイスクリーム!茨木「んな!」
茨木「わけ!」
茨木「あるかぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガッシャーン!!
茨木「このポンコツ姉共ッ!!」
エウ「な、なんですって!? よりにもよって私達をポンコツですって!?」
ステンノ「メドゥーサならともかく、私達がポンコツとは聞き捨てなりませんわ」
茨木「たわけ! これが! この惨状が!」
茨木「ポンコツでなければなんだというのじゃ!!」
自転車「シクシク…」
エリザ「ふっ……大人げないわよ茨木。この双子芸人には中々楽しませて貰ったじゃない」
ステンノ「ポンコツも芸人もそのままそっくりお返ししますわ、二人共」
茨木「いや返すのはドラ娘一人にしろ。コヤツも昔は同じ失敗をしていた」
エリザ「ちょっ、何バラしてんのよ!!」
エウ「漫才なら新喜劇でやってくれないかしら」
茨木「パンクの1つも直せない女が偉そうに」
-
19 : 2016/11/21(月) 23:16:40.86 -
エウ「まるで自分たちならできるとでも言うようね」エリザ「当然じゃない。私達はアイドルなのよッ!!」ドヤッ
茨木「吾はアイドルなどという浮ついたものになった覚えは全く無いが……」
ステンノ「体は浮いてるますのに?」
エウ「そもそもアイドルなら自転車に詳しくて当たり前みたいな言い方はおかしいでしょ」
ステンノ「あれじゃないかしら、私」
ステンノ「ペダル3000漕ぎでどこまでいけるか的な?」TOKIO
エリザ「違うわよッ!!」
エリザ「今のアイドル戦国時代、1つや2つ、語れる趣味がなくちゃアイドルは名乗れないのよ」ファサッ
ステンノ「その発想自体が売れない地下アイドルの発想なのではないかしら?」
エリザ「才能溢れる私はまたたくまに社会福祉法令を暗記したり、サバゲーを覚えたりしたわ!!」
エウ「溢れてるのは中の人の仕事じゃないの」
エリザ「自転車もその一貫なのよ!!」
茨木「吾はホントに趣味でつーりんぐをやっておるぞ」
茨木「走った方が速いが、それはそれ。あの奇っ怪な二輪の乗り物を漕ぐと歩くより楽にスピードが出る」
茨木「座りながら風を切る感覚は不思議なものよ」
-
20 : 2016/11/21(月) 23:18:26.57 -
エウ「お金のかからない趣味とか好きそうだものね、アナタ」茨木「自転車はお金がかかるわ!! >>1ってお値段二桁万円のチャリ漕いどるわ」
エリザ「初めてロード買った時にライトやペダルは別で買わなきゃいけない洗礼を受けるネタとか」
エリザ「あるある過ぎて……トラウマが蘇ったわ……財布が軽かったわ……」フッ…
ステンノ「見て、私。このドラ娘、尻尾で床にのの字を書き始めたわ」ゾクゾク
エウ「S心を擽る惨めな姿をしてるわ」
茨木「えい、凹んでいる暇があったらパンクを直してみよ。いいおさらいであろう」
エリザ「そうね……じゃあまずタイヤを外すわ。着けたままでも問題はないけど、横着せずに外した方が楽よ」ガチャ…
エリザ「……って、すでに外れてるじゃない」
エウ「え? それ私達が壊したんじゃなかったの!?」
茨木「骨折と関節外れるぐらいの違いがあるぞ。おそらく持ち主がメンテの途中だったのだろう」
ステンノ「ふっ……勘違いしてたなんて可愛らしいところもあるのね、私」
エウ「私っ!? 裏切ったわね、私ッ!! 絶対私も気づいてなかったわッ!」
-
21 : 2016/11/21(月) 23:19:41.86 -
エリザ「じゃまずチューブを外すわよー。リムとタイヤの間にタイヤレバーを二本差し込んで、テコの原理で……」グイッステリュアレ「「!?!」」
ステンノ「タイヤの中からタイヤが出てきたわ、私!?」
エウ「ええ、見たわ私。自転車は二輪じゃなくて四輪だったの?!」
エリザ「いや、これチューブだから。ここに空気が入ってるから」ピヨーンピヨーン
エリザ「タイヤってあくまでガワのゴムの部分で、チューブを守ってる部分だからね」
エリザ「このタイヤの中に小石のような異物が混じったり、上から強い衝撃を受けたりして」
エリザ「中のチューブが裂ける訳。パンクってそういうことよ」
ステンノ「……私、まさかあのエリザベート=バートリーが私達に講義をしているわ」ガクガク
エウ「ふふふ……同じ夢を見ているなんて、私達本当に姉妹ね、私」ガクガク
茨木「残念ながら現実……現実だ……ッ!」
-
22 : 2016/11/21(月) 23:21:32.61 -
エリザ「ゴムに空いた穴を目視するのは難しいから、チューブに空気を入れて、水につけるわ」チャポンエリザ「タイヤの表面から泡が出てきたら、そこに穴ができてる証拠よ。ほら見つかった。赤マーカーで目印つけておくわ」キュッキュ
エリザ「穴の部分をヤスリがけして、パッチを接着するときに接着剤(ゴム)の食いつきを良くするわ」ジョリジョリ
エリザ「ゴムの接着剤を塗って少し乾かした後、パッチを張って密着させる。これで補修は完成!」ペチン!
エリザ「もう一度水に浸けて漏れがないのを確認。タイヤの裏も異物がないか確認したら」スッスッ
エリザ「チューブがよじれないように気をつけながらタイヤの中に戻して完了よッ!!」クイクイ
エウ「このエリザベート、偽物だわ」
ステンノ「一体誰が化けているのかしら」
エリザ「ふ……ふふ……いける、いけるわね。もはや私は自転車マスターのアイドル!!」ドヤァ
茨木「パンク修理できるだけでマスター名乗れるなら世の中マスターだらけであろうが」
エリザ「なんていうの……成長? 成長を感じるわよね」
エリザ「ハロウィンの時の衣装はオジサマに作ってもらっていたし」
エリザ「ブレイブの時はいつの間にかあんな姿だったけど」
エリザ「今度は私一人でもこんなにできるんだわ!!」エヘン!
ステンノ「あと10歳若ければ微笑ましいセリフなのだけれど」
エリザ「ハロウィン、ブレイブに続く第三弾・エリザベート[バイク]の実装が楽しみだわッ!!」
茨木「排気ガス撒き散らす金時の後で、チャリ漕いでひき逃げアタックするのか」
エウ「チャリンコライダーとかウチの妹の方が先なんだけど。ドラ娘は順番待ちなさいよ。宝具強化みたいに」
-
23 : 2016/11/21(月) 23:22:23.88 -
■アルジュナ君はコミュ障です(少年サンディー連載)アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(アステリオスが去って二人っきりになってしまった)
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(……気まずい)
アルジュナ(な、なにか会話を……)
アルジュナ「あのっ」
ジーク「なぁ…」
アルジュナ「…………」
ジーク「すまない……発声のタイミングが被ってしまって本当にすまない」
ジーク「俺は単なる世間話を言うつもりだったので気にしないで欲しい」
ジーク「君の話を聞かせてくれ」
ジーク「俺のようなつまらない人間に語りかけるんだ」
ジーク「きっと重要なことなのだろう。もし助力が必要ならば力になろう」
ジーク「だから遠慮せずに言って欲しい」
アルジュナ「いや……その……」
アルジュナ(すっげぇ話にくいのですがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
アルジュナ(俺もだよ! その単なる世間話をするつもりだったんですよ!!)
-
24 : 2016/11/21(月) 23:24:14.49 -
アルジュナ「…………」アルジュナ「私が授かりの英雄だからといって、私自身が常に助力を求めているとは思わないでいただきたい」
ジーク「そうか……すまない。そういうつもりではなかったようだが、俺はどうも他人を傷つけてしまうようだ」
アルジュナ(助けてぇぇぇぇぇぇ!! クリシュナ、助けてェェェェェェ!!!)
アルジュナ「私は授からずともカルナを殺す自信があったのだ……」
アルジュナ(もうこのままいくしかない!! このまま話を逸して有耶無耶にする!!)
アルジュナ(クリシュナも会話のコツは連想ゲームだって言ってましたし!!)
ジーク「そうか」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(終わった!?!)
アルジュナ(クリシュナァァァァァァ!!! 会話途切れたぞクリシュナァァァァァァ!!!)
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(クリシュナァァァァ!! 沈黙が続いてるぞクリシュナァァァァァ!!!)
アルジュナ(どうしてこうなった!? そもそも俺は、私は、こんな、会話で苦労したことなど……)
アルジュナ(…………)
アルジュナ(……あれ? 考えてみればいつも相手側から話しかけられていたぞ?)
アルジュナ(俺から話しかける時も隣にいたクリシュナが話の切欠を作っていた……)
アルジュナ(……俺はコミュニケーションまで授かっていたというのかっ!?!!)
-
25 : 2016/11/21(月) 23:25:19.32 -
アルジュナ(否ッ!! 断じて否ッ!!)アルジュナ(その程度のこと、授からずとも俺ならできるはず!!)
アルジュナ(俺は、私は、アルジュナなのだからっ!!)
アルジュナ「おいっ!」
ジーク「ところで……」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(また被った……だと!?)
アルジュナ(だが、落ち着け、アルジュナ!!)
アルジュナ(ここは機先を制す!!)
アルジュナ「そちらからどうぞ」
アルジュナ(よし、これでいつものように受け身でコミュニケーションをとれる!!)
アルジュナ(自分からいくというミッションは攻略していないが、それはそれだ)
アルジュナ(戦場とは常に形態を変えるもの。臨機応変に対応しなくては!!)
ジーク「すまない……先程から尋常ではない汗をかいているようだが、もしや体調が悪いのか?」
アルジュナ(お前のせいだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!)
アルジュナ「……服が少々、厚いので」
ジーク「脱げばどうだ?」
アルジュナ「…………」ダラダラ
-
26 : 2016/11/21(月) 23:26:07.57 -
アルジュナ「……修行です」キリッジーク「修行?」
アルジュナ「カルナは太陽の力を使います。つまり熱です」
アルジュナ「彼に対抗するために、暑さに強くなる鍛錬を積んでいるのです」
ジーク「そうか」
アルジュナ「ええ、そうです」
ジーク「…………」
アルジュナ「…………」ダラダラ
アルジュナ(無理があるぅぅぅぅぅぅぅ!!!)
ジーク「…………」ジー…
アルジュナ(ほら、疑ってる……というか、コイツ阿呆だと思われてるぅぅぅ!!)
ジーク(インドの服は内側に太陽と同じ温度を生み出すのか……インドだしな……)
アルジュナ「わ、私を見るなっ!!」
ジーク「すまない……失礼だったな……」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(また沈黙!! どうしてこんなに会話が途切れるんだクリシュナァァァァァァ!!!)
-
27 : 2016/11/21(月) 23:27:33.35 -
ジーク「…………カルナは」アルジュナ「ひゃいっ!?」ビクッ!
ジーク「…………え?」
アルジュナ「…………どうかしましたか?」キリッ
ジーク「いや、今……」
アルジュナ「今?」キリッ
ジーク(聞き間違えか?)
アルジュナ「…………」ダラダラ
アルジュナ(なんという……これだけ嘘をとっさに重ねられる俺はやはり悪……!!)
アルジュナ(ドス黒い悪こそがこのアルジュナの本質なのだ!!)クッ…
ジーク「カルナは強い」
アルジュナ「……貴方は聖杯戦争でカルナと戦ったことがあったとか」
ジーク「ああ……何合も切り結んだ」
アルジュナ「私は弓矢なので強さがわからないとでも?」
ジーク「すまない……そういう意味で言ったのではないんだ」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ(俺の馬鹿ァァァァ!!! なぜ自分から会話を斬るような真似を!?)
アルジュナ(そこは意地をはるところではないだろう、アルジュナァァl!!)
-
28 : 2016/11/21(月) 23:28:51.47 -
ジーク(カルナの言うとおり気高い男だ。今もその眼は遠くを見据えている)ジーク(おそらく遠大な志を内に秘めているのだろう……)
ジーク「どうやら俺がここにいては邪魔になりそうだな」ウンウン
アルジュナ「え?」
ジーク「え?」
アルジュナ(遂に見切られたぞ!?! "こいつコミュ障だ"と気づかれたぞ!?)
アルジュナ(どうすればいいんだクリシュナァァァァ!!)
ジーク「すまない……俺は何か勘違いをしているのだろうか?」
ジーク「察しの悪い男で本当にすまない。親友にもよくそれを指摘されるんだ」
アルジュナ(むしろ察するな。これ以上俺の心を察するなっ!?)
アルジュナ「わ、私が……」
ジーク「私が?」
アルジュナ「私が全てを答えては貴方の為にならないでしょう」キリッ
ジーク「……!」
ジーク「流石だな、授かりの英雄アルジュナ。その千里眼は伊達ではないようだ」
アルジュナ「カ、カルナと渡り合った男がそう簡単に他人に謙らないでいただきたい」
アルジュナ「私も貴方の事を認めているのだから」
アルジュナ(なんか英霊の座で沢山友達作ってるし)
ジーク「そうか……ありがとう……」
アルジュナ「ええ……」ドキドキ
-
29 : 2016/11/21(月) 23:30:00.45 -
ジーク「…………」アルジュナ「…………」
ジーク「…………」
アルジュナ「…………」
アルジュナ(の、乗り切った……か?)
アルジュナ(し、しかしまた会話が途切れたぞ?! どうすればいい!?)
アルジュナ(クリシュナ! クリシュナはなぜ俺を助けないんだ!!)
アルジュナ(いつもいいタイミングで出てくるのに今日に限って!! アイツはぁ!!)
アルジュナ「……お」
ジーク「お?」
アルジュナ「お腹が好きましたね」
ジーク「そうだな、食事時だ」
アルジュナ(……いける!)
アルジュナ(このまま自然な流れで食事に誘い、そこから話題を繋ぐ……!)
アルジュナ(やれる、やれるぞ私! クリシュナがいなくとも俺はやれるのだ!)
ジーク「食事といえば……」
アルジュナ「は、はい」ドキドキ
電話 < PPP…
アルジュナ「!?」ビクゥ!
-
30 : 2016/11/21(月) 23:32:31.62 -
ジーク「すまない、俺に連絡だ」スッアルジュナ「そうですか」
ジーク「…………」スマホスッス
ジーク「カルナから連絡だ」
アルジュナ「カルナから?」
ジーク「実はこの後、カルナ達と食事の約束があるんだ」
アルジュナ「なん…だと……」
ジーク「(食事に誘おうとも考えたが……
ジーク(カルナを敵視しているこの男には返って失礼になるだろうな……)
ジーク「すまないが俺はここで失礼する。では」スタスタ
アルジュナ「え、ええ、ごきげんよう」
・
・
・アルジュナ「…………」
アルジュナ「…………」
アルジュナ「…………」
アルジュナ「おのれカルナァァァァァァァァァァァァァ!!!」ジダンダ!!
グレンデル「わかるぜ」ポン…
アルジュナ「やめろ、私を仲間を見る目で見るな! というかどこから湧いてきた!?!」
グレンデル「リア充は死ね!」
-
31 : 2016/11/21(月) 23:33:50.30 -
■友達だからトリス「……ところで」
シグルド「何か?」
トリス「お店の予約の時はやはりジークフリート名義で?」
ダレ「なにが"やはり"だ。他所の竜殺しに迷惑かけるのはやめるンダルゥ」
シグルド「いや……グラニ名義だ」
ダレ「馬ァァァァァァァ!!!! お前の親友ゥゥゥゥゥゥ!!」
トリス「わかります。私もランスロットで予約しますから」ウンウン
ダレ「鳥ィィィィィィ!!! お前、屑スタンンンン!!!」
トリス「ランスもガウェイン卿の名前使ってますからおあいこですよ」キラッ
ダレ「おあいこになってねぇぇえぇぇぇンダルゥゥゥ!!」
ダレ「太陽の騎士一人が貧乏くじ引いてるンダルゥゥゥゥ!!」
トリス「ちなみにランスは王妃にバレぬよう、家で使っている石鹸を持ち歩いて……」
ダレ「湖の騎士にも誘爆させんじゃねぇンダルゥゥ!!」
-
32 : 2016/11/21(月) 23:35:16.59 -
トリス「…………」シグルド「…………」
ダレ「…………」
シグルド「…………行くか」
トリス「……イきましょうか」キリッ
ダレ「猥談で性欲持て余してんじゃねぇンダルゥゥゥ!!」
シグルド「当方、不死隊の分も予約した」
不死隊「わーい」
トリス「流石シグルド殿……懐が深い……」ポロロン
ダレ「アタナトイ共、ゴチになってんじゃねぇ!!!!」
ジグルド「ところでダレイオス王はダレイオス3世の名前で予約すればいいのか?」
ダレ「イスカンダルゥゥゥ……で」
-
33 : 2016/11/21(月) 23:37:32.29 -
■オッサン3人と子供の正月風景
ソロモン「王子というのは所詮、王の子供でしかない」ポチポト
ソロモン「そんな不確かで、半端に不自由で半端に無責任な肩書きを」アト2マス…
ソロモン「無遠慮に賛歌する世の風習はモラトリアムも極まったという他ないな」アオマスダナ
ソロモン「馬鹿な、スリの銀次だと……!?」
エイリーク「ふっ……いくら知略を張り巡らせてもリアル運がなくてはな」
ソロモン「ぎゃははは……勝ち誇るじゃないか血斧王。背中の貧乏神がなければ様になってるものを!」
アス「あ、もくてきち、ついた」
ベオ「オイオイ、稚内でぐるぐるしてた俺の立場ねぇなぁ……」
エイリーク「ぐああ!? カニ漁場を売り飛ばされただと!?」ウルリンウルリン
ベオ「農林物件を軽視すっからだろ」
アス「しょくぶつ、すき」
エイリーク「しかしだなベオウルフ王。この血斧王が農林物件をシコシコ買い漁ると言うのも」
ソロモン「人は自分のみたいものを他人に被せて見る」
ソロモン「賢き王の子ならば賢かろうと、強き王の子ならば強かろうと」
ソロモン「愚かな王の子ならば賢くあって欲しいと、弱き王の子ならば強くあって欲しいと」
ソロモン「実に短絡的だ」
ソロモン「賢き王の子に強き者が生まれると、力は野蛮と捉えられ、その暴が厄をもたらせないかと怯える」
ソロモン「弱き王の子に賢き者が生まれても、人はその賢さに気づかず、惰弱の輩によって遂に国が滅びるかと嘆く」
ソロモン「理想の王子などは、父王の鏡でしかない。雷光の名を持つミノス王の子」
ソロモン「くだらん……実にくだらんだろう!」ポチッ
ベオ「あ、ソロモンてめぇ、そこにウンコ置くんじゃねえ!!」
-
34 : 2016/11/21(月) 23:39:05.92 -
エイリーク「父王か……結局オレは父のように国を統一することができなかった……」シミジミソロモン「だからそれがくだらんというのだ。父親の真似をしてどうする。父親の」ギリギリ
ベオ「愛憎篭ってんなぁ……お、特急カード」
ソロモン「だいたい王子とは父の栄光だけでなく影も受け継ぐものだ」
ソロモン「親のケツを拭うのは子の役割とかそれこそ糞食らえというものだ!!」ポチッ
ベオ「だからウンコばらまくなって言ってんだろ! どんだけ妨害してんだよ!!」
アス「ふっとびカード、つかう」
エイリーク「ちょ、待てよ!!」
ソロモン「当然私は千載一遇カードを持っている」フッ
ベオ「おいこら、北海道にオレと血斧王を残すんじゃねえ」
ソロモン「猿が! 排泄物の迷宮で永遠に貧乏神をなすりつけあうがいい!! ギャハハハハ!!」
アス「らびりんす……とじこめた、ちちうえ、ぼく……」
ベオ「つかよー、別に肩書きなんて後からついてくるもんじゃねーの。したいようにすりゃいいだろ」ポチポチ
エイリーク「お前はそうだろうな、お前は」
エイリーク「オレのように嫡男ではないし、オレたちのように兄弟を殺して王位を狙いもしなかった」
エイリーク「王子にして王弟、それがベオウルフの半生だ」
ソロモン「気楽な立場だな。なによりアステリオスのように、肉親に疎まれる事もなかった」
アス「…………」
-
35 : 2016/11/21(月) 23:40:13.66 -
ベオ「そりゃ俺は恵まれてるだろうがよ」ソロモン「別にそこの血斧王と違って私は僻んでなどいるものか」
ソロモン「しいていうなら、別にあの男の指名がなくとも」
ソロモン「イスラエルの王になる自信はあったと考えるぐらいか」
エイリーク「傲岸な物言いだが、貴様がいうとそうだろうとも思うな」ポチ
ベオ「だぁ!? お前ピッタリで俺のマスに停まんなよ!」
アス「ごーる、した」
ソロモン「プレイヤー順で貧乏神は血斧王の方だな」
エイリーク「ぶーっ!!」
ソロモン「まぁ、ベオウルフのいう事も真理だ」
ソロモン「痴人の悩みだ。王子であるために何をするべきか?などという命題は順序を間違えている」
ソロモン「この身はダビデの子ではなく、偉大なる魔術王ソロモンとしてここにいるのだからな」
ソロモン「問い直せ。アステリオス、貴様が王子とは何か?と悩んだ理由は何だ?」
アス「えうりゅあれや、みんなに、めいわくを、かけないように……」
ソロモン「違うな」
アス「え?」
-
36 : 2016/11/21(月) 23:43:08.72 -
ソロモン「動物の分限で他利愛など語るな」ソロモン「人間であっても怪物であっても、神ですら、皮一枚剥げば欲得に満ちた肉が渦巻いている」
ソロモン「友の苦痛がお前の不利益だから、お前は嫌ったのだ」
ベオ「メンドクセぇな、お前」
エイリーク(あっちいけカード……!!)
アス「ぼくのせいで、みんながいやなおもいをする、のが、ぼくは、たえられない……?」
ベオ「そう思えるやつは充分優しいぜ」
ソロモン「愚かな。貴様のそのイチジクほどの矮小な頭で考えた不利益など、事実に届くと思うか?」
ソロモン「貴様が間違っていようと、貴様の周りの人間が正してくれるだろう」
ソロモン「そのことを厭うような者であるならば、はじめからお前と友としないだろう」
アス「そろもん……」
ソロモン「こうやって英霊同士で煎餅を齧りながら桃鉄やるのに肩書きなどいるまい」
ソロモン「それがお前が欲しかったものではなかt……ベオウルフっ! ポテチ食べた手でコントローラーに触るな!!」
アス「そろもん、ありがとう。ぼく、たいせつなこと、みうしなってた」
ソロモン「全く、一々こうだ。私はいつも、いつまでも、こうして諭し、処さねばならん」
ソロモン「それがソロモンという男の有りy……また銀次だとぉぉぉ!?!!」
エイリーク「ソロモン王、お前の千里眼、曇ってないか?」
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37 : 2016/11/21(月) 23:43:58.38 -
_,, -−- ,,_
/\/´"''ー‐ '"~´ヽ/\
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lヽ 、,_{{ o= l
l \ {{ o=‐' / l そうだ良いこと思いついた
」r、 ) {{ o= / /
_, ‐'´r‐ヽ }iテi{ 二つ`'‐、_ フェイト・エクステラをアクタスでアニメ化しよう!
_, ‐'´ ‾)|| Z || 「 `'‐、_
_, ‐'´ ノ゛) || |o|| `'‐、_
rく /,ノ゛) || ! || )i
)i、ヽ /´ ノニ;┐ |O || /∧
// ヽ\ ! /´/{、{,__| || // ヽ‐ 、
〕\_\ヽ__j/ 八_/´r'゛ |O || /// / |
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納期さんが死ぬッ! |: | ‾ 、__ ‾‾ | |. l|
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|从.:.'へ_ヘ_l|.:.:.:.:.:.! |.:./.:.:.:.|
|.:}.:.:.:.:.||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ノⅥ.:.:.:.:.!
|.:|.:.:.:.:.||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ |.:.:.:.:.|
|.:|.:.:.:.:.||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |.:.:.:.:.|【まさかの6スレ目突入】
-
64 : 2016/12/04(日) 03:49:50.48 -
■摂氏25度以上であれば"温"泉エイリーク「アイスランドといえば温泉大国でな」
エミヤ「ほう、そうなのか」
ネロ「むむ、ローマを差し置いて温泉大国を名乗るとは!」
ネロ「だがそれはそれ、余も温泉大っ好きだ! 存分に語るがよいぞ」
エイリーク「語るがよいぞと言われてもな……俺はアイスランドの英霊ではないのだが」
エイリーク「とはいえ、先だっては座のアイスランドエリアに旅行にいってきたばかりだったりもする」
エイリーク「ご先世?であるシグルド様一家と一緒にな」
エイリーク「ちょうどエギルに招待されたこともあってな」
イリヤ「たしか狼男の血を引くアイスランドの戦士よね?」
ネロ「そなたとは因縁があったな」
エイリーク「うむ……まぁそれは後にして、中々良い旅行だった」
-
65 : 2016/12/04(日) 03:50:28.96 -
エイリーク「そういえば日本では温泉卵や温泉饅頭などを地熱を利用して作るが」エイリーク「アイスランドでは温泉パンを食べたぞ」
エミヤ「kwsk」
エイリーク「いや、温泉地の砂地の中はだいたい100度なので」
エイリーク「耐熱鍋にパン生地を入れて、砂の中に埋めて一日放置するとふっくら焼きあがるという」
エイリーク「ただそれだけの話だ」
エミヤ「条件的にライ麦パンかね」キラリ
エイリーク「よくわかるな。流石はコックのサーヴァント」
エミヤ「そういうレッテル張りは止めていただこう」
エイリーク「そうか。すまん」
ネロ「うむ、アチャ男は立派なバトラーのサーヴァントだからな!!」
エミヤ「ふっ」ドヤ
イリヤ「まぁシロウがそれでいいならいいけど」
-
66 : 2016/12/04(日) 03:51:39.91 -
エイリーク「そうそう、動画もあるぞ」スッ…スッエミヤ「意外とタブレットを使いこなしているな、この血斧王」
ネロ「アチャ男、必要に迫られると人はなんでも覚えるのだぞ」
ネロ「身内による束縛とか、束縛とか、束縛とか」
ネロ「なんとか監視の目を潜り抜けて独自の連絡網を作ろうと人は頑張るのだ」
エイリーク「ふっ……」トーイメ
ネロ「ふっ……」トーイメ
イリヤ「お兄ちゃんはその手のヤンデレとは関わりがなくてよかったね」ニッコリ
エミヤ「うん……? うん?」
エミヤ「イリヤ、昔、私を人形にs……」
モード「うぉお!? なんだそれ、カッケー!!」
-
67 : 2016/12/04(日) 03:52:05.58 -
エイリーク「そうそう、動画もあるぞ」スッ…スッエミヤ「意外とタブレットを使いこなしているな、この血斧王」
ネロ「アチャ男、必要に迫られると人はなんでも覚えるのだぞ」
ネロ「身内による束縛とか、束縛とか、束縛とか」
ネロ「なんとか監視の目を潜り抜けて独自の連絡網を作ろうと人は頑張るのだ」
エイリーク「ふっ……」トーイメ
ネロ「ふっ……」トーイメ
イリヤ「お兄ちゃんはその手のヤンデレとは関わりがなくてよかったね」ニッコリ
エミヤ「うん……? うん?」
エミヤ「イリヤ、昔、私を人形にs……」
モード「うぉお!? なんだそれ、カッケー!!」
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68 : 2016/12/04(日) 03:53:19.90 -
エイリーク「間欠泉の動画だな。7、8分に一度のペースで吹き上がっていた」イリヤ「モードレッド、外から帰ったら手洗いとうがいしなさいよ」
エミヤ「人形……」
モード「別にいーだろー、それぐらい」
イリヤ「は? モードレッド、貴方、そうやって手洗いうがいをしてないと」
イリヤ「妖怪ナイチンゲールが消毒しにくるわよ?」
モード「オレは叛逆の騎士だからな! 風邪菌に対して叛逆してやるぜー」ドタドタ
ネロ「見事な伯母っぷりだな、イリヤスフィール」ハハハ!
イリヤ「その言い方やめてよ」
エミヤ「人形……」
ライダー「知らなかったのですかアーチャー。姉とは常に理不尽なものであることを」ヌッ
-
69 : 2016/12/04(日) 03:54:03.92 -
■夏の風物詩イリヤ「やだー、ブリュンヒルデとグンヒルド返り血で真っ赤ぁ~」アハハハ
エイリーク「ふふふ……あの時は大変だったな」タブレットスッス
モード「いいなーアイスランド、オレも行きてぇー。間欠泉でサーフィンしてぇー」
ライダー「それをサーフィンとは言いません」
ネロ「この黒い霧はなんだ? ペイルライダーか?」
イリヤ「それ洒落にならないわよ」
エイリーク「ああ、それか。それはな……」
エイリーク「蚊だ」
ネロ「カ? 可? 歌……余、歌っていいのカ?」
エミヤ「当家は歌唱禁止だ」
モード「蚊って、アレか? モスキートか?」
エイリーク「ああ。これは血を吸わないユスリカという種だが」
モード「いやいやいやいやいや、おかしいだろ。これ全部、蚊?」
エミヤ「空が真っ黒になっているのだが……蝗害もビックリだな」
ライダー「蝗と蚊のサイズ差を考えると、何万匹いるのか想像もできませんよ」
エイリーク「確か400億匹ほどらしい」
イリヤ「キモッ!?!」ゾゾゾ…
-
70 : 2016/12/04(日) 03:55:03.85 -
エイリーク「風が少なく、水源が豊富な為、夏になると毎年大量に発生するらしい」モード「毎年なのかよ!?」
モード「うへぇ……」
ネロ「退治せぬのか? 如何に害のない種とはいえ、これでは景観を壊そう?」
エイリーク「この蚊を食べに魚や渡り鳥がやってくる以上、手をつけることはできん」
エミヤ「なるほど、生態系のバランスというわけか」
エミヤ「豊富な海資源や貴重な森林資源を支えているのだから安易に手を出すわけにはいかないな」
モード「やっぱ行かねぇ……アイスランドには絶対行かねぇ……」
イリヤ(冬に行けば関係ないじゃん……と思うけど、お兄ちゃんが何も言わないなら黙っておこう)
エミヤ(旅行にいくお金も休暇もないからな。何も気づかないでくれるとありがたい)ニコニコ
エミヤ「旅行には行けないが、近くに温泉ができたらしいぞ?」
ネロ「何? 温泉とな! それは是非ともいかねば! いちローマ皇帝として!」ガタッ
ライダー「私も噂を耳にしました。確か……」
ライダー「ほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴン」
イリヤ「ちょっとスパにあるまじき二文字が混じってる気がするんだけど!?」
エミヤ「ちょっとそのスパに壊れた幻想打ち込んでくる」
-
71 : 2016/12/04(日) 03:55:39.53 -
■子供の冬はモード「——って感じで、アイスランドは無しにしてもどっか旅行いきてぇなぁ」ブラブラ
アン「確かにもうすぐ冬休みですし、旅行に行くにはいいシーズンですわね」
コンラ「旅か……」
エリザ「ライブツアー! ライブツアーね!!」ウキウキ
清姫「安珍さまと婚前旅行……うふ…うふふふ……」
牛若「兄上と家族旅行……ふふ……ふふふ……」
アン「いっそ私達で出かけませんこと?」
アリス「駄目よ。ちゃんと保護者同伴にしなさい」
モード「いいややるね! このモードレッド、独りで旅行をしてみせるっ!!」バッ!
アン「冒険こそ海賊の本懐。邪魔をするなら親の農場だろうと焼き払う覚悟ですわ!」ドヤッ
清姫「…ふぅ」
牛若「…ふぅ」
-
72 : 2016/12/04(日) 03:56:05.46 -
アリス「もぅ……ケイローン先生も何か言って欲しいのだわ」ケイローン「いいですね、旅行」
アリス「えっ?」
ケイローン「計画を立てることは勉強になると思いますよ」
モード「そーだそーだ」
エリザ「ジャーマネ! ジャーマネの手腕の見せ所ね!!」
ケイローン「もっとも、学生である貴方達は冬休みの前に……」トントン
ケイローン「期末テストがありますけどね」
モード「」
エリザ「」
アン「」
ケイローン「テストの成績が悪かった子は冬休み返上で補修を受けてもらいます」ニッコリ
-
73 : 2016/12/04(日) 03:56:32.99 -
■剛よく柔を断つヴラド「で? 一部生徒が叛逆して学校に立て篭もっていると」
頼朝「胃が…」キリキリ
アマデウス「正面からはエリザベートの音波攻撃、裏門ではアンが狙撃してくる」
アマデウス「搦手からコンラの投石による側面攻撃と、予測不可能な牛若丸の遊撃部隊の出陣」
アマデウス「がっこうぐらし!ここに極まりって感じだね」
ダ・ヴィンチ「いやぁ、見事な陣地作成だね。私が建築したイモーラ要塞を思い出すよ」
ガウェ「学校の備品の損壊を気にしないのであれば私がゴリ押しで捕まえてくるのですが」
スカサハ「まぁ待て。生徒共の籠城の手腕っぷりを見るよい機会だ」
ダ・ヴィンチ「ケルト脳は置いておくとして。専門家としてはどう見る?」
カエサル「ふむ……それは私の舌鋒をもって開城させるとしたらという意味かな?」
カエサル「それとも工兵を持って包囲持久戦に勝つという意味だろうか」
カエサル「どちらにせよ攻城戦は内部の指揮を崩すのが要」
カエサル「心を折る戦いなのだよ」
ヴラド「それは守勢側もまた然りなのだがな……」
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74 : 2016/12/04(日) 03:56:59.20 -
頼朝「忍者、忍者に破壊工作をさせる」キリキリスカサハ「誰が対魔忍か」
アマデウス「いや普通に風魔君でしょ」
メフメト2世「船、船を山越えさせる」ヌッ
オデュッセウス「木馬、木馬を中に侵入させる」ヌッ
秀吉「城、城を一夜で目の前に立てる」ヌッ
ヴラド「攻城ジャンキー共が集まってきおった」
メフメト2世「げぇ、ワラキアの悪魔っ!?」ビクッ
ガウェ(心を折る……つまり私のガラディーンで学校を吹き飛ばせばよいのですね)スチャ
ダ・ヴィンチ「ねえちょっとガウェイン君。キミなに聖剣を構えているのかな?」
ガウェ「…………」ザッザッザッ
ダ・ヴィンチ「さっき言ったよね? 備品壊しちゃうからキミは何もしないでって」
ガウェ「…………」ザッザッザッ
オデュッセウス「ダメだコイツ、アイアスと同じ顔してるや」
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75 : 2016/12/04(日) 03:57:33.11 -
■僕にはアビシャグがいるから必要ないけどねby常勝王エミヤ「ふむ校舎全壊の為、しばらく休校のお知らせか……」
エミヤ「休校中の授業は冬休み中に登校して埋め合わせとな?」
ケイ「それでモードレッドは頭抱えて涙流しているのか。自業自得だな」
_
ロビン「おーい、言われたものってコレ?」つ( ゜)
‾
エミヤ「ああそれだ。やはり蔵にあったか」トリス「おや、一体それは何に使うものです?」
エミヤ「ああ、これはだね、こうして……」コポコポ
玄奘「ぎゃってぃ! 今日も今日とて英霊の集まるエミヤ邸で」ドタドタ…
玄奘「私が仏法を説きにきたよ!!」ガタン!
ケイ「見計らったようにおやつ時に来るな、高僧」
トリス「今日のおやつはドラ焼きですよ」ポロロン
玄奘「ハムハム……あれ? シロー、それ手に持ってるのって」
エミヤ「下の名前で呼ぶのは止めてくれないか?」
ロビン「コイツの使い方を知ってるのか。流石同郷」
エミヤ「キミもモードレッドと一緒に学校に通うかね? ロビンフッド」
トリス「まぁまぁお隣なのですから文化を共有してても不思議ではありません」
エミヤ「それはそうなのだがね。国によっては洒落にならない発言だよ」
玄奘「コホン!」
玄奘「まだ日も暮れない内から寝ちゃおうだなんて、そんな怠惰はお釈迦様は許しませんよ!!」
エミヤ「……? なんのことだね?」
-
76 : 2016/12/04(日) 03:58:18.29 -
玄奘「だってこれ枕でしょー! おやつ食べてお昼寝してなんてゴロゴロした生活!」玄奘「うらやま……駄目なんだからっ!!」ビシッ
トリス「ほう、これは枕だったのですか。随分硬そうですが……」
エミヤ「いや、これは……」
玄奘「へぇ、羅馬から西の枕はこれとは違うのね? これはね、こうやって……」
エミヤ「あ、おいっ!!」
玄奘「ぎゃっていっ!?!!」ピョーン!
玄奘「熱いッ!! なにこれ火焔山!?!」フーフー
ロビン「いやそりゃそうでしょ。だってコレ、中に熱湯が入ってるんだもの」
玄奘「熱湯!? なんで枕に熱湯なんて入れるの!?」
エミヤ「いやだから……これは枕ではないのだ」
玄奘「枕じゃない? 陶器製で穴の開いているコレが?」
玄奘「またまたぁ~。どう見ても邯鄲の夢に出てくる枕じゃない」
エミヤ「なるほど……それと勘違いしたか」
エミヤ「しかし流石は唐代一と言われた大僧・玄奘。道教にも詳しいのだな」
エミヤ「これは湯たんぽだ。中国にもあったと思うが」
玄奘「ん~……あ~そんなの流行ってたような、いなかったような……」
ケイ「湯たんぽの記述は唐時代から見受けられるそうだからニアミスだな。知らないのも無理はない」
トリス「流石ケイ卿、博学ですね」
-
77 : 2016/12/04(日) 03:59:22.33 -
エミヤ「中にお湯を入れ、布団を温めたり、足元において冷えないようにしたり、抱いて眠ったりする道具だ」エミヤ「最近はすっかり寒くなってきたからね」
エミヤ「こうしてタオル等を巻いて温度調整をするんだ」クルクル
ロビン「なるほど、こいつは温いな」ホカホカ
トリス「…………」スピー…
ケイ「こんな原始的なものを使わなくともコタツがあるだろう、コタツが」
玄奘「ダメダメ、コタツで寝ると風邪ひくんだからね!」
エミヤ「ああ……我が家にも一人……」
天井 < はっくしょん!!
ロビン「……まだ屋根裏に棲みついてんのかよ、アッシリアの女王様は」
ケイ「棲みついてる上に、いつの間にか持ち込んだコタツから一歩もでないぞ、あの毒婦」
トリス「…………」スピー…
玄奘「どうしてそんな風になっちゃったの……?」
エミヤ「どうしてだろうなぁ……」
ロビン(おたくが追い出さないからでしょ、この駄目家主)
ケイ「あと何故か知らんがカルナが差し入れにくる」
ロビン(ジナコってるから……)
エミヤ「最近のマイブームはトロピコだそうだ」
-
78 : 2016/12/04(日) 03:59:51.33 -
■屋根裏を見ると住み着きたくなりません……?清姫「ストーカー的に考えて」
パトラ「せめて蛇的に考えてとお言いなさい!」
エレナ「マハトマよね」ヌクヌク
セミ「我がトロピコだけやっていると思われるのは癪だぞ」
セミ「マリ◯メーカーもやってる」キリッ
パトラ「屋根裏でコタツムリになりながら何を言ってるんでしょうかね」
パトラ「女王としてこの生活態度を鑑みることはないのですか!」
セミ「本来の私はこんな感じの小娘だった気がするということでどうであろう」
セミ「そう、今の我はセミラミスリリィ……オンネスの元へ嫁いだ頃の私」
セミ「何も知らないうら若き清楚な乙女だった頃のセミラミスが」
セミ「そのまま成長したらというIFなのだ……ぶあっくしょん!! ティッシュテッシュ……」ガサゴソ
パトラ「清楚という言葉の意味を辞書で引いてから発言しなさい!」
エレナ「マハトマよね」ヌクヌク
清姫「私、少しお花を摘みに……」ゴソゴソ
エレナ「マハトマー」ヌクヌク
セミ「最後のファラオよ、ティッシュが空になったので新しいのとってくれ」ズズッ…
パトラ「自分でやりなさい」
-
79 : 2016/12/04(日) 04:00:25.81 -
セミ「我はこの空中庭園の主ゆえ、動けんのだ」パトラ「屋根裏部屋にあるコタツを城を言い張りますか……」
エレナ「マハトマだからね」ヌクヌク
セミ「実際空中にあるし、電気代もエミヤシロウ持ちだし、問題あるまい」
パトラ「大いにあるでしょうよ! 特に後者は女王として恥ずかしいと思わないのですか!」
セミ「何を言う。搾取こそ支配者の特権であろうに」
エレナ「それはちょっとマハトマじゃないかなー」ヌクヌク
セミ「ふん……クレオパトラよ、貴様はそのようだから自分の国を滅ぼし…へっくち」
エレナ「完全にマハトマよね。コタツで寝るから」
パトラ「さっきから貴女はどこのローマですk……セミラミスゥゥゥ!! コタツで鼻を拭いてはいけませんん!!」
セミ「一々小言が五月蝿いのぅ……」
パトラ「もはや女王とかそういうレベルではなくてよ! 貴方には女性として矜持がないの!?」
セミ「ふっ……女は男が見てないところでは女である必要がないのだ」
パトラ「貴女、同性に嫌われるタイプでしょう?」
エレナ「まは…とま……」ヌクヌク
パトラ「こっちはコタツに思考回路がやられているのですけどっ!?」
セミ「だがコタツから出ればどうなることか……見よ、その部屋の隅を」
パトラ「は?」
清姫「」チーン…
パトラ「ひっ!?」
-
80 : 2016/12/04(日) 04:00:52.50 -
セミ「変温動物である蛇がコタツの外に出れば寒さで冬眠するのは自明の理……」パトラ「」チーン…
セミ「おやまぁこの小娘気絶しておるぞ。年代的に我がコレを小娘というのはどうかとも思うが」
エレナ「マ」ヌクヌク
セミ「何かあるとすぐ気絶するのは如何なものか。ファミコンじゃないのだから」ペチペチ
パトラ「裂きイカで頬をペチペチするのは止めなさいッ!!」
セミ「イカ臭いのでペチペチされるのは良いのか?」
パトラ「突然のセクハラ!?」
セミ「んん? 念願の女子トークだぞ?」
パトラ「そういうのではありませんから! 」
パトラ「確かにそれも女性同士のあるあるトークですけれどもっ!」
パトラ「そういうのではなくて! もっと、こう、貴女だって歴史に名を残した美女なのですから!」
パトラ「もっとファッション的な! 華やかな感じの話題を!!」
セミ「そういえば昨日からパンツ変えてない」
パトラ「ダメだぁぁ!! この人、女子力にキノコ生えてるゥゥゥ!!」
セミ「マ◯オメーカーだけに」
パトラ「貴女の頭の中マメクリボーですか!?」
セミ「流石に脱ぐわ。痒いし」モゾモゾ
パトラ「お風呂入りなさいッ!!」
-
81 : 2016/12/04(日) 04:01:29.61 -
セミ「ん~……湯汲みするにはコタツから出なければならぬから……」パトラ「今の貴女はカメムシ以外の何者でもありませんね……」
セミ「あ……トイレも行きたくなってきた……」モゾモゾ
パトラ「そうです、それです。シャワーは我慢できても排泄行為は我慢できません!」
パトラ「結局コタツから出なければならないのですから、トイレのついでにシャワーを……」
セミ「ペットボトル、ペットボトル……」ゴソゴソ
パトラ「いや、催してるのに水分とってどうするのですか。ほら、早く出なさい」
セミ「ん……」モゾモゾ
パトラ「???」
パトラ「空のペットボトルをコタツの中に持ち込んでどうする気なのです?」
パトラ「それはコタツではなく資源ごみの袋の中に……」
セミ「……ふぅ」ジョロロロロ…
パトラ「えっ……」
セミ「我は時々、このペットボトルこそが聖杯なのではないかと思う」
パトラ「えっ?」
セミ「マジ便利」ポイッ
ボトル < 聖水入りだよ!
パトラ「」バタン!
パトラ「」チーン…
-
82 : 2016/12/04(日) 04:02:56.89 -
■アダムスブリッジラーマ「アッシリアの女王は実際にノコギリを持つより、ゲーム機を持って建築をするのが好きらしい」
山口「まぁ、アレだよね。同じ棟梁でも向こうはCAD使いっていうか。建築士?」
山口「鋸挽きは男のロマンだよね、ロマン」
ラーマ「余も日曜大工を嗜む者として、アッシリアの建築様式には興味があったのだがなぁ」
山口「石積みはリーダーの方が詳しいんだけどねー」
山口「はい、四方かま継手の出来上がり」
ラーマ「おぁ、見事なものだな」
松岡「俺も手伝ったかんね?」
山口「木槌で叩くところだけな?」
山口「っていうかやっぱ職人さんみたいにはいかないよね。結構隙間とか出ちゃってるし」
ラーマ「いや趣味でこれだけできれば十分だろう」
ラーマ「余もシータと森で暮らしていた折、自ら家を建てたが、実に粗末なものでな」
ラーマ「あの時の余にタツヤ程の技量があれば、シータに苦労をかけさせなかったものを……」
山口「いやー、離婚した身にはその話、キツいんですけど」
松岡「あにぃ、それ俺らもコメントに困るんだけど」
-
83 : 2016/12/04(日) 04:03:32.09 -
ナラ「しかしラーマ様の言うとおり、一介のアイドルがこれだけ大工仕事ができるのは立派ですね」シャリシャリ山口「とか言いながら直してるしw」
ラーマ「ナラは猿の身といえど、父は天界の工匠ヴシュヴァカルマン」
ラーマ「この者がランカー島へ続く橋を造ってくれなければ、余もシータを救うことが叶わなかったであろう」
ナラ「山口さんよかったらウチでちょっと修行していきません?」
山口「マジ? インド建築技術を学べるとかラッキーだね。松岡、ちょっと言ってくるから茂ちゃんのお守りお願いね」
松岡「あにぃインドになるなんてバンドじゃスティーブ・フォックス以来だよ」
山口「おめぇそれガンダーラ言いたいだけだろw」
松岡「あにぃがインドってことはもうTOKIOがインドってことだからね。俺もインドだよね。パープルだし」
ラーマ「いや、お主はなんかローマとかフランスの匂いがするぞ?」
ネロ「へっくち」
アストルフォ「へっくち」
-
84 : 2016/12/04(日) 04:04:02.93 -
■いい湯だなアハハンカポーーン…
: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|:
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: :|: :|: (゜Д゜,,) :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :| |:.:|: :|: :|: :| |:.:|: :|: :|: :| |:.:|:
: :|: :|: i|l!l!.:|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :| |:.:|: :|: :|: :| |:.:|: :|: :|: :| |:.:|:
── ililj! ─────── 、l: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|: :|:
~~ j!li|!~~~~~~ //|‾‾‾‾‾‾貞占‾‾‾‾‾貞占‾‾‾‾貞占‾
// / [:::O:::] [:::O:::] [:::O:::]
// /
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. // / ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
.__ // / ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
___/ / ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
__ :|./ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾清姫「ふぅ……目が覚めるようですわ……」
モード「実際寝てたからな。冬眠してたからな」
清姫「モードレッドさん、温泉に連れてきていただきありがとうございます」
モード「お礼ならメドゥーサの野郎に言えよ」
ライダー「この時期、蛇は辛いですからね。あとモードレッド、私は野郎ではありません」
フラン「アー…」ヌクヌク
-
85 : 2016/12/04(日) 04:04:28.72 -
ライダー「新しくできたスパだけあって綺麗な作りですね」モード「広いしなぁ」ソワソワ
清姫「ええ……それに何より……」
清姫「男湯に安珍様がおりますわ!!」キラン!!
フラン「?」
清姫「あの塀から立ち上る湯気に交じる匂いは間違いなく安珍様のものっ!!」ハァハァ
フラン「ヤー…」チラッ
ライダー「蛇は嗅覚が鋭いですから……」
ライダー「ちなみに蛇の舌にはヤコブソン器官という特有の器官があり」
ライダー「鼻だけでなく舌でも匂いを感じることができるのです」
清姫「ハァハァ……安珍様……安珍様があの塀一枚の向こうに……」チロチロ
フラン「ウー…」イヤナヨカンシカシナイ
-
86 : 2016/12/04(日) 04:05:19.76 -
■ほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴンのオーナーメデス「むろん私だ」
メデス「人類史上最高の学士であるこのアルキメデスがこの銭湯のオーナーである」
パラP「そう、銭湯……ここは銭湯であって温泉ではありません」
パラP「ただの水道水に副オーナーである錬金術師のこの私」
パラP「パラケルススが作った温泉の元を混ぜたもの」
パラP「それをアルキメデス氏のレンズによって温めた偽造された温泉なのです……」
メデス「オープン以来、誰もこの温泉が天然であると疑っていない」
パラP「ええ……良かれと思って普通の温泉よりよりリラクゼーション効果のあるものに仕上がってますから」
パラP「温泉偽称など細やかな嘘だと言えましょう。ええ……」
パラP「温泉だと思えばこそプラシーボ効果でさらに効能アップという事もあるのですから」
メデス「天然の温泉など既に解析も理解も済んでいる」
メデス「この程度を機構、作り上げるのは造作もないこと……」
-
87 : 2016/12/04(日) 04:05:48.04 -
パラP「流石ですねアルキさん」メデス「その喚び方は止めろ、副オーナー!!」クワッ
パラP「親しみを込めてみたのですが……残念です」
パラP「むろん、尊敬も込めていますとも。同じ人間を愛する化学者として」
メデス「その時点で認識違いなのだよ」
パラP「ふむ……ええ、確かに私などは化学のみに長じた単細胞生物」
パラP「貴方のように実地の建設まで行える稀代の学士と同列に語るなどと……失礼をば致しました」」
メデス「わかって言ってるのか、そうでないのか……まぁいい」
メデス「ふっ……今回は機能美だけでなく造形美にも多少拘ってみたのです」
メデス「別に万能の天才などと名乗る芸術家に対抗した訳でもないが」
メデス「この英霊の座においてほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴン以上のスパは存在しえない」ニヤッ
-
88 : 2016/12/04(日) 04:06:59.19 -
■エウレカヘブンⅠ清姫「こ、こ、こ、この壁にちょっと、ちょっとだけ穴を開ければ……」ハァハァ
清姫「安珍様の……安珍様の……ら、ら、裸体が……」ハァハァ
清姫「し、しかしそのような……そのような……ああ! はしたない!!」
清姫「覗きだなんてできません! できませんわ!」イヤイヤ
モード「ぷっはぁ!」ザバーン
ライダー「モードレッド、お湯に潜るのはマナー違反ですよ」
清姫「契りを交わす前に相手の裸を覗き見るなんて、そんな破廉恥な真似……」ブルンブルン
清姫「でも…しかし……何かの……そう、何かの事故で穴が開いて……」
清姫「偶々……そう偶々、生まれたままの安珍様をこの目に焼き付けてしまうことも」
清姫「あり得ないとは言い切れませんわ!! ええ、私が偶々壁に向かって吐いた炎が」
清姫「ちいぃぃぃさな穴を、壁に、開けてしまう……そこに一切の煩悩はなく」
清姫「むしろ! そうむしろ運命なのでは!?」
清姫「愛し合う男女を阻む壁が偶然によって貫かれるのは運命と言えましょう!!」
モード「堅いこというなよー。今オレ達以外誰もいないんだしよー」ザバザバ
ライダー「潜るだけならまだしも、泳ぎ始めたとあっては私も魔眼を開かざるを得ませんね」カッ!
モード「な、なにぃぃ!! 大人気ないぞぉぉぉ!!」ビクッン!
ライダー「大人だから子供を躾けるのです!!」
清姫「そ~っと……そ~っと、火力を絞って……」チロチロ
モード「うぐぐ……これぐらい……魔眼なんかに負けやしねぇ!!!」グググ…
-
89 : 2016/12/04(日) 04:07:26.02 -
ライダー「流石の対魔力ですね……フラン、手伝ってください」フラン「アー…」ザバザバ
モード「なっ、フラン、オレたちダチだろォ!!」
モード「くっそ、離せ、離しやがれ!!」ガシッ
清姫「お腹の中に火を溜めて、細く、長く、履き続けるように……」ボボボ
ライダー「モードレッドは血の気が大ぎますね……少々吸血しておきますか」ニヤッ
モード「それで大人しくなるわきゃないだろうが!!」ジタバタ
ライダー「ふふ……私の好みではありませんが、嫌がる相手を手篭めにするのは気持ちが高揚しますね」ジリジリ
フラン「エー…」ヒキッ
モード「くそったれ!! 魔力放出3倍だ!!」ボウッ!
ライダー「どこの界王拳ですか!?」
ライダー「このままでは温泉を壊しかねません、フラン、全力で抑えてください!!」
フラン「……」コクン
フラン「■■■■■ーーーーー!!!!」バリィバリィ!!
モード「おいちょっと待て、フランの全力って電k…」
ライダー「しまった!? こんな水場で放電なn…」
フラン「■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!」ビリリリリリリリ!!!
モード「あばばばばばばばばばば」ビリリリリリ!!
ライダー「おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」ビリリリリリリ!!
清姫「ひゃいいいいいいいいいいい!?!!」ビリビリビリビリ!!
清姫(あっ…)ボッ
清姫(貯めていた炎が全部外に……)ボアアァアアァ!!
-
90 : 2016/12/04(日) 04:07:54.28 -
パチパチ ,'
ゝ.;:_:_;:;:_:_;:;:_;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:||(:';:;:;:;: .::… . . .':::;:, .:.
ミゝ、___/\二`>、;:_:___',;:;:;:;:)); :_=—-……__ ..:.:λ:: ::'; ::,)、::.:;.:,:;.:
ゝミミミ / /\\ ‾7 \——};:;:;:/(;: :—三,ィ=‐–,,,..三三,kニ 人ノ从:.ソ)ノ ):.: .;,.'
彡彡/ /lll;lll;ll;\ \i\ ,' ノし': :ヽ;:;:;:-,-,-,-,-,-,-,-,-,n ィ' (ソヘ (::.:.:'.,; :. .
彡/ /ll;ll;ll;ll;ll;ll;ll;\ \ ((,イ: : :: :V);: ,',',',',',',',',',','7,','_ 人 て:;;':. パチパチ
/ /l;;l;l;l;l;l;,' ;l\ \ゝ: : : :(ノ};: \,',',',',',',','|,人)ヾ; 从 (::..
;/;;;;;;;;;;;;;;;(:';:;:;:;: ;;;;;;;;;\|ヽ: :: : : :: :/; ;',',','\,','_ノ _人 (,_ ソハ ,ゞ.:.
:_:_;:__',;:;:;:;:));:;:;:;:__;:;:_:;| ゝ;:;;::;从;ノ;:__:__ヾ从 (⌒ ゛ /⌒ (: :.
_;:;:_——};:;:;:/(;:;:;:;:—_;:;:_:_;:┴;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: _;:;:_:_;:;:_: . 火:.::ノ ):::…
_;:;:_:_;,' ノし': :ヽ;:;:;: :_;:;:_:_;:;:_:_;:;|; ||三三ミ|_;;:_;:;:_:_;人 .,;,., `ヘ/
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_;/_;:;;_;;:;;:;_/__:_;:;:_:_;:_|ミ_ ノ..{ { ._ノLノl ; l( ; ヾ.,_从
` ┴—┴——` 、从_ ゞ_人_
"゛"''`ー;、从_ノ(_.,;:.)ヘ )L从_;:,火,.;:ー'"゛⌒メデス「私のほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴンがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!?!!」
-
91 : 2016/12/04(日) 04:08:21.33 -
■幕間ⅠパラP「なんとか全焼で済んでよかったですね」
メデス「どこに良かった要素があるというのだ、ふぅ…ふぅ…」
メデス「いや、問題ない。修正可能な範囲だ。火災保険には入っていた」
メデス「そして今回の教訓を鑑みてより完璧な設計によって」
メデス「ほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴンは蘇った」
メデス「そう……どこに出しても恥ずかしい無秩序色欲まみれの最低英霊の存在すら計算に入れた」
メデス「万全を期したスパとなった。そういう事だ」
パラP「ええ……私の目からみてもこれは素晴らしいスパだと思います」
パラP「しかし……」
パラP「温泉を偽造する為の装置の維持費に加え、この改装費用……」
パラP「入浴料だけでは採算が取れないのでは?」
メデス「もっともな疑問だ。しかしその解は既に用意してある」
メデス「スパとは湯船に入ってそのまま帰る空間の事ではない」
メデス「足元を見た価格の風呂上がりの一杯、どこでも売ってる市販品に温泉のプリントをしただけの土産モノ」
パラP「なるほど、食料品や物販によって入浴料以外の収入を得え、赤字をペイするのですね」
メデス「話がはやくて助かるな、錬金術師」
メデス「人間は“ここでしか手に入らない”というフレーズに弱い。時間と土地に縛られた希少性が飢餓感を煽り」
メデス「購入意欲を煽る。単純な計算式だ。私もそれを利用することにしよう……」
メデス「この特売で購入した1個9.8円の卵を温泉で温めるだけで1個200円の温泉卵になる」
パラP「なんという暴利でしょう……しかしそれによってお客様が多幸感を得るのであれば」
パラP「私から言うことは何もありません。ええ、それがお客様の為ならば、私は沈黙しましょうとも」
メデス「お塩と醤油はタダで使わせてやるさ……」
-
92 : 2016/12/04(日) 04:08:58.39 -
■エウレカヘブンⅡエリザ「血じゃない普通のお風呂も偶にはいいものね~……」ストーン
アルテラ「お風呂はいい文明……」ストーン
荊軻「これで酒があれば尚良いのだが」ストーン
マタ・ハリ「あらいいわねぇ~。温泉に入りながら一杯……」タユーン
頼光「まぁここは露天ですから。絶景は酒代わりになりましょう」ドユーン
荊軻「いやいや絶景こそが酒の素晴らしい肴だけにな」
頼光「金時ー、金時ー、ちゃんとお御髪は一人で洗えてますかー」
頼光「はやり母と一緒に女風呂に入りませんかー」
男湯 < 洗えるに決まってんだろー!
男湯 < 大将ー、俺ァもう一人前の男なんだ。頼むからやめてくれー!
エリザ「そうよ、そうよ、何考えてるのよ! 男を女湯に入れようなんて!」
マタ・ハリ「あら~…私は構わないわよー。うふふ」
荊軻「金時の身体なら見苦しいということもないだろうしな。くっくっく」
エリザ「痴女だわ! 痴女がここにいるわ!!」
エリザ「ちょっと、向こうにいくわよ。ここに居たら痴女が伝染るわ!!」グイッ
アルテラ「んぁー」ホカホカ
頼光「痴女だなんて……私は母として……」
マタ・ハリ「ねー」
荊軻(やはり酒が欲しいな……)
-
93 : 2016/12/04(日) 04:09:30.54 -
マタ・ハリ「だいたい痴女だったら混浴の方に行ってるいわ」荊軻「うん? そうなのか?」
マタ・ハリ「女湯があるのにわざわざ混浴に行く必要はないでしょ?」
マタ・ハリ「あれはカップル専用ね」
頼光「金時、母と一緒に混浴風呂に生きませんかー」
金時 < 行 か ね ぇ !!
頼光 (´・ω・`)
・
・
・エリザ「まったく、恥じらいってものがないのかしら、あの連中」
アルテラ「ん? 何か浮かんでいるぞ」
エリザ「へ? 網……?」ザブザブ
エリザ「——の中に大量の卵? どういうこと?」
エリザ「誰かの忘れ物かしら?」
アルテラ「卵も温泉に入っているのか」
エリザ「なーにをメルヘンなこと言っ……いえ、案外そうかも知れないわね」
アルテラ「???」
-
94 : 2016/12/04(日) 04:10:08.65 -
エリザ「本で読んだんだけど、卵って親鳥が温めて、そこから雛が生まれるらしいわ」アルテラ「ああ、そうだな」
エリザ「この卵も温泉で温められている……つまり?」
アルテラ「雛が孵るのか? これ全部……?」
エリザ「そうとしか考えられないわ!」
エリザ「なんてこと……私、アイドルだけじゃなく探偵の才能まであったなんて!」
アルテラ「こんなに沢山の卵から雛が孵ったら大変だな」
アルテラ「網の中から逃げられないしな」
アルテラ「…………」
アルテラ「悪い文明だな」モギッ
エリザ「あ、いい事考えちゃった。ステージ演出で私の登場と共に鳥がバーって飛び立つの!」
エリザ「いけるわ! サイケデリックだわ! ヒッチコックだわ!!」
エリザ「私はヤノーシュ山の吟遊詩人! 白い翼に囲まれて、血染めにしながら歌を奏でるの!!」
-
95 : 2016/12/04(日) 04:11:16.02 -
エリザ「よしよし、じゃあここにある卵は全部私が頂いちゃうわね」エリザ「どうせ忘れ物なんだし、私が有効利用してあげる」モギッ
エリザ「ん、結構重たいわね」
アルテラ「問題ない。この方角なら、私の城の厩舎が見える」
アルテラ「あそこに向かって投げる。藁はいい文明。ふかふかだ」
アルテラ「その後はディートリヒに卵を温めさせる」
エリザ「アンタ、使える部下持ってるじゃない!」
アルテラ(ディートリヒで名前あってたか?)ムムム…
エリザ「じゃ、あそこまで投げるわよー!!」
アルテラ「フォトンエッグ・ティアドロップ!」ブン!!
エリザ「バートリ・エッグ・エルジェーベトォ!!」ブン!!
-
96 : 2016/12/04(日) 04:12:26.79 -
■幕間Ⅱメデス「このどこに出しても恥ずかしい最高最低の無能サーヴァントがああああああああ!!!」
パラP「目玉商品である温泉卵の紛失により今月は赤字ですね」パチパチ
メデス「ふう…ふぅ……何故だ、何故有精卵の知識を持っていて無精卵の知識がないのだ」
メデス「何故! 何故! 何故! 魚が切り身で海を泳いでいるかの如くの発想!」
メデス「一体どこまでゆとりなんだ! いや無知は想定内、計算の内だ」
メデス「行動、その行動が思考と結びつかない!! それぞれなら予測可能な言動が」
メデス「あの雑竜娘の脳症から発せられた不可解にして不愉快極まりない信号パルスは」
メデス「奇天烈に歪曲した神経系を通って、私の数式を破綻させる!」
パラP「アッティラが加わることで予測不可能領域は二乗に広がりますね」
メデス「普通は! 他者との接触によって行動は限定され、予測しやすくなるものだろうが!!」
メデス「ふぅ…ふぅ……いや、そうだ、その通りだ。そもそも私があの娘を出禁にすれば良かった」
メデス「その程度の理解、把握……アレ自身をトレースする事が不可能ならば!」
メデス「元より領域の外に出せばいいだけのこと! それを学んでいた筈だったのに」
メデス「私としたことがスパ新築による精神高揚で見落としていた。それだけの事……」
-
97 : 2016/12/04(日) 04:12:57.93 -
メデス「そう、そうだ……看板一枚で事足りるではないか、ふははははは」メデス「ドラ娘の入店お断り!!」
パラP「特定のお客を出禁にすると評判悪くなりませんかね」
メデス「問題ない。ドラ娘の測定不能っぷりは周知の事実。例えマトモな竜種の英霊がいようとも」
メデス「それを上回る愚か者がいるならば、世間も理解する。いや、理解せずとも構わない」
メデス「あの愚か者どもがもたらす被害を算出すれば、多少の悪評で被る被害よりも大きい」
メデス「これは損切りだ。パラケルスス、お前も魔術師ならば理解できる筈ッ!!」
パラP「そうですね……時に犠牲は必要です」
パラP「しかし問題を起こすのは常に子供。分別がつかないのも仕方ありませんが」
パラP「これからは子供の客には監視の使い魔を付けることに致しましょう」
パラP「損切りも大切ですが、リスクマネジメントも大切ですから」
メデス「ああ、そうだな。その両輪で。というか、なるべく子供ではなく大人の客を呼び込むように宣伝するべきか」
パラP「子供料金では儲かりませんからね……子供はもれなく親を連れてくるので軽視するのは経営上ベストとも言えませんが」
メデス「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に数式を用意するんだ。私のように」
パラP「はい、オーナー」
-
98 : 2016/12/04(日) 04:14:14.26 -
■エウレカヘブンⅢシータ「すみません店員さん、入浴料なんですが……」チョコン
パラP「代金は入り口の券売機から購入していただくシステムになっていますよ」
パラP「ほら、あちらに」
イーヴァル「お袋ォ!! 子供料金で入ろうとするンじゃねェ!!」
アスラウグ「女はいつまでも若く見られたいものなのよってアスラウグはアスラウグは乙女心を理解しない長男に呆れてみる」
イーヴァル「お祖母様も何かいってくれよ」
ブリュ「シグルド……私はこの自動販売機というものを知っています」
ブリュ「当たりが出たらもう一つ貰えるのです」
シグルド「そうなのか。ブリュンヒルデは博識である」
イーヴァル「夫婦揃って世間知らずかッ!! オーディン設計ミスってンだろォ!!?」」
シータ「はい、それはわかるのですが……」
シータ「男性、女性、子供、それぞれの値段が書かれたスイッチがあります」
シータ「しかし鷲の入浴料を書いたボタンがないのです」
パラP「鷲?」
-
99 : 2016/12/04(日) 04:15:00.78 -
ジャターユ「シータ様、それは違います。私は禿鷲です」シータ「そうでしたね。ところでジャターユは男湯と女湯と混浴のいずれに」
ジャターユ「はっはっは。このジャターユ、禿鷲の身であることをいいことに女湯に入るようなスケベ爺ではございませんぞ」
ジャターユ「それにもしシータ様と御一緒に湯汲みなどしたら、ラーマ様に殺されてしまいましょう」
パラP「……入らないという選択肢はないのですか?」
シータ「え? まさかこの温泉、鳥類禁止でしたか!?」
パラP「ドラゴンは出禁になったばかりですが……」
パラP「ふむ。確かにオーナーは鳥類禁止令は出していません。ならばどうぞ男性料金でお入りください」
ジャターユ「おお、ありがたや、ありがたや」
シータ「ラーヴァナから私を救い出そうとして負った傷を温泉で存分に癒してください」
ジャターユ「兄も湯治につれてくればよかったですかのぅ……」
パラP(いい鶏がらスープがとれそうですね……)
-
100 : 2016/12/04(日) 04:15:32.67 -
・
・
・パラP「……という感じでしたね」
メデス「なぜ鳥が温泉に入るのを止めなかった……ッ!?」
パラP「???」キョトン
パラP「いい鶏ガラスープがとれますのに?」
メデス「拘るな!?」
メデス「くっ……心底頭痛がする。錬金術師など計算しやすい類の筈であったのに」
パラP「それは情報不足でしたね。そう、情報不足はいけません」
パラP「ちゃんとデータを集めずに思い込みだけで行動すると」
パラP「人の死を積み重ねて天使でも生まれるのかなー?なんて勘違いをしたりします」
メデス「そうか、つまり貴様は天然なのだな」
パラP「…………いえ」
パラP「私は化学調味料も肯定しますよ?」
メデス「スープから離れろと言ったろうがぁぁぁぁ!!」
-
101 : 2016/12/04(日) 04:17:09.59 -
パラP「はい、大学士アルキメデス……貴方の人類史上最高の頭脳の中に」パラP「私の新たな情報——魚介スープも嫌いではない」
パラP「という事をインプットしていただけると幸いです」
パラP「あと麺はバリカタで」
メデス「誰がラーメンを注文したというのだぁぁ!!!」
パラP「スパにフードコートはつきものですから」
パラP「ご覧ください、オーナー」
ライダー「まさか貴方がパズルボ◯ルをここまでやりこんでるとは思いませんでした」カチャカチャ
カルナ「付き合いでな。俺のような面白味にかける男には、延々と繰り返される作業ゲーがお似合いだ」カチャカチャ
エレナ「へえ面白いじゃない。私もパ◯ルボブルのエレナちゃんと呼ばれた女よ! ライダー次私ね」
エジソン「ふむ、作業ゲーとな。私の耐久EXの出番かね?」
ドゥルヨーダナ「なぁなぁ落ちゲーよか格ゲーしようぜ、格ゲー」
秀吉「パズ◯ボブルは落ちてないのでは?」
壁|アルジュナ(また友人を増やしているだと……カルナめっ!!)
壁|壁|グレンデル(孤独が望みと言いながらライバルのリア充っぷり嫉妬する……最高だぜアルジュナァァ)
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102 : 2016/12/04(日) 04:18:35.51 -
アイフェ「コンラ、スカサハのヤツはどうしたんだい? 先に女湯から出ていった筈だけど」ホカホカ
アイフェ「あの女、相変わらず烏の行水なんだから……」
コンラ「師匠ならもう二刻はマッサージ機に座りっぱなしです」パチン
コンラ「あ、父上それ二歩です」
ランサー「歳寄りは温泉きたらお湯よかマッサージ機に座ってる時間が長えもんだろ」
< ゲイボルク・オルタナティブ!!
ランサー「ぎゃー!?!」
アイフェ(コイツ、息子に負けそうになったんで盤ひっくり返すためにスカサハを挑発したな……)
イーヴァル「クソ親父ィィ!! 杖ついてる相手に全力で卓球してンじゃねェェェ!!」ゼェゼェ
ラグナル「はっはっはっは!」
アスラウグ「それにしてもお父様とお母様遅いわねってアスラウグはアスラウグは」
アスラウグ「卓球で汗を掻いた夫と息子にもう一回温泉に入ってくることをすすめます」
イーヴァル「それな」
シグルド「……もう少し長湯するべきだったか」
アスラウグ「あ、お父様、お母様」
ラグナル「いや気にしないでください。どうせ家帰ったらアスラウグと一戦交えるんで、どのみち汗だくです!」
イーヴァル「もォいっぺン蛇に噛まれて死ンでくれねェ親父」
ブリュ「それじゃあお家に帰りましょう」
アスラウグ「はーい」
アスラウグ「あ、お母様、混浴ってどんな感じでした? 女湯とは違う作りだった?」
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103 : 2016/12/04(日) 04:21:10.88 -
パラP「——と、このように我々の温泉郷は大変繁盛しています」
メデス「ああ……まぁ当然ではあるが」
メデス「不確定要素である竜種の入店を禁じた以上、全ては私の手のひら」
メデス「どのような客がこようと既に事象は予測済みだ。あとは確認という名の観測のみ」
メデス「例えば北欧はオーディンが作りし最終決戦兵器であるシグルドなど」
メデス「計算が容易な個体と好例と言えるでしょう」
メデス「そう、もはやこのほかほか殺戮機構カコ~ントロ~ン・エウレカゴンに不備はなく不明もない」
メデス「均整のとれた計算式は自律的に稼働する機関に等しい」
メデス「私のスパは健全に運行され、評判を産み、利益を算出しつづける」
メデス「ふふ……実に下らない。下らないな」
メデス「人間性の存在しない数列を積み上げた式の結果が、効率化した社会性の檻とは」
メデス「完成した数式が現実に応用されたとき、私は虚無感を覚えずには…
鈴鹿「ちょっと番頭さん、混浴ありえなんですけどー!!!」バン!!
鈴鹿「明らかにザー●ンらしき白濁が鬼浮いてるんですけどーーー!!」クワー!!
田村麻呂「いいから隠せ」スッ
メデス「ああ゛ああぁ゛ぁああ゛ぁああ゛ぁ!!!!!!」
パラP(オーディン最高傑作の精液ゲットとは魔術師冥利につきますね)
メデス「あの竜を殺すしか脳の無い予言をコロッと無視する脳髄スカスカの氷猿サーヴァントがぁぁぁぁぁぁ!!!!」
-
292 : 2016/12/30(金) 01:03:11.49 ID:fw5PMvNUo -
,,r===、,,イ‾ ヽ
/: : : : : l: : : : : : : :\
/: : : : : : : : : ヘ: : : : : : :::ヽ
./: : : : : : :l: : /^ヘ::\: : ::、: : :ハ
/: : : : : /::j|::/`´ \::\: :ヘ: : ::i
/: : l: : :/::/|/ ,,>-\:ヘ: : l
i: : :|: :/ノ─- ´ ,ィ=-<. \i:
ソロモン王、貴方はそうおっしゃいますけど ∨: |::l _,ィ=-、 ヒツ/ }:j〉:|
どんな下品な歌でも歌えるだけマシじゃないですか .\|∧ く ヒリ .|/: ::|
i::ヽハ ヽ_ j: l: : i
580プロにはまだ自分の楽曲を持ってない魔神柱が .|: : :∧ l´ __) /: : l: : l
沢山いるんですよ。統括局としてこれは見過ごせません |: : : : \ ‾ /_: : ::|: : :i
.|: : : : : : :>t -‐__ノlV \:|: : :ハ
持ち歌がなくて何がアイドルですか!! 貴方は社長として |: : : : : :/ |:|:|:|:|:|:|:|:|:ノ 〉: : :::ハ
この現状に思うことはないのですか!? (杉田ボイス) |: : : :: / nト、_:|:|:|:|:ノ|ヘ /‾‾ ー、
/"´‾ ヽ/ |: :|:|:|:|:|:|:|| ∨ / ヽ
/ヽ |::|:|:|:|:|:|:|:l / i
i \ i::|:|:|:|:|:|:|:〉 / i
l ヽ ヽ:|:|:|:|:|:/ | |///////////////////{ }/∧
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k/////////>-:':´: : : : : : : : : : : : : :ゝ、
ゝ>- —:':´: : : : : : : : : : :/: : : : :: : |: : ト-‐'´
イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : ノ: : : : : : : :i、: :`:、
i: : : :/: : : : :ノ: : : : : : : :_/:_:/_/: :ノ__!: : : リ
!: : :/ : : /: : : : : : イ´ /_ ` ´丿: : |
| : : : : /: _: : : : ト: / < frト iチ|:r'´ソ
マ: : : : :/Y iー: :∧:ヽ ` 、ト、
Y : : : i ゞ ヽ{ ヾ _ヽ いやぁ、まあ。別に、何も?
ノ: : : : :ゝ、 /
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ソ/////////∧ ヽ ゝ Y/////ヽ
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299 : 2016/12/30(金) 01:11:24.68 -
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二二二二二二二 . ,r '.:.:.:.:.:::.:;:;;;;:;:;:::.:.:.:;;;`ヽ、
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二二二二二二,〃 .:.:.:.:;:;;ノトト、、、.:.:.:.:.:::::::::;:;:`、;:;ヾ
ノソソ.:.:.:,ィシハ;;;:;;:`、゛、.:.:.:.::::::::::::;:;゛;;:;;;i
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`ハ、 / ´~ リ;!ヘ 〉;;シ′
━━━── `1! ! .::. ,.イイi′‐‐ ‐
━━━── ル, `" ` 斤;:;l:;;リ
゛、 r==- /^リハ;;;;j_
三三三圭」 ヽ ‾` /,,'、-‐''":.:L_
,.ィ入 ___ , イ/ .:.::::::/;;:;.¨`ー-、、、_
二二! .,r==''ニニニ/.:.:.::/^`y'⌒ハ r''¨"ヽ.:/.:;:;;:;:;::::::::::::::::.:..:二ニヽ
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二二!,/.::::|.:.:::::::::/.:;1.:.:;;;:;i/ リ /.:;;;;| /.:.:.::‐‐- 、、_ _ ,,/ `, / , ′
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,ィ{ ノノノノi )) ノノノノ人i) /\ 从ノ ) .}イヾ}==〈 { ヽ)
///ノノゞ=イ.ゞ' 乂ゝ===、イ/ \ .∨ __`〈=======〉´
>ノ i:::{(::{ i}乂、\ニ/`"フノ人i ',ヽイニニ、 マ マ
// ノ、:::、ヾ.i| ノ ''´、,,_彡ノ.i i‖ニニニ, 〕ニニニ,
{ { / / `"''' i} ソ./ /ー=ニイi .i i}ニニニニ.、───ゝ
ヽヽ_{ .{ .ヽイ,i /ゝイ {乂乂 _,,i}ニイ=、イミi}┬┬
イ。,,.ヽヽ ヽ∨/ _/≧s彡./ニi {ニニ、iニ}.} .{i }
∧ゝゝ,_イ`''i<_ィ.、__,,,。≧´.///i /=.、', .ヾニニノ} Y Y
ノ ヽフ } ミY彡' {///, ム乂i}ニニ,..ヾノ| |<ニ}
/ .ノ ノ マYマ}__,, ヽ//).{ニニニ>ノi}⊂.| |)ノニ'
イ / ./>''´\、ゞ,, イ`''<,,__ ヾ' 乂ニi ./ニニ∨}__.|ニイ_ _
./ / /ヽ //'/ i"´ i..、 ヽ,、 {ニゝ}i, ヾ,,{ニ/ニニニニ<ゝノ==' -
315 : 2016/12/30(金) 01:26:41.78 -
_ ___ _
. /` r y‐‐y'´:.:.:.:.:.`:.:.<‐ォ ハ
乂_У:.:,ィ1:.:.:、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:\_ノ
`/:.:/:.:λ:.:.:.\:.:.:.\:.:.:.:.:\ ソロモン君に必要だったのは
/:.:.:i:.:/ ヽ:.:、:.:.:.、:.:.:.:.ト、:.:.「 「なんとも思わないのか?」という同意を求める問いではなく
ム:.l:.:l:.:l \ヾ:lヾl/、:.:j:.:.:.リ 「頑張って」という願いだった……?
. └ⅥY ○ ` ○ V`Y
ゝ.l ,l.ノ
}\. `ー^ー’ /{
. ‾}≧ニニ≦ニ´
. ハ /´V:.:.:.:.:.:.V-ヽ
|ー:l /-,/i:.:.:.:.:.:.:∧ニ.i
{ーヘx'⌒i |:.:.:.:.:.:.:.:∧_)_ _
/ `ヽ
/ / /≧zyェ≦、 ハ
j ' | __ __| | l 嫌ですよ、その「ごめんなさい」じゃなく「助けて」と
| | |ニ≦三≧ニ| | | 桜が言えば慎二は桜の為に戦ったとかいうIFみたいな話
| | l三ニ=ニ三l | |
| | l‾ ‾l | |
| | |ト △ イ l |
| | | T=r=T | | |
| | | / ,__ 、 ヽ| |
| | |' }__ rw!ム |
| | | j三三三マl ム!
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331 : 2016/12/30(金) 21:20:20.29 -
フラウロスの「もうこんなに悲しいのは沢山だ!見たくねぇ!」の叫びは好きやで
ただレフメン時のツンがひねくれすぎてたしかし>>292「別に何も?」が腹立つww魔神柱謀反不回避感ある
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333 : 2016/12/31(土) 00:14:04.91 -
_,………….,,_
,..<:.:.≧7ミ=:.`:.:.、
//:.:,:.:.:.:.|:.:゛:.:.:.:.:.:.:、:.:ヽ
/;.:/:.:.:/:./:.i:.:.:i:.:.、:.:、:.、:i:.:.i:.:,
/;.:/:.:./:!:.:|:.:|:.:.:.!:.:.i:.:.:!:.:i:!:.:.!:.:
/:/:.:.:i:.:!:.:.i:.:.、:i:.:!:.:.i:.:_z=:!:.:i:.:.|
.i:.i:!:i:!:.:i"ー-ミ、–'‐,"二 7;.リ:,!:!
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|:.:i:`ヾヽ _ _, 'ァ'´:!:|:.| ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
|:.:!:.:.!:.:.i>。 ‾ ィ、!:.|:.|:.|:.|
.i:.:i:.:.:!:.:!:仆、`¨´,.レ:1、!:.!:.!:,i その昔、某RPGで「こいつ変態しやがった」と
,!:.、–イニニヽ-ハニニ7≦f‾ヽ 言われたガープさんに、こんな男前な印象を
./.「ヾニtニニ/f¨ヾヘニアニ/;|. ', 抱く日がくるとは思わなかった。
./ !ニ、ニヽニハ‐イ:|:i:!イニアニi. i
./ 、!ニヾミリi.|.!:::!il|ll!レ'ニニ|: ,! ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
/ ,:リニニニ!.!|::::|.|.|.!ニニ=ム !
/ //ニニニ/リi::::::!l.l.i.';ニニニム :!
/ /:.:;'ニニニニi i i!::::::!! !.i i;ニニニ} :|
/ /!:.!:.!:!ニニニニi | i!:::::::! l.リ,!;ニニニリ .|
./ \/ i:.:|:.!:乂ニニニメ|::::::::!`'<二ニイ !
. 〈 ヽ .|:.:!:|:.|:.:.!¨マ≦ニi.l!:::::::::!|.!|ニニ/ |
ヾ ヽ .!:.:!:|:.|i.:.!:.iヘニニ|.!::::::::::|!i.!ニ={:| !
. \ ヽ!:.:!:.!:.!!:.|:.i〈`ー- |:::::::::::|i.|二イム! |
. \. \:.!:.i|:.:i:.i/ヾ≧i:::::::::::::!.|ニニ=! ',
\. ,_ヘ┘/ニニニi:::::::::::::::!|ニニニヽ .i/: : : ,ィ"´: : : : : : : : ∧: : : : : : : \
./: : : :/ : : : :|: : : l: : :/ `、 : : : i : : : ゝ ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
|: : : : |: : : : ,j: : :∧: :{ |: ト、: |: : : : :ヘ
|: : : : |: : : : :|\:「`\! .j厶j∧: : : : ハ! 一方で長セリフ貰えたガープさんとクロケルに比べると
|: : : : :\{\jィfテ卞 f气x jハ: :ノi やや割りを食ってしまった印象があるサブナックさん。
∨: : /^ゝ 〈 仗ソ 込 〉i : : : i; 本来七章担当なのに出番なかった。……哀しい(ポロロン
〉: : i〈^ `´ , ¨´ /: : : : }!
/: : : \ r— 、 jイ: : : : ∧ ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
./: : : : : : :Y:゛⌒\ 、 / /⌒ヽ : : : i
I: : : : : : : 〈: :^:j : :\`ー‐' ,ィ: :/^: : : }: : : |
\ _,r'"~ヾ: :,ィ : : : :',¬㏍: : i ~゛''=-′:
<^\ \: : : : /┐〈 ‐┐:` : : : : : : /
>≪__,。イ` `¨¨´ } 丶┤、:_:_:__:_∧
‾ ⊆二二ニ⊇㌻¨≪__〉 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ノ . '゜ 〈_刈 ヾ\ \i‐┐
—— ,≠.::/ /}.:.:.}:}!~^゛Y冖i: }|\ ゞo\ サブナックは蒼白の馬に跨り
\/ 〈⌒一' /.:.:.:}:}.:.:.:.:,I:::.:.:!:|L№`。 \rヘ、 獅子の頭を持つという
,ィ-‐一'r—一'.:.:.:.:.:L」.:.:.:.:.:.:.:.:L」.:.:.:l _〉 \_K、 ザ☆戦争神ってビジュアルの御方。
,ィ r—一'.:.:.:.:.:.:.:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::.:.:.:.:/ > 廴\ 72柱が元ネタになってる作品では
〈__≪=._\.:.:.::::::::,,ィ・"´‾‾‾:≧s。/≧'\ _,ィ'"~ト、_> 比較的出番が多めな気がする。
‾⌒ レ''゛´‾_,r'冖‾└==–ゝ 〈 1 名前もカッコいいしね。
孑y冖' i / /
フ i / , ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
,\ / ,′ / /
.., , \ / ., / /
.., , , , ,~゛'' .、 j { / ′ -
335 : 2016/12/31(土) 00:16:06.00 -
、 /::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
__/::/::::::::/:::::::::::::::::::::::/:::/:::::::::: /:::::::::::::::::;:::::::::::::::::::.
:::l:/::::::::/:::::::::::::/:::::/:::、 ∨:::::/:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::.
:::::|::::::: |::::::::::::/:::,:´/:/ ヽ∨/:::::::::::::::::::ハ::::{:::::::::::::: {
:::::|::::::: |::::::::::// /イ /:::::::::::::::::::/_!:::l::::::::l:::::::l
:::::|::::::: |:::::::/ ,.ィニ=,、 /イ::::,::::::/::/´ !::;':::::::::}::::::l
:::∧::::: |!:::::{ {i ム心´ ,::::/:::/::/ }/!::::::/:::::::;
:::{ Ⅵ::!∨:| {て刈 /:イ:::/イィチヽ / }::::/:::::::/
::::, Ⅵ Ⅵ 弋z(ソ /:イ /刈 }! /:;イ:::::::::/ ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
:::/ィ-r, {zソ イ:/ |:::::::/
:{/:::::::}}\ _ 、 ,ィ::/ ,:::/ 同じ72柱の一人・グレモリーの騎乗獣だった事があり
::ゞ_:/ノ 、 /レ `丶、_ ,'´ /イ 爵位が上になった今でも、彼女を慕っているマジワンコ。
::::::/ \ 、 ∨ /}! もしマルコシアスを怒らせたなら、グレモリーに
– ' \ゝ__ノ_,.. イ_j{ 仲裁を頼めばいいとまで言われる。どこまでもワンコ。
| /:::::`‾‾ i `´
i /、::::::::::::::::::::| 「自信」や「自画自賛」を司る悪魔でもある。
、_ i! { ヽ、_r‐ '´‾`ヽ、 ソロモンに天使に戻りたいとか泣いちゃう癖に(ボソッ
/∧ ∨! ,
∨∧‾ヽ /´Ⅵ , 魔神柱戦では兵装舎に属し、最後は生存放棄を選択。
ヽ/ハ、 //! }
\/\____,/// l ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
\//////_/ ヽ l
`‾‾´ \{\
{', ∧ : ∨/
{: ', _,: : ∨/
{: : ',、丶` : ',: :',ミ、
',: : :'〈ー(※)ノ:,: : :,::::\
∧ /::::::Y:::::::::', j:::::::::::::',
.::::::V:::::::(0)::::::::::} {:::::::::::::::,
この子、えぇわぁ…… i::::::|{:::tぅ:::|:::::tぅノ__」__::::::::::::
なんやとっても弄り甲斐がありそうやあらへん? |::::::| \L::L ィf少)|:::::::::::::::|
|::::小^f少 , |:::::::::::::::|
同じ72柱のオセよりも玩具にしたいわぁ…… |::::::{ハ v) !:::::::::::::ノ
|::::::{:::分. ‘ ィ|:::::::∧{
八::::::〉ハハ〕iT爪(i:リハ:/
__ V'´‾ ア厂⌒寸\⌒\
_ ─┴= ミx、 _ ′ { /i:〈 寸i} \ 、
乂ーrヘ──= ノ 「く{ ,〈i:i:i:i:i:i:', ヽ ノi∧ v }
t─\_ー ⌒入 ∧ \{ノi:i:i:i:i:i:i:} : {:i:i:i∧ v
‾ ⌒\⌒`)⌒`く⌒ ∧ .乂i:i:i:i:/ i 乂i:i:i:} {
/^ v/ \ } { 「:i ' }i「 } ∧
/ ,′ } { 〉〉 ノノ ,j { ',
' / } V:/ {:{ {| { ,
{ / j {i:{ ji:{ {| { ,
{ V / ji:j {i:{ {| { ,
{/ ′ /_ノ {i:{ {| { ', -
347 : 2016/12/31(土) 20:43:18.84 -
__
,ィ⌒ヽ: ヽ
〈j /: :/
. ,: ィ: ,イー–
,/: :_:_'_:_:_:_: : : : :\ ,..'´ i
,イ: ,ィ=====ヾ: : :ヽ /
,イ孑゜: : : : : : : : : : : : : ゜。: :\ / !
|:/: : : /: /|: : |ヽ: :ト、:i: : :|: : | ' j l ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
|j: : : /!: |: : | }: :i Ⅵ: : |: : | ,ィ |
|: | : 」 L」└ ┘ヽ┘ |: : j: : | / i ただ一人、ウヴァルは"らしく"ない
|: :ゝイ〈^沁 ,イ⌒ |: /、/ / ,' という印象を受ける。
|: /: :ト. ゝ' , j/ノ:l / /
|ハ: :i:ヽ r ⌒j イ: : :!∠^ヽ / 序列47。ヒトコブラクダの姿の魔神。
|/: : :\ ヽ 一'/ |: : f′ ヘ / エジプト語を話すが、堪能ではなく
/,ィ–x__ニコ ‐' ‾i 〉 時々間違えるらしい(かわいい)
, -一': / ヽ__ L_.. |.人 /
/‾: /: _ノ | _」 ..У┐/ 司るのは「博愛」
/: : : :/: : :| ゝ、 ∧ゝ、::Ж:丿' 女性や敵対する人との関係を取り持つ。
_j: : / : : : :j, ヘ <ホ;フ〔 ハ._〕ヽ これだけだと割りと72柱には多い能力
/: :У : : : / \ _ jヘフ 〉 だが、ウヴァルが呼び起こすのは
/: :/ : : : / /^ヽ / 情欲ではなく友愛なのがオンリーワン。
,': : :/ : : : / , イ: : : : ∧ / 「まずは友達から」という訳でもないが
{ : 人: :/ , イ: : : : : : : :∧ .:: :. / ;i ちゃんとお互いを尊重し合える関係の
Y: : ,イ ,ィ´: : : : : : : : : /: ∧ . : : :::. | ,イ:L_ 果てに結びつく事を良しとする。
|: : : ', 、: : : : : : : : : : :丿ヘ . : :: j!‐一': : : :⌒ヽ この人ホントに悪魔なんでしょうか?
|: : :,イヽ '.: : : : : : : : :/ ゜' |: : : : : : : : : : : \
,イ: : : :j: :\ \: : : : / |: : : : ,ィ ‾‾‾ しかし、一度仲人をした以上は
/:/i: /: /: :\ ヽ、_r‐ xヘーァ }: :/: | くっつけた二人が別れるのは絶対に
.j/ ∠イ:_:ノ: : : : : ヽ /^ヽ」‐┘^⌒ヘ__, イ__r‐': : ′:丿 認めないという執念深さもあり
|: : lゝ、: : : : : ゝ、,ヘ\) _______j: : : : :/ その辺がクロケルと同調した理由か?
\i ‾ヽ: :|/.:.:.:.:`┘ニ__〕〕_○」__}}」‐‐一'
f卩=x==x.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,ィ≪ ≫」 ちなみにマルコシアス同様
〈,」イ{ { 『 ゛==='≪ ≫"´.:.:.:.! グレモリーの乗り物であったという。
/,イ//| ト斗======'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/ / // i| |ヾ i.:.:.:.:.:.:.:ヘ<,,…:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|,, ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
〈 〈//≠i| l,_,| l.………{.………………,〉
ゝ、イ i ||| l | l""""""i、^"""""""""""
{ { | |.| l .j | | `_ l
| l .| |ヽ二」 | ‘, -
360 : 2017/01/13(金) 01:07:42.32 -
ランサー「で? 集められたはいいが何するんだ?」アルジュナ「…………」
アーサー「ここはボウリング場だし、ボウリングするんじゃないかな?」
エミヤ「新年……ボウリング……まさか……」ブツブツ
ジェロ「みな、新年明けましておめでとう。本日の進行役を務めるジェロニモだ」
エミヤ「いや、真面目な彼が司会ということはそんな事は……」ブツブツ
ランサー「お前さっきから何ブツブツしているんだ?」キョトン
アーサー「お正月特番というには男四人で華が足りないんじゃないかと私は思うな」
アルジュナ(静かに新年を過ごしたい……)
ジェロ「今回四人にしてもらうゲームはコレだ」
【英語禁止ボウリング】
エミヤ「」脱兎ッ!
ランサー「おい、何逃げてんだテメー!!」
アーサー「あ、インディアンの精霊に捕まった」
-
361 : 2017/01/13(金) 01:09:57.56 -
アルジュナ(ボウリング……十本のピンをボールで倒す競技か……)ルールブックヨミヨミエミヤ「は、離せ……!」ジタバタ
アーサー「もしかして新年早々怪我人が出るような企画なのかな?」
ランサー「おう、そりゃ悪くないねぇ!」
ジェロ「いや、危険なことは一切ない楽しいゲームだ」
エミヤ「直接的にはね! だがこのゲームの収録後が私は恐ろしい!!」
ジェロ「ただしゲーム中、一切の英語は禁止だ。あの侵略者どもの言葉を1フレーズ使う度に」
ジェロ「罰として聖晶石1コをボックスの中に寄付してもらう」
ジェロ「ただしゲームに勝利したチームはお年玉としてボックスの中身を総取りだ」
アルジュナ「成程。要はゲームに負けなければ良いのですね」
ランサー「いやそれじゃあ番組が面白くねーから、なるべく英語使わないように気をつけろよ……」
アーサー「私とランサーはイギリス人だから他の二人より難易度が高いな」
ランサー「アイルランドだブッ殺すぞこの野郎」
ジェロ「英語判定はあちらの忍者が行う」
小太郎「どうも」
ランサー「風魔ッ!」
アーサー「風魔ッ!」
ジェロ「風魔ッ!」
小太郎「その合いの手やめてくれません、ホント」
アルジュナ「ふ…っ!?!」(←出損じた)
-
362 : 2017/01/13(金) 01:12:47.31 -
ジェロ「それから特別ルールとして、ランダムに登場するピンクピンを倒すか」ジェロ「一投でピン全てを倒すストライク、あるいは二投目でピン全てを倒すスペア」
ジェロ「この3つのいずれかを成し遂げたものには、御褒美として」
ジェロ「こちらのカーテンから登場する美女にキスを貰える」
アーサー「ほう!」ガタッ
ランサー「あー、そういうアレか。いいんじゃねえの」
アルジュナ「コッチからおさわりは無しなのですか?」
エミヤ「既婚者だろう、キミたちは!!」
ランサー「細けぇこと言うなよ」
エミヤ「座で放送されているんだぞ、これは!」
アーサー「騎士として歓待を受けないのは礼を失するから仕方ないね」ホクホク
アルジュナ「私は授かりの英雄なので」
エミヤ「ぐっ……多数決では私の分が悪い。最低だな民主主義!」
ジェロ「少数を切り捨ててきた正義の味方の発言とは思えないな」
エミヤ「正月早々憂鬱にさせてくれるな、抵抗者!」
-
364 : 2017/01/13(金) 01:18:59.30 -
アーサー「始まる前に英語を沢山言っておこうかな?」アーサー「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐあ ふぉまるはうと んがあ・ぐあ なふるたぐん いあ!」
ランサー「それ英語じゃねぇーから!」
アーサー「愛歌がよく口にしてたんだが……」
ランサー「しっかりしろブリテンの王様よぅ」
ジェロ「それではゲームスタートだ」
【カーン!】
アーサー「では先攻は私たちの"チーム"からだね」
【チーン!】
アーサー「あ」
アルジュナ「……まぁ私の石でないからいいですけど」
ランサー「はぇぇよww」ゲラゲラ
アーサー「む? そうは言うけど"ランサー"、意外とこの"ゲーム"難しいよ?」
【チーン!】【チーン!】
アーサー「ああああ!!!」ガッテム!!
エミヤ「ポンコツか……(呆れ」
-
365 : 2017/01/13(金) 01:20:56.90 -
アーサー「あ、ちょっと待って、今の"アーチャー"の発言、ポンコツって英語じゃないか!」【チーン!】
アーサー「ああああああ!!!!」
ランサー「ポンコツは日本語だろ。カタカナなら全部英語って訳じゃねーんだぞ?」
エミヤ「うむ。ポンコツの語源は一説には"ハンマー"で自動車を解体するときの音と言われているな」
【チーン!】
エミヤ「あ」
アルジュナ「語源は一説ですが、ポンコツは二人ですね」
ランサー「なにその一本なら人参的な発言」
エミヤ「ぐぅ……私としたことが」
アーサー「気を取り直して……ゲー…試合に挑むとしよう」
アーサー「はっ!」ブン!!
ガコン!
アーサー「やった、8本倒したぞ!」グッ
アルジュナ「左右の2本残すとか嫌がらせですか」
ランサー「つうか力入れすぎだろ。"ボール"はちゃんと"レーン"の上を滑らせろよ」
【チーン!】【チーン!】
ランサー「がぁっ!」
エミヤ「ふっふっふ……」ニヤニヤ
ランサー「味方の"ミス"を喜んでんじゃねぇよ!」
【チーン!】
ランサー「あー!!」
アルジュナ(どうやら英語を口にした後が一番危険なようですね。冷静な判断ができなくなる)フム…
-
366 : 2017/01/13(金) 01:27:13.03 -
アルジュナ「しかしあの左右の的をどうやれば一つの玉で倒せるのか」エミヤ「基本的には片方に玉を当て、弾き飛んだ的をもう片方に当てるという方法だな」
アルジュナ「……なるほど」
アルジュナ「では!」シュッ
コロコロ…ガコン!
ランサー「"ガター"じゃねかw」
【チーン!】
ランサー「あ」
アルジュナ「ふっ……試合に負けて勝負に勝つとはこの事です」ファサッ
アーサー「いやどうだろう?」
エミヤ「しかし競技を経験している私が一番最初に投げるべきだったな」キュッ
ランサー「アー…弓兵、お前、まさかそれは"マイ""ボール"だと!?」
【チーン!】【チーン!】
ランサー「払えばいんだろ! 払えばぁ!!」ガサゴソ
エミヤ「玉だけでないぞ。靴も手袋も全て自前だ。まぁ全て投影によるバッタものだがね!」ドヤァ!
エミヤ「ふっ…だが道具だけに目を奪われず、私の"フォーム"を見て勉強してくれたまえ!」
【チーン!!】
エミヤ「なんでさ」
ランサー「自業自得だろうが」
-
367 : 2017/01/13(金) 01:29:24.72 -
エミヤ「むう…」シュッカコーン!
エミヤ「しまった。一本残ってしまった! 精神が乱れたせいか……!」
ランサー「へいへい、美味しいとこいただきってね!」シュッ
カコーン!
ランサー「おっしゃ"スペア"!!」
【チーン!】
エミヤ「"ランサー"、貴様やりこんでるな!?」
【チーン!!】
アーサー「ううん……向こうは経験者が二人か。厳しいな」
アルジュナ「ん? 合わせて10本ということは……」
ジェロ「御褒美タイムだ」
アーサー「司会は英語喋れてズルいなぁ」
エミヤ「釣られないようにしたほうがいいぞ」
ジェロ「それでは美女の登場だ」
シャーー…
マタ・ハリ「はぁい」
エミヤ「 知 っ て た 」
-
368 : 2017/01/13(金) 01:31:18.23 -
アーサー「いやちょっと待って。彼女は"フランス"の"スパイ"だよね?」ガタッアーサー「それがどうして"チャイナ"服を着ているのかな!?」
【チーン!】【チーン!】【チーン!】
ランサー「やだ…この王様興奮しすぎ……」ヒキッ
ジェロ「あ、言い忘れていたが美女はコスプレでキスをしてくれる」
アーサー「"コス""プレ"だって!!」クワッ
【チーン!】【チーン!】
マタ・ハリ「私はネクロマンサー、いいキョンシーの素体を探しているの」シャーマンキング
マタ・ハリ「あら? ここに立派な身体をした男の人が」ユビ ツツー
アーサー「思うんだけど太腿をあれだけ露出する服を考えた中国人って天才なんじゃないかな」
エミヤ「君の国の人間だよ、"ズボン"を取っ払ったのは……」
【チーン!!】
マタ・ハリ「それじゃあ御札を額にえーい」ペタ
ランサー「お、おう……?」
-
369 : 2017/01/13(金) 01:31:51.80 -
マタ・ハリ「あら? 上手く動かないわね。あ、そうだった」マタ・ハリ「スイッチ・オン」チュ
ランサー(なんだこのプレイ……)ガバッ
マタ・ハリ「きゃーw」
エミヤ「おいこら、キョンシー"ポーズ"で彼女に抱きつくな!」ペシッ
【チーン!!】
ランサー「いやこういうこったろうが、この店は」マガオ
エミヤ「店じゃない!」
アルジュナ(なるほど。そうやって遊ぶのか……)
アーサー「さあ、次いこう! 次!」
アーサー「僕は"ストライク"を出すよ! 騎士王の名にかけてね!」キラキラ
【チーン!!】
ジェロ「——しかしアーサー王は6本のみ。続くアルジュナもスペアならず」
ジェロ「続くクーフーリンは惜しくも9本。エミヤもスペアならず」
-
370 : 2017/01/13(金) 01:36:21.47 -
ジェロ「そして迎えた3ターン目」アーサー「あれは!!」ガタッ!
アルジュナ「遂に来ましたね"ピンク""ピン"が」
【チーン!】【チーン!】
アルジュナ「……くっ」
アーサー「右端か……よーし……」
アルジュナ(外せ…外せ……)
アーサー「はっ!」シュッ
ガタン!
アーサー「"ガター"!!」ガクッ
【チーン!】
アルジュナ「よしっ!!」グッ!
ランサー「仲間割れしてんじゃねーか」
エミヤ「綺麗な"ガッツ""ポーズ"だな。Gacktと見紛うほどの」
【チーン!】【チーン!】
エミヤ「うぐぅ……」
ランサー「"ボックス"の石の山がどんどん高くなってくな」
【チーン!】
ランサー「あ、やべっ」
-
371 : 2017/01/13(金) 01:39:57.29 -
アルジュナ「パーシュ…パタァァァァァ!!」ブン!!カコーン!!
ジェロ「ストライクー」
ランサー「桃色的の意味ねぇ~」
アーサー「少し大人気ないんじゃないかな、アルジュナ!!」
ランサー「おまいう」
アルジュナ「ふー」ヌリヌリ
ランサー「なに"リップ""クリーム"塗ってんだよ! ガチか!!」
【チーン!】【チーン!】
ジェロ「御褒美ターイム」
シャアアーー
武蔵「ちっ…美少年じゃないのか」
ランサー「あの姉ちゃん開幕舌打ちしたぞ」
エミヤ(誰だ……?)
アルジュナ「ふむ……日本の剣道の"コス""プレ"ですか」
【チーン!】【チーン!】
武蔵(私の時代にはないんだけどねー。この防具と竹刀)
武蔵(ま、いいや。食い扶持ぐらい稼がないと。ロケ弁でうどんも出るっていうし!)
-
372 : 2017/01/13(金) 01:42:33.92 -
武蔵「せんぱーい、稽古お願いしまーす」ニコッアルジュナ「先輩だと!?」クワッ
エミヤ「部活"プレイ"か! しかも先輩後輩だと!」キッ
【チーン!】
ランサー「いや弓兵、お前、間桐の嬢ちゃん……いやなんでもねえ……」
武蔵「はい、じゃあコレ(竹刀)持って」
武蔵「やああ!!」ビッ
アルジュナ「これは立ち稽古ですか? 彼女の竹刀を受ければいいので?」カンカン
武蔵「きぇい!!」ガン!!
アルジュナ(体当たり。女性の身でなんというパワー……)グッ
武蔵「えい!」チュッ
アルジュナ「なん…だと……」
武蔵「あ、勢い余って接吻しちゃった。ごめんなさい、先輩」テヘペロ
ランサー「いや一端止まってたろ」
アーサー「そういうツッコミは野暮だよ」
武蔵「事故だからノーカンね、ノーカン!!」
アルジュナ「え、ええ……」
武蔵「だってやっぱり最初は先輩からして欲しいし……(上目遣い)」チラ
アルジュナ「ぐはっ!」
エミヤ(意外と演技派)
ランサー(誰だよ脚本書いたの)
小太郎(私です)
-
373 : 2017/01/13(金) 01:43:00.85 -
ジェロ「はい終了」武蔵「おつかれっしたー」スタッ
アルジュナ「え?」
ランサー「切り替え早ェ」
アルジュナ「待ちなさい、延長という"システム"があると聞いたのですが」ハイ!
【チーン!】
エミヤ「ないよ」
ジェロ「さて後攻、赤青コンビ」
ランサー「お、連続で桃色あるじゃねえか。俺の番まで残しとけよ」
エミヤ「いい性格しているよ、君は」シュッ
カコーン!!
ジェロ「別に全て倒してしまっても構わないのだろうと言わんばかりのストライク」
ランサー「テメェの玉には誇りが欠けている」
エミヤ「ほっとけ」
アーサー「なんということだ……僕だけ"キス"して貰ってない!」
【チーン!】
アーサー「これでは円卓の騎士たちに顔向けができないよ」
エミヤ「色んな意味でな」
-
374 : 2017/01/13(金) 01:43:41.57 -
ジェロ「それではエミヤの御褒美に……カーテンオープン!」シャアア…
ローマ「ローマッ!!!」ムキィィ!!
ランサー「男じゃねえか!!」
エミヤ「やはりかぁぁぁぁぁ!!!」
小太郎「風魔忍軍、エミヤ殿を確保!」
エミヤ「俺はこんなことの為に! こんな"キス"をする為に英雄になった訳じゃないッ!!」ジタバタ
【チーン!】
ローマ「愛しき仔よ……私(ローマ)のヴェーゼを求めるか……」ザッ…ザッ…
ローマ「良い……ローマに惹かれるのは仕方なきこと」
エミヤ「誤解だ神祖ッ!」ジタバタ
ローマ「お正月(ローマ)であれば私(ローマ)の唇(ローマ)も」ムキッ!
ローマ「多いに振る舞うとしよう。ローマッ!!」ガバッ
ブチュウウウウウウウゥゥゥゥ!!
エミヤ「——ッ!!!!!!!!」
ランサー「身長190の大男二人の口づけとか放送大丈夫か、これ」
エミヤ「」ビクン!ビクン!
ローマ「ではさらばだ。また会おう。ローマ!!」シャー…
アーサー「戻っていったね、ローマの神祖……」
ランサー「なんでオファー受けたんだよ、アレ」
-
375 : 2017/01/13(金) 01:44:20.00 -
ジェロ「では次はアルジュナ・アーサーチーム」アルジュナ「彼は私達の時も出てくるんですかね……」
アーサー「ええ!?」
アルジュナ(迂闊にピンクピンを倒せませんね)
アルジュナ「はっ……!」シュッ
カコーン!!
ジェロ「ストラーイク!」
アルジュナ「あっ」
アーサー「アルジュナ……君の犠牲は忘れない」ニコッ
ジェロ「カーテンオープン」
シャァァー…
エレナ「マハトマ!!」ビシッ
ランサー「普通に女子じゃねえか」
アーサー「チキショォォォォ!!!!!」
アルジュナ「また授かってしまったか……」フッ
-
376 : 2017/01/13(金) 01:44:48.85 -
ランサー「んで今度の格好はなんだ? "エプロン"? "コック"……いや、"パティシェ"か?」【チーン!】【チーン!】【チーン!】
ランサー「待てや! パティシエはフランス語だろうが!!」
小太郎「あっ」
ジェロ「しっかりしろ、風魔」
アーサー「がっかりだよ、風魔」
エミヤ「この程度かね、風魔」
小太郎「どうしてこんなに僕に辛辣なんですかね!?」
小太郎「忍者だから!? 侍じゃないのがいけないのか!!」
エレナ「最近の風魔の質の低下も困りモノよね……」
小太郎「貴女が風魔の何を知ってるんだ露西亜系亜米利加人!」
アルジュナ「忍者弄りで私の時間を奪わないでくれるか!」
ランサー「風魔!」
エミヤ「風魔!」
アーサー「風魔!」
アルジュナ「ワザとか!」
-
377 : 2017/01/13(金) 01:45:15.92 -
エレナ「ハイハイ始めるわよー」アルジュナ「雑ゥ!!」
アーサー「というか君こういうの出るんだね」
エレナ「金欠でねー」プシュー
アルジュナ「なっ!? 私の乳首に"ホイップ""クリーム"が!?」
【チーン!】【チーン!】
エレナ「あ、ごめんなさい」ガザゴソ
アルジュナ「いえ、このぐらいなら……」フキフキ
エレナ「え?」
アルジュナ「え?」
ランサー「あーあ、お前これ、嬢ちゃんが"ハンカチ"で拭く"パターン"だろ」
【チーン!】【チーン!】
エミヤ「ネタ潰しだな」
アルジュナ「…………!!」ハッ
アルジュナ「お、お待ちなさい! 乳首は2つある!!」
アルジュナ「さあ、私のもう一つの乳首に生"クリーム"を!!」ズィ
【チーン!】
アーサー「このインド、たいへんなへんたいだ」
-
378 : 2017/01/13(金) 01:45:41.50 -
エレナ「わー手が滑ったー(棒)」プシューエレナ「ごめんなさい、ついうっかり」フキフキ
アルジュナ「いえ、お気になさらず……ぶはっ!?」ペチャァ
エレナ「ああ、またクリームをうっかり絞ってしまったわ!」
エレナ「今度はクリームが彼のほっぺに!」
アーサー「なるほど」フム
エミヤ「なるほど」フム
エレナ「どうしましょう。手がホイップとハンカチで塞がってるわ」オロオロ
ランサー(そのハンカチで拭けよ)
エレナ「仕方ないわね……えいっ」チュッ
アルジュナ「ごちそうさまでした」フー…
エミヤ「なんでさ」
-
380 : 2017/01/13(金) 01:47:34.80 -
ジェロ「——さていつもの赤青コンビとアーサー王、アルジュナをゲストに迎えた」ジェロ「新春特別企画、英語禁止ボウリング」
ジェロ「ここまでアーサー王以外が御褒美のキスをゲットしたが」
ジェロ「4ターン目後攻クー・フーリンは見事にストライクを出し、二回目の御褒美を手に、いや頬にする」
ランサー「ちょっと待て、いまあの女"キス"と同時に股間触っていきやがったぞ!?!」
【チーン!】
アーサー「痴女か!!」クワッ
エミヤ(あれは始皇帝の母親の……)
ランサー「何が許せねぇって触ったあと鼻で笑いやがった!!」
アーサー「oh…」
………………………………………………━||:
-
381 : 2017/01/13(金) 01:48:13.98 -
ジェロ「——続く5ターン目、ピンクピン登場もアーサー・アルジュナチームは痛恨の見逃し」ジェロ「後攻、赤青チームも合計8本でストライクもスペアもならず」
ジェロ「6ターン目もゲームに動きなし」
ジェロ「7ターン目、アーサーの残した3本をアルジュナが倒しスペア」
ジェロ「アルジュナは熊の被り物をした美女に頭を丸かじりにされた」
ランサー「頭が熊の被り物なだけで下水着じゃねーか!」
アーサー「これが噂の"デンジャラス""ビースト"……!?」
【チーン!】【チーン!】
アルジュナ「……熊の口の中は恐ろしいですね」ホクホク
エミヤ「頬に"キス""マーク"がついてるぞ」
【チーン!】【チーン!】
小太郎「あの、ジェロニモ殿、彼女が“神祖が居るなんて聞いてない”と……」
ジェロ「なるほど。それで予定にない被り物を」
ローマ「気にするな、ユスティニアヌスの妻よ。余興もまたローマだ」ヌッ…
小太郎「あの、勝手に出てこないでください」
………………………………………………━||:
-
382 : 2017/01/13(金) 01:48:56.26 -
ジェロ「——そして後攻、エミヤのボールがピンクピンを倒す」エミヤ「今軌道がおかしくなかったか!?」
ローマ「皇帝特権である」
エミヤ「」
ローマ「ローマッ!!」ブチュウウゥゥゥゥゥ!!!
エミヤ「」ビクン!ビクン!
アーサー「汚い絵面だなぁ……」
アルジュナ「同じ弓兵として悲しくなりますね」
………………………………………………━||:
ジェロ「——エミヤがタイガー道場に向かう中、クー・フーリンが残りのピンを倒してスペア」
ジェロ「警官のコスプレをした美女にキスで尋問される」
ランサー「それはいいんだけどよ、突きつけられてた拳銃がホンモノだったんだが……」
ジェロ「ちょっとしたスパイスだ」
ランサー「そっかぁ……」
アルジュナ「なぜ納得する……!?」
アーサー「くっ……ここまで私だけが一度も"キス"されてない」
【チーン!】
エミヤ「"ゼロ"は"マイナス"ではないのだぞ?」
【チーン!】【チーン!】
アルジュナ「もはや当たり前のようにみな聖晶石を払いますね。感覚が麻痺しているのでは?」
ジェロ「全ての人間は自分の心のなかにノッブを飼っているのだな……」
-
384 : 2017/01/13(金) 01:50:48.29 -
アーサー「残る"チャンス"は3回……必ず、必ず私は美女の口づけをいただく!!」【チーン!】
アーサー「アルジュナが右半分を倒したので"スペア"を狙いやすい今こそ……はぁ!!」
【チーン!】
カーン!!
アーサー「うぉおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!!」グッ
ランサー「声でけぇよ」
アーサー「こんなにうれしいのはロット王に率いられた12の王を退けた以来だ」
エミヤ(ロット王ェ……)
アーサー「"キース"!"キース"!"キース"!」。彡◯
【チーン!】【チーン!】【チーン!】
アルジュナ「品性の欠片もないですね」
ランサー「溜まってんのかねぇ」
ジェロ「はいカーテンシャー」
メイヴ「はぁい!!」
メイヴ「……って、クーちゃんじゃないのぉ!?」
ランサー「今年の俺は運が良いかもしれねぇな」
エミヤ「君が私を初笑いさせてくれるとは、明日はゲイボルクが降るな」
-
385 : 2017/01/13(金) 01:52:40.17 -
アーサー「彼女なんかモルガン臭がする……"チェンジ"で」【チーン!】
メイヴ「はぁ!? 何よコイツ失礼ね!」
ジェロ「お店ではないので素直に受け入れるのだな、アーサー王」
ランサー「つぅかメイヴよ、その格好キツくね?」
メイヴ「キツくないわよ! 少なくともスカサハよりは全然キツくないわよ!!(JK服)」アマガミ!
ランサー「そりゃお前、ネイ湖がアイルランドで一番広いからって」
ランサー「ダーグ湖は狭いって主張するようなもんじゃねえか」
エミヤ「つまりリズが巨大だからといって桜君が貧しいということにはならないということだな」
ジェロ「キミたちは新年早々どうしてチキンレースをしているのだ?」
アーサー「仕方ない。我慢するからはやく"キス"してくれないかな」
【チーン!】
アーサー「今ならガウェインの気持ちがわかるよ」
エミヤ「それはガウェインの覚悟に失礼だろう」
ジェロ「やはり英国人は畜生だな」
メイヴ「キー!! 寝取られ男の癖にィ!!」
-
386 : 2017/01/13(金) 01:54:08.98 -
………………………………………………━||:ジェロ「——二人は雑なキスをして終了。悔しがるメイヴは他の美女たちとゲームを観戦」
ジェロ「するとクーフーリンがピンクピンを倒し、メイヴの目の前でアン&メアリーにWチューされる」
メイヴ「く゛や゛し゛い゛ぃぃぃぃーーー!!!」ジダンダ
ジェロ「——続く8ターン目。まさかのピンクピン2本」
アーサー「つまりこれは2本倒したら"キス"も2回!?」ハッ!?
ジェロ「ピンクピンを巻き込んでストライク出してもキスは一回だったろう?」
アーサー「ジェロニモ君、僕は過程と結果は別のものだと思う」キリッ
アーサー「過程は無価値じゃない。だから桃色を2つ倒したという過程を大事にするべきだと思うな」
ランサー「おい、とんでもない"モンスター""クレーマー"が居るぞ」
【チーン!】【チーン!】
エミヤ「これがアーサー王かと思うと、曖昧な表情で沈黙させてもらおう」
………………………………………………━||:
ジェロ「——こいつアーサーじゃなくてケイなんじゃないかと思わせる彼だが、見事にピンクピンを外す」
アルジュナ「逆に難しいことを……」
アーサー「ベディヴィエール……今度の眠りは……少し……長く……」ガクッ
エミヤ「(無言のエクスカリバーイマージュ)」イラッ
-
387 : 2017/01/13(金) 01:55:14.53 -
アルジュナ「この遊戯にも慣れてきましたね」アルジュナ「というわけで、大事なのは結果。御褒美をもらう為に桃色にとらわれるのは良くない」
アルジュナ「私は"スペア"を狙いましょう。そちらの方が今や容易い」
【チーン!】
ランサー「慣れてねぇなぁ、英語禁止」
アルジュナ「ぐっ……」シュッ
コロコロ
エミヤ「そしてこの"コース"である」
【チーン!】
ランサー「"ガター"か?」
カン!
ジェロ「ギリギリ掠ってピンクピンを倒すことに成功」
アルジュナ「……番組を盛り上げるためにはこういうことも必要かと」
アルジュナ「ふっ……私も"バラエティ"慣れしてきたということです」ドヤァ
【チーン!】
ランサー「やべぇな、さすがインド、底が知れねぇわ」
エミヤ「墓穴を掘った後にさらに転ぶと来たものだ。流石インドだな」
ジェロ(発言者がカルナなら煽りではなく本気で言いそうだな……)
-
388 : 2017/01/13(金) 01:56:44.96 -
ジェロ「それではカーテンオープン」シャー
コアトル「YAAAAHAAAAA!!! チャオ☆!! 謎の覆面レスラーだヨォォ!!!!!」チャッチャラー
エミヤ「ア、ハイ」
ランサー「ナニモノナンダー」
アルジュナ「コアトルって括弧の前に書いてあるじゃないですか」
コアトル「ノー! そんなメタ発言する悪い子はトペの下敷きデース!!」
コアトル「ンー…ちょっと高さが足りないけど、そこは楽しい気持ちで補いマース!!」タン!
エミヤ「"ボール""リターン"の上に立つのは止すんだ女神! "テレビ"の前の良い子が真似したらどうする!!」クワッ!
【チーン!】【チーン!】【チーン!】
アルジュナ「賭けしたり、"キス"したりしてる時点で手遅れなのでは?」
【チーン!】
コアトル「トレス、ドス、ウノーーー!」バッ!!
エミヤ「トペ・スイシーダがアルジュナに決まったァァァァァ!!!」
アルジュナ「ぐああぁぁ!!」ポキッ
-
389 : 2017/01/13(金) 01:57:42.16 -
アーサー「くっ……巨乳を押し付けられながら口づけとは羨ましいぞ授かりの英雄!!」ランサー「骨折れた音が聞こえたんだが……羨ましいか?」
アーサー「大丈夫だ問題ない。アヴァロンで治る」キリッ
ジェロ「君はアヴァロン持ってないだろう」
エミヤ「よしんば持っていたとしても骨折れる痛みを受けてまで接吻が欲しいかね……」
アーサー「欲しいともッ!!」キリッ
エミヤ「……こんな王様でブリテンは大丈夫だったのか?」
ジェロ「駄目だったから滅びたのだろう」
ランサー「湖の騎士さんの上司としては正しい在り方なんじゃねえの?」
ジェロ「うむ……言われてみれば確かに」
エミヤ「かなしい」ポロロン
アルジュナ「」チーン…
-
391 : 2017/01/13(金) 01:59:12.44 -
ジェロ「——さあ勝負は後半戦」ジェロ「続く後攻、エミヤは5番ピンと7番ピン、10番ピンのみを残す」
ランサー「おい、テメェわざとだろ」
エミヤ「当然だな。私に"ストライク"を出す"メリット"は無いが」
エミヤ「それはそれとして君に"スペア"を出されるのも面白くないのでね」ニヤッ
【チーン!】【チーン!】【チーン!】
エミヤ「これは百合花といって全部倒すのは難しい形の一つだ」
ランサー「ハッ…! こちとら背中から刺されるのにも慣れてんだよ」
ランサー「やってやろうじゃねえか。ゲイ……"ボール"!!」シュッ
【チーン!】
ジェロ「スペア~」
エミヤ「馬鹿な……」
< キャー! クーチャンカッコイイー!!
ランサー「へっ……どうよ?」
エミヤ「"キャスター"の時といい、もしや君は槍兵以外の"クラス"の方が向いてるんじゃないかね?」
【チーン!】【チーン!】
ランサー「"アングラー"では遅れをとったが"ボーラー"では……ってじゃかしい」
【チーン!】【チーン!】
-
392 : 2017/01/13(金) 02:00:29.32 -
ジェロ「——というわけで超高校級の探偵のコスプレをしたクレオパトラのキスをゲットするクーフーリン」パトラ「ちょっと待って!? 妾の出番がカットされる予感が今したのですけれど!?!」
ジェロ「続く9ターン目。腕が変な方向に曲がったアルジュナが残した5番ピンを」
ジェロ「アーサーが倒してスペアを獲得。新体操のコスプレをした72柱パイモンにボールの被り物を被せられる」
アーサー「なるほど、それで球体になった僕の顔が彼女の腕を転がって……」
アーサー「肩で止まって、チューだ!!」ヒャッホウ!!
エミヤ(パイモンは確か男の娘……いや、よそう。男と思われた人物が女性だというのはこの界隈よくある話)
エミヤ(男の娘が本当に娘の可能性だってあるのだから……)
ジェロ「股間を確認するまでは性別はわからない。これがシュレディンガーのスカートだ」
………………………………………………━||:
ジェロ「——そして後攻クーフーリンが1、2、4、7番ピンを残してエミヤにバトンタッチ」
ランサー「もちろんワザとだ」
ジェロ「もはや何を競っているのか忘れているかのよう」
-
393 : 2017/01/13(金) 02:00:56.50 -
エミヤ「ふ……器用なものだな。"ピケット""フェンス"か。これも難しい形だが」【チーン!】【チーン!】
エミヤ「ここで"スペア"を出しても得られるのがローマの接吻な以上、敢えて負ける!!」スコン
【チーン!】
ランサー「しまったぁぁぁぁぁ!!!」
エミヤ「ふっ…」
ランサー「くそ、嬢ちゃんのうっかりが伝染ったかね……」
ジェロ「次ワザと負けたらペナルティだぞ、エミヤ」
エミヤ「む……仕方ない。番組が成り立たないからね」
アーサー「次でラストか……負けられない戦いがここにあるね」
ジェロ「枠拡大で割りと負けられる戦いになる予定のアジア予選である」
-
395 : 2017/01/13(金) 02:02:52.03 -
アーサー「桃色は一本か。最後なんだからもっと多くすればいいのにね、テレビ的に考えて」ランサー「意外と毒吐くよなアンタ……」
ジェロ「しかしこの後、アーサーとアルジュナは見事にピンクピンだけ残してゲームを終了」
ジェロ「この締りのなさ、テレビ的な盛り上がりを考えて欲しい」
アーサー「くっ……もっと"キス"のどさくさに紛れておさわりしたかった……!」
【チーン!】
アルジュナ「やはり腕が複雑骨折していると繊細な"コントロール"ができませんね」プラーンプラーン…
ランサー「病院いけよ」
エミヤ「ああ゛ぁああ!?!」
ランサー「五月蝿え。んだよ……って、うわっ」
ジェロ「後攻、エミヤが投げるピンはなんと10本中4本がピンクピン」
ランサー「良かったな、こりゃ外す方が難しいぞ」ポン
アーサー「わー、盛り上がるね」パチパチ
アルジュナ「何も考えず真っ直ぐ投げなさい」bグッ
エミヤ「その先は地獄だな、わかる」
エミヤ「…………」
エミヤ「了解した。地獄に落ちろテレ朝!!」※この番組はテレビ朝日とは関係ありません
-
396 : 2017/01/13(金) 02:04:22.96 -
エミヤ「はぁ!!」ブン!カコーン!
ジェロ「ストラーイク」
ランサー(せめてもの嫌がらせで俺に繋げない奴の意地を感じた)
ランサー(まぁアーチャーが神祖に食われた後じゃ番組面白くするとか無理だし、問題ねぇけどな)
エミヤ「さぁ……」
エミヤ「御褒美(おしおき)だ」
エミヤ「きついのくるから、歯を食いしばる——…」
ジェロ「そうしてエミヤはカーテンに向けて立った。その背中を私達は忘れることはできないだろう」
シャァァァ…
ローマ「ロォォォォマ!!!」
-
401 : 2017/01/13(金) 02:08:24.09 -
ジェロ「——と言うわけでボウリングに勝った赤青コンビには」ジェロ「英語禁止ペナルティで集まった聖晶石を、美女たちとの合コン資金にプレゼントだ」
小太郎「おめでとうございます」つ石
エミヤ「聖晶石より洗口液をくれないかな……」グッタリ
ランサー「なかなか楽しめたぜ」
アルジュナ「来年もぜひ呼んでください」
アーサー「もっとピンクピンを倒したかったね」
ランサー「お前最後まで……」
エミヤ「そろそろ剪定された方がいいんじゃないかね、男のアーサー王」
ランサー「男のアーサー王という赤色の赤信号並の単語について」
小太郎「でも実際、控室に待機したままの女性も居ますからね」
アルジュナ「そうだったのですか」
アーサー「誰かな?」
ランサー「オーディンとこのワルキューレとかじゃねぇ?」
-
402 : 2017/01/13(金) 02:11:01.38 -
エミヤ「しかし彼女たちの出番を奪ってしまったとは」エミヤ「それは悪いことを……したのだろうか?」
アルジュナ「まぁオファー受けた時点であのような遊戯をするのは受け入れてるのですから」
アルジュナ「覚悟をしたのに、テレビ映れなかったというのは不幸なのでは?」
アーサー「せっかくだからここに来てもらって、僕にキスをしてもらうのはどうだろう」
ジェロ「後半厚かましいな、ブリテン王」
ランサー「殆どオープンスケベになってるじゃねえぁ。それ金ピカのキャラだろ?」
エミヤ「しかし前半の意見には同意だな」
エミヤ「やはりアーサー王の言うとおり、顔出しして貰った方がよいのでは?」
ランサー「つうか俺らの合コンに付き合えよ。女性陣も総取りってルールだろ?」
-
412 : 2017/01/17(火) 21:37:51.32 -
■収録後
武蔵「この辺にねー、美味しいうどんのお店があるんだ」
武蔵「本当は小太郎くんを誘いたかったんだけど、居なくなっちゃってたからね」
武蔵「流石忍者だよねー」
パトラ「本人の前で"貴女は代役ね"とよく言えるものね……これだから極東の人間は」
パトラ「まぁ日本食はヘルシーと聞きますし、美容にも良さそうですわね!!」
武蔵(う~ん……むしろうどんは腹持ちが良い炭水化物マシマシな食べ物な気が)
武蔵(……ま、いっか!)
武蔵「旅は道連れ世は情けうどんは相席ってね」
武蔵「あ、あったあった、ここの店さね」
-
414 : 2017/01/17(火) 21:39:14.66 -
パトラ「……あの」
パトラ「戦士でない妾ですらわかるぐらい入り口から殺気が漂っているんですけれども!?」
武蔵「いつもはこんなんじゃないのになぁ……」ウーン…
パトラ「今日はうどんは止めにしなくて!? 向かいのお蕎麦にしましょう!」
斎藤「沖田くん、七味をとってくれるかい」
沖田「はい斎藤さん……ゴホォ!」
土方「…………」ベチャ!
近藤「トシの蕎麦真っ赤だな!」
武蔵「むしろこの殺気は面白そうじゃん! 武芸者として乗り込まずにはいられない!」wkwk
パトラ「ちょっとぉぉぉーー!!?」
武蔵「大丈夫、大丈夫、イザとなったら私が守ってあげるから!」
武蔵「こう見えても結構強いんですよ、この新免武蔵は!」
-
420 : 2017/01/17(火) 21:44:38.45 -
武蔵「帰ろう、家に……」パトラ「宇宙の騎士っぽく言っても駄目です!!」
武蔵「一人の、一人の怯える魂になんて厳しいことを!」
パトラ「そろそろ怒られましてよ!?」
武蔵「だってアレ柳生だよ!? 二枚笠の家紋あったもん!!」
武蔵「その上一人じゃないよ!? 十人はいたよ!?」
武蔵「柳生の群れだよ!? 柳生サファリパークだよ!!」
武蔵「モンスターだよ!? ヤギュモンだよ!!」
パトラ「それもう10どころか151居る勢いじゃ」
武蔵「伝説のヤギュモンもいたよ! しかも肉体的に全盛期!!」
パトラ「火属性の伝説はそんなに……」
武蔵「あんなのと戦ったらね」
武蔵「死ねます」
武蔵「財布の中身が半分になるぐらいじゃすまないぐらい死ねます」
-
422 : 2017/01/17(火) 21:46:44.44 -
■12人いる!武蔵「私みたいなニョロゾが相手にするにはレベルが足りないんだよ!」
パトラ「遂に言っちゃった!?」
武蔵「よしんばレベルが足りてても勝てるとも限らない」
武蔵「だから兵法者として死地に赴くようなことは私は絶対しません!!」
武蔵「勝てないなら逃げる! 断固逃げる!!」
武蔵「因縁つけられる前に逃げるんだよぉぉぉ!!」
パトラ「女性がしてはいけない濃ゆい顔に!?」
パトラ「はぁ……」
パトラ「でも伝説の域に達した武芸者が、うどん屋で一緒になっただけの女性に」
パトラ「因縁なんてつけるかしら?」
武蔵「あっはっは」
武蔵「……実は私の方が以前に因縁をつけてまして」
武蔵「というか斬りかかって返り討ちにされまして?」
パトラ「自業自得よ!?!」
-
424 : 2017/01/17(火) 21:50:14.25 -
パトラ「わ、妾たちは確かに店から離れるようにして歩いていたはず……」石舟斎「ああ、それなら少し、転ばせて貰わせました」ズズズ…
パトラ「い、意味がわからない……」
武蔵「いつの間にか技をかけられていた?!」
石舟斎「いやいや、見ず知らずの女性にいきなり技をかけるなんてしませんよ」
石舟斎「私が転ばせたのは貴女たちではなく、世界の方です」ハッハッハ
パトラ「きょ、極東のジョークは理解できません!」
武蔵「無刀にて世界に干渉するとか……」
武蔵「こんなことができるのは間違いなく伝説のヤギュモン……」
石舟斎「伝説だなんて……お嬢さん。私をそんな大層な名前で呼ばないでください」
石舟斎「所詮は兵法はできても世の波には乗れぬ石の舟」
石舟斎「大した男ではありません」
武蔵(石の舟って……それ柳生宗厳じゃん……伝説中の伝説じゃん……)ダラダラ…
パトラ「……妾もいくら美しくても世の波に乗れなかったファラオだけに」
パトラ「言ってることは少し共感してしまうわ」グッ
パトラ「先程の芸当はまったく理解できないけど」ボソッ
パトラ「で。それはそれとして、身に危険が起こる前に帰りたいのですけれど」
-
425 : 2017/01/17(火) 21:50:59.34 -
石舟斎「おや? お嬢さんたちはうどんを食べにきたのでは?」武蔵「いや……そうなんですけど……実は以前に柳生と死合したりしてましてぇ……」アハハ…
パトラ(バカ正直に言って!?)ヒソヒソ
武蔵(このレベルの連中に嘘が通じるとでも!?)ヒソヒソ
石舟斎「ははぁ……しかし、過去の因縁を座に持ち込む必要もないでしょう」
宗矩「え?」
利厳「え?」
石舟斎「それにここで死合となっては店に迷惑がかかる」
パトラ「ま、まあそれはそうでしてね。おもったより話のわかる御仁じゃない」
石舟斎「私の事情としても、こちらは一族郎党12人での食事会なので」
石舟斎「こんな楽しい日に斬り合いはごめん蒙りたい」
パトラ「ええ、ええ。家族サービスは大事です。そんな時間に争いは必要ない」
石舟斎「という訳で、この柳生石舟斎が責任を持って、貴方達に手出しはさせません」
石舟斎「どうぞ椅子におかけになって大将のうどんを味わっていってください」
石舟斎「うん、そうだ、ちょうど良かった」
石舟斎「実は先程、宗冬と利方が斃れたので2つ席が空いたところです」
武蔵「 お い 今 な ん つ っ た ? 」
-
433 : 2017/01/17(火) 21:57:42.67 -
■常連さん登場武蔵「うどんを啜る時はね……」
武蔵「誰にも邪魔されず自由で……なんというか、救われてなきゃあダメなんだ」
武蔵「独りで静かで豊かで……」
パトラ「そこ!? そこ一番大事かしら!?」
武蔵「こんな環境でうどんが食べられるか! 私は帰らせてもらう!!」
パトラ(な、なるほど! それを口実にこの殺伐とした場から脱出を……!!)
ガラガラ
山の翁「店長、山菜うどんを一杯」
武蔵パトラ「「キングハッサーン!?!」」
山の翁「…………」テクテク
山の翁「…………」ストン
パトラ(こ、このプレッシャーの中、普通に座ったーー!?!)
武蔵(な、なんていう精神耐性……!)
武蔵(そしてこの瞬間、雰囲気を理由にした脱出は不可能になった!!)
大将「あいよ、山菜うどん」
山の翁「うむ。……いただきます」パン
武蔵パトラ((そして礼儀正しい……!!))
-
434 : 2017/01/17(火) 21:59:10.90 -
■宗冬は苦労人十兵衛「宗冬は江戸柳生では一番の小物……」
十兵衛「アイツが窒息したぐらいで江戸柳生を測られては困るね、尾張の」アハハ
武蔵(コイツだ……この場に居る人間の中で一番ヤバそうなの……)タラッ
武蔵(実力どうこうじゃない……殺気がおかしい!)
武蔵(一度も殺気が途切れてない!!)
武蔵(そんなの息を吐き続ける、吸い続けるようなものじゃない)
武蔵(だいたい江戸柳生の剣は無刀取りに代表されるように"後の先"を極意とする流派)
武蔵(その為に波一つ立たない水面のような静の心を持って相手に当たる)
武蔵(敵がどのように技を繰り出しても、水のように変幻自在に対応する為に)
十兵衛「でもホント、宗冬は仕方ないなぁ。昔から剣より文の方に興味があって」
宗矩「十兵衛。盲なり。宗冬はお前が柳生に逼塞している間、剣を良く修めた」
十兵衛「父上は宗冬に甘いよなぁ」
武蔵(普通の会話をしながらも、炎のような殺気が乱れない……)
武蔵(動の気で練り上げた静……そんなものが存在するっての!?)
武蔵(世界広すぎでしょ!?)
武蔵(なにより……)
清厳「あら? それを言うなら利方も尾張柳生では一番の小物ですよ?」
清厳「ねぇ、厳包?」
連也(うどん美味ェ…)ズルズル
武蔵(あの柳生十兵衛の剣気に触れても平然としている柳生一族が信じらんない!)
-
435 : 2017/01/17(火) 22:00:23.50 -
三之丞「若、利方様は尾張以外でならどこでも剣術指南をやれるだけの剣客でサァ」三之丞「ただ尾張には厳包様が居られたというだけのこと」
三之丞「そして賢明な利方様は指南職と、新陰流の正当を弟である厳包様に譲り」
三之丞「自らは尾張柳生家のみを継いだ。余人にできることではありません」
三之丞「正面にいる人物を見ればお分かりになる筈」
十兵衛「あ゛?」
武蔵(あまつさえ挑発したァ!?!)
三之丞「酒癖の悪さと粗忽さで主の勘気を蒙り、危うく家を潰しかけた江戸柳生の馬鹿が座っているでしょう?」
十兵衛「父上ー、コイツ斬りたいなー。っていうか斬る」
宗矩「無理だ。心が乱れている。剣禅不一致なり」
宗矩「今のお前の剣で尾張にその人ありと言われた高田三之丞を斬るは不可能」
宗矩「重ねて言う。柳生新陰流は藤花の音聞くほどのみ山の如し」
武蔵(いやいや……これのどこが乱れてるっていうのよ!?)
十兵衛「…………」
十兵衛「己の未熟を痛感しましたよ、父上。ですが、俺は斬るといったら斬りますよ」
-
436 : 2017/01/17(火) 22:00:59.80 -
十兵衛「西江水を一口に呑むが如く自然一切合切を己とし」十兵衛「我が水月一円を持って月を断つ——…」
武蔵(なっ……!?)
パトラ「これは固有結界……!?」
武蔵「違う。ただの間合い……!」
武蔵「剣客が持つ己の間合い。一足一刀にて相手を斬れる範囲」
武蔵「その境界があまりにも薄すぎて異界に迷った感覚を受ける」
武蔵「これが間合いとは一瞬気づけない。世界の具現ではなく侵食……」
利厳「最大九万八千里ってとこだな」
宗矩「ほう、愚息の限界を見切ったか、兵庫助」
武蔵「マジで月を斬るっての——ッ!?」
パトラ「うぅ……何か、苦しくなくて?」
武蔵「丹田に力を込めた方がいいわよ……剣客の間合いに入ってるってことは」
武蔵「向こうの気分次第でいつでも斬れるってことだから」
武蔵(まして常時殺気を放ってるようなイカれた剣士の間合いとか、常人じゃ耐えられないでしょうよ)
武蔵「宗厳、宗矩、利厳の他にも伝説級のヤギュモンが存在するなんて……!」
パトラ「この期に及んでまだヤギュモン言う!?」
-
454 : 2017/01/17(火) 22:11:33.45 -
■お爺ちゃんは9人分のお代を払っていった百ハサン「私は麺類に一家言あるハサン」
百ハサン「今日はハサン仲間に隠れた名店を紹介しにきた」
狂信者「流石ですハサン様」
百ハサン(コイツ呼んでないんだけどなぁ……)
煙酔ハサン「ここか、百貌の」
ハサン「ほほう。うどんですか。日本のファーストフードですな」
震菅ハサン「知っているのか呪腕の」
ハサン「伊達に日本で聖杯戦争を経験しているわけではありませんぞ」
影剥ハサン「ふん……」
星ハサン「しかしこれだけ大勢で押しかけて席が空いてるだろうか。予約はしたのか? 百貌の」
ハサン「まぁ仮に席がいっぱいでも待てばよいでしょう。うどんは手早くつくれるので、回転率がよいのです」
静謐ハサン「くたびれたサラリーマンの味方ですね……」
百ハサン「そういうこと言うなよ……」
-
455 : 2017/01/17(火) 22:12:25.67 -
ガラガラ< ラッシャセー
百ハサン「大将、今日はハサン仲間を連れてきたぞー」
山の翁「ほぅ……ハサン同士、親交を温めているとは知らなかったぞ」
百腕煙震影星静「「「「「「「 」」」」」」」
武蔵(さっきの私もあんな顔してたんだろうーなー。いや、顔ドクロだけど)
狂信者「この神々しい御方は一体……?!」
山の翁「一つ覚えておけ」ヌッ
百腕煙震影星静「「「「「「「ッ!!」」」」」」」ビクッ
山の翁「——我もうどんは好きであると」ノッシノッシ
武蔵(もしかして誘われなくて寂しかった……?)
山の翁「ではな、大将」
< リッシター
ハサン(この辺の店は今日限り近づくまい……)ガクガク
百ハサン(むしろ今まで良くも出会わなかったな、自分……)ブルブル
狂信者(明日からここに通いつめよう)キラキラ
-
456 : 2017/01/17(火) 22:13:05.62 -
■わたしさくらんぼ石舟斎「ハサン殿たちの為に席を詰めなさい、みな」
ハサン「あいやお構いなく」
連也「………」ガコン
静謐ハサン「流石は一流の剣豪ですね。私の身体の毒を察して、一番遠くに座り直すとは」
利厳「ん? ああ、いやウチの倅はな……」
連也「俺が毒など効くか」
百ハサン「静謐の毒が効かぬというのか……稀にそういう体質のものもいるが」
ハサン「アーラシュ殿のように?」
連也「体質? 違うな、俺には加護がある」
….-‐— -.、
/:::::::::::::::::::::::::\
〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::`≧='
{:::::::/::::/:|::: |::::::::ヽ::::::\_ノ
|:::::::{:::/l::ト::::|、:::|::::ハ::::::ハ‾
|:::::::|!≧|!_ヽ|_ヽ|!:::::|!:::::::|
|!::::::|ト‾ }「 介、:::|!ハ/}| なぜなら俺は童貞だからだ
'.::::∧ _| .∧:|!/ j!
.从:::::,∧ =、 /:ハ:|ハ __
≦<_∨:::, ヽ___//ハハ::::∨≧、
/………..≧:∧ / }∧::::Ⅶィヘ\ 【スキル:童貞の加護EX++++】
__..イァ‐<……..∨}\. ヽ |…..',:::}⌒……….\ 一つの信念に殉じた者のみが持つスキル。
/……./……………≧..}:|……\ー .|…..ハ::|………|………..ヽ. 加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく
. ////// ……… ///>|:!.、…… \. |…. |:|………|!……|.//..\ 自己の覚悟から生まれる精神・肉体の絶対性。
イ//////'………… / ……..|:!.. \ ……..、| ……|:|……..メ….'..∨//…..\ ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。
////////……..,≦≠=‐…|:!……….\…. |!….. |:!….,イ…/……∨../、¨´
///////……./….|∧………….リ………………ヽ|!\_リ/.|..,'…|……∨::::::::\
//////……./…….|..∧|…………………………….|!、…|…..}./レ…..}___}!::::\::::
/////……./……….|….∧_…//////…ゝ-|…<.///..厶イ´`マ:::\:::::ヽ:
////……./………….|//.∧マ‾..¨..ゞ=-…/…….〉/..//_ | }、:::::::ヽ::::}!
///……../……………|//…∧__ヽ…..ー…. .〈…….///…..フ |! \::::} :::||
//……../………….. //……….∨‾……彡イ..フ..∧ニ=‐<__ .ノ .}::::|::::||
/………/…………………………/厂………….//…/…/≦二(‾ヽ \ .ノ:::ノ::::}| -
457 : 2017/01/17(火) 22:14:26.09 -
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,/‾ニュ:: :: :: :: :: :: :: ::
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(何を言ってるんだコイツは……?) i / i:: ::/ へ };:
i x==ュ Y:: :: ヽ _/ ノ
i l:: :: : 〉- ,ノ
/ 人:: :: / フ /
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{ ヘ \ \/ {:: :: :: :: : : :\ : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
l l/ / | >: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::\連也「性交をすると心身が緩む」
連也「もし主命をかけた死合で、性交が原因で敗北したら死にきれん」
連也「なので俺は生涯女を抱かない。近づかれるのも御免だ」フッ…
百ハサン「チキガ…変人か」
ハサン(だが、薬と女で溺れさせ、暗殺者の駒を育てた我らは)
ハサン(あながち否定することもできんな……)ムゥ…
静謐ハサン「すごい……私には断ち切れなかった煩悩を断ち切っている……」
煙酔ハサン「お、おぅ……」
-
459 : 2017/01/17(火) 22:16:00.47 -
ソロモン「何を隠そう、僕も童貞でね」キリッデルセン「嘘をつけ。貴様は妻子ある身だろうが」
ソロモン「うん、それはそうだ」
ソロモン「だけどそれは王としての機能として、求められるままにしたこと」
ソロモン「そこに一切の感情はない。機械的にやっただけなんだ」
ソロモン「つまり精神的に女を抱いたという認識はないんだよ」
デルセン「精神的童貞だというのか……!?」
ソロモン「そうだね。そして人間としての僕の10年に彩りとかなかったから……」
ソロモン「僕はまごうことなく、童貞なんだよ」フッ…
デルセン「ふっ……たいした男だな、貴様も」
ダ・ヴィンチ「でも処女じゃないけどね」
デルセン「え?」
ソロモン「え?」
ダ・ヴィンチ「ごちそうさまでした」フキフキ
ソロモン「え、まってレオナルド。ごちそうさまってうどんの事だよね? ね?」
-
461 : 2017/01/17(火) 22:17:44.73 -
ダ・ヴィンチ「童貞であるかいなかが精神的なものであるなら」ソロモン「っていうか何時の間に!? え? えっ!?」
ダ・ヴィンチ「ショタであるかどうかもまた精神的なものであると言えるだろう」
ダ・ヴィンチ「ショタ鑑定士であるこのダ・ヴィンチちゃんが言うんだから間違いない」
ソロモン「あれ……でも、あのとき寝落ちした後、妙にお尻が痛かったような……」
ダ・ヴィンチ「つまりアンデルセンはショタではなく、人間として10歳であるロマニは——…」
ソロモン「いや、まさか……寝違えただけだよね、うん」
デルセン「それは違うぞ!」ロンパ!
デルセン「出会った時は少年でも26年も一緒に過ごせば立派な大人になってるだろうが」
デルセン「その時点でレオナルド・ダ・ビンチはショタコンではない」ビシッ
ダ・ヴィンチ「おう、流石は身体は子供、頭脳は大人、名推理だね」
ソロモン「レオナルド~、洒落にならない冗談はやめてよ」
ダ・ヴィンチ「え?」
ソロモン「え?」
-
462 : 2017/01/17(火) 22:19:14.33 -
■さらに向かいの席にてカルナ(10年でも20年でも、生きて成長を見守りたかったということか……)
カルナ「……お前たち、涙を流しているのか」
ガウェ「ええ、とても感動しました」チーン…
ジーク「盗み聞きをするつもりではなかったのだが……すまないが、聞こえてしまった」
ジーク「そして本当に心が震えた」プルプル
ガウェ「ええ、そうですね。このガウェイン、心洗われました」
カルナ「そうだな。そしてそう感じるお前たちはやはり立派な英雄だ」
ガウェ「望まずにした行為はノーカンなのですね」
カルナ「だが望まずともやらねばならぬ時があり、その決意は尊いものだ」
ガウェ「そうでしょうとも。しかし慰めにはなります」
ガウェ「そう」
ガウェ「例え私が誤った選択をしても、童貞のままだったのだと。この身は清らかだったのです」
カルナ「ん?」
-
463 : 2017/01/17(火) 22:20:46.88 -
ガウェ「ラグネルが例え醜女のままで、私が心を殺してラグネルと寝屋を共にしたとしても」ガウェ「私はラグナルと契ったことにはならず、童貞のままだったのです!」
ガウェ「つまり私は何も失うことはなかった!」
カルナ「そうだな。お前の中では」
ジーク「ああ……俺も頼まれて義姉を強姦したが、あくまで機械的に組み敷いただけ」
ジーク「つまり俺はクリームヒルトに操を立て続けていたのか……」
カルナ「そうなのだろうな。お前の中では」
ガウェ「よかったよかった」
ジーク「本当によかった」
カルナ「恥知らずなまでの前向きさ……まさに英雄にふさわしいと言えるだろう」
カルナ「…………」
カルナ(……ドラウパディーの服を剥いだのは激情のままにしたことだ。ノーカンにはならないだろうな)
-
464 : 2017/01/17(火) 22:21:46.24 -
■尾張藩には円明流が伝えられている宗矩「十兵衛以上の問題児がいるとは思わなかったぞ、兵庫助」
利厳「いや叔父上も苦労しているようで」
利厳「ですが英霊の座にくるような者はみな等しく問題児のようなものでしょう」
宗矩「ふっ……違いない」
武蔵「息子の事で江戸と尾張の柳生が和解しはじめた……!?」
石舟斎「父親というのは子供に厄を残したくないものですからね」
石舟斎「ある意味、一番子供を信用していないのが父親という生き物です」
石舟斎「だれもかれもが自分の代で全て終わればと思いながら」
石舟斎「気づけは禍根を残すばかり……」
ハサン(…………)
静謐ハサン(そういえばゲーティアは父性で行動していたと……)
武蔵「父親ねぇ……そんな立派なものとは思えないけど」
-
465 : 2017/01/17(火) 22:23:11.47 -
連也「家の事は兄上がいるからな。俺は剣に生きるのみでいい」十兵衛「それそれ。家なんて弟に押し付けりゃいいんだって」アハハー
助九郎(十兵衛様は嫡男だから良くないんですが……)
連也「なので、そちらの女武芸者も遠くに座ってくれねぇか」シッ、シッ
連也「柳生と因縁があるといったが、俺は当然見に覚えがない。親父殿はどうだ」
利厳「さてな。若い時は諸国を旅したものだ。恨みはいくつかかっているだろう」
利厳「どこぞ、俺が斬った男の娘が仇討ちという線もあるだろうさ」
利厳「女の一念は侮れんからな。お前の母も島家の再興をよくよく口にしていた」
武蔵「あの親父の仇討ち!? 私が! 冗談じゃないわ。ナイナイ、あり得ない」
武蔵「私は私。私自身が、私の為に武を求めているのよ」
武蔵「この新免武蔵守藤原玄信がね!」パン!
利厳「ん……新免武蔵と言ったか。まさか円明流——二天一流でも使うというのか?」
武蔵「あら? よく知ってますね。 この二本の刀は伊達じゃないわよ」
武蔵「ま、いつも二刀ってわけじゃないけどね」
利厳「…………」
連也「…………」
武蔵「あ、アレ……? なにこの雰囲気」
-
472 : 2017/01/17(火) 22:28:05.88 -
■味の秘訣ハサン「……ふう。心底肝の冷える場であった」テクテク
ハサン「あのような雰囲気では味もわかるまいと思ったが、なかなかどうして」
ハサン「注文したうどんを一口すすったら、もはや周りなど気にならぬ程の美味」
静謐ハサン「本当に……絶品でした」ホワホワ
狂信者「異教徒の食事にするには勿体無いほどでしたね」
百ハサン「ふふん……だろう」ドヤァ
煙酔ハサン「悔しいが、流石の情報収集力だな、百貌の」
静謐ハサン「どうしたらあんなに美味しいものを作れるのでしょうか?」
百ハサン「特別なうどん粉を使ってると店長に聞いたな」
ハサン「ほう、秘訣は麺にありか。しかして、その特別とは?」
百ハサン「あのうどん粉を卸した先で、さるマスターが」
百ハサン「ピンクのウサギやネグリジェのアサシンを粉から練り上げたそうだ」
静謐ハサン「……え?」
-
473 : 2017/01/17(火) 22:28:55.06 -
ハサン「しばし待て、百貌の。そんなうどん粉でできたうどん、我らが食べて大丈夫だったのか?!」百ハサン「大丈夫だ問題ない」
百ハサン「……透化や信仰の加護といった系統のスキルがAランク以上ならば」
ハサン「大丈夫のハードルが高すぎるぞ!?!」
静謐ハサン「初代様や剣豪ならともかく、わ、私達では……」ガクガク
百ハサン「はっはっは、まぁスキルがなくても、あの店のうどん中毒になるだけだから」
煙酔ハサン「アウトだ! それ完全にアウトだ!!」
ハサン「暗殺教団の頭目が何故その危険性に気づかなかった!?」
ハサン「ザイードか!? 貴様ザイードなのか!!」
影剥ハサン「ああ、輝く星のハサンが虚ろな目でうどん屋に戻っていく!!」
ハサン「戻れ! 輝きの!!」
静謐ハサン「ハサンなのに毒耐性なさすぎじゃないでしょうか……」
煙酔ハサン「だって輝く星のハサンだし」
狂信者「あえて毒を受ける……そういうのもあるのですね!!」
百ハサン「うひひひ……店にいかなくてもこの仕入れた粉があれば3日は持つというのに……」グルグル
震菅ハサン「百貌のーー!!」
-
474 : 2017/01/17(火) 22:29:49.62 -
土方「おい、天下の往来で焦点の定まらない目をした黒尽くめの男が白い粉を持ってるつー」土方「通報があったが、お前たちのことか」
沖田「御用あらためしちゃいます? あらためちゃいます、土方さん!」
影剥ハサン「ゲェ、警察ッ!?」
静謐ハサン「百貌を見捨てて逃げましょう!」
煙酔ハサン「珍しく現実的な判断だな、静謐の! お前もやはり教団を率いる者であったか!」
ハサン「まて、星のはどうする!」
震菅ハサン「手遅れだ。そもそも暗殺者なのに輝く星な時点で手遅れだ!!」
ハサン「ぐぅ…確かに! ええい、散れ、散れ!!」
沖田「逃げましたよ土方さん!」
土方「追え!」
※この後ハサンたちはめちゃくちゃ「未熟者め……首を出せ」された
-
490 : 2017/01/30(月) 22:18:15.40 -
■無辜のマ◯◯チラーマ「あーだ」
ノッブ「こーだ」
ラーマ「リグ・ヴェーダ」
サンソン「おや、珍しい組み合わせですね」ヒョッコリ
ノッブ「お、処刑人の」
ラーマ「珍しいか? 余は異国の者と語らうのは好きだぞ」
ラーマ「王として見聞を広めることにも繋がるしな」
ノッブ「で、あるよ」
ラーマ「まぁ、ノブナガとは同じ悩みを持つものとして」
ラーマ「相談……いや、殆ど愚痴になってしまっているのだがな」
ノッブ「昼間から酒が進むのー」グビグビ
サンソン「王同士の苦悩とは……興味がありますね」
ラーマ「いや、あまり耳に良い話ではない」
ノッブ「まぁ隠すような事ではなし、聞きたいなら聞かせてやっても良いぞ」
ラーマ「お主は結構なお喋り好きだな」
ノッブ「おてまみノッブと呼べぇ! まぁ毛利んとこ程じゃないがのー」
-
491 : 2017/01/30(月) 22:20:21.60 -
サンソン「私もフランス王家に仕える身。王の苦悩を分かち合いたいと思う者です」サンソン「どうかお聞かせ下さい」ニコッ
ノッブ「うむ……実はの……さる夜の話じゃ」
ノッブ「ワシは厠に出かけようとして草履がない事に気づいたのじゃ」
ノッブ「あれ?おかしいな?ふしぎだなーと思いつつ蘭丸を呼びつけて新しい草履を出させた」
ラーマ「稲川◯二のシーズンではあるまいに」
ノッブ「ところが翌日、草履は二足になっておった」
ノッブ「片方は蘭丸に出させた新しい草履、片方は昨夜見つからなかった古い草履じゃ」
ノッブ「変じゃな?不思議なこともあるものじゃな?と思いながら、すでに草履を出してしまった以上は」
ノッブ「古い草履を捨てて、新しい草履を使うことにした」
サンソン「不気味ですからね。古いサンダルを使うのはちょっと……」
ノッブ「して、昨夜のようなことがあってはならんと堀のQちゃんを呼びつけ」
ノッブ「その夜はずっと草履を見張るように申し付けたのじゃ」
ノッブ「ワシは理に合わぬ事が嫌いじゃからの」
ノッブ「それでワシは布団に入ると、夢見がよろしくない」
ノッブ「よりにもよって平手の爺が出てきおってワシに説教をするのじゃ」
ノッブ「これはたまらんとワシは目を覚ました」
-
492 : 2017/01/30(月) 22:22:08.12 -
ノッブ「して、すっかり目が覚めたワシは夜風に当たろうと外に出たら、なんと!」ノッブ「またも草履がなくなっておったのだ」
ノッブ「どうにも下手人はQちゃんを出し抜いてワシの草履を盗んだらしい」
ノッブ「Qちゃんが駄目ならもうウチの家来全員ダメじゃんってもんじゃ」
サンソン「意外と手打ちとかしないのですね」
ノッブ「翌朝、日が昇るとやはり草履は元に戻っておった」
ノッブ「どうしたものかと首を捻っていると竹中半兵衛が登城してきての」
ノッブ「事情を話と"犯人はこの中にいる"と集まった織田家の首脳陣に向かって宣言した」
ラーマ「ん? 怪談ではなくミステリー?」
ノッブ「明らかに狼狽するミッチーが誰の目にも怪しかったが、半兵衛は一人一人のアリバイを聞くと」
ノッブ「"謎は全てとけた"と申して、ある人物を指差した」
ノッブ「"犯人はお前だ"そう指さされた男の舌に、草履の藁が付着していたのを金田…竹中半兵衛は見逃さなかった」
ノッブ「そうサルじゃ! サルは夜な夜なワシの草履を盗んではペロペロし、また元に戻しておったのだ!!」
ノッブ「ワシはサルを手打ちにした。スィーツ」
ノッブ「……以上じゃ」
サンソン「…………」
-
493 : 2017/01/30(月) 22:23:16.37 -
ラーマ「身内の恥を晒すようであるが、実は余も同じような目にあっていてな」トーイメラーマ「弟のバラタが余の靴を……うう……もうどうしたらよいものか……」
ノッブ「お互い苦労するのぅ……」ポンポン
サンソン「お待ち下さい」
ラーマ「おお、もしや臣の立場から凶行を食い止める名案が浮かんだのか!?」
ノッブ「マヂでか! 褒美ならいくらでも出すぞ、申してみぃ!!」
サンソン「王たちよ、どうして貴方たちは臣下の愛情表現を拒むのです!!」
サンソン「敬愛する方の靴をペロペロしたいとおもうのは自然の摂理ではありませんか」
サンソン「果たして敬愛する王妃の靴を舐めたいと思わない臣下がいるでしょうか? いやいない」
サンソン「現に! 今! 僕も! このとおり!!」バッ
サンソン「マリーの靴を履いているんだ! ああマリー! マリー!!」
サンソン「君が動脈なら僕は静脈、この靴という心臓を介して世界を駆け巡るんだね!!」
ノッブ「もしもしお巡りさん(おきた)、コイツじゃ」
ロベスピエール「…………」(←あんな人じゃなかったのになぁ……という目をしている)
ナポレオン「…………」(←だからアイツはヤバいって吾輩言ったべ?という目をしている)
-
494 : 2017/01/30(月) 22:24:43.57 -
■コペンハーゲンにてエミヤ「城島リーダーに男米を貰ったので秀郷印の無尽俵の発注は必要ないと」
エミヤ「私は言っておいた筈なのだが」ハァ…
イシュタル「あはは、ついウッカリ」
エミヤ「やめてくれないか! 君がうっかりとか言うのは!!」
イシュタル「いいじゃない腐るもんじゃあるまいし」
エミヤ「お米は腐るのだよ……」
エミヤ「だいたいなぜ女神が私の店のバイトをしてるんだ……」
イシュタル「やってみたかったんだからいいじゃない! 制服私に似合いそうだと思ったし!」
エミヤ(……店の制服をデザインした時にモデルに思い浮かべた人物)
エミヤ(今考えればアレは遠坂だったかも知れない)
エミヤ「うっかりと言えば私がうっかりだったか……」
エミヤ(イシュタルがいることで英雄王が寄り付かないというメリットもあるのだから、多少は我慢しよう)
キャス狐「それで、この米俵はどうするんです? 私お供え物ならお米より油揚げがいいなーって」
モード「なんでテメーが何か貰える前提なんだよ」
キャス狐「あらやだ、キャス狐ちゃんってば貢がれ体質だからつい~」ミココーン
エミヤ「米……ふむ、米か……」
-
495 : 2017/01/30(月) 22:26:27.83 -
■ありすはしっているエリザ「アイドルにはレモンが必要なの! レモンはフレッシュさの証なのよ!」ザ・テレビジョーン
エリザ「だから私の写真集にはブラッドレモンバス用意しようと思ったのに」
エリザ「どうしてレモンを売ってくれないのよ!!」バン!
アリス「私は果物屋さんじゃないからよ」
エリザ「なん…ですって!?」
アリス「こっちが驚きなの」
アリス「どうしてアリスを果物屋さんだと思ったのかしら?」
エリザ「だって貴方、ナーサリーライムじゃない」
エリザ「ほら、"ライム"ってついてる。ライムってレモンと似たようなものでしょう」
アリス「可哀想なトカゲさん。色はピンクで頭は空洞。カラカラカラカラ、小さな胡桃が鳴っているわ!!」
エリザ「胡桃……? 頭の中に胡桃があるわけないじゃない」
ヴラド「おぉ、なんという愚昧だ、エリザベート」
エリザ「げぇ! 怖い方のおじさま!!」ジャーンジャーンジャーン
-
496 : 2017/01/30(月) 22:28:10.73 -
ヴラド「貴様という女は偶像という名の支配者を語りながら全く足りぬ」ヴラド「知性が足りぬ、品性が足りぬ、謙虚さが足りぬ。なんという愚かしさよ」
エリザ「ひぎぃ!」
アリス「事実だけどドギツいのだわ……」
ヴラド「ナーサリーライムのライムはrhymem、即ち韻文の事である!」クワッ!
アリス「まさかの正しい知識!?」
ヴラド「我が槍は貴様の悪徳、傲慢を貫かんとしようが、今の貴様は十代の小娘」
ヴラド「そのことが貴様の罪を消す訳ではない。だが、断罪の前にすべき事がある」
ヴラド「己の悪を悪と知らぬまま逝くことこそ悪である。正しく知れ、慚愧を抱け、己が性根のおぞましさに蝿音のように嘆くがよい」
ヴラド「その為に……」
ヴラド「勉強である」ガシッ
ヴラド「だいたい貴様はまだ冬休みの宿題を終えていないだろう。オレは知っているぞ」
アリス「物凄く真っ当だわ! エリザベートに必要なことだわ!!」
エリザ「痛いっ……角を掴まないでぇ! 引っ張らないでぇ!!」
ヴラド「許しを乞う者に、貴様はなんと答えた?」グイグイ
エリザ「あうあぅぅ……アリス、アリス、助けてぇぇぇ!!」ズルズル
アリス「まぁまぁなんて素敵な光景なのかしら! 時計の針が動かないお茶会のよう!」
エリザ「どーこーがー」ズルズル
アリス「だってそうでしょ?」
-
499 : 2017/01/30(月) 22:31:01.88 -
■あるてら糸を垂らすあるてら「…………」ヌボー…
あるてら「…………」ヌボー…
あるてら「…………」ヌボー…
李書文「ん、なんだ匈奴の末裔よ、お主太公望か?」テクテク
ベオ「太公望?」
李書文「釣り人の事よ。とくにボウズのな」
あるてら「釣りは悪い文明……」プンスカ
ベオ「ここいらって釣れんのかよ? クーフーリンの奴なら知ってるだろうが」
あるてら「たい……」ボソッ
ベオ「ん?」
あるてら「鯛を釣る」
ベオ「は?」
あるてら「みろ」ピョーン
-
501 : 2017/01/30(月) 22:31:35.97 -
。e*セ宍≠i・*we。.
,ィ㌻' ⌒゜㍉、
_,.gr*£%-……‐- "'*。,
y'"´ γ" ´"~、、 `~、、
ρ yj 乂=ト。、 ´"~、、 ´"* 。,,
φ W ´"''-ニニ=- __ `ヽ、 ゜'' .,
¢ ´'*,_ ´"''-ニニニ=ニニ=-_ \ .,
´"*c。.,,_ ´'**g ◯ ◯))ニニ=- _ \ .,
/::Vx ´"''**g ¨∵*※共トv㍉㍉ニニニニニ=- _ ゛ 、
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{/:::::::Vx ヽ、:::::\ アニヘニニニニニニニニニニl ト 、
… Ν:::::::::Vx ヽ、::::\ ィニニ/ニニ}ニニニニニニニ二!jニ-ヽ、
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V::::::::::::::::::::>xv" <vッ'" ~Lv_ {ニ{ニ〉ニニニニニニニニニニニ,ニニニニニニヽ
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.. ∨:::::::::/{x::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::: >^~、 =ニ乂__ニニニニニ/ニニニニニニニニハ
\:::/::::V ''"⌒⌒´\,.-‐-v {::::::::::::: ^ヽ =ニニ~㍉ニ/ニニニニニニニニニニハ
Λ:::::::"<、_:::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::^ヽ<ニニニ寸ニニニニニニニニニニニハ
{/::::::::::::::::::::::⌒''ー-rvィVィイ:::::::::::::::::::::::::::::j!ニニ寸ニ}ニニニニニニニニニニニノ
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´"''ー=ニニ=-''"´ `¨¨´あるてら「エビだ!」フンス
ベオ「いやこれロブスターだぞ」
あるてら「……!?」
あるてら「エビじゃ……ない?」
-
502 : 2017/01/30(月) 22:32:32.40 -
ベオ「エビみてーなもんだけどエビじゃあねえな、厳密には」あるてら「エビで鯛を釣る……ロブスターでは鯛は釣れない……!!」ガーン…
ベオ「いや、そもそも川じゃ鯛は釣れねぇだろ。川魚じゃねえし」
あるてら「なに!?」
あるてら「では私は……いったい今まで何を……」ワナワナ
あるてら「ことわざは悪い文m……いや、間違っていたのは私の方だ」
あるてら「私が悪い文明……?」ハッ!?
ベオ「誰にでも間違いってのはあるもんだろ。そいつは悪くはねぇよ」
ベオ「ウンフェルスの野郎みてぇに、テメェが間違ってたと思ったらチャッチャと詫びりゃいいんだ」
ベオ「そいつができねぇ奴の方が悪ってもんだぜ」
あるてら「そうか……私は間違っていたな。鯛は得られなかったが、得るものがあった」
あるてら「釣りはいい文明だ」ニコッ
李書文(釣り竿が三色になってる事の方が色々誤ちな気がするが……)
-
503 : 2017/01/30(月) 22:36:28.86 -
■このスレではこういう設定だったあるてら「お前たちはドコへ向かうんだ?」
ベオ「んあ? 家賃を滞納してる馬鹿がいるんで、取り立てにいくのよ」
李書文「ま、仕事だな」
あるてら「……私もついていっていいか? 手伝おう」
あるてら「取り立てるのは得意だ。遊牧民的に」
李書文「中国人としては頭の痛いことだな、それは」
・
・
・ベオ「この部屋だ」ピンポーンピンポーン
ベオ「チャイムを数度鳴らしても出てきやしねえ」
あるてら「突入しよう。ドアを破壊する」スチャ
李書文「待て待て。合鍵なら持ってきている」
ガチャ
ベオ「ちうーっす。金出せやオラ」ドカドカ
??????「ZZZ……」
-
504 : 2017/01/30(月) 22:38:00.19 -
李書文「コイツ寝ておるぞ」ベオ「あれだけ五月蝿くしたってのに太え野郎だ」
あるてら「大きいな……まるで月の私のようだ……月の私?」ハテ?
??????「ZZZ……」
李書文「ふぅむ噂に聞く巨人族という奴か」
ベオ「こんなん居たか? まぁいい、巨人だろうが獣人だろうが、金払わねえ奴は一緒だ」
ベオ「叩き起こして、財布の中身全部差し出させて、足りなきゃ差し押さえよ」
ベオ「オラ! 起きやがれ!!」ブン!
李書文「おい、いきなりネイリングを叩きつける奴があるか」
ペキーン!!
あるてら「折れたぞ」
ベオ「ああ、折れたな、ネイリングが」
李書文「……少しぐらい驚きや悲しみはないのか。愛剣が敗れたことに」
ベオ「ん……んん……いや、まぁ、別に、何も?」
あるてら「魔術王のマネだ!」
ベオ「ぶっちゃけ剣に期待とかしてねぇしな」
李書文「執着はせんというのはわかるが、拘りぐらいはあってもよかろうに……」
-
505 : 2017/01/30(月) 22:39:33.84 -
ベオ「つうか殺る気で向かってくる怪人や竜ならともかくよぉ」ベオ「寝てる巨人に文字通り刃が立たねぇとか……やっぱ武器はダメだわ」
李書文「果たしてどうか。この巨人、寝ながらにして気の通った怪人や竜並の肌を持つと考えるべきと見るが」
あるてら「次は私のフォトンレイを落としてみるか?」ワクワク
李書文「カカカ……こういう時は内功よ。外からの衝撃に強いものでも、内側からには耐性が無いものだ」ピトッ
李書文「ゆくぞ……発ッ!!」グン!
??????「っ!?!」ビクン
あるてら「おぉ、跳ねたぞ」
ベオ「やるじゃねえか」
李書文(……これで目覚めんとは)
李書文(ならば気を練って最大威力で勁脈に送り込む……!)スゥゥ…
李書文「ぬんっ!!」
號ッ!!
あるてら「巨人ふっとんだー!」
ベオ「死んだか?」
??????「うっぐが……」
ベオ「おー生きてる生きてる。流石巨人族は頑丈だな」
李書文「殺す気でやったのだがな」
-
506 : 2017/01/30(月) 22:41:22.17 -
ベオ「おい、耳の穴かっぽじって聞け。俺らは管理会社のもんだ。滞納してる家賃払いやがれ」ベオ「それとも何か? その巨体で借金も踏み潰すってか?」
あるてら「上納金未払いは悪い文明。草原的に考えて」
??????「■■■■■ーーー!!!」
李書文「うーむ、これはいかんな。実力行使で巻き上げなくては(棒)」
ベオ「唇が曲がっているぜ、李書文」
李書文「お主もな。カカカ……こういう展開を望んでいたとみえる」
ベオ「最近暴れたりなかったんでな」ポキポキ
あるてら「やるのか? やっていいのか?」ワクワク
ベオ「まぁ待て、三人がかりは卑怯じゃねえか。男はタイマンだぜ」
あるてら「私は女だ」
李書文「順当にいけば奴を起こした者が戦うべきではないか?」フッ…
ベオ「おいおい、自薦かよ」
李書文「きゃつの怒りの矛先が誰に向かってくるか、自明の理であろうよ」
あるてら「誰が叩いたか区別ついているのか? アレは」
-
507 : 2017/01/30(月) 22:42:18.66 -
ベオ「アルテラの言うとおりだぜ、野郎が俺らの中で誰が自分を叩き起こしたかなんて」ベオ「寝ててわかりやしねぇって。まぁここは平等にジャンケ——」
??????「■■■■ーーーーーーー!!!!」
ブオン
ベオ「がぁっ!?!」ドゴォ!
あるてら「おー……三部屋先まで壁をブチ抜いて吹き飛ばしたぞ」
李書文「巨人だけあって流石の膂力よな」
ベオ「っつてぇなあ、おい……」ガラガラ
あるてら「三人がかりの方がいいと思うぞ」
ベオ「意外と弱気じゃねえか」
あるてら「効率だ」
李書文「とりあえず外に誘導するか。建物を壊されてはたまらん」
あるてら「貴様さっきコイツを吹き飛ばして部屋壊したろう……」
ベオ「つーわけで、外でやろうぜ」
??????「■■■」フーフー
ベオ「何つったか……えっと、書類書類」ペラッ
ベオ「クンバカルナ?」
-
508 : 2017/01/30(月) 22:43:31.12 -
■——ってことがさっきありましたラーマ「よく無事だったな!?!」
ベオ「なんだ、知り合いか?」
ラーマ「知り合いというか仇敵というか……」
ラーマ「いや、敵ながらあっぱれな男であったというべきか」
ラーマ「彼の者の剛勇の前にはハヌマーンも為す術もなかった程だ」
ベオ「まぁこっちは三人がかりだったからな」
ベオ「それでも流石に骨が折れたぜ」
ベオ「ほら」プラーンプラーン
ラーマ「リアルに!? 病院いけ!?!」
あるてら「李書文も歯が抜けたし、私も膝を擦りむいた」
ラーマ「お主だけ軽いのだが!?」
-
509 : 2017/01/30(月) 22:44:16.67 -
ラーマ(しかしクンバカルナはラークシャサとはいえ性根の正しき穏やかな男)ラーマ(この者たちのやり方があまりに無法だったのではあるまいか……)
ベオ(ぶっちゃけ後で書類確認したら家賃はラーヴァナが払うことになってたんだよなぁ……)ポリポリ
ラーマ(というか象に踏みつられ心地よさに目覚めたクンバカルナを)
ラーマ(痛みで目覚めさせた中国拳法とは一体……)
李書文(まだまだ修行が足りんな)
あるてら(おなかすいた)
ラーヴァナ「ナハハハハ!! 家賃を滞納し踏み倒すとは正に悪魔!!」
ラーヴァナ「このラーヴァナに相応しい悪の所業よ!!」
インドラジット(ショボい……)
ヴィビーシャナ(こんなんだからシータ姫がなびかないんだよなぁ……)
-
510 : 2017/01/30(月) 22:45:22.18 -
■余ったお米でベオ「んで喧嘩して腹減ったからエミヤん店行こうってことになったんだが」プラーン
ラーマ「いやだからその前に病院に……」
ベオ「はっはっは、インドの王様は心配性だな。こんなん唾つけりゃ治るっての」
ラーマ「治らんわ!?」
あるてら「そうだ。唾で骨はつかない」
ラーマ「うむ、言ってやれフンヌの王」
あるてら「お米ならくっつく」
ラーマ「そうだな。お米ならば口に含んでも安心故、人体の接着にも向いてる。有機物だからな」
ラーマ「……などという事があるか!」バン!
李書文「これがインド式ノリツッコミか」
あるてら「まはとまだな」
ベオ「ハイアラキだな」
ラーマ「違う!」
キャス狐「そうですよ。ダンスしてませんでしょう」
ラーマ「インド式ツッコミはダンスしながらするみたいな印象操作はやめるのだ!」
-
511 : 2017/01/30(月) 22:49:15.97 -
フェルグス「ガハハ、意外とキレのよいツッコミをするではないか、コサラの王!」ギュウィィン!ギュィイィン!ラーマ「……生前からボケの多い連中に囲まれてたからな。弟たちにラーヴァナにハヌマーンらに……」
李書文「ところでさっきから気になっていたのだが、フェルグスは何をしているのだ」
フェルグス「米を砕いて米粉をつくっている!」ムキッ
キャス狐「いやだからそれはなんの為に?」
モード「ふ……わかったぜ」ピコーン
キャス狐「あらモードレッドさん珍しい」
モード「おう駄狐、雛祭りって知ってっか?」
キャス狐「釈迦に説法なんですけどー」
モード「雛祭りで食えるひなあられつーお菓子があるんだぜ! 色とりどりで上手いんだぜ!!」
あるてら「それは本当か!? 雛祭りはいつだ!?」キラキラ
キャス狐「3月ですよー。女の子のお祭りですよー」
モード「オレは女じゃねえ!!」
ベオ「面倒くせぇなコイツ」
あるてら「私は女だ。もういくつねるとひなまつりー」ワクワク
-
512 : 2017/01/30(月) 22:50:30.55 -
モード「コホン!」モード「雛あられの原料は米って聞いたぜ!」
ベオ「それだけか?
モード「カラフルなのはカラドボルグで焼いてるからだろ!」
フェルグス「なんと! 俺のカラドボルグの極光は着色料だったのか!!」
キャス狐「いやねーから。あったとしても絶対口に含みたくありませんから、そんな着色料」
ラーマ「冷静に考えよ。カラドボルグで着色できるなら」
ラーマ「そなたの剣で切り崩した山が七色になってる筈であろう」
フェルグス「おう、そんな愉快な山はケルトには存在せんな!」
キャス狐「ちなみにレインボーは同性愛を示す……」
エミヤ「その豆知識は今必要かキャスター!!」
キャス狐「流石はディフェンスに定評のあるアーチャーさん」
ベオ「おう、フルディング面白ぇ使い方してるあんちゃんじゃねえか。一発殴らせろや」プラーン
エミヤ「その腕で!?」
-
513 : 2017/01/30(月) 22:52:35.26 -
■レインボーフラッグは6色構成あるてら「同性愛……」
李書文「でぃふぇんす失敗しておるぞ」
あるてら「私の軍神の剣は三色だから同性愛じゃない」
あるてら「お前の羽は七色だから同性愛」ビシッ
エジソン「妻子あるこの私に対してなんというレッテルをー!?」
< ヒソヒソ
< ザワザワ
エジソン「エミヤ君! 君に協力の要請を受けて一仕事終えてみれば」ガバッ
エジソン「いつの間にか同性愛者という間違った認識をされているのだが!」ドン!
エミヤ「壁ドンはやめたまえ!! 誤解が進む!!
フェルグス「応ッ! なんだ、そのいい身体は誘ってたのか!」ニカッ
エジソン「私の筋肉はEだ!!」
邪ンヌ「アステリオス、目を合わせてはいけません! ホモに食べられる!」
テリオス「ぼくがたべるんじゃなくて……たべられる……?」
邪ンヌ「いいから!」
テリオス「よくわからないけどわかった」
邪ンヌ「アリスとジャックも待ち合わせの場所を変えるようメールしないと……」
エジソン「誤解だレディ! それ以上は訴訟するぞ!! アメリカ人らしく!」
-
514 : 2017/01/30(月) 22:54:28.86 -
ノッブ「大丈夫じゃ発明王、儂はホモもレズもショタも理解しとるからな!」モード「ああ、うん、まぁ……ほら、アグラヴェインとかもだしな」
エミヤ「彼は違うから! 君だけは間違わないでやってくれ!」
ラーマ「エジソン本人ではなく合体したアメリカ大統領の中に同性愛者がいるだけかも知れぬのだから」
ラーマ「皆、エジソンを奇異の目で見てやるな」
エジソン「私のフォローの為にプレジデントの名誉を汚さないでくれたまえ!?!」
邪ンヌ「ブキャナン…ケネディ……リンカーン……」
エジソン「デマだ! 政敵によるネガティブキャンペーンだ!!」ガオーン
キャス狐「邪ンヌさん……お詳しいんですのね」フッ
邪ンヌ「は!?! ち、違うわよ! わ、私は聖女ですから!!」アセッ
邪ンヌ「何をしてはいけないのかを知っておかねばならないだけで」
邪ンヌ「乙女ゲーならともかく、BLなんていう非生産的なものは推奨できません!!」アセアセ!!
邪ンヌ「あ、いや、別に赤毛のセミロングな主人公が何故か多いゲーム界隈の事も知りませんけどね!!」アセアセアセ
邪ンヌ「ホントだから! ホントに乙女ゲーとかしてないから!!」ギャー!
李書文「乙女芸?」
モード「母上やそこの駄狐駄聖女じゃもうできない芸だな」
キャス狐「のほほ、その代わりに手に入れた芸もあるんだぞっと、小娘」
あるてら「乙女は期間限定で大人になるとやるのが難しくなるんだな」
エミヤ「その言い回しはよすんだ大王」
キャス狐(月のアルテラさんとか乙女芸極まってますけどねぇ……)
-
515 : 2017/01/30(月) 22:57:13.15 -
■バウンティ号の艦長よりアリス「あら、集合場所変更なの?」
ドレイク「おっと危ない!」ドサッ
アリス「きゃあ!」
ドレイク「危うくぶつかるどころだったじゃないか。歩きスマフォは良くないね」
アリス「ごめんなさいなのだわ」
ドレイク「怪我はないかい?」
アリス「ええ。でもオバサマの荷物が地面に転がってしまったわ」
アリス「こんなに沢山の……レモン?」
ドレイク「ライムだよ。まぁレモンの親戚みたいなもんさ」
アリス「エリザベートったらタイミングが悪かったわね」
ドレイク「ん? あのトカゲのお嬢ちゃんがどうかしたのかい?」
アリス「実はカクカクシカジカSOSSOSホラホラヨンデイルワで」
ドレイク「あー……そりゃホントにタイミングが悪かった」
ドレイク「実はアタシもコイツの処分に困ってて、貰い手を探してたんだよ」
-
516 : 2017/01/30(月) 22:59:04.87 -
アリス「どうしてそんなことに」ドレイク「いや、ブライが航海に出るってんで柑橘類を買い漁ったのさ」
アリス「航海中はビタミンが欠乏して脚気になりやすいって聞くものね」
ドレイク「ところが手違いで積載量以上のものを買っちまったってんで」
ドレイク「格安で売りに出してたのさ」
ドレイク「それでつい、まとめ買いしちまった」
アリス「……自業自得?」
ドレイク「アタシも海の男……もとい女だからね」
ドレイク「柑橘類の重要性を知ってるから、反射的に買いだめしちまって」
ドレイク「よく考えたら腐っちまうしねぇ。どうしたもんかと」
アリス「執事アーチャーに頼めば保存食に加工してくれそうなのだわ」ポン!
ドレイク「ああ、そりゃ名案だ。この時間帯なら店にいるかね?」
アリス「そうね。私もコペンハーゲンに用があったの」
アリス(ジャンヌオルタったら集合場所を変えるのはいいけど、新しい場所の指示出してないのだから)
アリス(結局コペンハーゲンに行くしかないのですもの)
アリス「ところでブライ艦長は船員を見つけられたのかしら。この前、反乱を起こされたってトマトみたいに真っ赤だったけれど」
ドレイク「ああ、なんか今回自分でスカウトした面子で出航するって息巻いてたよ」
アリス「英霊の座にいるような人たちですもの。きっと豪華な船員なのだわ」
ドレイク「ああそうさな。確か呂布に、ブルータスに、ミツヒデ・アケチだっけか?」
アリス「艦長はひょっとして反乱を起こされるのが趣味のドMなのかしら?」
-
517 : 2017/01/30(月) 23:02:07.86 -
■動力エミヤ「というわけでフェルグスの砕いた米粉を練った生地をこうして円盤状にし」ポンポン
エミヤ「ゲイソン博士の作った鉄板に並べて熱するのだ」
エジソン「今ひどい裏切りを聞いたぞエミヤ君。私達は友達じゃなかったのかね?」
邪ンヌ「ホ、ホモダチ……!?」
キャス狐「ダメだこの竜の魔女はやくとかしないと」
エミヤ「ところでこの鉄板はコンセントがないが、直火式かね?」
エミヤ「にしては薪もガスもないようだが」
エミヤ「よもや君が設計ミスをするとも思えないのだが」
エジソン「ふっ……」
あるてら「ここに大きな空洞があるぞ」パカ
フェルグス「人間二人ぐらいが入れそうだな」
テリオス「ぼく、なら……ひとり、かも……」
ガウェ「こんにちわ!」カランカラン
カルナ「エジソン、言われたとおりガウェインを連れてきたぞ」
エジソン「待っていたよカルナ君! ガウェイン君!!」
-
518 : 2017/01/30(月) 23:03:18.88 -
■なにができるかな?エミヤ「お米は熱すると膨らむのだが」
エミヤ「今作っているお菓子は膨らむのが厳禁なんだ」
エミヤ「だからジークフリートがやっているように、膨らみそうになったら」
エミヤ「この押瓦を当てて平らな形状を維持させるんだよ」
ジーク「すまない……デンプンの働きを殺してしまって本当にすまない……」グッグッ
エミヤ「それから片面だけが焼けないよう、よく見て適時ひっくり返していく」
ジーク「乳白たる米は失墜し、今、お焦げに染まる——バルムンク!!」ペッペッペッ
邪ンヌ「なるほどね」メモメモ
テリオス「楽し、そう」
モード「オレもやる!!」
あるてら「瓦はいい文明」
エミヤ「もちろん、皆の分は用意してある。今は全体の流れを見てもらうために」
エミヤ「ジークフリートにやってもらっているだけだ」
ラーマ「ふむ……しかし他のものにできるのか?」
ノッブ「なんじゃ? 別に問題はなさそうじゃが?」
-
519 : 2017/01/30(月) 23:04:23.17 -
ラーマ「作成の過程は錬鉄の英雄しか知らぬ」ラーマ「米を砕くのもドリルを持つフェルグスが適している」
ラーマ「効率的な鉄板の設計は発明王が」
ラーマ「熱源はカルナとガウェインが役を負った」
ラーマ「とすれば押瓦を当てる竜殺しも彼にしかできないので」
ラーマ「焼きの仕事をしているのでは?」
エミヤ「いや、あの仕事は誰でも良かったんだ」
ラーマ「……そうか(少し恥ずかしい)」
あるてら「数合わせ?」
ジーク「俺は頼まれればなんでもやってきた男だ……」キリッ
-
520 : 2017/01/30(月) 23:05:24.44 -
■藁にもすがる思いでパトラ「これです!」バン!
パトラ「そうだ、信州へいこう!!」
酒呑「なんやのいきなり」
パトラ「遅々として進まないカエサル様のダイエット……」
パトラ「その打開策を妾は見つけたのです!」
パトラ「このイリヤスフィールが貸してくれた日本のMANGAから!!」
イリヤ「それはプリズマイリヤを制作しているシルバーリンクさんが現在アニメを手がける」
イリヤ「一迅社から発売中の政宗くんのリベンジだね!」ダイマ!
酒呑 \このスレの伏せ字の基準点ってなんやろ……?/
パトラ「一迅社CM風でセリフを喋るとはできますね……!!」
イリヤ「ちなみにヘラクレスも愛読しているわ」
-
521 : 2017/01/30(月) 23:06:06.50 -
イリヤ「ま、だいたいわかったわ。政宗くんが長野での生活でダイエットに成功した前例から」イリヤ「カエサルを長野に連れていけば痩せるんじゃないかという魂胆ね!」
酒呑「柳の下には二匹目の土壌がおるんやろか……」
パトラ「日本のヘルシーな食事と澄んだ自然によってカエサル様は素敵な細マッチョに生まれ戻るのです!!」
イリヤ「政宗くんは8年かかったけどね!!」
酒呑「寧子ゆー娘の方でええやんなぁ、これ」ペラペラ
パトラ「東洋の神秘! オリエンタル! オーガニック!!」グルグル
イリヤ「よっぽど追い詰められているのね……」
酒呑「本人にやる気がないのにダイエットなんて進むわけないやろうしねぇ」
酒呑「まあでもせやね……あの辺で過ごしたら、そら別人のようになったって話も」
酒呑「ぎょうさん耳にするわなぁ……」
パトラ「本当ですか!? やはり信州はダイエットの聖地なのですね!!」
イリヤ「そうなの? 確かに高地だからトレーニングには良さそうだけど」
酒呑「ほら、例えば……」
-
523 : 2017/01/30(月) 23:07:35.87 -
イリヤ「しゅーぞーくーがーかーわーってーるー!!!」酒呑「日本人にはよくある事やし?」
イリヤ「私の知ってる日本人は学校卒業したあと身長187cmまで伸びて白髪と色黒になるけど」
イリヤ「種族までは変わらないもん!!!」
パトラ「か、カエサル様なら竜種属性がついても問題ないですし……偉大な英雄ですから!!」
イリヤ「ソコ、恋人を脂肪と引き換えに人間辞めさせない!」
酒呑「よう考えたら別に信州じゃなくてもこういう現象は日本ならどこでも起こってる事やったわ」
イリヤ「いやいやいや……」
酒呑「そないな不思議な顔しんと。難しゅう考えんでもええ」
酒呑「つまりや」
コイ
酒呑「人間なんて簡単に鬼に堕ちるんやで?」ジンルイアク
ティアマト「Aaaaaaaaaa——(うんうんそれも人間愛だね)」 -
524 : 2017/01/30(月) 23:09:53.85 -
パトラ「そんな殺し愛みたいな感性、わかりません!」パトラ「アントニウス様は最後まで私の為に戦ってくれたのですから……」ギュッ
イリヤ(私はちょっと否定しにくいかもね……)
イリヤ「私も半分日本人なんだね。こんなところで実感するとは思わなかったけど」
ティアマト「LaAAAAA——」ナデナデ
イリヤ「そうなのかなぁ……」
イリヤ「…………」
パトラ「…………」
ティアマト「…………」
酒呑童子「なんや、これ8巻までやの?」
イリヤ「…………」
パトラ「…………」
ティアマト「??」キョトン
イリパトラ「「なんか凄いのいる!?!」」
-
526 : 2017/01/30(月) 23:12:18.32 -
■三つ子の魂バサカ「履いてない健康法……素晴らしいですな」ペラペラ
レオ「筋肉はぁ! 裏切らない! とても共感できる主人公ですね!」ペラペラ
キャス子「なんでこんな暑苦しい男ばっかりにウケてるのよ、政宗くん!?」
おき太「沖田さんはラブコメより男同士が沢山でて」
おき太「汗だくになりながら絆を確かめあうスポーツ漫画がいいです」ハイ!
武蔵「私は男の子が沢山でてくるコ◯コ◯とかのホビー系がいいかなー」
キャス子「だっしゃらぁぁぁぁぁぁーー!! ラブコメにキュンキュンする乙女はいないのかー!!」
バサカ「オトメンではダメですかな、王女」ハッハッハ
レオ「ラブコメとはスパルタにはない文化ですね。これが異文化交流というものですか」
キャス子「そりゃそうでしょうね。筋肉妖精帝國のスパルタにはないでしょうよ」
レオ「スパルタの女性ならラブコメのように右往左往している男女二人など助走つけて殴りますからな! ハッハッハ!」
キャス子「…………」
キャス子「それはちょっと気持ちがわからないでもないわ」
キャス子「若い頃の私ならラブコメ読んでキャッキャと楽しめてたでしょうけど」
キャス子「今はちょっと素直に楽しめないものね……」
キャス子「私自身、好みも色々変わってしまったしね」
-
527 : 2017/01/30(月) 23:14:18.58 -
キャス子「それでもこうして偶に読みたくなるのは、子供返りというものかしら」巌窟王「復讐のために己を磨き上げる……わかる、わかるぞ!!」クハハハハハ!!
伍子胥「復讐者に必要なのは復讐が終わってしまった後、どう生きるかなのだがな」
アヴェ「いやいや生きてるだけで丸儲けってヤツよ? あ、ジュースおかわりね」
キャス子「人がアンニュイになってる時に! っていうかウチは漫画喫茶ではなくてよ!!」ダン!
レオ「私、筋トレをしたくなってきました! 王女、ダンベルとかありませんかなっ!!」
おき太「薄い本とか置いてないんですかー? 薄い本ー」チンチーン
武蔵「いや、メディアさんの言うことわかるなー。私も原点回帰して今度は鉄人28号を読む事にするよ」
小次郎「お湯はどこでござる?(カップ焼きそばを持ちながら)」
シロウ「日サロ置いてないんですか? この漫画喫茶」
ジェロ「何……バイト代に比して労働時間が長い? ふむ、詳しく話を聞かせてもらおう」
竜牙兵「カタカタカタ……」
ゲオル「すみません、ここデジカメ繋げますか?」ガラガラ
キャス子「だから漫画喫茶じゃないわよ!?!」
-
528 : 2017/01/30(月) 23:15:48.01 -
イアソン『——という感じに忙しい内は辛いこととか忘れられるって寸法だ』メルメル
イアソン(ついでにアイツが忙しい内は俺は安全という訳さ)
バサカ「なるほど。それで王女の家の前に偽の看板を立てていたのだな」
バサカ「流石だ、イアソン」
イアソン『褒めるなよ、ヘラクレス!! 俺が凄いのは当たり前だろう!!』メルメル
キャス子「ああイライラする……アルゴー船が自壊する呪いでも発動させようかしら?」
-
529 : 2017/01/30(月) 23:17:09.63 -
■コペンハーゲンに戻りましてテリオス「3枚……焼けた……」
邪ンヌ「ふふん、私は5枚よ!」
ジャック「6枚」
モード「なぁオレのところだけ鉄板の火力弱くねぇか!?」グイグイ
ガウェ「気の所為ですよ」シレッ
アルテミス「あははははは楽しー」ギュウウウ
オリオン「熱いッ! 熱いッ!!」ジュー
あるてら「押瓦がフォトる……」ペカー
エミヤ「子どもたちは煎餅つくりを楽しんでいるようだな」ハッハッッハ
ラーマ「1名子供じゃない女神が鉄板に恋人を押し付けておるのだが!!」
頼光「金時、金時ー! ほら皆さんに負けないよう煎餅を焼くのですよ」
頼光「母が金時の勇姿をカメラに修めますからね」パシャパシャ
金時「やめてくれ大将! 俺はガキ達が楽しんでりゃそれでいいんだ!」
エミヤ「これも地域住民とのレクレーションだよ」キリッ
ベオ「目を逸らすな」
-
530 : 2017/01/30(月) 23:21:44.29 -
アリス「煎餅……ジャパニーズビスケットね」アリス「ジャムと合うかしら? ロシアンティーなんて素敵だと思うの」ホクホク
エミヤ「ドレイク船長から貰ったライムをジャムにしているが」
エミヤ「煎餅にジャムは流石に合わないと思うぞ」
ノッブ「煎餅には茶じゃぁ! 玄以のヤツに宇治の茶を持ってこさせるぞ!」
頼光「宇治の茶?」ハテ?
金時「宇治に茶なんてあったのか?」
キャス狐「あ~……金時さんたちの時代だとまだ特産品じゃないですものねぇ」
キャス狐「喫茶の習慣自体が珍しい的な?」
鈴鹿「アンタもでしょうが、年増BBA。あ、りんちゃんこっち向いてー」パシャパシャ
ノッブ「宇治の茶は職を失った宇治の民が生活の為に栽培を初めたのが切欠じゃったかのー」
ジャック「ねぇ、鈴鹿が解体されてるよ?」
アリス「気にせず煎餅を焼きなさい」
オリオン「あばばばばばばば」ジュワジュワ
エミヤ「こんな血と肉の匂いがする煎餅焼きの現場なんてかつてあったろうか……」
-
531 : 2017/01/30(月) 23:23:47.10 -
フィン「はっはっは、オスカーは私の構えるカメラに一切視線を寄越さないが」フィン「これはアレだね! 煎餅を焼くのに熱中しているわけで、私を嫌っているのではないのだろうね!」
ディル「もちろんです主よ。オスカーならば一番煎餅を多く焼くでしょう」
フィン「当然だとも! なぜなら私の孫だからね!!」ハハハハハ!!
カリギュラ「うぉぉぉぉネロォォォォォォォォ!!」
ブリュ「シグルドの血を引くものなら他の子に遅れをとってはいけません……」
イーヴァル「杖付きに無茶いうンじゃねェ、お祖母様よォ!!」
頼光「金時ー! 金時ー」パシャパシャ!!
エミヤ「………(曖昧な表情でモードレッドを●RECしている)」
アリス「醜いのだわ……授業参観で子供に手を上げさせる親のようなのだわ」
アリス「子供は親の代理戦争の駒ではないのだわ……バリボリ」
ドレイク「老いも若きもバチバチ火花を散らしゃいいんだよ。最高の酒の肴じゃないか」グビグビ
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532 : 2017/01/30(月) 23:26:19.81 -
ベオ「おう、姉御もライム絞るか?」ウィィィン…キャス狐「もー、道具あるんだから手で絞るのやめましょうよ」ダラダラ
李書文「お主はその血に濡れた手を拭いてこい」
ラーマ「いや待った、ベオウルフの腕が義手になってる!?!」
エジソン「折れてたので義手をつくってみた」
ラーマ「治療して?!」
ベオ「この義手すげぇんだぜ」ウィィン
ラーマ「何故受け入れている!?」
エミヤ「エジソン謹製だからさぞかし高性能なのだろうね」
ベオ「なんと電卓がついてるんだぜ」パカッ
エミヤ「二十世紀の多機能だ?!」
ベオ「便利だなぁ、電卓……。ほら、俺って一応王様だからよぉ」
ノッブ「Excelとか使えるともっと便利じゃぞ?」
エジソン「持ち主のレベルに合わせて機能をあわせるのが真の技術者なのだ」
ラーマ「どの者のレベルにも余はついていけん……」
-
564 : 2017/02/02(木) 23:15:27.45 -
_
}!
_ _ _ !l. _ -_-_、
{-_-_- -===-、-_ /
マ/ // i ヽ :\
r-= ´// / 〃 l ト、Y乂_ ノ エドモンさんみたいに生前に復讐を完遂って
ゞ-_ // :/:/ /| / /l.':}:',-> 要するに仇討ちですかね、仇討ち
// ´ / ‐_- |/,xz/ ハ ',
‾/ / :ハ V弋シ , ゞ'/ :} :} ┌ ┐ 赤穂浪士みたいな?
´ |:l :ト、ヽ l、 __, 人/j!/ |三!
lル从\|l l> -イ:/ヽ |三!
/: /: :|! ヽ/: : :/:\ |三!
//: :/:.| ヘ/: : :/: : :f:⌒ヽ |三!
/ : {: :/: : y': : : /: : : l: : : : \ l三l
.. /:/ : | :{: : /: : / : : : : j!: |:ヽ: :,:' : : 、 |三|
/:/: : : !八:/ : /: : : : : : :〈: :l!: /:': : :i: : :.、 |三|
_ ,. .イ: ノ: : : : : : :ゝ: /_: : : : : : : /:.l!: }: : : : l: : : :..、 |三|
,. -=: : : : 彡´: : : /‾-/Yヽ;';'`ー‐‐===|: !: : : : |: : i: : :. |三|
γ: : : : : : :/ : : : : : : `ー/;'∧;':∨;';';';';';';';';';';|!:j : : : :.|: : :l : : .ヽ |三|
';: : : : :./ : : : : : : : : : :_/;';/;';ヘ; ;}ー—‐=f´∨: : : : l : : ゝ: : : \ !三!
'.,: : :/: : : : : : : : : : /;乂メ;'||;'|ゝ;';';|;';';'|;';';ヘノ∨: : : l: : : : :\: : : ',`~;、、
ヘ:/: : : : : : : : : /;'/;';';';'|; ||;'|;'l;';';'|;';'; l;';';'ヽノ∨: : l: : : : : : : \: :', : : : : \
/: : : : : : : : /;';';/;';';';'/|:人:|;l! ;';'|;';';';l!;';';'; \∨: l: : : : : : : : : :\',: : : : : :/
{: : : : : : :/';';';';/;';';';';/;';';';';'; l!;';';'|;';';';'l!;';';';';';';';l|: :l: : : : : : : : : : : : \ : : /
\:_:_/;';';';';';/;';';';';'/;';';';';';'; l!;';'; |;';';';';l!;';';';';';';'ム l: : : : : : : : : : : : : : :\'
/;';';';';';';/;';';';';';/ ;';';';';';';';l!;';';';|;';';';';'l!;';';';';';';';';l:!: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽijゝく::i、::|!:,'::/::ヾ.
ハ::::ト、ヾ!:l:;:ゝ'´⌒!
iミ.i::::|、ヽ∨;イ;!i:::::::|} ふむ、仇討ちか
ヘ.|:、| `゛^´´ |::i::::i'、
iソ.i:l\_ _,,..lィ_:i:|:ハ 拙者の時代だと『鍵屋の辻の決闘』が有名でござるが
/:;:'`‾`` '`゜‐'i´!:l:!::ハ
/.:;'::,′ 〈! l|::l:i:i!:::ヘ
____,ゝ‐く\(ヽ_____/.:;'::/ヘ ‐._‐ .:'i!::!:i:!::::.ヘ___________
∨'ヽ ヽ 〉 〉_|/ ,'「厂|___i.::;:::;'__ノ゛丶、_/ .ト!、:!:l:トー‐゛—‐–ァ_________
∧<::ゝ'心'_/´ /」,ィ'´三三三!::i:::|:.:.i|\-、 _,…/|i!::i:|::!=====/————————
‾〈‾´厂 _./ ヘ/':.:.:.:.:.「|`|::!:ノ:、」!\\ //||ハ:!::|:「!__:.:.:.:.:.,′
. ,j: ´ ,ィ´ У\:.:.:.:.rメ'ト「リ'‾¨i!、 \// |=ノ'リ¬ト':.:.:.:.∧
トヽ,。='ィ' i . \:.:.´:.|l| i!. \ У | ||゛:.:.:.:.:/ .ハ
i!il|i!::::::| ノ ヽ;.:.:.:|! i! / /i! ||:.:.:.:./ i
|!ili:!::::::i. ,′ ヽ、 ヘ:.:.:.|| i!_/__/__! ||:.:.:./' |
ゝ、l!::::∧ ノ l i゛:.:.|| i!‾匚‾‾! .||:.:.:.〉´ .l
|`‾ ヾ.ー、 i |:.:.:.|| i7‾‾/‾i! .||:.:.:.〉 |、
,i! ! ヾ. ヽ ! .ノ:.:.:.|| |. / i! .||:.:.i:! ト、
||、 . |`ヽ | ! |:.:.:.:.:|| | / ,i! .||:.:.:ヽ i |::.\
゛!ヽ、i ! i i ∨:.:.:.:.:|| | / \、i! 《:.:.:.:./ ! .|:::::::.\
| ..:ヾ_ノ! ! i !:.:.:.:.:.:|| |/___i! i|:.:.:.:∨ ト、:::::::::.
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606 : 2017/02/03(金) 19:44:47.47 -
なんかprototypeアーサー王ってたらしっぽいよね。
仇討ちに関していうと、昔、『クイズおもしろゼミナール』って番組があったが、それにでてきた話だと公式記録では仇討ちの達成率ってのは1%程度だったそうだ。
そら見事達成できたら評判になるだろうし、寡兵で大勢と戦って勝つとか人気が出て当然。
荒木又右衛門自身の流派は不明だが、仇討ちの後で「大事の場に新刀を持っていくのはなってない」と批判した戸波なんとかいうのに弟子入りしている。
この戸波は戸波流とかいうの創始してたが、伝書には新陰流とあるそうだ。まあ新陰流は江戸時代を通じてもっとも広がった系統だから、別に荒木が仇討ちの前にやってても不思議ではないけど。
ヤギュモンに喧嘩売った武蔵ちゃんは大変だね!
-
615 : 2017/02/04(土) 21:44:33.67 -
_ -´ _______ | j /
__>'" ‾======ニニ二二 `ヽ! /
–—ゥ r _______, / - __ ヘ x´ ¨゛\
./ `ヽ 、 / / ‾ ` r、、
ノィ . イ / / j } ',
ハ / / /
.ハ ハ ’
ハ // 7 / / .l / ’
| / // 7 \ / ! イキ 、 {{
| / / / / `X.,, / / / イヘ ∧||
|∧{ .{ //| / 、_ /≧zz_" / 7 / Ⅳ / |||
| 、ヽ ( l / | ヾ |:::|il|::卞、/// /斗–.l / / .!||
,V!\ヽ、}l |/ ` ‾ / / / / 「:|il|:/ ./ / リ キャスター、君は私のことを誤解している。
/rミj /`、,、 // / ‾/ //_
\ .∧ヾミ},、 ヘ し / ! .// \ その観察結果は憶測だ。誤診としか言いようがない!!
:::::Y::::ヘヘミ j、 ∧ { /:::\ ∧
:::::::∧:::ヘヘミ≦ / /:::::::::::l== ヘ∧∧
::::::::::ハ::::::ヘヘミⅣ ∧ 、___ /::::::::::::::l ヘ入
:::::::::::::∧:::::::ヘヘⅧ芯r=、\ V_ ノ /:::::::::::::::::::l ト、、
:::::::::::::::::ハ:::::::::::へュ_r-v、ニ=\ ィ ´:::::::::::::::::::::/ j 7
::::::::::::::::::::∧::::::::::::/ r —— r´` ー ´:::::::::::::::::::::::::::::/ / ./
:::::::::::::::::::::::::ハミ //_____ノj - ≦:::::::::::::::::::::::::::::/ / /
::::::::::::::::::::::::::∧こ二–≧ ´ \,、::::::::::::::/ / /
::::::::::::::::::::::::::::::::ハ_r ´ .|:::::::f ´ _/ /
:::::::::::::::::::::::f ´ / |:::::::} 叭__…。/ ∧_」LL」_
/.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
.:.:.:/.:.:.:/':.:.:.:.:.:.
/.:.:/.:.:.:/.:.:./}.:.:.:.:.:.:
,:.:.:.' .:.:: '.:/_ ',:.:.: .:.:i
i{.:.:.i.:.:.:.:i/゜'芍` ,.: i.:.:|
誤診? それはどうでしょうか? i{\|.:.:.:.:| N:|:. ′
リ :.:.:.:.:| ‐ _ァ' :!/
貴方は少女の「お父さん」に反応して / .:.:.: |\_/ .: /
召喚されたという証言もあり /:i:〉 V.: iアi/\/
_ ィi{:i:i\ V.:.iV∧ V、
更には自分の好みに少女を仕立てるため /:i7⌒\:i:i:ヽ V:.i:V∧ V}iト、
彼女から眼鏡を奪うという暴挙にも出ています .i.i:/ . \:iム V:i V∧ V⌒
i :i ヽ Y⌒:、 V V∧ ,i i
| :i } , V, .V∧ ,! !
| :| ,′ ∧ }:.:. V∧ } | |
、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__, | :| ,′ .∨ !.:.:. Vi:i |│
_) (_ |_i| , j_ j:.:.:.:. Vi !│
_) 事実を歪めて公表するな!!! (_ | { {ハ}.:.:.:.i` v :!i|
) ( | {`、 ∨:}.:.:.:.| v !!゛
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ i { `、 .:.:. リ v八
: { ` j.:.:./ ‐ {‐ }
.: , ノ j:/ ‐ ‐ ',
.: : { { / ‐ ‐ ,
, V ', / 〈i〉 V ',
. , : V } ∧ . -
618 : 2017/02/04(土) 21:46:24.42 -
, -—‐- ..、
/::/::::::::::::\::\
男性の王よ、貴方は , ':::::/:::;>‐ 、:::::V:∧
. /::::::/{::/__ 、:::Ⅵハ
魔女っ子に「僕の初恋だったかも知れない」 /::::::/:::{ ___` -∨}::/|
,イ:/::::|::/{ `¨¨ {:.`ー リ/:::|
マスターに夜の公園で「君が僕の鞘だったんだね」 /::/:::::::|/ ' /'i::::|
///::::::::/迅 -_‐ 'i:i:i::::|
誕生日に鍋を買って「美味しいもの作って欲しい」 乂__(:://\::::::/::::{ー> /i:i:i:i|:::|
. `¨¨フ/‾ /:/\:∧三ニ‐¨´i:i|i:i:i//:|
ク●ニしながら「女性の喜ばせ方は心得てる」 . /:/ /::/\=}::∧ニ{ {ニ{i:i|//::∧
. /:/ (/::{. `}::: ∧八 、 \::/:::::|:∧-— 、
等の発言をしたというのは本当ですか? {/ ___ 乂{ _.ノ、:::::∧ ) ( -—<‾ニニニ∧_
. // ‾‾ { r /:/ニ二三三三二ニ=- _ニニ∧,イ
いかがわしい……ポロロン 〈 _ -‐乂__ノ三二ニ=- _ -=ニ二三三三|
∨_ -‐ ‾,ィ=ミ //‾\‾\ -ニ二三ニ- __.人_
. } r‐、_ (_| / }//‾\ \i:i:i\/ / -ニ二三三ニ=- _ヽ
、__人__人__人__人__人__人__人__, . V‖ ‾}{ ./ ∨ } \i:i:i\ | -ニ二三三_∧
_) (_ '‖ /.V .∧=- ._ ∨ / ヽ\i:i:i\ l | -ニ三∧
_) 全部女性の僕!! (_ . /‖ /∧∨ ∧ \\/ 、、_,/ / \i:i:i\/\ _∨}_
) ( _/:‖ -==ミ///∧.\_/. \_/ \/ニゝィ\i:i:} //\ /三ニ/乂
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ > ´: ノミー==彡)///∧_ 乂三三三 l /}//////\ニ/ /‾\
.: .: .:〈/‾\ }////从ニ=- _ `ヽ '´ | |/{/ //////八/ Y /i:i:i:i:i:i:iヽ
: : : :ノ‾‾\}/ //////>‐ 、=- _ _| |ニ}__ ////////,ー| レ/i:i:i:i:i:i 、
; ; ; {i:i:i:i:i:i:i:i:i ヽ ////〈 -‐- 、\ニニ=-v=ニ| |´ ///////////八〈i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
-
634 : 2017/02/04(土) 23:34:21.11 -
何故か「真に愛するなら壊せ!」と言うセリフが頭を過ぎった…
この後金時は城の運営を始めることになるのかな? -
775 : 2017/02/20(月) 00:32:28.98 -
ア⌒\ニ=‐ =‐ノ{ ノ入i:i:i:i:i:i:i:i:i≧=──────r===f(ニ八_八ニ)L__i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir==ァfアi:i://<{f({/ /⌒>、\
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⌒>、)(※)マニ=‐⌒\ `寸_j{_j{__j{_j{__j{_j{__j{__j{A⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒jHj{__j{_j{__j{__j{_j{__j{_H」_/ /<> 7ZZ厂)(※)/
⌒ニ=‐ (※マ=‐ //\ 厂‾‾‾‾‾‾ にこ)‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾にこ)‾‾‾‾‾‾‾\ /_⌒V 厂z7(※)ア゜
⌒ニ=‐}=‐{ア゜⌒\ 寸冖冖冖冖冖冖冖(し(う)ア冖冖冖冖冖冖冖冖冖マぅfうア冖冖冖冖冖冖冖彡ア⌒\_jZZi{=彡゜ /
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ヽヽ. i::::::::::::::::::::::::::::::::::i i/ ほっほっほ
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//::::ヽ‐-ニ_ヽ:::::::::::::::;: '_ニ-r‐:ヽ,. -——- 、 みなさん、よく集まって頂きました
//::::::::::∧ Vト弋。xYx。フ.∧Vi:/: : : : : : : : : :ノヽ
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`ヽ,i: :i: :i: :i: :i: :i j i ゝ_i. ー' i_ノ j i_i: :i: :i: :i: i_,.-‐'"ヽ. ヽ
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//:::ノニ二 二ニ='===ニ彡ミニ===''=ニ二_,.. ニニヽVム. ヽ :.
〈〈::〈: :i: :i:_i:;ニ=-‐''"´‾‾‾_ _‾‾`゛''‐-=ニ: i: :i: :i: :i:〉 ム ', i
i. ゝ-‐= _,….-‐=ニ二三‾::::::_:::::‾三二ニ=‐-.._‾`''‐–. ノ V j
┌─────────────────────────────────────────┐
│ 王はノイシュたちと和解をしたいので、俺たちの誰かに使者にたってほしいということだった .│
└─────────────────────────────────────────┘
-
802 : 2017/02/20(月) 00:53:39.77 -
バレンタインの叔父貴がカッコよかったから、叔父貴の「反骨」について書くいたのね(この話が反骨が正しいのかは疑問なのね)
そしたら思った以上に長くなったので分割するのね。あと王様はFate表記だとコンホヴォルだったのね、脳内修正して欲しいのね -
811 : 2017/02/21(火) 22:17:16.90 -
ア⌒\ニ=‐ =‐ノ{ ノ入i:i:i:i:i:i:i:i:i≧=──────r===f(ニ八_八ニ)L__i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir==ァfアi:i://<{f({/ /⌒>、\
{)(※)(イマニ=‐ /7\ノノ\fこヨ辷=─────}|{_ ‐=ニニニニニニニニニニニニ=‐ }|{─────r==辷{ノ/{〈〈ノく\_、丶 /⌒\
L(※)(イマニ=‐「 {、 \ノノ}丁丁丁丁丁丁丁丁「⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒iH丁丁丁丁丁丁丁}{イ{ j/ >⌒7ZZ厂)(※)ハ
⌒>、)(※)マニ=‐⌒\ `寸_j{_j{__j{_j{__j{_j{__j{__j{A⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒jHj{__j{_j{__j{__j{_j{__j{_H」_/ /<> 7ZZ厂)(※)/
⌒ニ=‐ (※マ=‐ //\ 厂‾‾‾‾‾‾ にこ)‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾にこ)‾‾‾‾‾‾‾\ /_⌒V 厂z7(※)ア゜
⌒ニ=‐}=‐{ア゜⌒\ 寸冖冖冖冖冖冖冖(し(う)ア冖冖冖冖冖冖冖冖冖マぅfうア冖冖冖冖冖冖冖彡ア⌒\_jZZi{=彡゜ /
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火 ⌒Tf圦⌒7⌒^ __ノリ( )l| |ア'こ(コ}))ハVVノ{[ア「「 寸} {′厂。厂。 7 jハ_jj___}/ ーく⌒厂⌒} !//
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{L } { ノ||||{ | ノ 「) | | rtぅ{ふ. | j {廴 jニニニニニニ=辷vA l| ら) { | ⌒}ハ j } Vi} |
(^ } { }|||||{ | { ( | |/⌒((壺)))( hノノ厂 「ニニニニニ=‐「⌒vAコ l| )ソ /⌒\{ | } i} i| } } } |
(^ } { \||{_ノ ノ{_j} ー! /_/守)) ((( )」{イ7─ 「ニニニニニ=‐「─ )}}}( l| () i 守) ) | }八リ } } } |
(^ } { に(======⌒こ(⌒)(==「⌒{アT⌒Y< >(ニ)/─ 「ニニニニニ=‐「─ 乂( j「 〈〉「アこ(「⌒(===】【 )=( ー=)⌒(=l} |
(^ } { 厂)L fニニニ> {H}V|⌒】}Vj⌒7 }{⌒ー─‐ 「ニニニニニ=‐「─ ⌒] j{ 从从)( { 从 )(∠⌒>‾‾{ ⌒ )ji} |__
_)__」_L |‾ 「⌒|ニ=‐「‾「」__) (__」___】}ハ__ { 八ー─‐ 「ニニニニニ=‐「───┐八88888}L jL二コ_} | |‐ _「⌒「‾|ニ「‾
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__ | f^Y__j |ニ圦 ``'< V//リ Y´
⌒! | |__」 |ニニ込、 。、 }¨¨´ 人 お久しぶりですねぇ
⌒i │ |__」 j |ニニY⌒¨‐-‐'ーr。‐=r }
'/∧ | ー' lニニ| r‐‐ }、¨Yjレ'´ ディアドラよりノイシュより、私は貴方と会いたかったですよ
\゛∧乂_____彡 lニニ| ′、__`´_ jリ
\`'<⌒弋~´ 匁ニ弋 `ー'´ jリ
`、 \ \_二ニ==ミト、 jリ
`、 \ \ ``寸ニ==イ
、 `、 \ \ヽ、 !\ __,,..,-‐‐‐‐- ..,,__ ___
ヽ二ニ=-‐宀>、 \ 、 !_r=ニ二¨~ヽ \ \ \ \ \) )
¨~ _,. -‐=ニ二>、 ヽ、 ーく(⌒マヽ、 `、 ヽ `、 `、 `//
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≧=┐ ┌く: : : :`'マ } }// ⌒)、 -
851 : 2017/02/21(火) 22:49:22.78 -
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γ´‾‾‾‾‾‾`ヽ .:.::_.::_.:::::::::.: イ }::.::.:.:. : : .
| えっ…… | ー‐. :.::.::.::.::.:.イ「 ! :;::.::.:.:. : : . : .
ゝ________,ノ ー──── ‐‐:.:.ィ「 ! } | } /.::.::.::.::.:.:. : : . :.
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| あ…れ…? | _,.イ'/,イ/
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レ'i ㌦ ヽj | |
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897 : 2017/02/21(火) 23:34:10.96 -
γ´‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾`ヽ
| 御覧なさい、ノイシュの盾は未だそこに健在です |
,竓-‐ … ‐- よ ゝ_______________________,ノ
>也 〕iト㌣
,xく ミメ、
,乙. _.。ャぁて丕刀フ7ゎ。._. ※
冶. ,.ィ炙ヲ㌍≠┴⇒弍j込ス>。. N
TニTニTニTニTニT/. ,ィ升ヲナ'´ `゛'<弖心、… №
三三三三:.三」L三 厶. ;夕フア´. ∧. \ホi心 ハ
L l「‾‾‾|「 た んfiУ / ', ▽ij∧…. ツ >''「‾‾|[‾‾‾‾|「‾
]_」L:___」L_ # 从j'Y.. ___/ ,___. ∨iハ ヤ/7_」L_:.」L____.」L
]「‾‾]:[‾‾ⅰ.... 斤W. \ / ㌣い i>‾]匚‾‾]「‾‾]「‾
‾|「 ||! |友カ \ /. }ソ川 ㍑‾‾|「‾‾‾|「‾‾l[‾
__,」L__」|キ. い叭 / ', 仄ガ…… 瓦、 _」L____」L:._:.」「‾
_|| |抓 Wi从 / /`丶 ', 从ノリ. 彑‾‾‾|「‾‾‾|「‾‾
__||_:__:.」「ム ∀t△…. / ´ 丶、 ∧fリ/. ハ 》リ__.::|L_:__:.」L__
_ |8||「‾‾‾∧. ゛マじへ、 /リiУ. ,勹/7‾‾|「‾‾‾‾|「‾‾
__r|8||____」L寸. \夊i㌧、_ ,.イ!刋/….. ,4 く< :l|____」L__
|ll8||‾l「‾‾‾|{\. `マ才i「≧ェ。。.。。っ夭テ少'゜. 在 : : : 》l》‾‾|「「三三三鬥}‾:;#《
__|ll8L :|「}今x. `゜'' ミ芝玉竺壬云=‐'´ x令: : : : _/く_ _:.:|8{三三回「三三}_:._
: : : : : : : : : : : :_/ : : : : : : : : : : 尖ト 〔 ‾‾. 〕 ≪ : : : : _/: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
〕iト=ェL」__」Lニ=牝刋
γ´‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾`ヽ
| そもそもあの時のノイシュが盾を使う以上、決して砕けぬのが道理でした |
ゝ_________________________________,ノ_,,…..,,_
.-''" ゛' -.
, ´ `.
,' ,'"´`i ',
{`、 ', ,' ,'~ }
i `、 `''''' ノ i
', '-.. ,.' .' だからこそ私は、正面から盾を壊すのを避け
,.-'. k.., `'''''–'''''´ ,.. '-..,,
',ハ '. ヽ.`q、 ,.p' / '., i ノ ドルイド達によって足場を崩すことで彼らを打ち倒したのです
'-=..,', f‾ ム,i 、‾i /,,.;-'
', ハ '=;' ´ / /
.,, `i-…,, ,..-'''i´
,r''´ `.-r'、~'\`´ | ゝ-、,_,.-..,
.i ,' ; ‾‾´'''–'''''''' '. `,
i'.,__,,..' ノ ''''"´ , ´゛` ゝ, ;
i,,::::: ::.ノ , i: ',`' 'i,
|:::: ::: , !;;, |:: 〉 `、
|::: ::i `;, _,,,… . -ーi–、ノ ヽ i
ゝ.:: `.、..,, |f、´ _,..ノ_ _゛;…_'´ i'
\::: ::::: i:::::..,.- '~,;-'´ i `、 i -
925 : 2017/02/21(火) 23:55:40.38 -
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
≫ ≪
≪ 一大事! 一大事にございます!! ≫
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{)(※)(イマニ=‐ /7\ノノ\fこヨ辷=─────}|{_ ‐=ニニニニニニニニニニニニ=‐ }|{─────r==辷{ノ/{〈〈ノく\_、丶 /⌒\
L(※)(イマニ=‐「 {、 \ノノ}丁丁丁丁丁丁丁丁「⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒iH丁丁丁丁丁丁丁}{イ{ j/ >⌒7ZZ厂)(※)ハ
⌒>、)(※)マニ=‐⌒\ `寸_j{_j{__j{_j{__j{_j{__j{__j{A⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒jHj{__j{_j{__j{__j{_j{__j{_H」_/ /<> 7ZZ厂)(※)/
⌒ニ=‐ (※マ=‐ //\ 厂‾‾‾‾‾‾ にこ)‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾にこ)‾‾‾‾‾‾‾\ /_⌒V 厂z7(※)ア゜
⌒ニ=‐}=‐{ア゜⌒\ 寸冖冖冖冖冖冖冖(し(う)ア冖冖冖冖冖冖冖冖冖マぅfうア冖冖冖冖冖冖冖彡ア⌒\_jZZi{=彡゜ /
⌒- _ 〔=====〕ミx Vi{ア゜´‾‾‾‾`\ Y⌒Y>ア゜´‾‾‾‾‾ `\むY⌒Yア゜´‾‾‾`\むi{ ( rセf二二ア{⌒iイ/
火 ⌒Tf圦⌒7⌒^ __ノリ( )l| |ア'こ(コ}))ハVVノ{[ア「「 寸} {′厂。厂。 7 jハ_jj___}/ ーく⌒厂⌒} !//
辷(≧= j|||||t=ぅ マ三アミ> _ .;. 炎j{ /(| |キコ}ソりI I厂(7「「キ「| ゛j {II/‾。厂。7 イノハ二ア//)=キ⌒ ] { {゜
(⌒ー==}||||7} {i i ⌒)7⌒T⌒T⌒‾ {} W{}介 \j{コj厂i{厂Vこ)「「j{イ{_j t炎{ i__ 厂 )⌒寸7 {アr==} { {}))] { {
{≧=┐ }||7 } {U 「「 | | し}|{もテ⌒/7⌒ j{‾ j{⌒‾{{ 八⌒)もj{し⌒ { 「‾ H 「 i{ Uj VY ] { {
7⌒} { j||{ ノ 「 } l)) | | }{⌒¨「 ノノーr────r─', L |⌒}{ { | (( }l{ ! ⌒] vA} 「
{L } { ノ||||{ | ノ 「) | | rtぅ{ふ. | j {廴 jニニニニニニ=辷vA l| ら) { | ⌒}ハ j } Vi} |
(^ } { }|||||{ | { ( | |/⌒((壺)))( hノノ厂 「ニニニニニ=‐「⌒vAコ l| )ソ /⌒\{ | } i} i| } } } |
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_)__」_L |‾ 「⌒|ニ=‐「‾「」__) (__」___】}ハ__ { 八ー─\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
=‐⌒\L |__ ノ⌒ ‾‾‾‾ ‾⌒ ⌒‾⌒‾≫ ≪
‾‾ ≪ 出奔です!! フェルグスがアルスターを出奔いたしました!! ≫
‐≫ ≪
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‐=ニニニニニニニニニニニニニ=‐
‐=ニニニニニニニニニニニニニニニ=‐ニ| lliニ< ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /´
ニ| l|三ニ=r< .\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
ニ| li:三ニ∧', < 丶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::/. {
ニ| キニニ=∧, < `' <:;::::::::::::::ノ \ 落ち着きなさい。こういう事も起こり得ると思っていました
ニ| キ三ニ=∧ < ∨‾ )
ニ| .キ二ニニニ∧ 弋_ヽ | ____ / 元々フェルグスは私の母と引き換えに王位を私に譲った男
イ キ三二ニニ=\__ 丶 | ッ'´_/ /
– 、ノ キ三二ニ=/‾ ¨¨ -─< _ ノ_´ ノ_/ , ′ 約定では1年で返す王位をそのままにしていましたが
‾ヽ ヽ キ二ニニニ| , 7ニ/ / 今更それを掘り返し、看板にして反乱でも起こされたらコトでした
i :. キ二ニ= | , {, ,゛ニ,_/
:. l :. キ二ニニ=|. ′__ ) ,゛=/ まあ、既に一度、盤石な私の治世を見て復権を諦めたのですから
>< :. .キ二ニニ=| __ ,゛_/ その看板にさほど効力があるとは思えませんが
丶 ><>-=二l , rf‐=ニr' .,゛./──<–
、 \ ` –≧=l:, i ゞ=ィ .,゛ ′\ \
、 -=ニ> , ,. < \ \
\ -=ニ≧ チ ヽ ヽ__ ..-‐━‐ .. _ ..ァ
‘‐≧=-...___,–/7斗圭圭圭圭寸、-、-‐≦>'”
` ''<圭/ ' 〈圭圭圭圭圭圭〉 ゛ ∨イ ちょうど良い厄介払いになった……
〈,,゛ .′ ゛寸圭圭圭圭ジ . , , 〉
У '/, ‾ T ‾ ″, イ そう思うことにしましょう
`キ、 , | ,゛ ,. ,,イ´
‘、_ヽ,: ,Ξ ! _ ,〃_/
rr—ァ━‐,‐- ._ ヾゝ.____l_____彳´ _ ..-—、━‐、、
ヽ\' / / ¨7 ━-, .___,、 _.ノ 人 ヽ._ ,.、___. ィ ゜ヽ ヽ ヽ/イ -
975 : 2017/02/22(水) 00:50:06.20 ID:BFE7D3LYo -
,x====ミ、
.: :/‾‾`)ノ
/ :/
{: : .:{ ,. .x==ミニ==ミx、 )y
. ゝ : :ヽ´.: :/: : : : : : :`丶 : : : : :`辷=彡'
/>ヽ:/ : : : : : : : : : :.:.:\ : : : :.:.:\
,ノ⌒: : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:\ : : : :.:.:\
人々はいいました . /: : : : : ,M{: : : : ト : : : : : : : : : : : \ : : : :.:.:\
「ごらん、ノイシュとディアドラが愛を囁いているよ」と / : : : : :/^^|:.::.::.::.:| \: : : : : : : : : : :\: : : : : :ヽ、_,
/ /: : : : :|.:.:.:|:.::.::.::.:|.:.:.:.:.:\ : : : : : : : : : : `ミ辷___,廴__,,
. / ′ : : : |.:.:.:{:.::.::.::.:ト、.:.:.:.:.:.:\: : : : : : : : ヽ ___,ノ ,ノ/
{ ノ : : : : |.:.:.:.:,:.::.:|、\.:.:.:.:.:\: : : : : : .:,ハ辷=_,彡′
. / } i!: : : :.:!.:.:.:.:`\.:ト.:ヽ.:丶.:.:.:.:.:.: Y、: : : : :,ハ辷__彡'
. ノ八: : Nj.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|\ 、.:.:.:|:Y´
さあさ、お話はこれまでだ l: ヽ|,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:┌──-┐ |: : :ヽヽ: }人
子どもたちはもうお家におかえり l: .:ハ「‾‾‾¨|x==| |ノ :ノ : } i}人
. 人: : 儿___」 └——‐ ┘彡: :ノ: i{
夜更かしする子は大きくなれないよ ヽ从 、 ー=弍ハ八
丶 ー 一' ヽ ,仏イ;ノ/ /
___ { >. 、 , イ/ '> ´ {
. /⌒ヽ `>} 〉 ハY /
-
976 : 2017/02/22(水) 00:54:39.30 ID:BFE7D3LYo -
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γ´‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾`ヽ >: : : : : : : : <
..| 君たちは大人になるんだ。そして素敵な恋をしなさい |: : : : : : : : : : : : : \
..ゝ__________________________,ノ: : :/ヽ{'x_ : 斗……:、:ヽ
,イ: : : 八: : : : : : : : : : : : : : : :∨
, /: : : : :ー-_: : : : :/: : : : : : : : : :.-—‐–=
}: :ー—‐:': : :,イ: : :_:/: : : :/;_:_:イ:, : : : : i{: : !::::::::::::::::::::::\
八: : : : : :/: ;イ: : イ ,: : : i{:{´ ,イイヽイ}: :/: : :!::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ー=': : : : :/:,イ : : 从j! : リ八{ ¨ヾx .イxイ :/リ:;イ:::::::::::::::::::::::::::::::.
/イ: : : レ' : : : : ;/j!: :j! xx '´ ,イィ: ノイ ト:、::::::::::::::::i:::::::::::i
,.。+ァ{: ; : イ: ; ; : : :i i: :i! (`イツヘ:从!云!i::ヽ:::::::::::i:::::::::::!
,.。+'"三三ハ{"八{ー'^ >ゝi: :i! 、 jI ノ ヾ: ヒソ ヽリ:::::::::::i:::::::::::!
, イ三三三三三>'",.ィ"⌒゛ヽ}: iヽ _ . イ! ′ ノイ::::_::::!:::::::::i{
i{-z、 マ 三> ,. < }: /:::::/i r 、 ,イ::ノ:ノ i::j!::::::i/
,イ ,イ゛ヽ、 ´ イ / ノi i{:;::‖}i ` ,イ:::/イ,.イ::::::i::::::i
,イ ,:イ 7´ ‖ / ,:イ}:′ }:;:ソ !ゝ≧–、–./:::::/ト、:i::::::::::!:::::i
,イ ,イ ,イ .‖'´ イ{ .ノ ノ /:i:i:i:i:i:/ ム i{:::{:i,.ィ ト、:::::::!:::::i:.
,イ ,イ ,イ ./ 斗 ,:イ/ ‖:i:i:i:i:i{ _ >r:i::::{゛ //:i:i:i:i::}:::i::i';:.
,:イ ,イ/ ,イ ,イ 。s≦ ,イ,イ i:/:i:i:/:レ'{/ 7}! マ_,.イ/:i:i:i:i:i:ノ::ノリ }:!
/ _,イ./ ,イ イ /.,イ i:!:i:i;':i,' ,{/,イ ヽ.. ィi:i:i:i:i:iー-'':i:i:}!
,イ F:::;:イ}::マニ/ ,.ィ´ ,.イ./ j!:i:i,':i;'イ γ´‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾`ヽ
,イ ´イイ/;;;ィ ./ // j!:i:,':///..| そしてあの二人のように幸せな時を過ごしなさい |
/ /;イ'/::i. / イ.// j!:i,':/// ..ゝ_________________________,ノ
jI=-.x ´‖;ィ " ,イ / /:i,':/// ‖:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ヽ
> '´{z}i: マ}:_ j!イ ,.イ ./! ‖i;':/// :! i{ i:i:i:i:i:i:i\}!:i:i:i:i;:イ }':iハ
/ / マ}く}i マム / / ! ノi:i;'//;' i :i{ !:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽー' /:イ/:∨
イ-xム,イ ,イ / }!: '!/! イ /ハ ! ,.イ/:i:i//.;' ! :i{ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ .. イ:ノ ハ:i:i:∨
i/{.イマ┴'‐ ' ノ/! !jI-‐ ´ マ〉:! ,:イ:i/:i:i// ,' i i{ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ヽ-_' ィ:i:i:i:i:i:i:iヽ
,.イ ィi,7iア斗 ,.イ ゞイ/ i }! ! .,イ:i:i/:i:i///√ i i{ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ヽ \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
,イ}i 7ノ´ィ'"イマ ヽ.,.イ ! / ! _Yi:i:i:i;':i:i/// √ ! :i{ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨
'イ_>s、¨´´ } マム i{ ,…..,,i ,イィ ヽi;'i:i:i{///√ ヘ i i{ i:i::i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:ト、 ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨
γ´‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾`ヽ:i:i:i:iハ ∧:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:∨
..| その人生は悲しみの運命なんて塗りつぶしてしまうぐらい、輝いているのだから |:i:i:i:i!:i:∨ ∧:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i':,
..ゝ_______________________________________,ノ:i:i:i:i!:i:i:i∨ ヘ:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i':,
ト、 ´ レイシ{シ{//;ゝs。.,___,,..。s≦イ-''↑゛' く j! !:i:i:i:i:i:i:i:i:i!三≧s┬ 'zz}: !:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!:i:i:i:i:ト、 \i:}i:i:i:i:__}_【 ノイシュとディアドラ -おわり- 】
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