Monthly Archives: 2月 2015
提督「はぁ……明日で俺も魔法使いか」
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1 : 2015/02/17(火) 18:54:45.07 -
鈴谷「ん?」
提督「はぁ……」
鈴谷「なになに? 提督ってば童貞なの?」
提督「グフッ!」
鈴谷「あっ、なるほどねー……くすくす」
提督「……そうだよ、いい歳こいて未だに童貞だよ! 文句あっか!?」
鈴谷「べっつにー? クスクス」
提督「笑うなぁ! ……くそぉ、キスどころか女の子と付き合ったことすらねぇよ! 新品未使用のキングオブ童貞だよ! ちくしょう!」
鈴谷「あー、うん、ご愁傷様?」
提督「ちくしょう……ちくしょう……ぐすっ」
鈴谷「うわぁ、泣いちゃったよ……」
提督「ぐすん……鈴谷先生、セックスがしたいです……」
鈴谷「諦めたらそこで……何が終わるんだろねー?」
提督「男として終わってしまうわ……はぁ」
鈴谷「まー、でも、0時までまだ時間はあるんだし、チャンスはあるんじゃない?」
提督「チャンス……?」
鈴谷「せっかく女の子ばかりの職場にいるんだからさ、提督が頼み込めばドーテーを貰ってくれる子がいるかもしれないじゃん?」
提督「は、はぁ!? な、何言ってんだ、お前は! 自分の部下にそんなことを頼めるわけないだろ!」
鈴谷「でも、童貞は捨てたいんでしょ?」
提督「それは……そうだが、そもそもお前たち艦娘に手なんか出したら俺のクビが飛ぶわ! んなことしたら軍法会議物だぞ」
鈴谷「それなら別に問題ないんじゃない? だってほら、提督ってばうちの艦娘みんなとケッコンしてるわけだし」
提督「? たしかに俺はお前たち全員とケッコンカッコカリをしているが、それが何か関係あるのか?」
鈴谷「知らないの? ケッコンカッコカリ済の艦娘に関しては、艦娘側の同意があれば性交渉を伴うスキンシップをしても良い、ってことになってるんだよ」
提督「……マジで?」
鈴谷「うわ、マジで気づいてなかったの? 書類にちゃんと書いてあったじゃん」
提督「全然気づかなかった……」
鈴谷「ま、とにかく相手の同意さえあればやることやっても問題ないんだからさ。誰かに頼んでみたら?」
提督「だ、だが……」
鈴谷「ほら、グズグズしてると魔法使いになっちゃうよ? それに、みんなのことをそーゆー目で見たことないわけでもないっしょ?」
提督「そりゃあ、まあ……でも、こんなこといったい誰に頼めばいいんだよ?」
鈴谷「えー、そんなこと鈴谷に聞かれても困るんですけどー」
提督「だ、だって、お前が言い出したことじゃないか。ついでに、誰か頼めそうな子を教えてくれてもいいだろ?」
鈴谷「んー、しょうがないなー……じゃあ、>>5かどう?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424166884
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1 : 2013/09/16(月) 03:31:47.93 -
目が、覚める。
閉じた目、暗い視界に、赤が満ちている。
目を開けるとまぶしい日の光が窓から差していた。
わたしはベッドの上で思い切り伸びをした。なんて気持ちのいい朝。みんな、死んでしまったけど。
ついさっきまでの記憶が頭の中に蘇る。吐き気を催しそうになる。
あれだけのことがあったのに、わたしはこうして平和な朝を迎えた。
あまりに理不尽な、そう、これが魔法なんだ。そしてわたしは生きている。みんなも生きている……この世界では。
見慣れた天井、見慣れた部屋、すべて悲劇に流されたはずなのに。
わたしはそれを巻き戻して、こうしてここに来た。ほむらちゃんと同じだ。
すごい違和感でめまいがする。ほむらちゃんはこんなことを何度も……?いつも通りの動きで、時計を見る。日付と時刻がデジタル表示されている。
はっとした。わたしは証拠を見た。何週間も前の日付。
わたしはここで初めて、自分の現実を本当に理解できた気がした。SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379269907
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