Category Archives: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
比企谷八幡「雪と」 渋谷凛「賢者の」 絢瀬絵里「贈り物」
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1 : 2015/07/07(火) 05:38:50.99 -
サンタクロースさん。あんたに頼みがある。後生だから、聞いてくれないか?欲しいものがあるんだ。ああ。たったひとつだけ、欲しいものが。
それさえあればなんにもいらない。他の何を捧げたって構わない。誰にも見せたりしないから、そいつを俺にくれないか。お願いだよ、この通りだ。
……え? そいつは何かって? ……いや、実はな、俺にも名前がわからないんだ。
冷やかしてる訳じゃないぞ。ただ、名前はわからんが欲しいんだ。それだけは違いない。
はは。悪い子だな、俺は。……無茶振りだが、どうにかならないか?
……本当か? 恩に着るよ。約束したからな。だったら俺はいい子にして待ってるよ。
……なに? 他の子の所も回るから、いつになるかはわからない?
……ああ。いいよ。ゆっくり、幸せ配ってきてくれよ。俺はずっと待ってるから。
ずっとずっと、待ってる。大丈夫だ。好きなもん、好きなだけで待てるんだよ、俺は。
その代わり約束してくれ。一番最後でもいいから、必ず来てくれるってさ。
……ああ、よかった。ありがとうな。それさえ聞ければ満足だ。
代わりと言っちゃなんだが、これを受け取ってくれ。俺のお気に入りなんだ。
紅くて、綺麗だろ? これが俺の一ドルと八十七セント。今ここにある、ありったけさ。
過去に誓いを。今に誇りを。きたる未来に、祝福を。
この一言を、あんたに。
メリー、クリスマス。
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いろは「雪ノ下先輩と付き合い始めたんですけどー」
由比ヶ浜「ヒッキー、今日もウチに来ようよ」
八幡「雪ノ下に間違って変なメールを送ってしまった」
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1 : 2015/07/06(月) 18:40:22.02 -
小町「お兄ちゃん、また雪乃さんとメール?」
八幡「そうだけど何か問題あるか?俺だってメールなんてそんなに好きじゃねぇよ」
小町「じゃあ何でやってるの?」
八幡「仕方ねぇだろう、同じ部として知っておいても損はないとか何とかでメール交換して、あっちから送ってくるんだからよ」
差出人 雪ノ下
件名無し
本文 全く興味はないのだけれど貴方は夜ご飯何を食べるのかしら?あくまでも通常のやり取りよ。八幡「小町、今日の夜飯って何だ?」
小町「今日は何と!すき焼きなのです!」
八幡「マジか!了解!」
返信 好きや
ポチっ八幡「やっべ!間違えて送信しちまった!」
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八幡「一色いろはを慰めることになった」
八幡「雪乃へのDVがやめられない」
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1 : 2015/07/03(金) 16:15:57.71 -
雪乃「おかえりなさい…そのご飯出来ているのだけれど…」
八幡「いらねぇよ、外で飯食ってくるから金くれ」
雪乃「でも今日は貴方の大好きな・・・」
八幡「いいから黙って金よこせ」ドカッ
雪乃「ご、ごめんなさい・・・500円でいいかしら?」
八幡「は?1000円だろう」
雪乃「でもそんな余裕は・・・」
八幡「何だお前、大黒柱に逆らうのか?」
雪乃「そうよね、私がもっと色々と節約すればいいのよね…ごめんなさい…」
八幡「分かればいいんだよ、あと帰りにスロットやってくるから勝手に寝てていいぞ」
雪乃「分かりました。」
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小町「結衣さんと雪乃さんと何かあった?」
八幡「おい!雪ノ下!リスカはやめろって!」
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1 : 2015/06/30(火) 19:09:06.96 -
~奉仕部~
八幡「うっす!」
雪乃「!!!」ザクッ
八幡「お、お前何してるんだよ・・・!?」
俺が部室に入ると雪ノ下は腕を切っていた。雪ノ下の椅子の下には血の水溜りの様なものが出来ていた。
俺は衝撃的過ぎて言葉を失ってしまった。雪乃「貴方に見られてしまうとは思わなかったわ・・・」
八幡「とりあえず、保健室行くぞ!」
雪乃「嫌よ!私はこのまま死ぬのよ!」
明らかに今日の雪ノ下には違和感を感じる。人間視察が得意な俺から見ればこれは相当病んでる。
八幡「馬鹿か リスカで[ピーーー]たら俺だってとっくに死んでるっていうの・・・」
雪乃「冷やかすつもりなら帰ってちょうだい!」
八幡「おい!馬鹿!何も物を投げなくたっていいだろう!落ち着けって!」
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