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1 : 2016/02/15(月) 06:30:18.21 -
ヴァレンタイン。
明日はヴァレンタインだが、あいにく休日ではない。
ここは心に鉄のカーテンをして挑まねばなるまい。
普通の男子生徒は義理チョコさえもらえないのが現実だ。
友チョコだ、本命チョコだときゃっきゃっうふふと騒いでいるリア充どもは
別世界の人間だと最初から除外するとして、
かの有名の義理チョコでさえただの男友達ではもらえないのが宿命である。
ましてやただのクラスメイトであったり、部活が一緒であるくらいでは絶望的である。
もしかしたらチロルチョコくらいはと希望を抱く男もいるだろう。
だが考えてほしい。
使えるお金が限られている高校生がどうして無駄なうけねらいのチョコを配るというのだ。
あれは隣に住む幼馴染みの女の子が毎朝起こしに来るくらいの
テンプレ都市伝説だと訴えたい。
そんなわずかな希望を抱くくらいなら、
最初からヴァレンタインに希望を抱かない方が100倍ましだと思う。
まあ、プロのぼっちからすれば、
明日のヴァレンタインはいつもの平日と同じよう過ごせばいいんだが。
それに、俺には本命チョコが期待できる。
きっと家に帰れば、最高の妹たる小町からヴァレンタインの
お恵みのチョコが用意されていたるはずだ。
たとえ小町が食べたいチョコレートであったとしても、
そのチョコレートの大半は小町の口の中に消えるとしても、それがなんだというのだ。
小生意気にかわいい小町から貰えるのだから、俺には文句など出るであろうか。静「さて比企谷。準備はいいか?」
八幡「はい?」
平塚先生、何を言っちゃってるの?
さすがにぼけが始まる年でもないし…………、それともあれか?
あまりにも現実を悲観してしまって幻想と現実が混合してきたとか?八幡「ぐはっ!」
静「あまり失礼な事を考えないように」
平塚先生は俺の腹にめり込んだ拳を引き抜きながら静かに問い質す。
八幡「できることなら拳で語る前に言葉をお願いします」
静「比企谷ならこういう展開の方が好きかと思ってな」
八幡「いや、ラノベで読む分には笑えますけど、現実では遠慮したいですね」
静「その意見にはおおむね私も賛成だな。
まあいいか。さて時間も惜しいし始めるとしようか」八幡「始めるって、なにをですか?」
静「そりゃあこの材料と明日のイベントを知っていればわかるってものだろ?」
馬鹿な事を聞くなって言うその顔。本気で殴りたくなっちゃうからやめてくださいよ。
ただ、まじでやったらかえりうちどころか、
キズものにした償いとしてそのままお婿さんになってしまいそうだから、
まじで、まじで、やらないけど。SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455485418
Category Archives: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
八幡「ヴァレンタインのチョコって甘くないんですね」静「でも嫌いではないのだろ?」
比企谷八幡「雪ノ下の家を燃やそう」
比企谷八幡「カマクラの名前を改名することになった」
八幡「奉仕部の鞄からいろいろ出てきた」
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after
比企谷八幡「由比ヶ浜のおっぱいが気持ち良い」
姫菜「じゃ、そういうことで。修学旅行でもおいしいの、期待してるから」
八幡「川崎といい感じになってる その2」
比企谷八幡「ゲスの極み?」
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1 : 2016/01/30(土) 01:53:55.79 -
関連作:比企谷八幡「肉ベッキー?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452278186/ある日、奉仕部にて……、
雪ノ下雪乃「突然なのだけれど、本日から奉仕部は学校以外の外の人達の相談も受けることにしたわ」
由比ヶ浜結衣「え、なんでまた!?」
比企谷八幡「おいおい、随分と突然だな」
雪乃「奉仕部の需要が意外にもあることに気がついたのよ。それに、せっかくの部活動なのだし、時間を持て余すのは勿体無いわ。というわけで、学校の外の人達の相談にも乗ることにしたわ」
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