-
1 : 2010/07/06(火) 20:07:15.10 -
唯「そうかなあ?」
梓「はい、なんか大人っぽくなるというか…」
律「まあ確かに片目ガ隠れてる唯は雰囲気違うな」
紬「可愛い系から急にクールな美人系に変わるというか」
澪「そうそう、ヘアピンしない唯も…か、かわいいな」
唯「そうなんだ、なんだか照れますなあ」
梓「ちょっとここで外してみてください」
唯「えっ…なんか改めて言われると恥ずかしいよ~」
律「じゃあ私もカチューシャ外すからさ!」
唯「なんですと!それならば私も外さざるを得ないようだね」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278414435/
-
3 : 2010/07/06(火) 20:12:26.01 -
律「ほら」ファサ
唯「ほい」パチッ
澪「はう…」キュン
梓「はう…」キュン
紬「2人とも急に大人っぽくなるね」テカテカ
律「そう?そんなことないよ。おかしいでしょ?」
澪「お、おかしくない!」
律「どうしたの?澪、顔が赤いよ。熱でもあるのか?」
澪「(か、顔が近いよ…ドキドキしちゃうじゃないか!)」カァァ
律「はは、変な澪。」
澪「(なんでそんなにクールになってんだよお…照れるじゃないか~…)」
紬「澪ちゃんたら、もう骨抜きにされてるわね」
-
6 : 2010/07/06(火) 20:18:26.98 -
唯「ふふ、澪ちゃんうつむいちゃって、可愛いね」
梓「」
唯「…?どうしたの?あずにゃん」
梓「な、なんでもないです!」
唯「なんであずにゃんもうつむいてるの?」
梓「(言えない…唯先輩が色っぽくて直視できないなんて言えない…)」
唯「あずにゃん」クイッ
梓「!」ドキッ
梓「(顎から!?キスをするときみたいに…!)」
唯「どうしたの?ふふ、変なあずにゃん」
梓「」ドキドキドキドキ
紬「唯ちゃん…あれが故意じゃないとしたら…恐ろしい子っ」
-
8 : 2010/07/06(火) 20:24:02.75 -
澪「…」
梓「…」
律「やっぱり前髪が邪魔で視界が悪いな、これ」
唯「そうだね、ヘアピンつけようかな」
律「あ、そうだ。唯、ヘアピンとカチューシャ交換してみない?」
唯「あはは、面白そうだね、やってみようか」
紬「(なんなの…?話し方まで急に大人っぽく…これが本当の2人の姿なの!?)」テカテカ
律「いたた…」パチッ
唯「んしょっと」
律「あはは、唯、なにそれ~」
唯「なんだよ~りっちゃんこそ新鮮じゃんか」
紬「(!!また雰囲気が変わった…!)」キラキラ
-
10 : 2010/07/06(火) 20:29:02.83 -
澪「…」
梓「…」
唯「あちゃ…2人ともショートしちゃってるなあ」
律「なんでかな?とりあえず目覚めさせよっか」
紬「(心なしか…2人の性格が入れ替わった感があるわ)」ピコーン
律「ムギも手伝って~」
紬「あ!う、うん!」
唯「あずにゃん、ほら、練習するから起きなっ」
律「澪もほら、起きてよ~」
紬「み、澪ちゃん、梓ちゃん!」チラチラ
紬「(なるほど…あのアイテムが性格を変えてるのかもね)」
-
15 : 2010/07/06(火) 20:34:01.76 -
澪「はっ…!唯?」
律「違うってば、私だよ、律だよー」
澪「そ、そうか…ってなんでヘアピンを?」
梓「!り、律先輩!」
唯「違うよ、何いってんのさ、あずにゃん!」
梓「え?あ…良く見たら唯先輩でした…。でもなんでカチューシャを?」
唯「へへ、りっちゃんと交換したんだ」
律「そうそう、なんか面白くなってきちゃってさー」
澪「(その割には話し方まで若干変わってたような…気のせいかな)」
梓「(カチューシャした唯先輩…なんだか喋り方まで律先輩ぽくなってたなあ)」
紬「…アリね!」ドーン
律・唯「ん?」
-
18 : 2010/07/06(火) 20:38:56.85 -
澪「と、とにかく練習するからそれ戻そう!な!」
梓「そ、そうですよ!そうしましょう!」
唯「どしたの?変な2人だな~」
律「まあ、取りあえず戻そっか」
唯「んっ」パチッ
律「よっと」スチャ
紬「おかえりなさーい!」
唯「うむ、今帰った!」
律「はは、なにしてんだ、お前ら」
紬「(2人とも元に戻ったみたい。残念だけど…)」
紬「…やっぱりこれもアリね」
律・唯「ん?」
澪「よ、よし、練習するぞ!」
梓「そ、そうですね!」
澪・梓「(やっと直視できる…)」
-
22 : 2010/07/06(火) 20:42:44.34 -
律「やっぱカチューシャが一番しっくりくるな!」
唯「私もヘアピンがないと違和感があるよ~」
律「だよな!」
澪「チューニングもokっと…」
律「じゃあいくぞ」
律「…どした?澪、梓」
唯「2人がミスするなんて珍しいね!しかもたくさん!」
澪「ご、ごめんごめん!」
梓「すみません…!」
紬「大丈夫よ、もう1回やろう?」
紬「(完全にやられちゃってるわね…)」
-
26 : 2010/07/06(火) 20:48:30.81 -
律「あはは、やっぱりミスってるな~」
澪「ごめん!ほんとにごめん!」
律「気にすんなって!こんな澪ちゅわんもいいですわよ?」
澪「なっ…!!」カァァ
唯「あずにゃんもまだ少し間違ってたね!」
梓「す、すみません…」
唯「えへへ、落ち込んでるあずにゃんもかーわいいっ」ギュッ
梓「はうっ…!」ドキッ
紬「(ここは天国ですか?)」
律「ムギ、鼻血」
唯「あ、もう外暗くなり始めてる!」
律「んじゃ、帰るか!」
-
27 : 2010/07/06(火) 20:53:54.95 -
律「んじゃ、私達はここで」
澪「また明日な、唯、ムギ、梓」
紬「ばいばい…じゃあ、私もこっちの道だから、またね」
唯「うん、ばいばい!」
梓「おつかれさまです」
紬「またね(もうちょっと見ていたかった…)」
紬「(名残惜しすぎるわ…)」シュン
-
28 : 2010/07/06(火) 20:59:21.72 -
澪のケース
律「なあ澪、今日はどうしたんだ?」
澪「な、何が?」
律「部活だよ、途中からおかしかったぞ~?」
澪「は、はは…夏ばてかな?」
律「えっ!?なんだよ!無理して部活やってたのかよ!」
澪「え、いや、そういうわけじゃ…!」
律「澪のばか!熱はないのか?」
ピトッ
澪「ふぁ…(律の手がおでこに…)」ドキ
律「熱はない…かな?」
サワッ
澪「ひゃう!(ほっぺたも!?)」キュン
律「なんだか熱いな…やっぱり熱あるのか?」
澪「だ、大丈夫!(律のせいだろ…っ)」カァァ
-
32 : 2010/07/06(火) 21:04:20.41 -
梓のケース
唯「あずにゃん、悩み事でもあるのー」
梓「へっ?」
唯「なんだか様子が変だったからさ…悩んでるなら相談してね?」
梓「だ、大丈夫です!」
唯「…やっぱり私じゃ頼りにならないよね~…」シュン
梓「ち、違います!そういうことじゃなくて…」
梓「悩み事とかないから大丈夫です!って意味です!」
唯「…ほんとに?」
梓「はい!(やめて!その上目遣いやめて!)」キュン
唯「よかった!」ギュゥ
梓「はう(…反則だよ…)」
-
34 : 2010/07/06(火) 21:12:37.27 -
澪の家
澪「なんだよー…律の奴」
澪「普段はあんなに騒いでて子供っぽいのに」
澪「なんでカチューシャ外したとたんにクールになるんだよ…」
澪「あれで顔近づけられたら…そりゃドキドキもしちゃうだろ!」
澪「もー!なんで私、こんなに律のこと考えてるんだよ!」
澪「だめだめ!律は小学校からの親友なんだから!」
澪「…変な感情もっちゃだめ」
-
37 : 2010/07/06(火) 21:16:35.21 -
梓の家
梓「唯先輩の手が…私の顎に」サワ
梓「なんであんなことしたのかな…」
梓「唯先輩は何の気なしにしたんだろうけど」
梓「だめだ…どうしても意識しちゃうよ」
梓「今まではこんなことなかったのに」
梓「私、唯先輩に特別な感情…抱いてるのかな」
梓「…引かれるよね、こんなの」
-
43 : 2010/07/06(火) 21:26:04.17 -
ちょっとリトルジェイコブにブツの配達を頼まれた
待ってて -
45 : 2010/07/06(火) 21:47:29.52 -
翌日
律「おはよ、澪」
澪「おはよ…って律!?どうしたんだ?!」
律「ん?なにが?」
澪「か、カチューシャしてないじゃないか!」
律「ああ、珍しく忘れちゃってさ」
律「…おかしい?」
澪「お、おおおかしくない!」
律「そう?よかった。澪が言うなら安心だな」
澪「(どうしよう…ドキドキがおさまってくれないよ…)」
律「…澪?やっぱり体調悪いんじゃない?熱が上がって」スッ
澪「だだ、大丈夫!私用事思い出したから先に学校行くな!」
タタタッ
律「う、うん」
律「…どうしたんだろ、澪?」
-
48 : 2010/07/06(火) 21:52:49.71 -
憂「お姉ちゃん、そろそろ行こうか?」
唯「うん、今行くよ」
カチャ
憂「カギもかけたし、ガスも止めたっと…あれ?」
憂「お姉ちゃん、今日はヘアピンしてないの?」
唯「ん~?あ、忘れちゃった」
憂「じゃあカギ開けるから、持ってきて?」
唯「大丈夫だよ、憂。一日くらいどうにかなるよ」
憂「そ、そう?」
唯「さ、学校いこっか」
憂「う、うん!(お姉ちゃん…大人っぽくなった?)」
唯「でさ、あずにゃんが動かなくなっちゃってね、大変だったよ~」
唯「ま、可愛いからいいんだけどね」
憂「そうなんだ~(梓ちゃん…わかる、わかるよ)」
-
50 : 2010/07/06(火) 21:58:44.41 -
教室
唯「おはよう、みんな」
澪「お、おはよう!唯」
律「ん、おはよ、唯」
紬「おはよう~(唯ちゃんも…!?今日は澪ちゃんと梓ちゃん…大変ね)」テカテカ
律「どうした、唯?今日はヘアピンしてないの?」
唯「あはは、ちょっと忘れちゃったんだ」
律「奇遇だな、私も今日は忘れてさ」
唯「りっちゃん、忘れんぼだな~」
律「はは、唯もね」
澪「(律…なんか綺麗だな…はっ!)」
澪「(違う…ギャップがあるから驚いてるだけ。…それだけ!)」
-
53 : 2010/07/06(火) 22:02:47.41 -
2年生のケース
憂「おはよう!梓ちゃん、純ちゃん」
梓「おはよ~」
純「zzz…」
憂「あはは…純ちゃん今日も寝てる」
梓「昨日は遅くまでゲームしてたんだってさ…」
憂「そうなんだ~…あっ、梓ちゃん」
梓「ん、なに?」
憂「今日、お姉ちゃん…ヘアピンしてないの」
梓「!」
憂「梓ちゃんの気持ち、すごくわかるよ!」
梓「え!?い、いや…そういうわけじゃ」
憂「…がんばるんだよ、梓ちゃん!」
梓「(憂、目が輝いてるよ…)」
-
54 : 2010/07/06(火) 22:07:07.50 -
紬「(梓ちゃんも澪ちゃんも、恋に落ちそうになってるわ)」
紬「(唯ちゃんやりっちゃんも少なからず2人に好感は抱いているはず…)」
紬「(でもこれは…さすがに踏み切りづらいわよね…女の子同士だもの)」
紬「(だから、私が背中を押してあげなくちゃ)」
紬「(私が守るの!軽音部という名のオアシスを!)」
紬「(さて、どうしよう)」
紬「(あ、今週末に夏祭りがあったはず!)」
紬「よーし」」
-
57 : 2010/07/06(火) 22:11:02.37 -
梓「あ、ムギ先輩からメールだ」
———————————————
from ムギ先輩
———————————————
title 今週末、夏祭りに行かない?
———————————————
本文
私、浴衣を着るのが夢だったの♪
でもね、澪ちゃんとりっちゃんは都合
が悪くてこれないみたい…。
だから唯ちゃんと梓ちゃんの3人で
一緒にお祭り回ろう?
——————————————— -
58 : 2010/07/06(火) 22:14:09.19 -
澪「ん?ムギから?」
———————————————
from ムギ
———————————————
title お祭りがあるんだって!
———————————————
本文
ねえねえ、行こう!
唯ちゃんと梓ちゃんは予定が入って
いるみたいだから今回はいいって…
できたらりっちゃんと澪ちゃんと私で
行きたいなあ~♪
——————————————— -
62 : 2010/07/06(火) 22:21:04.28 -
紬「(これで予定は大丈夫…と)」
紬「(そして…)」
———————————————
to 斉藤
———————————————
title 週末のお祭りなんだけど
———————————————
本文
斉藤、お疲れ様
唯ちゃんと梓ちゃん、りっちゃんと
澪ちゃんがそれぞれ別行動するの
各ペアにそれぞれ2人ずつ監視を
つけて欲しいんだけど、できるかしら
もちろんカメラも用意してね♪
——————————————— -
67 : 2010/07/06(火) 22:37:39.50 -
帰り道
梓「(ふう…なんとか乗り切ったよ…部活)」
梓「(顔真っ赤なの、バレてなかったかな?)」
梓「(お祭りか…唯先輩は行けるのかな?)」
梓「あの…唯先輩」
唯「ん?なーに?」
梓「(子供を諭すような目…こんな顔もできるんだ…)」ドキ
梓「その…ムギ先輩からメール届きました?」
唯「うん、届いたよ」
梓「ゆ、唯先輩は都合悪くないですか?」
唯「私は休みの日は一日中ゴロゴロしてるからね、大丈夫」
梓「(なに?言ってる事はアレなのに、大人っぽいからそれを感じさせない)」
梓「よ…よかったです」
唯「3人ってなんかしんせ…ん?」ピロピロ
唯「ムギちゃんからだ」
-
71 : 2010/07/06(火) 22:45:34.48 -
澪「はあ…(またミスしちゃったよ…)」
律「どした、まだ気にしてるの?」
澪「んっ!なんでもない!大丈夫!(顔を覗き込むな~…)」
律「そっか、よかった」
律「てっきりまだ引きずってるのかと思ったよ」
澪「あ、ありがとう…(律、女の子っぽいな…かわいいな)」
律「あ、そうだ!澪は週末のお祭り、いける?」
澪「うん!もちろんいく!(律の浴衣…見てみたい!)」
律「はは、よかった。澪とムギは浴衣で来るのかな?」
澪「あ…私は…その…律がそうして欲しいなら…」
律「…へへ」
律「じゃあ私も…って、あれ」ピロロロ
律「ムギからメールだ」
-
73 : 2010/07/06(火) 22:48:45.76 -
———————————————
to 唯ちゃん
Bcc りっちゃん
———————————————
title お祭りなんだけど…
———————————————
本文
ごめんね…私急用が入っちゃって、
週末は一緒にいけないんだ…また、お祭りがあるときは一緒にいこ
うね!ps.トロピカルジュースってなーに?
——————————————— -
74 : 2010/07/06(火) 22:51:19.05 -
紬「(送信完了っと…)」
紬「(さあ、思う存分遊んできてね、みんな)」
紬「(きっとうまくいくよね!)」
紬「(トロピカルジュースってなんだろう?)」
紬「(広島焼きも気になるな~)」
紬「(白たい焼き…はっ!)」
紬「(今はみんなのことを優先しなきゃ!)」
-
79 : 2010/07/06(火) 23:01:55.22 -
律「だってさ。残念だな、ムギ…」
澪「多分、一番楽しみにしてたんだろうな…」
律「そうかもね…ま、まだお祭りはたくさんあるから大丈夫でしょ」
澪「うん…(今回は、ナシかな…)」
律「じゃあさ、澪」
唯「2人でいこっか?」
梓「へっ?」
唯「せっかくの機会だもん、あずにゃんとデートしたいな」
梓「う…(なに?クールな顔して”デートしたいな”なんて…)」
梓「そ、そんなに言うなら仕方ないです!」
唯「…ふふ、ありがと」
梓「(唯先輩と…)」
澪「(2人きりで…)」
-
86 : 2010/07/06(火) 23:13:58.81 -
梓「そうだ…唯先輩」
唯「どうしたの?」
梓「お祭りの時…その」
唯「んー?」
梓「(やめて!その微笑!すごくドキドキするから!)」
梓「あの…今日みたいに」
澪「カチューシャ、外して来てくれないか…な」
律「え?どうして?」
澪「いや…ほら…せっかく浴衣で来るんだからさ」
律「…」
律「…あはは、なにそれ!理由になってないじゃん!」
澪「んんー(その髪型でそんな満面の笑顔浮かべるな…!胸が…)」キュン
律「うん、わかった。澪が言うなら、そうする」
-
87 : 2010/07/06(火) 23:17:02.47 -
梓「ほんとですか!?」
唯「うん、ほかならぬあずにゃんのお願いだもん、聞かないわけにはいかないよ」
梓「あ、ありがとうございます!」
唯「そのかわり」
梓「は、はい!」
唯「あずにゃんは」
律「ポニーテールにしてくること」
澪「えっ…なんで?」
律「私ばっかり恥ずかしいかっこしてるでしょ」
澪「恥ずかしくなんか…!」
唯「いいの!とにかくポニーテールだからね?」
梓「わ、わかりました!」
唯「ふふ、楽しみだね」
梓「はい!」
-
96 : 2010/07/06(火) 23:54:00.88 -
律の家
律「って事で、週末はお祭りにいくから、ご飯、適当に食べててな」
聡「え~俺は連れてってくれないの?」
律「2人きりのデートを邪魔するもんじゃないぞ!」
聡「姉ちゃんに彼氏が…!?」
聡「姉ちゃん…大人になったんだな」
律「こら、勘違いしてるぞ!澪だ、澪」
聡「なーんだ」
律「ま…彼氏っていうか彼女って言うか…」
律「そういう関係になれたら…とは思ってるけどな」
-
98 : 2010/07/06(火) 23:59:08.68 -
律「えーっと…浴衣はまだあったかな?」
律「何年ぶりだろ?またこんなの着るなんて思ってもいなかったからな~」
律「あったあった」
律「へへ…なんか、浴衣なんてガラじゃないよな」
律「でも澪が着て欲しいって言ったんだから、着るしかないだろ!」
律「澪、喜んでくれるかな?」
律「それとも、似合わないって笑われるのかな?」
律「…どっちでもいいや、2人でお祭りいけるんだから」
律「さて、寝ようっと」
-
102 : 2010/07/07(水) 00:08:08.68 -
唯の家
唯「憂~、私の浴衣どこ~?」
憂「あっちの部屋のタンスにしまってあるはずだよ」
憂「お姉ちゃん、お祭りいくの?」
唯「えへへ…まあね~!」
憂「ふふ…相手は梓ちゃんかな?」
唯「な、なぜそれを…!」
憂「わかるよ~!だってお姉ちゃん、梓ちゃんの話してるときすごく幸せそうだもん!」
唯「さすがは憂だよ…」
憂「2人で行くの?」
唯「うん!なんだかデートみたいでしょ?」
憂「ふふふ、よかったね!お姉ちゃん」
唯「えへへ…」
-
105 : 2010/07/07(水) 00:19:40.27 -
夏祭り前日
紬「ついに…ついに明日よ!」
紬「頑張ってね、みんな!」
紬「勝負をかけるなら明日しかないわ!」
紬「だって…さすがに何回も監視は送れないもの…」
紬「ううん!ちがうちがうちがう!」
紬「私達が受験勉強で忙しくなるから…」
紬「特に梓ちゃんはみんなとの距離ができちゃうもの」
紬「…ホントに頑張ってね」
-
115 : 2010/07/07(水) 01:03:00.27 -
夏祭り当日
澪のケース
律「澪~、きたよ」
澪「い、今行く!」
律「2人でお祭りなんて、中学校以来だね」
澪「う、うん(は、恥ずかしい…)」
律「浴衣着てみたよ、どうかな?似合ってる?」
澪「うん!うん!すごく似合ってるぞ!」
律「…よかった、浴衣にこの髪型じゃ、私じゃないみたいだからね」
澪「!(悩ましげな表情…律、こんな顔もするんだ…)」
澪「そんなことない!律は律だよ!」
律「ほんと?ありがとう、澪もすごく可愛いよ」
澪「!!」カァァ
律「さ、行こう!」
-
117 : 2010/07/07(水) 01:08:11.02 -
梓のケース
梓「…もうすぐシャトルバス来ちゃうよ…」
梓「唯先輩…ちゃんと来るかな」
サワッ
梓「ひゃっ!」
唯「あずにゃん、待った?」
梓「いえっまま待ってないです!!」
梓「(急に後ろから頭なでないで~…ホントにやばいから!)」
唯「ふふ、あずにゃんの言うとおり、ちゃんとヘアピン外してきたよ」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「どうかな?やっぱり片目、隠れちゃってるけど」
梓「き…綺麗…です」カァァ
唯「ふふ、ありがと。あずにゃんの浴衣とポニーテールも似合ってるね」
梓「っ!」ドキ
唯「可愛いねー、じゃあ…行こ?」
-
121 : 2010/07/07(水) 01:15:30.09 -
律のケース
律「花火までまだ時間あるね、どうしようか?」
澪「お、お店でも回ろう」
律「わかった…って澪、どうしてそんなに恥ずかしがってるの?」
澪「は、恥ずかしがってなんか…」
律「でも、顔赤いよ?」
澪「…律の浴衣なんて珍しいし…その、髪型も…可愛いから」
律「…ありがとね、澪」
律「(澪の方がずっと可愛いっての)」
律「じゃ、おなか減ったし、何か食べ物買おうか?」
澪「う、うん!」
-
126 : 2010/07/07(水) 01:24:11.26 -
澪「あ…私大判焼食べたい!」
律「澪はあんこ派?」
澪「クリーム!」
律「そっか、じゃあちょっと待ってて」
律「クリーム2つと、あんこ1つください」
おじちゃん「あいよ!300円ね」
律「どうも」
律「はい、買ってきたよ」
澪「あ、ありがと…あれ?律、あんこだよね?」
律「うん?そだよ」
澪「クリーム2つ入ってるぞ?」
律「ああ、私は1個でいいから、澪食べなよ」
律「(澪の食べてる姿…可愛いからさ)」
-
129 : 2010/07/07(水) 01:35:53.80 -
澪のケース
澪「はむ…おいひいよ、りふ」
律「そっか、よかったね」
澪「うん!…はっ!」
澪「(私…律に甘えてた?)」
澪「(だって、律がこんなにかっこよくて可愛いから…)」
澪「…律が悪いんだぞ」
律「ん?なにが?」
澪「なっ、なんでもない!律はどこ回りたい?」
律「うーん、金魚すくいかな」
-
130 : 2010/07/07(水) 01:43:40.32 -
律「んー…またダメだった…おっちゃん、もう1回!」
おじちゃん「あいよ、ほら」
律「今度こそー」
澪「(こういう所は変わらないんだな…)」
澪「あんまり熱中するなよ?お金なくなるぞ」
律「わかってるけど…なんか悔しいからさ」
澪「(そっか…昔から負けず嫌いだったっけ、律)」
澪「はいはい、じゃあそれで最後な」
律「えー」
澪「えーじゃない」
澪「そろそろ花火も始まるしな」
律「うん、わかった」
-
132 : 2010/07/07(水) 01:54:33.80 -
———
律「取れなかった…」澪「律は昔から金魚すくい下手なんだよな」
律「はは…そうだね、いつもおじちゃんにおまけしてもらってるな」
澪「あ…もうすぐ打ち上がるぞ」
律「じゃあ…あそこの高台、が少なそうだから、行こうか」
澪「う、うん」
澪「…」
澪「(どうしよう…言うべきかな?)」
澪「(…もしダメだったら律との関係が崩れちゃうかも…)」
澪「(でも…大学に行ったら律が離れちゃう…)」
澪「(…怖いよ…どうしよう)」
ドーン
律「あ、始まったみたいだね」
-
154 : 2010/07/07(水) 04:21:33.79 -
ドーン
澪「(やっぱり…言わない方がいいのかも…)」
澪「(律はこれから大学に行って…彼氏も作って…)」
澪「(…考えたくない)」
ドーン
澪「(あ…律の横顔…花火の光に照らされて…すごく綺麗)」
澪「…」
澪「(うん…やっぱり…)」
澪「(この気持ちは言うべきじゃ…ない)」
-
155 : 2010/07/07(水) 04:25:42.30 -
ドーン
律「(澪は今、何を考えてるんだろう)」
律「(進路のこと…?将来のこと…)」
律「(私のこと…?)」
律「(…なんてね)」
ドーン
律「(ここで私の気持ちを伝えたら…どうなるのかな)」
律「(馬鹿だな、で済まされちゃうのかな…)」
律「(でも…伝えたい。澪に知っていてもらいたい。)」
律「(伝えるべき…だよな!)」
-
157 : 2010/07/07(水) 04:28:46.17 -
律「澪」
澪「…ん」
律「…私のこと、どう想ってるの?」
澪「え…?」
澪「…大事な親友…かな」
律「そっか…」
ドーン
澪「…」
律「…あのさ」
律「…」
律「…それ以上の関係になりたい…て言ったら?」
-
159 : 2010/07/07(水) 04:34:36.42 -
澪「それ…以上…?」
律「なんていうか…その」
律「こういうのはどうかと思うんだけど…恋人…かな」
澪「…」
律「…はは、やっぱりおかしいよね、私」
澪「…馬鹿」ポロッ
律「澪…?」
澪「律のばか!」
律「ごめん…」
澪「ずっと…ずっと不安だったんだぞ…」
澪「律がいつ遠くに行っちゃうか…私から離れちゃうか…」
律「…澪」
澪「…律のこと…大好きなんだから…」
律「…私もだよ、澪」
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160 : 2010/07/07(水) 04:40:25.74 -
澪「どこへも…行かないでよ」
律「うん…ずっと澪の隣にいるよ」
律「ほら、そろそろ花火もクライマックスだぞ」
ドーン
ドンッドンッ
パラパラ
…
澪「終わっちゃったみた」
チュ
澪「んむ!?」
律「ん…」
律「…私のファーストキス、澪にあげる」
澪「…ばか」
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164 : 2010/07/07(水) 04:55:19.02 -
梓のケース
唯「やっぱり人が多いね」
梓「は、はい…」
唯「あずにゃん小さいから、はぐれないようにね?」
梓「なっ…だ、大丈夫です!」
唯「うーん…」
ギュッ
梓「えっ」ドキ
唯「手、繋いでればはぐれないもんね」
梓「(唯先輩と手繋いでる…夢みたい)」
唯「さ、あずにゃんはどこに行きたい?」
梓「あ、あの…唯先輩が行きたいところでいいです」
唯「うーん…じゃあ、取りあえず何か食べようか」
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165 : 2010/07/07(水) 05:00:47.82 -
唯「そういえばあずにゃん、たい焼き好きだったよね」
梓「は、はい!」
梓「(抜けてるようで、些細なことまで覚えててくれるんだよね…)」
唯「ほら、あそこにたい焼き屋さんがあるよ」
梓「た…食べたいです」
唯「あずにゃん猫さんみたい」
梓「…」カァァ
唯「じゃあちょっと買ってくるから、待ってて」
梓「…手、離しちゃうんですか?」
唯「…ふふ、じゃあ一緒に行こうか?」
梓「…はいっ」
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166 : 2010/07/07(水) 05:05:26.54 -
梓「このたい焼き…白いですね」
唯「うん、白たい焼きって言うんだよ」
梓「へえ…」パク
唯「どう?」
梓「おいひい…」
唯「でしょ」
唯「まだまだあるからいっぱい食べていいよ、あずにゃん」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「あ、あっちには焼きそば屋さんがあるよ、行こう!」
ギュッ
梓「ちょ、ちょっと待ってください!」
梓「(食いしん坊なところは変わってないんだからっ)」
-
172 : 2010/07/07(水) 05:15:59.07 -
唯のケース
梓「あ、射的ですよ」
唯「ほんとだ、面白そうだね。あずにゃんやってみたら?」
梓「はい!」
梓「い、意外と重いです…この鉄砲」
唯「がんばれ、あずにゃんっ」
梓「きょ、距離も思ったより遠い…!」
唯「多少身を乗り出しても大丈夫だよ」
梓「こ、こうですか?」グググ
梓「わわっ!」ヨロ
唯「あずにゃん!」
ガシ
梓「あ、ありがとうございます」
唯「あはは、さすがに乗り出しすぎだよ」
唯「(あずにゃん…シャンプーのいい香りがする)」
-
174 : 2010/07/07(水) 05:20:34.15 -
唯「私が押さえてるから、よく狙ってね」
梓「…」
唯「…あずにゃん?」チラッ
唯「(わっ…顔が真っ赤だよ、あずにゃん)」
唯「(もしかして…私が押さえてるから…照れてるのかな?)」
唯「(あはは…そんなわけないよね…自惚れすぎだな、私)」
梓「…てください」
唯「え?」
梓「ちゃ、ちゃんと押さえててください」
唯「…まかせなさい!」
-
175 : 2010/07/07(水) 05:23:34.50 -
唯みたいなウブな女の子がふとしたきっかけで「アレ・・・?この気持ちって・・・」みたいな瞬間が最高に好きです
何が言いたいかというと唯かわ唯 -
176 : 2010/07/07(水) 05:26:09.12 -
梓「よーし、あの猫のぬいぐるみを…!えいっ!」
ポンッ
ポトッ
唯「やったね、1回で命中したよ!」
梓「やった…!」
梓「これ…唯先輩にあげます!」
唯「えっ…?」
梓「唯先輩にもらって欲しいです!」
唯「…ありがとね、あずにゃん」
ドーン
唯「花火、始まったね」
-
180 : 2010/07/07(水) 05:34:45.54 -
梓「どこも人が多くて…あ、あそこに2人分くらいのスペースがあります!」
唯「うん、じゃあ座って見よう」
———
ドーン梓「綺麗…」
唯「うん、迫力あるね」
梓「(目にかかったほうの髪を耳にかける仕草…それだけなのに)」
梓「(なんでこんなに綺麗に見えるんだろう…)」
梓「(わかってる…唯先輩の全てが愛しく見える理由)」
梓「(でも…言葉にして伝えるのはやっぱり不安)」
梓「(伝えなければ…これからも今までどおりの軽音部…唯先輩)」
梓「(どうしよう…どうしよう…)」
-
181 : 2010/07/07(水) 05:38:42.88 -
ドーン
梓「唯…先輩…」
唯「んー?」
梓「あ、あの…」
唯「どうしたの?あずにゃん」
梓「…」
ドーン
梓「(だめ。やっぱり怖い…唯先輩に嫌われるのが怖い)」
梓「…ぬいぐるみ、大事にしてくださいね」
唯「…うん、もちろん」
唯「…」
ドーン
唯「(なに考えてるんだろう、私)」
唯「(告白…なんてあるわけないよね)」
-
183 : 2010/07/07(水) 05:40:49.63 -
ドーン
ドンッドンッ
パラパラ
…
唯「…終わっちゃったね」
梓「…はい」
唯「そろそろ帰ろうか」
梓「…はい」
唯「ねえ…歩いて帰らない?」
梓「…そうですね」
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185 : 2010/07/07(水) 05:43:49.12 -
唯「…」
梓「…」
唯「…」
梓「…」
唯「…じゃあ、ここでお別れだね」
梓「…はい」
唯「また明日、部活でね」
梓「はい…さようなら」
唯「…ばいばい、あずにゃん」
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189 : 2010/07/07(水) 06:09:29.40 -
梓「…」
梓「(やっぱり言えなかった…)」
梓「(好き…ただその2文字なのにね…)」
梓「…やっぱり弱虫だな…私」
梓「(…唯先輩たちが卒業して、1人になるのは辛い)」
梓「(軽音部がなくなるのは辛い…)」
梓「(でも…)」
梓「(唯先輩が離れていくのが一番辛い)」
梓「(これからも…唯先輩と一緒の時間を過ごしたい)」
梓「(引かれるかも知れない…嫌われるかも知れない)」
梓「(それでもいい…伝えなきゃ!)」
梓「(勇気を振り絞れ!私!)」
タタッ
-
191 : 2010/07/07(水) 06:15:02.90 -
唯「…」
唯「(あずにゃん…何か言いたそうだったな)」
唯「(…思い込みかな)」
唯「(卒業したら…あずにゃんと離れ離れになっちゃうんだ…)」
唯「(あずにゃんはギターも上手いし…きっと違うバンドを組んで…)」
唯「(きっと私のことなんか…いつか忘れちゃうよね)」
唯「(あずにゃん…あずにゃん…)」
ギュッ
唯「…え?」
梓「…」
唯「あず…にゃん?」
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192 : 2010/07/07(水) 06:21:04.38 -
梓「…いつもの…仕返しです」
唯「…」
梓「唯先輩…引くかもしれないですけど…聞いてください」
梓「私…唯先輩のことが好きです…大好きです」
唯「…」
梓「何度も思いとどまろうとしました」
梓「でも…やっぱりこの気持ちだけは伝えたかった」
梓「自分の気持ちに…唯先輩に嘘つきたくなかった」
唯「あ…ずにゃ…ん」
梓「(唯先輩…ふるえてる…?)」
唯「わだ…し…だって…ずぎ…だっだんだからあ…」
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193 : 2010/07/07(水) 06:28:57.44 -
唯「ちっちゃくて…可愛くて…私の面倒見てくれて…」
梓「唯先輩…」
梓「(一日中クールだった唯先輩が…泣いてる)」
唯「でももうすぐ卒業で…あずにゃんと離れなきゃいけなくて」
唯「ずっと…ずっと一緒にいたいんだからぁ…」
梓「良かった…私も同じ気持ちでした」
唯「絶対…離れちゃいやだよ」
梓「離れるもんですか…唯先輩こそ…一緒にいてくれなきゃ嫌です」
唯「うん…うん…」
梓「唯先輩…好き…大好き」
唯「私も…あずにゃんが大好き」
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195 : 2010/07/07(水) 06:35:11.05 -
梓「じゃあ…帰りましょうか。家まで送ります」
唯「うん…」
梓「どうしたんですか?」
唯「私達、付き合うことになったの?」
梓「えっ…?そう…だと思いたいです…」
唯「じゃあ、キスして?」
梓「!こ、ここでですか?」
唯「うん、ここで」
梓「でも…」
唯「…いや?」
梓「そんなことないです!」
梓「…やってやるです!」
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199 : 2010/07/07(水) 06:40:36.02 -
唯「んー」
梓「(この唯先輩の顔…ずっと見てたいなあ)」
唯「…」
梓「(先輩の顔がこんなに近くに…吐息がかかるくらい)」ドキドキ
梓「…」ドキドキ
梓「(ええい!勇気を出せ!梓!)」
梓「んっ…!」
チュッ
唯「…えへへ」
梓「…ドキドキしました…ホントに」
唯「私もだよ、あずにゃん」
唯「これで私達、恋人同士だね!」
梓「は、はい!」
唯「ずっと一緒だからね…あずにゃん」
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202 : 2010/07/07(水) 06:46:51.93 -
梓「じゃあ…今度こそ送ります」
唯「うん…ってあれ?」
律「澪…あれって」
澪「見たことあるシルエットだな」
唯「りっちゃん!澪ちゃん!」
澪「やっぱりそうだったか」
梓「でも、お祭り来れなかったんじゃ…?」
律「?私達は、唯と梓が来れないって聞いてたけど?」
『なるほどね…』
唯「あ、それはそうと、2人に報告することがあるんだ」
律「お、奇遇だな、私達もだ」
唯・律「私達、恋人同士になりました!」
おわり
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