ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395582494/
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2 : 2014/03/23(日) 22:49:31.11 -
モバP「そういや今日は新人さんの面接日でしたっけ」
ちひろ「え、まさか忘れていたんですか?」
モバP「…、…いやだなあ、忘れている訳ないじゃないですか」
ちひろ「その反応は忘れていましたね…」
モバP「スマン!急で悪いんだが、今日は個々で行ってくれ!」<えー…めんどくさい…、帰って良い?>
<そんなの聞いてないにゃあ!>
<ひとりでもがんばります!>
<じゃあ、帰ります…>モバP「おい、なんで反応した2/4が選択肢の中に帰宅が入っているんだ…、おい本当に帰り支度をするんじゃないそこの2名」
ちひろ「きらりちゃん、茜ちゃん、後はよろしくねー」<任せてください!!行きますよ乃々さん!!>
<杏ちゃん、ほらいっくにー☆>
<<やーめーてー>>
<Pチャン行ってくるにゃ!ちゃんと埋め合わせは考えておくにゃあ!>
<プロデューサーさん、行ってきまーす!>モバP「…騒がしい奴らだ」
ちひろ「いや、あなたが原因ですからね」 -
3 : 2014/03/23(日) 22:51:15.25 -
モバP「さて、何時に来るんでしたっけ」
ちひろ「なに急に話題変えてごまかしてるんですか。…えっと14:30位に到着するように来ると言ってましたね」
モバP「どんな子なんですか?」
ちひろ「社長が言うには、『百年に一度の逸材だよキミィ!』と言っていましたが」
モバP「で、ティン、と」
ちひろ「ティン、ですね」
モバP「ティンって女性が言うとエロいですね」
ちひろ「セクハラで訴えます、とりあえず3000MCで良いです」
モバP「良くねーですよ!今月もうキツいんですよ!今日の昼飯だって高槻さんちのやよいちゃんに教わったもやし弁当ですよ!」(ガチャガチャ)
ちひろ「毎度!」
モバP「なにその滅多に見せないような笑顔…、鬼!悪魔!ちひろ!」(フェイフェイダヨー…フェイフェイダヨー…フェイフェイダヨー…)
ちひろ「鬼さんと悪魔さんに対する名誉毀損ですよそれ…」
モバP「え、あなたが言うのそれ」(フェイフェイ10連だと…!?)キーンコーン
ちひろ「あら、どうやら来たようですね」
モバP「結局事前情報無しですか」
ちひろ「事前情報なんて今までも無かったじゃないですか」
モバP「いや、今までは私がスカウトするか、既に社長がスカウトしてきた娘がいたかでしたし」
ちひろ「まあ、そうでしたけど。…はい、どうぞー入ってください」<失礼します…ってええええええええええええええええ!!??>
「「え!?何事(ですか)!?」」
-
5 : 2014/03/23(日) 22:56:26.59 -
??「な…なんでPさんが…?」
モバP「えー…新人ってお前なのー…」
ちひろ「?、どうしたんですか?」
モバP「いや…まあ…ねえ…」
ちひろ「え、どうしたんですか?知り合いですか?」
モバP「んー…こいつはです…
社長「おお、来てくれたか!歓迎するよ!」
モバP「へい!社長!ちょっと来てみ?」
社長「応、上司に何て口きいてんだねキミは…」
モバP「いいから」
社長「なにその顔、今まで見たことない位怖い」
モバP「その顔させてるのはあなたですよ…、社長、どこでこの娘スカウトしました?」
社長「ん?この間の仕事の帰りにキミの家の近くまで行った時あったよね?」
モバP「ええ、その節はどうもありがとうございました」
社長「いや、良いんだよ、キミもがんばっている事だしね。ついでだよついで」
モバP「で、その時がなんですか?」
社長「で、私も一服いれようとあそこの近くのコンビニ寄った時にさ、彼女がいたものでついティンと」
モバP「つい、でスカウトしないでくださいよ…」
ちひろ「ティンって、『つい』で出るものなんですね」
社長「…女性がティンって言うとエロいよね」
ちひろ「セクハラで訴えます、モバPさん3000MCで良いです」
モバP「なんで俺!?」
社長「社会人、言葉使い」
ちひろ「長いものには巻かれろっていいますし」
モバP「この権力の犬!守銭奴!」(ガチャガチャ)
ちひろ「そんなに褒められましても鍵クロしか出ないですよ?」
モバP「褒めてない!そして(一応)ありがとう!」
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7 : 2014/03/23(日) 22:58:28.50 ID:rsLZD6NRo - いぇす、すごく読みづらい
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8 : 2014/03/23(日) 22:59:13.31 -
??(…そろーり、そろーり)
モバP「で、お前は何帰ろうとしているんだ」
??「げ、見つかった」
モバP「すぐ帰ろうとする奴が多すぎるからその手のスキルは身についてな」
??「嫌な事務所だ…」
モバP「そう言うな…お前もその事務所に仲間入りする訳だからな」
ちひろ「あれ?面接も無しにですか?」
モバP「面接なんていらないですよ、こいつに」
ちひろ「そういえばさっきもそんな事言っていましたね」
モバP「ええ、こいつの名前は神谷奈緒、17歳乙女座の千葉出身、趣味はアニメ鑑賞、利手は左、スリーサイズは上かr…」
奈緒「おい、何そこまでバラそうとしてんだよPさん!というかなんで知ってるの!?」
ちひろ「あれ、履歴書でも見たんですか。ってそういえばモバPさんの住所って…」
モバP「ええ、そうです。お隣さんで幼馴染みですよ。それだけ知ってて容姿が可愛ければ面接なんていらないですよ。しかも…」
奈緒「かかか可愛いって…なに言ってんだPさん!バカか!それにまだアイドルやるって決めたわけじゃ…!」
モバP「どうですかこのテンプレっぷり」
ちひろ・社長「採用」
奈緒「え、ええ、えええええええ!?」
-
9 : 2014/03/23(日) 23:03:54.44 -
◆蛇足話◆
奈緒「まだアイドルやるって決めたわけじゃないんだけど」
モバP「え、やってくれないの?」
奈緒「いや、だってアイドルなんかになれるわけないし…別にあたし可愛くなんてないし…」
モバP「いや、さっきちひろさんと社長も言ってたろ、可愛いって」
奈緒「あんなの社交辞令だろ…現にモバPさんだってあたしの事スカウトしてないじゃん」
モバP「…まあお前に職業のこと隠してたしなあ」
奈緒「じゃあ、やっぱり…」
ちひろ「それは違いますよ奈緒ちゃん!」
モバP「…急になんですか、ちひろさん」
ちひろ「だって言ってましたもんね、昔。かたくなに千葉へ行かない理由を」
モバP「!?、ちひろさんやー、言うなよー」
ちひろ「『身内贔屓になっちゃうかもしれないじゃないですか、特に容姿なんて好みの問題なんですから』」キリッ
-
11 : 2014/03/23(日) 23:08:40.41 -
<お疲れ様でーす!>
モバP「あ、安部さん、お疲れ様です」
ちひろ「二日酔いは大丈夫ですか?」
奈々「何言ってるんですかちひろさん!奈々は17歳なんだからお酒なんて飲みませんよ!あとモバPさん、年下なんだからさんづけは止めてください!」
モバP・ちひろ「「すみません、安部さん」」
奈々「だーかーらー!」
奈緒「あ、ああ、あああ…アイドルがいる!」
モバP「何言ってんだお前、そりゃアイドル事務所なんだからアイドルはいるだろう」
奈緒「いやあ、誰もいなかったからてっきりモバPさんのドッキリかと」
モバP「なんでお前にそんな大掛かりなドッキリ仕掛けなきゃならないんだよ」
奈々「んん?この子、新しく入ってきた子ですか?」
奈緒「は、はいっ!神谷奈緒、17歳です」
奈々「奈々と同い年ですねー!よろしくお願いします!キャハッ☆」
モバP「お、おう」
ちひろ「せやな」
奈緒「よろしくお願いします!安部さん!」
奈々「先輩とはいえタメなんだから奈々で良いですよー」
モバP「ちなみに奈々さんと同じ千葉出身ですよー」
奈々「そりゃ奇遇ですnって奈々は千葉出身じゃありません!ウサミン星出身です!」
ちひろ「【悲報】ウサミン星は千葉にあった…!? …売れる!」
奈々「自分の事務所のアイドルを売らないで下さい。どこの○スポですか」
-
12 : 2014/03/23(日) 23:10:34.39 -
奈緒「ってかあれ?どこかで見たことあるような……んん、もしかして奈々お姉ちゃん?」
モバP「…はい、どうぞ奈々さん」
奈々「安部奈々、17歳です☆」
ちひろ・モバP「おいおい」
奈々「って、何やらせるんですかー!奈々は17歳教には入っていませんよー!」
奈緒「いや、確かに奈々さんって声優も良くやってるし、声当ててるアニメも見るけどさ、そうじゃなくて」
奈々「うん?あれ?もしかして千葉出身で17歳って…当時から逆算すると…あれ、近所に住んでいた奈緒ちゃん?」
奈緒「そうです!奈緒です!え、ていうか当時から変わってなくないですか?」
奈々「ぴ、P!」
モバP「はい、なんでしょうか」
奈々「え、知ってたの?」
モバP「今日来るのが奈緒だって事は来てから初めて知りました」
奈々「あれ?Pがスカウトしてきたんじゃないの?」
モバP「奈々姉、知ってるでしょ、俺が千葉しかも地元の人間をスカウトしないようにしてるの」
奈々「…社長?」
モバP「ええ」
奈々「なんで止めてくれなかったの!?」
モバP「止められてたら止めてましたよ…」
奈々「え、えー…もしかして奈々と同じパターンですか…」
モバP「ティン、ときたって言ってました」
奈々「きちゃったかー」
モバP「というわけで来ちゃったものはしょうがないので、今に至るわけです」
奈々「まあ奈緒ちゃん可愛いもんね、キャラも容姿も」
モバP「多分、奈々姉が知ってる頃より磨きがかかってますよ」(動画再生
<かかか可愛いって…なに言ってんだPさん!バカか!それにまだアイドルやるって決めたわけじゃ…!>
奈々「え、何この子、持って帰って良い?」
モバP「気持ちはわかりますがダメです」
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13 : 2014/03/23(日) 23:11:59.21 -
奈緒「おーい、Pさーん、何お姉ちゃんと二人で内緒話してるんだー」
奈々「奈緒ちゃんが可愛いってモバPさんとお話してたの」
奈緒「か、かわっ!?」
モバP 動画ポチー
<かかか可愛いって…なに言ってんだPさん!バカか!それにまだアイドルやるって決めたわけじゃ…!>
奈緒「え、いや、え!?何!?撮ってたの!?いつの間に!?つーか撮るなよ!」
モバP「いや、俺は撮ってないんだけどさ、さっき動画が共有されてきた」
奈緒「誰から!?」
モバP「あの人から」親指クイッ
ちひろ Σd(゜∀゜)
奈緒「ちひろさーん!?」
奈々「というかさっき気づかずに奈緒ちゃんに言ってた事って…」
ちひろ「『奈々と同い年ですねー!よろしくお願いします!キャハッ☆』」
モバP「『先輩とはいえタメなんだから奈々で良いですよー』」
奈々「…ああああああああああああああああああ!!!!」
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15 : 2014/03/23(日) 23:13:50.46 -
◆蛇足話◆モバP「ちひろさんちひろさん」
ちひろ「はい、なんでしょうかモバPさん」
モバP 動画ポチー
<『奈々と同い年ですねー!よろしくお願いします!キャハッ☆』>
ちひろ「」
モバP「私、このちひろさん意外に嫌いじゃないですよ」
ちひろ「誰ですか、こんなくだらない動画撮ってたのは」
モバP 親指クイッ
社長 Σd(゜∀゜)
ちひろ「……ちょっと席外します」
モバP「はーい」
ナニトッテルンデスカー!!!ハヤクケシナサイ!!!
ナナトオナイドシデスネーヨロシクオネガイシマス、キャハ☆
トルナ,ナガスナ,キョウユウスルナ!
ギャーーーーー!!!!
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!ナナノクロレキシガアアアア!!!!モバP「…平和だなあ」
-
17 : 2014/03/23(日) 23:14:03.69 ID:QPoU/Hq2O - ウサミンの漢字は菜々だべ
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18 : 2014/03/23(日) 23:15:20.31 -
<なんなのにゃ、この地獄絵図は…>モバP「おーう、お疲れみくー。すまなかったな、送迎するって言ってたのに」
みく「本当にゃ、だから膝の上に乗せてねぎらうにゃ」
モバP「おい、アイドル」
みく「冗談にゃ、それよりなんなのにゃ、あれは」
モバP「…奈々さんを起点として自爆した方々かな」
みく「なんだいつもの事かにゃ」
奈緒「…なんだか随分仲が良いな」
モバP「おお、復活早いな」
奈緒「なんか、奈々お姉ちゃんとちひろさんと社長さん見てたら落ち着いてきた」
モバP「ああ、うん」
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19 : 2014/03/23(日) 23:17:37.48 ID:A/sXSyy7o -
>>1617
やっべ、字間違えて打ってた…
しかも間違ってた奴のコピペだから書きため分それだわ…指摘ありがとうです。残り修正してきますです。
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20 : 2014/03/23(日) 23:21:06.91 -
みく「新人さんかにゃ」
奈緒「神谷奈緒、17歳です。よろしくお願いします」
みく「奈緒チャンかにゃ、よろしくにゃ」
奈緒「随分モバPさんと仲が良いようで」
みく「んにゃ?まあPチャンとは長い付き合いだからにゃ」
モバP「確かに就職した当時に出会ったから、結構長いなあ…」
みく「当時の駆け出しプロデューサーだったPチャンに熱く口説かれてこっちのプロダクションに移籍してきたにゃ!」
奈緒「モバPさんがそんな軟派野郎だったなんて…」
モバP「おう、待てやみく、記憶を捏造するんじゃない」
みく「にゃははは、そうだったかにゃー、ただまあ付き合いは長いにゃ」
モバP「まあ、そうだな」
奈緒「ふーん…?」
みく「…もしかしてジェラシーかにゃ?」
奈緒「ななな何言ってんだ!?そんな訳ないだろ!?」
みく「あら、随分テンプレ的な反応にゃ」
奈緒「」
モバP「みく、その辺にしといてくれ。からかうとこいつすぐフリーズするから」
みく「…ふーん?それにこの位のスキンシップはここの事務所のアイドルだったら普通にゃ」
奈緒「どうしてだ?」
みく「見てればわかるにゃ」
-
21 : 2014/03/23(日) 23:22:59.55 -
<ボンバー−−−−−−−−−−!!!!>
モバP「ふごっ!」1hit!
<おっつおっつばっちし!>
モバP「ぐっはあ!」2hit!
<そこはもりくぼの居場所なのでどいて下さい…>
モバP「ドゥン!?」3hit
<うっきゃあああ~Pちゃん分充電だにぃ☆>
モバP「うわあああああ」4hit! 5hit! 6hit!
<もう疲れた…一歩も動けない…あ、そうだ飴ちょーだい>
モバP「ぐふう!」7hit!
奈緒「なんであんなに綺麗にコンボ決まってるのさ…」
みく「いつもの事にゃ」
奈緒「というか…あれはスキンシップなのか…?」
みく「…まあ、ちょっとみんな元気が良いだけにゃ」
奈緒「…ちょっとか?」
みく「…ちょっとにゃ」
奈緒「………」
みく「………」みく「…ごめん、嘘ついたにゃ」
奈緒「だよな…あれはちょっとじゃないよな…」
みく「にゃあ…」
-
23 : 2014/03/23(日) 23:34:06.48 ID:hGFehTBio -
どどんまい!よくあるよくある!
続きも期待してます!
-
25 : 2014/03/24(月) 12:03:39.11 ID:QfaY7tz5o - (なおが机で授業中遊んでるのかと)
-
26 : 2014/03/24(月) 12:09:31.56 ID:yfggHlJG0 -
>>25
関くんの真似してポシャる奈緒
かわいい(確信) -
28 : 2014/03/30(日) 12:01:21.37 ID:OjgZC6bPo -
>>24
神谷明さんの可能性もあるし……(震え声 -
30 : 2014/03/31(月) 01:36:18.17 ID:sw2qqsZEo - 再開します。
-
32 : 2014/03/31(月) 01:38:10.79 ID:sw2qqsZEo - すみません、なんかブラウザがおかしくて無駄な連投しました。
-
33 : 2014/03/31(月) 01:39:05.87 -
モバP「…という訳で、今日からお前達の仲間となる神谷だ」
奈緒「神谷奈緒です!よろしくお願いします!」
<パチパチパチパチ>
モバP「よし、じゃあ親睦を兼ねた質問タイムなー」
卯月「はい!」
モバP「はい、じゃあ卯月」
卯月「島村卯月、17歳です。奈緒ちゃんよろしくね」
奈緒「よ、よろしく…?」
モバP「奈緒ー、卯月は(正真正銘)17歳だぞー。そんなに俺と菜々さんの顔を戸惑った顔で見るなー」
奈緒「…よろしく!」
菜々「なっ!菜々だって17歳ですよ!」
モバP・ちひろ「「おいおい!」」
菜々「だーかーらー!」
奈緒「菜々お姉ちゃん、話が進まないから先進めて良いか?卯月も苦笑いしてるし」
菜々「うう…どうぞ…」
-
34 : 2014/03/31(月) 01:40:40.01 -
卯月「…」
モバP「卯月ー、どうしたー?」
卯月「あ、ああいや、ごめんなさいプロデューサーさん。ぼーっとしてました」
モバP「なんだ珍しいな、で、卯月はどんな質問だ」
卯月「…んーと、奈緒ちゃんはどこからきたの?」
奈緒「あたしは千葉に住んでるんだよ、ここから大体1時間位の所かな?」
卯月「あ、じゃあウサミン星と一緒ですね!」
モバP「ミミミンミミミン!チーバミン!」
菜々「ウサミン星は千葉じゃありません!」ちひろ「…卯月ちゃん、あまり菜々さん刺激しちゃだめよ?話が進まなくなっちゃうから」
卯月「?」
奈緒・ちひろ(…え、素で言ってたの?)
モバP「…はい、次!」
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35 : 2014/03/31(月) 01:42:06.59 -
◆蛇足話◆
モバP「…と、いうわけで皆と仲良く出来そうか?」
奈緒「とりあえず皆良い奴そうで良かったよ」
モバP「なら、良かった。ちなみに誰が印象に残った?」
奈緒「何か大きい人と小さい人がいたんだけど…」
モバP「あー、きらりと杏か」
奈緒「あの二人、何センチ差があるの?」
モバP「182と139だから…43センチかな」
奈緒「あたしと同じ17歳とは思えない…」
モバP「菜々さんも17歳だろ!いい加減にしろ!」
奈緒「誰も菜々お姉ちゃんの事は言ってないんだけど!」
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36 : 2014/03/31(月) 01:42:59.11 -
モバP「後、茜も17歳だな」
奈緒「あの子凄い元気だよね」
モバP「全速力でぶつかられると宙に飛ぶんだよね、大人の男がさ」
奈緒「さっきも見てたけどどんな威力なのさ…」
モバP「別名が暴走トラックだからな」
奈緒「扱いが交通事故!?」
モバP「まあ、アイドルも多種多様な時代だからな、キャラも威力も強い方が良いんだよ」
奈緒「というか17歳多いな」
モバP「17歳はロマンだからな」
奈緒「……」
モバP「…応、そのジト目やめろや」奈緒「いや、いいけどさ」
モバP「というかその中にお前も入ってるんだけどな」
奈緒「?、………、~~~~っ!?」
-
38 : 2014/03/31(月) 01:45:01.64 -
モバP「さて、皆に挨拶したし、後はあれ決めなきゃなあ…」
奈緒「あれって?」
モバP「今後に関わることなので、割と重要な事だ。属性決めしなきゃならんのよね」
奈緒「炎とか水とか?」
モバP「…お前はポ○モンにでもなるのか」
奈緒「まだゲーム制作部(仮)の方が合ってるのか?」
モバP「炎属性でもやるか?」
奈緒「…やめてくれ、あたしが悪かった」
モバP「まあ、真面目な話さ、どんなアイドルになりたいんだ?」
奈緒「どんなって言われてもなあ…」
モバP「アイドルも多種多様な時代、とは言ったがある程度大まかな属性があるんだよ」
「アイドル戦国時代とは言われているだけあってかなりの数のアイドルが世の中にはいる」
「その中で業界としておおまかな枠とアイドル登録制のシステムを新しく作ろう、という事であの超大手の765プロが主導で枠決めを作ってな」奈緒「765さんはあたしでも知ってる。如月千早さんや天海春香さん、星井美希さんがいるところだろ?」
モバP「ああ、で、その中のシステムへ登録する際に属性選択があって、Cute/Cool/Passionのどれかを選択する必要があるんだよ」
奈緒「つまり、その3属性からあたしの売り出す方面を決める、と」
モバP「そういう事。たとえばさっき奈緒が挙げた765の3人だと天海がCute、如月がCool、星井がPassionってところだな」
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39 : 2014/03/31(月) 01:46:34.67 -
奈緒「これはプロデューサーが決めるんじゃないのか?」
モバP「その場合もあるし、自分で決める場合もある。菊池なんかは自分でCuteにしてたしな…」
奈緒「ええ…、菊池って菊池真さんでしょ…」
モバP「しょうがないんだよ、自己申告だったんから…。だからCute属性なのにCoolの客も取れるからやっかいなんだよなあ…」
奈緒「もしかして、それで生っすかとかで『まこまこりん♪』とかやってたのかあ…」
モバP「…、…ああ」
奈緒「?、何だよモバPさん」
モバP「いや、うん、まあ、なんだ、そのな」
奈緒「なんだよ?」
モバP「お前もCuteでやってけるんじゃね?」
奈緒「…?…!?っっっっっっっっ!!!」
モバP「やめ、おい、殴んな!ちょ、いたっ、痛いって!」
奈緒「う、うっせー!このバカ!おま、もう、バカか!」
モバP「今のは俺悪くないだろ!?」
奈緒「良いから殴られてろ!」
モバP「やだよ!自爆までは責任とれねーよ!」
ギャーギャー!! ワーワー!!
ウルサイデスヨモバPサン!トリアエズスタドリ10セットデス!!
ナンデ゛!?オカシイデショ!?…………。
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40 : 2014/03/31(月) 01:48:02.63 -
モバP「はあ、はあ、んでどうするよ…」
奈緒「っく、はあ、はあ、…と言われてもなあ」
モバP「まあ、すぐに決める必要は実は無くてだな」
奈緒「そうなのか?」
モバP「ああ、今度新人の登竜門であるルーキー向けのLIVEバトルのイベントがあってな、そこまでに登録すればいいからさ」
奈緒「…ちょっと安心した」
モバP「そうだな、それまでにレッスンとか準備は色々あるしな。ちょうどいい、1時間後に菜々さんのレッスンがあるから一緒に参加してこい」
奈緒「今からか!?」
モバP「別に今やろうが、明日やろうが大して変わらんよ。それに菜々さんとならやりやすいだろ?」
奈緒「確かに菜々お姉ちゃんとならいくらか楽かもしれないけどさ…。はあー…今からか…」
モバP「ついでにアイドルについて聞いてこい、属性決めにも今後どう活動するかも定まるかもしれないからさ」
奈緒「…わかったよ」
モバP「まあ、不安なのはしょうがない。けど、お前なら出来るさ、俺が保証してやる」
奈緒「…ん、ってか頭撫でんなよ、モバPさん」
モバP「はっはっはっ、小さい頃からやられてた事に今更何を言ってやがる」
奈緒「まあ良いけどさ…」
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42 : 2014/03/31(月) 02:52:35.83 ID:R5cqstDeO - 細かいことで悪いが菊地真だよ
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44 : 2014/03/31(月) 09:18:27.64 ID:/jcs9BUMo -
神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/QEhKiif.jpg
http://i.imgur.com/I1W1jvW.jpg安部菜々(17?)
http://i.imgur.com/tBf73q1.jpg
http://i.imgur.com/GmUotkW.jpg前川みく(15)
http://i.imgur.com/yUbpS6m.jpg
http://i.imgur.com/eOtY37v.jpg島村卯月(17)
http://i.imgur.com/HZR1rfy.jpg
http://i.imgur.com/S5iKWdR.jpg -
46 : 2014/04/28(月) 03:27:45.22 -
奈緒「菜々お姉ちゃん」
菜々「あれ、奈緒ちゃんどうしたの?」
奈緒「Pさんから一緒にレッスン参加してこいって」
菜々「そうなんだー、じゃあ一緒に行こうか」
奈緒「そういえば、レッスンって何やるんですか?」
菜々「んーっと、基本的にはダンス、ボーカル、ビジュアルの三つにプラスしてその他諸々をやる感じかな?」
奈緒「いかにもって感じだなあ」
菜々「まあ、アイドルって言っても才能だけじゃどうにもならないですしね。やっぱり努力は必要です」
奈緒「なんで菜々お姉ちゃんはアイドルになろうと思ったの?」
菜々「菜々はですね、小さい頃からずっとアイドルに憧れてたんですよ」
奈緒「昔、Pさんと菜々お姉ちゃんの家に行った時に鏡の前でポーズ取ってたのもそれの練習だったのかあ」
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47 : 2014/04/28(月) 03:28:20.30 -
菜々「え゛」
奈緒「え?」
菜々「…見てたの?」
奈緒「う、うん」
菜々「Pと一緒に?」
奈緒「Pさんと一緒に」
菜々「えー…」
奈緒「え?あれ?知らなかったんですか?」
菜々「あー…だから私が働いていたメイド喫茶に来たとき笑ってたんですねー…」
奈緒「ははは…」
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48 : 2014/04/28(月) 03:28:51.61 -
菜々「で、話を戻すけれど、ただ単に憧れてたのもあって、地下アイドルも兼ねているメイド喫茶でバイトをしててね」
「そこでもファンになってくれる人がいたの」
「そんな人たちと触れ合ってる内に凄く楽しくなっちゃってね、本気で目指し始めたの」奈緒「ん?でも菜々さんが出始めたのって最近ですよね?」
菜々「うん、それでね、辞めようかなと思ってた時に今の社長からスカウトされて今に至るんです」
奈緒「…菜々お姉ちゃんも大変だったんだな」
菜々「社長とPのおかげで今は凄い楽しいですけどね! …あ、ここがレッスンルームですよ」
奈緒「いよいよか…」
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49 : 2014/04/28(月) 03:29:49.39 -
ちひろ「そういえば奈緒ちゃんはどうしました?」
モバP「菜々さんと一緒にレッスン場に向かわせました」
ちひろ「え、初日に?」
モバP「何か問題でも?」
ちひろ「いや、大体いつも顔合わせと面談だけじゃないですか」
モバP「いつもより面談が短いですからね。時間も余りましたし」
ちひろ「あ」
モバP「だから、そういうこと」
モバP・ちひろ「「ヘーイ!」」
ちひろ「あの人、どこ行ったんですかね」
モバP「又、海の向こうにしばらく行くって言ってましたからねえ…」
ちひろ「まあ彼女なら大丈夫でしょう、というかモバPさん好きですね彼女」
モバP「あのキャラ面白すぎるでしょ、かといって慢心している訳でもないし」
「私はキャラ徹底している人と向上心がある人は好きですよ」ちひろ「だからモバPさんがスカウトをするとキャラが極端な人に偏るんですかね…」
モバP「その為にここにいるんですから」
ちひろ「…まあ、そうですね、というかレッスンする前に属性決めたんですか?」
モバP「いや、決めてないですね。方向性とかもまだです、本人も定まってないようですし」
ちひろ「うわあ…また出ましたね、その適当っぷり。トレさんも可哀相に…」
モバP「その為に菜々さんと一緒にレッスン受けさせているんですから。事前にトレさんにも事情は伝えてますよ」
ちひろ「そんなことばかりやってると、また契約切られますよ…。次切られたらモバPさんが探してきて下さいよ」
モバP「それは困るなあ…、まあ、大丈夫でしょ」
-
50 : 2014/04/28(月) 03:30:30.36 -
ちひろ「じゃあ、菜々さんと同じCuteでプロデュースするんですか?確かに可愛かったですけど」
モバP「んー…どうしましょうかね…。個人的にはCuteじゃないんですけどね」
ちひろ「?、じゃあ何で菜々さんとレッスン受けさせているんですか?」
モバP「旧知の仲、というのもありますが、菜々さんとレッスン受けていれば何か見えるんじゃないかな、と思いまして」
ちひろ「相変わらず信用の高さ…」
モバP「千葉県民ですからね!」
ちひろ「そこはふざけなくても良いんじゃないですかねえ…」
モバP「まあ、色々あるんですよ。立場上」
ちひろ「色々ですか」
モバP「色々ですよ」
ちひろ「…まあその辺はいいでしょう。じゃあ、今日のレッスンを踏まえてまた明日決める感じですかね」
モバP「んー、明日の朝には結果報告出来るかもしれないのでシステム登録の手続きをお願いします」
ちひろ「新規登録の手続きの締め切りが午前中なんですが間に合うんですか?」
モバP「大丈夫ですよ、きっと」
ちひろ「えー…、根拠の無い予定で進めるのはやめて下さいよ…。あの申請手続きが面倒くさいんですから。前の時も急にあれやこれや…」
<おっつかっれさまでーっす!>
モバP「あ、帰ってきた。じゃあ、ちょっと行ってきます」
ちひろ「あ、ちょっと、逃げないで下さいよ!…もう」
-
51 : 2014/04/28(月) 03:31:32.39 -
◆蛇足話◆
ちひろ「あ、菜々さんお疲れ様です!」
菜々「お疲れ様です!ちひろさん!」
奈緒「おつかれ…さま…です」
ちひろ「あれ、奈緒ちゃん随分とへたってますね」
菜々「今日のレッスン、結構厳しかったですからねー」
ちひろ「…お疲れ様です!」
菜々「いや、何バン○リン渡そうとしているんですか!17歳の菜々には必要ないですよ!」
ちひろ「明後日の筋肉痛に効きますよ?」
菜々「何であたりまえのように2日遅れなんですか!」
ちひろ「って言えってモバPさんが」
菜々「ぴ、Pー!?」
-
52 : 2014/04/28(月) 03:32:06.97 -
ちひろ「冗談ですよ。はい、タオルとスタドリです」
菜々「…ありがとうございます」
ちひろ「はい、奈緒ちゃんも、ってあれ?自分で用意してたの?」
奈緒「いえ、モバPさんが渡してくれました」
菜々「んふふー」
ちひろ「何ですか菜々さん急に」
菜々「ふふふふふ、菜々は知ってます。それはPさんの私物だってこと!」
奈緒「え゛?」
ちひろ「ああ、どうりで会社の支給されている物と違うんですね」
奈緒「…」
ちひろ「…」
菜々「…」
奈緒「」プシュー
菜々「…じゃあ、奈緒ちゃん連れてシャワー浴びてきまーす」
ちひろ「いってらっしゃーい」
ちひろ(私は知っている)
ナオチャーン、シャワーデスヨー
ミズバシャー
ツメタッ!ナンダココ!ちひろ(あのスタドリはマイスタだという事を…!)
チョ、ナナオネエチャン!?
ヤメ、ヤメテー!?ちひろ「…とりあえず、帰ってきてから奈緒ちゃんに伝えよう」 カメラ準備
-
53 : 2014/04/28(月) 03:34:16.56 -
−P宅−
とっとっと、コンコン、ガラガラガラ、ぴしゃっ
モバP「おう久しぶり、いらっしゃい」
?「お邪魔しまーす」
モバP「お前、昔はそんなこと言ってなかったろ」
?「うるさいな、久しぶりなんだからしょうがないだろ」
モバP「何年ぶりかね」
?「さあな。もう覚えてないね」
モバP「まあいいや、で、そんな振りに来る位のお話かな。奈緒さんや」
奈緒「アンタ、絶対来るってわかってただろ…」
モバP「そらそうよ。何年の付き合いだと思ってんだ」
奈緒「へーへー、降参ですよ、プロデューサー様」
モバP「…何かお前に言われるとキモいな」
奈緒「担当アイドルに言う言葉じゃ無いよなあ…」
モバP「今更だな」
奈緒「今更だね」
-
54 : 2014/04/28(月) 03:35:49.70 -
モバP「で、まあ大体わかるけどどうした?」
奈緒「属性のことだよ」
モバP「キュートやる?菜々さんみたいに」
奈緒「あれは無理だろ…」
モバP「やれるやれる。千葉が生んだCuteなユニット、7770(ナナナオ)!てな具合に」
奈緒「菜々さんはウサミン星出身じゃ無いのか…」
モバP「…うーん、じゃあ、奈緒もウサミン星人になるか?」
奈緒「マジでやめてくれ…」
モバP「レッスン場で何かあったのか」
奈緒「…何も無かったよ」 カアアアア///
モバP(あ、これ絶対何かありましたわ)
モバP「…メルヘンデビュー?」
奈緒「今、思い出しても恥ずかしい…」
モバP(ちひろさんか社長に撮ってないか聞こう)
モバP「んー、じゃあパッションやる?」
奈緒「パッションねえ…てゆーかクールの選択肢は無いのか?」
モバP「ん、クールがいいの?」
奈緒「格好良いしさ、一番恥ずかしくなさそうじゃん?」
モバP「いやあ、そんな事は無いと思うよ」
奈緒「千早さんとかストイックな歌姫、みたいな感じで格好良いじゃん」
モバP「瑠璃の歌姫…」
奈緒「」
モバP「やる?ラブリービーム」
奈緒「…いや、いい」
モバP「この世の全てに感謝しちゃう?」
奈緒「そっちはダメだ」
モバP「てな具合にまあどこに属しても恥ずかしい事はすると思うよ?」
奈緒「どうしよう…」
-
55 : 2014/04/28(月) 03:56:19.02 -
モバP「まあ、アイドルってさ、自分はこれだけ凄いんだ、って自分自身を出して表現するわけだから、恥ずかしいのなんて当たり前なんだよ」
「でも皆さ、その中でどれだけ自分と向き合って、自分の中の恥ずかしさとかそういうものを飲み込んでアイドルになるんだ」奈緒「…よくわかんないなあ」
モバP「菜々さんとレッスンしたけどさ、菜々さんは恥ずかしかったか?」
奈緒「やってることは恥ずかしそうな事なのに、凄い楽しそうで、凄い輝いてた」
モバP「だろ?菜々さんはああいうキャラで売ってるけど、やっぱりアイドルなんだよ」
奈緒「…うん」モバP「まあ、奈緒はクールで良いと思うよ。実際格好良い売り方が多いしな」
奈緒「う、うん」
モバP「決めるときは決めるし、そういう所は凄い格好いいし、俺は向いていると思う」
奈緒「うん」
モバP「それに別にクールでも可愛い格好とか出来るしな」
奈緒「…うん?」
モバP「めっちゃゴシックとかメイド服とか着せたい、いや着せる。…よし決めた、クールで可愛いのを目指そう」
奈緒「モバPさーん…ちょ、ちょっと~?」
モバP「すげえ楽しみだなこれ、よしちひろさんに…」
奈緒「止まれ!」 ゴスッ
モバP「ふぁん!?…いってえ…つーかこんなやり取りも久しぶりだな」
奈緒「モバPさん、社会人になってから余り会わなくなったけど中身変わってないな…少し安心した」
モバP「いや、そんな簡単に変わらんだろ、ってか安心したって何よ」
奈緒「なんか、事務所にいた時は雰囲気が違ってたからさ」
モバP「そりゃ社会人になれば対応を変えなきゃならんからなあ。特にプロデューサー業なんて」
奈緒「だからかね、でもやっぱりモバPさんはモバPさんだったわ」ポフッ
モバP「おう、急に寄っかかってくんなやアイドル」
奈緒「文句いうなよ、昔は良くやってただろ」
モバP「恥ずかしくねーの?」
奈緒「恥ずかしいに決まってんだろ」
モバP「…まあ、良いけどさ」
-
57 : 2014/04/28(月) 06:15:41.78 ID:zw8UN7x6o - 復活してよかった
-
59 : 2014/05/06(火) 03:35:31.97 -
ちひろ「モバPさん」
モバP「はい」
ちひろ「奈緒ちゃんの属性の件ですが」
モバP「はい」
ちひろ「結局Coolで登録しましたね」
モバP「本人の希望もありまして」
ちひろ「Cuteかと思ったんですけどねー」
モバP「ああみえて、決めるときは決める格好良いやつですよ」
ちひろ「俺だけが知ってる奈緒、ですか」
モバP「なんですかその少女漫画的なアレは」
ちひろ「いやー?べつにー?」
モバP「腹立つな!声可愛くなかったら殴ってるわー」
ちひろ「打撃系など花拳繍腿!関節技こそ王者の技よ!!」
モバP「え?そっち!?」
ちひろ「そういえばサブミッション系アイドルっていないですよね」
モバP「アイドル、アイドルってなんだ」
-
60 : 2014/05/06(火) 03:36:33.69 -
ちひろ「いや、モバPさんそういう娘ばかり連れてくるじゃないですか。ニート系とか」
モバP「あれはもう何というか親御さんに頼まれたというか」
ちひろ「…しかし、うちのプロダクションってCoolの娘少ないですよね」
モバP「んー、何かこうティンと来ないんですよねー」
ちひろ「乃々ちゃんはティンと来たんですか?」
モバP「面白すぎるでしょ、あいつ」
ちひろ「しょっぱなから『アイドルなんてむーりぃー』でしたからね」
モバP「アイドルやってるのにね」
ちひろ「…あれ?乃々ちゃんってスカウト組じゃないんでしたっけ?」
モバP「乃々は確か拾ってきた、というか楽屋から脱走してるのをみつけて捕まえてきたら当時乃々が所属していたプロダクションから押し付けられた」
ちひろ「何か今とあまり変わって無いですね乃々ちゃん」
モバP「まあ、思春期特有の何かでもあるんじゃないですかね、難しい年頃ですから」
ちひろ「14歳ですからねえ」
モバP「まあ、面白く無くなってきましたらちゃんと指導しますよ」
ちひろ「…モバPさん、面白いかどうかでアイドル連れてくるの多すぎません?」
モバP「面白くないの連れてきてもねえ…、プロデュースのやる気が起きないですし」
ちひろ「菜々さんの影響ですかね…」
モバP「それはあるかもしれませんねえ、一番身近にいたアイドルですし」
-
61 : 2014/05/06(火) 03:37:09.63 -
ちひろ「…」
モバP「…」
ちひろ「…ミミミンミミミン」
ちひろ・モバP「ウーサミン!」
モバP「あれを全力でやりきりますからね」
ちひろ「しかも、キツさを感じさせないという…、同姓から見ても凄いですよ菜々さん」
モバP「だから、私の中の基準って菜々さんがアイドルの基準になってるんですよね」
ちひろ「ハードル高く無いですか?」
モバP「…まあ、そうなんですけど。でもあれだけの根性とプロ意識、向上心がなければトップアイドルは無理でしょ」
ちひろ「ベタ褒めじゃないですか」
モバP「じゃなきゃ身内(みたいなもん)をプロデュースしてないですよ。ただでさえ甘くしちゃうし、甘えちゃうでしょ」
ちひろ「…凄い信頼してますね」
モバP「…後は元々憧れのお姉さんでしたしね」
ちひろ「いつもあれだけからかってるのにですか」
モバP「照れ隠しもあるんですよ」
ちひろ「べた惚れじゃないですか、アイドルに手出さないでくださいよ」
モバP「当たり前でしょ。アイドルには手出しませんよ」
ちひろ「…そうですか」
モバP「まだ、プロデューサー業辞めたく無いですからね」
ちひろ「…」
モバP「…」
ちひろ「…アイドル『には』って事はアイドルじゃ無い私には手を出すと」
モバP「!?」
モバP「いや!?出しませんけど!?絶対出さねえよ!?」
ちひろ「言葉使い乱れてますよ」
モバP「ああ、いえ、すみません、いや、というかちひろさんが変な事いうからでしょ」
ちひろ「女としてのプライドが傷つきました、とりあえず10連で良いです」
モバP「おかしくない!?」
ちひろ「いいから」
モバP「…はいはい、回してきますよ」
-
62 : 2014/05/06(火) 03:37:58.08 -
奈緒「おつかれさまでーす」
モバP「おつかれー」
奈緒「…何見てるんだ?」
モバP「んー?この前の菜々さんのLive映像」
奈緒「へー、凄い盛り上がりだなあ」
モバP「まあなー。今や中規模な箱位ならば満員にできる位の人気はあるぞ」
ちひろ「うちの稼ぎ頭ですからねえ」
奈緒「…」ポケー
モバP「奈緒ー?」
奈緒「…、…ん?」
モバP「いや、何か凄い見入ってるなと思って」
奈緒「これが菜々お姉ちゃんかー、と思ってさ」
モバP「菜々さん、あれだけ事務所内じゃ弄られているけど、本当は凄いんだぞ?」
奈緒「弄ってるのって主にモバPさんとちひろさんじゃ…」
モバP「…」
ちひろ「…」
奈緒「…」
-
63 : 2014/05/06(火) 03:38:54.27 -
モバP「で、だな」
奈緒「あ、無かった事にしたな」
ちひろ「そんな事実は存在しない。いいですね?」
奈緒「アッハイ」
モバP「で、だな、一度菜々さんのLiveだけど見学するか?」
奈緒「いいのか?」
モバP「ちひろさん、菜々さんの来週のLiveと奈緒のレッスンスケジュールって被って無いですよね?」
ちひろ「ちょっと待って下さいね、……はい、大丈夫ですよ。関係者席取ります?」
モバP「んー、それはいいです。舞台袖から見せますよ」
ちひろ「わかりました。じゃあ、関係者登録だけしておきますね」
モバP「お願いします。…というわけで、来週は菜々さんのLive見学です。お前もそのうちやるから良い参考になるぞ」
奈緒「えー、あたしもLiveとかやるの」
モバP「何の為に今レッスンしてると思ってんだ」
奈緒「いや…、こういう格好ってあたし似合わないでしょ」
モバP「そんなことは無いと思うけどな。まあ、そういうところも含めて菜々さんから学べ」
奈緒「…わかった」
-
65 : 2014/05/06(火) 09:08:37.88 ID:02acj4n+o - おっつん
-
67 : 2014/05/26(月) 03:03:25.32 -
菜々『ミミミンミミミンウーサミン!ハイッ!』
(ミミミンミミミンウーサミン!)
菜々『ミミミンミミミンウーサミン!ハイッ!』
(ミミミンミミミンウーサミン!)
菜々『まっだまだ行きますよー!』
(うーどっかーん!)
モバP「今日はファンも菜々さんもキレッキレだなー」
奈緒「事務所で観たライブ映像よりも凄いな…」
モバP「実際見てどうよ」
奈緒「もの凄いキラキラしてるし、皆凄い楽しそう」
モバP「菜々さんはさ、魅せる事やファンを楽しませるのが上手いんだよ」
奈緒「皆楽しそうだもんな」
モバP「そうだな。でもな、どうして皆楽しそうにしているんだと思う?」
奈緒「菜々さんのダンスや歌の技術が高いから?」
モバP「うん、まあそれもある。真面目にレッスンもしてるし経験も積んでるからな。でもそれ以上にな」
奈緒「…それ以上に?」
モバP「自分の魅力や感情を表現するのが上手いんだよ」
奈緒「…」
モバP「アイドルっていうのはさ、ファンに『アイドル』という姿を見せなくちゃならないんだよ」
「それが現実だろうが虚構だろうがね。ファンは何をアイドルに求めるか」
「それは自分の理想であり、嗜好であり、夢であり、拠り所だったりな」奈緒「まるで宗教だな」
モバP「ああ、そうだな。その表現は上手いな。なんていったって偶像(アイドル)だからな」ケラケラ
モバP「だからこそ、アイドルはライブを通して、メディアを通して自分を『表現』するんだ」
「そして、その『表現』に魅了された人達がファンになるんだよ」
奈緒「前、二人で話していた時もそんな事を言ってたような…」モバP「その時はお前『…よくわかんないなあ』とか言ってたけどさ、実際見てみてどう?」
奈緒「…なんとなくだけどわかったような気がする。少しだけだけど」
モバP「うん、まあ今はそんな感じでいいかな」
-
68 : 2014/05/26(月) 03:04:40.10 -
モバP「菜々さん、お疲れ様です、スタドリ用意しておきました」菜々「ありがとうございます、モバPさん」
モバP「いえ、今日は調子よさそうですね」
菜々「はい!ファンの皆もノリが良いですし、今日は奈緒ちゃんも見てますからね!」
モバP「じゃあ、その調子のまま突っ走りましょう!」
菜々「はい!…とそうだ、あとちょっと提案があるんですけど」
モバP「はい?どうしました?」
ゴニョゴニョゴニョ
菜々「てな感じなんですけど面白くないですか?」
モバP「悪い顔をしていらっしゃる…、それ本当に大丈夫ですか?」
菜々「んー、菜々は大丈夫だと思いますよ?もしダメだったら菜々がフォローしますし」
モバP「…わかりました。おーい奈緒ー」
奈緒「ん?どうした?何か手伝いか?」
モバP「手伝いといえば手伝いかなあ…」
奈緒「なんだよ…、ってなんか菜々お姉ちゃんが悪い顔している!?」
モバP「今日の菜々はブラックウサミンだからな…」
奈緒「え、なにそれ」
菜々「ブラックウサミンはイタズラ好きなんです!」
モバP「いたずら黒ウサミン…」
奈緒「おい、やめろ」
-
69 : 2014/05/26(月) 03:05:39.49 -
奈緒「ってええええええええ!!!!????」モバP「おう、声でけえよ、ライブ中だぞ」
奈緒「スマン…ってモバPさんのせいだよ!?」
モバP「あの顔している時の菜々さんは止められないんだよ…」
奈緒「いや、確かに何度か経験しているからわかるけどさあ…」
モバP「な?」
奈緒「な?って言われても無理無理無理!絶対無理!」
モバP「と言っても、多分菜々さん無理矢理にでも出させるぞ?」
奈緒「って言われたって絶対無理だって!いきなりライブに出ろって!」
菜々『今日はですねー!何とうちの事務所の新人さんを連れてきましたよー!!』
(うおおおおおおおおおおおおお!!!!!)
菜々『しかもー!菜々と同じ17歳ですよ!花のJKです!』
(おいおい!!)
菜々『菜々は17歳教には入ってません!恥ずかしがり屋さんなので皆で呼んでみましょう!奈緒ちゃーん!』
(なっおちゃーんっ!!)
モバP「ほら」
奈緒「…っ、わーかった!今回だけだかんなっ!」
モバP「おう、今後も期待してるわ」
奈緒「わかってねーじゃねーか!」
モバP「あ、そうだ」
奈緒「なんだよ!」
モバP「今回、頑張ったら何か一つ言う事聞いてやるよ」
奈緒「なんでも?」
モバP「まあ、俺の出来る範囲でな」
奈緒「よし、その言葉信じたからな!」
モバP「はいよ、んじゃ行ってこい」
-
71 : 2014/05/26(月) 03:10:09.46 ID:K/rt6JuTo -
−−−鳴り響く音楽、鳴り響く歓声。右に左にと振られながら光り輝くサイリウム。正直なところ、いきなり舞台に立はたされて戸惑っていたけれども。
良く音楽とリズムを聞くと、ここしばらくずっとレッスンでやってきた曲だという事がわかった。
菜々さんの方を見ると、『これなら大丈夫でしょ?』とでも言いたげな目線を返される。
モバPさんがいる方を見ると、…あの野郎、笑顔でサムズアップしてやがる。
あ、しかもニヤニヤ笑いしていやがる…、くそっ恥ずかしい…
菜々さんからスタートの合図が出る。恥ずかしがっている場合じゃ無い。
出てしまった以上、やるしかない。文句は後で山程言ってやろう。菜々お姉ちゃんの邪魔になるわけにはいかない。
そう思いあたしは全力でパフォーマンスを行った。必死で菜々お姉ちゃんについていこうと頑張っていた。
そして、最後の歌詞を歌いきり、ダンスも締めに入り、音楽が止まる。
一瞬の静寂。そして間髪を入れずに歓声という爆音が再度鳴り響く。
その頃には、あたしから恥ずかしさは消えていた。
恥ずかしさよりも楽しさやこのあたしにも歓声を上げてくれるお客さんに対してのうれしさが上回って。
あたしは今日初めて『アイドル』の世界に一歩を踏み入れたんだと実感した。
ああ、これが『アイドル』なんだな、と。
-
72 : 2014/05/26(月) 03:11:30.38 ID:K/rt6JuTo - つー訳で本日はここで中断です。では、また。
-
74 : 2014/06/16(月) 03:01:38.33 ID:aqDFob1Ao -
第5章 戦え!何を!?(アイドル)人生を!
-
75 : 2014/06/16(月) 03:02:59.69 -
—3ヶ月後—
ちひろ「いや−、まさかこんなに早く芽を出すとは思いませんでしたね」
モバP「いやいや当たり前でしょ、って言いたいところですがこれは私も予想外でした」
ちひろ「さすがモバPさんの秘蔵っ娘ですね」
モバP「意図的に隠してた訳ではないんですがそれは…」
ちひろ「後、菜々さん効果ですかねえ」
モバP「最初は何言ってるんだこいつ…、とか思ってたのは内緒です」
ちひろ「黒ウサミンには毒がある」
モバP「元々は白でしたっけ」
ちひろ「白ウサミンは独になる」
モバP「おい、やめろ」
-
76 : 2014/06/16(月) 03:03:55.21 -
ちひろ「とんだいたずら黒ウサミンでしたね…」
モバP「菜々さん、裏方が大変なのわかった上で仕掛けてきますからねえ…」
ちひろ「結果、成功したから良いものの、失敗したら大変でしたよ」
モバP「人気アイドルの舞台を新人が壊したらファンになんて言われるか…恐ええぇ…」
ちひろ「下手したら私たちのクビ飛びますからねえ…」
モバP「思わず転職サイトに登録しましたからね」
ちひろ「…モバPさんがこの事務所からいなくなったら寂しいですよ」
モバP「…もし、この事務所からいなくなる時、ちひろさんは私についてきてくれますか」
ちひろ「…ええ、もちろん喜んで!」
モバP「ちひろ…」
ちひろ「モバPさん…」
-
77 : 2014/06/16(月) 03:05:05.97 -
奈緒「……」モバP「……」
ちひろ「……」
奈緒「…なにいちゃついてんだよ」
モバP「はいっ、タイムは3分34秒!」
ちひろ「次はもう少し早く出てきてくださいね?」
-
78 : 2014/06/16(月) 03:05:35.29 -
モバP「…しかしなあ」
奈緒「…な、なんだよ、なに見てんだよ」
モバP「思った以上に似合ってるなあと思ってさ。その衣装」
奈緒「モバPさんにほめられたって…べつに嬉しくなんか…」
ちひろ「いやいや奈緒ちゃん、本当にカワイイですよ。凄い似合ってます」
奈緒「は、はァ!? こんなカッコ似合うワケ…。…べ、べつに嬉しくなんかないからなっ! ちっとも嬉しくなんかないんだからなぁっ!!」
モバP・ちひろ (可愛い)
奈緒「な、なんだよ二人とも、ニヤニヤすんなよ…もうっ」
-
79 : 2014/06/16(月) 03:06:24.96 -
モバP「で、なんでそんな衣装を用意しているかというとな」
奈緒「いや本当になんでだよ」
モバP「来月行われるLIVEバトルに出てもらうためです」
奈緒「あー、菜々さんのヘルプの為か」
モバP「違います」
奈緒「ん!?」
モバP「違うんです」
奈緒「違うの?…じゃあ、他の人のヘルプか?」
モバP「違います」
奈緒「んん!?」
モバP「奈緒には来月ソロで出てもらいます」
奈緒「みくにゃん?」
モバP「(チュートリアルじゃ)ないです」
奈緒「…え?いきなりソロ?」
モバP「といっても、新人又は低ランクのアイドル向けのLIVEバトルイベントだけどな」
奈緒「ああ、ならば…って、いや、無理でしょ」
モバP「大丈夫、大丈夫。トレさんからもOK貰ってるし」
奈緒「ええー、いいよ。いつも通りの仕事で」
-
80 : 2014/06/16(月) 03:07:31.85 -
モバP「前、俺も見させてもらったけど、あれ位の仕上がりならいいかなと思ったしな」
奈緒「嘘だあ」
モバP「俺が今まで嘘ついた事があるか?」
奈緒「腐るほど」
モバP「モバP、ウソツカナイ(目そらし)」
奈緒「嘘じゃねーか!」
モバP「この瞳が嘘をついているように見えるか?」
奈緒「…2週間前、あたしのアイス食べたのは?」
モバP 目そらし ピューピューピュー♪
奈緒「嘘じゃねーか!」
モバP「…うん、まあそれはそれ、これはこれでな」
奈緒「あ、逃げたな」
モバP「…わかった、うちの冷凍庫に入っているダッツさんを持っていけ」
奈緒「抹茶?」
モバP「お前それしか食べないじゃん」
奈緒「よし、なら許す」
モバP「今日もってけよ、食っちゃうぞ」
ちひろ「…モバPさん、奈緒ちゃん、話が進まない」
モバP「…すみません。という訳で再来週に出演者含めてリハを行うんでよろしく」
奈緒「いや、あたしは納得してないぞ!?」
-
82 : 2014/06/16(月) 03:10:23.77 -
奈緒「いきなり失礼な奴だな、何だよあんた」
?「うん?最初の対戦者に対する素直な感想かな」
奈緒「…ああ、いやうん。とりあえず喧嘩売ってるのはわかった」
?「え、喧嘩なんか売ってないけど」
奈緒「その態度が喧嘩売ってる以外にどう受け取れって言うんだよ」
?「ああ、ごめんごめん。そのアンタのリハを見ててイライラしてさ」
奈緒「あ?」
?「アンタのそのアイドルへのやる気や覚悟とかが気に入らない」
奈緒「…やっぱり喧嘩売ってるんじゃねーか」
?「そのまま本番に挑むようじゃ絶対私には勝てないよ」
奈緒「何でそんな事がわかるんだよ。やってみなくちゃわからないじゃねーか」
?「わからないかなあ…、じゃあ、本番の勝敗で賭けをしようか」
奈緒「…そんなに強気なら、それに応じたモノを賭けるんだよなあんたは」
?「んーそうだね…、私が負けたらアイドルを辞めるよ」
奈緒「おー、随分と言い切ったな。じゃあ、アタシが負けたらどうすんだ」
-
83 : 2014/06/16(月) 03:10:58.85 -
?「アンタのプロデューサー、私にくれない?」
-
84 : 2014/06/16(月) 03:13:08.66 ID:aqDFob1Ao -
はい、ここで中断です。
次はもう少し早く来ます。すみません。
ではまた。
-
86 : 2014/06/16(月) 04:22:07.48 ID:BbY8Yvdao -
乙
みくにゃんのマーフィーズゴースト感。
-
88 : 2014/06/17(火) 07:47:05.45 ID:YvMhqkdqo -
こんな賭けを仕掛けてくるとは
いったいどこの某谷凛なんだ…… -
90 : 2014/06/17(火) 23:59:49.29 ID:r9ifybkdO - きゃー、しぶりんってば小悪党
-
91 : 2014/06/20(金) 11:13:54.63 -
突然ですが宣伝です!
>>1謝罪するまで続けます!
文句があればこのスレまで!加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401372101/>>1gt;>2>>3gt;>4>>5gt;>6>>7gt;>8>>9gt;>10>>11gt;>12>>13gt;>14>>15gt;>16>>17gt;>18>>19gt;>20>>21gt;>22>>23gt;>24>>25
>>26gt;>27>>28gt;>29>>30gt;>31>>32gt;>33>>34gt;>35>>36gt;>37>>38gt;>39>>40gt;>41>>42gt;>43>>44gt;>45>>46gt;>47>>48
>>49gt;>50>>51gt;>52>>53gt;>54>>55gt;>56>>57gt;>58>>59gt;>60>>61gt;>62>>63gt;>64>>65gt;>66>>67gt;>68>>69gt;>70>>71
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>>494gt;>495>>496gt;>497>>498gt;>499>>500 -
92 : 2014/06/21(土) 23:26:57.59 ID:f2EPU4QN0 -
>>91
貴様、いい加減にしろ -
94 : 2014/07/07(月) 01:02:59.20 ID:wAPVdgV7o -
おっつおっつ
ゆっくりでいいよ~ -
95 : 2014/07/21(月) 02:43:44.15 -
?「あー、凛、又突っかかってるの?」凛「又、という程でも無いと思うけど」
?「…いや、何度目よ、結構見てるよ私」
凛「まだ、片手で数えられるとは思う」
?「思う…じゃなくてさ、そもそも突っかかるのを辞めなさいよ。で、今回の被害者はこの子?フリーズしてるけど何したの?」
凛「ちょっと賭けを持ちかけたらね」
?「賭けって何を賭けたのさ」
凛「私のアイドル引退」
?「又、随分なものを…で、この太眉の子は?」
奈緒「…はっ!プロデューサーちょうだいってどういう事だ!?っていうか太眉っていうな!であんたは誰だ?こいつの仲間か!?」
?「混乱してるねえ…って当たり前か」
奈緒「あ、おい!で、凛?だっけか、どこ行くんだ!?」
凛「用は済んだから帰るよ?」
奈緒「帰るよ?じゃないよ!?」
?「あはは、翻弄されてるねえ」
奈緒「笑い事じゃねえー!」
?「私も帰ろーっと、じゃあねー」
奈緒「いや、だからあんたは何なんだ?あいつの仲間か?」
?「んー、面白いから今は教えない。又その内会うよ、次のイベントで。体調崩さない限りは」
奈緒「面白く…って」
?「じゃあねー」
奈緒「…一体なんなんだあいつら」
-
96 : 2014/07/21(月) 02:45:01.17 -
モバP「おーい、迎えにきたぞー」
奈緒「…モバPさん」
モバP「ん?どうした?」
奈緒「凛ってアイドル知ってるか?」
モバP「…ミンメイ?」
奈緒「…いや、愛は覚えているタイプじゃ無かったかなあ」
モバP「そうすると…渋谷凛、かな?」
奈緒「いや、名字は知らないけど、どんなやつ?」
モバP「んー、うちの事務所じゃないから良くは知らないけど、奈緒と同じクールの子でしょ?で、そいつがどうした?」
奈緒「…なんでもない」
モバP「…いや、なんでもない事はなかろうよ。初戦の子でしょ?」
奈緒「うん」
モバP「それなりに実力のある子だって聞くねえ」
奈緒「あいつに勝ちたい」
モバP「…どうした?何かあったのか?」
奈緒「…別に」
モバP「…そうか」
奈緒「…うん」
モバP「うーん、じゃあLive向けの特訓でもするか」
奈緒「え、何するの?」
モバP「ちょっと待ってな…お、大丈夫だ。じゃあ、明日朝家の前で待ってな」
奈緒「…え、え?」
-
97 : 2014/07/21(月) 02:46:33.00 -
奈緒「…で、ここは?」モバP「入ってからのお楽しみー」
奈緒「いや、どうみても定食屋なんだけどさ」
モバP「大丈夫、大丈夫、ステーキ定食を弱火でじっくりとかそういうのはないから」
奈緒「え、なに、ハ○ター試験でも受けさせられるの?」
モバP「…プロデューサーになるわけじゃないなら不要かな」
奈緒「プロデューサー、プロデューサーってなんだ」
モバP「まあそれは置いといてだな、用があるのは3階です。ほれついてこい」
奈緒(…え、否定はしないの?)
モバP<お世話になっております。CGプロのモバPです。本日10時からお約束を頂いているのですが…
あー、どうもお久しぶりです。え、いやだな本物ですよ、嘘ついてどうすんですか、っておーい!開けろや!
え、何?先輩と社長の本?んなもんある訳無いだろ!…え?あるの?…あ、本当だ、ってこれお前のPNだろ!?
お前以外こんなもの書くか!え、このジャンルで壁になった?嘘つくなや!いいから…って開いてんじゃねえか!>奈緒(…おおう、荒ぶっていらっしゃる。というかモバPさんの友達なのか?)
-
98 : 2014/07/21(月) 02:47:31.81 -
モバP「いや、もう勘弁して下さいよ…、はあ…、お久しぶりです。小鳥さん」
小鳥「お久しぶりです、モバPさん。そしてようこそ765プロダクションへ!」
-
99 : 2014/07/21(月) 02:49:35.30 ID:XRxLHbCNo -
つーわけで一旦中断です。
しばらく投下出来ずにすみませんでした。
それでは。 -
101 : 2014/07/21(月) 08:46:12.83 ID:ifsRIirl0 - 次が待ち遠しいぜ!
-
103 : 2014/07/21(月) 09:39:35.38 ID:eYstSZfqo - 同人誌絡みのネタでなんとなくピヨちゃんかなと思ったらマジだったww
-
105 : 2014/08/15(金) 02:27:43.67 -
奈緒「…えええええ!?」モバP「という訳で特訓先は765プロでした!」
奈緒「でした!じゃなくってさあ!」
モバP「とりあえず、挨拶な」
奈緒「…神谷奈緒、17歳です。よろしくお願いします」
小鳥「はい!よろしくお願いいたしますね奈緒ちゃん、私は音無小鳥と言います」
奈緒「音無さんですね、よろしくお願いいたします!」
モバP「という訳で、昨日お願いをさせて頂きました件となります」
小鳥「あら、さっき位の口調でいいんですよ?モバPさん」
モバP「とはいえ、仕事中ですから…」
奈緒「さっきの入り口でも思ったんだけど、音無さんとプライベートでも知り合いなのか?」
モバP「ああ、それはなあ…」
?「あ、モバPさん!お久しぶりで…きゃあ!」
モバP「ちょ!危な!」
-
106 : 2014/08/15(金) 02:28:37.05 -
?「えへへへ、転んじゃいました。なんか抱きかかえられるのも久しぶりですね!」
モバP「天海…お前、まだ転び癖治ってないのか…」
春香「なんでなんでしょーねー、何も無いところで転ぶんですよねー」
奈緒「…モバPさん?いつまでくっついてんの?」
モバP「おう、天海。トップアイドルがいつまでも男に抱き付いてんじゃないぞ」
春香「私とモバPさんの仲じゃないですか!」
モバP「どんな仲だ…、ほれ、ケガは無いか?ん、大丈夫そうだな」
春香「なんか久しぶりですね、この感じ」
モバP「まあ、ここから離れてから結構経つからなあ」
奈緒「うん?『ここ離れてから』?」
モバP「そう。元々ここの社員だったのよ、俺」
-
107 : 2014/08/15(金) 02:29:27.69 -
奈緒「…ちょっと待って、理解が追い付かない」モバP「ちなみに社長とちひろさんも元765プロ社員だからな」
奈緒「えええ…」
モバP「いや、だってお前、じゃなきゃ新設プロがいきなり大手と渡り合う事は出来ないだろ…」
奈緒「確かにずっと不思議に思ってたところではあるんだけどさあ…」
モバP「ここで俺もプロデュースしてたんだけど、うちの社長がいきなり『これからの時代は原石発掘だ!』とかいい始めてなあ」
小鳥「あれは急でしたねー、ちひろちゃんもそっちについて行っちゃいましたしねー」
モバP「で、うちの社長が当時部下だった私を拉致っていきましたからねえ…、というかよく高木社長は許しましたよね」
小鳥「うちもそこそこ人気が出てきて安定してきてましたしね。まあうちのプロデューサーさんが大変な事になりましたが…」
モバP「いや、実際先輩、半端無いですからねえ。何年経っても追い付けそうな気がしないですもん」
小鳥「という訳で、CGプロは765と資本関係にあり、新基準のCGシステムを立ち上げましたとさ、めでたしめでたし」
モバP「あの激務はめでたいんですかねえ…」
奈緒「え、そんな事、あたし一度も聞いてなかったぞ?」
モバP「まあ、隠してたしなあ…よくバレなかったと思うわ」
-
108 : 2014/08/15(金) 02:30:13.42 -
春香「あれあれー?奈緒ちゃんとモバPさんはそんな仲なのかな?」奈緒「そんな仲って?」
小鳥「アイドルとの禁断の恋、アリだわ!」
モバP「いや、イカンでしょ」
奈緒「ここここ恋っ!?いや、そんなんじゃないから!一切無いから!こんな奴なんっとも思ってないから!」
小鳥「なにこの子カワイイ。テイクアウトで」
春香「奈緒ちゃんカワイイ!」
モバP「いいから落ち着け、話が進まないから」
奈緒「お、おおお、応」
モバP「んー、…まあいいか。こいつと私、幼馴染なんですよ。家が隣ですし」
小鳥「え、それはあれですか?毎朝起こしに来たり、屋根を伝ってお互いの部屋の窓から行き来したり?」
モバP「そうですね、たまにしてたかと」
小鳥「ギャルゲかな?」
春香「そんなの漫画の世界以外でもあるんですねー」
小鳥「で、ツンデレ系幼馴染ですか!?」
モバP「ツンデレとはちょっと違うと思いますがね」
小鳥「完璧ですね」
モバP「でしょ」
小鳥「ツンデレ系の幼馴染みPさんと社長の本…これはイケるわ!」
モバP「おい、やめろ、どこへ行く気だ…前先輩が虚ろな目をしてたのはこれのせいか!?」
-
109 : 2014/08/15(金) 02:31:10.93 -
モバP「で、だ。今日はこの鳥類に油を売りに来たわけじゃ無い訳で」奈緒「Live向けの特訓だよな」
モバP「ああ、それを765の先輩達から吸収してくれ」
奈緒「…え!?」
モバP「あいつらはトップアイドルだぞ?その辺に関してはトップクラスだ」
奈緒「というか何をやるんだよ?モバPさん」
モバP「Liveの盛り上げ方とか自分の魅せ方とかかな」
奈緒「いつものレッスンと何が違うんだ?」
モバP「いつものレッスンはどちらかというと技術よりだけどそれだけじゃLiveは勝てない」
「お前と渋谷の差はそこにある」奈緒「…」
モバP「勝ちたいならそこを磨くしかない、難しいけどな」
奈緒「…わかった」
モバP「おう、じゃあちゃっちゃと・・・って天海ー、今日お前だけかー?」
春香「えっと、確か千早ちゃんと真とあと遅れてやよいが事務所来るって言ってましたけど」
モバP「あいよ、そうすると如月と菊地が近いタイプかな?」
-
110 : 2014/08/15(金) 02:32:21.48 -
春香「あー、そういうこと言っちゃうんですかモバPさーん、はいはーい、私、私がいますよ!」モバP「お前ら好き勝手にタイプ登録したからわかりにくいんだよ…、大体お前タイプ違うじゃん」
春香「いやいや、私は割と間違っていないと思うんですが…私、Cuの先駆けですよね?」
モバP「あー…いや、うん、わかった、そういう事じゃ無い、別にお前を信用していない訳じゃ無いんだがな…」
春香「…なんだっていうんですかー」
モバP「奈緒はCoで活動している」
春香「え!?あんなに可愛いのに!?」
モバP「あんなに可愛いのにだ」
春香「今もあんなに顔真っ赤にして可愛いのに!?」
モバP「応、天海やめてやれ、あいつもいっぱいいっぱいなんだ」
奈緒「か、可愛いっていうなよぉ…あたし、そういうタイプじゃないだろおぉぉ…」
春香「…ああ、千早ちゃんタイプですね、あれ」
モバP「だろ、でLive中は菊地っぽくなるから」
春香「イケメン路線ですね!?」
-
111 : 2014/08/15(金) 02:32:53.90 -
モバP「あいつなんでCu登録にしたんだろなあ…」春香「ですねえ…」
モバP「そんなにきゅぴぴぴーんやりたかったのかねえ…」
春香「今もたまにやってますからねえ…」
モバP「…え、あれやってるの?」
春香「…ええ、やってます」
モバP「萩原はなんて?」
春香「誰得」
モバP「誰望」
春香「雪黙」
ピシガシグッグッ
モバP「お前…誰に教わった…」
春香「事務所に小鳥さんが全巻置いていきました!」
モバP「あんの鳥類…」
春香「あ、メールだ、…モバPさん、そろそろ千早ちゃんと真が到着するそうですよ?」
-
112 : 2014/08/15(金) 02:33:47.16 -
モバP「という訳で王子と(瑠璃の歌)姫です」真「モバPさん、紹介が雑じゃないですか!?そして王子じゃないです!」
千早「私の紹介、何か含みがあったように思えるのですが…」
モバP「いやあ、ほら、俺はお前らを信用しているからさ」
千早「といっても新人さん…えっと奈緒さんへ教える立場としてその紹介はどうかと思うんですが…」
モバP「奈緒ー、その辺どう?」
奈緒「いや、そんな事全然無いです!憧れの如月さんと菊地さんとレッスンが出来て嬉しいです!」
モバP「…と言った感じに憧れの人と会うとぎこちなくなっちゃうからそんな感じでフレンドリーにいけばどうかなと」
真「うーん、確かにこれだとまともにレッスン出来なくなりそうですね」
モバP「まあでも恐らくレッスンに入っちゃえば大丈夫だと思うよ?初回のLive出演、突然菜々さんのステージに上げてもやりきったし」
真「え、菜々さんのステージに?」
千早「又、随分思いっきりがいいですね…」
モバP「だから、とりあえずレッスン始めちゃって良いよ。じゃあ後よろしく」
-
113 : 2014/08/15(金) 02:34:24.64 -
真「あれ、レッスン見ないんですか?」モバP「ちょっと小鳥さんに用があってなー」
春香「ああ、あの件ですね…」
モバP「ああ…ちょっととっちめてこないとな…」
春香「あはは…いってらっしゃーい…」
千早「春香、モバPさんどうしたのよ」
春香「あっちの趣味とか、漫画全巻事務所に置いてる事とかをちょっとね…」
<小鳥さん!又関係ない私物持ちこんでますよね?後、その薄い本捨てろ!何勤務中に読んでんだ!>
<…えええ、い、嫌ですね、何を言ってるのか全くわかりませんねえ!あ、止めて!捨てないでえ!>千早「ああ…又説教かしらね…」
真「だね…モバPさんがいた頃とやりとりが全く変わってないね…」
-
114 : 2014/08/15(金) 02:36:57.46 ID:DVWvc7/Po -
中断です。
もう少し書くスピード上げないとなあ…
ではまた。 -
116 : 2014/09/13(土) 22:56:15.15 ID:OtKOuC6Eo - やべえ、そろそろ一ヶ月だ。社畜ってて忘れてた。この三日間のどこかで話進めんと。
-
118 : 2014/09/16(火) 02:37:53.47 -
春香「さて奈緒ちゃん、早速レッスンをしようと思うんだけど、何をしたいとかの希望はある?」奈緒「えーっと、特に希望というのは無いです」
春香「うん、わかった。じゃあ、まずは一度奈緒ちゃんの実力が見たいから一曲通してやってみて?」
奈緒「はい!」
———(奈緒演技中)———
奈緒「ど、どうでしたか?」
春香「うん、流石菜々さんのステージに参加してやり切るだけのことはあるね!」
真「ダンスもしっかりやれてるし」
千早「ええ、歌も決して悪くないわ」
奈緒「ありがとうございます!」
春香「けど、うん、モバPさんから相談を受けた時に『あと一歩足りてない』と言ってた事もわかったかな」
奈緒「どのような所が悪いんでしょうか…」
春香「じゃあ私たちも奈緒ちゃんの前でやるから、ちゃんと見ててね。真、千早ちゃん、これと同じ曲でも出来るよね?」
真「昔やったの覚えてるから大丈夫だよ」
千早「ええ、私もまだ覚えてるから大丈夫よ」
春香「じゃあいくよー、3,2,1,スタート!」
———(765演技中)———
春香「どうだった?」
奈緒「…全然違いました」
春香「うん、まあ経験も年数も違うからそれは当たり前なんだけど、奈緒ちゃんの動きとどう違った?」
奈緒「凄い、こうなんて言うのかな…、春香さん、千早さん、真さん、全員が同じ動きをしているのに個々で皆違う様に見えるというか…、うまく言葉に出来ずにすみません」
春香「大丈夫、大体当たってるよ、それが何かというとね…」
千早「魅力、もしくは魅せ方といったところかしらね」
春香「あー!千早ちゃん、私が決めようとしたところを!」
奈緒「…魅力?」
真「んー、後は表現力、とかかな?」
春香「そう、今の奈緒ちゃんにはそういう部分が足りないのです!」
奈緒「それはどうやって身につけられるんですか?」
春香「うーん、本当は自分で気付くのが一番良いんだけどね…じゃあ、ヒントをあげる」
春香「奈緒ちゃんは何でアイドルをやってるの?」
-
119 : 2014/09/16(火) 02:39:26.14 -
奈緒「何でアイドルをやってるのか…」春香「歌とか踊りとかグラビア撮影とかアイドルの仕事や活動全般に言える事なんだけどね!」
真「アイドルって存在そのものが表現者だからさ」
千早「特にわかりやすく見えるのはやっぱり得意分野だから…、私の歌や真のダンス、春香は…何かしらね?」
春香「ちょ、千早ちゃん!?」
真「バラエティかな?」
春香「真!?私、アイドル!アイドルだよ!?」
千早「私は特に歌ならば絶対に負けない、という気持ちで歌う様にしてるし、歌に私の魅せたい想いや気持ちを乗せるようにしてるわ」
春香「私や千早ちゃん、真も今まで色々あったし、それをどう自分の中で活かして表現するか」
真「なんで自分がアイドルをやっているか、皆に魅せるにはそういう自分の『想い』が大事になってくるんだよね」
-
120 : 2014/09/16(火) 02:40:02.88 -
奈緒「そうやって自分がどういう想いを表現したいか、自分の強みをどう活かすかがわからないと身に付かないって事ですか?」春香「うん、だからこれは次に私たちへ見せてくれるLiveバトルイベントの時までの宿題かな?」
真「まあ、それだと宿題の答えがいきなり本番になっちゃうけどね…」
奈緒「…え、ちょ、次のLiveバトル見に来るんですか!?」
千早「ええ、期待してるわ」
春香「もちろん!どうせなら765プロみんなで見に行こっか」
真「負けたらわかってるよね?」
奈緒「え、えーーー!?」
春香「あははは、さて、予定の時間まで、少しあるけどどうする奈緒ちゃん、早めに切り上げる?」
奈緒「…いえ、どうせなら時間いっぱいまでお願いします。大丈夫ですか?」
真「ボクたちは大丈夫だけど、どうする?」
奈緒「どうせなら技術指導もお願いしたいです!」
春香「うん、わかった。じゃあここからみっちり千早ちゃんと真がしごくからね!」
千早・真「「あれ!?春香は!?」」
-
121 : 2014/09/16(火) 02:40:53.22 -
モバP「さて、小鳥さん、ちょっと見せて貰いたいものがあるんですが…」
小鳥「ど、どどど、どうしました?モバPさん、私は何もいかがわしい物は」
モバP「…いや、どうせこことあそことそこに隠してあるんでしょ?」
小鳥「ピヨ!?どうして知ってるんですか、モバPさん!」
モバP「当時から隠し場所変わって無いのか…、これ社長もちひろさんも知ってますよ…」
小鳥「え、ちひろちゃんまで?」
モバP「というか、ちひろさんが私と社長に教えてくれました」
小鳥「鬼、悪魔、ちひろちゃん!」
モバP「気持ちはわかりますが止めてあげて下さい。ちひろさん言われると結構凹んでるんですから」
小鳥「…でもそれ一番言ってるのモバPさんですよね?」
モバP「…」
小鳥「…」
モバP「…で、見せて貰いたいものがあるんですがね?」
小鳥「全くごまかせてないですよ…。で、何が見たいんですか?」
-
122 : 2014/09/16(火) 02:41:52.91 -
モバP「んーとああ、これこれ、渋谷凛の活動データです」小鳥「ああ、奈緒ちゃんの次のLiveバトルの相手ですね」
モバP「そうですそうです、ありがとうございます。これの情報、私のアカウントに送っといて貰えますか?」
小鳥「了解です、アクセス権限ってまだあります?」
モバP「んー、まだ切れて無かったと思うんですけどね…」
小鳥「もし、無かったら言ってくれれば振りますから。…報酬は貰いますけどね!」
モバP「今月もうお金無いんですが…いまやよい先生のもやしレシピで生きてるんですよ…」
小鳥「…相変わらずねちひろちゃん、それはともかく大丈夫です!ちょっとプロデューサーさんとモバPさんで絡んでくれれば良いですから!」
モバP「あんたも相変わらずだな!やらないよ!」
小鳥「あら残念」
モバP「残念じゃ無いですよ…じゃあ、しばらくPCとあそこの部屋借りますね」
小鳥「わかりました、どれくらい使います?」
モバP「奈緒達が戻ってくる位までで良いですよ」
小鳥「はい、じゃあ戻ってきましたら呼びますね」
モバP「ええ、よろしくお願いいたします」
-
123 : 2014/09/16(火) 02:42:47.05 -
<アリガトウゴザイマシタ!!>小鳥「あ、終わったみたいね」
—-call—-
『モバPさん奈緒ちゃん帰ってきますよ!』
『わかりました。ありがとうございます。すぐそちらに行きます』—-call end—-
小鳥「お疲れ様です、どうでした?」
モバP「んー、ありゃ強敵ですね。自分の強みとかガンガン活かしてきてますね」
小鳥「あら、そんなにですか」
モバP「完成度高いです、ありゃ確実に一段階レベルアップしないと奈緒が勝つのは難しいかもしれないですね」
小鳥「だから奈緒ちゃん、こっちに連れて来たんですよね」
モバP「上手くいけば良いんですけどねえ…」
小鳥「…珍しいですよね、モバPさんが素直にうちへ頼りに来たのって」
モバP「まあ珍しく自分の意思を言ってきましたからねえ、あいつ」
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