梓「唯先輩を恥ずかしがらせたい」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:32:28.39 ID:OfJjIoO00
代理


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288866748/


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:36:21.13 ID:O4w0akfPP
ひるやすみ!

梓「唯先輩、いっつも抱き着いてきて、恥ずかしいんだよね」

純「嬉しいくせに」

梓「そ、そんなことないもんっ」ガタッ

憂「お姉ちゃん、抱き着くの好きだからね」

梓「家でもああなの?」

憂「うん、しょっちゅうだよ」

梓「憂も大変だね……」

憂「えっ? なにが?」

梓「いや……」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:39:39.06 ID:O4w0akfPP
純「でも、憂のお姉ちゃんって誰にでも抱き着くよね。わたしも何度か抱き着かれたことあるし」

梓「むう、なにか仕返しがしたい……」

憂「仕返し?」

梓「あ、別に嫌がらせするわけじゃないよ。なんていうかいっつも恥ずかしい思いをさせられてる分のお返しをしたいというか……」

純「うーん……、逆に憂のお姉ちゃんを照れさせてみるとか!」

梓「あっ! それっ、それだよ純!」

憂「お姉ちゃんを照れさせる、かあ。難しいと思うよ?」

梓「そうだけど……でもやられっぱなしは嫌だから、今日の放課後、挑戦してみる!」


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:43:22.97 ID:O4w0akfPP
ほうかごぶしつ!

唯「やっほー、あずにゃん早いねぇー」

梓「ゆいせんぱい!」

唯「ん? どしたの?」

梓「か、かわいいですっ!」ぎゅーっ

唯「へ? なあにあずにゃん。抱き着いて来ちゃってー……」

梓「(うぅっ……! このパターンは……!)」


13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:47:13.01 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃんのほうが可愛いよおーっ! うりうりうりうりっ!」すりすり

梓「ひぇ、うぅーっ……///」

梓「は、離れてくださいっ……!」

唯「えー? あずにゃんから抱き着いてきたのに?」

梓「そ、それは……そうですけど……」

唯「だからもっと抱き着かせてくれなきゃや!」

梓「どーゆう理論ですかっ!?」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:50:47.98 ID:O4w0akfPP
唯「だってあずにゃんいっつも長い間抱き着かせてくれないんだもん、今日はそっちから抱き着いて来たからいいのかなって期待したのに……」

唯「……あずにゃんのうらぎりものっ!」

梓「うっ……」

梓「そ、そんなことしりません!」

唯「意地はっちゃってー……ほんとはわたしに甘えたいんでしょ? おいでー」にへー

梓「ち、ちがっ」

梓「(……まてよ、これじゃいつもの流れになっちゃう……)」

梓「(ここで攻めに転じることができないようじゃ唯先輩を照れさせるなんて……、やってやるです!)」


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:54:08.90 ID:O4w0akfPP
梓「唯先輩ぃ……」ぎゅっ

唯「うふふ、いい子いい子」

梓「唯先輩、い、良い匂い……」すんすん

唯「えへへ、そうかな?」

梓「はい、とっても……」くんくん

唯「あずにゃんの髪も良い匂いだよー」くんくん

梓「そ、そうですか……?」

梓「(くっ……てごわい、こうなったら!)」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 19:57:35.79 ID:O4w0akfPP
梓「ゆ、ゆいせんぱいのう、うなじ、……////」

梓「あぅ………///」

唯「?」

梓「(……くそう!攻めすぎて自爆したーっ!///)」

唯「あずにゃん、熱でもあるのかな?」ぴとっ

梓「~~~っ?!///」

梓「(ゆゆ、ゆいせんぱいの体温がっ!吐息がっ!)」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:00:36.56 ID:O4w0akfPP
梓「べ、べつにだいじょうぶです!」

唯「そう?顔あっついよ?」

梓「誰のせいですか……」

唯「? ……おかしなあずにゃんだねぇ」

梓「うぅ……」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:04:09.53 ID:O4w0akfPP
ガチャ

律「おいーっす」

澪「よう、早いな二人とも」

紬「こんにちは~」

唯「あ、みんなあ、おいっすー」

梓「こんにちは」

律「……なんで二人は抱き合ってるんだ?」

唯「え? えへへ、ねー?」

梓「へっ? あ、ちょっ、離れてください!」


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:07:55.73 ID:O4w0akfPP
唯「なんでー? 今日はあずにゃんから抱きついてきたくせにー」

律「おっ、あーずさちゃんったら積極的ー!」

紬「詳しく聞かせてっ!」

梓「ちょ、ちょっと…」

澪「おまえら……、梓にも何か理由があったんだろ?」

梓「えっ!?」

梓「(り、理由……、あるけど……言うのは恥ずかしい……)」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:11:32.63 ID:O4w0akfPP
梓「あの……えと……」

律「澪ー、なに野暮なこと言ってんだよ。愛し合う二人が抱き合うのはごく自然のことでございますわよー?」

梓「な、なにをっ」

梓「(待てよ……、これはチャンス!)」

梓「そうです澪先輩! 愛し合う二人が抱き合うのはごく自然のことなんです!」

梓「ねっ? 唯先輩!」チラッ

唯「へ? そーだね?」

紬「そうよね!!!」ッシャー!

梓「(さらっとスルー! すごい恥ずかしい!)」


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:15:06.53 ID:O4w0akfPP
澪「ああもう、わかったから、早く練習するぞ」

律「ええー? お茶はしないのかよー」

唯「澪ちゃん、そんなに生き急いでどうしたの? まずはのんびりお茶にしようよ」

澪「生き急ぐって……、そこまでのことじゃないだろ……」

梓「わ、わたしもお茶したいです!」

澪「梓!?」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:18:15.45 ID:O4w0akfPP
紬「じゃあお茶ね!準備するわー」

澪「あ、明日は先に練習するからな!」

律「明日は土曜だけどなー」

澪「月曜!」

律「3連休でした」

澪「うー……、火曜!火曜は先に練習だぞ!」

律「はいはい」

梓「(律先輩は澪先輩いじりの天才だなぁ…)」


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:21:48.21 ID:O4w0akfPP
紬「今日のお菓子はケーキよー」

唯「わはーい!」

梓「ゆ、唯先輩、あーん」

唯「ふぇ? ……あー……」ぱくっ

唯「おいひーぃ♪」


29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:24:54.11 ID:O4w0akfPP
律「おい梓、そこわたしの席……」

梓「唯先輩の隣がいいんです!」

律「さわちゃんの席に座ればいいだろー」

梓「だってこっちのほうが唯先輩に近いですし」

唯「もうあずにゃんったら……」

梓「(お? 若干照れてる?)」


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:28:38.02 ID:O4w0akfPP
紬「りっちゃんが梓ちゃんの席に座れば良いと思うわ!」

律「ちぇー……、しかたない。後輩に席を譲るなんてわたしったらやっさしー」

澪「自分でゆーな」ガンッ

律「あいてっ! ……梓やっぱ席戻そうぜ!いつもより近い分澪のツッコミが入りやすい!」

梓「しりません」

律「知っとけ!」


32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:31:40.96 ID:O4w0akfPP
澪「好都合だししばらくこの席順で行こうか」

律「澪しゃんの鬼! あくmっ!? ——ってー! グーは女の子叩くときに使っちゃダメだろ!」

澪「律だからしかたない」

律「理不尽すぎる!」

紬「たまには席替えするのも楽しいわねっ!」

唯「そだねー」


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:35:00.07 ID:O4w0akfPP
梓「唯先輩、あーんしてください」

唯「んぁーん」ぱくっ

唯「えへー……ありがと」

梓「(かわいい……じゃない、あーん、じゃ全然恥ずかしがらないなぁ……、うーん)」

梓「(! ひらめいた! 逆に考えるんだ!)」

梓「あの……ゆ、唯先輩からも、あーんしてもらいたい、です////」

唯「え? ……」

梓「(言った! すごい恥ずかしかったけど言ったよわたし!)」


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:38:38.98 ID:O4w0akfPP
梓「(自発的にする分には恥ずかしくないけどリクエストを受けると恥ずかしくなる人間の心理を衝いた作戦! これなら……)」

唯「しかたないなあ。はい、あずにゃんあーん♪」

梓「……あーん」ぱく

梓「(けーきおいしいなー)」もぐもぐ

律「……なぁ」

澪「うん」

紬「わたしは構わないわ」

律「澪」

澪「そうだな……」


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:42:22.89 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃん、今日はあまえんぼさんだね」

梓「まぁ……なんていうか、……気分です」

唯「気分であまえんぼさんになるなら、いっつもこの気分でいてほしいよ」

梓「いっつもこれぐらいべたべたしてたら、うっとうしくないですか?」

唯「なんで?」

梓「……いえ、なんか説明するのが恥ずかしいので良いです……」


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:45:27.89 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃんはわたしとべたべたするの、うっとうしい?」

梓「まぁ、ときどき」

唯「あずにゃんひどいっ!」

梓「冗談です」

唯「……むぅ、今日のあずにゃんはくっついてきたりそっけなかったりで、よくわからないね」

梓「わたしもよくわからなくなってきました」

梓「(もうこの人は恥じらいというものを知らないのではなかろうか)」


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:48:39.86 ID:O4w0akfPP
梓「(そういえば唯先輩に食べさせてばっかりで自分のケーキ食べてなかったや)」ぱくっ

梓「おいしい……」

唯「あー……!」

梓「?」

唯「あずにゃん間接きっすだね!」

梓「なっ……!」

梓「…………」

梓「べ、べべべつにいいじゃな、いいじゃないですか!////」

唯「えへへ、それもそーだね?」


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:52:25.64 ID:O4w0akfPP
唯「あれ? ……間接きっすが別にいいなら直接きっすもいいのかな?」

梓「えっ? ちょっ、どうしてそうなるんですかっ!?//」

唯「あずにゃん、ちゅー……」

梓「わっ、ちょっと、他の皆さんが見て……っていない!? いつの間に帰ったんむぐっ……!?」

唯「んー……ちゅー……」

梓「んっ……」

唯「むっ……、えへー……」ぎゅっ

梓「……はぁ………」プシュー…


44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:55:38.57 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃん……、ついにちゅーしちゃったねっ」

梓「……はわっ…………////」かくっ

唯「どしたの?」

梓「うぅうぁあ………! は、恥ずかしい………!////」

唯「べつに照れなくてもいいじゃん、アメリカの人たちは挨拶がわりにフレンチキスするんだよ?」

梓「わたしはアメリカの人じゃありませんしっ! そうだとしてもフレンチキスなんてしませんっ!////」

唯「ええ? ……でもわたしたち、挨拶がわりにハグはするよね? それと一緒だよ」

梓「わたしは挨拶がわりと思ってませんからね?!」

唯「そうなの? ……分からず屋だねえ、あずにゃんは」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 20:59:03.43 ID:O4w0akfPP
梓「はぁ……、唯先輩は羞恥心というものを持ち合わせていないんですか……?」

唯「しゅ、しゅーちしん? 難しい英語使うね……」

梓「日本語です! 唯先輩は、ちゅーとかして恥ずかしいとか思わないんですかって聞いたんです!」

唯「ええ? ……だって女の子同士だし、恥ずかしがることなくない?」

梓「そっ、そんな! わ、わたしはっ! 唯先輩を恥ずかしがらせたいのにーっ!」

唯「ほえ? ……」

梓「あっ」

梓「(勢いで言っちゃった……)」


47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:02:20.29 ID:O4w0akfPP
唯「わたしを恥ずかしがらせたい……ふむふむ」

梓「……笑いたければどうぞ…………」

唯「あっ! だから今日はあんなに甘えて来たの?」

梓「はい……、白状するとそうですね」

唯「なんだ、ただのいたずらだったのかあ、ちょっと残念かなぁ」

梓「もう、唯先輩はどうしたら恥ずかしがってくれるんですか……」

唯「わたしそんなに恥じらいない? どこからどうみても、花も恥じらうセブンティーンだと思うんだけど」


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:05:53.17 ID:O4w0akfPP
梓「そんな唯先輩を恥ずかしがらせられないわたしって……?」

唯「あっ、違うよ! あずにゃんに魅力がないとか、そういうことじゃないよ?」

梓「じゃあなんなんですか……」

唯「なんていうか、あずにゃんとじゃれあうのには馴れちゃってるというか、うーん」

唯「あずにゃんだって最近は抱き着くだけじゃ恥ずかしがらないじゃん、それといっしょなの!」

梓「馴れ、ですか……」


51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:08:56.09 ID:O4w0akfPP
唯「わたしたち、倦怠期なのかな……」

梓「熟年夫婦じゃあるまいし……。ていうかそれは恋人同士で使う言葉じゃ……」

唯「……さっきみんなの前で愛しあってるうんぬん言ったくせに……」

梓「あああれは! 唯先輩を恥ずかしがらせるために言っただけです!」

唯「そうなの? ……とにかく! 倦怠期を抜け出すためにおたがい工夫しよう!」

梓「はい?」

唯「じゃあわたしは手軽なところで——」すっ


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:10:02.88 ID:O4w0akfPP
唯「——ヘアピンを外してみました!」

梓「あ、なんか印象変わりますね、ちょっと大人っぽい……」

唯「ふふ……」ぎゅっ

梓「な、なんですか」

唯「あずさ……」ボソッ

梓「っ!?」ぞくっ

梓「ちょちょちょちょっと!?////」

唯「なに?」

梓「急になんですかぁあふぅっ……、勝手に耳あまがみしないでください!////」

唯「えへへ、……柔らかそうだったからつい」


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:13:50.83 ID:O4w0akfPP
梓「と、とにかく! いったん離れてください!」

唯「やだ?」

梓「やです! 離れてください!」

唯「やだ」

梓「もう……」

唯「離さないもん」

梓「……は~な~れ~て~く~だ~さ~い~……!!」ぐいぐい

唯「や~だ~……!!」ぎゅうう

梓「むー……!」ぐいー

唯「うー……!」ぎゅうー


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:17:29.88 ID:O4w0akfPP
唯梓「疲れた……」

梓「はぁ……、いったいどうしたら離れてくれるんですか……?」

唯「それよりなんであずにゃんは離れようとしたの?」

梓「だ、だって恥ずかしいし」

唯「ちょっとどきどきしちゃった?」

梓「ま、まぁ、悔しいですけど……」

唯「じゃああずにゃんもわたしのこと抱きつくの恥ずかしくなるくらいどきどきさせてみてよ」

梓「えっ……」


57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:21:16.86 ID:O4w0akfPP
梓「そ、そんなのやれって言われてできることじゃないです……」

唯「あずにゃんさっきまでいろいろしてきたじゃん」

梓「あれは勢いっていうか……」

唯「まぁ別にいいんだけどね? それならずっとこうしてるから」ぎゅっ

梓「うう……///」

梓「や、やってやるです!」

唯「得意技できなさい!」


58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:24:40.81 ID:O4w0akfPP
梓「(といっても、なにをすれば……ええい、どうにでもなれ!)」

梓「ゆ、ゆいせんぱい……まつげながいですね……?」

唯「へっ? ああうんありがとう?」

梓「……、なに言ってるんだろ……」

唯「むずかしく考えないほうがいいよ、もっと積極的にきなさい!」

梓「……そうだ」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:28:22.60 ID:O4w0akfPP
梓「……今から唯先輩にちゅーします。10秒間ちゅーします。カウント開始です。ごー」

唯「えっ?」

梓「よん」

唯「10秒……、け、けっこうでぃーぷだね……」

梓「そうですよ、さん」

唯「もしかしてえっちなやつ……?」

梓「お嫁にいけなくしてやります。にぃ」

唯「えっ、ちょっとどきどきしてきたよお……//」

梓「離れるなら今のうちですよ。いち」

唯「め、目とかつぶったほうがいいのかなっ? ど、どどどうしよ//」

梓「そのほうがいいです。ぜろ」


62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:31:45.50 ID:O4w0akfPP
唯「うん……//」どきどき

梓「……」

唯「……ど、どしたのあずにゃん、目なら閉じてるよ?//」

梓「ま、」

唯「ま?」

梓「まいなすいち……////」

唯「まいなす!?」


64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:34:51.36 ID:O4w0akfPP
梓「ぜ、ゼロでカウント終わりとは言ってません!///」

唯「斬新すぎるよ!」

梓「唯先輩にちゅーするなんて、恥ずかしすぎてむりです!」

唯「でもすっごいどきどきしたよ! あれあのままいってたら絶対やばかったよ!」

梓「あのままいってたらわたしもやばかったです……」

唯「……あずにゃんのいくじなし」

梓「いくじとかじゃないです」


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:37:59.16 ID:O4w0akfPP
唯「さっきちゅーしたんだからもういいじゃん」

梓「わたしからするのが恥ずかしいんです!」

唯「おやおやっ、それは遠まわしに「ちゅーしてください」っていってるのかな?」

梓「ちがいます! ていうかさっきのでどきどきしたなら、もう離れてください!」

唯「えぇ? だってあれはもっとくっついていたくなる種類のどきどきだもん」

梓「どういうことですか……」

唯「ようするにあずにゃんかわいいってことだよ!」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:41:38.39 ID:O4w0akfPP
梓「……唯先輩って女ったらしの素質ありそうですよね」

唯「女なのに女ったらし? ……よくわかんない」

梓「よくわかんなくていいです」

唯「まぁまぁ、早く離れたくなっちゃうほどどきどきさせてよー」ぎゅっ

梓「あれがもう最終手段だったんですけど……」

唯「ほんとかな? あずにゃん必殺技隠してるでしょ?」

梓「ないです」

唯「いやいやー、あるはずだよー、探してみてー……」


70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:45:03.28 ID:O4w0akfPP
梓「といっても…………あっ……」

唯「おっ、あったんだね!」

梓「……これは純に教えてもらったことなんですけど」

唯「ふむふむ」

梓「人と目を合わせ続けていると、ストレスを感じて無意識に目を逸らしちゃうらしいですよ」

唯「へー」

梓「ということで、目を逸らしちゃ負けゲームしましょう。先に目を逸らしたら負けです。わたしが勝ったら離れてください」

唯「おもしろそうだね!」

梓「じゃあ、スタートです!」


71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:48:50.28 ID:O4w0akfPP
唯「まばたきはあり?」じー

梓「ありです。でも連続でするのは無しです」じー

唯「負ける気がしないよっ」じー

梓「でもこれけっこう難しいんですよ」じー

唯「そうかなぁ」じー

唯「そういえば、わたしが勝ったらなにかあるの?」じー

梓「あ、決めてなかったですね」じー


73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:49:47.84 ID:qyT5O6eUO
最初数レス読んで「なんか普通にイチャつくだけになりそうだな」って思ったら本当にそうなった

いいぞもっとやれ


74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:51:55.23 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃんのお家に泊まりたい」じー

梓「そんなのでいいんですか?」じー

唯「それで、あずにゃんといっしょのお布団で寝たい」じー

梓「ちょっとそれは……」じー

唯「だめ?」じー

梓「だめじゃないですけど……」じー

唯「じゃあそれね!」じー

梓「まぁ負ける気はないですし」じー


75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:55:36.14 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃん」じー

梓「ちか、ちかいです」じー

唯「あずさ」じー

梓「……もうその手にはかかりません」じー

唯「みつめあーうとー♪」じー

梓「すなーおにー♪ ……ってなに歌わせてるんですか」じー

唯「えへへ……」じー


77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 21:58:56.96 ID:O4w0akfPP
唯「抱き合いながら見つめ合うって恋人みたいだねっ」じー

梓「抱き合ってません、抱き着かれてるんです」じー

唯「なんかあずにゃんすごくそっけなくない?」じー

梓「心を閉ざさないと簡単に負けそうですからね」じー

唯「ゲームなんだから楽しもうよお」じー

梓「勝たないと唯先輩が離してくれない上に抱きまくらにされるじゃないですか」じー

唯「あずにゃんを抱きしめながら寝る……どれほど幸せか……」じー


79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:02:22.94 ID:O4w0akfPP
梓「もしかしてわたしが負けたら抱きしめられたまま帰宅ですか?」じー

唯「なに言ってるの? 当たり前じゃん」じー

梓「……ますます負けられないです」じー

唯「お料理のときもごはんのときもお風呂のときもね!」じー

梓「勘弁してください……」じー


82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:05:39.88 ID:O4w0akfPP
唯「さすがにお料理は嘘だよお、包丁とか危ないしね」じー

梓「いや、ごはんはともかくお風呂は十分に危険です」じー

唯「なんで?」

梓「なんでもです」

唯「むぅ……さっきからたくさん攻撃してるのにぜんぜん目を逸らさないね」じー

梓「ええ、唯先輩とじっくりと見つめ合えるのが幸せですから」じー

唯「え//」じー

梓「いつまででも見てたいです」じー


86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:09:12.67 ID:O4w0akfPP
唯「……今のちょっとときめいたよ……腕を上げたねあずにゃんはん」じー

梓「本心ですし」じー

唯「も、もうやだあずにゃんったら……」じー

梓「(よし!あと一息っぽい!一気に———、)」

唯「じゃあずっといっしょにいよっか//」
梓「いつまででもいっしょにいたいぐらいです//」


88 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:12:36.50 ID:O4w0akfPP
唯梓「…………」

唯「今どっち先に目逸らしたかな」

梓「ほぼ同時でしたね」

唯「あずにゃんのほうが早くなかった?」

梓「唯先輩のほうが早かったです」

唯「レースみたいにビデオ判定したいなぁ」

梓「あるわけないじゃないですか」


91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:16:16.79 ID:O4w0akfPP
紬「安心して!」バーン!

梓「わぁっ!?びびびびっくりしたぁあっ!!」

唯「あずにゃんだいじょぶ、ムギちゃんだよ!」なでなで

紬「驚かせてごめんね、梓ちゃん」

梓「はぁ……はぁ……だ、だいじょうぶです。唯先輩ありがとうございます」

唯「ん?なにが?」ぎゅっ

梓「いえ、なんでも……」


94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:19:52.59 ID:O4w0akfPP
紬「それでね、そんなこともあろうかとスーパースローカメラで記録しておいたの!」

唯「ムギちゃんさすが!」

梓「えっ、撮ってたんですか!?」

紬「唯ちゃんにちゅーしようとする梓ちゃんがすごく可愛かったわー」

唯「ムギちゃんそれあとでゆっくりみたい!」

紬「もちろんBlu-rayで再生機といっしょにお届けするね♪」

唯「わーい!」

梓「ちょ、やめてくださいよ……」


98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:23:06.52 ID:O4w0akfPP
梓「それで、どっちが先だったんですか?」

紬「いまスーパースロー再生するわね」ぴっ

唯「わぁ……すごいゆっくりだねー」

梓「映像で客観的に見ると……わたしたちすごく近いですね……」

唯「抱き合ってるからねー」

梓「抱き合ってませんってば」

紬「うふふ、そろそろね!」


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:26:22.49 ID:O4w0akfPP
唯「むむむ……」

梓「………あっ」

唯「やった!わたしの勝ちだ!」

梓「そ、そんなぁっ!」

紬「梓ちゃん残念ね」

梓「じゃあ今日はこのまま……」

唯「あずにゃん、よろしくねーっ」ぎゅー


101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:29:47.43 ID:O4w0akfPP
梓「はぁ……、今夜はすごく疲れそう……」

唯「むっ、どういう意味かな?」

紬「そういう意味に決まってるじゃない!」

梓「ち、ちがいますっ!///」

唯「? ……ねえ、どういう意味なの?」

梓「唯先輩は知らなくていいです」

紬「梓ちゃん、教えてあげないの?」

梓「もう! ムギ先輩やめてください!」


106 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:33:13.33 ID:O4w0akfPP
紬「うふふ、じゃあお邪魔虫は退散するわねー」

梓「お見合いじゃないんですから……」

紬「こういうセリフ、憧れだったの。じゃあ、またあしたね!」

唯「またねー!」

梓「お疲れさまです」

唯「じゃあわたしたちも帰ろっか」

梓「ほんとに抱き着かれたまんま帰らなきゃいけないんですか……?」

唯「そういう約束だもん」

梓「はあ……」


109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:36:53.73 ID:O4w0akfPP
かえりみち!

唯「最近少しずつ暑くなってきたねー」

梓「そうですね、そろそろ夏服にかわりますし。……暑いなら離れたらどうですか?」

唯「わたし、夏服好きなんだよね」

梓「スルーですか……」

唯「おかたいブレザーがない分、よりあずにゃんの柔らかさを味わえるんだよ」

梓「……ほんとにそんなこと考えてるんですか?」

唯「うん、抱き心地が段違いなんだー♪」

梓「……」


111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:39:57.61 ID:O4w0akfPP
梓「じゃあ」

唯「ん?」

梓「夏服に移行したあと、唯先輩に抱き着いてみてもいいですか……?//」

唯「うん、いつでもおいでー♪」

梓「(…やっぱり軽いジャブじゃ簡単にスルーされちゃうなぁ……)」

梓「あの、ところで唯先輩……」

唯「なあに?」


113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:43:45.39 ID:O4w0akfPP
梓「道行く人々から奇異の目を向けられるのですが……///」

唯「恥ずかしいの?」

梓「すこし……」

唯「周りから見たらただの仲のいい女子高生二人組だよ」

梓「それならいいんですけど……」

唯「そうそう、周りの人なんて気にしちゃだめだよ?」

梓「唯先輩は少しは気にしてください!」

唯「恋するふたりは盲目なんだよ……、あずにゃん」キリッ

梓「な、なにいってるですかっ!///」

唯「あずにゃん好き好きー♪」ぎゅー

梓「うぅ……」


115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:47:23.30 ID:O4w0akfPP
なかのけ!

唯「おっじゃましまーす!」

梓「どうぞおあがりください」

唯「あずにゃんのお家っていつ見てもすごい、なんか音楽に囲まれてるって感じだよねー」

梓「親がミュージシャンですからね、普通の家庭とはちょっと違うかもです」

唯「CDやレコードがいっぱい……」

梓「あ、あんまり触らないでくださいね、お父さんに怒られちゃいますから」


118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:50:57.58 ID:O4w0akfPP
唯「そういえばお父さんとお母さんは?」

梓「今日は帰って来ません。地方で公演があって……」

唯「あ、あずにゃーん……、寂しいときはいつでも家来ていいからね?」ぎゅっ

梓「べつに寂しくなんか……平沢家だって親がいないこと多いじゃないですか」

唯「わたしには憂がいるから」

梓「うぅ、姉妹ってうらやましい……」

唯「やっぱり一人は寂しいんじゃん」

梓「確かに家で一人でいるのは、少し寂しいです……」


120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:54:24.52 ID:O4w0akfPP
唯「そうだ! あずにゃん、今日だけでもわたしをお姉ちゃんと呼びなさい!」

梓「えっ、わたしが唯先輩の妹ってことですか?」

唯「うん、あくまでもそういう体でね!」

梓「(ちょっと恥ずかしいけど……これはチャンス!)」

梓「い、いいですよ……」

唯「ほんと? ……やたー! あずにゃんみたいな妹欲しかったんだー!」


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 22:57:25.35 ID:O4w0akfPP
唯「あずにゃん、今日はほんとのお姉ちゃんだと思っておもいっきし甘えていいからね!」

梓「お、お姉ちゃん……?///」

唯「はうっ!//」ずきゅーん!

唯「たまんないよあずにゃん!」すりすり

梓「や、やめてください……お姉ちゃん///」

唯「あずにゃんが可愛すぎてむりだよお!」すりすり

梓「(うう、憂がシスコンになるわけだよ……)」


123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:00:30.69 ID:O4w0akfPP
唯「ねえ、ほんとにわたしの妹にならない? 平沢梓でどう?」

梓「むりですってば……」

梓「あ、中野唯なら考えなくもないですっ!」

唯「えっ? プロポーズ?」

梓「なんでそうなるんですか!」

唯「はぁあ……、あずにゃんがわたしの妹だと思うといつにもまして愛おしいよ……」

梓「憂が聞いたら怒りますよ」


125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:04:14.57 ID:O4w0akfPP
唯「あ、憂はいっつも100%で大好きだからね!」

梓「わたしは100%じゃないんですか……?」

唯「そうやってかわいくないこといわないの!」

梓「だ、だって……」

唯「……あずにゃんはちゅーされないとわからないのかな?」

梓「高校生にもなって妹にちゅーする姉がどこにいますか!///」

唯「なうひあ!」

梓「憂……」


126 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:07:21.49 ID:O4w0akfPP
唯「ということで聞き分けのないあずにゃんにちゅーします。カウント開始。ごー」

梓「それわたしのまねじゃないですかっ!」

唯「どきどきさせられちゃったから仕返しなのよん」

梓「そんな、もとはわたしが仕返しする側だったのに……!」

唯「えへへ、これカウントするのもけっこうどきどきしちゃうね、さん」

梓「ならやめてくださいってば///」

唯「やーだよー。に。むちゅー」

梓「んむっ!? ……ん……///」


129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:11:03.41 ID:O4w0akfPP
唯「ぷはっ、……ぜろでカウント終わりとは言ってないもんねっ」

梓「ふ、不意打ちは卑怯です!///」

唯「とかなんとか言ってー……抵抗しようと思えばいくらでもできたじゃん」にやにや

梓「それは……っ!///」

唯「もうあずにゃんかわいいなあ」ぎゅっ


131 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:14:47.23 ID:O4w0akfPP
梓「……唯先輩には、せ、責任とってもらいますからね……!///」

唯「先輩じゃなくってお姉ちゃんでしょ」

梓「もうそれはいいんですーっ!!」

唯「わあっ?! 耳元で怒んないでよあずにゃあん……」

梓「あ、ごめんなさい……」

唯「それで、責任って?」

梓「……ちゅーとかハグとか、唯先輩は嫁入り前の女の子をもっと大切に扱うべきです! お嫁にいけなくなったらどうするつもりですか!///」


132 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:17:58.08 ID:O4w0akfPP
唯「大切に思ってるからそういうことしてるのに……」

梓「そう思うなら、ちゃんと、その……、ちゃんとした手続きをしてからにしてくださいっ!///」

唯「手続き?」

梓「……わかんないならいいです」

唯「あずにゃん?」

梓「もう知りません!」


136 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:21:28.90 ID:O4w0akfPP
唯「あのね、あずにゃん」

梓「…………」

唯「わたし、誰にでもちゅーするわけじゃないよ、あずにゃん」ぎゅっ

梓「っ……!」

唯「あずにゃんが好きだから。何度もいってるじゃん」

梓「……どーして恥ずかしげもなくそういうこと言えるんですか……、ずるいです……」

唯「えへへ、ごめんね……」


137 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:24:44.80 ID:O4w0akfPP
梓「……わたしだって……、唯先輩だから特別にちゅーを許してるんです……」

唯「素直にわたしのこと好きって言えばいいのに」

梓「だ、だって……、ああもう! 好きです! わたしも唯先輩のことが好きです!」

唯「……うん、よろしくね、あずにゃん」ぎゅー

梓「う、ゆ、ゆいせんぱい……?」

唯「ふふっ、なーに?」


139 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:28:21.78 ID:O4w0akfPP
梓「えと、あの、つ、付き合うってことですか?」

唯「手続き、ってそういうことでしょ?」

梓「その……、まぁそういうことですけど……」

唯「いやなの?」

梓「いやじゃないです! ……でも急すぎてなにがなんだかっ……」

唯「急じゃないよー、今日だってずーっと好き好きっていってきたじゃん」

梓「そうですけど……、いつもの冗談かと……」

唯「いつも冗談じゃなかったのに……」しゅん


140 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:31:45.79 ID:O4w0akfPP
翌週火曜!ひるやすみ!

梓「……ということがありまして…………」

純「まった。土日月はどうした」

梓「らぶらぶでした。察して純」

憂「週末お姉ちゃんが帰ってこないと思ったら……、ちょっと混乱してるよ……」

純「今朝ふたりでいっしょに登校して来たと思ったら、なんですか、のろけ話ですか」

憂「お姉ちゃんと梓ちゃんが付き合って? 平沢梓がお義姉ちゃんで? あれ? よくわかんなくなってきた……」

梓「飛躍しすぎだよ憂」

憂「だだだだってお姉ちゃんと親友が恋人同士になったなんてそんな簡単に受け入れられるわけないよう!」


148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:39:30.09 ID:O4w0akfPP
純「三連休お泊りということは……、さくばんは おたのしみ でしたか?」

憂「純ちゃん冗談はやめてよ……。これ以上新事実が発覚したら頭おかしくなっちゃうよ!」 

梓「いやぁ、毎晩抱き枕にされただけだったよ……」

憂「ううう……、お姉ちゃんがとられちゃった……くすん」

梓「べ、別にとってないよ! 唯先輩もいってたし! 憂は100%で大好きって!」

憂「ほんと?」

梓「ほんと!」


152 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:42:37.03 ID:O4w0akfPP
純「しっかし、憂のお姉ちゃんって、どうやったら恥ずかしがるんだろうね」

梓「結局ずっと翻弄されっぱなしだったしね……、3連休は……、察して///」

純「うざいよ梓……。……まぁ結果的に、なんていうか、うん、結果オーライではあったんじゃないの?」

梓「……でも、やっぱあまりの恥ずかしさにうつむいて頬を染めてあたふたと顔を必死に隠しながら「なんでもない! なんでもないから!////」とかいう唯先輩も見たいんだよね」

純「梓……」

梓「想像しただけで呼吸が乱れちゃうよね……可愛らしすぎて……」

憂「……はぁ……はぁ……く、くるしいよう……」

純「あんたら……」


153 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:46:24.80 ID:O4w0akfPP
ほうかご!

梓「ということで律先輩にご教授を願いたいのですが……」

律「は?」

梓「いや、律先輩って澪先輩いじるの上手じゃないですか、そういうテクを学ばせてもらおうかなー、と」

律「あぁうん、ちょっと話がわからないんだけど」

梓「だから、唯先輩を恥ずかしがらせたいんですってば」

律「いや、そこはわかるんだけどさ。えっ、なにお前ら付き合ってたの?」

梓「えへ、えへへ、まぁハァ↑イ」

律「なんだこいつ」


155 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:49:52.71 ID:O4w0akfPP
梓「あ、もしかして律先輩って同性愛とかに理解のない人でしたか?」

律「そんなことないけどさ……、同じ部活内で恋仲になると、いろいろやっかいなんじゃねーかなー、と思ってさ」

梓「え、でもわたしと唯先輩ですよ?」

律「それもそうか……」

梓「もうらぶらぶですから! 律先輩と澪先輩みたいにケンカとかしませんから!」

律「調子に乗るな」ずびしっ

梓「あうっ、えへへ、えへへ……」


158 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:53:06.81 ID:O4w0akfPP
律「それで、唯を恥ずかしがらせる方法? そんなに唯って恥じらいなかったっけ?」

梓「ある程度照れたりはするんですけど、なかなかわたしの満足いくレベルの恥ずかしがりかたをしてくれなくて……」

律「なんだよそれ……」

梓「それはですね、あまりの恥ずかしさにうつむいて頬を染めてあたふたと顔を……」

律「もうわかった、もういい。もうなんかもう見てられない。もう頼むからもうやめて」

梓「ハァッ、ハァッ……唯先輩が可愛すぎて呼吸が苦しいですっ……」

律「お前、実際に唯の恥ずかしがる姿見たら死ぬんじゃないのか……?」

梓「本望です」キリッ

律「よくわからんけど一周まわってかっこいいよ梓さん」


160 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/04(木) 23:56:50.76 ID:O4w0akfPP
律「それでだな、わたしが思うに、梓が返り討ちにあうのは、唯の要求に応えてばっかだからだと思うんだよ」

梓「なるほど……興味深い意見ですね」

律「恥ずかしがらせたいなら、いじるんだ! 攻めろ!」

梓「律先輩が澪先輩にやるみたいにですか?」

律「いや、澪を恥ずかしがらせるのはすごい簡単だけど、唯はなぁ……」

梓「あんまり嫌がらせみたいなことはしたくないんですけど……」

律「いじるほうに愛があればいいんだよ、もちろん、絶対傷つけるようなことはしちゃだめだけどな」

梓「愛のあるいじり……ですか」

律「そうだ、愛のないいじりはいじりじゃなくていじめだからな?」

梓「わかりました!じゃあその路線で行ってみます!」


162 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:00:38.42 ID:zpkkh1aIP
といれ!

梓「こんなとこに呼び出してごめんなさい……」

唯「あずにゃーんっ!」だきっ

梓「わうっ?!い、いきなりですかっ」

唯「あずにゃん、どうして休み時間とか会いに来てくれなかったの?寂しかったよお」すりすり

梓「すいません……、純と憂に追及されちゃって」

唯「許します! ……でもあしたは会いに来て欲しいなー……」

梓「あの、教室は恥ずかしいので、これからも、トイレとか……」

唯「えー、見せつけたいのに……」

梓「……」ぐいっ

唯「えっ、ちょっとあずにゃんっ、ひっぱらないで……」


163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:03:52.27 ID:zpkkh1aIP
バタン!ガチャリ

唯「もう、どうしtんむっ…………!?」

梓「ん……ちゅう……///」

唯「ぷはっ……、あ、あずにゃん……?////」

梓「……わたしは……、人前で出来ない、こういうことも、したいんです」

唯「あ、あずにゃん…………///」

梓「恋人なんですから……、いいですよね?」すっ

唯「ちょ、ま、まってよう……、心のじゅんびが……///」


166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:06:57.09 ID:O4w0akfPP
梓「目、つむってください……」

唯「う、うん……////」

梓「(ハァッ、ハァッ……、かわいいです唯先輩!)」

梓「(はっ、違う、あくまでも恥ずかしがらせるんだ、わたし!)」

梓「唯先輩……さわりますよ……」

唯「……うん、いいよ……///」

梓「…………」ハァハァ…

唯「あ、あずにゃん?……まだ……?」


171 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:14:26.41 ID:zpkkh1aIP

梓「…………こちょこちょこちょこちょっ」ワキワキコチョコチョッ

唯「ひゃっ?!ちょ、あははっ、やめっ、きゃははふふっ、もしょこいよおっ!///」

梓「ついぃーー……」ツイィーー……

唯「ひゃんっ!や、太ももなぞるのやめてぇっ!ぞわってっ!きゃははっ///」

梓「ふぅ……」

唯「はぁっ……はぁ……///」


174 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:18:08.31 ID:zpkkh1aIP
唯「もうっ!あずにゃんのばかーっ!」

梓「楽しかったです」

唯「ひどいよ……、わたしくすぐったがりなんだよ?」

梓「『ちょ、ま、まってよう……、心のじゅんびが……///』、『……うん、いいよ……///』」

唯「えっ///」

梓「唯先輩、どんなことされると思ったんですか?」にやにや

唯「ど、どんな、って……その……///」

梓「言いにくいことなんですか?」にやにや

唯「ち、ちがうよっ……////」

梓「(やばい楽しいかわいい)」ハァハァ

唯「だってあずにゃんがぁ……うぅ……、もう!///」


177 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:21:49.31 ID:zpkkh1aIP
梓「ハァッ……ハァッ……」

梓「(やば、興奮しすぎて呼吸が……)」

唯「あ、あずにゃん?///」

梓「ハァッハァッ、ハァハァハァハァハァハァッ……!/////」ポタポタ…

唯「ど、どうしたの? 大丈夫!?」ぎゅっ

梓「あ……」くらり……

梓「(たおれる……)」

─────
───
──

──
───
─────


182 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:25:21.07 ID:zpkkh1aIP
梓「はっ」ぱちっ

唯「あ、あずにゃん……」

梓「唯先輩……、えと」

唯「よかったあ…………」ぎゅー

梓「(そうか……、わたし、はぁはぁしすぎて……)」

唯「あずにゃん、急に倒れちゃって、鼻血も出てたし、……とにかく、よがっだぁー……」ぎゅーっ

梓「ごめんなさい……」

唯「心配したんだよぉ、保健室つれてきてからもうなされてたしぃ……ぐすっ……」

梓「ゆ、唯先輩?」


184 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:29:03.94 ID:zpkkh1aIP
唯「ひっく……あは……、安心したら……ぐすんっ……」

梓「(……泣き顔も可愛すぎる……! ……でも、)」

梓「……ごめんなさい、心配かけて」

唯「いいんだよぉ……、わたしたち恋人同士なんだから……」

梓「……そうですね、…………えと」

梓「ゆ、”ゆい”、……これからもよろしくお願いします」

唯「うん、よろしく……、”あずさ”……」


186 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:32:05.85 ID:zpkkh1aIP
梓「もうだいじょうぶですから、泣きやんでください」

唯「うん……」ごしごし

梓「やっぱり、泣き顔よりも何よりも、笑ってる顔のほうがすてきですしね」

唯「えへ、ありがと……」にこー

唯「あ、そういえばー……」

梓「なんですか?」

唯「さっきいたずらされたおしおきしなくちゃね?」にやり

梓「えっ、ちょっと……」


187 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:35:45.96 ID:zpkkh1aIP
唯「えいっ」どんっ

ばたーん!

梓「お、おしおきってな、なんですかっ!///」

唯「くふふっ。恋人二人がベッドですることなんて決まってるじゃん?」にやにや

梓「ちょ、あぁっ! まってください!すとっぷ!////」

唯「やーだよっ!」

梓「せ、せめて学校の外で! 見つかったらまずいですって!///」

唯「もうがまんできないもん、……触るよ?」

梓「うぅっ、もう……!///」


188 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:38:47.97 ID:zpkkh1aIP

唯「……なんちゃって。こちょこちょこちょこちょっ!」ワキバラコチョコチョ

梓「ひゃっ?!やめっ、あはっ、あははっ///」

唯「うりうりうりうりっ」ワキワキワキワキ

梓「あははひひっ、ちょ、あはは……!//」

唯「ふんすっ」

梓「はぁ……はぁ……っ!」


190 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/05(金) 00:42:03.89 ID:zpkkh1aIP
唯「むふふ。わたしは満足です!」

梓「うぅ……」

唯「ね? いきなりあんなこと言われたら、変なこと考えちゃうでしょ?」

梓「そ、そうですね……ごめんなさい」

唯「おあいこだからいいよー♪」

唯「……でも、いつかは……しよーね!」ぎゅっ

梓「は、はひっ?!///」

おわり

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