P「ちーちゃん可愛い」


1 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:08:13.58 ID:pYsW0KFG0
春香「えっ?」

P「んっ?どうした?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401736093


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401736093/


2 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:09:22.95 ID:pYsW0KFG0
春香「あのー、プロデューサーさん、今何て?」

P「いや、ちーちゃんは今日も可愛いな、って」

千早「そんな…恥ずかしいです」

P「いつも言ってんだろ?」

春香「んっ?」

千早「そうですが…もぅ」

春香「あれあれ?」

千早「どうしたの?春香」

春香「うーん…。ねえ、プロデューサーさんと千早ちゃんってもしかして付き合ってる?」

千早「え?違うわよ」

P「うん。違うな」

春香「そっかー………あれぇ?」


3 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:10:15.29 ID:pYsW0KFG0
千早「春香はたまに面白い事を言うわよね」フフッ

P「冗談で済ませてくれよ」ハハッ

春香「はーい。あ、実は私、クッキー作ってきたんですよ!皆で食べませんか?」

P「いつも悪いな」

春香「そんなそんな。ただの趣味ですから」エヘヘ

P「じゃ、せめてコーヒーくらいは淹れようかな」

千早「あ、それなら私が」

P「でも…大丈夫なのか?」

千早「あ、馬鹿にしました?コーヒーくらい淹れられます」

P「前はフィルターすら知らなかったじゃないか」

千早「いつの話ですか。もう大丈夫です!」


4 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:11:16.59 ID:pYsW0KFG0
春香「ね、ねえ、千早ちゃん」

千早「なあに?」

春香「私、今の話初耳かなーって」

千早「そうだったかしら?」

P「そりゃあ、俺の家に初めて来た時の話だしな」

千早「もう随分前ですよね…」

P「あの時のちーちゃんの慌てっぷりって言ったら」

春香「またちーちゃんって…」

千早「もう!そろそろ忘れてください!」ポカポカ

P「全く痛くないなぁ」ハッハッハッ

春香「なんだこれー?」


5 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:11:59.09 ID:pYsW0KFG0
千早「まったく…。あ、プロデューサーは砂糖一つでしたよね」

P「うん」

千早「春香はどうする?」

春香「そっかー。好みもバッチリかー」

千早「春香?」

春香「………あっ!うん。今日は何だかブラックの気分かなー?」

千早「そう?珍しいわね」

春香「うん。出来れば泥みたいに濃いのかいいかも」

千早「体に悪いわよ、それ?」


6 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:13:24.76 ID:pYsW0KFG0
千早「はい、お待たせしました」コトッ

春香「ありがとー。……うん。すっごく濃いね」

千早「春香が言ったんじゃない。はい、プロデューサー」コトッ

P「おう。………うん。美味い」

千早「ただの市販品ですよ?」

P「ちーちゃんの淹れたコーヒーってだけで十分美味いんだよ」

千早「もう。お世辞ばっかり」フフッ

春香「あっれー?このコーヒー凄く甘いよー?」


7 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:14:25.48 ID:pYsW0KFG0
春香「と、とにかく。クッキーどうぞ!」

P「お、そうだったそうだった」

千早「それじゃあ、いただくわね」

春香「うん。今日のは自信作なんだよ!」

P「へー」

千早「はい」アーン

P「あー……」

春香「えっ?」

P「お、確かに美味い!…はい」アーン

千早「あーん……」

春香「んっ?」

千早「ホントね。美味しいわ」

春香「わー。すっごいナチュラルだったなー」


8 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:16:09.98 ID:pYsW0KFG0
春香「あ、あの、もう一回聞いてもいいかな?」

千早「なにかしら?」

春香「そのー。二人の関係って…?」

千早「関係?」

P「プロデューサーとアイドル?」

千早「それ以外あるの?」

春香「恋人とか、実は夫婦だったりとかは?」

P「ないない!」

千早「どう考えたらそうなるのかしら?」

春香「どう考えてもそうしかならないんだけどなー。おっかしいなー」

千早「今日の春香、少し変よ?」

P「熱でもあるのか?」

春香「ないですよー?」


9 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:16:55.14 ID:pYsW0KFG0
春香「結局最後まで食べさせ合ってました。まる」

P「ふぁ…」

千早「あら?あくびですか」

P「少し腹に入れたら急にな…」

千早「毎日遅くまで起きてるからですよ?」

P「そうはいってもなぁ」 

千早「良ければ、少しだけ横になりますか?」ポンポン

P「うーん。じゃあ、一時間だけ」

千早「はい」

春香「ひっざまっくらー!」イエーイ!

千早「春香、静かにね」シー

春香「あ、うん」


10 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:17:37.92 ID:pYsW0KFG0
春香「ねえ、千早ちゃん」

千早「んー?」ナデナデ

春香「千早ちゃんは、プロデューサーさんの事どう思ってるの?」

千早「どうって?」ナデリコナデリコ

春香「好きとか、愛してるとか、ラブとか」

千早「全部一緒じゃない」ナデナデ

千早「でも、そうね…」ナデナデ

春香「…………」ドキドキ

千早「普通に尊敬はしているわよ?凄く頑張ってる人だし」ナデナデ

春香「尊敬かー…ちょっと違うかなー」


11 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:18:18.44 ID:pYsW0KFG0
千早「昨夜だって、遅くまで次のライブ案考えていたみたいだし…」ナデナデ

春香「へー………ん?」

春香「昨日って、プロデューサーさん早めに帰ってたよね?」

千早「ええ。そうね」ナデナデ

春香「ライブ案考えてたのって…」

千早「家での話しよ?」ナーデナーデ

春香「家?」

千早「家」ナデナデ

春香「なんで千早ちゃんが知ってるのかな?」

千早「なんでって…一緒に住んでるもの」ナデナデ

春香「一緒に!?」

千早「春香」シーッ


12 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:18:56.25 ID:pYsW0KFG0
春香「なんだか今日は春香さん疲れちゃったよ…」

千早「まだ事務所に来て少ししか経ってないわよ?」ナデナデ

春香「うん。そうなんだよねー」

千早「今日は一緒の収録なんだからしっかりしてよね」ナッデナデ

春香「お仕事は頑張るよー?」

千早「そう?」ナデナデ

春香「昨日まではこうじゃなかった気がするんだけどなー。なんでかなー」

千早「どうしたの?難しい顔して」ナデナデ

春香「……あっ!」


13 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:19:50.14 ID:pYsW0KFG0
春香「ふっふっふっ。千早ちゃん、春香さん分かっちゃったよ!」

千早「何が分かったのかしら?」ナデナデ

春香「ずばり!ドッキリでしょ?」

千早「ドッキリ?」ナデナデ

春香「んもー。危うく騙される所だったよー!千早ちゃんもプロデューサーさんも自然すぎなんだもん」

千早「?」ナデナデ

春香「それで?カメラはどこなのかなー?あ、もしかして他の皆もいたりする?そうでしょ?」キョロキョロ

千早「春香?」ナデナデ

春香「看板は誰が持ってるの?やっぱり亜美か真美辺りかな?」

千早「さっきから何の話をしているの?」ナデーナデー

春香「ドッキリ……だよね?」

千早「多分、違うわよ?」ナデナデ


14 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:20:28.42 ID:pYsW0KFG0
春香「やっぱり違ったかー」

P「うぅーん?」ムクッ

千早「あ、起こしちゃいました?」

P「んー…」ギュー

春香「ハグだー」

千早「寝起きはいつもこうなのよ?」

春香「へー」

P「ふぁ…」

千早「もう少し時間ありますよ?」

P「んー。いや、大丈夫。ちーちゃんそろそろ仕事だろ?準備しな」

千早「そうですね。それじゃあ…」

P「春香もな」

春香「はっ!あ、はいっ!」


15 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/03(火) 04:21:06.53 ID:pYsW0KFG0
千早「それじゅあ、行ってきます」チュッ

P「ん。頑張ってこいよ」チュッ

春香「……………」

春香「やっぱり付き合ってるよね?絶対」

P「違うぞ?」

千早「違うわよ?」

春香「えぇーっ……」

おわり

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