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1 : 2014/11/19(水) 00:45:56.52 -
P「……肇か。どうした?」
肇「いえ……。なんだか疲れた顔をしているように見えたので」
P「ん。まあ、そうかもな。でも今が一番大事な時期だ」
肇「それで体を壊されては元も子もありませんよ?」
P「まあ、とりあえずもう少しやってから休むことにするよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416325546
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416325546/
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2 : 2014/11/19(水) 00:51:13.51 -
肇「ダメですよ」
P「……なんだ、今日は珍しく強情じゃあないか」
肇「それだけ心配なんです。さあ、ソファーに行くだけでもいいですから」
P「……あいよ」
ポスン
P「……さ、これでいいか?」
肇「もう、もっとリラックスしないと。ほら、深呼吸しましょう」
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3 : 2014/11/19(水) 00:54:23.72 -
P「深呼吸?」
肇「はい。それだけでも随分違うと思いますよ?」
P「ふうん」
肇「それに筋肉がよくほぐれますから。よくリラックスできると思います」
肇「私も作業の合間によくやっていて」
P「うん。まあ、大した時間もとらないしな」
肇「はい」ニコ
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4 : 2014/11/19(水) 00:58:46.61 -
肇「そうですね……。こういう時って目に見える一点を見つめてやるといいんです」
肇「すうぅー…………はあぁー…………」
肇「こんな風に」
P「深呼吸なんかにもやり方があるんだなあ」
肇「はい。簡単にできていいですよね」
肇「では……息を、大きく吸ってー……」
P「スウゥー…………」
肇「吐いてー……」
P「ハアァー…………」
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5 : 2014/11/19(水) 01:01:45.91 -
肇「どうです? 少しだけ、気持ちよくなってきたと思いませんか」
P「ん。肩の力は抜けてきたかもな」
肇「よかった」ニコ
肇「では、もう一度。吸ってー……」
P「スウゥー…………」
肇「吐いてー……」
P「ハアァー…………」
肇「吸ってー……」
P「スウゥー…………」
肇「吐いてー……」
P「ハアァー…………」
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6 : 2014/11/19(水) 01:05:15.92 -
肇「目を閉じて、何かイメージしてみるといいかもしれませんね」
肇「温かいお風呂だったり……とろとろのシチューだったり……」
肇「温かくて、リラックスのできるような……」
P「……」
肇「吸ってー……」
P「スウゥー…………」
肇「吐いてー……」
P「ハアァー…………」
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7 : 2014/11/19(水) 01:08:37.51 -
肇「吐くときには、ストレスを体から抜いてしまうように……」
肇「お仕事や、失敗のこと……」
肇「心の中の重たいものを吐き出すんです……」
P「…………」
肇「吸ってー……」
P「すうぅー…………」
肇「吐いて……」
P「はあぁー…………」
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9 : 2014/11/19(水) 01:16:14.51 -
肇「……どうですか? なんだか、体も軽くなってきたような気がしませんか?」
肇「嫌なことと一緒に、体の力が抜けてきたんです……」
肇「吸ってー…………吐いてー…………」
P「すうぅー…………はあぁー…………」
肇「ほら、力が抜けてきています。吸ってー……」
P「すうぅー……」
肇「吐いてー……」
P「はあぁー……」
肇「どんどん抜けてきたようですね。ふふ、脳に酸素が回ってきたんですよ」
肇「吸ってー…………吐いてー……」
P「すうぅー…………はあぁー…………」
肇も「力も、嫌なことも。全部、吐き出してしまいましょう……」
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11 : 2014/11/19(水) 01:21:05.79 -
肇「……そうですね、もう深呼吸は十分だと思います」
肇「あとは、自分の楽な呼吸でいいですよ」
P「ん……」
肇「せっかくですから、もっと体の力を抜いてしまいましょう」
肇「随分お疲れのようですし。もっと、気持ちよく……」
P「んー……」
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13 : 2014/11/19(水) 01:28:48.25 -
肇「といっても、もうすっかり抜けきってるかもしれませんね」
肇「ふふ、始めから力なんて入ってなかったみたいです……」
肇「すぅっと……抜けているんじゃないですか……?」
P「……」
肇「太もも……足……つま先……」
肇「まるで……しぼんだ風船のようです……」
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15 : 2014/11/19(水) 01:32:05.07 -
肇「ほら……肩も……腕も……指先まで……」
肇「すっかり、感覚も残らないくらいに……」
P「……」
肇「どうですか……? 腕の力、感じますか……?」
P「……」
肇「脚の力は、感じますか……?」
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17 : 2014/11/19(水) 01:37:00.37 -
肇「ふふ……。ぼんやりとしか、感じられないのではないでしょうか……」
肇「きっと、とっても気持ちよくなってますね……」
肇「いつから、気持ちよかったのでしょうか……?」
肇「とても、自然なことなんでしょうね……」
P「……」
肇「私の勧めでリラックスして……気持ちよくなって……」
肇「ぼんやりとして……自然なことなんですね……」
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19 : 2014/11/19(水) 01:44:33.05 -
肇「なんだか、眠くなってきたみたい……」
肇「いいですよね……。温かい日差しの下で、お昼寝なんかしてみたりして……」
肇「とても……幸せですよね……」
肇「そう、私と一緒に……。幸せですよね……」
P「……」
肇「……そういえば、なんだかいい香りがすると思いませんか……?」
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20 : 2014/11/19(水) 01:47:55.66 -
肇「この間、教えてもらったんです……」
肇「なんだか素敵ですよね……。女の子の香りって感じ……」
P「……」
肇「きっと、たくさん吸われてしまいましたね。深呼吸もしたから……」
P「……」
肇「私の香り……『女の子』の香り……」
肇「ふふ、とても幸せな気持ちに、なれると思います……」
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21 : 2014/11/19(水) 01:52:22.70 -
肇「Pさんも、幸せな気持ちですよね……?」
肇「ふわふわで……とても気持ちよくて……」
肇「私も、幸せです……」
肇「Pさんが幸せだと、私も幸せです……」
P「……」
肇「すっかり、リラックスして……」
肇「もう、眠ってしまいますか……?」
肇「意識がとろけて……何も考えられなくなって……真っ白で……」
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22 : 2014/11/19(水) 02:02:53.99 -
肇「…………あれ? でも、眠れないみたいですね」
P「……」
肇「ちゃあんと、全部、抜ききってしまったら……よく眠れるかもしれません……」
肇「ふふ……その為には、体を少し動かせるようにしないといけませんね……」
肇「……三つ、数えましょう」
肇「そしたら……頭も、体も気持ち良いまま、目が覚めます……」
肇「少しくらい、意識が戻っても大丈夫……」
肇「すぐにまた、気持ちよくなりますから……」
肇「反動をつけるようなイメージで……」
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23 : 2014/11/19(水) 02:07:09.61 -
肇「3……2……1……」
肇「ゼロ!」
ぱんっ!
P「……」ピク
肇「ほら、力が戻りました」
肇「でも……意識はふわふわしたまま……」
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24 : 2014/11/19(水) 02:13:16.17 -
肇「力は戻るから……意識はふわふわしてますね……」
肇「ほら、力が戻ると……なんだか、お腹の下に湧き上がってきました……」
P「……」
肇「いっぱい、吸い込みましたもんね……」
肇「『女の子の』……」
肇「それも……男の人を夢中にさせる……『アイドルの』香り……」
肇「たくさん、鼻から吸い込みましたもんね……?」
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25 : 2014/11/19(水) 02:17:44.14 -
肇「だから、どきどきして……」
肇「体が熱くなって……」
肇「えっちな気分になるのは……当然ですね」
肇「ほら、肌も敏感になって……」
P「……」ビク
肇「ほら、どんどん熱くなっていく……」
肇「どんどん敏感になっていく……」
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26 : 2014/11/19(水) 02:20:34.61 -
肇「もう我慢できませんか……?」
肇「どきどきして……熱くて……」
P「……」ビクビク・・・
肇「えっちな気分が……治まりませんよね……?」
肇「……もう、我慢するのやめましょうか」
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27 : 2014/11/19(水) 02:24:42.36 -
肇「ほら……今から10、数えますね……」
肇「0になったら、もう全部、解放してしまいましょう……」
肇「体が火照って……もう止まらなくなって……」
肇「今にも、あふれ出してしまいそうになっちゃうんです……」
肇「そしたら……しゅっしゅって、してあげますからね……」
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28 : 2014/11/19(水) 02:27:07.26 -
肇「10……9……8」
肇「ほら、どんどん疼きだす」
肇「7……6……5」
肇「熱くてもう止まらない」
肇「4……3……2……1」
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29 : 2014/11/19(水) 02:30:00.50 -
肇「0」
肇「ほら頭がしびれていく」
肇「ほら疼いてもう我慢できない」
肇「もう、我慢できませんよね……?」
肇「気持ちいいこと、したいですよね?」
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30 : 2014/11/19(水) 02:34:32.37 -
肇「ふふ、してほしいですよね?」
肇「ほら、ズボンなんて下ろしてしまって……」
肇「ほら、先端から溢れてる」
肇「人差し指で……こすり付けてあげましょう」
肇「ほら……。ぬる、ぬる、って」
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31 : 2014/11/19(水) 02:39:48.63 -
肇「ふふ、気持ちいいですね」
肇「ほら、腰が引けちゃうほど快感が止まらない」
肇「でも……どこを触っても、この先っぽくらい、気持ちいいんですよ」
肇「だって、あんなに『女の子』で『アイドル』の香りを吸っちゃったんですから……」
肇「ふふ、吸いすぎたかも……。どうなっちゃうんでしょうね……?」
肇「つい、イメージしちゃいますね……?」
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32 : 2014/11/19(水) 02:43:41.68 -
肇「どこをさわっても、逃げられません」
肇「つい腰が引けてしまいます」
肇「でも、最初から逃げる必要なんてありませんね」
肇「ほら、しゅっ、しゅっ、って」
肇「ほら、びくびくしてる」
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33 : 2014/11/19(水) 02:47:09.36 -
肇「まるで、陶芸みたい」
肇「ほら……しっかりと、でも優しく、包み込んで……」
肇「優しく触れてあげるのが大事なんです」
肇「指の腹を使って……」
肇「真ん中に立てるように……」
肇「ふふ、ぬるぬるが止まりません」
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34 : 2014/11/19(水) 02:49:42.41 -
肇「指先には力をこめて……」
肇「上から……下に……」
肇「下から……上に……」
肇「優しく、優しく……」
肇「もう我慢できませんか?」
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35 : 2014/11/19(水) 02:51:59.09 -
肇「ほら、イッていいですよ……?」
肇「素敵ですよね、私の香りでいっぱいになって……」
肇「熱くなって……幸せで……」
肇「もう、イキたいですよね……?」
肇「じゃあ……10、数えてあげますね」
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36 : 2014/11/19(水) 02:54:24.82 -
肇「0!」
肇「……って、言ってほしいですか?」
肇「分かりました……。0って言ったら、イッていいですからね」
肇「0! って言ったら……全部、吐き出してしまいましょうね」
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37 : 2014/11/19(水) 02:56:03.00 -
肇「10……」
肇「9……」
肇「8……」
肇「ほら、いじるの気持ちいいですよね」
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38 : 2014/11/19(水) 02:57:27.41 -
肇「7……」
肇「6……」
肇「ほら、腰もずっとびくびくしてますよ」
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39 : 2014/11/19(水) 02:59:38.63 -
肇「5……ほら、もうイッちゃいそうですね」
肇「4……」
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40 : 2014/11/19(水) 03:01:19.02 -
肇「3 2 1 0っ!」びゅるっ! びゅるるるるる・・・
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41 : 2014/11/19(水) 03:04:40.62 -
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P「ん……」パチリ
肇「あ、おはようございます。Pさん」
P「ああ……寝てた、のか……」
肇「はい、よくお休みでしたよ。とても疲れてたみたいですね」
P「んっ……。なんだか、かなりさっぱりしてるな。頭もすっきりだ」
肇「それはよかったです」
ぺろり
完
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