-
1 : 2011/06/19(日) 20:32:36.08 -
マミ「今日はこれでお開きね」
まどか「はい、ケーキご馳走様でした!」
さやか「あ!まどかごめん。」
さやか「私マミさんに宿題教えてもらう予定だった」
まどか「そうなの?」
マミ「…。ああ…。」
マミ「ええ、そうなの。ごめんなさい鹿目さん…」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308483156/
-
3 : 2011/06/19(日) 20:37:02.48 -
まどか「なら私も…」
さやか「え!?」
まどか「だって宿題なら同じクラスだもん」
まどか「私も教えて欲しいな~」チラ
マミ「あらあら」
さやか「なぁに~?宿題は自力でやるものでしょ」
まどか「…さやかちゃん…」
さやか「私は馬鹿だから、教えてもらわないとわからんのだ~」
-
4 : 2011/06/19(日) 20:41:24.39 -
マミ「私はどちらでも構わないけど?」
さやか「…。」
まどか「う~。さやかちゃん…睨まないでよ~」
まどか「わかったよ~。じゃあ私は帰りますね」
まどか「さやかちゃん、マミさん。また明日」スクッ
マミ「気をつけて帰るのよ、鹿目さん」
さやか「悪いねまどか」
まどか「いいよ。じゃあね」ニコリ
-
6 : 2011/06/19(日) 20:44:27.83 -
さやか「あ、あの…。マミさん…」
マミ「まったく…」
マミ「いけない子ね」
さやか「だ、だって…」モジモジ
マミ「宿題もちゃんとやるのよ」
さやか「はい…」
-
9 : 2011/06/19(日) 20:48:15.63 -
さやか「キスして…いいですか?」
マミ「うふふ」
チュ
マミ「いやらしいわ~。替えの下着は持ってきたの?」サワサワ
さやか「あ…、あぅ」
マミ「キスをやめちゃダメよ」ムチュ
さやか「んっ。ん~…」
マミ「まだ下手なのね…」
ムチュ、ヌチャヌチャ
さやか「んんー!!ん…、ん。」
さやか「ん~♥」
-
11 : 2011/06/19(日) 20:51:25.15 -
マミ「さすがに、明日は我慢するのよ」
さやか「は、ふぁ~い…」
スルスル
マミ「アム♥」
さやか「あぁ…。もっと…」
マミ「うふふ」
ペロ
さやか「あっ!」
アム、ヌチョニチョ
さやか「あ~♥」
-
12 : 2011/06/19(日) 20:55:00.11 -
マミ「どう?気持ちよかったかな?」ニコ
さやか「あぁ…あ。は、は…い」ハァハァ
マミ「私にもお願いね」
スルスル
マミ「はい♥」
さやか「で、でも…私、下手ですよ」
マミ「最初はみんなそうなのよ」
マミ「お願い♥」
さやか「」アム
-
14 : 2011/06/19(日) 20:59:43.75 -
……
マミ「シャワー浴びてから帰りなさいね」
さやか「…はい」
マミ「あと、今日でた宿題見せてみなさい」
さやか「え?でも…」
マミ「いいのよ。気持ちよかったしね♪」
マミ「だから。少しだけやってあげる」
さやか「マミさ~ん」ダキ
マミ「あらあら」
-
15 : 2011/06/19(日) 21:04:54.76 -
まどか「さやかちゃん、ちゃんと宿題やってきた?」
さやか「当然だよまどか!ほれ」
まどか「ホントだ~」
仁美「まぁ!?さやかさんが」
さやか「そうだよ…。その反応はおかしいよ~」
仁美「意外でしたので…。すいません」
まどか「それがねぇ~、マミさんに手伝ってもらってたんだよ」
仁美「どうりで…」
さやか「聞こえてるよ!」
まどか「だってヒソヒソ話じゃないもん」ティヒ
さやか「こらー」ダキ
まどか「あはは」
仁美「あらまぁ」
-
17 : 2011/06/19(日) 21:10:07.88 -
_ある夜_
ザッ
ほむら「分かっているの?」マミ「!?」
ほむら「貴女は無関係な一般人を危険に巻き込んでいる」
マミ「……。」
ほむら「貴女は二人を魔法少女に誘導している」
マミ「そんなつもりはないのだけれど…」
ほむら「なら、二人とはあまり関わらないでちょうだい」
マミ「それは…」
ほむら「貴女とは戦いたくないのだけれど」
マミ「そうね…。私も争いたくはないわ」
ほむら「!?…。そう」
-
19 : 2011/06/19(日) 21:15:14.68 -
マミ「ねぇ、もう少し話せないかしら?」
マミ「私とあなたの考えを」
ほむら(意外ね。キュゥべえを襲ったから、恨まれてると思っていたけど…)
ほむら「…私は構わないわ」
マミ「よかったわ」ニコリ
ほむら「では、あなたの考えを聞きたいわ」
マミ「待って」
ほむら「?」
-
20 : 2011/06/19(日) 21:19:04.80 -
マミ「対等に話し合いたいの…」
ほむら「対等?」
マミ「ええ…。これは私のソウルジェム」スッ
マミ「これを」スタスタ
マミ「このベンチの上に置く」
ほむら「…」
マミ「これなら、すぐに変身できないでしょ」ニコ
ほむら「私の…ソウルジェム、もってことかしら?」
マミ「飲み込みが良いのね。そういう事よ」
-
22 : 2011/06/19(日) 21:27:28.59 -
ほむら「……」
マミ「まぁ…。あんな形の初対面じゃね…」
マミ「そうね…。じゃあ、あなたがベンチに近い位置で」
マミ「私は少し離れたところで…」
マミ「これじゃダメ、かな?」
ほむら(これは、巴マミと協力できるチャンスかもしれない)
ほむら(でも、罠ってことも…)
マミ「…。あなたにその気がないなら構わないわ」
マミ「…やはり、話し合いでは無理なのかしら?」
ほむら「むっ…」
-
23 : 2011/06/19(日) 21:31:25.48 -
ほむら「……」
ほむら「わかったわ…」
スタスタ、コト
ほむら「これでいいのね?」
マミ「ありがとう。暁美さんは話が早くて助かるわ」ニコリ
マミ「そうね、私としては…」
………
-
26 : 2011/06/19(日) 21:39:30.92 -
ほむら「そう…。確かに」
ほむら「魔女の恐ろしさ、それを体感すれば」
ほむら「易々とは契約。なんてことにはならないわね」
マミ「ええ。わかってもらえたかな?」
ほむら「それは本心から…」
マミ「…ええ」
ほむら「…」
ほむら「私は、鹿目まどか…美樹さやか」
ほむら「ふたりがキュゥべえと契約さえしなければそれでいい」
ほむら「でも、あなたの言い分を完全信用するわけにはいかない…」
マミ「それは仕方ない事ね…」
-
27 : 2011/06/19(日) 21:45:16.44 -
ほむら「……。」
マミ「まぁ、すぐに信用してくれるなんて。私も思っていないわ」
マミ「これから、少しづつ理解していければ…」
ほむら「…そうね」
ほむら(巴マミ…。巴さん)
ほむら(あの頃の様に…なれるの?)
マミ「…。うぅ!」
ほむら「!?」
-
28 : 2011/06/19(日) 21:48:38.03 -
マミ「イタッ」
ほむら「…どうしたの?」
マミ「うぅー。」バタ
ほむら「!?巴マミ?」
マミ「ご、ごめんなさい…。ちょっと今日は張り切りすぎてしまったようね」
マミ「クラクラ…するわ」
マミ「手を貸してもらえないかしら?暁美さん」
マミ「一人では立てそうに…ないの…」
ほむら「…仕方ないわね」ファサァッ
マミ「」ニヤ
-
30 : 2011/06/19(日) 21:55:13.07 -
ほむら「…。掴まって」スッ
マミ「ええ。ありがとう…」
マミ「暁美さん!!」ガバッ
ほむら「!?。な、なにをするの!?」
マミ「」
モミモミ
ほむら「あ。ちょ、ちょっと…。や、やめ…」
モミモミ、サワサワ
ほむら「あっ…。や…やめて…」
マミ「うふ」
ズキュュュュュュゥゥゥンッ!!ほむら「んんっ!?」
ヌチュ…ヌチュ
マミ「ぷぁー…」
マミ「おいしい♥」
-
32 : 2011/06/19(日) 22:01:41.81 -
ほむら「…一体…どういう」
マミ「わかるでしょ?襲っているのよ。あなたを」ニコ
ほむら「何故なの!?」ペッペッ
マミ「あら…。ショックだわ」
ほむら「答えなさい、巴マミ!」
マミ「こういうのは嫌い?」
ほむら「嫌いもなにも…。」
ほむら「女同士でこんな事」
マミ「あなたはまだ知らないだけ」
マミ「最初は嫌かもしれないわ」
マミ「大丈夫、わかってくるから…」スルスル
ほむら「触らないで!や、やめなさい!」
マミ「暁美さんも戦いの連続で疲れてるでしょ?」
マミ「息抜き…。必要よ」
-
35 : 2011/06/19(日) 22:10:52.93 -
スルスル
ほむら「やめてちょうだい!」ジタバタ
マミ「力は私の方が上みたいね…」
マミ「あら、きつい態度とは裏腹にかわいい下着ね?」
ほむら「やめて…やめて」ウル
ほむら「ここは外よ…。」
マミ「大丈夫よ、夜だもん」
マミ「それに…」
マミ「この方が盛り上がるわ」
マミ「私も初めてよ?外では…。うふふ」チュ
ほむら「んん!!?」
-
37 : 2011/06/19(日) 22:18:29.34 -
マミ「楽になって…」ヌチュ
ほむら「んん!?んん!」
モミモミ、モミモミ
マミ「小さいのね…。でもお姉さんまかせて」
ほむら「んん!!」
マミ「赤くなっちゃって…。ウブねぇ~」クス
サワサワ
マミ「どこがいいかな?」
サワサワ
ほむら「や…め…て」
マミ「無駄口はダメ…」チュ
ほむら「ん…」
ほむら(き、気持ちいい)
ほむら(だ、ダメよ!何をやっているの私は!)
-
39 : 2011/06/19(日) 22:25:48.97 -
マミ「うふ、やっぱりここかな」
スッ、ヌチャヌチャ
ほむら「ぁぁ…」ポロ
マミ「小さい声…。もぅ♥」
マミ「いいの。あなたは頑張っているのよ?」
マミ「力を抜いて…。今は素直に」
ヌチャヌチャ、チュ
ほむら「と、巴…さ、…」
マミ「うふふふ」
-
41 : 2011/06/19(日) 22:32:06.22 -
ほむら「ハァ、ハァ」
マミ「そう…それでいいの」
マミ「休みましょ?今は」
ほむら「……。」
ほむら「…ふ、ふぁい♥」ダラー
-
44 : 2011/06/19(日) 22:41:13.89 -
_マミ宅_
マミ「いやだわ…。興奮しすぎちゃった」
マミ「ヌルヌルしてる」サワサワ
マミ「早くお風呂に入りましょ♪」
QB「ごくろうさま、マミ」
QB「魔女退治の調子はどうだい?」
マミ「いつもどおりよ」
QB「ボクがいなくても大丈夫かい?」
マミ「私が言い出した事よ?鹿目さんに付いていてって」
マミ「場慣れしてるから問題ないわ」
マミ「私、お風呂に入りたいから…。」
QB「そうかい?失礼したね」テトテト
-
46 : 2011/06/19(日) 22:48:41.07 -
まどか「おはよう」
さやか「おはよう」
仁美「おはようございます」
ほむら(!まどか達だわ…)
ほむら(なんでだろう…直視できない)
さやか「お!?あれは転校生」
まどか「ほむらちゃん、おはよう」
ほむら「……。」フイッ
スタスタ
さやか「なんだ?あの態度は」
まどか「き、嫌われちゃったかな?」
さやか「まさか~。こんなにかわいい子を嫌いになれますか!」ダキ
仁美「ああ、なんという事ですの!」
-
47 : 2011/06/19(日) 22:56:01.74 -
さやか「ほほぉ?仁美ちゃんも混ざりたいのかね?」
まどか「あはは、やめてさやかちゃん」
仁美「お、女同士でそんな…」カァ
さやか「…関係ないって!」
さやか「ほれほれ~」
まどか「も、もうやめてよ~♪」
仁美「まぁ…」
マミ「朝から元気ねぇ~」ニコニコ
まどか「あ、マミさん!おはようございます」
仁美「おはようございます」
さやか「…。お、おはよう…ございます」
マミ「うふふ、おはよう」
-
48 : 2011/06/19(日) 23:02:32.62 -
マミ「遅刻しないようにね」
スタスタ
まどか「?さやかちゃん」
仁美「どうかなさいまして、さやかさん?」
さやか「え!?な、なんでもないよ」
さやか「ほら遅刻するぞ!」
まどか「え?でも、まだ…」
仁美「この時間から遅刻は難しいのでは…」
さやか「あれ!?そ、そうだよね!あははは」
まどか「変なのぉ~」
-
50 : 2011/06/19(日) 23:06:33.78 -
_ほーおーかーごー_
さやか「帰りにCD屋に寄ってもいい?まどか」
まどか「うん、いいよ。上条にだね」
さやか「そ!一応ね」
まどか「一応?」
さやか「ああ、なんでもないって!」
仁美「それでは、私は習い事がありますので…」
まどさや「「またね~」」
-
51 : 2011/06/19(日) 23:10:05.12 -
_charlotte戦_
ほむら「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて」
マミ「あら…。でも一人では」
ほむら「問題ない。あなたは見ていてくれればいい…」
マミ「…わかったわ。そこまで言うのなら」
ほむら(いい所を見せないと!)
-
52 : 2011/06/19(日) 23:13:46.92 -
ドッカーン!
ほむら「こんな所ね」
マミ「すごいわ!暁美さん!」
ほむら「と、当然よ…」ホムッ
マミ「うふふ、ドヤ顔もかわいいのね」
ほむら「そ、そうかな…?」
ほむら「は!?からかわないでちょうだい!」フルフル
マミ「とにかく、うまくいってよかったわ」ニコニコ
ほむら「そ、そうね。わ、私は先に失礼するわ!」
シュンマミ「…帰りましょうか」
-
54 : 2011/06/19(日) 23:17:58.94 -
_CDショップ_
まどか「またクラシック?」
さやか「うん」
まどか「たまには違うのなんてどうかな?」
さやか「う~ん。例えば?」
まどか「そうだね~、北の漁場とかどうかな」
さやか「北の漁場?誰の歌?」
まどか「北島●三郎」
さやか「ちゃんと伏せなよ…。芸名みたいになってるよ」
まどか「えへへ」
-
55 : 2011/06/19(日) 23:22:36.61 -
さやか「無難にクラシックにしとくよ」
まどか「ちぇ…。」
さやか「演歌とか、恭介は聞かないんじゃないかな」
まどか「聞かなきゃ良さはわからないよ!さやかちゃん」
さやか「あ、うん…」
まどか「きた~の~」
さやか「恥ずかしいからやめてよまどかぁ」
さやか「でも、たしかにいつも同じじゃダメかもね…」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「演歌じゃないよ」
まどか「むー」プクー
-
57 : 2011/06/19(日) 23:30:25.60 -
_病院_
ガラッ
恭介「やあ、さやか」
さやか「…はい」スッ
恭介「亜麻色の髪の乙女…歌謡曲方…」
恭介「さやかは、僕を苛めてるのかい?」
さやか「え?なんで…」
恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!亜麻色の髪の乙女!!」
恭介「自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて。
しかも同じ曲を!!」さやか「…だって恭介、音楽好きだから」
恭介「音楽好きにも限度があるよ!!」
-
59 : 2011/06/19(日) 23:34:03.43 -
恭介「僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らないんだ」
さやか「そんな…」
恭介「出てってくれよ…」
さやか「…。」
恭介「出てってくれ!!」
さやか「っ!。うぅ」ウル
ダッ
恭介「……。」
-
63 : 2011/06/19(日) 23:44:20.02 -
_マミ宅_
まどか「でねー。さやかちゃんは演歌の良さが…」
マミ「私もあまり聞かないのよね。お勧めとかある?」
まどか「あります!」キラキラ
マミ(ま、眩しい…)
バタン
まどマミ「」ビク
さやか「」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「うぅ…。わーん」ダッ
ダキ
さやか「マミさ~ん」ウグッウグッ
マミ「どうしたの!?美樹さん…」
-
66 : 2011/06/19(日) 23:48:42.31 -
さやか「うぅ」グスッ
マミ「…今は泣いたほうがいいわ」ナデナデ
さやか「わーーん」ギュ
まどか「さやかちゃん」
シー
マミ「今は何も聞いちゃダメ」まどか「…うん」コク
さやか「ひっく、うぅ」
マミ「よしよし」
-
68 : 2011/06/19(日) 23:51:08.49 -
……
さやか「まどか、マミさん、ごめんなさい…」
さやか「いきなり…」
まどか「大丈夫?さやかちゃん」
さやか「ありがとう、まどか」
さやか「少し落ち着けた、かな…」エヘヘ
マミ「ふふ」
-
71 : 2011/06/19(日) 23:54:34.56 -
まどか「上条くんが…」
さやか「うん、もう治らないって…。先生に言われたって…」
マミ「……」
さやか「私、あいつにまた演奏して欲しい!みんなに聞かせてやりたい…」
まどか「さやかちゃん…」
マミ「でも…」
さやか「!。そ、そうだ…。そうだよ!!」
まどか「ど、どうしたのさやかちゃん?」
さやか「奇跡も魔法もあるんだよ…」
さやか「そうでしょ!マミさん!?」ジッ
-
74 : 2011/06/19(日) 23:57:31.83 -
マミ「そうね…。美樹さんがそう望むなら」
マミ「上条君はもとのようになれるでしょうね…」
さやか「私は…叶えたい!この願い!!」
まどか「で、でも…」
さやか「私は構わない!どんなにつらくても」
マミ「鹿目さん…外してもらっていいかしら?」
まどか「マ、マミさん」
マミ「美樹さんと二人っきりでお話がしたいの…」
まどか「はい…。わかり…ました」
スタスタ
ガチャ、バタン。 -
76 : 2011/06/20(月) 00:00:24.57 -
マミ「」スッ
さやか「マミさん…」
マミ「まったく…いけない子」
マミ「どんなにつらい事だかわかってるの?」
さやか「だって…」
ナデナデ
マミ「今はまだ決めちゃダメ…」マミ「もう数日待ちなさい。時間が解決しなかったら…」
マミ「その時は、もうそれしかない。あなたの思うとおりにしなさい」
さやか「マミさん」グス
マミ「休もうか。少しだけ…」
さやか「…うん。」ギュ
-
78 : 2011/06/20(月) 00:02:40.96 -
トボトボ
まどか(さやかちゃん…)まどか(私には何もできないのかな)
QB「まどか」
まどか「キュゥべえ?」
QB「うかない顔をしてどうしたんだい?」
まどか「うん。さやかちゃんが…」
QB「…へぇ」
-
80 : 2011/06/20(月) 00:05:07.15 -
QB「さやかはマミの所に?」
まどか「うん。マミさんが二人っきりで話したいって…」
QB「そうかい」テトテト
まどか「ど、どこに行くの?」
QB「さやかのところさ」
まどか「でも…」
QB「さやかはボクに会いたいはずさ」
QB「決心したなら早い方がいい」
まどか「…」
-
83 : 2011/06/20(月) 00:10:39.12 -
QB「まどかは帰りかい?」
まどか「う、うん。帰りにマミさんの家に寄って」
QB「そうなのかい?でも、鞄をもっていないね」
まどか「あっ…。マミさんの家に忘れてきちゃった…」
QB「ドジだな~。まどかは」
まどか「えへへ」
ガチャ
まどか「すいません、マミさん」まどか「忘れ物…を…?」
さやか「マミさーん!」
マミ「ふふ」
ヌチャヌチャマミ「!。あら…」
まどか「あ、あの…」
QB「どうなってるんだい!?どうなっているんだい!?」!!!
-
88 : 2011/06/20(月) 00:15:06.77 -
さやか「あ!ま、まどか…」
まどか「あ、あの。ごめんなさい!!」
まどか「失礼しました!」
ダッさやか「あ…」
マミ「うふふふ。刺激が強すぎたみたいね…」
さやか「わ、私。どうしよう」
マミ「心配しなくていいの。鹿目さんには私から言っておくから…」
マミ「楽にしていなさい」チュ
さやか「マミ…さん」
QB「マミ!マミ!!これは一体なんなんだい!?」
QB「なんだかわからないけど、じっとしていられないよ!!!?」
マミ「…ティロ・フィナーレ!」
QB「………。」キエップイ
-
90 : 2011/06/20(月) 00:18:59.78 -
まどか(マミさんとさやかちゃん…)
まどか(あ、あれって。その…あれなのかな)カァ
まどか「あっ…。鞄、持ってくるの忘れた…」
まどか(で、でも。戻れないよ~)
まどか「でも、鞄がないと…」
マドマド…
ほむら(…まどか?)
-
91 : 2011/06/20(月) 00:21:21.95 -
………
マミ「鹿目さん?」
まどか「ひゃ!?」
マミ「鹿目さん、こんな所で寝ちゃダメよ」ニコ
まどか「え?マ、マミさん!?」
バサッマミ「毛布まで…。本当にここで寝るつもりだったのかな?」クスクス
まどか「え?あれ?」
マミ「用意がいいのね」
ほむら「…」
-
92 : 2011/06/20(月) 00:21:37.94 -
MMさん「お、大丈夫か?大丈夫か?」
-
93 : 2011/06/20(月) 00:24:05.88 -
マミ「美樹さん、だいぶ落ち着いたわ」
まどか「は、はい」カァ
マミ「…ああいうのは初めてかな。見るの?」
まどか「なんことですか!?」
マミ「あらあら。美樹さんとの事よ?」ニコ
まどか「はわわわ」
マミ「ビックリさせちゃったね…」
まどか「い、いえ…」
-
95 : 2011/06/20(月) 00:28:53.17 -
まどか「そうだ…。私、マミさんの家に鞄を」
マミ「!!。あら…そうなの?」ニッ
マミ「じゃあ…取に行かないとね」
まどか「で、でも…」
マミ「…美樹さんはもう家に帰ったわよ」
マミ「さぁ、行きましょうか」
まどか「は、はい」
スタスタ
ほむら(…)スタスタ
-
97 : 2011/06/20(月) 00:32:29.04 -
まどか「…あった」
まどか(なんだろう…甘い香りがする)
マミ「ねぇ?鹿目さん…」
まどか「は、はい?」ビク
マミ「鹿目さんはどう思う?女同士って…」ニコ
まどか「ええ!?わ、私は、えっと」
マミ「そっか…。気持ち悪いかな?」
まどか「あ!い、いえ!!そんな事は」
まどか「ほ、本人同士が…、いいなら」
-
99 : 2011/06/20(月) 00:35:49.18 -
マミ「そっか。」
スルスル
まどか「マミさん!?な、なにを」
マミ「けっこう綺麗でしょ?肌。ふふふ」
マミ「…鹿目さんにも味わって欲しいの」
マミ「私を…」
ガシッ
マミ「ほら。触ってみて」スッ
まどか「ひゃ!!?」
-
101 : 2011/06/20(月) 00:39:23.33 -
モミモミ
マミ「どう?」
まどか「え、あわわ、あ、あの、」
まどか「私は…いいです!」フルフル
マミ「そんな事言わないで…」
サワサワ
まどか「あ!…うぅ」カァ
マミ「あらあら。鹿目さんは意外におませさんね」
ヌルヌル
マミ「ほら、糸が…」
まどか「そ、そんなとこ触っちゃ…。あぁ!」ビク
-
104 : 2011/06/20(月) 00:43:16.94 -
マミ「うふふふ」
まどか「そ、そんなところ、汚いですよ…」
マミ「じゃあ…綺麗にしてあげないとね」ペロ
まどか「あぅ~。あ、あ♥」
ペロペロ
マミ「どう…かな?」まどか「やめて…マミさん、汚いよ~」
マミ「…そう?じゃ、やめてあげようかな」
まどか「え!?あ…」
マミ「うふふふ。素直じゃないのね」ペロ
まどか「あぁぁぁ」
-
107 : 2011/06/20(月) 00:46:35.27 -
まどか「マミさん。もっと…」ウルウル
マミ「もぉ~。鹿目さんばっかりじゃズルイわ~」ニコ
マミ「私のも、お願いできるかな?」
クパァ
まどか「で、でも…」
マミ「気持ち良くなりたくないの?」
マミ「してくれないなら、終わりにしちゃう?」
まどか「…や、やだぁ」フルフル
まどか「…やります」
マミ「いい子ね…」ナデナデ
レロレロ
マミ「はぁぁ♥上手よ…。あっ!」
ほむら(音しか聞こえない)ポタポタ
-
109 : 2011/06/20(月) 00:51:35.19 -
_数日後_
ピンポーン、ガチャマミ「あら」
さやか「マミさん…」
マミ「そう…。揺るがなかったのね…」
さやか「ごめんなさい!私、どうしても!!」ウル
マミ「美樹さんが決めた事…。もう、何も言わないわ」
マミ「ふふ」ニコリ
マミ「キュゥべえなら鹿目さんの所にいるわよ…」
さやか「マミさん!!」ダキ
マミ「魔法少女の後輩か…。うん、悪くないわね」
タッタッタッ
マミ(そういえば、最近は魔女退治に行っていなかったわ…)
マミ(後輩に格好悪いところはみせられないわ)
マミ「さてっと」スクッ
ガチャ、バタン。
-
111 : 2011/06/20(月) 00:55:09.31 -
スタスタ
マミ「!?…暁美さんね」クル
ザッ
ほむら「…」ほむら「話が違うわ。巴マミ…」
マミ「美樹さんのこと…」
ほむら「二人を魔法少女にしないと、そう言っていたはず!」
ほむら「…なぜなの?」
マミ「美樹さんは自分で…叶えたい願いを見つけてしまったのよ…」
マミ「命を懸けてもかまわない願いを…」
ほむら「しかし…」
マミ「たっぷり…考える時間を与えて、じっくり考え」
マミ「それで決めた事…。止める事はできないわ…」
マミ「暁美さん?あなたの願いも…」
マミ「違う?」
ほむら「っ!?」
-
112 : 2011/06/20(月) 00:58:20.03 -
マミ「受け入れてあげましょう?」
マミ「彼女が後悔しないように…」
ほむら「…っ。」
マミ「約束を破ったのは謝るわ」
マミ「でも、仕方のない事…」
マミ「ね?」
ほむら「わかったわ…」
マミ「ありがとう…暁美さん」ニコリ
-
114 : 2011/06/20(月) 01:01:54.94 -
ほむら「巴マミ。鹿目まどかは…」
ほむら「彼女だけは…」
マミ「…わかったわ…私も協力するわよ」
ほむら「そ、それと…。まどかと…」
マミ「あらあら。そう、知っているのね?」
ほむら「」コク
マミ「怒っているの?」
ほむら「少し…。でも」
ほむら「また。し、してくれるなら」カァ
マミ「…」
マミ「あらあら」ニコ
マミ「いけない子ね。暁美さんは」スッ
ほむら「…」
………
ほむら「ひゃん♥」
-
121 : 2011/06/20(月) 01:07:33.24 -
………
_路地裏_さやか「ここだ」
QB「この結界は、多分魔女じゃなくて使い魔のものだね」
まどか「…」ジー
まどか(なんで生きてるんだろう?キュゥべえ…)
さやか「楽に越した事ないよ。こちとらまだ実戦は初めてなんだから」
QB「油断は禁物だよ」
-
123 : 2011/06/20(月) 01:10:27.10 -
まどか「あ、あのキュゥべえ?」
QB「なんだいまどか?」
まどか「傷(?)大丈夫…なのかな?」
QB「ちょ、ちょっとまどか…」
QB「あの日の事を思い出させないでくれよ」
QB「なんだかわからないけど、体が熱くなってくるんだよ!?」
まどか「え!?あ。ご、ごめん」
QB「ハァハァ…。もう…大丈夫だよ」
さやか「?キュゥべえ…」
QB「さぁ、行こうか」
-
126 : 2011/06/20(月) 01:13:41.64 -
さやか「てぇい!」
ザン、ザン
まどか「あっ、逃がしちゃう」
スタッ
杏子「ちょっとちょっと。何やってんのさ、アンタたち」さやか「!?なんだよ…」
杏子「よく見ろよ、ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ」
さやか「だって、あれほっといたら…」
杏子「ニヘ。だからさぁ、4~5人ばかり食って魔女になるまで待てっての」
杏子「わかるだろ?無駄な事すんなよな」
さやか「見殺しにしろって言うの!?」
杏子「当り前じゃないか」
-
127 : 2011/06/20(月) 01:16:49.03 -
杏子「まさかとは思うけど。やれ人助けだの正義だの」
杏子「そんなマミみてぇな、あまい事考えてんの?」
杏子「あはははは。」
杏子「あいつはおかしいんだよ?あんなの参考にならねぇての」
さやか「おい!」
さやか「…マミさんがなんだって?」
杏子「あ?」
さやか「マミさんがおかしいだって!?」
まどか「さ、さやかちゃん!ダメだよ…」
まどか「同じ魔法少女だよ…?」
-
130 : 2011/06/20(月) 01:20:29.96 -
さやか「なんとか言えよ!?」ダッ
ガキン
杏子「ふん、トーシロが。ちっとは頭冷やせっての」
ブン、バキッ!
さやか「うっ」バタン
スクッ
杏子「おっかしいなぁ。全治3ヶ月ってぐらいにはかましてやったはずなんだけど」
さやか「誰が…あんたなんかに。」
さやか「お前みたいな奴なんか、マミさんの足元にも及ばない!!」
-
133 : 2011/06/20(月) 01:24:41.26 -
ガキーン、ガン、ガン。
まどか「どうして?ねえ、どうして?
どうして味方同士で戦わなきゃならないの?」QB「どうしようもない。お互い譲る気なんてまるでないよ」
QB「でも、どうしても止めたいのなら、方法がないわけじゃないよ」チラチラ
まどか「それって…私が契約すれば…」
マミ「それはダメよ」
まどか「マミさん!?」
杏子「うぜぇ、超うぜぇ」
杏子「そもそも口の利き方がなってないよね?先輩に向かってさぁ」
さやか「はぁ?」
さやか「先輩だぁ!?寝言は寝ながらいいなよッ!」ダッ
杏子「…殴ってもわからねえバカとなりゃあ…後は殺しちゃうしかないよねッ!?」ダッ
-
135 : 2011/06/20(月) 01:29:12.70 -
———。
さやか「え?」
杏子「なっ!?」ザッ
ほむら「……」まどあ「ほむらちゃん…」
さやか「くっ!邪魔するな!」
杏子「何しやがったテメェ!…なっ」
マミ「それぐらいにしてもらえる?その子は私の大事な後輩よ」
さやか「マミさん!」
杏子「くっ。マミ!?」
ファサァッ
ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」ほむら「貴女はどっちなの?佐倉杏子」
杏子「ちっ。三対一かよ…」
-
137 : 2011/06/20(月) 01:32:28.90 -
杏子「さすがにこんな状況じゃ…。今日のところは降りさせてもらうよ」
バッ
マミ「あら、にげられると思って?」
マミ「暁美さん」チラ
ほむら「…」コク
カチッ
ほむら「」ガシッ
カチッ
杏子「!?なっ…なにしやがる!?」
マミ「そのまま、腕を掴んでおいてね」
-
140 : 2011/06/20(月) 01:36:26.89 -
さやか「マミさん!?なにを…」
マミ「おかしい人扱いはあんまりじゃないかしら。佐倉さん?」
杏子「ちっ、聞いてたのか…」
マミ「大事な後輩にこんな事をして…。ただで帰れると思って?」
杏子「なら、どうするんだよ!?」ギリッ
マミ「暁美さん。暴れないようにしていてね」
ほむら「…」コク
ズイッ
杏子「お!?なんだ!やるってのかよ!!」ジタバタマミ「うふふふふ」
ズッキュュュュュュゥゥゥーーーンッ!!!
杏子「んんんっ!!!!??」
まどさや「え!?」
QB「どうなっているんだい!!?どうなんだい!!!!?」!!
-
145 : 2011/06/20(月) 01:40:41.97 -
杏子「なにしや」
チュ
マミ「んん~♥」杏子「んー!んー!!」バタバタ
さやか「マミ…さん?え!?なんで…」
まどか「あっ…。体が…」
マミ「うふ。どう?」
杏子「うえー!!なにすんだ」ペッペッ
マミ「あらあら」
QB「なにが…なんだか!!!」
-
150 : 2011/06/20(月) 01:45:18.40 -
マミ「ハムッ♥」
杏子「ふぁ…。おい耳は…やめ…ろ」
マミ「ふ~ん」
アムアム、ペロペロ
杏子「やめろ!!。はぅあぁぁ!?」ブルブル
さやか「ああ…」カァ
マミ「美樹さん。いらっしゃい…」
さやか「!?…は、はい」
スタ、スタ
-
153 : 2011/06/20(月) 01:49:59.95 -
杏子「ハァハァ…。なんなんだよ!!」
マミ「美樹さんは下をお願いね」
さやか「コイツの…ですか?」
マミ「佐倉さんは根はいい子よ?大丈夫♥」
さやか「ちぇ…。わかりましたよ…」
スルスル
杏子「おいおいおいおい!!!。なぁ、おい!!」ほむら「わ、私は?」ハァハァ
マミ「暁美さんは動かないようにしててね」
チュ
ほむら「ん!…ん~♥」コク -
157 : 2011/06/20(月) 01:52:51.41 -
杏子「冗談だろ!?なにをするきなんだよ!!」ジタバタ
さやか「暴れんなよ…」
マミ「仕方のない子ね」
シュルシュル
マミ「これで、足も動かせないわね」
杏子「やめて!!やめてくれよ!」
マミ「すぐに…良くなるわよ」ニコ
アム
杏子「はぅ…」
-
160 : 2011/06/20(月) 01:56:05.41 -
まどか「マミさん…私も」
マミ「ダ~メ♪危険だから鹿目さんは近づいちゃダメよ」
まどか「で、でも~。体が変なんです…」モジモジ
マミ「あらまぁ。なら…。鹿目さんは自分で、ね?」
まどか「え!?じ、自分で、ですか?」
マミ「大丈夫…見ていてあげるから」ニコリ
まどか「…」
スルスル
ヌチャヌチャ
まどか「…ふぁ~♥」ブルほむら「まどか~」ハァハァ
QB「ほぉーーーーーーーー!?わ・け・が・わ・か・ら・な・い!!」!
-
167 : 2011/06/20(月) 02:01:24.42 -
さやか「マミさんの命令だからな」
さやか「…」アム
ヌチョヌチョ
杏子「あ、あぁぁぁ。」
マミ「」ペロペロ
杏子「あぁ、あぁぁ…♥」ダラー
ほむら「まどか~」
マミ「?あらあら…しょうのない子ね」スッ
サワサワ
ほむら「と、巴さん…」ハァハァ
マミ「もう腕はいいわ」
スッ
マミ「私のお・ね・が・い」 -
168 : 2011/06/20(月) 02:04:24.70 -
まどか「あぁぁ!あぁ♥」ヌチャヌチャ
マミ「あん♥うまくなったわね」ナデナデ
ほむら「」ペロペロ
さやか「」ペロペロ
杏子「ふぁ~♥」
さやか「お、おい転校生…」
ほむら「?」ペロペロ
さやか「私のここ…指でやってくれよ。我慢できないんだよ…」ブルブル
ほむら「なら…あなたもよ。お願い…するわ」
-
169 : 2011/06/20(月) 02:06:09.45 -
まどさや「あぁあ!マミさ~ん♥」
ほむら「まどかぁ~♥」
杏子「はぁぁああ♥」
マミ「ふぁんッ♥」
QB「ピクッピクッ」
………
-
170 : 2011/06/20(月) 02:11:29.53 -
_マミ宅_
ほむら「み、みんなに聞いてほしいことがあるの…」
マミ「どうしたの、まじめな話の様ね」
ほむら「ええ」
ほむら「そ、その前に…」
まどか「前に?」
ほむら「……」
ほむら(いいえ。大丈夫よ!今の巴さんなら…)
ほむら「いえ、なんでもないわ」
さやか「さあさあ、早く話しちゃいなさい!」
-
171 : 2011/06/20(月) 02:14:51.23 -
ほむら「…私は、未来から来たんです。何度も何度も」
ほむら「あなた達と会っては別れてを繰り返してきたの」
ほむら「この一ヶ月をなんどもなんども…」
杏子「あははは。なにそれ?」
杏子「マジで言ってんの」
ほむら「ええ」
杏子「…」
さやか「冗談じゃ…ないのか」
-
174 : 2011/06/20(月) 02:19:29.30 -
マミ「暁美さん、嘘ではないようね。」
ほむら「私は…まどか。あなたを救う。それが私の願いだったの」
まどか「私を救う?」
ほむら「…魔法少女になったあなたは、いずれ世界を滅ぼす魔女になるの」
まどか「魔女に…え?」
マミ「…暁美さん?。くわしく教えてくるかしら」
ほむら「……」
ほむら(大丈夫)
ほむら「ソウルジェムは私達の魂なんです…。魂を抜き取られて、ソウルジェムに」
マミ「……。」
ほむら「ソウルジェムが、戯れを…。魂が燃え尽き時に」
ほむら「ソウルジェムはグリーフシードに変化した後、魔女を生むんです…」
マミ「じゃ、じゃあ!?私達はいずれは魔女になるの…?」
-
176 : 2011/06/20(月) 02:24:08.29 -
さやか「そんな…」
杏子「…は、はは…は…」
まどか「ほむらちゃんなんで、そんな事を」
ほむら「何度もの繰り返しなかで…、キュゥべえに。」
ほむら「インキュベータから直接…」
ほむら「でも。…ソウルジェムが濁らなければ。ま」
マミ「嘘…ではないのね」
スッ…
杏子「お、おい!マミ…」ヒッマミ「そんなのって…」
-
177 : 2011/06/20(月) 02:28:48.07 -
カチャ
マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!」さやか「ダメだよ!マミさん…まだ、きっと」
マミ「救いなんてないの…よ?」
マミ「なら、ここで。私もみんなも!!」
ほむら「…っ」
ほむら(変らないの?これは…)
杏子「くっ…。やめろマミ!」
まどか「マミさんやめて!!」
ガク
マミ「撃てるわけないじゃない…」マミ「みんな…みんな大切なんだもの…」
-
180 : 2011/06/20(月) 02:33:12.40 -
ほむら「と、巴さん…」
マミ「なんて運命なの?…ひどいわ」
ポタポタ
まどか「…」
マミ「ごめんね…。みんな」
マミ「私はもう生きていたくない。希望なんてない、こんな世界!!」
カチャ
マミ「うぅ」グッ
-
182 : 2011/06/20(月) 02:37:06.40 -
さやか「ダメだよ!マミさんが死ぬなんてダメだよ。」
ガシッマミ「離しなさい!!」
さやか「嫌だ!!」
マミ「この先にはなにもないのよ!?生きていたって…」
まどか「…」
スッチュ
まどか「んん…」マミ「!?んー」
杏子「おい…」
-
188 : 2011/06/20(月) 03:01:31.41 -
すまない。さるさんになってた…
————————————————パッ
まどか「そんな事ないよ…」マミ「ふざけないの!!もう」
さやか「…んぅ」
チュ
マミ「んん!?」さやか「マミさんの事好きだもん!!」
さやか「…私達がいるんですよ?」
マミ「だって…だって!」
-
190 : 2011/06/20(月) 03:06:01.49 -
まどか「苦しい時やつらい時、マミさん」
まどか「やさしく包んでくれた…」
まどか「私、マミさんのためならなんでもできる。んっ」
チュマミ「あぁ…。んん、ん」ウル
杏子「へっ、そうだよな。こんな時は、つらい事や」
杏子「先の事なんて忘れよぜ」
モミモミマミ「あぁぁ!うぅー」
杏子「今はいいだろ?」サワサワ
-
191 : 2011/06/20(月) 03:10:02.69 -
プハァ
マミ「魔女になるのよ?怖くないの…」さやか「怖いよ…。先の事…考えると」
さやか「でも、私は大丈夫…。マミさんがいれば…」
アムアム
マミ「…。あっ」
ハァハァほむら「そうね…、これを教えてくれたのはあなた」サワサワ
ほむら「私もあなたがいてくれるなら…」
ほむら「怖くないし頑張れる」
ヌチャヌチャマミ「はぁんっ」
………
マミ「あはぁん♥」
-
192 : 2011/06/20(月) 03:14:46.18 -
スースー、スースー
マミ「……。」
ナデナデまどか「んん」ゴロ
マミ「まったく…。本当にかわいいんだから」
マミ「頑張ろうって、なっちゃうじゃない…」
ほむら「…。」
マミ「あら…。あなたは起きていたの?」
ほむら「はい…」
マミ「心配…掛けちゃったみたいね」
マミ「本当はこんなに弱いのよ?私…」
ほむら「知ってました。」
マミ「そっか…。暁美さんは違う私にも会っているのね」
-
193 : 2011/06/20(月) 03:18:41.97 -
ほむら「私だけじゃないです…」
ほむら「まどかもさやかも杏子も…」
ほむら「みんな気づいてましたよ」
マミ「ふふ…、うふふ」ニコ
マミ「恥ずかしい…わ」
マミ「そっか…。みんなが支えてくれるのね」
マミ「まったく、私は」
マミ「支えてるんじゃなくて、支えられてたなんて…」
ほむら「巴さん」
マミ「…名誉挽回、できるかな?うふふ」
ほむら「もちろん…です」ニコリ
…………
-
197 : 2011/06/20(月) 03:23:17.78 -
_ワルプルギスの夜_
マミ「これが、ワルプルギスの夜…」
ほむら「ええ、そうです」
杏子「へ!正直負ける気がしないんだけど!」
さやか「へぇ~。私もだね!」
マミ「美樹さんと佐倉さんは前線を頼むわ」
マミ「私と暁美さんで援護するわ。いいわね?」
ほむら「…ええ」
杏子「おっし!」
さやか「まかせてくださいよ!!」
マミ「みんなで鹿目さんのところに帰るのよ!」
-
198 : 2011/06/20(月) 03:28:18.86 -
杏子「けっ、思ったより手強いな!
なぁ、さやか!!」さやか「わかってるよ!
油断するなよ!!」マミ「暁美さん!時を」
ほむら「ええ…。でもこれが最後です」
ガシッ、カチッ
マミ「何発でもお見舞いしてあげるわ…」
マミ「百?千?万?…」
マミ「100万発は覚悟してほしいわ♥」
-
199 : 2011/06/20(月) 03:32:33.48 -
QB「まどか!まどか!!」
QB「あれをしないのかい?あれはしないのかい!?」?!?!
まどか「やらないよ。今はみんなが頑張ってるんだもん」
まどか「みんなが無事に帰ってきますように…」
洵子「まどか?どうしたんだ。そんな怖い顔して…」
まどか「ママ。私、みんな…無事に」
まどか「…もとの生活戻れるように祈ってるの」
洵子「ああ、早くおさまってほしいな…」
まどか(みんな。絶対に戻ってきてね)
ティロ
—フィナーレ!—
-
214 : 2011/06/20(月) 07:51:46.36 -
翌日
_マミ宅_マミ「はいっ」スッ
マミ「みんな、よく頑張ったわ」
杏子「ふー。」ズズ
ほむら「やっと…。やっと」グスッ
さやか「ほいほい、ふぁくなほ」モグモグ
マミ「食べながら喋らないの」
まどか「おいしい~」モグモグ
-
215 : 2011/06/20(月) 07:54:14.02 -
杏子「あたし達さ…。これからどうすっかな」
ほむら「…。」
ほむら「私は、これ以上なにも望まないわ」
さやか「そうだね…。あれを倒してハッピーエンドって
わけじゃないんだよね…」マミ「なぁに?もぉ~」
マミ「ハッピーエンドよ?なぁに言ってるの」
-
216 : 2011/06/20(月) 07:57:15.63 -
マミ「無邪気でいじっぱり」
マミ「のクセに甘えん坊な佐倉さん」
モジモジ
杏子「な!?な、なにを言ってんだよ」マミ「頑張りやでいつも明るい」
マミ「でもちょっと抜けてる美樹さん」
さやか「えへへ。マミさんに言われると照れるな~」
まどか「マミさんマミさん、私は?」
マミ「うふふふ」
-
217 : 2011/06/20(月) 08:01:38.00 -
マミ「鹿目さんはみんなの人気者」
まどか「え~。それはマミさんだよ~」
マミ「そんな事ないわよね、暁美さん?」
ビクッ
ほむら「え~と、あ、あの…」ほむら(決められない…)
マミ「…暁美さんのおかげでみんな、ここまでこれた」
マミ「みんながいれば、それだけで幸せ、私は…」
マミ「ありがとうね。ほ・む・らちゃん?」ニコリ
ほむら「ほむっ!?はわわわわ」
杏子「あははは。なんつー顔してんだよ」
さやか「意外な一面?ってね、ははは」
まどか「かわいいな~ほむらちゃん」
-
219 : 2011/06/20(月) 08:05:44.29 -
マミ「ホント。食べちゃいたいくらいにね」
ほむら「私はか、構いません」
スルスルマミ「…。冗談だったのに~」
マミ「その気になっちゃったわ」スッ
杏子「ついていけないぜ」モグモグ
ピクッ
マミ「あらあら」ハムッ♥
杏子「あひゃ~」マミ「ん?ここがいいのかなー」
-
221 : 2011/06/20(月) 08:09:07.45 -
さやか「ずるい!」ダキッ
マミ「きゃっ」
さやか「いつまでも受けじゃないですよ~。私は!」
マミ「…やさしく、してねhearts;」
さやか「!!?は、はい!」ドキドキ
杏子「なんだそりゃ…。ん~」
まどか「わ、私はダメ、ですか?」
マミ「うふふふ。いらっしゃい」
まどか「わー。マミ」ダキッ
ギュー
まどか「ん~hearts;」 -
222 : 2011/06/20(月) 08:10:02.31 -
さやか「ずるい!」ダキッ
マミ「きゃっ」
さやか「いつまでも受けじゃないですよ~。私は!」
マミ「…やさしく、してね♥」
さやか「!!?は、はい!」ドキドキ
杏子「なんだそりゃ…。ん~」ブル
まどか「わ、私はダメ、ですか?」
マミ「うふふふ。いらっしゃい」
まどか「わー。マミ」ダキッ
ギュー
まどか「ん~♥」 -
224 : 2011/06/20(月) 08:14:47.26 -
マミ「うふふふふ」
ほむら「…」
マミ「あなたも、おいで」
ほむら「」コク
ダキッ
ほむら「マ、マミさ…ん」テレマミ「あらら。惚れちゃった?」ニコリ
まどさや「マミさん!」
ほむら「と…マミさん」
杏子「マミ!」「大好き!!」
チュ
マミ「かわいいっ♥」完結
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