-
1 : 2011/07/31(日) 22:31:18.30 -
まどか「え、なんでマミさんが居るの…?」
さやか「いや~、来る途中に偶然さ」
マミ「うふふ、鹿目さんこんにちは」
まどか「…はぁ、こんにちは」
さやか「マミさん、特に用事もないみたいなんだって。だからさ、
マミさんも一緒にどうかなって話してたんだ」まどか「え!? マミさんも来るの……?」
さやか「ん? そうだよ。二人より三人の方が楽しいって!」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1312119078/
-
4 : 2011/07/31(日) 22:44:18.47 -
まどか「えぇ…、さやかちゃんとがいいんだけど」
さやか「どした? まどか」
まどか「だって先輩と一緒とかだと…」チラッ
マミ「………」
さやか「そんな事ないってマミさんは」
まどか「………」
まどか「わたし、帰るね」ガタッ
-
8 : 2011/07/31(日) 22:51:33.49 -
さやか「え!? ちょっと、まどか」
まどか「ごめん…」
マミ「ああ! 今日は用事があったんだったわ!」
さやか「はい? え、マミさん?」
マミ「美樹さん誘ってくれてありがとう。でも、ちょっと、無理みたい」
マミ「うっ」タタッ
さやか「あ、ちょっとマミさん!?」
-
9 : 2011/07/31(日) 22:54:34.55 -
まどか「マミさん、帰っちゃったね?」
さやか「う、うん」
さやか「………。まどか、今日はやめとく?」
まどか「え!? どうして?」
さやか「だってまどか。さっき帰るって…」
まどか「ヤダな~、冗談だよ」ウェヒヒ
まどか「さやかちゃん! まずは買い物行こうよ」
-
11 : 2011/07/31(日) 22:58:36.99 -
—婦人服売場—
さやか「これなんていいんじゃないかな?」
まどか「わー、かわいいね~」
さやか「お!? これもかわいくない?」
まどか「えぇ、ちょっと派手すぎるよ」
さやか「そうかも…、マミさんなら似合うんじゃないかな?」
まどか「ないない」
さやか「………」
-
15 : 2011/07/31(日) 23:03:44.72 -
まどか「さやかちゃんさやかちゃん! 水着も見て行こうよ」
さやか「水着?」
まどか「うん! 今度の休みにみんなでプールに行こうよ」
さやか「いいね! 暑いしナイスアイディアだよまどか」
まどか「えへへ」
さやか「プールならナンパの心配も少ないしいいね」
まどか「もぉ~、さやかちゃんには上条君がいるのに」
-
18 : 2011/07/31(日) 23:08:28.94 -
さやか「あたしじゃなくてマミさんの事だって」ニヒヒ
まどか「はぁ……」
さやか「マミさん、絶対ナンパされちゃうよ。美人だしスタイルいいし」
まどか「そうだね、軽い女だからホイホイ付いて行っちゃうね」
さやか「そうそう♪ ………え?」
まどか「どうせ、破廉恥な水着で目立とうとするよね~」
まどか「マミさんは♪ ……本当、見境なくて恥ずかしくないのかな?」
さやか「………」
-
19 : 2011/07/31(日) 23:13:08.77 -
まどか「でさ~、わたしやさやかちゃんの事笑ってるんだよ」
まどか「お子様ね~って。やだやだ」
さやか「……まどかさん?」
まどか「プールやめとこったか…さやかちゃんも嫌でしょ?」
さやか「いや、あたしは嫌じゃないんだけど」
まどか「そっか! マミさんに内緒で行けばいいんだよね」
-
20 : 2011/07/31(日) 23:15:46.62 -
まどか「なら、ほむらちゃんを」
さやか「なぁ? まどかはマミさんの事、嫌いなの?」
まどか「うん♪」
さやか「な、なんでさ!? マミさん、あたし達にすっごい優しいのに」
さやか「お菓子やケーキご馳走してくれたり、勉強教えてくれたり…」
さやか「何が嫌なの?」
まどか「え~、顔かな?」
-
21 : 2011/07/31(日) 23:19:33.76 -
さやか「顔?」
まどか「常に偉そうで嫌でしょ? 『どう? 私すごいでしょ』みたいな
ドヤ顔とかホンットに気に障るよね~?」さやか「いやいやいや! マミさん、そんなつもりないって」
まどか「……じゃあ、性格かな」
さやか(じゃあって何?)
-
22 : 2011/07/31(日) 23:23:43.23 -
さやか「性格?」
まどか「そうだよ。いろいろと嫌いだな~わたし」
さやか「………」
まどか「水着はやめとこ」
まどか「さやかちゃん、他のお店行こうよ」グイッ
さやか「ああ。うん」
-
24 : 2011/07/31(日) 23:27:12.51 -
ほむら「あら、奇遇ね」
まどか「ほむらちゃんだ~♪」ダキッ
ほむら「ふふ、まどかは元気ね」
さやか「あんたも買い物?」
ほむら「ええ、そうよ」
まどか「わたし達もなんだ~、一緒に行こうよ」
ほむら「私は構わないわ(寧ろ望むところよ)」
さやか「え? 転校生も…」
-
29 : 2011/07/31(日) 23:32:24.30 -
ほむら「何か問題でもあるのかしら?」
さやか「い、いや。ないけど…」
まどか「変なさやかちゃ~ん♪」
ほむら「そういえば、先ほど巴マミに会ったのだけど」
さやか「マミさん? あれ? 帰るって言ってたのに…」
ほむら「…デパートの入り口で見掛けたのだけど」
まどか「えぇ~、付けて来てるのかな…気持ち悪いね」
-
33 : 2011/07/31(日) 23:37:18.04 -
ほむら「まどか?」
まどか「でも、ほむらちゃんが居るから大丈夫だよね?」
ほむら「大丈夫? よくわからないわ」
まどか「だってストーカーだよこれ!
だからほむらちゃんが守ってくれるよねって」さやか「まどか! マミさんはそんな人じゃないよ!!」
まどか「……じゃあなんで付けて来てるの?」
さやか「なんでって…用事があったんだよ、ほら? 買い物とか…」
-
36 : 2011/07/31(日) 23:41:41.69 -
まどか「そうかな~? どう思う? ほむらちゃん」
ほむら「そうね…、買い物って感じではなかったわね」
さやか「デタラメ言わないでよ! マミさんがなんで付けたりするんだよ!」
ほむら「……。私は付けているとは言っていないわ」
ほむら「ただ、誰かを探している様ではあったわね」
まどか「うわー、最悪だね…」
-
40 : 2011/07/31(日) 23:47:21.50 -
ほむら「…ねぇまどか? さっきから何を言ってるの」
まどか「何でもないよ~」ダキッ
ほむら「そ、そう///」
さやか「…まどかがさっきから、マミさんの悪口ばっか言うんだよ」
ほむら「巴マミの?」
-
44 : 2011/07/31(日) 23:54:08.40 -
まどか「本当の事なんだもん」
ほむら「巴マミが貴女に何かしたの?(巴さんってそんな人だったかしら…)」
まどか「いろいろね♪」
さやか「まどか、なんで? なんでそんな事言うんだよ…」
-
51 : 2011/07/31(日) 23:58:03.53 -
まどか「ほむらちゃんはわかるよね~?」
まどか「ほら、これだよ~」
ほむら「ああ…なるほど」
さやか「はぁ!?」
ほむら「それなら、巴マミが悪いわね(まぁ、あの人はそういうの嫌いよね)」
さやか「訳わかんない!? なんなんだよあんた等!」
-
57 : 2011/08/01(月) 00:03:05.11 -
まどか「さやかちゃん、今日は楽しく遊ぼうよ」
まどか「マミさんの事はどうでもいいよ」
さやか「……どうでもいい?」
ほむら「美樹さやか、貴女が気にする必要はないわ」
ほむら「これは、まどかと巴マミの問題よ」
さやか「………」
-
60 : 2011/08/01(月) 00:12:47.14 -
飲食コーナー
まどか「おいしい~♪」モグモグ
さやか「………」モグモグ
まどか「ねぇねぇ、さやかちゃんの一口ちょうだい」
さやか「…ん」スッ
まどか「わ~、わたしもこれにすればよかったな~」パクッ
ほむら「…美樹さやか、まだ気にしてるの?」
さやか「静かに食べたいだけだよ。二人で喋ってていいよ」
-
64 : 2011/08/01(月) 00:19:29.98 -
ほむら「私が奢るわ、何か食べる?」
さやか「いいよ…」
まどか「も~、さやかちゃんったら」
さやか「………」
スタッ
マミ「ふ、二人とも奇遇ね。暁美さんも」ニコリまどか「うわ…」
ほむら「…」コクッ
さやか「マミさん!」
-
65 : 2011/08/01(月) 00:24:40.39 -
マミ「ぐ、偶然ね。あなた達を見つけてね」
まどか「偶然って…、付けてたんですよね?」
マミ「え!? そ、そんな事は…」ドキッ
まどか「ほむらちゃんが見てたんですよ」
マミ「…」チラッ
ほむら「ええ(巴さん、ごめんなさい。知らなかったので…)」
マミ「あ、あのね! 付けてたとそんなんじゃないの!」
まどか「いい訳とか…」
-
67 : 2011/08/01(月) 00:27:40.33 -
まどか「二人とも行こ!」グイッ
さやか「ま、待って!」グッ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「マミさん! 何か用事があるんですよね? あたし達に」
マミ「え、ええ、その…」
ほむら「…巴マミ、無駄な事はやめた方がいいわ」
マミ「無駄?」
ほむら「貴女は拒否したのでしょう?」
-
69 : 2011/08/01(月) 00:32:14.44 -
ほむら「まどかにとってはそれだけが真実なの」
ほむら「一緒にいたいなら。受け入れるべきよ」
マミ「!? ……あ、貴女は?」
ほむら「見てわかるでしょ? そういう事よ」
マミ「そんな…、暁美さんは鹿目さんのクラスメイトでお友達でしょ?」
マミ「貴女まで、そんな……。美樹さんもなの…?」
さやか「へ?」
ほむら「彼女は違うみたいね」
-
72 : 2011/08/01(月) 00:38:11.77 -
さやか「なになに? なんなんですかマミさん?」
まどか「やめて! さやかちゃんは関係ないんですよ!?」
まどか「マミさん、あっち行っててください!」
マミ「私はダメなの? ただ、一緒にいたいだけなのに…」
まどか「なら、わかりますよね? その気になったんなら、後で家に来てくださいよ」
マミ「ダメよ。だっておk」
まどか「うるさーい! さやかちゃんは関係ないの!!」
まどか「向こう行って!!!」
-
77 : 2011/08/01(月) 00:47:18.83 -
マミ「か、鹿目さん…」
まどか「もお!! ぶたれないとわからないんですか!?」
ほむら「だ、ダメよまどか。それはやめておきましょう」
ほむら「きっと彼女もわかるはずだから…」
ほむら「巴マミ!、貴女は諦めた方がいい」
マミ「でも…」
まどか「!? このっ!!」
さやか「お、落ち着いてよまどか」アタフタ
まどか「さやかちゃんが言うなら…」
-
79 : 2011/08/01(月) 00:50:58.93 -
まどか「でも、マミさんは消えてください」
マミ「ねぇ、話し合えないのかしら?」
まどか「消えてください」
マミ「………」スタスタ
さやか「あ、マミさん! 待ってよ!」タタッ
まどか「!? さやかちゃん」グイッ
さやか「ちょっ、まどか離して」
-
81 : 2011/08/01(月) 00:55:33.21 -
まどか「ダメだよ。今日はさやかちゃんと遊ぶ日なんだもん」
まどか「次はどこに行く?」
さやか「ごめんまどか! あたしマミさんと話したいの」
ほむら「美樹さやか、それはダメよ」
さやか「なんでだよ? あんな悲しそうな顔したマミさんほっとけないよ」
ほむら「貴女はいいの。私が行くから」
さやか「あたしが話したいの! まどか離して、頼むよ」
-
82 : 2011/08/01(月) 00:58:17.28 -
ほむら「私が行くわ。貴女はここに居なさい」スタスタ
さやか「おい!」
まどか「ほむらちゃんに任せようよ…。ね?」
さやか「あいつじゃ…」
まどか「今日、楽しみだったんだよ? わたし。行かないでよ」グスッ
さやか「!? わ、わかったよ…」
-
85 : 2011/08/01(月) 01:05:45.39 -
夕暮れ
まどか「今日は楽しかったね~」ウェヒヒヒ
さやか「転校生…帰ってこなかったけど」
まどか「気にしない気にしない♪ 学校で会えばわかるよ」
さやか「…そうだね」
まどか「じゃ、帰ろ!」ダキッ
さやか「あたし、帰りにマミさんの家に寄ってきたいんだけど」
まどか「そうなの? じゃあ先に帰った方がいいのかな…」
まどか「できれば一緒に帰りたいな~って、えへへ」
さやか「…悪いね、また明日」
まどか「残念…うん! 学校でね」
-
89 : 2011/08/01(月) 01:16:47.62 -
ほむら宅
ほむら「そこで大人しくしていて」
マミ「なんのつもりなの!?」
ほむら「まどかの事はほうっておきなさい。貴女はお節介過ぎるわ」
マミ「暁美さんは可笑しいと思わないの?」
マミ「わたしと寝てくれるならお友達ですって!」
ほむら「まどかにとってはそれが普通なの。諦めて…」
ほむら「え!?(私の時はお友達料金だったのだけど)」
マミ「くっ。話にならないわ」
マミ「暁美さんは鹿目さんに身体を売ったのね? …汚らわしい」
ほむら「………え!?」
-
90 : 2011/08/01(月) 01:17:01.01 -
ああ、確かに「おかしい」ともとれるか
おかしいだったらレズ展開か! -
99 : 2011/08/01(月) 01:22:03.29 -
ほむら「な、何を言ってるの?」
マミ「汚い、汚いわ…。私だってみんなと仲良くしたいのに」
マミ「中学生でそんな事…」
ほむら「え、あの、え?」
マミ「喋らないで! 貴女も穢れているのね」
ほむら「待って!」
マミ「ひっ、来ないで! 近づかないで!」
ほむら「待ってよ!」
-
101 : 2011/08/01(月) 01:24:32.78 -
ほむら「話を聞きなさい!」
マミ「私は嫌よ! そんな趣味はないわ!」
ほむら「ええい! いいかんげんにして!」
マミ「ああ、私のソウルジェム」
マミ「な、何をするつもりなの…」ガクブル
-
107 : 2011/08/01(月) 01:30:10.20 -
まどか「さやかちゃんは可愛いな~」
タツヤ「さやか? ねぇたん」
まどか「さやかちゃん、可愛いよね~」ニコッ
まどか(もっとさやかちゃんと遊びたいな~)
まどか(でも、さやかちゃんを見てると一緒に〇〇〇したくなるけど)
まどか(でさやかちゃんとはまだ、お友達でいたいの)
まどか(もっと先、将来を考える年頃になったら)
まどか「ウェヒヒヒヒ」
タツヤ「えへへへへ」
まどか(お金はほむらちゃんで夜はマミさんで完璧だね)
-
114 : 2011/08/01(月) 01:34:58.66 -
マミ「暁美さん…痛くしないでね」ウルッ
ほむら「しないわよ! やめてよね!」
マミ「え!? そうなの…」
ほむら「厭らしい…何を考えてたのかしら」
マミ「っ///」
-
116 : 2011/08/01(月) 01:39:14.47 -
マミ「じゃあ、私をどうしたいの?」
ほむら「どうもしないわ」
マミ「貴女は身体目当てではないのね…」
ほむら「当たり前です!」
マミ「ほっ」
-
118 : 2011/08/01(月) 01:44:32.76 -
マミ「お友達料金ですって?」
ほむら「ええ、まどかから…」
___________________
ほむら「お友達料金?」まどか「そうだよ、お友達になるにはね、お金がいるんだよ?」
ほむら(え? そうだったの。友達作りをあまり試してなかったから知らなかったわ)
ほむら「ええ、もちろん知っているわ」キリッ
まどか「ほむらちゃん! さっすが~」ウェヒヒヒ
___________________
ほむら「っと」マミ「………」
-
122 : 2011/08/01(月) 01:51:35.32 -
マミ「暁美さん…貴女の将来が心配だわ」
ほむら「ほおっておいて」
ほむら「まどかは貴女にはなんて言っていたの?」
マミ「…私には」
___________________
まどか「マミさん、わたし、疲れちゃったんです」マミ「どうしたの?」
まどか「お友達って身体の関係をもって始めて友達になるものなんですよ?」
マミ「か、身体の関係!?///」
まどか「はい、わたしはマミさんとお友達になりたいんですよ~
焦らされるのはつらいし疲れるんです」まどか「もう、いいですよね?」
マミ「ダメよ。私の高貴な身体は佐倉さんの物なの…。そう教会で誓ったの」
まどか「ええ…。わたしとは嫌なんですか?」
マミ「そうじゃないわ! だって…」
___________________
マミ「っと」ほむら「同類じゃない!?」
-
123 : 2011/08/01(月) 01:53:38.87 -
さやか「流石にこれはねぇわ」
と同じ人か? -
126 : 2011/08/01(月) 01:56:53.48 -
マミ「と、とにかく鹿目さんは何を考えてるのかって事よ!」
ほむら「ええ…そういう事にしておくわ」
マミ「他の人には言わないでよ///」
ほむら「ええ」
ほむら(巴さんがすごく遠くの人に感じるわ)
ほむら(まあ、私もまどかと寝たいから同類なのだけど)
-
129 : 2011/08/01(月) 02:01:13.95 -
マミ「暁美さん、お金は大丈夫なの? 一人暮らしつらくないの」
ほむら「心配無用よ。魔法でなんとでもなるわ」
ほむら「そういえば、貴女も一人暮らしよね?
どうやって稼いでるのかしら?」マミ「親戚の人が最低限は…」
マミ「その他は、その…杏ちゃんが///」
ほむら「はぁ、そうですか…」
-
133 : 2011/08/01(月) 02:06:02.74 -
マミ「これからどうしましょうか?」
マミ「鹿目さんの説得をして」
ほむら「その必要はないかもしれないわ」
マミ「なぜ?」
ほむら「貴女には佐倉杏子がいて、さらに親戚もいるのよね?」
マミ「え!? ええ」
ほむら「そして私は身体の関係程度なら我慢できるわ」
マミ「ま、まさか…」
ほむら「ふふふ」
-
136 : 2011/08/01(月) 02:11:03.86 -
ー学校ー
まどか「さやかちゃん! おっはよ~」ダキッ
さやか「おはよう。なんか立場が逆転してない?」
まどか「えへへ。そうかな?」ギュゥッ
仁美「あわわ///」
さやか「勘違いしないでよ仁美!」
まどか「勘違い? もぉ~」
-
137 : 2011/08/01(月) 02:14:30.87 -
さやか「転校生は…来てるみたいだね」
まどか「ん~? そうだね~」ニコッ
さやか(歩き難いな)
さやか「おはよう、転校生」
ほむら「むふふふ」
さやか「お~い」
ほむら「!? 美樹さやか? にまどか!?///」
さやか「?」
-
138 : 2011/08/01(月) 02:19:56.76 -
さやか「マミさんっと何を話してたの?」
ほむら「ああ、もう解決するわ。安心しなさい」
さやか「はぁ?」
まどか「説得してくれたの? ほむらちゃん」
マミ『そういったところね。美樹さん、心配かけてごめんなさい
鹿目さんも…』さやか『マミさんがそう言うなら』
まどか『わたしはいいですよ~。わかってくれれば♪』
-
142 : 2011/08/01(月) 02:29:03.79 -
まどか「ええ~、つまりマミさんがお友達料金で
ほむらちゃんが身体でって事なの~?」ほむら「そうよ」
マミ「問題ないわよね…?」
まどか「ほむらちゃんか~」ジロジロ
まどか(困ったな~。ほむらちゃんにはかわいそうだけど、物足りないかな)
まどか(マミさんはさやかちゃんに近いからこそなんだよね)ジー
マミ「な、何?」ドキッ
-
144 : 2011/08/01(月) 02:33:07.68 -
ほむら「私は今夜からでも構わないわよ? 一向に構わないわ」
まどか「う~ん」ジロジロ
マミ「鹿目さん…?」タジタジ
まどか(それにマミさんなら主導権を握れると思うけど)
まどか(ほむらちゃんはどうだろ?)
まどか(あ!? さやかちゃんはどっちなんだろう?)
まどか(されるのがいいのかな? するのがいいのかな?)
さやか「長いな、いつまで話してるんだろう…」
-
147 : 2011/08/01(月) 02:37:24.98 -
さやか「気になるわ~」
まどか「難しい…」
ほむら「まどか、悩む必要はないと思うわ」
ほむら「そう、悩む必要なんてないのよ?」
まどか「ちょっと待ってよ~」
ほむら(なぜ悩むの? 私ではダメなの…)
-
148 : 2011/08/01(月) 02:41:03.08 -
ほむら「確かに巴マミには及ばないわ…それはわかってる」
ほむら「でもね? まどか、無理なのよ」
マミ「暁美さん?」
ほむら「まどか! よく聞いて」
さやか「おっ? なんだか盛り上がってますね~」
ほむら「巴マミには婚約者がいるの! だから貴女の望みは叶わないのよ!」
まどか「婚約者……?」
マミ「暁美さん!?」
さやか「oh………」
-
150 : 2011/08/01(月) 02:45:00.76 -
マミ「暁美さん…///」
ほむら「わかってもらえたかしら?」
まどか「ホントかな~? 証拠でもあるの」
ほむら「これを見なさい」スッ
マミ「え!? 私の携帯電話?」
ほむら「この着信履歴とメールを見なさい」
まどか「全部同じ人からだ…」
ほむら「それと、この録音されている音声を聞いて!」
マミ「や、やめて!///」
-
151 : 2011/08/01(月) 02:49:02.97 -
恥ずかしいので省略!
まどか「うわ…マミさんはガチなんですね(わたしもそうだけど)」
ほむら(私もガチよ)
杏子(あたしも本気だよ)
マミ「うん…」ウルッ
さやか「女の人の声だったんですけど…」
-
153 : 2011/08/01(月) 02:53:36.86 -
マミ「シクシク」グスッ
さやか「え? マミさんってレズ? なの」
さやか「なんだかな…」
まどか「仕方ないっか…」
ほむら「そう、仕方ないのよ。まどか」
まどか「妥協しなきゃダメなの?」
ほむら「そうよ! 私で我慢しするのよ! 今夜私の家でいいわね!?」
さやか「うおぉぉおお!? まどかが危ない!」ダダッ
-
154 : 2011/08/01(月) 02:56:54.65 -
まどか「うん…」
さやか「転校生! まどかに近づくな!!」バッ
ほむら「美樹さやか!? 校庭で待っているように言ったはずよ」
さやか「気になって見にきたんだよ!」
さやか「そしたらなに? あんた何考えてんの!?」
さやか「まどかはノーマルだぞ! あんたとは違うの!!」ギュ
まどか「はぁ~ん」ドキドキ
-
157 : 2011/08/01(月) 03:00:10.49 -
さやか「まどか、どうかしたの?」
まどか「ううん///」
ほむら「!? まどかから離れなさい!」プルプル
さやか「そうはいかないね! マミさんもレズだっていうし…」
マミ「あぅ。私は」
さやか「こんな所にまどか一人は危険すぎる!」
まどか(カッコイイ///)
-
158 : 2011/08/01(月) 03:02:36.67 -
さやか「行くよ」グイッ
まどか「うん///」
ほむら「ま、待ちなさい」
さやか「ふん!」タタッ
ほむら「そんなのって…」
ほむら「酷い、酷いわよ」ガクッ
マミ「暁美さん、酷いわ…」ガクッ
-
161 : 2011/08/01(月) 03:07:28.72 -
わたし、さやかちゃんだけでいいや
カッコイイわたしの王子様♪さやか「マミさんがあんなだったなんてね」
さやか「まどかごめんね。気づいてあげられなくて」ナデナデ
まどか「? 気にしてないよ(わ~い)」ニコニコ
さやか「ありがとう、まどか」
さやか「今度、困ったことがあったら、このさやかちゃんに何でも言ってよ」
さやか「なんてったってまどかの親友ですからね!」
まどか「うん!(親友か…)」
-
163 : 2011/08/01(月) 03:12:07.22 -
マミ宅
マミ「もしもし」
マミ「元気? こっちは順調よ」
マミ「うん、うん。大丈夫よ無理はしないわ」
マミ「でも、なるべく帰って来てね? 一人は寂しいわ」
・
ほむら宅ほむら「せっかくお金払ったのに」
ほむら「こんなの許せないわ!」
ほむら「…まどかの美樹さやかに対するあの態度…」
ほむら「まさか!?」
-
165 : 2011/08/01(月) 03:17:36.43 -
まどか「女同士って変なのかな?」
さやか「どうしたの!?」
まどか「ううん。マミさん達を見てたら別におかしくないかなって…」
さやか「それはおかしいって」
まどか(うう、さやかちゃんは嫌なのかな…)
さやか「あたしはこれから恭介のお見舞いに行かなきゃいけないんだけど」
さやか「送ってった方がいい?」
まどか「ああ…上条君、ね」
まどか「今日は、送って欲しいかなって」チラッ
さやか「なら、まどかを送ってからだね。行こ」
-
166 : 2011/08/01(月) 03:22:07.91 -
まどか(そっかさやかちゃんは上条君が好きなんだよね)
まどか(女同士も嫌だろうし…。わたしどうしたらいいの)グスッ
さやか「なな!? まどか?」
まどか「大丈夫…なんでもないよ」
さやか「……」
さやか(まったく、マミさんと転校生は)
さやか「ほら、手」スッ
まどか「え?」
さやか「不安なんでしょ? 繋いであげるよ」ニコッ
まどか「ありがとう、さやかちゃん」ギュッ
さやか「友達だろ?」ギュッ
-
282 : 2011/08/01(月) 17:13:06.12 -
杏子「まったく、あの寂しがりには困っちゃうねw」
QB「マミの事かい?」
杏子「そうそう。マミって言ったかなw」
杏子「アタシなんて、名前さえ禄に憶えていないのにさ」
杏子「…最近なんてずっと会ってないのに」
杏子「なんで憶えてるんだよ。あんな約束」
QB「? 君はマミが嫌いなのかい?」
杏子「…そんな事はないさ」
-
287 : 2011/08/01(月) 17:20:52.29 -
杏子「アタシは唯さ…自分とそっくりでかわいそうだなって」
杏子「だからずっと一緒に居てやるよって。変な意味はなかったんだよね…」
QB「つまりマミが勘違いしてるって事になるのかい?」
杏子「そうとも言えるけど。今は違うかな…」
QB「どう違うんだい?」
杏子「ん?」
QB「よくわからないよ」
杏子「わかんなくていいんだよ」
-
288 : 2011/08/01(月) 17:26:37.51 -
杏子「やめやめ! お前に話してもしょうがねぇし、告げ口もされたくないからな」
杏子「ほら、使い済みだ」ポイッ
QB「おっと」キュップイ
杏子(後で寄るさ)
杏子(もう何も、持ってたくなかったんだけどな)
杏子「…くれるって言うんだから。もらっておくよ」
-
292 : 2011/08/01(月) 17:38:05.01 -
マミ(私だって馬鹿じゃないし、鈍感でもない。それに、寂しさなんて人にみせるものじゃない)
マミ(…佐倉さんが傍にいてくれるのは、私が可哀想で慰めてくれてるだけだって)
マミ(わかってるし、わかってた…)
マミ(佐倉さんの前では馬鹿な子を演じてた方が、仲良くなれる気がしたから…)
マミ「やり過ぎだった?」
マミ「うふふ。寄ってくれなくなっちゃったわね」クスッ
-
293 : 2011/08/01(月) 17:46:27.16 -
・
さやか「調子はどうなの?」恭介「かわらずだよ」
さやか「そっか…なかなか。治らないんだね」
恭介「はは……、そう簡単にはいかないよ」
さやか「…恭介、入院生活は退屈でしょ?」
さやか「何か欲しい物とかある? あたしにできる事なら遠慮しないで言ってね」
恭介「ありがとうさやか。僕は君や、みんなが来てくれるだけで嬉しいよ」
さやか「そ、そう…?///」
恭介(ついでに言うと、僕の上で上下運動してくれるともっといいよ)
恭介「なんてね」ボソッ
-
297 : 2011/08/01(月) 17:55:07.67 -
さやか「それなら、毎日来てあげようか」モジモジ
恭介「毎日? ほんt」
さやか「じょ、冗談だよ…」エヘヘ
恭介「そっか…。ははは」
さやか「ねぇ、あの花は? 前に来た時にはなかったけど」チラッ
恭介「ああ、あれか」
恭介「志筑さんだよ。この病院に知り合いが入院してるんだってさ」
恭介「それで、僕の事を思い出してくれて。花をさ」
さやか「…仁美は気が利くからね」
-
299 : 2011/08/01(月) 18:01:21.53 -
さやか「仁美に手を出すなよ~」
恭介「まさか…。話した事さえあまりないんだ、僕には無理さ」
さやか「人気者だから後々怖いぞ~」
恭介「わかったって、しつこいなさやかは」
さやか「まあね。友達の貞操は守らないといけませんから」ニヤッ
恭介「僕は何もしないよ」
-
301 : 2011/08/01(月) 18:08:22.17 -
・
ほむら「間違いないわ! まどかは美樹さやかにLOVEしてるんだわ」ほむら「まどか…それは報われないわ」
ほむら「美樹さやかには上条恭介が。貴女の入る隙間なんてないのに…」
ほむら「見てくれないのに…。わかってくれないのに…」
ほむら「可哀想なまどか」
-
305 : 2011/08/01(月) 18:15:56.60 -
ほむら「私 待つわ いつまでも 待つわ」
ほむら「でも、貴女の心の隙間は私が埋めてあげられる」
ほむら「安心して、まどか! まどかぁーーー!!」
プルルルルル プルルルルル
ほむら「はい、一時間延長で」
ピピッ
ほむら「ずっと 見守ってるからって 笑顔で いつも のように 抱きしめたい」
ほむら「まどかの笑顔に 何度助けられただろう ありがとう ありがとう」
ほむら「My Girlfriend~」
-
307 : 2011/08/01(月) 18:23:06.90 -
さやか「オッス」
まどか「さやかちゃん!? どうしたの? 家まで来てくれるなんて」
さやか「いやいや、昨日の事だって! あの人達は危ないよ」
さやか「まどか一人はあたしが不安でね…」
まどか「さやかちゃん」キュン
さやか(まどかは可愛いから絶対狙われてる。特にマミさんはガチだからな)
-
308 : 2011/08/01(月) 18:26:00.74 -
さやか「あんまり離れるな~」
まどか「うん///」
仁美「まあ///」
まどか「おはよう仁美ちゃん」
さやか「おっはよー」
仁美「わわ///」ジー
さやか「指の間から見てるよね?」
-
310 : 2011/08/01(月) 18:30:10.48 -
さやか「勘違しないでよ? あたしはノーマルだぞ!」
さやか「もちろんまどかも!」
仁美「…本当ですの?///」
まどか「………」グスッ
さやか「くっ、あたしの嫁になんて事を教えてくれたんだあの人は!?」
仁美「嫁!?」
さやか「本気にするなって…」
まどか「あはは…はは…は」ギュ
-
311 : 2011/08/01(月) 18:39:25.15 -
まどか(さやかちゃんはやっぱり…)
まどか(勝手にさやかちゃんもわたしと一緒って思ってて)
まどか(何やってるんだろう…わたし)
まどか「愛があればってドラマとかで言うよね?」
仁美「まどかさん!?」
まどか「ち、違うよ! 例え話しだよ」
-
313 : 2011/08/01(月) 18:45:30.98 -
さやか「愛があれば年の差なんてってやつ?」
まどか「うん。それの女同士でも、そこに愛がるならって…」
さやか「…でもさ。女同士じゃ結婚とかできないし、親だって認めてくれないと思うよ」
仁美「そうですわね、将来を考えと。年の差も開き過ぎてると考え物ですが…」
まどか「それなら駆け落ちすればいいんじゃないかな!?」
まどか「大事なのは本人同士の気持ちだと思うの!」
まどか「周りがとか世間がとかっておかしいよ!」
さやか「………」
仁美「………」
-
316 : 2011/08/01(月) 18:56:57.72 -
まどか「そっちの方がロマンチックだよね? ね? さやかちゃん」
さやか「まどかw 何ムキになってるんだよ~」
まどか「笑わないで…真剣に聞いてるの」
さやか「…と言われても」チラッ
仁美「!? …まどかさんの気持ちもわかりますわ」
仁美「でもですね。女同士、今は良くても将来、年をとってからを考えますと」
仁美「女同士ですから子供も孫もできませんし、他人の理解を求めるのも難しいですから」
仁美「本当に二人だけになってしまう様な気がするんですの…」
さやか「さっすが仁美」
まどか「それでも、本人同士がいいなら。わたしは、そっちの方が幸せだと思うの」
さやか「…そう?」
さやか(ダメだ早くあの人を何とかしないと)
-
318 : 2011/08/01(月) 19:07:13.13 -
さやか「まどか~昨日の事は忘れよう? あれは異常な世界だから」
まどか「そんな事言わないで。酷いよ…」ウルッ
さやか「まどかは優しいな」ナデナデ
仁美「まどかさんはちょっと、熱くなりすぎていますわ」
さやか「そうそう! そんなんじゃ一日持たないぞ」
さやか「続きはお昼にでもしようよ!」
仁美「そうですわ、行きましょうまどかさん」
まどか「………」
-
321 : 2011/08/01(月) 19:23:33.05 -
杏子「マミ、学校はいいのか?」モグモグ
マミ「午後から行くわ」
杏子「アタシの事は気にすんなよな。勝手に見つけて食っとくからさ」
マミ「杏ちゃんは相変わらずね」クスッ
杏子「その呼び方はなんとかならないのか? 杏子って呼べよ」
マミ「あらあら、気に障っちゃった?」
杏子「ま、いいけど」モグモグ
-
332 : 2011/08/01(月) 19:47:13.20 -
マミ「ねぇ、最近はどうして寄ってくれないの?」
杏子「特に理由がないから」
マミ「理由なんていいのに、来てくれるだけで嬉しいわ」ニコリ
杏子「単純だな」
マミ「…ずっと一緒だって言ってたのにね?」
杏子「まぁ、な」
マミ(嘘を付くのは日常。それが当たり前だから気にならない)
杏子(騙してた。コイツが可哀想だから)
杏子(唯、傍で慰めてやるだけだった。可哀想だって思ってただけだった)
杏子(でも、一緒に居るのは嫌じゃなかった、前みたいな自分に戻れるかもしれないとも思えた)
-
339 : 2011/08/01(月) 20:12:24.27 -
杏子「どこか行く?」
マミ「誰かに見られたら叱られてしまうわ。体調不良って事にしているもの」
杏子「そっ」
マミ「あの頃の事でも話しましょうよ♪」
杏子「それは、ちょっと…」
-
341 : 2011/08/01(月) 20:22:14.63 -
・
お昼まどか「さやかちゃんは、上条君が男にしか興味がないって言われたどうする?」
さやか「……は?」
まどか「さやかちゃんが上条君を好きでも、上条君は中沢君が好きって言ったらどうする?」
さやか「ちょっストップ! 何を言ってんだよまどか!」
仁美「///」
さやか「仁美なんて想像してエライ事になってるし」
-
343 : 2011/08/01(月) 20:27:45.45 -
まどか「そうなったら、さやかちゃんはどうする? 叶わない恋だったらどうする?」
さやか「続けるのかーい!?」
さやか「そもそも、なんであたしが恭介を好きって事にしてんの!?」
まどか「細かい事はいいの! 答えて!」
仁美「さやかさん!(私はかなり興味がありますわ)」
さやか「ありえないって、ありえない事を想像しろって言われても…」
まどか「そんな事わかんないよ!?」
まどか「いいから、想像して答えて見て!」
-
345 : 2011/08/01(月) 20:32:17.92 -
さやか「……うぇ(想像したら吐き気がする)」
さやか「その問題は勘弁してよまどか~」
まどか「じゃ、じゃあわたしがさやかちゃんの事好きだって言ったらどうする?」
さやか「へ?」
まどか「わたし達友達だよね? その友達から告白されたらさやかちゃんは何て答えるの?」
まどか(バカバカ! 何言ってるのわたし!?)
ほむら(こんなところで!?)
-
354 : 2011/08/01(月) 20:41:44.23 -
さやか「え? そりゃ好きだって答えるよ」
まどか「ホント!?///」ドキッ
さやか「まどかと一緒にいると楽しいし」
さやか「友達ってより親友だよね? あたし達」
さやか「もっちろん仁美も!」
仁美「フフ、光栄ですわ」ニコッ
まどか「………」ポロポロ
-
362 : 2011/08/01(月) 20:58:25.48 -
さやか「なんで泣いてるの…? まどか」
まどか(やっぱり無理なんだ…さやかちゃんは普通なんだ)
まどか(でも、それなら、ハッキリ聞きたい)
まどか「さやかちゃん。さっきの話し本気なんだ」ゴシッ
まどか「わたし、さやかちゃんの事が好きなの…」
さやか「ん? あたしも好きだよ?」
まどか「友達とか親友じゃなくて、恋人。わたしさやかちゃんと一緒に居たいの」
まどか「好きなの! さやかちゃんは嫌だろうけど好きなの…わたし」
まどか「ねぇ? わたしじゃダメ……?」ポロポロ
さやか「…まどか?(え!? ドッキリ?)」キョロキョロ
-
365 : 2011/08/01(月) 21:09:39.89 -
仁美「わわわ//////」
さやか「好き? あたしが?」
まどか「ハッキリ聞きたいの、さやかちゃんの口から…」コクッ
さやか「で、でも! そんな事急に言われても」
さやか「あたし達女同士だよ!?」
まどか「…」ニコッ
まどか「うん。わかってた…わかってたもん」
まどか「急にこんな話してごめんね。うぅ」ダッ
-
372 : 2011/08/01(月) 21:17:13.42 -
公園のベンチ的なところで慰める的な場面
ほむら(やっと出番ね)
ほむら「わかっていたのでしょ?」
まどか「…ほむらちゃん?」グスッ
ほむら「まどかは知っていたのでしょ? 美樹さやかの思い人を(誰でもわかるけどね)」
まどか「…」
ほむら「貴女の気持ちはわかるわ。私も同じ思いをしているから」
ほむら「認めたくないものよね? そんなの…」
まどか「……ほむらちゃんも。断られたの?」
-
374 : 2011/08/01(月) 21:23:02.03 -
ほむら「私はまだ言っていないわ」
まどか「怖いもんね…? すっごいわかるよ、わたし…」
ほむら「そう」
まどか「さやかちゃんが上条君が好きだって知ってた」
まどか「知ってたけど! 知ってたけど。もしかしたらって…」
ほむら(私も、こうなってしまうのかしら…。貴女は私を見てくれるの?)
まどか「もう、顔も合わせられないよ。気持ち悪いって思ってるよ」ポロポロ
まどか「さやかちゃん、さやかちゃん…」
-
378 : 2011/08/01(月) 21:33:54.54 -
ほむら「まだ、諦めてないのね?」
まどか「諦めるよ。諦めたくないけど…」
まどか「さやかちゃんの邪魔はしないよ」
まどか「うん。わたし決めた! さやかちゃんの幸せがわたしの幸せにする」
まどか「さやかちゃんが笑顔だったらたらわたしも笑顔。さやかちゃんが喜んだら…」
まどか「わたしも、わたしも…喜ぶの。嬉しいって事にするの…」
ほむら(まどかは美樹さやかしか見えていない…。少しならっと、期待していたけど)
ほむら(私も、入りこめる隙間なんてなかった…)
-
383 : 2011/08/01(月) 21:48:48.26 -
ほむら(私は言わない、無駄な事はしたくないから)
まどか「もう会わない方がいいかな? ほむらちゃん」
まどか「気分悪くしちゃうよね? わたしなんかが近くにいたら…」
ほむら「……貴女の中の美樹さやかは、友人が泣いているのに慰めてくれないのかしら?」
まどか「そんな事ないよ! さやかちゃんは優しいもん。お友達なら真っ先に来てくれるよ!」
まどか「わたしは、違うから…、もう違うから」
ほむら「そう」
ほむら(私は貴女にどんな理不尽な事を言われても。貴女の幸せを望む
できる事なら、私はまどかの傍に居たいけど) -
388 : 2011/08/01(月) 22:01:17.05 -
まどか「あれ? ほむらちゃんが居ないな、そこに居たのに…」
さやか「居た! 居たよこっち!!」
仁美「まどかさん!」
まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん…」
さやか「いきなり学校とび出したりて、心配したんだよ!」ギュ
さやか「ごめん。無神経な事言っちゃって…」
さやか「冗談だと思ってたの、だから…」
仁美「まったく…」
-
391 : 2011/08/01(月) 22:10:21.87 -
さやか「本気なんだね? まどかは」
まどか「う、うん」
さやか「恋人として見るのはごめん! 無理みたい」
さやか「どうしても、友達、親友以上には見えないの。無理なの」
まどか「もういいよ? もうわかったから大丈夫だよ。もう迷惑掛けないから…」
さやか「迷惑じゃないし! 迷惑掛けてもいいって!
まどかはあたしの親友で居てほしい」さやか「気持ちには答えられないと思う…。でもさ、まどかは傍にいて欲しいの」
さやか「まどかが嫌じゃなかったら、気まずいかもしれないけど」
さやか「ワガママだけどお願い! 今までのままでいたいの」ウルッ
まどか「いいの? まだ、傍に居ていいの…?」
-
395 : 2011/08/01(月) 22:20:55.63 -
まどか(いいの? わたし諦めなくなっちゃうよ?)
さやか「いいに決ってるじゃん!」
仁美「フフ、さやかさんは男前ですわ」
さやか「なんだと!?」
まどか「いいの? ホントにいいの?」
さやか「しつこいぞ~」ダキッ
-
396 : 2011/08/01(月) 22:22:21.35 -
美樹さやかと志筑仁美はまどかを探し回っていた。
私は場所を教えるだけにしておいた…。
聞いてはいけない会話だと、本能が拒否する。まどかは今後も、美樹さやかの事を諦められなくなってしまっただろう。
そして、自分本位に周囲を困らせる。ほむら「そんな事はどうでもいいわ」
ほむら「必要なのは鹿目まどか…」
ほむら(貴女の幸せが私の幸せなのだから)
-
398 : 2011/08/01(月) 22:33:49.78 -
自分に正直に周りなど気にしないで相手を求める。
隣に居たいのに、相手を盲信し自分を誤魔化。
嘘の現実で満足し、相手より今を。
勘違いのまま続く変らぬ関係。
両思いの叶わない恋。
QB「どれがいいと思う?」
QB「みんなは充実してるみたいだね」
—尾張—
-
414 : 2011/08/01(月) 22:58:58.84 -
後日談!
まどか「さやかちゃん、おはよ~」ダキッ
さやか「いつもいつも、引っ付かれるのはちょっと…」
まどか「親友♪だもん」
仁美「もう慣れしまいましたわ」
さやか「歩きにくい~」
まどか「えへへ///」
ほむら「ふふ、これでいい」
ほむら「私はこれでいい…」
ほむら「………」
ほむら「ただ、またお友達料金やあっちを求めるなら」
ほむら「やぶさかではないわ」ホムッ
-
415 : 2011/08/01(月) 23:01:58.61 -
マミ「今日は早いのね? お腹でも空いたの」
杏子「いいや、なんとなく…」
マミ「なんとなく? 変な杏ちゃん」クスッ
杏子「たまにはそういう時もあるよ」
マミ「で、お菓子にする? ご飯にする?」
マミ「そ れ と も ?」
杏子「もっと先だろ? 誓いの言葉では…」
マミ「うふふふ」
-
416 : 2011/08/01(月) 23:04:20.41 -
さやか「どう?」
恭介「全然経ってないんだから変らないよ」
さやか「そうだよね…」
さやか「はい、CD。友達のオススメ!」
恭介「へぇ、クラシックじゃないんだね」
さやか「まあね。ま、聞いてみてよ」
恭介「さやかもどう? 片方」スッ
さやか「え///」
恭介(ちょっとしたハプニングとかあるかな?)
恭介「なんてね…」
__________
おわり
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