モバP「アニメ化したし、適当にアイドルと接する」


1 : だらだらと 2015/01/12(月) 00:21:30.94 ID:QdvUqEvDO
ガチャッ

卯月「おはようございます!」

P「ん?あぁなんでもしまむらじゃないか」

卯月「なんでもは余計ですよ?」

P「そうか?最近どう?」

卯月「話のネタが尽きた時のテンプレート的な切り出し方ですよねそれ!?」

P「実際どうなの?」

卯月「えっ……?」

P「普通?」

卯月「普通って何なんですか!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420989690


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420989690/


2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 09:09:37.62 ID:QdvUqEvDO
卯月「毎日レッスン頑張ってます!」

P「ほぉ、ならばその成果を見せてみるんだ」

卯月「わかりました!いきますよ!」

ダーンスタタタ
クルクル
スチャッ

卯月「はぁ……はぁ……どうですか!?」

TV「よーでるよーでる」

P「あはははー」

卯月「見てない!?」


3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 09:15:32.83 ID:QdvUqEvDO
P「ん?あぁ、凄かったぞ」

卯月「感想適当じゃないですか!」

P「ムーンウォークとか、凄かったな」

卯月「やってません!」

卯月「今日のプロデューサーさんはどうしちゃったんですか!?」

卯月「いつもは……」

…………
……


4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 09:17:48.21 ID:QdvUqEvDO
P「おはようございます」

P「今日は……レッスンをお願いします」

P「はい……そうです」

P「……やはり、素敵な笑顔ですね」

…………
……
卯月「って感じなのに!」

TV「げらげらぽー」

P「あはははー」

卯月「聞いてない!?」


8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 01:19:40.77 ID:UNZq/vFDO
卯月「もしかして……アニメ化したからって気を抜いてませんか?」

P「ぎくっ」

卯月「やっぱり!プロデューサーさん!」

P「い、いや、あのな?」

P「う、卯月の前だけだよ、こんな姿を見せられるのは」

卯月「えっ」ドキッ

P「長い付き合いだからな……うん、すまなかった」

P「次は無いようにするよ」


9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 01:21:24.84 ID:UNZq/vFDO
卯月「あ、あの……」

卯月「自然体でも、いいですよ?」モジモジ

P「いいのか……!?」

卯月「はい……私とプロデューサーさんの仲ですから……!」

P「ありがとう!卯月!」


11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 01:38:46.63 ID:UNZq/vFDO
P「そして数年後、俺は卯月と結婚した」

P「今では適当なことはせず、真摯につきあっている」

P「卯月との生活に不満はない。が、しいていうなら」

卯月「プロ……Pさん?」

卯月「もっと楽にしていいですよ?」

P「卯月がいろいろできちゃうせいで……仕事から帰ったら、俺がだめ人間になってしまうのは……少しだけ危惧している」

第一話「安全地帯」完

次回、第二話


13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:10:11.58 ID:UNZq/vFDO
幸子「フフーン!カワイイボクが来ましたよ!」

P「おはよう幸子、今日もカワイイな」

幸子「そうですよ!だからもっと……」

幸子「あの……なんで半裸なんですか」

P「あぁ、すまん」

P「全裸の方が良かったか。今脱ぐ」

幸子「わー!わー!駄目ですよ!」


14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:14:07.35 ID:UNZq/vFDO
P「結局服を着させられた」

幸子「それが普通ですよ!まったく、Pさんはボクがいないと駄目ですね!」

P「そうだな、よし!駄目にならないように乾布摩擦だ!」

P「そうと決まればすぐやらねば!」ヌギッ

幸子「わー!!?脱ごうとしないでください!」

P「服の上から乾布摩擦しろと言うのか?」

幸子「しないでいいです!」


15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:16:43.47 ID:UNZq/vFDO
P「なんで脱いじゃだめなんだ?アダムとイヴは全裸だったんだぞ」

幸子「Pさんはアダムじゃないですから!」

P「ふむ……それじゃあ」

P「幸子、お前が俺のイヴになってくれ」

幸子「えっ……」キュン


16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:21:33.77 ID:UNZq/vFDO
P「そして数年後、幸子と俺は結婚した」

P「最初はカワイイカワイイって言う度に赤面していたが、最近はそうでもない」

P「ただ、行為中にカワイイって言うと、真っ赤になって千切れるほど締め付けてくる」

P「ある意味、禁断の果実だったのかもしれない」

P「俺、今結構上手いことをいったんじゃないか」

第二話「デプスアミュレット」

次回第三話


20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:37:40.76 ID:UNZq/vFDO
P「ふむ……なぁ、まゆ」

まゆ「はぁい、あなたのまゆですよぉ」

P「お前はなんで俺に好意を抱くんだ?」

まゆ「素敵な方ですから」

P「こんな……人を殺しそうな顔でもいいのか?」

まゆ「素敵なお顔ですよ?」

P「声も低いし」

まゆ「優しくて、甘い声ですよぉ」


22 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:41:00.03 ID:UNZq/vFDO
P「……よし」

……………
…………
………

まゆ「あ、あそこにいるのはPさんですね」

まゆ「今日も素敵な後ろ姿ですねぇ」

トテトテトテ

まゆ「おはようございます、Pさん」

P「ん?」クルッ

P「やぁ、おはよう(裏声)」

まゆ「」


23 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:45:07.44 ID:UNZq/vFDO
P「どうしたまゆ(裏声)」

P「具合でも悪いのか?(裏声)」

まゆ「い、いえ……」

まゆ(なんて応えるのが正解なんでしょうか……)

P「まゆはレッスンだったな、送っていこうか?(裏声)」

まゆ「あ、ありがとうございます」


24 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:51:58.91 ID:UNZq/vFDO
ブウゥゥゥン

まゆ「あの……Pさぁん?」

P「なんだい(裏声)」

まゆ「もしかして、昨日あんな話をしたから、こんな喋り方なんですかぁ?」

P「い、いや、違うぞ、そんなことはない(裏声)」

P「つ、ついた、ほら降りるぞ(裏声)」

まゆ「Pさぁん?」

P「わー!なんで運転席にくるんだ!」

P「リクライニング倒さないで!わぁー!」

P「覆い被さらないで!あかん!」

まゆ「……くすっ」


25 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:55:10.55 ID:UNZq/vFDO
まゆ「Pさん、慌てて可愛いです」

まゆ「声も戻ってますし、うふ」

まゆ「アイドルがスキャンダルを起こすのを恐れているんですよね?」

まゆ「大丈夫ですよぉ?」

まゆ「まゆは、Pさんが認めてくれるそのときまで、待ってますから♪」

まゆ「……それでは、レッスンいってきますねぇ」


26 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 08:57:43.45 ID:UNZq/vFDO
P「……いったか」

P「なんてやつだ……俺のpまで虜にしていきやがった」

p「まゆ様について行きます。まぁ私の役割は突いていくことなんですが」

P「まったく……」

P「さて、区役所に行くかな」

p「賛成でやんす」


27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 09:00:44.17 ID:UNZq/vFDO
P「あのあと、すぐ結婚した」

P「もうこれ以上ない嫁さんですわ」

P「強いていうなら」

p「私は労働基準法に適用されないんか?」

P「pが過労死しかけているくらいだ」

第三話、「スピリットバリア」

次回第四話


30 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:05:33.30 ID:UNZq/vFDO
P「輝子、おはよう」

輝子「フヒ……お、おはよう」

輝子「ぴ、P、あの」

P「はい、ぶなしめじ」

輝子「おぉ、おブナさま……フヒヒ」

輝子「可愛い……」ナデナデ


31 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:09:10.03 ID:UNZq/vFDO
輝子「はっ……ち、違うぞ、P」

輝子「ぶなしめじに、気を、取られてしまった……」

輝子「あ、明日の、ライブのこと

P「はい、エリンギ」

輝子「お、おぉ……かっこいい……」

輝子「フヒ……」ナデナデ


32 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:13:42.04 ID:UNZq/vFDO
輝子「P……!」

輝子「な、なんどいえば、わかるんだ」

輝子「明日の、ら、ライブは」

輝子「か、可愛い感じか、それとも」

輝子「ヒィヤッハァァ!」

輝子「こんな感じでやっていいのか!」

P「輝子」

P「俺は、どっちの輝子も好きだ」

輝子「す、好き……?」


33 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:34:32.03 ID:UNZq/vFDO
P「あぁ、人見知りなとこも、可愛い表情でラブリーなポーズしてる時も、はじけてるときも」

P「全部、俺がスカウトした自慢の可愛い星輝子だ」

輝子「っ!」カァァァ

輝子「ま、まって、ずるい、ずるいぞ、P」

輝子「どっちかを、き、聞いてるのに、どっちもは、だ、だめ、ずるい」

P「どっちもやろう」

P「絶対成功するから」

…………
……


34 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:36:23.86 ID:UNZq/vFDO
ウオォォォォォ

輝子「ら、らぶりー……」

ウヒョォォォォ

輝子「次の曲いくぜぇぇぇ!!」

輝子「ヒィヤッハァァァ!!」

ギャォォォォォ

…………
……


35 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 12:45:59.47 ID:UNZq/vFDO
P「あのあと、人気に拍車がかかって、国民的トップアイドルとなった」

P「ギャップ萌の真髄のような姿に、日本のみならず、世界が沸いた」

P「輝子の歌声で、STAP細胞も見つかった」

P「輝子の笑顔で、全ての国は、兵器を捨てた」

P「輝子の存在が、世界を変えた」

P「しかし、輝子は突然アイドルをやめた」

P「そして、今では」

輝子「ぴ、P、ご飯にするか?お、お風呂にするか?」

P「俺の嫁さんだ」

P「輝子にするぞ!」

輝子「だ、だめ、きのこで、我慢してくれ」

輝子「げ、ご飯食べて、お風呂入ってから、なら」

輝子「……ぅぅ……///」カァァァ

P「幸せだぁ……」

第四話、「強制終了」完

次回、第五話

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