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1 : 2012/06/28(木) 23:00:33 -
幼「何か言いたそうだったじゃねえか」
男「別になんでもないってば」
幼「ウソつけよ、言いたい事はっきり言えよ!」
男「…じゃあ、何でいつもジャージなの?」
幼「あん?動きやすい様にだよ、決まってんだろ」
幼「今さらな質問だなぁ、それ」
ソース: http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1340892033/
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2 : 2012/06/28(木) 23:01:16 -
男「…何でいつも動きやすい格好をしてるの?」
幼「いつ敵が襲って来ても、迎撃出来るようにだよ」
幼「いつもそうしてるだろ?」
男「幼、危ない事、やめた方がいいと思うよ」
幼「…んだよ。アタシがどうしようが男には関係ねーだろ?」
幼「それに、空手黒帯のアタシが負ける訳ねーだろ」
男「…」
幼「心配すんなよ、男。アタシは無敵だ。誰にも負けねぇよ!」
男「…はぁ」
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3 : 2012/06/28(木) 23:02:07 -
ヤンキー女a「おい、てめぇが幼って奴か?」
幼「あ?誰だお前」
ヤンキー女b「ププッ。噂通りのジャージ姿だな!」
幼「どうやら、死にたいみてぇだな…」
ヤンキー女c「噂じゃそこの高校の番長なんだって?」
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4 : 2012/06/28(木) 23:02:54 -
幼「なんだ、番長って。アホか」
ヤンキー女a「お前、評判になってるんだぜ?」
幼「評判?どんなだ?」
ヤンキー女b「てめえの学校の番長様が、女にやられた…ってね」
幼「番長?誰の事だ、そりゃあ」
男「…幼、ちょっと、こっちに」
幼「あんだよ、言いたい事あるなら言えよ!」
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5 : 2012/06/28(木) 23:03:39 -
男「…先週、ほら…幼が、蹴っ飛ばした奴がいたじゃん…」
幼「あ?あぁ、アイツか。あ?あいつ番長だったのか?」
男「…自分で喧伝してたからね。有名だよ」
幼「あんな奴がなぁ…番長って。ハハハ」
ヤンキー女a「オイコラ!シカトしてんじゃねぇよ!」
ヤンキー女b「今、こっちが話してんだよ!」
ヤンキー女c「そこの男、引っ込んでろよ!」
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6 : 2012/06/28(木) 23:04:35 -
幼「まぁ、降りかかる火の粉は、パッパとはらっちまうに限るぜ」
男「止めなさいって言っても…?」
幼「ハハハ!止める訳ねー!」
幼「おら、3人まとめてかかってこいよ!」
幼「…その為に来んだろ?あん?」
ヤンキー女a「上等だコラァ!」
男「はぁ…」
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7 : 2012/06/28(木) 23:05:26 -
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幼「…お前ら弱すぎるだろ」ヤンキー女達「」
幼「鍛えて来い!クマ一頭倒せるくらいになってから来い!」
男「…まぁ、今日はやりすぎてないみたいだから良いか…」
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8 : 2012/06/28(木) 23:06:07 -
男「幼、ほら、手貸して」
幼「あんだよ」
男「ナックルガードもなしで、人を殴ったんだから」
男「血、出てるだろ」
男「包帯巻くから、手貸して」
幼「んなのいらねーよ」
男「幼、よくないよ」
幼「ハッ。こんくらいの血でビビってんなよ、男」
男「はぁ…」
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9 : 2012/06/28(木) 23:07:00 -
幼「今帰ったー」
幼父「む。帰ったか…幼、ちょっとここに座れ…」
幼「あ?アホか、父ちゃん。何でアタシが…」
幼「父ちゃんの膝の上に座んなきゃなんねーんだよ!」
幼父「む。寂しかったからだ!」
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10 : 2012/06/28(木) 23:07:55 -
幼「冗談はその鬼瓦みてーな顔だけにしろよ」
幼父「む。鬼瓦に…似ているか?」
幼「そこは疑問に思う所じゃねーだろ」
幼「鏡見ろよ」
幼父「…む」
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11 : 2012/06/28(木) 23:08:45 -
幼父「それはともかくだ、幼」
幼「なんだよ、言いたい事あるならさっさと言えよ」
幼父「む…また、喧嘩してきたな」
幼「…そうだよ、それがどうかしたか?」
幼父「お前は強い」
幼父「その年でウチの道場で一番だ」
幼「頑張ったからな…へへっ」
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12 : 2012/06/28(木) 23:09:25 -
幼父「だが、喧嘩はいかんぞ」
幼「そう言われてもよ、父ちゃん」
幼父「男君の事を守ろうとしているのはわかっている」
幼「な、ならよ!」
幼父「だが、喧嘩はいかん」
幼父「今は勝っているから良い」
幼父「だが、いつか、お前より強い奴が」
幼父「お前の前に立ちはだかったら、どうする?」
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13 : 2012/06/28(木) 23:10:34 -
幼「…死んでも勝つ!」
幼父「それも良いかもしれんがな」
幼父「お前が死んだら、誰が男君を守るんだ?」
幼「…」
幼父「む。わかったら、もう喧嘩はよせ、幼」
幼「…考えとくよ」
幼父「パパは心配なんだ、幼よ」
幼「…」
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14 : 2012/06/28(木) 23:11:22 -
・
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幼「あー。今日だりぃなぁ。男、一緒にサボろうぜ?」男「そんな事は認められませーん」
幼「つまんねぇ奴だな!」
男「幼、ちゃんと高校は卒業するって言ったろ?」
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15 : 2012/06/28(木) 23:11:56 -
幼「不良のアタシが、高校に入れたのも」
幼「退学もせずに3年まで来られたのも」
幼「全部男のお陰だからよー」
幼「感謝してるんだぜ?」
男「別に感謝して欲しい訳じゃないからね?」
幼「わーってるよ」
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16 : 2012/06/28(木) 23:12:45 -
ヤンキー「おい、そこのお前」
幼「あ?」
ヤンキー「お前がここの高校の番長だな?」
幼「何か昨日もこんな事あったような?」
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17 : 2012/06/28(木) 23:13:44 -
ヤンキー「昨日、お前にやられたのは、俺のオンナ達だ」
幼「は?」
ヤンキー「あの3人は俺のツレだって言ってるんだ」
幼「で?」
ヤンキー「お礼はしとかないとなぁ…」
男「…幼、ダメだよ。こいつはダメだ」
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18 : 2012/06/28(木) 23:14:31 -
幼「下がってろよ、男」
ヤンキ−「彼氏の前で、その可愛い顔、グチャグチャにしてやるぜ…」
幼「はっ!アタシが負けるかよ!」
幼「来い!デカブツ!」
男「幼っ!ダメだっ!」
ガスッ!
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19 : 2012/06/28(木) 23:15:15 -
幼「ガハッ…」
ヤンキー「ククク。強いったって、所詮女だ」
ヤンキー「俺に勝てる訳がない」
ヤンキー「さぁ、覚悟しろよ…」
幼(やべぇ…一撃貰っただけで、足に…きてやがる…)
幼(こいつ、マジ強ぇ…)
幼(や、やられるっ…)
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20 : 2012/06/28(木) 23:16:06 -
男「ちょっと待った!」
ヤンキー「あ?何だ?こいつの代わりにお前が俺とやんのか?」
ヤンキー「もやしみてーな身体でよぉ」
男「謝る!幼がしたこと、謝るから、勘弁してください!」
幼「お、男っ…な、何言ってやが…る」
ヤンキー「はぁ?許すわけねーだろが」
ヤンキー「頭悪いんだな、オマエ」
ヤンキー「てか、お前もぶっ潰すわ」
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21 : 2012/06/28(木) 23:16:56 -
幼「!そ、それだけは…させな、い!」
男「金なら、持ってるだけ、全部やる!」
男「土下座でも何でもします!」
男「だから…だから、どうか許してください!」
幼「男…」
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22 : 2012/06/28(木) 23:17:46 -
ヤンキー「あー。そうだなぁ」
ヤンキー「お前が俺の女になるっつーんだったら、許してやるぜ?」
幼「…え?」
ヤンキー「可愛い顔してるじゃねぇか。お前、俺の女になれよ」
ヤンキー「そうすれば、お前も、ここで土下座してる男も」
ゲシッ
男「…」 -
23 : 2012/06/28(木) 23:18:35 -
ヤンキー「無事に家に帰れるぜ?」
幼「くっ…そ…」
幼(身体動かねぇ…)
男「…」
ヤンキー「んじゃ、行くか?ここで2人仲良く俺にぶっ殺されるか」
ヤンキー「好きな方選べよ、ククク」
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24 : 2012/06/28(木) 23:19:23 -
男「…まぁ、あれだ」
ヤンキー「あ?もう土下座終わりか?」
男「先に手出したのはそっちって事でいいよね」
幼「お、男…」
男「幼、ちょっと約束してくれよ」
男「この場を切り抜けられたら、俺の言う事、何でも1つ聞いてね?」
幼「は?」
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25 : 2012/06/28(木) 23:20:04 -
ヤンキー「あぁ、2人ともぶっ殺されたい訳ね?」
ヤンキー「オッケーオッケー」
男「いいよね、幼?」
幼「お、おぅ…」
ヤンキー「おらぁ!お前から死ねやぁ!」
バチッ
ドタッ
ヤンキー「?」
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26 : 2012/06/28(木) 23:20:43 -
男「…」
幼「お、男、今何を…」
ヤンキー「あれ?何で殴りかかった俺が地面に転がってる?」
男「あぁ、一応言ってみるけども」
男「これであいこって事で、帰ってくれないかなぁ?」
ヤンキー「ふっざけるな!クソが!」
男「…だよね」
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27 : 2012/06/28(木) 23:21:26 -
ヤンキー「おらぁ!」
バチッ!ガスッ!
ドタッ
男「何度やっても無駄だと思うよ」
ヤンキー「んだと、コラァ!」
幼(何だあの構え…何だあの動き…空手…じゃねーよな?)
幼(男はもう空手出来ねーもんな…)
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28 : 2012/06/28(木) 23:22:11 -
ヤンキー「クソがっ!捕まえさえすれば!」
男「そうならないように動いてるんだよ」
男「そんな大振りなパンチには当たらないよ」
男「…次はちょっと本気で行くよ…」
ヤンキー「!」
ガスッ!バチンッ!ドスッ!
ヤンキー「お、おぇえ…」
ドサッ
男「…ふう。まぁ、そうは言っても手加減したけどね」
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29 : 2012/06/28(木) 23:23:05 -
幼「男、今の…」
男「幼、大丈夫?立てる?」
幼「アタシは大丈夫だよ!」
幼「それより、今の何だよ!空手か?」
男「違うよ」
幼「今の動き、何だ?あのアホに何したんだ?」
男「あぁ、ちょっと脳みそ揺らして、気絶してもらった」
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30 : 2012/06/28(木) 23:24:05 -
幼「脳みそって…どうやったんだ?」
幼「早すぎて…見えなかった」
幼「気絶するくらい強く殴ったのに、コイツの顔、凹んでないぜ?」
男「あぁ、グーじゃなくて、パーで後頭部を叩いたからね」
男「さっきのはそういう技なんだよ」
幼「だから、何なんだよ?」
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31 : 2012/06/28(木) 23:24:46 -
男「そんな事より、幼、約束守ってね?」
幼「は?」
男「この場を切り抜けたら、何でも1つ、言う事聞くって」
幼「お、おぅ…何だよ、聞くだけ聞いてやるよ…」
男「今後は女の子らしく生活する事!」
幼「はぁ?」
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32 : 2012/06/28(木) 23:25:33 -
男「危ない事はナシ!もっと女の子らしく、ね?」
幼「で、でも!」
男「幼が、俺の為に強く強くなって」
男「俺を守ろうとしてる事はわかってる」
男「でも、もう気にしなくていいんだよ、幼」
幼「…」
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33 : 2012/06/28(木) 23:26:13 -
男「小5の時…」
幼「ぅ…」
男「稽古の途中、幼の上段蹴りが、俺の顔面に当たって」
男「俺の左目の視力がほとんどなくなった事に」
男「責任を感じてる事もわかってる」
男「でも、大丈夫だから」
幼「…」
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34 : 2012/06/28(木) 23:27:05 -
男「幼が空手好きなのもちゃんとわかってる」
男「だから空手を辞めろなんて言わないよ」
男「幼の演舞、俺も好きなんだ」
男「でも、もう危ない事はダメ!」
幼「…わかったよ…」
男「良かった、わかってくれて」
幼「こんだけ強いんだ。アタシの守りなんていらねーよな」
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35 : 2012/06/28(木) 23:27:50 -
男「普通に生活していれば、こんな力を振るう事もないんだよ」
男「いざって時に、ちょこっとだけ、使えばいいんだよ」
幼「…あぁ、今日のでわかった」
幼「世の中、上には上が居るってな」
幼「とりあえず男!さっきのどうやったのか、いい加減教えろ!」
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36 : 2012/06/28(木) 23:28:39 -
男「あー、あれ、骨法って言うんだ」
幼「骨法?」
男「まぁ、喧嘩用の技だよ」
幼「ずりーぞ、男!自分だけ!」
男「まぁ、幼に何かあった時、守れる力が欲しかったからさ…」
男「片目見えなくても出来そうな武道探してたら、見つけたんだ」
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37 : 2012/06/28(木) 23:29:16 -
幼「アタシにも教えろ!」
男「ダメでーす」
幼「くそっ!ズルい!ズルい!」
男「幼、忘れてるかもしれないけど」
幼「あ?」
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38 : 2012/06/28(木) 23:30:09 -
男「まぁ、今から行けば、二限には間に合うんじゃないかな」
幼「えー?今日はサボろうぜー」
男「ダメでーす」
男「気絶してるヤンキーを公園まで運んだあと」
男「ちゃんと学校行きマース」
幼「えー。今日、そんなテンションかー?」
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39 : 2012/06/28(木) 23:30:49 -
・
・
・
幼「あん?何か文句でもあんのか?」男「別に」
幼「…ていうか、何か言えよ!」
男「文句なんてないよ、幼」
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40 : 2012/06/28(木) 23:31:28 -
男「そのロングのワンピース、良く似合ってるよ」
幼「おぅ…」
幼「や、約束だからな…」
幼「なんかスースーして気色悪いけどな…」
男「いきなり学校の制服はハードル高いと思ったから」
男「休日、私服で慣らして行こうって、ちゃんと話し合っただろ?」
幼「…そうだけどさ」
-
41 : 2012/06/28(木) 23:33:01 -
男「幼、これからはさー」
幼「おぅ」
男「もう、どっちかがどっちを守るとか、考えなくていいからさ」
幼「…」
男「ただ、傍にいてくれよ、幼」
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42 : 2012/06/28(木) 23:34:06 -
幼「アタシがお前を守ってるつもりだったけど」
幼「逆だったんだな」
幼「それに気付けなかったアタシは大バカだな」
男「…俺の目の届く範囲に、ずっと居てくれ」
幼「それって、あれかよ…その…こ、こくは…」
男「俺と付き合ってくれ、幼」
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43 : 2012/06/28(木) 23:34:55 -
幼「…お、おぅ」
幼「こっちから頼みてぇよ、男」
男「…うん」
幼「ガサツで、乱暴者なアタシだけど…」
幼「そんなアタシで良ければ、つ、付き合ってくれ…よ」
男「…うん。うん!」
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44 : 2012/06/28(木) 23:35:32 -
幼「そして、骨法教えてくれよ!」
男「それはダメ!幼はもう危ないことしちゃダメ!」
幼「いいじゃんか、よっ!」
ガシッ男「お、幼!ちょっと!当たってるよ、色々と!」
幼「ウリウリッ!アタシの言う事を聞けよ!」
男「…はぁ…幼には一生勝てる気がしないよ…」
幼「えっへっへ。そうだろ!」
幼「…一生、守ってくれよな…男」
おわり
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