ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341527657/
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17 : 2012/07/06(金) 09:13:00.03 -
雪歩「………」
P「どうかしたのか?雪歩、家に来てからずっと上の空だぞ」
雪歩「いえ……なんでもないですよ、ただ考え事をしていただけで」
P「?……だったらいいけど」
雪歩(……どうしてプロデューサーのベッドに銀髪の髪が付いてるの?)
雪歩(それにこの匂いは四条さんの香水の匂い……)
な感じで
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22 : 2012/07/06(金) 09:33:07.86 -
雪歩(この家に四条さんが来たのは明らかだし、浮気してるのも間違いない)
雪歩「………」
P「?」
雪歩(……だけどそんなことを言ってプロデューサーを怒らせたりでもしたら)
雪歩(嫌いにでもなられたら私はプロデューサーに捨てられちゃうのかな…)
雪歩(そんの……いやにきまってるよ……プロデューサー)
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43 : 2012/07/06(金) 12:20:38.51 -
構成員A「お嬢!?」ドタドタ
構成員B「どうしたんでさぁ!」ガラッ
雪歩「あっ、いいところに!」
構成員A「へっ?」
雪歩「Aさん、Bさんとキスしてみてください」
構成員B「……は?」
構成員A「ごっ、ご冗談を…」
雪歩「Aさん。Bさんとキスしてください」
構成員A「………」
構成員B「………」
雪歩「三度も、おなじことを言わないとダメですか…?」
ってのを妄想して誰得だった
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56 : 2012/07/06(金) 13:36:09.91 -
雪歩「はあっ・・・あんっ・・・んっ・・・」
P「雪歩・・・っ!」パンパン
雪歩「あぁっ・・・・・・もっと・・・」
P「くっ・・・もうダメだ・・・出る・・・!」
雪歩「ああっ、来て・・・来て下さい・・・!」ギュ
—————
————
———
P「はぁ・・・はぁ・・・今日も良かったよ・・・」
雪歩「はい、私もです・・・」
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57 : 2012/07/06(金) 13:49:57.83 -
P「じゃあ、抜くぞ」
雪歩「あ・・・」
ドロッ…
P(うわっ・・・凄い量だな。いくらピル使ってるとはいえマズいかも)
雪歩「プロデューサー・・・私が綺麗にしますね・・・」ギュッ
P「おいおい・・・。どこで覚えたんだそんなの?」ナデナデ
雪歩「んむ・・・お掃除フ○ラって言うんですよね? 今時の女子校生ならその位は知ってます・・・れろ」
P「ふーん・・・、うっ・・・なかなか上手いじゃないか・・・」
雪歩「ふふっ・・・また固くなってきましたぁ」
P「雪歩・・・」バッ
雪歩「あっ・・・」トサッ
雪歩「そんなに、舐めないで・・・・・・」
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59 : 2012/07/06(金) 13:56:14.53 -
—————
————
———
P「何か飲み物とってくる、何がいい?」
雪歩「私は・・・お茶を」
P「はは・・・雪歩はそればっかりだな」スッ
スタスタ…バタン
雪歩(私・・・今日もプロデューサーに抱かれちゃった・・・)
雪歩(いけないことなのは分かってる・・・でも)
雪歩(プロデューサーと一緒にいるのが、幸せ)
雪歩(あの時、勇気を出して気持ちを受け入れてもらえて本当に良かった)
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61 : 2012/07/06(金) 14:06:14.88 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(黒髪で・・・サラサラしてる。プロデューサーの髪質じゃない・・・)
雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「真ちゃん・・・」
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62 : 2012/07/06(金) 14:14:26.07 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(黒髪で・・・ぬめぬめしてる。プロデューサーの髪質じゃない・・・)
雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「社長・・・」
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63 : 2012/07/06(金) 14:15:25.53 -
ガチャ
P「ほら雪歩、お待たせ」ヒョイ雪歩「!」バッ
P「ん? どうしたんだ?」
雪歩「な、なんでもないです・・・」
P「もしかして今更恥ずかしがってんのか? ははは、気にすることないのに」
雪歩「・・・・・・」
雪歩(浮気したんですか? なんて絶対聞けない・・・)
雪歩(それにもし本当だったら・・・)ギュ
雪歩(・・・真ちゃんの様子を見てみよう。それで違ったら、この話はおしまい。私の勘違いだったんだ)
雪歩(大丈夫・・・真ちゃんはいつも私に優しかったもん・・・今度だって私が悲しむことはしないよね?)
雪歩(私、信じてるから・・・)
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64 : 2012/07/06(金) 14:15:26.16 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(銀髪で・・・サラサラしてる。プロデューサーの髪質じゃない・・・)
雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「面妖な・・・」
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65 : 2012/07/06(金) 14:23:54.14 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(青みがかってて・・・サラサラしてる。プロデューサーの髪質じゃない・・・)
雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「くっ・・・」
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66 : 2012/07/06(金) 14:26:15.29 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(ちょっと茶色で・・・サラサラしてる。プロデューサーの髪質じゃない・・・)
雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「犬美ちゃん…」
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67 : 2012/07/06(金) 14:26:52.89 -
雪歩「プロデューサー…」ゴロ
雪歩「ん…? この髪の毛、誰の・・・?」
雪歩(短めの金髪で・・・ゴワゴワしてる
プロデューサーの髪質じゃない・・・)雪歩(よく、知っている気がする・・・)
雪歩(なんでベッドに・・・?)
雪歩「チャオ☆」
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72 : 2012/07/06(金) 14:35:58.74 -
~数日後~
真「ふぅ! 疲れたぁ~!」バタッ
雪歩「はぁはぁ・・・」
真「今日のダンスレッスンは一際大変だったね、雪歩」
雪歩「う、うん・・・私運動ダメダメだから、全然ついて行けなかったよ・・・」
真「そんなことないって! 雪歩も最近上達してきたじゃない」
雪歩「そ、そうかな?」
真「うん! ・・・あっ、そうだ! ちゃんと水分補給しなくちゃ。スポーツドリンクを買って置いたんだよね」タッタッタッ
雪歩「・・・・・・」
雪歩(あれから数日経ったけど、プロデューサーと何かあるようには見えない)
雪歩(最近明るいなって思うけど、それだけじゃ・・・)
雪歩(やっぱり杞憂だったのかな・・・?)
「うわっ、なんだよこれ~!?」
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75 : 2012/07/06(金) 14:52:29.83 -
雪歩「ど、どうしたの、真ちゃん?」
真「見てよ雪歩、ペットボトルの蓋を閉め損ねてたみたい。バックの中がこんなになっちゃった・・・」ビチャビチャ
雪歩「た、大変だよ! 荷物とかは?!」
真「うん・・・携帯は・・・無事だし、他は洗えば済むけど」ゴソゴソ
雪歩「なら荷物出したらバックは洗っちゃおう! 貸して真ちゃん」
真「え、ちょ、ちょっとそんなに急がなくても・・・」
雪歩「ダメだよ! 放っておいたらアリさんとか、ゴ、ゴキブリが・・・!」ガクガク
真「経験があるんだね・・・」
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78 : 2012/07/06(金) 15:01:00.88 -
真「それじゃあ、雪歩に頼んじゃおうかな」ニコッ
雪歩「うん、水洗いできる所借りてくるね!」
—————
———シャァァァァ…
雪歩(やっぱりそんな訳ないよ。真ちゃんは私の親友だもん)ゴシゴシ
雪歩(プロデューサーと浮気なんて・・・)コツ…
雪歩「あれ、今何かがコツッて・・・」ゴソゴソ
雪歩「これは・・・?」
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81 : 2012/07/06(金) 15:13:31.32 -
ガチャ
雪歩「・・・・・・」
真「あっ、雪歩ー。荷物拭くの終わったよ。そっちはどう?」
雪歩「うん、綺麗になったよ・・・」
真「そっか、ありがとう!」
雪歩「・・・・・・」ツカツカ
真「・・・? 雪歩・・・?」
雪歩「・・・真ちゃん。内側のファスナーの中に入ってたんだけど、このストラップはなぁに?」
真「あっ・・・! そっ、それは・・・」
雪歩「これって先月オープンしたばっかりの遊園地のだよね? もう行ったんだぁ・・・羨ましいなあ」
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83 : 2012/07/06(金) 15:22:38.63 -
真「そ、そうなんだアハハ・・・ついこの前ね」
雪歩「誰と行ったの?」
真「へっ? そ、そりゃあ友達とだよ。学校の・・・」
雪歩「そうなんだ・・・誘ってほしかったなぁ・・・」
真「ゴメンゴメン! ボクも乗り気じゃなかったからさ・・・ね?」
雪歩「写真・・・」ボソッ
真「え?」
雪歩「写真、撮ったんでしょう? 見せて」
真「そ、そんなもの・・・」
雪歩「ないの? 女の子同士で行って一枚も?」
真「うっ・・・いや・・・」
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87 : 2012/07/06(金) 15:44:50.25 -
真「ほ、ほら! ボク達も芸能人っていうか、有名になったじゃない? だから写真はNGっていうかさ・・・」アセアセ
雪歩「ふぅーん・・・有名・・・?」
真「い、今思い出すと、やっぱ自意識過剰だったかな、なーんて思ったり! アハハ・・・」
雪歩「ふふっ・・・くすくす」
真「あー・・・えと・・・」
雪歩「分かってるよ、真ちゃんは765プロで一番売れてるアイドルだもんね」クスクス
真「・・・あっ、雪歩! からかったなー!」プクー
雪歩「しーらないっ。黙ってた真ちゃんが悪いんだもん!」キャッキャッ
真「雪歩のバカー!!」プンプン!
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93 : 2012/07/06(金) 16:02:55.73 -
~翌日~~
雪歩(真ちゃんがプロデューサーと・・・?)
雪歩(ううん、まだ遊園地に一緒に行ったっていうだけで、何かあるって決まった訳じゃない)
雪歩(髪の毛だって、きっと、きっと・・・)
真『プロデューサー…んっ・・・』
雪歩「!!」ドクン
雪歩(うぅっ・・・! 嫌、嫌だよ・・・。そんな事考えたくない!)バッ
「雪歩!? しっかりして!」
雪歩「!」
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94 : 2012/07/06(金) 16:09:26.10 -
『プロデューサー、行きますよ…』
『ま、まて真!俺そっちは初めてなんだ、だから優しく…な?』
『へえ、じゃあボクがプロデューサーの初めての人なんですね…』
雪歩「!!」ドクン
雪歩(真ちゃん×プロデューサー……考えたくないけど、アリね!)ジュルリ
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96 : 2012/07/06(金) 16:19:39.56 -
真「大丈夫? 顔が真っ青だよ?!」
雪歩「ま、真ちゃん・・・」
P「雪歩、どうしたんだ!?」
雪歩(!! あ・・・、なんで一緒に・・・)
P「あっちで横になろう、立てるか?」
雪歩「え・・・あ、あぁ・・・」ブルブル
真「プロデューサー! 今すぐ雪歩を家まで送ってあげて下さい」
P「え? でも今日はお前についてなきゃならない重要なイベントがある・・・」
真「そんなことは自分で出来ますから! 雪歩をどうにかしてやって下さい!」
P「真・・・」
真「・・・」ジーッ
P「・・・・・・」コク
P「行こう、雪歩。車で送るよ」
雪歩「・・・・・・」ギリッ
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99 : 2012/07/06(金) 16:30:18.58 -
ブロロロロ…
P「雪歩、少しは治まってきたか?」
雪歩「はい、もう大丈夫です・・・さっきは吐き気がしてしまって・・・」
P「夏バテかな・・・。なんにせよ病院に行っておこう」
P(吐き気か・・・。まさかな・・・)
雪歩「すみませんでした。仕事の邪魔をしてしまって。真ちゃんのイベントも・・・」
P「いや、本来ならアイドルの体調管理も俺の仕事だ。気にするな」
雪歩(アイドル、だからなんだ・・・)
P「真の方も上手くやるだろう。あいつは逆境に強いからな」
雪歩「・・・っ!」
-
101 : 2012/07/06(金) 16:44:52.56 -
雪歩「真ちゃんのこと、よく分かってますね・・・」
P「へ・・・? ああ・・・これでもプロデューサーだからな」
P「・・・雪歩にしては珍しい物言いをするじゃないか」
雪歩「・・・・・・」
雪歩「真ちゃんは、私の一番の親友で、トップアイドルになる前からずっと友達だったんです」
雪歩「だから、私は真ちゃんの色んな面を知っているし、秘密だって教えて貰ってます」
雪歩「でもそうしたら、ファンの皆や、他の業界の人達に私の知らない真ちゃんを見られるのが、なんだか悔しくて・・・。
私の真ちゃんが、居なくなってしまう気がして・・・」 -
104 : 2012/07/06(金) 17:09:04.91 -
P「そうか・・・」
雪歩「・・・プロデューサー。プロデューサーから見て、真ちゃんはどんな女の子ですか?」
P「・・・俺か? えー、あーっと・・・」
P「・・・そうだな。真は・・・いつも真っ直ぐで、見てるこっちまで元気を貰える存在で・・・」
雪歩「・・・・・・」
P「自分の理想とは違うかもしれないけど、皆の望むアイドルって奴に全力で応えてる、そんな女の子だ」
雪歩(どれも私に無いものばかり・・・)
-
106 : 2012/07/06(金) 17:18:46.68 -
雪歩「凄いですよね、真ちゃん。一年でアイドルのトップになっちゃうなんて」
P「ああ! あいつの頑張りを見てると俺もプロデュースし甲斐があるよ!」ニコッ
雪歩「・・・!」
P「あ・・・いや、勿論皆のこともちゃんと見てるけどさ!」アタフタ
雪歩「ううっ・・・ひっく・・・」ポロポロ
P「・・・え、おい雪歩!! まだ苦しいのか?!」
雪歩「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」ポタポタ
雪歩(その時、私はプロデューサーが本当に好きな人が誰なのかを知ってしまった)
雪歩(だって・・・彼女を好きな私と、同じ所が好きだって言ったから)
雪歩(私にも見せたことのないまなざしでそう言ったから・・・)
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119 : 2012/07/06(金) 18:20:58.41 -
雪歩「ふぅ・・・んん・・・あむ・・・」
P「うっ・・・ああ、いい・・・」
雪歩「はぁ・・・うん・・・」
P「っ・・・雪歩・・・本当に昨日の今日で大丈夫なのか?」
雪歩「はぃ・・・。ぷろでゅうさーは・・・心配、しないでくらひゃい」
雪歩「私・・・もっともっと気持ちよくさせられますから・・・」
雪歩(だから・・・だから・・・)
P「・・・・・・」
-
122 : 2012/07/06(金) 18:38:01.93 -
~~~~~
雪歩(プロデューサー、最近連絡くれないな・・・)カツカツ
雪歩(連絡しても仕事があるって言うばっかりで・・・)カツカツ
ガチャ
雪歩「・・・おはようございます」
真「あ、おはよう雪歩♪」
雪歩「う、うん。おはよう」
雪歩(いつもの真ちゃんの笑顔を見てると、プロデューサーとのことが嘘だったんじゃないかと思えてくる・・・)
真「~~♪」ペラ
雪歩「・・・何見てるの? 真ちゃん」
真「え、これ? へへへ~、ファッション雑誌!」ジャン
雪歩「へ、へぇ~」トクン…
-
125 : 2012/07/06(金) 18:52:52.09 -
雪歩「どうして急に・・・」トクントクン
真「ちょっとね・・・お洒落して出掛ける用事が出来たっていうか・・・」モジモジ
雪歩「それって男の人・・・?」
真「っ!! ゆ、雪歩は直球で参っちゃうな~」カァァ
真「ま、まぁ雪歩にもその内紹介出来るかな。ハハハ・・・」
雪歩「あ・・・」ドクン
雪歩(言ってないんだ・・・わた、私のこと・・・)ギュゥゥ
真「だからさ、少しでも女らしくなれるように、これとかどうかな?」
雪歩「え・・・わ、私は・・・>>130」
ニア1、似合わないよ! そんなの!
2、・・・いいと思う
-
130 : 2012/07/06(金) 18:56:27.04 ID:Xbea6EUX0 - 2
-
136 : 2012/07/06(金) 19:11:52.47 -
雪歩「・・・いいと思うよ」
真「雪歩もそう思う?! いや~ボクとしてはこっちのフリフリも捨てがたかったんだけどさ・・・。
雪歩もいいって言ってくれるなら、これにしようかなぁ・・・」雪歩「うん、うん・・・」
雪歩(そうだよ・・・。プロデューサーは、アイドルとして輝いている真ちゃんが好きで、私なんかじゃ全然敵わなくて・・・)
雪歩(もう、私・・・どうしたら・・・)
雪歩(・・・・・・)
雪歩(・・・真ちゃんが、アイドルじゃなくなる?)
雪歩(ううん、そこまでじゃなくてもいい・・・)
雪歩(せめて、アイドルの活動がしばらく出来なくなれば・・・)
雪歩「・・・・・・」
-
141 : 2012/07/06(金) 19:27:19.19 -
~数日後~
雪歩「お茶・・・淹れてきました」コト
P「ああ、有難う」
Prrrr Prrrr
小鳥「はい、こちら765プロダクショ・・・」ガチャ
小鳥「えっ!? そんなっ・・・!!」ガタッ
P「」ビクッ
小鳥「はい・・・はい・・・」
小鳥「それで・・・はい、○×病院ですね・・・分かりました。失礼します・・・」カチャ
P「ちょ、ちょっと・・・なんだか穏やかじゃない内容みたいですけど・・・」
小鳥「真ちゃんが、レッスン中に足を痛めて病院に運ばれたそうです・・・」
雪歩「」ピクッ
-
143 : 2012/07/06(金) 19:39:10.49 -
P「ま、真が・・・病院へ・・・?」
小鳥「詳しいことは分かりませんが、重症みたいなんです・・・」
雪歩(重症・・・・・・)
P「俺、すぐに行ってきます! 小鳥さんは真の仕事先への連絡をお願いします!」ガタン
小鳥「はい、真ちゃんのことお願いしますね!」
P「えっと・・・く、車のキーは・・・」ヂャラヂャラ
雪歩「これです、プロデューサー」スッ
P「あ、ああ。有難う雪歩」
雪歩「プロデューサー・・・私も連れて行ってください」
P「え・・・? あーそうだな・・・お前も来た方がいいか。準備はいいな?」
雪歩「はい」
雪歩(確かめなくちゃ・・・・・・)
-
147 : 2012/07/06(金) 19:52:22.57 -
P「真っ!!」バンッ!
真「あ・・・プロデューサー・・・」
P「こんなに包帯巻かれて、どうしちまったんだ・・・」
真「なんか靭帯を痛めちゃったらしいです・・・へへっ」
P「そんな・・・一体なんで・・・」
スタッフA「す、すいません!」
P「うん・・・?」
真「あ、えっと・・・」
スタッフB「レッスンルームの床が、剥がれていたらしくて・・・」
P「なっ・・・!? じゃあ真の怪我は、あんた達の点検不足のせいじゃないか!」
スタッフB「前日の点検ではなかったんです!」
P「信用出来るかっ!」
-
151 : 2012/07/06(金) 20:08:33.48 -
スタッフA「本当にすいません!」グスッ
P「とにかくこの件は・・・」ガミガミ
律子「ちょっと何してるんですかプロデューサー!!」ガラッ
P「律子は下がってろ! 」
律子「落ち着いてください! 普通じゃないですよ!」
雪歩「・・・・・・」
真「あ、雪歩・・・来てくれたんだ・・・」
-
152 : 2012/07/06(金) 20:09:12.39 -
真「プロデューサーったら、あ、あんなに必死になっちゃって・・・恥ずかしいよね・・・」
雪歩「真ちゃん!!」ダキッ
真「ゆ、雪歩・・・?」
雪歩「ごめん、ごめんね・・・」
真「なんで雪歩が謝るのさ・・・? 雪歩は何も悪くないよ」ナデナデ
雪歩「違う・・・違うんだよ・・・」
雪歩(>>163までの合計)
ニア1、私が謝りたいのは・・・
2、だって私が・・・
-
163 : 2012/07/06(金) 20:14:55.39 ID:ET7poW3M0 - はい
-
165 : 2012/07/06(金) 20:28:52.35 -
雪歩(私が謝りたいのは、そうじゃないの)
雪歩(私・・・真ちゃんが怪我した時、ざまあみろって思っちゃった)
雪歩(少しの怪我なら、むしろ公平だって・・・)
雪歩(それが・・・こんなの・・・)
雪歩(喜べないよ・・・喜べるわけない)グスッ
真「よしよし」ナデナデ
雪歩(ねぇ知ってる真ちゃん・・・? 私、プロデューサーと寝たんだよ?)
雪歩(私の身体にプロデューサーが触って・・・、私もプロデューサーに沢山奉仕して・・・)
雪歩(真ちゃんに撫でられる資格なんてないんだ・・・)
-
170 : 2012/07/06(金) 20:47:38.65 -
~病室~~
ガラッ
雪歩「あっ・・・」
P「~~」
真「~~。あっ雪歩。いらっしゃい」
P「ああ・・・雪歩か」
雪歩「真ちゃんおはよう、花瓶の花変えるね」コト
真「そんなマメにしなくてもいいのに・・・」
P「・・・」
雪歩「・・・」カタ
真「・・・」
P「お、俺はそろそろ帰ろうかな」
-
173 : 2012/07/06(金) 20:57:15.11 -
雪歩「待って下さいプロデューサー。私もすぐ帰りますから」
P「あ、ああ・・・」
真「えっ、もう行っちゃうの?」
雪歩「うん、今日はただ花を変えに来ただけだから」
真「そっか・・・。じゃあまたね!」
雪歩「またね。それじゃあ行きましょうプロデューサー」
P「ん・・・」
ガラッバタン
真「もうちょっとゆっくりしていってもいいのに・・・」
-
175 : 2012/07/06(金) 21:07:50.26 -
~屋上~~
雪歩「プロデューサー・・・久しぶりに二人になれましたぁ・・・」
P「そうだな・・・」
雪歩「私が話したいこと、分かりますか?」
P「・・・・・・」
雪歩「プロデューサーと・・・真ちゃんのことです」
P「・・・・・・」
雪歩「率直に聞きます・・・。真ちゃんと浮気してるんですよね?」
-
179 : 2012/07/06(金) 21:19:26.92 -
P「・・・・・・」
雪歩「証拠は・・・いっぱいあります。ストラップに・・・ベッドに落ちてた髪の毛・・・なんなら真ちゃんに聞いてもいいですよ?」
P「それは・・・やめてくれ」
雪歩「ふふっ・・・やっと喋ってくれましたぁ。だんまりは酷いです・・・」
P「・・・いくつか訂正がある。真とは、浮気じゃない、本気だ」
雪歩「っ!!」
雪歩「私がいるのに・・・・・・それなのに・・・真ちゃんを選ぶんですかっ!」
雪歩「エッチだってしたのに!!」
P「・・・・・・」
P「・・・それとな、雪歩・・・」
雪歩「はぁはぁ・・・まだ、何かあるんですか・・・?」
P「俺は真とは、寝ていないんだ」
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189 : 2012/07/06(金) 21:35:54.17 -
雪歩「へっ・・・?」
P「だからな、正確にはまだ浮気じゃないんだ・・・」
雪歩「う、嘘です! だってベッドに・・・」
P「それは多分、家に上げた時についたものだと思う」
雪歩「そんな・・・そんな・・・」ポタポタ
P「それこそ真に確認してもらえれば分かると思う・・・困るけどな」
P「あいつはストイックで・・・アイドルって仕事に実直で・・・」
P「そういう事を拒んだんだ」
P「俺は真のそんな所に惹かれたんだと思う」
-
195 : 2012/07/06(金) 21:50:26.15 -
雪歩(それじゃぁ・・・私は・・・私は・・・)
雪歩(アイドルとしてとか、女としてとかだけじゃなくて・・・)
雪歩(人間として、真ちゃんに負けたってこと・・・?)
雪歩「う・・・、ぅぅうあああああぁぁ!!!」
雪歩「そんなのあんまりですぅ!!」ガシッ
P「ゆ、雪歩・・・」
雪歩「酷すぎます! あんなにエッチだってしたのに! なんでもしたのに・・・!!」ユサユサ
P「そのことについては俺が悪かった!」
P「覚悟もなしに抱いちまって・・・」
雪歩「だったら責任とって下さい!!」
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200 : 2012/07/06(金) 22:04:13.90 -
P「け、けどな!」
P「抱いてって言ったのはお前だろ!! 断ったら死にそうな目で見つめて!」
雪歩「えっ・・・?」フラ…
P「その目だよ! 俺だってただいい思いをしてた訳じゃない、クビをかけてお前と付き合ってたんだ!!」
P「あの時はお前を支えてやりたいと思ったが・・・俺には荷が重かったよっ!!」バッ
P「もっと早くこうするべきだったんだ・・・すまなかったな雪歩・・・」スタスタ
雪歩「あ・・・」ガクッ
-
208 : 2012/07/06(金) 22:16:07.30 -
雪歩(なんだぁ・・・私、最初からダメダメだったんだ・・・)
雪歩(告白の仕方も、付き合い方も、何もかも・・・)
雪歩(プロデューサー・・・なんで真ちゃんの所に行っちゃうんですか・・・?)
雪歩(・・・憎い、憎いよ・・・。なんでも持ってる真ちゃんが・・・)
雪歩(ダンスが出来なくなっても、笑っていられる真ちゃんが憎い・・・)
雪歩(だけど、憎みきれないよ・・・!)
雪歩(私は・・・どうすればいいんだろう?)
雪歩(真ちゃんが憎い私は・・・真ちゃんが好きな私は・・・)
雪歩「あ・・・」
ピシィ…
真「あれ? 花瓶にヒビ・・・?」
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214 : 2012/07/06(金) 22:28:12.05 -
ドスッ…
P「雪歩、もう話すこ・・・っがっ!?」
P(は、腹が・・・熱い・・・!!)
雪歩「ふふっ・・・こうすれば良かったんですぅ。簡単なことでした・・・」
P「や、やめろ雪歩! ・・・こんなことは・・・」ズッ…ズッ…
雪歩「勘違いしないで下さいプロデューサー。これは真ちゃんの為にやってるんです」
雪歩「真ちゃんを私と同じにしない為に、真ちゃんを私と同じにするに・・・」
雪歩「それにプロデューサーが居なくなれば、私達ずっと親友でいられるでしょう・・・?」チャキ…
P「う、うわあああああ!!?」
真「プロデューサーと雪歩、また明日来てくれるかな・・・? へへっ・・・」
刺し腹END・完
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