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1 : 2015/09/22(火) 20:03:18.78 -
P「うがぁぁぁぁぁl!!! またダメだぁ———ッ!!」文香「どうされたのですか? Pさん?」
P「あっ、文香。すまんな……騒がしくして……」
文香「いえ、それは構わないのですが……どうされたのですか? そんなに叫んで……?」
P「いや実は俺、今デレステをしててさ~」
文香「デレステ……ああ、スターライトステージのことですね。スマートフォンなどで配信されている新しいゲームの……」
P「そうそう。先日ios版がやっと配信されたからさ、俺もこうしてやってるわけよ」
文香「なるほど……でも、それでどうして叫んだりしたのですか?」
文香「もしかして、ステージが難しくてクリアできなかったとか?」
P「いや違うよ。正確にはまだプレイすらしてないし」
文香「??? どういうことですか?」
P「実は俺、今リセマラをしてるんだよ」
文香「リセ……マラ……?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442919798
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442919798/
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2 : 2015/09/22(火) 20:05:21.50 -
P「ああ、リセットマラソンと言ってな———」ちひろ「フッフッフッ、ここから先は私が答えましょう♪」
文香「ちひろさん………」
ちひろ「リセマラってのはね———」
☆リセマラ・リセットマラソン☆
ソーシャルゲームにおいて最初のチュートリアル後に無料で手に入るレアなモンスターやアイテムを引き当てるために、
何度もリセット=アプリのインストールとアンインストールを繰り返すことを意味する。ちひろ「———というわけよ」
文香「そういう単語があるのですか……」
-
3 : 2015/09/22(火) 20:07:21.29 -
ちひろ「デレステでは冒頭チュートリアルを終えると、一回だけ有料ガチャを引けるのよね」文香「では、PさんはそれでSRを狙ってると?」
P「ああ、そういうことだ。でも、全然引けなくてさ~……それで思わず叫んじゃったわけよ」
ちひろ「リセマラなんて時間の無駄ですよ。そんなことするよりちゃんと課金してガチャ引いた方がはるかに楽ですよ」
ちひろ「一日一回の有償ガチャ60ジュエルキャンペーンもやってますし。課金する方が時間に優しいです」
ちひろ「だからほら、早くAPPストアに金入れて。あくしろよ」
P「やかましい!! まったくそれしか言えんのですかあんたは!!」
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4 : 2015/09/22(火) 20:10:38.25 -
P「言っておきますけどねちひろさん、俺はデレステでは無課金で行く予定なので」ちひろ「えっ、どういうことですか?」
P「モバマスで散々課金しましたからね。なので今回は財布に優しい無課金縛りでやるつもりなんです」
ちひろ「そんな無意味な決まりを課しちゃって……素直に課金した方がゲームをより一層楽しめるんですよ?」
P「まーたそうやって課金を促そうとするんですから!! もうその手には乗らんぞ!!」
P「いつまでも俺を財布扱いできると思ったら大間違いだ!!」
ちひろ「へっ、強がりを言って……現にリセマラは失敗続きみたいですけど?」
P「大丈夫ですよ。なんせ俺はパズドラでは当時もっともレアだった緑おでんを。艦これでは大型建造一回目で大鳳を手に入れることができた強運の持ち主ですから」
P「だからこのリセマラも余裕余裕♪ ふぁ~ははははははwwwwwww」
文香「これって……」
ちひろ「フラグにしか聞こえないんだよなぁ……」
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7 : 2015/09/22(火) 20:12:45.74 -
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☆数時間後☆
P「ぐわぁぁぁぁぁぁッッ!! またレアだぁぁぁぁぁッッッ!!??」
文香「これで50回以上は過ぎましたね……」
ちひろ「大した強運(笑)ですねwww」
P「黙れ!!」
P「とはいえあまりにも出なさ過ぎでしょう……ちひろさん、あんたまさか確立を操作してるんじゃ……」
ちひろ「自分の運に恵まれないからって言いがかりはやめてもらえません?」
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9 : 2015/09/22(火) 20:15:20.27 -
ちひろ「多いんですよねぇ~……そうやって何でもかんでも私達のせいだっていう苦情。まったくいい迷惑ですよ」P「けっ! かつてコンプガチャをやってた運営なんて信用できるかっての!」
ちひろ「まだそんなこと言って……!!! もう大昔のことじゃないですかッッ!!!」
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11 : 2015/09/22(火) 20:17:14.46 -
P「あれでどんだけ被害者だしたと思ったんですか! 当時は未成年でも簡単に課金できたんですよ!!」ちひろ「今はもう廃止になってるからいいじゃないですか!! 課金だってもう未成年には手を出しずらいようにしてますしおすし!!」
P「所詮、あんたらは金さえ稼げればなんだっていいと思ってるんだ! ゼ○ティリアやジョ○ョの課金要素からしてそうだったし!!」
ちひろ「アイマスと関係ないだろッッ!! いい加減にしろ!! このハゲッ!!」
P「なんだとこの悪魔ッ!! 守銭奴!! 金返せッ!!」
ちひろ「このハゲ! ハゲッ!! ハゲッ!! ハ——————ゲッ!!!!」
P「ハゲてないだろォォォォッッッ!!!!!!」
ギャー ワー ギャー
文香「ど、どうしよう……」オロオロ
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14 : 2015/09/22(火) 20:25:18.47 -
文香「ふ、二人とも落ち着いてください……」
コイヨプロデューサー! カカッテコイヨッ!!
文香「こ、こんなことで喧嘩しないで……」オロオロ
ヤロウブッコロシャァァァァァァァァ!!!
文香「あ、ああ……ど、どうしよう……無視されてる……」
チヒロット、ブッコロシテヤルッ!! ヤレルモンナラヤッテミヤガレ!!
文香「———ッ!!」
文香「いい加減にしてください!!!!」
P&ちひろ『!?』ビクッ!
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15 : 2015/09/22(火) 20:28:26.67 -
文香「こんなので喧嘩するなんてしないでください」文香「私はゲームについてまったく詳しくはありませんが、ゲームとは本来、楽しむためにあるものでしょう?」
文香「それなのにおかしいではないですか。それが原因でこんなにもいがみ合うなんて……」
文香「いい大人がすることじゃ……ないじゃにですか……」ウルッ
P「ふ、文香………」
P「すすまん文香……ちひろさんも申し訳ございません。SR来ないもんだからイライラしてつい………」
ちひろ「いえ、私も……調子に乗って煽り過ぎました……ごめんなさい」
文香「よかった……二人とも落ち着いてくれたのですね
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16 : 2015/09/22(火) 20:29:26.56 -
P「ごめんな文香。不安がらせちゃって……」文香「Pさん……欲しい者は得てして手に入りにくいというものです」
文香「だから焦ってはダメ……すぐに手に入るとも思ってはいけません」
文香「本を読むのと同じく、一つ一つページを進めていくように、心に余裕を持たないと」
P「文香……」
P「………確かにその通りだな。ありがとう文香、今の話とてもためになったよ!」
文香「わかってくれたのですね」
P「ああ、つまり———」
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17 : 2015/09/22(火) 20:30:11.31 -
P「妖怪物欲センサーをなんとかしろってことだろ?」
文香「はい!?」
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19 : 2015/09/22(火) 20:33:42.94 -
P「ベテランプロデューサーである俺としたことが、この妖怪のことを忘れてたなんてね。いやぁ~盲点だった」文香「よ、妖怪……? ぶ、物欲……?」
ちひろ「妖怪物欲センサーってのはね」
☆妖怪・物欲センサー☆
オンラインゲームや家庭用ゲーム等において、プレイヤーが「これが欲しい!」と願うドロップアイテムを正確に検知し、
そのアイテムをとんでもなく強烈に出づらくしてしまう悪魔のセンサーである。ちひろ「———ということよ」
文香「本当、今の世の中には、辞書には載ってない言葉がたくさんあるのですね……」
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21 : 2015/09/22(火) 20:35:41.14 -
P「妖怪物欲センサーを倒すのは極めて困難———というより方法がない」P「多くのプロデューサー達がそれで何度煮え湯を飲まされ、泣かされたことか………」
P「だが、対策方がないわけではない!」
P「物欲センサーはその人の欲しいと思うものへの願望に反応する……なら、その願望を自然に弱めればいい!」
P「つまり煩悩を消せばいいというわけだぁ!!」
P「そのためには———!」キリッ
P「すいません! ちょっと俺トイレに行ってきます!」タッタタタタタタタッ
ちひろ「はい?」
-
22 : 2015/09/22(火) 20:37:04.64 -
文香「ちひろさん、Pさんはなんでお手洗いに……?」ちひろ「さぁ…? これは私にもわかりませんね」
「ぬっ!!」
文香「えっ、この声……Pさん?」
「うっ!! はぁ! んっ!! おおんッ!!」シコシコシコ
文香「こ、この艶のある息遣いは……まさか……///」
ちひろ「あの野郎……トイレ内で何してやがる!!」
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24 : 2015/09/22(火) 20:38:10.79 -
「おんっ! あんっ! おおんっ!!」シコシコシコ「イキ過ぎィッ!! イクイクイクイクイク!!」
「あっ、あっ、あっ………」
「ンアッ——————ッッッ!!!! (≧д≦)」
ドビュビュビュビュドベベベベベベバババババババッッ!!!!
ちひろ「」
文香「はうぅ……///」カァァァァッ
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27 : 2015/09/22(火) 20:42:09.36 -
P「ふぅ、スッとしたぜ……これで煩悩は消えたはずだ!!」ちひろ「ただ賢者モードになっただけじゃないか!!」
P「ですが、これで煩悩が限りなくゼロな状態になっているはずです! 故に物欲センサーも発動してないはず!!」
P「今ならイケるはずだぜ!! いざガチャだ!! うおおおおおおおぉぉぉぉぉッッッッッッ!!!!」
ガチャガチャガチャガチャ
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29 : 2015/09/22(火) 20:44:09.95 -
ちひろ「まったく、そう簡単にうまくいくはずが……」P「おや? 封筒が青色に———」
> SSR 島村卯月 (ステージオブマジック)
P「卯月キタ——————ッッッッ!!!!!」
ちひろ「ダニィ!?」
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32 : 2015/09/22(火) 20:47:00.71 -
P「やった! 卯月来た!! SRよりもレアなSSRが来た———ッッ!!」ちひろ「ま、まさかあんなので物欲センサーが………!?」
P「やったぜ!! うおおおおおぉぉぉぉぉッッッ!!!!!」
文香「おめでとうございます、Pさん」
P「ああ! ありがとう文香」
文香「どうやら目当てのSRとうものが来たみたいですね。本当におめでとうございます」
文香「これでもう、リセマラというものをやらずにすみますね」
P「あ、ああ……そうなんだけど………」
P「………」
P「いや、これじゃダメだ………ダメなんだ……」
文香「えっ?」
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33 : 2015/09/22(火) 20:48:37.70 -
P「俺が求めたのはこれじゃないんだ………」P「すまぬ卯月……すまん……本当にごめん……ごめんよぉ!」
P「リセットォォォォォッッッッ!!!!」
文香&ちひろ『ええええぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!??』
-
35 : 2015/09/22(火) 20:53:51.52 -
ちひろ「ちょ、何してるんですかプロデューサーさん!?」
文香「当たりを引けたのではないのですか……?」
ちひろ「卯月ちゃんはかなりの大当たりなんですよ!? リセマラでこれ以上ない成果なのに……一体何考えてんですか!?」
P「俺には狙ってたアイドルがあるんです……だから卯月には悪いけど……リセットをしました」
ちひろ「ほかに本命が……?」
文香「そ、そんな……ほかに目当てがあったとしても、島村さんを放棄するなんて……」
文香「そこまでしてPさんが狙ってるアイドルは誰なのですか?」
-
36 : 2015/09/22(火) 20:54:31.00 -
P「お前じゃい!!」
文香「えっ…私……!?」
-
38 : 2015/09/22(火) 20:57:34.44 -
文香「わ、私を……狙って……?」P「ああ! そもそも俺はお前と一緒にデレステのステージに立ちたいと思って、リセマラをしていたんだ!」
P「正直、卯月で妥協をしたかった………けれど、俺にとってのNO1はお前なんだよ文香!」
P「そのためだったらSSRを放棄しても構わない! お前と一緒に歩めるのなら……俺は何回でもリセットするだけだぁッ!!」
文香「P、Pさん……///」キュン
文香「あ、あの……嬉しいです…/// そこまで私を想ってくれて……///」
文香「私にはこれしか言えませんが……頑張ってください!」
文香「私も……Pさんと一緒にステージに立ちたいですから……///」
P「ああ、まかせてくれ! よっしゃ! もう一回ダウンロードからだ!!」
-
40 : 2015/09/22(火) 20:58:02.82 -
ちひろ「あ、あの……プロデューサーさん?」
P「なんですかちひろさん?」
ちひろ「その~……お目当ての文香ちゃんなんですけど………」
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41 : 2015/09/22(火) 20:59:04.72 -
ちひろ「まだ実装されてませんよ?(2015年9月現在)」
P「………は?」
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43 : 2015/09/22(火) 21:01:20.84 -
P「な、何言ってるんですかちひろさん! そ、そのようなことあろうはずが———」
ちひろ「ほら、攻略サイトで確認してみてください」
P「ば、バカ言ってんじゃないですよ! 文香はボイス付きアイドルですよ! ないなんてそんなはずが———」
P「…………(閲覧中)」
P「………な、ない」
P「文香が………いない」
-
44 : 2015/09/22(火) 21:02:31.06 -
ちひろ「まだ出たばかりのゲームですから実装されてないアイドルも多いんですよ」P「そ、そんな………それじゃあ今まで俺がリセットしてきたのは……SSR卯月は……」
P「う、卯月は……卯月はぁぁぁぁぁぁ!!??」
ちひろ「最早データの海の底ですね」
P「う、嘘だ……嘘だ……!」
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45 : 2015/09/22(火) 21:03:34.71 -
P「あっ、あっ、あっ」P「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
P「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッ!!!!!!!!!」
P「卯月ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!????」
P「俺の卯月がぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!!! 卯月そのものがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッ!!!!!!!」
P「うわあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
文香「P、Pさん………」
ちひろ「バカじゃねぇのwww」
-
46 : 2015/09/22(火) 21:05:37.59 -
—————————
——————
———
P「」
文香「Pさん……まだ立ち直りませんね」
ちひろ「事前に確認しなかったプロデューサーさんが悪い。同情の余地なしね」
文香「……少し辛辣過ぎでは?」
ちひろ「素直に課金してればこうならなかったのよ。まったく、あれほど言ったのに……」
P「」
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47 : 2015/09/22(火) 21:08:01.72 -
文香「あ、あの……Pさん? 大丈夫ですか?」P「」
文香「その……どうか元気を出してください」
P「………」
P「無理だよ文香……俺はもうダメだ……お終いなんだ……」
P「あんなことで卯月を放棄してしまった……もう俺にプロデューサーを名乗る資格なんてないんだ……うううっ」ポロポロ
文香「Pさん………」
-
48 : 2015/09/22(火) 21:10:04.42 -
文香「………」文香「ちひろさんから聞いたのですが……私は10月には実装されるみたいです」
P「えっ、そうなのか!?」
文香「はい。ですからPさん……もう一度、デレステをやってみませんか?」
P「!!」
文香「もう一度、私と巡り会うために……」
P「文香……」
-
49 : 2015/09/22(火) 21:11:49.12 -
P「………」P「フッ、おかしいな……あれだけの失敗をして落ち込んでいたのに」
P「10月に文香が実装されると聞いたら、またスマホを掴んでる自分がいる」
P「どうやらアイドルをプロデュースするのは、俺の本能なのかもしれない」
文香「Pさん……」
P「俺はもう一度やり直す! デレステのプロデューサーとして!!」
P「そして10月になったら文香を必ずお迎えする!!」
文香「Pさん……///」
-
50 : 2015/09/22(火) 21:15:28.68 -
P「よーし!! なら早速APPストアでダウンロード開始だ!!」文香「ふふっ、頑張ってくださいね、Pさん♪」ニコッ
P「おう! まかしとけ!!」
ハハハハハッ ウフフフフッ アハハハハッ
ちひろ「やれやれ…ま、これで一件落着ね」
ちひろ「アイドルマスターシンデレラガールズ・スターライトステージは好評配信中です」
ちひろ「リセマラはもちろん可能ですが、する際は目当ての娘がいるかどうか確認をしてから行ってくださいね♪」
おわり
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51 : 2015/09/22(火) 21:19:54.29 -
お・ま・け
※さっきまでのPとは別人でお願いします。
P「クソッ! また失敗しちまった……」
晴「んっ………何やってんだP?」
P「ああ、晴。ちょっとデレステをやってんだけどさ。また一曲失敗しちまって……」
晴「デレステって……ああ、この前配信された新しいゲームか」
晴「そしてオレが出てないやつだろ」
P「そ、その内実装されると思うから………(震え声)」
-
52 : 2015/09/22(火) 21:20:26.73 -
晴「それで曲がクリアできないって?」
P「ああ。俺って今まで音ゲーとかやったことがなくてさ。だから難易度が高いのは中々クリアできなくて……」
P「具体的に言うとPRO時点で全然クリアできなくてな……」
晴「ふ~ん、そうなのか……まぁ、Pって音感なさそうだもんな」
P「うっせぇ。初めてだからだし! 慣れてくればこんなもん———ぐわぁ! またライフがゼロになった!?」
晴「はははっ、やっぱり音感ねぇじゃん♪」
P「くっそう………!」
-
53 : 2015/09/22(火) 21:22:18.74 -
晴「P、ちょっと貸してみろよ。オレが代わりにやってやる」
P「いいけど、お前、音ゲー得意なのか?」
晴「そんなにはやってないけど。オレはレッスンとか受けてるし、Pよりか音感あると思うしな」
P「ほほう、言うではないか。なら、やってみな」
晴「それっ! えい! おっ!!」ピコピコピコ
晴「結構難しいな……くっ! うわぁ! ライフがゼロになっちまった……」
P「ははははっ、結構難しいだろう?」
晴「なんのもう一回チャレンジだぜ! それっ!」
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54 : 2015/09/22(火) 21:22:59.01 -
——————
———
晴「クソッ! もう少しでクリアできそうだったのに……スタミナはまだあるな? よし、もう一回だ!」
P「やれやれ、すっかりハマっちゃって………」
P「…………」
P「なぁ、晴。ゲームはその辺にしてさ———」
P「そろそろ二回戦開始しようぜ………んちゅ」チュチュ
晴「んっ……あんっ…!///」ビクン
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55 : 2015/09/22(火) 21:23:49.27 -
晴「ば、バカッ……やめろよ……今MASTERレベルでやってんだからさ……」晴「それに……するの一回だけって言ったじゃねぇかよ……///」
P「あれは嘘だ」
晴「お、お前な……」
P「ほらほら、もう一回気持ち良くするからさ~……」チュチュチュチュチュ♪
晴「んんっ!!/// こ、この変態が………///」
P「さぁ、スマホなんて捨てて、早く二回戦を———」
-
56 : 2015/09/22(火) 21:24:34.83 -
ガチャリ!!
「そこまでだ!」
P「ダニィ!? だ、誰だッ!?」
早苗「残念だったな」
P「ぎゃああああああああ!!! 早苗さん!?」
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57 : 2015/09/22(火) 21:26:18.13 -
P「ど、どうしてここが……!?」早苗「もう、Pくんったら! まーた晴ちゃんをこんなにいかがわしいお城に連れ込んじゃって~。お姉さんカンカンだぞ♪」
P「ひいぃぃッ!! え、笑顔が怖い………」ガタガタブルブル
早苗「そんなお茶目なPくんは、お姉さんが〆ちゃうぞ? ってかコロス?」スッ
つシンゴウアックス
P「ちょ、なんですかそのライダーが使いそうな武器は!?」
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58 : 2015/09/22(火) 21:27:10.36 -
つシンゴウアックス<マッテローヨ!
P「お、お待ちください早苗さん!! こ、これには深い訳が———」
つシンゴウアックス<イッテイーヨ!
早苗「逝っていーよだってさ……」
P「ひいぃぃぃぃッッッ!!?? お、おたたたっおたたたっお助け下さい!!」
シンゴウアックス<フルスロットル!!
早苗「おらぁっ!!」ブンッ
P「やめろぉぉぉぉぉぉぉッッッッ!!??」
チュドーン!! ドガガガガガガガ!!!
ウワァァァァァァ!!! シヌゥゥゥゥッッ!!!!
ドガーーーン!!!
早苗「まったく、本当に懲りないんだから……」
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59 : 2015/09/22(火) 21:28:01.22 -
早苗「さてと、酷い目にあったわね晴ちゃん。さぁ、帰ろうね」
晴「んしょ……と! よっしゃクリアしたぜ! なんだ結構簡単じゃねぇか。 へへっ♪」
早苗「!?(MASTERをフルコンでクリア!?)」
終わり
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