ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452321320/
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4 : 2016/01/09(土) 15:47:40.29 -
P「………」
凛「………」
P「………」
P「あれ、なんかコメントとかないの?」
凛「え? 別にないけど」
凛「プロデューサーの胸の大きさの好みって、わりとどうでもいい話題だし」
P「どうでもいいって、ちょっとひどくない?」
凛「女の子にいきなり胸の話を振るのもひどくない?」
P「言われてみると確かに」
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5 : 2016/01/09(土) 15:52:55.74 -
P「しかし俺と凛の仲じゃないか。付き合いも長いんだし固いこと言わないでくれよ」
凛「そういう押しつけは女の子に嫌われるよ」
P「マジか」
凛「マジだよ」
P「根拠は」
凛「プロデューサーに彼女がいないという事実」
P「そう言われると何も返せない」
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7 : 2016/01/09(土) 16:00:23.12 -
P「それで、胸の話の続きだが」
凛「続けるんだ。この流れで」
P「もう少し語らせてほしい」
凛「しょうがないなぁ、プロデューサーは」
凛「胸の大きい子が好きなんだっけ?」
P「そうなんだよ」
凛「そっか。なら私のことも好きなんだ」
P「え?」
凛「え?」
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9 : 2016/01/09(土) 16:06:48.47 -
凛「胸の大きい子が好きなんだよね?」
P「ああ」
凛「じゃあ私のことも好きってことに」
P「ならないだろ」
凛「えっ……そんな、嫌いだったの?」ガーン
P「いや好きだけど」
凛「ありがとう」
P「どういたしまして」
凛「じゃあ私の胸は大きいってことになるよね」
P「え?」
凛「え?」
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11 : 2016/01/09(土) 16:13:33.46 -
凛「プロデューサーは胸の大きい子が好きなんだよね」
P「うん」
凛「プロデューサーは私のことが好きなんだよね」
P「はい」
凛「じゃあ私は胸が大きいよね」
P「そのりくつはおかしい」
凛「………」
P「………」
凛「……ハァ」
P「いやなにそのため息。俺が悪いみたいになってるんだが」
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12 : 2016/01/09(土) 16:17:22.80 -
凛「正直Bカップ以上は全部巨乳ってくくりでいいと思う」
P「暴論すぎるだろ」
凛「バスト80も89も同じ80代だし、これもひとくくりでいいと思う」
凛「四捨五入したら全部100だし」
P「四捨五入する桁がおかしいと思う」
P「それだと72も74も全部100になるぞ」
凛「いいんじゃない? スリーサイズが100−100−100でも」
P「ドラえもんみたいな体型だな」
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13 : 2016/01/09(土) 16:19:55.32 -
>P「それだと72も74も全部100になるぞ」
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14 : 2016/01/09(土) 16:22:07.47 -
P「というか、なんでそんなに巨乳であることにこだわろうとするんだ」
凛「………」
P「凛?」
凛「……そ、それは。だって」
P「だって?」
凛「できれば、私だってプロデューサーの好みに合わせたいと思うし……」
P「り、凛………お前」
凛「と言ったら男の人は喜ぶって聞いたけど本当なの?」ケロリ
P「畜生め!」
凛「ふふっ。すぐ騙される……そんなんだから、川島さんとか早苗さんとかにいじられるんだよ」
P「しょうがないだろ。ピュアなんだよ、俺の心は」
凛「はいはい。プロデューサーのPはピュアのPだね」
P「バカにしてないか?」
凛「してないよ。たぶん」
P「お前なあ——」
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15 : 2016/01/09(土) 16:26:46.42 -
P「あ、そうだ。冷蔵庫にコーヒー牛乳とコーラあるけど、どっち飲む?」
凛「ん……コーヒー牛乳かな」
P「わかった」
P「コーヒー牛乳か……」
凛「………」
凛「……違うからね?」
P「ん? 違うって、何が」キョトン
凛「だから……」
凛「……やっぱりもういい」プイ
P「え?」
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16 : 2016/01/09(土) 16:31:55.42 -
凛「ところでプロデューサー」
P「なに?」
凛「チョコレートは、甘いのと苦いの、どっちが好き?」
P「俺はとことん甘めのほうが好きだなあ」
凛「そう。わかった」
P「ひょっとして……」
凛「うん、頑張るよ」
P「そうか、楽しみだなあ!」
凛「いつもお世話になってるから」
凛「頑張って、甘くておいしいチョコレート探し出すね」
P「待て待て」
凛「え?」
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17 : 2016/01/09(土) 16:37:35.30 -
P「手作りじゃないの?」
凛「? お店で作ったやつのほうがおいしいでしょ?」
P「いやいや、そういう問題じゃなくてだな」
P「そもそも、手作りじゃないならあんまり頑張る要素なくないか」
凛「あるよ。いろんな店のチョコを食べ比べしなきゃいけないし」
凛「しかもたくさん摂取したカロリーぶん、運動しないと太るし」
P「確かにそれは頑張らないとダメかもしれないけど……それなら、その努力を自分で作る方向性に持って行ってもらえると」
凛「手作り、食べたいの?」
P「食べたい」
凛「でも、私の腕だと市販のほうがおいしいよ」
P「それでもいいんだよ。凛の手作り補正がかかるから」
凛「ふーん」
凛「まあ、考えておこうかな」
P「そうしてくれ」
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20 : 2016/01/09(土) 16:42:15.30 -
ガチャリ
愛梨「凛ちゃん。そろそろいきましょうか」
凛「あ、うん。わかった」
P「ん? 二人で遊びにでも行くのか」
凛「ちょっと愛梨に教えてほしいことがあって」
愛梨「今日は私が先生です♪」
P「バストアップの方法を教わるのか?」
凛「はっ倒すよ」
P「冗談だからそんなに睨まないでくれ」
愛梨「えっと、バストについては特別なことはしてないんですけど~」
凛「愛梨もここで説明はじめなくていいから!」
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21 : 2016/01/09(土) 16:45:57.06 -
>凛「愛梨もここで説明はじめなくていいから!」
ここじゃなきゃ説明始めてもいいのか… -
23 : 2016/01/09(土) 16:48:09.55 -
P「ははっ。まあ何を教わるのかは知らないけど、頑張れよ」
愛梨「しっかり私の技を仕込んじゃいますからね♪」
凛「一応言っておくけど、変なことやるわけじゃないからね」
P「じゃあ何をするんだ?」
凛「スイーツの作り方教わるだけだから」
愛梨「おいしいチョコレートを作っちゃいます」
P「なるほど」
凛「じゃ、また明日」
愛梨「お疲れ様ですっ」
バタン
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24 : 2016/01/09(土) 16:50:39.43 -
P「そうか、スイーツか。確かにそれなら愛梨を先生にするのが適任だ」
P「………」
P「……あれ?」
凛「~~♪」
愛梨「(鼻歌が出てる……凛ちゃん、何かいいことあったのかな?)」
おしまい
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