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1 : 2016/01/15(金) 17:54:27.74 -
雪乃「まったくね。男の子は女の子からプレゼントがもらえれば、それだけで嬉しいなんて」
結衣「逆転の発想だよね! スゴいよ!」
雪乃「あの木炭の様なクッキーに価値を見出だすその目の付け方、ただ者ではないわ」
八幡「心がこもってればそれでいいからな。大した事は言ってないぞ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452848067
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452848067/
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2 : 2016/01/15(金) 18:01:26.15 -
戸塚「凄いね、八幡! あんなサーブがあったなんて!」
結衣「本当だよね! ただ高く上に放り投げただけのサーブが風の影響で魔球に変化してるし!」
雪乃「ただぼっちでいるだけでなく、風の動きまで観察し、それを戦術に組み上げたその鋭い観察眼の賜物ね。やはり貴方はただ者ではないわ」
八幡「大した事じゃない。それに試合に勝って勝負に負けたようなものだからな」
戸塚「そんな謙遜する八幡もカッコいいよ」
雪乃「自分の功績を誇らないのが立派ね」
結衣「ヒッキー、カッコいい!」
八幡「よせ。おだてるな。本気にしちゃうだろ」
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5 : 2016/01/15(金) 18:16:22.31 -
葉山「ありがとう、比企谷。おかげでチェインメールの件は片付いたよ。犯人探しをする事なく、事件を解決してしまうなんて、君は凄いね」
結衣「しかも、円満に収まったし、やっぱり流石だね、ヒッキー!」
雪乃「ぼっちの時に鍛えられた貴方の観察眼には脱帽したわ。葉山君がグループに入らないと決めただけで問題を解決出来ると考えるだなんて、やはり貴方はただ者ではないわね」
八幡「いや、俺は葉山を孤立させたかっただけだ。それは買いかぶりだ」
結衣「自慢もしないんだね、ヒッキー、カッコいい!」
雪乃「普通の人とは違うわ。素晴らしいわね」
八幡「自慢する様なもんでもないだろ」
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6 : 2016/01/15(金) 18:17:56.73 -
川崎「ありがとう、比企谷。私の悩みをあっさり解決してくれるなんて。これで私も隠れてバイトをしなくて済むようになったよ」
結衣「ホントだよ! 私たちじゃ何の役にも立たなかったのに!」
雪乃「平塚先生も葉山君も役に立たなかったのに、それをあっさり解決してしまうなんて、やはり貴方はただ者ではないわ」
八幡「いや、これも雪ノ下や由比ヶ浜の協力があったからだ。小町や大志の後押しもきいたしな。俺は何もしていない」
小町「あえて謙遜するなんて、流石だね、お兄ちゃん!」
大志「お兄さん、流石っす!」
八幡「いや、俺は本当に何もしていないぞ」
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7 : 2016/01/15(金) 18:27:16.52 -
静「やるじゃないか、比企谷。ぼっちの小学生を見事に救うなんて」
結衣「まずグループを壊してしまおうなんて発想が普通じゃないし! 流石だね、ヒッキー!」
雪乃「葉山君や三浦さんたちがきちんと自分の役割を理解していれば、全ては比企谷君の狙い通りにいったのに。役立たずね、あの三人は」
八幡「いや、あれは提案した俺の責任だ。そのせいで葉山たちに危ない橋を渡らせた。俺がもっとちゃんした案を出してればあの結果はなかったはずだ」
戸塚「葉山君たちまでかばうなんて、八幡は優しいね」
結衣「ヒッキー、カッコいい!」
雪乃「その姿勢、見習いたいわ」
八幡「いや、やはりあれは俺の責任だ」
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8 : 2016/01/15(金) 18:32:43.66 -
めぐり「比企谷君、みんなの代わりに相模さんに言いたい事を言ってくれてありがとうね」
結衣「そして、サガミンまでかばうなんてやっぱりヒッキーは優しいね!」
雪乃「貴方が悪役になる必要なんかまったくなかったのに、それを進んで引き受けるなんて、比企谷君は大したものね。器の大きさを感じるわ」
八幡「俺は腹立ってたから文句を言っただけだ。そんな事は考えてない」
結衣「そうやって、サガミンをかばうヒッキー、カッコいい!」
雪乃「やはり貴方はただ者ではないわね」
八幡「いや、俺は悪口を言っただけの最低男だ。周りの評判通りの人間なんだよ」
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9 : 2016/01/15(金) 18:39:18.72 -
戸部「俺の代わりにフラれて、海老名さんの本心を聞いてくれるとか、ヒキタニ君マジでパないしー」
海老名「私から依頼した訳じゃないのに、察してくれる比企谷君はやっぱり凄いね」
結衣「ヒッキー、流石だね! 普通はそんな事出来ないよ!」
雪乃「海老名さんから依頼を受けた訳でもないのに、自分が傷ついてまでそれを解決するなんて、貴方はやはりただ者ではないわね」
八幡「俺は単にフラれただけだ。いつもの事だ」
結衣「そうやって、私達に心配かけさせないようにしようとしてるヒッキー、優しいね!」
雪乃「自分の事は後回しにして、私達の心配までしてくれるなんて。感心するわ」
八幡「違う。俺は俺の為だけにしただけだ。そんな事は考えてない」
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10 : 2016/01/15(金) 18:44:38.61 -
いろは「先輩、ありがとうございます! 依頼通りじゃなかったですけど、私をやる気にさせて結果的に解決してくれたので、やっぱり先輩は凄いです」
結衣「みんなでまた奉仕部にいられるし、流石だね、ヒッキー!」
雪乃「私が生徒会に入りたいと一言も言わなかったのが悪かったわ。言えば、比企谷君はきっとそれも含めて解決してくれたはずなのに」
八幡「いや、俺は俺の為だけにやったんだ。雪ノ下の本心に気付かなかったのは俺の責任だ」
結衣「ゆきのんを責めずに、逆にかばうだなんて、ヒッキーは優しいね!」
雪乃「大したものね。普通は出来ないわ」
八幡「違う。もうやめてくれ」
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18 : 2016/01/16(土) 14:35:25.38 -
いろは「流石、先輩です。あの玉縄とかいう人のせいで駄目になりそうだったイベントを、見事に間に合わせてみせるなんて」
結衣「自分の責任だと思ってずっと一人で頑張ってたヒッキーは偉いよ!」
雪乃「私や由比ヶ浜さんなんて、最後にほんのお手伝いをしただけですもの。それまでずっと一人で頑張っていた比企谷君は素敵よ。尊敬するわ」
八幡「俺は本当に何もしていない。雪ノ下たちがいなかったら、どうにも出来なかったんだ。こんなにギリギリになったのは俺の責任なんだよ」
いろは「そうやって雪ノ下先輩たちをかばう先輩はやっぱりカッコいいです。憧れます」
留美「八幡、私を助ける為にあんな計画を立てたんだよね。私は全部知ってるから。八幡、カッコいいよ」
結衣「クリスマスイベントをきちんと成功させて、しかも私たちのおかげみたいに言ってくれるヒッキー、優しいね!」
雪乃「貴方は本当に出来る男ね。前から知っていたけど、やはりただ者ではないわ」
いろは「先輩、流石です。私、感動しました」
八幡「頼むからもう誉めないでくれ。お願いだ! 俺は今回何も出来てないんだ!」
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19 : 2016/01/16(土) 14:36:47.79 -
葉山「ありがとう、比企谷。君のおかげで優美子やいろはとこれからも仲良くやっていけそうだよ。君は本当に流石だな」
三浦「何の得にもならないのに、マラソン大会を棒にふってまであーしの依頼を受けてくれるとか、ヒキオあんたマジでカッコいいし」
結衣「寒い中、私たちを気遣って一人で葉山君を待ってくれるなんて、ヒッキー、優しいよね!」
雪乃「転んで怪我してドベになっても、何も泣き言を言わない貴方は素敵よ。その自己犠牲には感動するわ。喜んで怪我の手当てをさせてもらうわね」
八幡「やめてくれ! 誰かの為なんかに俺はこんな事をしてる訳じゃない!」
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20 : 2016/01/16(土) 14:37:32.10 -
いろは「バレンタインで困ってる人に対して、味見という名目のチョコ作りイベントを考えるなんて、先輩流石です!」
結衣「やっぱりヒッキーは他の人とは違うね。天才だよ、ヒッキーは!」
雪乃「貴方のその発想力にはいつも驚かされるわ。私なんかでは及びもつかないわね。ただただ感服するばかりよ」
八幡「……もういいだろ。……俺の事はほっといてくれ」
いろは「功績を誇らない先輩、カッコいいです」
結衣「ねぇ、ヒッキー、ゆきのんと私でチョコ一緒に作ったの! 味見して!」
雪乃「比企谷君。お願い出来るかしら? 貴方に是非食べて欲しいの」
陽乃「こんなにモテるなんて比企谷君は流石だね。どうしたらこうなるのか、お姉さん全然わからないし。やっぱり比企谷君の人徳の賜物かな? 凄いよね、比企谷君は」
八幡「……やめて下さい。助けて下さい」
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21 : 2016/01/16(土) 14:38:06.13 -
結衣「私が現状維持したがったのに、それを断るなんてヒッキーは本当に潔いね! 流石だよ、ヒッキー!」
雪乃「流されかけた私を止めてくれるなんて、比企谷君はやはり大したものね。普通はわかっていてもそれが出来ないわ。貴方はやはり素晴らしいのね」
八幡「…………」
結衣「それで私とゆきのん、どっちを選ぶの? 私達はどっちが選ばれてもきっと祝福するよ!」
雪乃「ええ、比企谷君の判断ですもの。それが間違っている訳ないわ。だって、貴方は姉さんも認める天才ですもの。全てを受け入れるわ」
結衣「それで、ヒッキー、どっち?」
雪乃「比企谷君、どちらかしら? 貴方はどうしたいの?」
八幡「……俺は」
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22 : 2016/01/16(土) 14:39:01.53 -
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ーーーーーー結衣「あのタイミングで奉仕部を辞めちゃうなんて、ヒッキーは流石だね!」
雪乃「学校にも来ないで本物の引きこもりを選ぶなんて、なかなか出来る事じゃないわ。私達に出来ない事を平然とやってのける比企谷君ならではね。やはりただ者ではないわ」
いろは「社会の常識に縛られない先輩、カッコいいです。尊敬します」
葉山「ああいうのを本物の天才と呼ぶんだね。自分がいかに凡人かを俺は思い知ったよ」
陽乃「一目見た時から比企谷君にはオーラを感じたからね。やっぱり私の目は狂っていなかったよ。百年に一人の逸材だね」
静「そうだな。比企谷なら学校なんか来なくても十分だろう。むしろ、時間の無駄と言える。彼の判断は流石だな」
小町「お兄ちゃんが部屋に引きこもってるから、小町は邪魔しないようにしないとね。寂しいけどお兄ちゃんの為に我慢しないと」
戸塚「誰も傷付かないよう、誰とも会わないようにするなんて、八幡は本当に優しいね。僕、感動したよ」
完
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