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1 : 2016/02/07(日) 23:52:39 -
※原作ばりにスローペースで更新予定。既に舞台はクライマックス
あっちの原作もこっちの原作も全部ご破算!
進撃の巨人最新巻まで未読の方は超絶注意してくだちい。
1スレ:エレン「ドリフターズ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1376710578/
2スレ:エレン「ドリフターズ?」 豊久「大将首二ツ目」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1422881120/このスレで終わるよ。今度こそ終わるよー。うん、終わる終わるー。終ってー。
ソース: http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1454856759/
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13 : 2016/03/06(日) 23:39:16 -
※明日か明後日投下します
サボってたんじゃないんよ
土日仕事やったんよ
月火は代休、水木金行けばまた二連休
ちくしょう疲れた
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16 : 2016/03/08(火) 22:00:18 -
………
……
…ドリフターズとエンズの決戦が開始してより、数時間が経過していた。戦局はエンズ側が有利。じりじりとドリフ側が劣勢に追いやられていた。
籠城の姿勢を取るドリフに対し、エンズはその物量に物を云わせた猛攻を繰り出し続ける。
オルミーヌによる改修により城壁は強固なものへと作り替えられてはいたが、エンズ側が統率する武装した巨人の軍団は、そのものが攻城兵器である。
近接され、城壁を攻撃されたら最後だ。穿たれた穴から、ドリフ側の数十倍もの規模の軍勢が一気に城内を占領するだろう。
そして敵の航空戦力たる竜騎兵の存在もまた捨て置けぬ存在であった。
城壁を無視して城内へと侵入されることの脅威を畏れた信長は、虎の子の立体機動装置と棒火矢を組み合わせた手札を切らざるを得なかった。
それを分かっているが故に、そして立体機動装置にさしたる脅威を感じなかったエンズ側の軍師たるラスプーチンは損耗を考慮しない突撃を繰り返す。
しかし————存外にドリフが粘る。
それに苛立ったラスプーチンが、更に巨人と竜騎兵を前線に送り込む。
———そのタイミングであった。
豊久「来た」
棒火矢による迎撃、そして矢が尽きた頃—————曇天の雲間より、数十の影が飛来する。
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17 : 2016/03/08(火) 22:00:50 -
菅野「ワレ菅野! 菅野一番!!」山口「—————ミッドウェーん時みたいにはいかんぜ。先に殴った方が強いって、アレでよーく分かったからなァ」ニィイ
航空母艦『飛龍』より発艦した艦載機————歴戦の乗り手たる菅野直が率いる新生した三百一飛「新撰組」が、増援に到着した。
ドリフが居を構える城を飛び越え、城壁の外から迫る巨人や竜騎兵を見やり、
菅野「ワレ突撃ス、目標「竜!」 目標「巨人!」 遅れてんじゃねえぞテメエらバカヤロウ!! 入れ食いの食い放題だデタラメだろうがブッぱなせば当たるぞコノヤロウ」
ブッチ「ヒャッハァ!! 遅れんじゃねーぞキッドォ!! どいつもこいつも蜂の巣だオラァ!!」
キッド「テメーはちゃんと前見て飛べ、前を!! しっかしこのヒコーキってヤツァほんとにゴキゲンなノリモンだなァオイ!! やるじゃねえかジャップ!!」
犬獣人「ツヅケ!! ミナ、ソラノカミサマニツヅケ!!」
犬獣人2「オオサマ!! ソラノカミサマ!!」
猫獣人「イヌナンゾニオクレルニャ!!」
猫獣人2「カミサマニホメテモラウノハ、ワレワレネコゾクダニャ!!」
弾丸が吐き出される。油脂焼夷弾が投下される。
竜の翼は散々に打ち破られ、巨人は炎と共に蒸発する。
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18 : 2016/03/08(火) 22:02:37 -
その足元で剣や槍を握っているデミたちもまた、燃えて堕ちる。ラスプーチン「な、あ………!?」
光秀「ふん。そうくるか。そうくるだろうよ。このまま下らん餓鬼の癇癪めいた物量戦術で押し潰れるようなタマではない。織田信長とは、そういう虚けよ」
ラスプーチン「ッ、コレトー、貴様ッ……」
ラスプーチンの戦略に対するあからさまな皮肉に、犬歯をむき出しにして光秀に凄む。
しかし光秀はどこ吹く風と言った、相変わらずの虚ろな光を宿した眼窩でラスプーチンを見やり、
光秀「して、どうとする。あの機械の竜をどのように対処してみせるのだ、軍師『殿』よ」
ラスプーチン「ッ~~~~~~~!! い、一時、退くぞ!!」
光秀「結構。軍師殿の決定であればそうしよう。尤も————再侵攻の際の軍師はわたしとなっているだろうがな」
ラスプーチン「貴様ッ……グッ」
間一髪で『飛龍』からの艦載機による援軍が間に合わなければ、既に城は墜ちていただろう。
菅野直々に鍛え上げられたキッドとブッチ、そして菅野を『空の王様』と慕い畏れる犬と猫の獣人たちによる急造パイロット。
艦載機数は五十にも満たない。しかし信長は万の援軍を得た心地であった。
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19 : 2016/03/08(火) 22:04:00 -
竜を超える機動性能、そして機銃による掃滅力、地上への爆撃の脅威。黒色火薬による棒火矢など歯牙にもかけぬ圧倒的な攻撃力は、エンズ軍を一時的に恐慌状態にまで追いやっていた。エンズにとっては魔法よりも魔法めいた怪しげな術として警戒に値する存在として映ったのだろう。
結果として悪戯に戦力を損耗することを恐れた軍師・ラスプーチンの判断による一時撤退で、エンズによる攻撃の手が一時的に休まることとなる。
これを好機と見て打って出る————そんな意見も上がったが、誰あろう豊久がそれを頑なに禁じた。軍師たるハンニバルとスキピオ、そして信長もまた同意見だった。
ハンニバル「尻尾を捲ったように見せて、ありゃ間違いなく尻尾を見せてる」
与一「は? であればこそ、追撃すべきでは?」
信長「いや、ワリに合わん。乗るべきじゃあない」
与一「どういうことです?」
スキピオ「あっちの兵力はこっちの数十倍あるんだ。ゴリ押しにゴリ押しを重ねてもいずれは突き崩せるにも拘らず、あの奇妙な撤退」
信長「あっちの軍師はラスプーチンとか言ううっさん臭い野郎だったか? あ奴は相当な『すくたれ』だ。だが兵が精強であることに変わりはない。ヘタにつつきゃ藪から蛇が出る」
豊久「うむ。彼奴等は火薬ん存在ば知っておっても、『飛龍』ん『ひこうき』を知らぬ。彼奴等にとって、『ひこうき』は化生の類ぞ。際限なく襲い掛かってくるものと思っておるぞ」
ハンニバル「その認識を持って時を稼ぐが、今は最上よ」
与一「………成程」
しかし現実として『ひこうき』には燃料があり、弾薬や爆弾にも限りはある。
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20 : 2016/03/08(火) 22:07:02 -
与一「しかし—————だからといって、どうするというのです」与一の言葉にも意味はある。燃料や弾薬、爆弾に補給の目があるのならばそれもいいだろう。
だがグ・ビンネンからの輜重隊を本気で当てにするほど日和ってはいない。
同盟国による同盟ほど、簡単に破られるものはないのだ。ましてや落ち目となれば尚更だった。
豊久「籠城ちうもんはひたすらに我慢じゃ。我慢して我慢して我慢して、援軍ば来るまで待てい。真の好機ば後ん来る」
信長「————グ・ビンネンか?」
豊久「違う」
与一「では他の周辺諸国?」
豊久「違う」
城壁の縁に立ち、眺めるは外。
火薬と血の焦げる臭い。撃ち捨てられた死体が早くも腐っていく臭い。蒸発する巨人たちの獣めいた臭い。
その先に、豊久は望む何かを見ていた。
豊久「俺が望んどる援軍は、斯様にか弱かものではなか————」
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21 : 2016/03/08(火) 22:08:41 -
※花粉と風邪のダブルパンチで大ダメージを受けている今日この頃
ごめん、最終回と言ったが、結果的にありゃ嘘になっちまった
大人は嘘をつくんじゃないんです。間違いを犯すだけなのです(体調的な意味で)
週末には終わらせたいよぉぉおお
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25 : 2016/03/09(水) 12:02:54 ID:xiJnn8a. -
最終回最終回詐欺多くない?
多 く な い ?
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26 : 2016/03/09(水) 12:29:20 ID:0zjNilug -
>>25銀魂を見ろ、あいつらTVで終わる終わる詐欺した上に2度目の劇場版で完結とか銘打ったあげく
4期をやり始めるというからな。
擁護する文になってしまうがドリフにしろ進撃にしろ
現在進行形で話が進んでいるからな新しい展開がどちらかに出たとしたら
それを話の中に組み込もうとしたら自然と長くなってしまうからな、まあおそらく
エレンたちがドリフの世界に行く話でもうおしまいだろうと思うから辛抱してくれ
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