ハルヒ「キョン気持ちいいよぉ!」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:30:52.05 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「キョン!」

男「おい、キョンって誰だよ」

ハルヒ「ごっごめんなさい、間違ったのよ」

男「間違った?お前まさか浮気してるんじゃないのか?」

ハルヒ「してないわよ!」

男「ならなんだよキョンって、外人か?」

ハルヒ「…漫画のキャラなのよ」

男「は?なんだよお前オタクだったのかよ」

ハルヒ「そっそうよ」

男「まじうけるわー、お前って全然そう見えないからな」

ハルヒ(よかった…)


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384716652/


10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:34:28.37 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「キョン、今何してるのかな…」

ピッ

ハルヒ「キョンでないかな」

キョン「電話なってるぞ」

長門「私が出る」

ガチャッ

長門「もしもし」

ハルヒ「…」

ガチャッ

長門「切れた」

キョン「誰だったんだ?」

長門「無言電話」

キョン「また無言電話か、久しぶりにかかってきたな」


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:36:43.35 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「まだ有希と付き合ってるんだ…結婚するのかなあの二人」

ハルヒ「何で私じゃないのよ…キョン…」

古泉「おや、もしかして涼宮さんじゃないですか?」

ハルヒ「こっ古泉くん!」

古泉「…泣いてるんですか?」

ハルヒ「久しぶりね」

古泉「何かあったんですか?」

ハルヒ「ちょっとね…」

古泉「僕の家は近くなんですよ、良かったら家に来ませんか?」

ハルヒ「…うん」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:38:20.39 ID:SkcsNjx70
ガチャッ

古泉「どうぞ」

ハルヒ「うん…おじゃまします」

古泉「おや、窓から新しい風が吹き込んできました」

ハルヒ「インスパイヤーザネクストね」


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:43:16.93 ID:0BoSKorP0
ハルヒ「今日も靴が隠されてる…」

半年前にSOS団が解散して以来、私には不幸な出来事が続いていた。もくるちゃんも小泉くんも長門はんも居なくなっちゃうし、きゎんは佐々木さんと付き合って楽しそうにしている。

~半年前~


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:46:19.95 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「結構高そうな部屋ね」

古泉「こう見えても結構収入いいんですよ」

ハルヒ「へぇ、私の彼氏ってフリーターだから」

古泉「どうぞ座ってください」

ハルヒ「うん…」

古泉「先ほどはその彼氏さんの事で泣いてらしたんですか?」

ハルヒ「うん、まぁそんな感じかな」

古泉「そうですか、すみません、なぜかほっとけなくて」

ハルヒ「…私を部屋に呼んだってことは古泉くん、私を」

ただいまー

古泉「ちょうどよかった、みくるがかえって来ましたよ」

みくる「あれ、涼宮さんじゃないですか、久しぶりです!」

ハルヒ「あれ、みくるちゃん?」

古泉「僕達結婚したんです」


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:49:46.65 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「結構長くいちゃったわね」

みくる「ううん、気にしなくていいんですよ、そうだ一緒に晩御飯食べませんか?」

古泉「そうですね、一緒にどうです?」

ハルヒ「そこまでしてもらうのは悪いし、今日は帰るわ」

みくる「残念です、また遊びにきてくださいね!」

古泉「待ってますから」

ハルヒ「ありがとう」

ハルヒ「はぁ…あの二人結婚してたんだ、古泉くん優しいしお金持ってるみたいだし、みくるちゃん幸せよね」


51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:52:13.98 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「ただいま」

男「おかえり」

ハルヒ「何食べてるの?」

男「カップラーメン、お前の分もあるよ」

ハルヒ「はぁ…古泉くん家でご飯食べてくればよかったわ」

男「何嫌いなのカップラーメン」

ハルヒ「食べるわよ…」


53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 04:56:09.44 ID:SkcsNjx70
数日後

ハルヒ「今日も仕事疲れたわ…」

長門「…」

ハルヒ「えっ有希?」

長門「そう」

ハルヒ「久しぶりね、かいものにきたの?」

長門「そう」

ハルヒ「有希が料理作ってるのね、二人分にしては多くない?」

長門「…」

ハルヒ「どうしたの?」

長門「どうして二人分だと判断したのか教えて欲しい」

ハルヒ(しまった!)


56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 05:04:04.67 ID:SkcsNjx70
ハルヒ「ほっほら、あんたって可愛いから彼氏とかいそうじゃない?」

長門「彼氏はいない」

ハルヒ「嘘でしょ?彼氏くらいいるでしょ?」

長門「いない」

ハルヒ「…いい加減にしなさいよ、キョンとつきあってるんでしょ!?」

長門「…」

ハルヒ「一緒に暮らしてるんでしょ?」

長門「一緒には暮らしている、しかし彼は私の彼氏でも恋人でも配偶者でもない」

ハルヒ「…そうなの?」

長門「もう無言電話は止めて欲しい」

ハルヒ「…」


57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/18(月) 05:06:16.67 ID:SkcsNjx70
ガチャッ

長門「どうぞ」

ハルヒ「…おっおじゃまします」

長門「…窓から新しい風が吹き込んできた」

ハルヒ「インスパイヤーザネクストね」

Comments are closed.

Post Navigation