雪歩「プロデューサーからメールの返信がこないよ・・・・」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:37:18.46 ID:CmHjfSSY0
ただただ、雪歩がそんなこと言うSSです。

雪歩の一人語りが多めです


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350455838/


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:39:23.17 ID:CmHjfSSY0

監督「はいOKで~す」

スタッフ「お疲れ様でしたー!」

雪歩「うっうっうっ~~」シクシク

P「ほら、もう泣くなよ雪歩」

雪歩「で、でも・・・」メソメソ

P「NGを8回だしただけじゃないか、こんなこともあるさ」

雪歩「こんな駄目なアイドルは、穴を掘って埋まりますぅ」メソメソ

P「ん~今回はちょっと役の研究不足だったな、いつもみたいに俺に相談してくれたらいいのに」


6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:41:44.54 ID:CmHjfSSY0
雪歩「ごめんなさい、プロデューサー今、すっごく忙しそうだったから声掛けられなくて・・・」

P「相談はいつでも大丈夫だよ。それにいつも言ってるだろ電話でもいいって」

雪歩「うぅぅすみません・・・・」

P「そうか、忙しいって思ってる相手には電話掛けにくいよな・・・」

雪歩「すみません・・・」

P「・・・じゃあ雪歩、俺とメアド交換しないか?」

雪歩「メアドですか・・・」

P「うん、それなら雪歩でも言いやすいだろうし、時間も気にする必要もないだろ」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:45:19.55 ID:CmHjfSSY0

雪歩「・・・・・」

P「嫌か?」

雪歩「そ、そんな事ないですぅ!!ぜひお願いします!!!」

P「じゃあ、ショートメール送るから確認してくれ」

雪歩「はい!」

P「あと、みんなにはメールのことは内緒な。まだ皆にはアドレス教えてないからな」

雪歩「分かりました」


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:46:27.32 ID:CmHjfSSY0

———————帰り道

「えへへ。プロデューサーのメアド教えてもらっちゃった♪」ニコニコ

「えへへへ。顔がにやけちゃう」ニマニマ

トテトテ

「あっ!そういえば今日は真ちゃんの言っていた漫画の発売日だ、買っていこう」

店員「いらっしゃいませ~」

「えっと新刊は・・・」キョロキョロ

「ん、これ・・・」

≪彼氏が出来るメールの方法≫

「こ、この本は!」

「そ、そんな私なんかプロデューサーとは・・・」

「でもでも、男の人とメールするの初めてだし」

「なにか失礼があったらいけないから・・・・」

「・・・・買ってみよう」///


11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:49:06.35 ID:CmHjfSSY0

———————雪歩家

「ふ~さっぱりした」

「お風呂も上がったし、さっき買った本をみてみようかな」

パラ

「えっと、なになに」

≪第一章 メールアドレスをゲットしたあなたへ≫

メールアドレスをゲットしたら貰った日の内にメールを送りましょう。
メールを渡すということは、あなたに気のある証拠ですが教えてその日の内に
メールが来ないと、渡した相手には、自分の優先順位が低いと思われてしまいます。
だから、メールアドレスを貰ったら”必ず”その日の内に必ずメールを送りましょう。

「・・・そんな」ガタガタ

「い、いま何時?」チラ

10時25分

「ふ、ふえ~~」


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:52:47.96 ID:CmHjfSSY0

「ど、どうしよう。私そんなこと知らなかったよ」

「もうこんな時間だし、いつでもメールしていいって言われたけど」

「さすがにこんな時間じゃ・・・」

「で、でもこの本にも書いてあるし、やっぱりメール出さなくちゃ」

メルメル

「できた、これでいいかな・・・」

件名 こんばんわ(o゜x゜o)

遅くにすみません
今日は、メールアドレスを教えて頂いてありがとうございました。
これからは、今日みたいな事がないように
プロデューサーに相談したいと思います。
よろしく、お願いします。

「文章が硬すぎるかな・・・」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:55:21.47 ID:CmHjfSSY0

チラ

10時39分

「いや~悩みすぎてもうこんな時間だよ」

「もう時間がないよ、コレで送るしか・・・」

「で、でもやっぱりこんな時間に送るのは非常識かも・・・」

「でもでも、送らないとプロデューサーに嫌われちゃうかも・・・・」

「あ~もう」

「えい!」

ポチッ

〔送信中〕

「あ…送っちゃった・・・」

「大丈夫かな?嫌われたりしないよね・・・」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 15:58:16.63 ID:CmHjfSSY0

———5分後

「・・・返事が来ないよ」

「やっぱり、こんな時間にメールするなんて非常識だよね・・・」

「プロデューサーに嫌われちゃったのかな」

「グスッ」ウルッ

ピロリ~ン♪

「あっ!来た!」

ポチポチ

件名 Re:こんばんわ(o゜x゜o)

早速、メールくれてありがとう
もしかしたら、雪歩からメール来ないんじゃないかって思ってたけど
心配なかったみたいだな。
こんな風に、メールしてくれたら嬉しいよ
もう寒くなったから、風邪には気をつけろよ
おやすみ(。-ω-)zzz

「よかった~返事来たよ」ホッ


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:00:29.63 ID:CmHjfSSY0

「それにメールしてくれたら嬉しいって」///

「えへへ。プロデューサーのメールって絵文字が入ってて可愛いな」///

「うふふ」ゴロゴロ

「やった、やった」ゴロゴロ

「そうだ、メールを間違って消さないように保護しとかないと」

「え~と」

ポチポチ

「これでよし!」

「もうこれで、間違えて消えないよ」

「あと、この事を日記にも書いとかないと」

カキカキ

カキカキ

「ふ~ちょっと疲れたぁ」


25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:03:08.41 ID:CmHjfSSY0
チラ

11時56分

「もうこんな時間だよ、ついついいっぱい書いちゃった」

「早く寝ないと」ボフン

「・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・むふふ」

パカ

カチカチ

件名 Re:こんばんわ(o゜x゜o)

早速、メールくれてありがとう
もしかしたら、雪歩からメール来ないんじゃないかって思ってたけど
心配なかったみたいだな。
こんな風に、メールしてくれたら嬉しいよ
もう寒くなったから、風邪には気をつけろよ
おやすみ(。-ω-)zzz

「ついつい何回も見ちゃうよぉ」


27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:05:42.17 ID:CmHjfSSY0

「プロデューサーが嬉しいって言ってくれてる」

「こんなチンチクリンな私なのに」

「嬉しいって言ってくれてる」///

「えへへへへ」//////

——————翌日 765プロ

雪歩(うう、昨日あれからずっとメール見返してて寝れなかったよ)

春香「あれ、雪歩どうしたの?なんか元気ないようだけど?」

千早「そうよね、なんだか顔色が良くないわね」

雪歩「だ、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」

春香「ホント?それならいいけど・・・」


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:08:37.57 ID:CmHjfSSY0

雪歩(プロデューサーとメールしてるなんて、みんなに言えないよぉ)

ガチャ

P「お疲れ様~」

美希「ただいまなの~」

春香「お帰りなさいプロデューサー、美希」

千早「お帰りなさい」

雪歩(プロデューサーだ!)///

雪歩「お、お帰りなさい」

P「おう、みんなただいま」

美希「は~疲れたの。雪歩~お茶入れてなの」

P「こら!美希、帰ってそうそう何言ってるんだ」


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:11:18.69 ID:CmHjfSSY0

雪歩「大丈夫ですプロデューサー。今入れてくるからまってて下さい」パタパタ

雪歩「よいしょ、よいしょ」パタパタ

雪歩「お待たせしました」

コト

美希「雪歩ありがとうなの」ニコ

P「雪歩いつもありがとうな」

雪歩「そんな、私お茶いれるの好きだし。全然嫌じゃないですぅ」

P「そうか?それならいいけど・・・」


32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:13:59.12 ID:CmHjfSSY0

P「・・・・・」チョイチョイ

雪歩(ん?プロデューサーが手招きしてる?)

雪歩「何ですか?プロデューサー?」ボソ

P「昨日、メールありがとうな。嬉しかったぞ」ボソ

雪歩「ふえ」/////////

美希「あ~雪歩、ハニーと近いの!離れて離れて」ぐいぐい

P「おい、美希押すなよ」

雪歩(プロデューサーが嬉しいって)/////////

雪歩(えへへへ)//////


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:17:09.27 ID:CmHjfSSY0

——————雪歩宅

雪歩「ふふふ~♪」

「えへへ。なんか今日は全部うまくいった気がするなぁ」

「プロデューサーにもメール嬉しいって言われたし」ニコニコ

「そうだ、次のメール早く出さないと、嫌われるかも」

「えっと、次のメールはどうやって出したらいいのかな?」

パラ

≪第二章 二回目のメールをしようとしてるあなたへ≫
 
あなたは、すぐ次のメールを送ろうとと思っていませんか?
次のメールは男性から送られるのを待ちましょう。
男性には焦らし作戦が有効なのです。

「えぇ~メールしたらダメなんですかぁ」

「楽しみにしてなのに・・・・」


36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:19:43.40 ID:CmHjfSSY0

「でも、プロデューサーからメールしてくれる保障なんてないのに・・・」

「でもでも、この本の言うとうりにしたからプロデューサーが嬉しいって言ってくれたし・・・」

「ん~真ちゃんにも相談できないし…やっぱりこの本の言うとおりにした方がいいよね」

「しょうがない、今日はもう寝よう」ボフン

「プロデューサーとメールしたかったな・・・」

——————翌日 夜 雪歩宅

パカ

カチカチ

「ふ~やっぱりメール着てないよ・・・」

「プロデューサー最近ずっと外回りだから、全然お話も出来てないよ」

「メール来ないかな・・・」


38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:22:52.75 ID:CmHjfSSY0

「あっそうだ!センターに問い合わせ」

カチ

〔新着メールはありません〕

「・・・・・・だめだよ」がっくり

「ホントにこれで大丈夫なのかな?」

「でも、信用するしか・・・」

ピロリ~ン♪

「あ!来た」

カチカチ

〔TU○AYA セールのお知らせ〕

「なんだ、お店からのメールかぁ・・・」がっかり


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:25:55.97 ID:CmHjfSSY0

「本当にプロデューサーからメールくるのかな・・・・」

「・・・・もう寝よう」ボフン

——————翌日 夜 雪歩宅

パカ

カチカチ

件名 Re:こんばんわ(o゜x゜o)

早速、メールくれてありがとう
もしかしたら、雪歩からメール来ないんじゃないかって思ってたけど
心配なかったみたいだな。
こんな風に、メールしてくれたら嬉しいよ
もう寒くなったから、風邪には気をつけろよ
おやすみ(。-ω-)zzz

「・・・もう何回もこのメール見てるよ」

「なんだか虚しい」


41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:30:42.69 ID:CmHjfSSY0

「やっぱり、あの本が嘘なんじゃ・・・」

ピロリ~ン♪

「ん?またお店からかな」

パカ

〔プロデューサーから新着メール〕

「ああぁ!来たよぉ~~」

カチカチ

件名 夜遅くごめんな

すっかり寒くなったな(((´゜ω゜`)))
雪歩は風邪なんか引いてないか?
最近忙しいから、なかなか話せてないけど
大丈夫か?何かあったらすぐにメールしてくれよ

「あわわ来た!メール来た!!」


43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:34:25.12 ID:CmHjfSSY0

「プロデューサーから送ってくれた!」

「あの本の言うとうりだよ!!!」

「そうだ、はやく返信しないと」

カチカチ

件名 大丈夫です!

はい、最近は手洗いうがいして、風邪を引かないように予防してます(⌒▽⌒)
プロデューサーも風邪を引かないようにしてくださいね。
心配してくれて有難うございます。
今は、心配事はないんですけど、何かあったら絶対にプロデューサーにメールします!

「これでいいかな?」

「・・・たぶん大丈夫だよね」

「うぅ、なんかい読み返しても不安だよ・・・」


44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:37:24.13 ID:CmHjfSSY0

「ん~えい!」

ポチ

〔送信中〕

「送っちゃった」

——————五分後

ピロリ~ン♪

「来た!」

パカ

カチカチ

件名 Re:大丈夫です!

あぁ、俺も風邪を引かないよう雪歩を見習うよ
そうか、俺も少し心配しすぎたかな。
遅くにごめんな、それじゃあお休み(^ω^)

「えへへ」ニコニコ

「あっ返信、返信」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:39:56.49 ID:CmHjfSSY0

カチカチ

件名 ReRe:大丈夫です!

プロデューサーが心配してくれて私、すごく嬉しいです(〃^∇^)
はい!おやすみなさい(-ω-)zzz. .

「嬉しいって、なんか大胆かな」///

「でもでも、これぐらい普通ってあの本にも書いてあったし」

ポチ

〔送信中〕

「えへへ。このメールも全部保存しとこう」


47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:42:23.30 ID:CmHjfSSY0

この日以降、私とプロデューサーは頻繁にメールのやり取りをする様になりました

仕事の心配事や、演技の相談、たわいもない日常の話

顔を合わせ話せない事もメールだと不思議と相談できたりできて

なんだか前に比べてプロデューサーとの仲が深まっていった気がします

「ん~♪」

カチカチ

「メールボックスがプロデューサーばっかりになってきたな」

「えへへ」


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:45:32.66 ID:CmHjfSSY0
「いっぱいメールしてきたけど。やっぱり見返したら顔がにやけちゃう」にやにや

「今日もプロデューサーにメールしようかな」///

「最近は毎日メールしてるし。な、なんだか恋人さんみたい」///

「きゃ~何言ってるのよ雪歩、そんな恋人なんて」///

「でもでも、こんなにメールしてるし、もう少し踏み込んでも・・・」

「そうだ!あの本」

パラ

≪第八章 彼をデートに誘う方法≫

何回もメールをして、そろそろ彼とデートしたいあなた
ここは思い切ってデートに誘ってみましょう。
あなたや彼が好きなものを理由にデートに誘いましょう。


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:47:33.35 ID:CmHjfSSY0

「そうだよね、じっとしててもなにも始まらないもんね」

「よ~し頑張れ私!!」

カチカチ

件名 こんばんわ(゜▽゜)

この前はお仕事のアドバイスありがとうございます。
そういえば、この前美味しいお茶を出してくれるお茶屋さんを見つけました
今度、プロデューサーさえ良ければ、一緒に行きませんか?

「・・・・・・」

「大丈夫だよね」

「これで、大丈夫だよね」

「絶対、大丈夫だよね」


53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:50:36.68 ID:CmHjfSSY0

「うぅぅ、こわいよ~」

「プロデューサーOKしてくれるかな・・・」

「うぅぅ頑張れ私!」

「えい!」

ポチ

〔送信中〕

〔送信完了〕

「送っちゃった・・・」

「送っちゃったよ・・・」

「プロデューサーOKしてくれるよね・・・」


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:52:52.18 ID:CmHjfSSY0

——————30分後

パカ

カチカチ

「まだ、返信きてないですぅ・・・」

「でもでも、まだ30分しか経ってないし、プロデューサーお仕事忙しいから・・・」

「もう少し待とう・・・」

——————3時間後

パカ

カチカチ

「まだ、返信きてないですぅ・・・」

「でもでも、まだ3時間しか経ってないし、プロデューサーお仕事忙しいから・・・」

「もう少し待とう・・・」


57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:54:45.83 ID:CmHjfSSY0

——————6時間後

パカ

カチカチ

「やっぱりきてないよ・・・」

「もしかしたら嫌われたかも・・・」

「勇気を出してあんなメールを送るんじゃなかった」

「私、どうしたら・・・」

「そうだ、あの本!」

パラ

≪第十四章 彼からの返信が遅い≫

彼から返信が遅く不安になっているあなた
彼が仕事をしているなら、メールの返信が遅くなることは当然あります
なので、返信が来るまで2日程は待ちましょう。

「そ、そうだよね。お仕事忙しい事もあるし」


60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 16:58:19.78 ID:CmHjfSSY0

「プロデューサーもう寝ちゃったのかも知れないし」

「返事が遅くなるくらいあるよね」

「えへへ。早とちりしちゃった」///

「大丈夫大丈夫。さあ早く寝なきゃ」ボフン

「・・・・・・・・・でも、本当に大丈夫かな」ボソ

——————翌日 夜 雪歩宅

「メールが来ないよ」グス

「やっぱり、急に変なメールしたから嫌われたのかな」

「プロデューサーは忙しくて、会えなかったし」


63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:00:43.44 ID:CmHjfSSY0

「でも、会っても何を言えば・・・」

「メールのお返事聞かせてください」

「ってそんなこと聞けないよ~~」

「どうしたらいいの・・・」

「あの本には、2日ぐらいは待てって書いてあったし」

「やっぱり待つしかないのかな・・・」

パカ

カチカチ

件名 こんばんわ(゜▽゜)

この前はお仕事のアドバイスありがとうございます。
そういえば、この前美味しいお茶を出してくれるお茶屋さんを見つけました
今度、プロデューサーさえ良ければ、一緒に行きませんか?

「うぅぅ、こんな気持ちになるぐらいなら、勇気を出してこんなメール送るんじゃなかったよ」

「うぅぅ、プロデューサー・・・」

「プロデューサー、プロデューサー、プロデューサー・・・」


66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:05:28.19 ID:CmHjfSSY0

——————翌日 夜 雪歩宅

「・・・・・・・」

パカ

カチカチ

〔センター問い合わせ中〕

〔新着メールはありません〕

「プロデューサーからメールの返信がこないよ・・・・」

「もう駄目だよね」

「断りメールもこないなんて」

「そうだよね、ひとりで調子に乗って」


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:08:15.61 ID:CmHjfSSY0

「あんな変なメール送って・・・」

「プロデューサー迷惑だったのかな・・・」

「今までのメールも・・・」

「無理して付き合ってくれてたのかな・・・」グス

「あんなメールするんじゃなかった・・・」グスッ

「そうすれば、普通のメールならプロデューサーも今までどおり返してくれた筈なのに・・・」ウルウル

「ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私なんかメールなんかしないほうがよかったのかな・・・」


71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:11:18.89 ID:CmHjfSSY0

——————翌日 765プロ前

雪歩「うぅ、昨日泣きっぱなしで全然寝られなかったよ」

雪歩「今日のお仕事プロデューサーと会いたくないな・・・」

ガチャ

雪歩「おはようございます」ボソ

小鳥「あら、おはよう雪歩ちゃん」

雪歩「うぅ、おはようございます」

小鳥「・・・どうしたの雪歩ちゃん?元気ないようだけど?」

雪歩「な、なんでもないですぅ、あのプロデューサーは?」

小鳥「プロデューサー?今は営業に行ってるけど」

雪歩「そうなんですか」ホッ


73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:13:58.38 ID:CmHjfSSY0

小鳥「どうしたの?何かあったら私に相談してみて」

雪歩(相談…小鳥さんになら話しても大丈夫かな)

雪歩「・・・・小鳥さん実は私」

小鳥「うん」

雪歩「実は・・・プロデューサーと・・」

ガチャ

P「おはよーございます」

雪歩「ひっ」ビク

P「ん、おはよー雪歩」

雪歩「あぁ…あの」

P「??」

雪歩「私・・・ごめんなさい!」

ガチャ

タタタタタッ


75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:16:40.43 ID:CmHjfSSY0

P「どうしたんだろう雪歩。突然出て行ったけど・・・」

小鳥「どうしたもこうしたもありませんよ!」バン

P「うわ」

小鳥「私もよく分かりませんけど、原因はプロデューサーさんに決まってます」

小鳥「早く雪歩ちゃんを追いかけてください」

P「え、でも・・・」

小鳥「つべこべ言わないでさっさと行けー!」

P「はいー!」

——————公園

雪歩「うぅ、プロデューサーの顔を見た瞬間、飛び出してきちゃったよ」

雪歩「私これからどうしたら・・・」


77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:19:49.01 ID:CmHjfSSY0

P「雪歩ー!どこだー!雪歩ー!」

雪歩「あれはプロデューサー!ど、どうしよう隠れなきゃ」

P「はあはあ、雪歩ー!どこだー!」

雪歩「プロデューサーあんなに必死に私のこと探してくれてる」

雪歩「こんなちんちくりんな私のせいで、またプロデューサーに迷惑かけてる・・・」

雪歩「うぅぅ」

P「雪歩ー!」キョロキョロ

雪歩「プ、プロデューサー・・・」おずおず

P「あっ!雪歩」

雪歩「ごめんなさいプロデューサー・・・」

P「どうしたんだ雪歩、突然飛び出していって」

雪歩「その、わ、私・・・」


79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:22:22.95 ID:CmHjfSSY0

P「どうした?なにかあったのか?」

雪歩「その…私…プロデューサーに変なメールしちゃって、その」

P「変なメール?」

雪歩「だから、私、嫌われたと思って、その、私、私」

P「雪歩そのメールはいつ送ってくれたんだ?」

雪歩「え、えっと三日前です」

P「三日前、じゃあこのケータイになる前か?」

雪歩「ほえ?」


80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:25:52.38 ID:CmHjfSSY0

P「実は三日前ぐらいに、ケータイがぶっ壊れてしまってな。メールも電話も一切合財使えなかったんだよ」

P「だから、新しいケータイに買え変えたんだけど、雪歩のメール多分古いケータイの方にいったんだ」

P「だから、俺はまだメールを見れてないぞ」

雪歩「そ、そうだったんですかー」ホッ

雪歩「す、すみません私の勘違いでプロデューサーに迷惑かけてしまって」

P「いや、俺も雪歩にちゃんと伝えておけばよかったよ、そうすればこんなことも起きなかったのに」

雪歩「そんな、私が勝手に変なメール送ったから、ひとりで勘違いしちゃったんです。だからプロデューサーはわるくないです」

P「でもな~」ポリポリ

P「ちなみに雪歩、俺にどんなメール送ってくれたんだ?」

雪歩「ふえ」

P「いやだって、気になるじゃないか変なメールって言われると」

雪歩「そ、それは、そのあのえ~と」///

P「まだ、データあるんだろ?よかったら見せてくれよ」


85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:29:34.79 ID:CmHjfSSY0

雪歩「ふえ~そ、そんな恥ずかしいです」///

P「そんな恥ずかしい内容のメールなのか?」

雪歩「そ、そんなことないですけど・・・」

P「じゃあいいじゃないか、今送ってみてくれよ」

雪歩「ええ!いまですか!」

P「おう、いますぐ」

雪歩「うぅぅ」///

パカ

カチカチ

雪歩(うぅ、迷惑かけちゃったし断れる雰囲気じゃないよ)

雪歩「…じゃあ送ります」///


86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:32:54.77 ID:CmHjfSSY0

カチ

〔送信中〕

〔送信完了〕

雪歩(ふえ~プロデューサーの目の前で送っちゃったよ)//////

ピロリ~ン♪

P「お!来た来た♪」

カチカチ

雪歩(ひ~見てるプロデューサーが見てるよ)/////////

P「・・・・・・・・・」

雪歩「・・・・・・・」

P「なあ雪歩」

雪歩「ひゃい」/////////


89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:34:47.85 ID:CmHjfSSY0

P「今から暇か?」

雪歩「へ?」//////

P「暇なら一緒に行こう、その店に」

雪歩「ふぇ?」///

P「駄目か?」

雪歩「ぜ、ぜ、ぜ、全然駄目じゃないです。是非お願いしますぅー」///

P「そうか、じゃあ早速いくぞ」

雪歩「はい」///

こうして、私はプロデューサーと一緒にお茶を飲むことが出来ました

でも、帰ったらプロデューサーは小鳥さんにこってりと絞られてるみたいでした

夜になったら、ごめんなさいってメールしよう

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