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1 : 2014/08/09(土) 02:10:20.17 -
陽乃「給料はずむしさ、良いでしょ?ね?」ズイッ
八幡「いや、俺そもそも腕っ節とかからっきしだし、平塚先生にでも頼んだ方がいいんじゃ」
陽乃「荒事ならあたしでも楽勝だよ?だけど言い寄ってくる男を黙らせるのは骨なんだよね~」
八幡「そうは言いますがね、片や目の腐った大学生で、片やバリバリのキャリアウーマンとなると
そっちの方がややこしくなるでしょ?」陽乃「あれあれ~?やっぱり雪乃ちゃんのこと気になるの~?結局どっちともくっ付かなかったくせに~?」ウリウリ
八幡「あいつらは関係ないですよ、もう終わったことです」
陽乃「ふーん、まあそこはどうでもいいけどね、やってよ」ズイッ
八幡「やりません」
陽乃「やってよ~」ユッサユッサ
八幡「嫌です」ガクガク
陽乃「えいっ」ムニュッ
八幡「!?」//////
陽乃「今、大声出したらどっちが不利でしょうか?」ムニュムニュ
八幡「・・・・・今の給料の25パー増ならやります」
陽乃「いいよ♪契約成立だね」ダキッ
八幡「半ば脅されましたがね」//////
陽乃「じゃ、さっそくボディーガードとしてのお仕事を依頼しよっかな」
八幡「なんすか?玄関前で立ってたらいいんですか?」
陽乃「ハッズレー、まだ時間あるからちょっと付いて来て♪」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407517820
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407517820/
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2 : 2014/08/09(土) 02:13:10.28 -
八幡「付いて来たはいいですけど、服屋ですね」
陽乃「うん、適当に似合いそうなの見繕ってあげるからそれきてあたしのところ来てね」
八幡「ああ、ユニホームみたいなもんですか」
陽乃「まあ大体そんな感じかな」
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5 : 2014/08/09(土) 02:20:17.01 -
八幡「結構買いましたね」
陽乃「まあね♪」
八幡(楽しそうだなおい)
陽乃「あ、そうそう、一応泊り込んでボディーガード付いてもらうから」
八幡「はあ!?聞いてないですよ!」
陽乃「だって初めて言ったもん」
八幡「そういうことでしたらやはりやめ
陽乃「スマホって便利だよね~♪妹ちゃんに比企谷君の口座番号聞くだけで振り込めちゃうもん」
八幡「え」ワタワタ
陽乃「どう?きっちり全額入金してあるでしょ?」
八幡「・・・・やられた」OTL
陽乃「ってことでやめさせないよ~?口座は教えないし、通帳は金庫の中だしね」ニコニコ
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6 : 2014/08/09(土) 02:27:19.06 -
陽乃「ただいまー」
八幡「お邪魔します」
陽乃「ただいまでいいよ?住み込みなんだし」
八幡「騙されて住み込むことになりましたがね」
陽乃「まあまあ、三食と美女も付いて来て金払いも良いんだから文句言わないの」
八幡「家に帰れないとか一番ブラックでしょ、ゼンショーもワタミも真っ青ですよ」
陽乃「一応私物の持ち込みOKだから必要なもの部屋に移しといてね」
八幡「それなら一回帰っていいですか?大学の教材とか色々こっちに持ってきますんで」
陽乃「あたしも付いて行くね」
八幡「ん?何でですか?」
陽乃「妹ちゃんと話があるんだよ♪」
八幡「まあいいですけど」
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7 : 2014/08/09(土) 02:32:07.45 -
小町「あ、おn・・・・間違えた!陽乃さん!兄をよろしくお願いしますね!」
陽乃「こちらこそ不束者だけどよろしくね小町ちゃん」
キャッキャウフフ
八幡(騒がしいな・・・いつの間にあの二人仲良くなったんだよ)
小町「お兄ちゃーん?雇い主さんを待たせるのは良くないと思うよー?」
陽乃「いいのいいの、これからあの子にはたっぷり働いてもらうんだから」
小町「なるほど、そういう作戦ですね?」
陽乃「そういうことだよ♪」
小町・陽乃「にひひひひひひひひひ」
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9 : 2014/08/09(土) 02:57:13.29 -
八幡「お待たせしました社長」
小町・陽乃「し、社長?」
八幡「いや、まあ雇い主ですし一応役職的な何かで読んだ方がいいかと思って」
小町「陽乃さん」ゴニョゴニョ
陽乃「・・・」b
小町「・・・」b
八幡「二人してなんだ・・・?」
陽乃「業務命令」
八幡「何ですか?クビですか?」
陽乃「違うよ!今からあたしの言う言葉を復唱してね?『は』」
八幡「は」
陽乃「『る』」
八幡「る」
陽乃「『の』」
八幡「の」
陽乃「繋いで読んで?」
八幡「『は』『る』『の』」
陽乃「ん、じゃああたしのことも下の名前で呼び捨てでお願いね?」
八幡「了解です」
小町「仕事を絡めるとこんなに素直なんだお兄ちゃん・・・」
陽乃「まさかここまでとはね~、いい仕事してくれそうで安心だよ♪」
八幡「で、これからどうするんですか?」
陽乃「ん~、ご飯を一緒に食べてそれからは自由行動、あたしが起こしてあげるからそこからまた仕事って感じかな?」
八幡「分かりました」
陽乃「じゃあ小町ちゃん、お兄さん借りてくね~」
小町「時々様子を教えてくれたらいつまでもオッケーなんで」
八幡「俺いらない子なのか・・・・」
陽乃「あたしがいるじゃない♪」ナデナデ
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20 : 2014/08/10(日) 05:16:25.83 -
八幡「飯作ってくれるとは・・・」
陽乃「あたしが休みの日限定だけどね」
八幡「リクエストとか食べられないのあったら言ってくださいね、陽乃が帰ってくるまでには用意しとくんで」
陽乃「お願いね」
八幡「結構な金額貰ってますから」
陽乃「じゃ、お風呂入ってくるね」
八幡「はい」
陽乃「一緒に入る?」ズイッ
八幡「入りませんよ!//////」
陽乃「残念、それなら覗いていいからね~」
八幡(後が怖いから絶対にしねえ!)
陽乃「あ、忘れてたけど、洗濯もお願いね」
八幡「え?」
陽乃「下着とかは陰干しで、洗濯機の前に下着とシャツ用の洗濯ネットあるから」
八幡「え~・・・・」//////
1時間後
陽乃「覗いていいって言ったのに何で覗かないかな~」
八幡「するわけないでしょう・・・」//////
陽乃「まあいいや、妹ちゃんに聞いたんだけどね?」
八幡「何をです?」
陽乃「どうもどうやら八幡は寝間着としてシャツを小町ちゃんに与えてるそうで」
八幡「八幡・・・」
陽乃「そこは今はいいの!で、あたしにも寝間着をくれないかなって」
八幡「ああ、そういうことならいいっすよ、アイラブ千葉のシャツ以外なら使ってください」
陽乃「そう?それじゃあこれ借りるね」
八幡「どうぞ」
陽乃「よいしょ」ヌギヌギ
八幡「ぶっ!?」///////////////////////////
陽乃「ん?なんで壁の方向いてるの?」
八幡「いきなりパジャマパージしだしたらそうなりますよ!」///////////
陽乃「別にいいのに」ブーブー
八幡(大金を振り込みだすわ、覗いていいとか言い出すわ挙句は目の前で脱ぎだすわどうなってんだこの人!?
無防備過ぎんだろ!なるほどボディーガードも必要になるわな!)/////////陽乃「じゃ、部屋行こ?」ガシッ
八幡「ん゛?」
陽乃「部屋、ボディーガードなら守ってくれないとね」
八幡「マジですか?」
陽乃「マジだよ?」
八幡「拒否権は
陽乃「あると思う?」
八幡(マジかよ)//////
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21 : 2014/08/10(日) 05:23:50.53 -
陽乃「おやすみ八幡」モゾモゾ
八幡「お、おやすみなさい////////////」ドキドキ
10分後
陽乃「すうすう」ダキッムニュムニュ
八幡(胸がああああ!寝息がああああああ!)ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
陽乃「んう・・・」スリスリ
八幡(ああ!胸が!胸が!SAN値じゃなくてSAN値がピンチィィィィィィ!)ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ!
陽乃「くー」(八幡の顔に陽乃の胸を押し付ける)
八幡「んむぅ!?/////////」フガフガ
陽乃「zzzzzzzz」ギューーーーーー
八幡(世界一気持ちいい窒息だ・・・・・・)
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36 : 2014/08/16(土) 17:45:43.44 -
八幡「結局、眠れなかった・・・」ゲンナリ
陽乃「今日は予定もないからずっと二人っきりだよ」
八幡「あ、そうすか」
陽乃「せっかく時間もあるし何しよっかなー」
八幡(外は嫌だ)
陽乃「ん~、前から気になってたお店あるから一緒に行こ?」
八幡「ああ無情・・・」
陽乃「どうしたの?ジャン・ヴァルジャンごっこ?」
八幡「俺にはあんな司教は現れませんでしたがね」
陽乃「そもそも服役してないでしょ」
八幡「そもそもフランス人ですらないです」
陽乃「だよねー」
八幡「何屋なんですかその店」
陽乃「おしゃれな喫茶店だよ、ここから程近いところにあるんだよね」
八幡「そんじゃ行きましょう」
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37 : 2014/08/16(土) 17:53:22.56 -
八幡「なんだあのオシャレ空間・・・コーヒー一杯1000ってやべえよ・・・」
陽乃「もー、八幡も高給取りなんだからもっと良いもの食べないとダメだよ?」
八幡「名ばかりボディーガードですがね」
陽乃「こうやって一緒に居てくれることが立派な仕事なんだから胸張ってよ」
八幡「確かに美味かったのは美味かったですが・・・」
陽乃「まあ慣れていくしかないよ」
八幡「結局そうなるんですか」
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40 : 2014/08/22(金) 18:30:02.05 -
[由比ヶ浜結衣の憂鬱]
結衣「ヒッキーとゆきのんが付き合ってる? 冗談きついよゆきのん…………」
ゆきのん「…由比ヶ浜さん。私と比企谷君は本当に付き合っているの」
結衣「そうなんだ。……じゃ、おまえ[ピーーー]よ」グサッ
ゆきのん「うっ……」バタン
比企谷「ゆ、雪乃? ゆきのーーー!」
結衣「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは。いいきみだ。バイバイ、ゆきのん。……ねぇ、ヒッキー。今からデートしない? 」
比企谷「そうだな。ハニトーでも食いにいくか」
結衣「うん♪」
こうして比企谷八幡と由比ヶ浜結衣は付き合うことになった。
ゆきのん「私はナイフで刺されたぐらいでは死なないのだけれど」
終わり
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