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1 : 2013/09/22(日) 23:51:58.88 -
桂馬「エルシィ、このリストにあるゲームを買ってくるんだ」
エルシィ「えー、めんどくさいですよー」
桂馬「誰のおかげで駆け魂が集まってると思ってるんだ!早く行ってこい!」
エルシィ「わ、わかりましたよぉ……もう……人使いが荒いです」
桂馬「お前は悪魔だろうが!」
エルシィ「てへ、そうでした……」
ゲームショップ
エルシィ「これとこれ……あとこれも!」
エルシィ「…ふぅ、できました!出来ましたよにーさま!」
エルシィ「私きちんとゲーム買えました!」
エルシィ「……でもこのR18のシールはなんなんだろ……」
エルシィ「まあいいや、早く帰ろっとー」
エルシィ「ふんっふ~ふ~ん♪」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1379861518/
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2 : 2013/09/22(日) 23:55:40.64 -
エルシィ「にーさまに頼まれたゲーム……買ってきましたよ!」
桂馬「そうか…そこらへんにでも置いといてくれ」
エルシィ「むー!せっかく買ってきたんたんだから今すぐやりましょうよー」
エルシィ「何だか面白そうなゲームですし!」
桂馬「今8本同時攻略中だ、そっちは後回し」
エルシィ「えー……そんなー」
桂馬「そんなに気になるなら先にプレイしても構わんぞ」
桂馬「たまにはお前もギャルゲーの素晴らしさに触れると良い」
エルシィ「……分かりました!じゃあこの悪魔……なんとか借りていきますね!」
桂馬「ああ」
ガチャ バタン
桂馬(しかし、あの中にエルシィが興味を持つゲームなんてあっただろうか)
桂馬(至って普通のギャルゲーばかりなはずだが……)
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4 : 2013/09/23(月) 00:04:47.53 -
エルシィ「えーとこのゲーム……悪魔…悪魔…」
エルシィ「悪魔かんきんりょーじょくだ!」
エルシィ「すごいすごい!日本語読めちゃった!」
エルシィ「人間界の悪魔……どんなのだろう…気になるなぁ」ワクワク
エルシィ「早速プレイ……ポチッっとな」
あんっ!あっ!あぁっ!んっ!
エルシィ「」
いくぅ!いくぅ!
エルシィ「……何これ……恥ずかしい」
エルシィ「……ま、間違えちゃったのかな……どうしよう」
エルシィ「まさか…Hなゲームだったなんて……」
エルシィ「……ということは……まさか!」
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6 : 2013/09/23(月) 00:11:16.48 -
桂馬の部屋
エルシィ「や、やっぱり……全部Hなゲームだ……私間違えちゃったんだ……」
桂馬「どうしたエルシィ、まだ何か用か?」
エルシィ「にーさま!?いや!何でもないです!」
桂馬「なら何故またボクの部屋にいるんだ」
エルシィ「こ、これはその……そう!ゲームを借りに来たんです!」
エルシィ「今日買ったゲーム、面白かったんで全部借りていきますね!」
桂馬「お、おい!ちょっと待て!」
エルシィ「はぁはぁ……何とか持ってこれた」
エルシィ「でも早く本物をにーさまに届けないと……また怒られる……」
エルシィ「このゲームは…とりあえず……ココらへんのCDケースに隠して……」
エルシィ「本物を急いで買いに行かないと……」
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9 : 2013/09/23(月) 00:16:40.48 -
次の日
エルシィ「おはよーございます!にーさま!」
桂馬「……ああ、おはよう」ピコピコ
エルシィ「今日もいい天気ですね!」
桂馬「おいエルシィ」
エルシィ「はい?何ですか?」
桂馬「お前、先週ボクの名義で図書館からCDを借りていただろう」
エルシィ「あっ!忘れてました!」
エルシィ(消防車図鑑の借り過ぎで貸出停止にされたんでした)
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11 : 2013/09/23(月) 00:20:40.17 -
桂馬「催促が来るのは嫌だからな、ちゃんと返しておけよ」
エルシィ「分かりました!きちんと返しておくので心配しないで下さい!」
桂馬(……全く信用できんな。だがまあ今日の図書委員は栞だ、何とかなるか)
エルシィ「じゃあ私はCD取ってくるんで先に行ってて下さいね!}
桂馬「……ああ、しっかりな」ピコピコ
エルシィ「あれ、でも何か忘れてるような……なんだろう」
エルシィ「うーん、思い出せない……」
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41 : 2013/09/23(月) 01:09:14.57 -
エルシィ「今日も一日疲れましたね」
桂馬「ボクは全然疲れてないぞ」ピコピコ
エルシィ「もう!ただの日常会話じゃないですかぁ!にーさま冷たいです!」
桂馬「ああそうだ、ボクは少し寄るところがある。先に帰っててくれ」
エルシィ「えっ、そうなんですか?わっかりましたー。帰って晩ご飯作ってますね!」
桂馬「地獄の食材は使うなよ、絶対だからな」
エルシィ「えー、せっかく三途の川で生きのいいお魚が手に入ったのにぃ……」
桂馬「さて、エルシィの奴がきちんと返却できたか確かめに行くとするか」
桂馬「後で呼び出しでもされたらたまらんからな……」
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43 : 2013/09/23(月) 01:17:00.23 -
図書館
桂馬(いた、栞だ。あいつに聞けば一発だろう。早く帰ってゲームするとしよう)
桂馬「栞、少しいいかい」
栞(き、来た!!)
栞(よ、よし!彼女の本気を見せてあげるんだから!)
栞「いぃ……」
桂馬「い?」
栞「い、いらっしゃぁいませぇぇ……」
桂馬「??」
栞(ひゃぁぁぁ!やってしまったぁぁ!)
栞(な、何やってるの私!これじゃまるで風俗店よ!)
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45 : 2013/09/23(月) 01:23:42.64 -
栞「な、なんの……御用でしょうか……」
桂馬「ボクの貸出履歴を調べて欲しいんだが……」
栞「ちょ……ちょっと待って……ください」
カタカタ
栞(つ、次こそは!次こそはうまくやってみせる!行けるわ私!)
桂馬(今日の栞はいつにも増して挙動不審だな……)
栞「あ、あの!」
栞「ご、ご奉仕します……から……その」
桂馬「何を言ってるんだ栞……今日は様子が」
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48 : 2013/09/23(月) 01:29:53.02 -
桂馬「ボクの中の二次元が……警告している」
桂馬「走って逃げればまだなんとか……なりそうな気がする」
桂馬「どうする、このまま流されていいのか>>49」
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49 : 2013/09/23(月) 01:30:17.53 ID:HWrJCRYX0 -
流されてください
はよ -
52 : 2013/09/23(月) 01:32:25.48 -
栞「し、失礼しますね……」
ジー ボロン
桂馬「し、栞!お前何を!?」
栞(上目遣いで……優しく舐める……あの通りにすればいいのよ!)
栞「…んっ……っ」ペロッ
栞「んむぅっ……ちゅぱ」レロレロ
栞(あ、あんまり美味しくない……でもこれも図書委員の……彼女のお努めだもの……頑張らないと)
桂馬(な、なんだこの状況は!?落ち着け、落ち着くんだ。リアルに飲まれるな)
ちゅぱちゅぱ
栞「あ、あの…………気持ち良い……ですか?」
桂馬(ここが最終分岐点だ……それは分かる。だが何故かルートが見えない……くそっ)
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54 : 2013/09/23(月) 01:35:22.92 -
桂馬(そうか!……そもそもギャルゲーにこんな展開は存在しない!これじゃ完全に手詰まりだ!)
桂馬(イベントスキップ来い!メッセージスキップでも良い!この状況を何とかしてくれ!)
栞(気持よくないのかな……もうちょっと激しくしてみよう……)
栞「じゅぱ……んっ……ちゅぱ……ぢゅる……」チュクチュク
栞「……どう……ですか?」
桂馬(気持ち良い……だが所詮リアルだ!この程度で……ボクは……)
桂馬(とは言えこの状況から脱出することもできない……うっ)
栞(!?)ビクビクッ
桂馬(い、今のは危なかった……だがやはり駄目だ、耐えられない!これじゃ保ってあと一分だ)
桂馬(それまでに現状を打破しなければ……取り返しがつかないことになるぞ)
桂馬(いくらボクでもリアル女子の口に精液をぶちまけたらどうなるか……理解している)
桂馬(ボクには見える!このBADエンド直行コースが!!)
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59 : 2013/09/23(月) 01:44:28.23 -
桂馬(……声が聞こえない……まさか……見放されたのか……彼女たちに……)
桂馬(ううぁ……やばい……なんてボクは無力なんだ……そうだ、ギャルゲーを失えばボクはただの一般人だ……)
栞(全然気持よさそうじゃない……もぉー怒ったんだから!)
栞「じゅぽじゅぽ……ぢゅぱっ!ぢゅる~じゅるるる」ヌチャヌチャ
桂馬(し、しまった!)
桂馬「ああっ」ビクンビクン
栞(……!!??)ビュルルルルルル
ドクンドクン
桂馬「はぁ……はぁ……」
栞(ドロドロしてて苦い……これが精液なのね)
桂馬(口に精液が……やってしまった……これでは二次元の神失格だ……ごめんよぉみんな)
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64 : 2013/09/23(月) 01:50:39.22 -
パンパンパン
桂馬「……すまないみんな……ボクはもう駄目だ……汚れてしまった……」パンパンパン
栞(か、桂木くんっ……何を……あっ……んっ……言って……るんだろ……あぁっ)
生徒「すいませーん、貸出お願いしまーす」
栞(そ、そういえば……んぁっ……ここ図書館……)
栞「は、はい……へんきゃぁ……んっ……返却きげんっっっ……に、2週間」パンパンパンパン
栞(か、カウンター下からなんて……うっ……や、やめてよもぅ……)
ドピュドピュ
生徒(なんでこんなに顔が赤いんだろう……)
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67 : 2013/09/23(月) 01:55:10.47 -
家
桂馬「」ボーッ
桂馬(栞と……3回もやってしまった……これではもう……神を名乗ることは……)
エルシィ「にーさま?どうしたんですか?」
桂馬「いや……別に何でもない……」
エルシィ「今日はハクア直伝の人間界風味の地獄ハンバーグです、にーさま!」
桂馬「……」ポケー
エルシィ「にーさま!にーさまったら!」ユサユサ
桂馬「分かった分かった……食べるよ」
エルシィ「もぉ……にーさまったら……あっ!かのんちゃんだ!TVに出てますよ!」
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71 : 2013/09/23(月) 02:00:40.29 -
司会者「今日のかのんちゃんどうしたの?顔赤いけど?」
かのん「いや…んっ…大丈夫です……あぁ……ん」ブブブブブブ
司会者「そう?じゃあ歌ってもらいましょうか!」
かのん「は、はい……な、中川かのんで……あぁ……んっ……ぃぃひゃう!」ブブブブブブ
司会者「?」
かのん「なぁ……なつえろぉ……サプライズ……です」
カメラマン(今日のかのんちゃん色っぽいなぁ……)シコシコ
マネージャー(かのん!曲名間違ってるわ!ああどうしましょう!!)
P(まさにサプライズ)シコシコ
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75 : 2013/09/23(月) 02:07:08.42 -
エルシィ「今日のかのんちゃんどうしたんでしょう……体調でも悪いんでしょうか」
エルシィ「私心配です……」
桂馬「それはともかく……このハンバーグ悪くないぞ、さすがハクアだな」モグモグ
エルシィ「とーぜんです!レシピ通りに作りましたから!」
エルシィ「ハクアの味完全再現ですよ!」
ドロドロドロドロ
エルシィ「あ、あれ?」
エルシィ「か、駆け魂!?かのんちゃんに反応があります!」
桂馬「くそ……こんなときに……また駆け魂か?」
桂馬「だ、駄目だ……急に体が重く……」
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77 : 2013/09/23(月) 02:13:40.88 -
エルシィ「あっ、違いました。なんかバイブセンサーらしいです」
エルシィ「駆け魂センサーのおまけ機能らしくて、バイブを差してる人に反応するとか」
桂馬「ば、バイブ……だと?」
エルシィ「説明書に書いてありましたー」
エルシィ「こんな機能使ったことないんで知りませんでしたよー」
エルシィ「まあ駆け魂狩りにはいろいろな方法がありますからねー」
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80 : 2013/09/23(月) 02:21:26.86 -
桂馬「想像したら急に……下半身が……うっ」ドピュドピュ
エルシィ「か、かみにーさま!しっかり!」
桂馬「ゲホゲホッ」ドピュドピュ
エルシィ「きゅ、急に顔色が悪く……あわわわわ、どうすれば……」
桂馬「……と、トイレだ……ついてくるな……」ドピュドピュ
桂馬「だめだ……意識が……」ドピュドピュ
ドピュドピュ
ドピュドピュバタッ
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81 : 2013/09/23(月) 02:23:14.97 -
エルシィ「にーさまが……死んでしまいました」
エルシィ「何でもせ、精液の出しすぎだとか……」
エルシィ「神にーさまの精神に女の子の体は猛毒だったみたいです……」
エルシィ「でもどうしてこんなことに……>>49あたりで選択を間違えたのかな……」
ハクア「よーやく桂木の魂が手に入ったわ」
ハクア「体力が枯渇するまで絶頂するハクアハンバーグも効いたみたいね」
ハクア「少しでも興奮してないと全く効果が無いのが欠点だけど……」
ハクア「そのためにゲームショップやらでいろいろ工作したかいがあったわ」
ハクア「童貞じゃなくなったのは計算外だけどね……桂木の変態」
ハクア「……私が教育してあげるんだから……覚悟しときなさいよ」
ハクア「これで桂木は一生私と一緒、ふふ」
>>49あたりで分岐しようと思ったけど眠いので断念
おしまい
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