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1 : 2014/02/16(日) 18:47:22.51 -
ガラッ
結衣「ヒッキー! マスターベーションするとこ見せて!」
八幡「ブフッ!」ブシャァ
結衣「ちょっ、ジュース吹き出さないでよ!」
八幡「ゲホッ、ゲホッ……! 来るなり何言ってんだ、このクソビッチ!」
結衣「ビッチ言うな! 真面目な話なの!」
八幡「……あ?」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392544042/
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3 : 2014/02/16(日) 18:49:31.62 -
結衣「ほら、今日保健の授業があったでしょ?」
八幡「あったけど……あー、そういえばマスターベーションって単語が教科書に出てきたな」
結衣「そうそう。でもあたし、説明読んでもよく分かんなくってさー」
八幡「教科書に細かく書かれてたら大問題だろ。そんなの、いつもつるんでる奴等に聞けよ」
結衣「もちろん優美子や隼人にも聞いたよ?」
八幡「三浦はともかく、葉山にもか……」
結衣「うん。そしたら二人ともヒッキーに見せてもらうのが早いって」
八幡「……あいつら、面倒だから押し付けやがったな……」
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6 : 2014/02/16(日) 18:51:04.97 -
結衣「ほらヒッキー! 早く見せてよ、マスターベーション!」
八幡「……え、マジでやんの?」
結衣「大マジだよ!」
八幡「いや、お前さ……オナニーとか知らないの?」
結衣「オナッ……ば、ばかぁぁぁ!! いきなり何言ってんの!?」
八幡「は?」
結衣「ヒッキーのバカ! エッチ! キモいよ、エロキモい!!」
八幡「……マスターベーションって、オナニーのことだぞ」
結衣「ええぇぇぇぇぇ!?」
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9 : 2014/02/16(日) 18:53:35.40 -
八幡「つまり今の今まで、由比ヶ浜は『オナニーを見せろ』と俺に強要していた訳だ」
結衣「うそ……い、いやあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
八幡「それでも見たいのか? んなわけないだろ?」
結衣「………………」
八幡「………………」
結衣「……ううん。見たい!」
八幡「!?」
結衣「男の子のオナニーは見たことないもん! だから見たい!」
八幡「年頃の女がそんなこと大声で言うなよ。てかもうヤケクソじゃねーか」
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10 : 2014/02/16(日) 18:56:53.16 -
八幡「……とはいえ、この調子で他の奴に飛び火したら奉仕部の恥……俺や雪ノ下まで何を言われるか」
結衣「じゃあやってよ! ゆきのんも今日は来ないみたいだし、二人きりなら大丈夫でしょ?」
八幡「何が大丈夫なんだ……分かったよ、やればいいんだろ」
結衣「やった! ヒッキーって、意外と頼まれたら断れないタイプだよね」
八幡「由比ヶ浜を放っておくと、後で余計面倒なことになるからな」
結衣「ひどっ……」
八幡「さっさと終わらせるか。なんだよ、この羞恥プレイ……」
結衣「……なんか、ドキドキするね」
八幡「どこが……?」
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14 : 2014/02/16(日) 18:59:49.53 -
ジジー ボロンッ
結衣「…………っ!!」
八幡「これがチンコだ。えー……ペニスや陰茎とも言うな」
結衣「さ……さすがに知ってるよ!」
八幡「由比ヶ浜なら知らない可能性がある。本物のアホだからな」
結衣「そこまで酷くない! お、お父さんの見たことあるし……」
八幡「でも最近なら、エロ動画とかでチンコくらい見られるだろ?」
結衣「む……ムリムリ! そんなの気持ち悪いもん……!」
八幡「……俺のはいいのか?」
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18 : 2014/02/16(日) 19:03:20.83 -
結衣「あ、ちょっと気付いたんだけど」
八幡「なんだ?」
結衣「ヒッキーの……お……お、ちん……」
八幡「え? なんだって?」
結衣「な……なんで急に聞こえないフリするの!?」
八幡「そんな所で躓いてたらこの先耐えられないぞ。正しく発音しろ」
結衣「うぅ……おっ……おちん、ちん……」
八幡「ほーら、言えるじゃないか」
結衣「うう、ヒッキーがなんだかゲスいよ……」
八幡「……で、俺のチンコがなんだ?」
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19 : 2014/02/16(日) 19:07:14.16 -
結衣「う、うん。お父さんのよりちっちゃいなって」
八幡「……日本人のチンコの平均長は、平常時は約8cm、勃起時で約13cmらしい」
結衣「そーなんだ。ヒッキーのは?」
八幡「10cmくらいだ」
結衣「わ。平均より大きいんだ……」
八幡「いや、勃起時で……お前のお父さんっていうか、たぶん誰と比較しても……」
結衣「……なんか、ごめん」
八幡「別にいいし。比企谷くんのチビガヤくんのことなんて気にしてねーし」
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21 : 2014/02/16(日) 19:10:56.84 -
結衣「あとは大きさだけじゃなくて、形も違うような気がする」
八幡「……皮被ってるからだろ。ほら、これだ」ビヨーン
結衣「うわ! なにこれ、こんなトコに皮ついてるの!?」
八幡「皮に覆われたチンコ……これが包茎だ。手で皮が剥けるチンコは、仮性包茎と言う」
結衣「剥けないのはなんて言うの?」
八幡「真性包茎と呼ぶ。真性の場合は、皮とチンコがくっついてることもあるらしい」
結衣「あー、それのことだったんだ……」
八幡「ん?」
結衣「お母さんに聞いたんだけど、お父さんは昔シンセーホーケーで苦労したんだって」
八幡「それ絶対にお父さんに言うなよ。娘からそんなの聞いたらショックで死ぬぞ」
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23 : 2014/02/16(日) 19:15:37.70 -
八幡「じゃあチンコの講義はこれくらいにして、やるか。はぁ……」
シコシコ…
結衣「? なにしてんの?」
八幡「なにって……由比ヶ浜ご所望のオナニーだよ。道具も無いし、手でシコるしかないだろ」
結衣「シコるってなに?」
八幡「……なにって言われても。チンコを擦って刺激を与えること……?」
結衣「へ~……男子ってそんなので気持ち良くなるんだね」
八幡「…………?」
結衣「どしたの、ヒッキー」
八幡「……あれ……?」
八幡「…………勃たない」
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24 : 2014/02/16(日) 19:18:33.40 -
八幡「普段はその気になったらオカズ無しでも勃つんだが……」
結衣「……皮の上から擦ってるから……じゃない?」
八幡「いや、俺は皮オナ派だからそれはない。そもそも剥くと痛くて、オナニーどころじゃない」
結衣「あっ! 『一応』カセーって、剥けるけど痛いってこと?」
八幡「……それはちょっと気にしてるんで、傷口抉るのはやめてもらえませんかねぇ」
結衣「そ、そっか。ごめん……」
八幡「それは置いといて、勃起できないとオナニーなんて無理だぞ」
結衣「そーれ! 勃起! 勃起!」パンパン
八幡「手拍子すんな。余計萎えるだろ」
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27 : 2014/02/16(日) 19:22:07.66 -
八幡「まあ……現状、微塵も興奮してないからな。勃起しなくてもしょうがない」
結衣「そっか……」
八幡「……そうだ。由比ヶ浜、お前パンツ脱げ」
結衣「え? パン……ツ?」
八幡「パンツをオカズにすれば、オナニーできるかもしれない」
結衣「えぇっ!? ほ……本気で言ってる?」
八幡「当たり前だろ。それに俺はオナニーを見せるのに、お前が何もしないのはフェアじゃない」
結衣「むぐぅ…………」
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32 : 2014/02/16(日) 19:25:12.14 -
スルスル…
結衣「はいっ……よ、汚さないでよ。そのピンクのパンツ、お気に入りなんだから」
八幡「分かった分かった。じゃあ、まずはこれをチンコに被せて」パサッ
結衣「ちょっとぉぉぉ!! ヒッキー、あたしの話聞いてた!?」
八幡「パンツごとシコると」シコシコ
結衣「いやぁぁぁぁ!! あたしのパンツ!」
八幡「うおっ、これはいいな……」シコシコ
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34 : 2014/02/16(日) 19:27:39.27 -
八幡「ほら、だんだん勃ってきたぞ」ムクムク
結衣「え? うわ、すごっ……!」
八幡「ちょ、これヤバ、うっ」
ドピュッ ビュッ ビュルルッ
八幡「……ふぅ……」
結衣「…………え?」
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38 : 2014/02/16(日) 19:31:16.82 -
八幡「瞬殺だった上に、今までで一番出たな……パンツは偉大だ」
結衣「……イったの?」
八幡「ん? それくらいは分かるのか、由比ヶ浜でも」
結衣「だってヒッキー、なんか疲れた顔してるし……」
八幡「ほら、パンツ返すぞ」
結衣「い、いらないよ! その、アレだよね。セーエキ?付いてるんだよね?」
八幡「今まで見たこともないくらい大量に付いてる」
結衣「じゃ、やっぱいらない……そんなの洗っても履く気しないもん、ヒッキーにあげるよ」
八幡「こんな精液塗れのパンツ、俺もいらな……いや、洗って再利用するか」
結衣「再利用とかするんだ……」
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40 : 2014/02/16(日) 19:36:00.13 -
八幡「これで勉強にはなっただろ。チンコのことも教えたし、オナニーも見せたし」
結衣「え? 何言ってんの?」
八幡「あん?」
結衣「だってまだ、皮剥いたおちんちん見せてもらってないよ」
八幡「え……」
結衣「ヒッキーのことだから、なんだかんだ言いながら見せてくれるんだよね?」
八幡「だ、だからそれはダメだっての。剥いたらシャレにならないくらい痛いんだよ」
結衣「強情だなぁ、ヒッキーは」カツカツ
八幡「え? な、なんで寄ってくんの? え?」
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44 : 2014/02/16(日) 19:40:20.12 -
結衣「えいっ」ギュッ
八幡「オフゥ……なっ、なんでチンコ掴んでんだ、由比ヶ浜……!」
結衣「ヒッキーが剥きたくないなら、あたしが剥いてあげるしかないじゃん」
八幡「ば……やめろ!!」
結衣「もー、いつも大げさだよね、ヒッキー」ムキッ
八幡「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
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47 : 2014/02/16(日) 19:43:43.17 -
結衣「おー、ホントに剥けるんだ」ムキムキ
八幡「ぎょあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
結衣「……あ、これで全部剥けたみたい。へー、こんな風になってるんだ……」
八幡「あぐうぅぅぅぅぅぅぅ……痛い、痛いぃぃ!!」
結衣「うっ、結構臭うよコレ。ヒッキー、ちゃんと洗ってる?」
八幡「うぎぃぃぃ……あぐぁぁぁぁ……!!」
結衣「…………」
結衣「……あ、あれ? マジでヤバいの?」
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49 : 2014/02/16(日) 19:46:39.60 -
三日後——
雪乃「由比ヶ浜さん。比企谷くんは今日も休み?」
結衣「う、うん。三日連続で休んでるし、風邪でもひいたのかなぁ」
雪乃「……由比ヶ浜さん」
結衣「なっ……なに?」
雪乃「あなたに、1つ聞きたいことがあるの」
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50 : 2014/02/16(日) 19:49:02.43 -
雪乃「一昨日、つまり比企谷くんが初めて休んだ日のことだけど」
結衣「うん……」
雪乃「部室に来た時、ある物を見つけたの」
結衣「ある物?」
雪乃「これよ」スッ
結衣「……なにこれ。毛?」
雪乃「ちぢれ毛よ。しかも黒くて、少し短めの……」
結衣「!!」
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51 : 2014/02/16(日) 19:52:14.78 -
雪乃「この長さだと、生えている部位も限られてくる。普通に考えれば……」
結衣「…………」
雪乃「さらに部室の使用者で黒い毛となると、私か比企谷くん、先生の可能性が高い」
結衣「……そうだね。でも、先生はほとんど部室に来ない……」
雪乃「ええ。それに私は生えてないから、この毛はおそらく比企谷くんの物だわ」
結衣「うん……」
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54 : 2014/02/16(日) 19:55:41.94 -
雪乃「比企谷くんは男性。毛が落ちるなんて、下半身を露出した時くらいしか考えられない」
結衣「…………」
雪乃「そうすると、比企谷くんは部室での露出行為に快感を感じる変態ということになるのだけど」
結衣「そ、そう……かな」
雪乃「目立たないよう生きてきた比企谷くんが、なぜそんな危険な行為をしたのか……」
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58 : 2014/02/16(日) 19:59:07.30 -
雪乃「彼の性格上、考えられるのはただ1つ。それは、誰かの依頼だったのね」
結衣「……!!」
雪乃「でもそんな依頼、赤の他人なら彼だってまず受け入れないでしょう」
結衣「…………」
雪乃「これは彼が信頼を寄せている、身近な人間の依頼だったのではないかしら」
結衣「…………」
雪乃「ということを踏まえた上で、由比ヶ浜さん。本当に……心当たりはない?」
結衣(……バレてる。やっぱり、逃げたってロクなことにならないんだ……)
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62 : 2014/02/16(日) 20:02:00.34 -
結衣「ゆ……ゆきのん。あたし行きたい所があるんだけど、今日はもう……」
雪乃「比企谷くんの家に行くのね」
結衣「……ゆきのんってエスパー?」
雪乃「あなたの最近の挙動不審な態度を見ていれば……誰でも分かるわ」
結衣「あっ、あのね、ゆきのん! あたし、あたし……!」
雪乃「やめて。何が起こったのかは知らないけれど、私はこれ以上関わらない」
結衣「えっ…………」
雪乃「奉仕部は問題を解決する部ではなく、手助けをする部。後は由比ヶ浜さん次第よ」
結衣「……そっか。そうだね……」
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63 : 2014/02/16(日) 20:04:41.14 -
比企谷家——
ピンポーン
小町「はーい」
結衣「由比ヶ浜です。ヒッキーのお見舞いに来たんだけど」
小町「あ、ゲロカスビッチさん! わざわざ来てくれたんだー!」
結衣「……!?」
小町「頼んでもいないのにね! でもほら、お兄ちゃんなぜか気分悪いらしいんでー」
結衣「こ、小町ちゃん……?」
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65 : 2014/02/16(日) 20:07:11.97 -
小町「そんな訳で今日はお引き取り願えます? できれば明日も明後日も永遠に!」
結衣「ちょ、ちょっとだけでも……」
小町「あぁー、ごめんなさい! ウチ痴女もデリヘルもお断りしてるんですよね!」
結衣「……ヒッキーから聞いたんだ」
小町「何の話か意味不明ですけど、恩を仇で返す奴は最低だってお兄ちゃん言ってました!」
結衣「そっか……」
小町「デリケートな所を無下に扱われて精神ズタボロにされて、本当にごみいちゃんになっちゃって」
結衣「…………」
小町「小町、犯人見つけたらノコギリで首チョンパしてやりたいです! あ、今の小町的にポイント高い!」
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68 : 2014/02/16(日) 20:10:50.49 -
結衣「小町ちゃん! あたし、ヒッキーに謝らないといけないの!」
小町「いえいえ、別に謝ってもらうことなんて無いですよ? 二度と目の前に現れないでくれれば!」
結衣「……お……」
小町「お?」
結衣「お願いします……!」バッ
小町「もー、玄関先で土下座なんてしないでくださいよぉ~! 誰かに見られたら……」
結衣「お願い……します……」グスッ
小町「…………」
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75 : 2014/02/16(日) 20:15:46.27 -
比企谷家 居間——
結衣「ど、どうも……」
八幡「お、おう。よく小町が家に入れてくれたな……」
小町「だって頭踏んづけても諦めないんだもん」
八幡「おっ……お前……」
小町「それよりお兄ちゃん、起きてて大丈夫なの?」
八幡「ま……まあな。三日も経てば少しはマシになるって」
小町「ホント? 元凶を目の前にしてトラウマがぶり返したらいつでも言ってね?」
結衣「…………」
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78 : 2014/02/16(日) 20:19:12.81 -
結衣「ヒッキー、ごめん!」
八幡「え?」
結衣「変なことお願いしたのも……ヒッキーの大事なとこ、無理やり弄ったのも……」
八幡「……由比ヶ浜」
小町「えぇ~? 謝るなら次の日とかに来るべきじゃないですかぁ、豚ヶ浜さん?」
八幡「おい、小町……」
結衣「ごめん……会ったら、二度と顔も見たくないって言われるような気がして……」
小町「あはは、小町はそう思ってますよー」
八幡「小町はちょっと黙ってろ」
小町「……んー? お兄ちゃん、ゲロブタ淫乱女の肩持つんだ。なんで? ねぇなんで?」
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87 : 2014/02/16(日) 20:23:09.75 -
八幡「誰だって失敗はあるだろうが。それに、俺もそんなにダメージ受けたわけじゃない」
小町「三日間寝込んだっきりだったのに? 初日なんてずっと吐いてたのに?」
結衣「!!」
八幡「それでも、由比ヶ浜はちゃんと謝りに来てくれたぞ」
小町「お人好し過ぎるよ! そんなんだからいつも損な役回りなんだってまだ気付かないの!?」
八幡「俺は俺のやり方を通すだけだって、お前ならよく知ってるだろ?」
小町「……はぁ。これだもんなぁ……」
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95 : 2014/02/16(日) 20:28:01.82 -
結衣「あ、あの、あたしは……」
小町「もういーです。お兄ちゃんがいいって言ってるのに、小町がダダこねてもしょうがないし」
結衣「……小町ちゃん」
小町「ていうか、こう言って変わる程度なら小町も苦労しなかったって話ですよね」
八幡「余計なお世話だ」
小町「でもね、結衣さん。次にお兄ちゃんを泣かせたら、小町はもう……アレしますから」
結衣「はっ、はい……」
小町「あーあ。お兄ちゃんが許さないって言ったら、裸で町内一周させようと思ったのに」
結衣「!?」
小町「えへへ。冗談冗談!」
結衣(冗談……じゃないような気がする……)
-
101 : 2014/02/16(日) 20:31:37.94 -
翌日 部室——
ガラッ
結衣「ヒッキー、ちょっと聞いて!」
八幡「なんだよ。またオナニー見せろとか言うんじゃ……」
結衣「ち、違うよ! おちんちんの皮剥いても痛くならない方法があるんだって!」
八幡「…………話を聞こうか」
結衣「さっき隼人に『ヒッキーが皮剥いたら痛がる』って相談したんだけどさ」
八幡「何でそういうの拡散すんの? どう考えても俺たち勘違いされるよね?」
結衣「それがね、実は隼人もカセーホーケーで、同じ悩みがあるんだって」
八幡「うおぉ……俺だけでなく葉山まで攻撃しやがったぞ、この鬼めが……」
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106 : 2014/02/16(日) 20:35:41.70 -
結衣「隼人は常に剥いた状態にして、とにかく痛みに慣れたって。あとはたまに擦ったとか」
八幡「あれに耐えて、その上擦るとは……あいつって見かけはチャラいけど根性あるよな……」
結衣「それでも我慢できない時は、ローションとか付けてたみたい」
八幡「あー、なるほど……リア充はそうやって克服してんのね」
結衣「ヒッキーもやろうよ!」
八幡「俺、ローションなんて持ってねーんだけど」
結衣「あ、唾液でもいいんだって」
八幡「唾液……」
結衣「そう、唾液」
八幡「…………」
結衣「…………」
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114 : 2014/02/16(日) 20:38:45.46 -
結衣「ねぇ、ヒッキー」ズイッ
八幡「だから寄るな。今度は何考えてるんだ」
結衣「あたし……ヒッキーに迷惑かけたから、お詫びがしたいの」
八幡「…………」
結衣「ほら、あたしってアホだから。これくらいしか思いつかなくって」
結衣「ヒッキー。あたしの唾液……使って?」
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119 : 2014/02/16(日) 20:42:11.79 -
この日から、俺たち二人だけの活動……『裏の』奉仕部が始まった。
もちろん雪ノ下がいない日を見計らって、だ。俺が皮を剥き、由比ヶ浜が剥き出しになった亀頭に唾液を垂らす。
あとは手で擦ってオナニーをしたり、時には由比ヶ浜に舐めてもらったり……俺が痛みを克服できたのは、それから1年後のことだった。
その頃には、由比ヶ浜にチビガヤくんを入れたり抜いたりするような関係になっていたが。ま、『表の』奉仕部の活動にはさしたる影響もなく。些細なことだった。
おわり。
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