吟遊詩人A『魔王の声を手に入れたseiで人と話せない』星妖精「代わりに話しましょう」
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1 : 2013/12/14(土) 17:37:30.52 -
夜 山のふもと テント群旅人A 「おい、あんた待ちなよ」
吟遊詩人A 「…………?」
旅人B 「山に入るつもりかい? だったらやめとけって」
吟遊詩人Aの声? 「なんでだよ……な、何故だい?」
旅人A (なんだ、落ち着いた雰囲気のくせに、やけに落ち着きのない声だな)
旅人A 「いや、こんな時間に山を越えようなんて危険だ。モンスターも出る」
旅人A 「その腰からぶら下げた細い剣じゃ無理だ。今夜はここで休んでいけよ」
旅人A 「他にもけっこう人がいるから、安心して休めるぞ」
旅人B 「そのフィドルを見たとこ、あんた詩人さんだろ」
旅人B 「ちょうど歌が欲しいと思っていたんだ。なあ、歌を聞かせてくれるならタダで俺たちのテントに……」
吟遊詩人Aの声? 「……あー、もう!」
モゾモゾ スポンッ
水妖精 「うるっせーってんだよヒゲども!」
旅人AB 「!?」
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