-
1 : 2014/12/04(木) 22:06:32.11 -
~あらすじ~
また色んな地方回ります1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/13758039892スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/13764039243スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377171321/4スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377677830/5スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378554831/6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380203396/7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381737645/8スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383311031/9スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386744582/10スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/11スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390480797/12スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392379757/13スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど犯人はお前だ!)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396673951/14スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙来ちゃったよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402906771/15スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙って忘れそう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406078564/16スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で悪の組織倒すよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407627222/17スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で色々やってます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409409572/18スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど天空の花嫁)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411712530/19スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど闘ったりします)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414760933/SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417698382
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417698382/
-
2 : 2014/12/04(木) 22:07:57.50 -
レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン
トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム
キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン
トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム
コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ
ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス
メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ
ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ
シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン
グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ
コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア
ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー
ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ
ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト
カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ
セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ
ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ
リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ
-
3 : 2014/12/04(木) 22:09:07.63 -
レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。50kmは短距離です。
トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。運動音痴。
キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。最近株を始めた。
グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。
ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。
コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。
シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。
カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おっさんホイホイ。
ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。可愛い後輩。
ファイア(10) 無表情煽り系男子。一家で一番マシなの俺じゃね?と思っている。
ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。
メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。
トウコ(16) 影とキャラが薄い。悲しい。でももういいや。
ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。
セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!
コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。
ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。
ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。
リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。危ない子。
ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。出番がないから悟りを開いた。
イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。
ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。
ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。
クリスタル(11) コトネの姉。しっかりしたお姉さん風だが出番が欲しい。
オメガ(12) 未登場。本物の忍(予定)
アルファ(12) 未登場。モフラー(予定)
-
4 : 2014/12/04(木) 22:10:10.58 -
サンダース 毛並みフェチ、比較的まとも
ブースター ドS、でもブイズには優しい
シャワーズ ホモ、レッドを襲ったことがある
エーフィ 腐男子、超腐男子 最近のオススメはトウヤ×レッドだよ、ディアちゃん!
ブラッキー 百合好き男子、出番が無くて焦ってる
グレイシア 厨二病、でも可愛いよprpr
リーフィア 百合、グレイシア可愛いよグレイシア
ニンフィア 元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー
イーブイ 従兄弟の子、イケメン
イーブイ 純粋な子。出番がない
ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww
イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない
色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!
-
5 : 2014/12/04(木) 22:12:11.55 -
出世したモブ表
テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。イッシュ在住。
マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。イッシュ在住。
ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。ジョウト在住。
ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。ジョウト在住。
ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。イッシュ在住。
コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。イッシュ在住。
クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。イッシュ在住。
ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。???在住。
キラン ギンガ団。レズ系勘違いバック転ガール。レッド大好き。シンオウ在住。
-
18 : 2014/12/05(金) 21:57:34.17 -
今日は遅れますすみません…
テンプレに入れるのを忘れていたんですが、この板に初めて来た方や初心者の方はこちらのスレのテンプレをご覧ください。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414585497/ -
19 : 2014/12/05(金) 21:59:07.62 - あっ遅れますっていうか休みになると思いますすいません!
-
21 : 2014/12/06(土) 21:23:36.21 - 今日もお休みです…明日は出来ると思います。
-
24 : 2014/12/07(日) 21:58:52.30 -
あー、ポケダン終了時点のアレをソレするの忘れてました…次スレでは追加される予定です。
今日は番外編です…
-
25 : 2014/12/07(日) 22:06:37.38 -
エーフィ「今日はいにおな……いふれな……ええいどーでもいいや!」
エーフィ「とりあえずスペシャルでーす! フィー!」
ブラッキー「ブラ!」
イーブイ「ブイ!」
ヒカリ「ヒカ!」
エーフィ「えー、それじゃあ早速安価を……」
ブラッキー「ちょっと待って!?」
エーフィ「どうしたのブラッキー?」
ヒカリ「そうよ。早く進めるべきでは無いかしら?」
ブラッキー「あんただよあんたー! なんでナチュラルに馴染んでんのさー!」
ヒカリ「あら、それはヒカるの創設者だからに決まっているでしょう」
イーブイ「ヒカる?」
ヒカリ「ええ。人とポケモンが絡んでいればそれはヒカっていると言えるわ。例えば……」
ヒカリ「ヨノワールとキョウヘイ!」
エーフィ「フィー!!」
ヒカリ「レッドとグレイシア!」
イーブイ「ブイっ!?」
ヒカリ「リーフィアと……そうね、セレナ!」
ブラッキー「ブラ!! いぇーい仲間ー!」
ヒカリ「ふふ、素直で可愛い子ね」
エーフィ「弟に被害がくる前に進めるよ! フィーブラブイヒカなんでもいいから出してね!」
ヒカリ「二人組を出すのよ。例えば私とミュウツー様とか私とミュウツー様とか」
下2
-
28 : 2014/12/07(日) 22:19:39.41 -
イーブイ「っしゃおら!」
エーフィ「ふぃー、よかったねー」
ヒカリ「ヒビキとコトネ……あの子達は普通に仲良しだものね」
ブラッキー「あんまり悔しくなさそだね?」
ヒカリ「まぁ……私はケモナーってだけで見たい訳じゃないもの」
エーフィ「それじゃボタンを押してみよう! ポチッとな!」
-
31 : 2014/12/07(日) 22:27:54.61 -
テレビ『俺は悪を許さないっ!!』
コトネ「きゃあああああああああ!! キョウヘイ様ぁぁああああああ!!」
ヒビキ「お邪魔しまーす……あ、コトネ」
コトネ「キョウヘイ様ぁぁああああ!! かっこいぃぃいいいい!!」
ヒビキ「ねー、コトネ……」
コトネ「正義の味方素敵ぃぃいいいいい!! きゃぁあああああ!!」
ヒビキ「……コトネっ!」ギュッ
コトネ「へっ? あ、ヒ、ヒビキ? どうしたの?」
ヒビキ「コトネは……近くの僕より、テレビの中のキョウヘイさんのほーがいーのー……?」
コトネ「ヒビキ……そんなことない! だから泣かないでー、よしよし!」
ヒビキ「あうぅー……コトネーっ!」ギュー
コトネ「ヒビキーっ!」ギュー
クリスタル「コトネ……姉のあたしを指しおいてクリスマス前にリア充になるなんて!!」
ゴールド「いや、あの二人はそうならねぇだろ……兄妹愛みてーなもんだろ」
クリスタル「それでも羨ま妬ましいのー!! うがー!」
ゴールド(女ってこええ……)
-
33 : 2014/12/07(日) 22:31:14.55 -
イーブイ「ありがとうございます!」
エーフィ「まだだ、まだ終わらんよ……」
ブラッキー「ブラ勢よ! 今こそ立ち上がれ!」
ヒカリ「ねえ! 書きなさいよ! 私とミュウツー様って書きなさいよ!」
エーフィ「未登場のキャラの台詞取っちゃ可哀想だよ!」
イーブイ「次も期待してるわよ!」
下2
-
38 : 2014/12/07(日) 22:52:37.04 -
~シロガネ山~
ヒュウウウウウウウウウウウ
レッド(今日も吹雪だ顔に当たる……)
レッド「……ん?」
グレイシア「しあ……しあ」
グレイシア(我が主よ、永久の凍結の運命と言えども我々にはその運命を変えるチカラがあるぞ)
レッド「どうしたの……? 洞窟に行きたいの?」
グレイシア「しあ、しあ……」
グレイシア(そういうことだ。闇により我々のチカラは増幅し次第に光や氷を飲み込むだろう)
レッド「……心配してくれてありがとう。でも、僕は風邪引かないよ……?」
グレイシア「しあ!? し、しあしあっ!」
グレイシア(ふぇっ!? で、でも、ずっと外にいるから、たまには休もうよぉ……!)
レッド「うーん……グレイシアが、そう言うなら……」
グレイシア「しあ! しあー!」
グレイシア(やったー! 今日は私と遊んでね!)
レッド「いいよ……今日は甘えんぼだね……?」
グレイシア「しあ!? ……しあ、しあ」
グレイシア(ほえ!? ……くっ、今のは我の6番目の人格だ。出るなと言ったんだがな……)
レッド(戻っちゃった……)
-
40 : 2014/12/07(日) 22:54:31.98 -
イーブイ「ぶいー!」
エーフィ「グレイシアは中二病だもんねー」
ブラッキー「早く治ることを祈ってるよー」
ヒカリ「そうしたらただの可愛い子になっちゃうわね」
エーフィ「僕的にはそれでいーんだけどねー。次々! どしたのフィー勢!」
下2
-
43 : 2014/12/07(日) 23:07:16.52 -
ヒカリ「よっしゃぁあああああああああ!!!」
エーフィ「ヒカリ!? そんな叫ぶキャラじゃないよね!?」
ヒカリ「大丈夫大丈夫! ミュウツー様っ、すぐ行きますーっ!」ポーン
カイリュー「りゅー」バッサバッサ
イーブイ「ぶいー?」
ブラッキー「ぶらー?」
エーフィ「あ、そういえばミュウツー性別不明だったね」
-
44 : 2014/12/07(日) 23:14:02.24 -
~シロガネ山~
レッド「……ミュウツー」ポーン
ミュウツー「……何だ」
レッド(喋った……)
レッド「えっと……今から、ヒカリが来るから」
ミュウツー「ヒカリ……人間か?」
レッド「そう……前、僕がいっしょに旅した」
ミュウツー「あぁ……覚えている。あの人間か」
レッド「優しい子だから……仲良くしたげてね」
ミュウツー「……レッドは一緒ではないのか」
レッド「うん……」
ミュウツー「………………そうか」
レッド「大丈夫だから……あ、来た、隠れなきゃ」
ヒカリ「ミュウツー様っ!」
ミュウツー「……」
ヒカリ「ひ、久しぶりです……あの、私のこと、覚えてますか……?」
ミュウツー「……あぁ。攻撃して悪かった」
ヒカリ「! い、いえ、いきなり近付いた私が悪いんです……」
ミュウツー「……お前は何故我を好く」
ヒカリ「えっ……は、恥ずかしいけど……一目惚れ、です……」ポッ
エーフィ(あんな乙女なヒカリ初めて見たよ!)コソコソ
-
47 : 2014/12/07(日) 23:20:04.52 -
ミュウツー「一目惚れ……?」
ヒカリ「そ、その……カッコいいし……眼が素敵だなって……」
ミュウツー「初めて言われたぞ……ありがとう」
ヒカリ「ど、どういたしまして!」
ミュウツー「…………ヒカリ」
ヒカリ「ひゃいっ!」
ミュウツー「お前は我がどんな姿でも好いてくれるか?」
ヒカリ「ええ、もちろんです……今話して、心も素敵だってわかったし……」
ミュウツー「そうか……もし、我が人間になってもか?」
ヒカリ「ええ。もしそうなったら、私は初めて人間の形の生き物を愛すことになるでしょう」
ミュウツー「……そうか。し、しばらく待て」
ヒカリ「待ちますっ!」
ミュウツー「……隠れているんだろう」
エーフィ「あ、はい……何でしょう」
ミュウツー「その、に、人間になるにはどうすれば良いのだ」
エーフィ「あー……ポンっとやればいけるらしいですよ」
ミュウツー「ぽ、ぽんっ、か……」
エーフィ(もしかして脈有り!? やったねヒカリ!)
ミュウツー「…………ぽんっ!」
どういう姿になるか 下2(コンマ55以下で成功)
-
51 : 2014/12/07(日) 23:31:00.98 -
ミュウツー「……手が」
エーフィ(しぶっ……イケメンよりかハンサム寄りのおじーちゃんだ)
ミュウツー「まぁ、我は遺伝子時代から数えて100年は生きているからな」
エーフィ「え!? だってフジ老人は……」
ミュウツー「む、あれもそれくらいでは無かったか?」
エーフィ「うっそん!? だからフジ老人と若干似てるんだ!」
ミュウツー「何ッ!? あれと似ているだとっ!?」
エーフィ「ひえぇ!」
ミュウツー「そんな姿になるのならッ、元の姿の方がマシだッ!!」
エーフィ「ひぃぃぃ……こえぇよぉ、伝説こえぇよぉ」
ミュウツー「む……すまない」
エーフィ「」ガタガタガタガタ
ミュウツー「…………では代わりに貴様らに問おう。そこの貴様らだ」
ミュウツー「……わ、我は元の姿に戻った方がいいのだろうか……?」
下2
-
56 : 2014/12/07(日) 23:42:17.46 -
ミュウツー「よ、良いのか……? アレと似た姿で……いや、それは気にしない方がいいか」
ミュウツー「……待たせたな」
ヒカリ「! ……ミュウツー、様?」
ミュウツー「そうだ……この姿はまだ不完全なコピーのようなものなんだが……」
ヒカリ「かっこいいいいいいい! 凄い! 素敵!」
ミュウツー「……本当か?」
ヒカリ「はい! だって、どことなくミュウツー様っぽい感じもしますし」
ミュウツー「我らしいか……そうか」
ヒカリ「素敵……あ、あの、写真撮ってもいいですか……?」
ミュウツー「写真……というのは、一緒に撮るものではないのか?」
ヒカリ「そ、そんな、私は……それに、撮る人がいなくなってしまいますし」
ミュウツー「我はエスパータイプだ。撮ることくらいできる」
ヒカリ「じゃ、じゃあ……」
ミュウツー「……これでいいか」
ヒカリ「は、はい!」
ミュウツー「…………む、戻った」ポンッ
ヒカリ「どっちもカッコいいです……」
ミュウツー「……その、だな。一応こっちの姿でも写真を撮っておくか?」
ヒカリ「い、良いんですか!? お願いします!」ピシッ
ミュウツー「…………ほら」
ヒカリ「あ、ありがとうございます……! あぁ、私、幸せ過ぎて倒れそ……」バタッ
ミュウツー「っ!?」
レッド「どうしたの……大丈夫、シルバーと同じ症状だし生きてる」
ミュウツー「そうか、良かった……」
レッド「……シンオウまで送っていったら? シュンって」
ミュウツー「……行ってきていいのか?」
レッド「うん……あ、帰る前にお手紙を置いておくといいかも……」
ミュウツー「お手紙……」
-
57 : 2014/12/07(日) 23:45:22.67 -
~ヒカリ宅~
ヒカリ「……あら?」
ヒカリ「ここは、私の部屋……ということは、さっきのは夢……?」
ヒカリ「……そうよね。ミュウツー様と会えるはずないもの。カメラにも何も……あ!」
ヒカリ「の、残ってる……! そ、それに、これは手紙っ……!?」
ヒカリ「」バタッ
イーブイ「良かったわね!」
ブラッキー「……」
エーフィ「フィー勢消えたの!? ら、ラストだよラスト!」
下2
-
62 : 2014/12/07(日) 23:49:17.09 -
エーフィ「フィーっ!?」
イーブイ「あの二人って仲良しなの?」
ブラッキー「普通に話す程度じゃない?」
エーフィ「な、なんという無茶ぶり……でもフィーだからね! 萌えてみせるよ!」
イーブイ「がんばれー(棒)」
エーフィ「ぽちっとフィー!」
-
63 : 2014/12/07(日) 23:57:11.77 -
プラターヌ「どうも、オーキド博士。こちらはボクの助手、カルム君です」
カルム「博士、ボクは助手になったつもりは毛頭ありませんので」
オーキド「ほっほ、元気な子じゃのう。これはわしの孫、グリーンじゃ」
グリーン「……カルムじゃねーか」
カルム「……えっ、オーキド博士の孫ってグリーンだったの?」
プラターヌ「あれ、二人とも知り合いだったのかい?」
オーキド「そういえば前、カロスに行ったと言っていたのぅ」
グリーン「じいさん……」
カルム「……それはそれとして、話し合いするんじゃないんですか」
プラターヌ「そういえばそうだったねー。カルム、これ持って」
カルム「結局ボクは荷物持ちの為に……」ブツブツ
グリーン「部屋の準備してくるぜ。じいさん、いつもの部屋でいいんだな?」
オーキド「そうじゃ」
-
64 : 2014/12/08(月) 00:07:42.72 -
オーキド「それで、今回は何を?」
プラターヌ「メガストーンと絆の関係について……」
カルム(博士め……こんな重いメガストーンボクに持たせないでよ)
カルム(ボクが体力無いの知ってるくせに……この階段だって本当に辛いのに……あっ)ズルッ
カルム「いっ……たいなもう」
プラターヌ「カルム!大丈夫?」
カルム「……博士が重い物持たせるからですよ」
プラターヌ「ごめんごめん、まさか転んじゃうとは……歩けるかい?」
カルム「……足首を挫きました」
オーキド「そりゃいかん! 早く手当てをしなければ……グリーン!」
グリーン「んだよ……うお、カルムどうした」
オーキド「足を挫いてしまったそうじゃ。手当てが出来る人の所まで連れていってやりなさい」
グリーン「おう。大丈夫か?」ヒョイッ
カルム「大丈夫……って何してくれてんの!?」
グリーン「えっ、運ぼうと……まずかったか?」
カルム「だからって……お、お姫様抱っこはないでしょ! 普通肩を貸すとか……」
グリーン「あー、ぴゃーぴゃーうるせーなー。もうこのまま連れてくからな」
カルム「ああもう……年上のプライドが……」
グリーン「え、お前って俺より年上だっけ」
カルム「怒るよ!? 本当にっ……」
グリーン「足痛いんだろ? いいから年下に任せとけ、カルムさん」
カルム「…………ありがと」
グリーン「ん?」
カルム「何でも無いっ!!」
-
65 : 2014/12/08(月) 00:10:21.11 -
エーフィ「フィー!」
ブラッキー「いいもん! またブラオンリーの日作るもん!」
エーフィ「まぁたまにはこういうフィーもいいね!」
エーフィ「あ、あと言っとくけど、僕はイケメンとか美少年のフィーが好きなんであって……」
エーフィ「ただのオッサンとかは別に興味無いんで! そこだけは覚えといてね!」
イーブイ「私は満足よ!」
エーフィ「これからも皆フィー安価取ってね! じゃーねー!」
終わり
-
71 : 2014/12/08(月) 21:59:27.10 - 始めます!
-
72 : 2014/12/08(月) 22:02:58.47 -
レッド(古代の城って何か無いのかな……)キョロキョロ
幽霊『もうここには何も残ってませんよー』
レッド「え……そうなんですか」
幽霊『はい。砂でどんどん埋まって来てますからねー』
レッド「そうなんだ……」
幽霊『我々古代人からしたら悲しいですが、まぁ自然の摂理ってやつですね』
レッド「せ、せつり……」
幽霊『ま、城の外にも物が落ちてたりトレーナーがいたりと楽しいですから』
レッド「わかりました……」
-
73 : 2014/12/08(月) 22:07:29.90 -
~外~
レッド(幽霊さんは外も楽しいって言ってたけど……)
レッド(正直僕は地面でも岩でも鋼でもないから砂嵐が痛い)
レッド(……何ターンかしたら死ぬ、ってレベルでは無いけど)
レッド(……どうしようかなぁ)
1、物を探す 2、トレーナーを探す 3、次の街へ
下2
-
76 : 2014/12/08(月) 22:41:00.66 -
レッド(トレーナーかー……)
レッド(よしっ、バトルしよう。ここは砂漠だから……フライゴン!)ポーン
フライゴン「ふりゃ!」
レッド「頑張ろうね……」
フライゴン「ふりゃ!!」
トレーナー「いけっ、ガブリアス!」
ガブリアス「ぐああ!」
レッド「フライゴン……」
フライゴン「ふりゃああああああああっ!!!」
レッド「フ、フライゴン……?」
レッド「よしよし……頑張ったね」
フライゴン「ふりゃ!」
-
77 : 2014/12/08(月) 22:43:29.74 -
キョウヘイ「あ、おかえんなさーい」
トウヤ「長かったね?」
レッド「トレーナーさんと戦って来たから……」
ブルー「あら! ここでも鍛練だなんて、いい心がけね!」
レッド「えへへ……」
グリーン「少しは犠牲となったトレーナーのことを考えてやれよ!!」
キョウヘイ「確かに超かわいそうっすもんね……運が悪かったとしか言えないっす」
トウヤ「そうだね……そろそろ次の町行こうか」
-
78 : 2014/12/08(月) 22:51:05.66 -
~ジョインアベニュー~
キョウヘイ「ライモンへ行くその前に! 買い物しましょージョインアベニュー!」
レッド「商店街……?」
キョウヘイ「そうっす。ここなら大体の物が買えるっすよ!」
レッド「ぬいぐるみも……?」
キョウヘイ「もちろんっす!」
ブルー「サンドバッグとかは?」
キョウヘイ「マサラ人の攻撃に耐えれるかは不明っすけど、一般人用のは」
グリーン「本とかもあるんだな?」
キョウヘイ「ええ、全国にチェーン店を出している本屋の一号店があるっす!」
トウヤ「ロリ写真集も?」
キョウヘイ「そんなもの……と言いたいっすけど、規模が大きすぎて何処かで売られてるんすよ」
トウヤ「え、そうなの?」
キョウヘイ「ここは公共の場っすから、あんまりそういうのは売らないで欲しいんすけどね……」
キョウヘイ「ちょっと敷地を広げ過ぎまして。なかなか見つけられないんすよね……」
グリーン「……本音は?」
キョウヘイ「今はまだ泳がせておいて、たっぷり儲かったら金全部ぶんどってやる」
トウヤ「……流石だねぇ」
-
80 : 2014/12/08(月) 22:55:22.33 -
キョウヘイ「ま、それはそれとして……」
キョウヘイ「ここには本当に色んなジャンルの専門店があるっすから、是非見ていって欲しいっす」
トウヤ「じゃあ、僕はポケモンの用品店にでも行こうかなぁ」
ブルー「私はサンドバッグが売ってる店に行くわ!」
グリーン「本屋にでも行くか……」
キョウヘイ「俺はちょっと本部に顔出してくるっす。じゃ……ここに集合で」
レッド(……ここ、本当に色んなものが売ってるみたい)
レッド(特別に何か欲しいものがあるって訳でも無いけど……)
レッド(…………どうしよう)
1、買い物(店指定) 2、誰かに着いていく(人指定)
下2
-
83 : 2014/12/08(月) 23:06:44.12 -
レッド「…………」
グリーン「何だ? お前も本屋行くのか?」
レッド「……うん」
グリーン「お前普段本読まねえだろ……馬鹿だから」
レッド「ば……馬鹿じゃない!」
~本屋~
店長「本屋・ジョージへようこそ!」
グリーン「そうか、ここアメリカだもんな……英語で書かれた本も多そうだ」
レッド「…………緑」
グリーン「ん?」
レッド「なんか買って」
グリーン「はぁ!? 何でお前なんかに……」
グリーン(いや、待てよ? 俺がここで本を与えレッドがそれに興味を持ったら……)
グリーン(アイツもそれなりの頭になるんじゃないか?)
グリーン「……いいぜ、買ってやるよ」
レッド「えっ」
グリーン(本のチョイスが大切だ……アイツが興味を持ち、頭が良くなりそうな本……)
何を買い与える? 下2
-
87 : 2014/12/08(月) 23:26:19.02 -
グリーン「ほら、この本買ってやったぞ」
レッド「ありがと……字が難しい」
グリーン「頑張って読め」
レッド「………………はい」
グリーン「お前もふもふなポケモンの写真しか見てねえだろ!! 字を読め字を!!」
レッド「だ、だって読めないんだもん……」
グリーン「わかんねー字は教えてやっからとりあえず読め! どこがわかんねーんだ?」
レッド「……こことこことこことここと」
グリーン「出てくる漢字のほとんどじゃねぇかぁあああああ!!」
レッド「だ、だって難しい漢字しか使われてないしっ……!」
グリーン「……そういやお前頭の中は十才なんだったな。見た目もそうだけどよ」
レッド「…………」
グリーン「よし、帰ったら勉強の特訓だ。いいな!!」
レッド「!?」
-
88 : 2014/12/08(月) 23:30:55.79 -
キョウヘイ「えーっと……どうしたんすか?」
レッド「別に…………」
トウヤ「何かあったの?」
レッド「帰りたくない……って思って」
ブルー「なら私と駆け落ちしましょーよーっ!!」ガバッ
レッド「ぐふっ」
グリーン「そんなに勉強が嫌なのかよ! テンション下がりすぎだろ!!」
レッド「……勉強は二番目に苦手なものなの」
キョウヘイ「一番は?」
レッド「ヤンデレ……」
トウヤ「あー……ライモンで遊ぼうか、ね?」
-
89 : 2014/12/08(月) 23:38:16.95 -
~ライモンシティ~
キョウヘイ「遊園地行きましょうか遊園地! ね!」
トウヤ「観覧車とかあるからねー」
レッド「う、うん……あの、もう大丈夫だから……」
キョウヘイ「でも遊園地には行くんすから! ほら!」
~遊園地~
キョウヘイ「観覧車に……あ!」
ルリ「あ、キョウヘイ君……!」
キョウヘイ「ルリちゃん! すごい偶然っすね、どうしたんすか?」
ルリ「撮影でライモンシティに来てて、それで遊びに……キョウヘイ君は?」
キョウヘイ「俺はレッドさん達の案内っす! ……レッドさん、行ってきていいすか?」
レッド「………………うん」
キョウヘイ「あざっす! 行こうルリちゃん!」
ルリ「うん!」
レッド「………………っ!!」ゴスッ
グリーン「ぐっ……よく耐えた、よく耐えたな」
レッド「…………」
-
92 : 2014/12/08(月) 23:44:38.10 -
トウヤ「あはは……じゃあレッド、今日は僕と」
フユカ「トウヤおにーちゃーん!」
トウヤ「あー! フユカちゃん! 久しぶりだねー!」
レッド「!?」
フユカ「わたちね、しんちょーのびたんだよ! すぐトウヤおにーちゃんにおいつくからね!」
トウヤ「えー、そうなったらおにーちゃんビックリだなー!」
フユカ「えへへー。そうだ! いっしょにかんらんしゃいこー!」
トウヤ「うん! ……レッド、ごめんねー」
レッド「…………」ポカーン
レッド「…………警察!?」
グリーン「いや、まぁ……高校生が園児と観覧車に乗るってだけなら……」
ブルー「そ、そうよ! レッド、トウヤを信じてあげなさい!」
レッド「う、うん……」
ブルー「でも一応……すぐに110にかけられるようにするのよ!」
レッド「う、うん!」
-
94 : 2014/12/08(月) 23:50:15.92 -
レッド「……あ」
ロラン「あ、レッド! ……久しぶりですね」
レッド「うん……! この近くに住んでるの……?」
ロラン「はい。ジェットコースターでお客様を迎えるお仕事をしていますから」
レッド「そうだったんだ……あ、コレットさんは?」
ロラン「おそらくジェットコースターの建物にいるはずです。来ますか?」
レッド「うん……!」タッタッ
グリーン「……二人になっちまったな」
ブルー「そうねー、観覧車にでも乗る?」
グリーン「いや、あんたと乗ったら何が起きるかわかんねえしやめとくわ」
ブルー「まぁ! 失礼な子ね!」
-
95 : 2014/12/08(月) 23:51:08.31 - 今日はここまで。こんな感じで進化モブも出ます。終わり。
-
99 : 2014/12/09(火) 21:51:48.86 - 今日はお休みです…
-
104 : 2014/12/10(水) 22:02:17.89 - 始めます!
-
105 : 2014/12/10(水) 22:08:35.12 -
~ジェットコースター場~
ロラン「姉さん!」
コレット「ロラン? なんだか嬉しそうねぇ……あら?」
レッド「久しぶりです……」
コレット「あらー、レッドちゃん! 久しぶりねー、元気だった?」
レッド「はい……コレットさんは?」
コレット「私は元気だったわよ、でもロランがあれ以来寂しそうだったのよ」
レッド「?」
ロラン「ね、姉さんっ」
コレット「もうレッドには会えないのかな……とか言ってたわ。ふふ、よかったわね」
ロラン「…………っ、確かにすっごく嬉しいですよ!」
レッド「僕もロランに会えて嬉しい……よ」
ロラン「……貴方はそういう事を平気で言いますね。あざとい友達です」
レッド(友達……えへへ)
コレット「ふふふ、二人とも嬉しそうでお姉さん嬉しいわ」
-
106 : 2014/12/10(水) 22:13:08.31 -
コレット「そうだわ、二人で観覧車に行ったらどうかしら?」
レッド「観覧車……」
コレット「それで、写真でも撮ったらいいんじゃないかしら。ね?」
ロラン「……いいですか?」
レッド「僕は行きたい……」
ロラン「じゃあ、行きましょう」
コレット「写真があればロランも寂しくないものね?」
ロラン「そうですね。さぁ、行きましょう」
レッド「う、うん」
コレット「あら、つまらないの」
~観覧車前~
ロラン「この観覧車は結構前からここにあって……もうボロボロなんですよ」
レッド「……本当だ」
ロラン「危ないから解体しようという声も上がっていますが、ここに残してほしいですね」
レッド「うん……」
-
107 : 2014/12/10(水) 22:18:23.57 -
~観覧車~レッド「わ……動いた」
ロラン「結構揺れるものですね……」
レッド「確かに……危ないかも」
ロラン「補修する費用があればいいのですが……」
レッド(キョウヘイに言ってみようかな……)
レッド「わぁ……てっぺん、凄く高いね」
ロラン「そうですね、街が見渡せます」
レッド「ポケモンに乗るのもいいけど……たまにはこういうのも」
ロラン「ですね。今日は好きな友達と二人ですから余計楽しいです」
レッド「……僕も」
ロラン「…………言う方も照れますね」
レッド「?」
ロラン「さぁ、もう終点ですよ。降りましょう」
レッド「うん……」
-
108 : 2014/12/10(水) 22:23:37.90 -
レッド「写真……」
ロラン「自撮りは難しいですね……」
レッド「……そうだ」ポーン
ラティアス「……?」
レッド「写真撮ってくれる……?」
ラティアス「……いいよ」ポンッ
ロラン「………………レッドといると何が常識かわからなくなってきます」
レッド「?」
ラティアス「えっと……撮りまーす、はい、ラッタ」カシャッ
ロラン「……緊張しました」
レッド「えっと……これをこうすれば送れるのかな……」ポチポチ
ロラン「危なっかしいですね。でも無事届きましたよ」
レッド「よかった……寂しい時はそれ見てね」
ロラン「なっ……わ、わかりましたよ。レッドはこれからどうするんですか?」
レッド「ジムに行くつもり……」
ロラン「ジムですか……カミツレさんには僕もお世話になってますからね。行ってらっしゃい」
レッド「行ってきます……」
-
109 : 2014/12/10(水) 22:26:48.00 -
~ライモンジム~
レッド(相変わらず騒がしい所だ……)
ガイドー「ちょっといいっすか?」
レッド「?」
ガイドー「今はファッションショー中なんです。カミツレさんの所に行くなら服装を変えて下さい」
レッド「え……ど、どんなのに……?」
ガイドー「普通じゃなくてオシャレなのなら何でも……だそうです」
レッド「……挑戦者も?」
ガイドー「はい。ライモンジムの名物です」
レッド(知らなかった……えーと、服)
レッド(ファッションショーって何着ればいいんだろ……)
下2
-
113 : 2014/12/10(水) 22:39:11.90 -
レッド(えー……あの人の……)
レッド(しかもリメイク版のしか無いし!!)
レッド(こ、こんな、謎の服を着ろと……)
レッド(うわあああああああああ!!)
レッド「………………」
カミツレ「あら、レッド? その服イケてるじゃない」
レッド「!?」
カミツレ「ただ、十三の男の子が着るには少し……露出が多いかしら」
レッド「だよね……」
カミツレ「寒いでしょう……この上着を着なさい」
レッド(黄色いモコモコの上着……こ、行動がイケメン!)
レッド(なんか逆に変な格好なんだけど)
カミツレ「それで……今日はどうしたのかしら?」
レッド「イッシュに観光しに来たから……遊びに」
-
114 : 2014/12/10(水) 22:42:38.44 -
カミツレ「来てくれて嬉しいわ。そうだ、バトルをしましょう」
レッド「うん……あの、服着替えていい……?」
カミツレ「どうして? その格好も輝いてるわよ」
レッド「……いつもの服の方がバトルしやすいし、帽子が無いと」
カミツレ「……そうね、私も本気のあなたと戦いたいわ」
レッド(落ち着く)
カミツレ「さぁ、早く始めましょう!」ポーン
エモンガ「えもえも!」
レッド(……どの子を出そう)
下2
-
118 : 2014/12/10(水) 22:52:21.72 -
レッド「んー……ブラッキー」ポーン
ブラッキー「フウカミフウ美味しいですブラァ!!」
レッド「?」
カミツレ「?」
エモンガ「黙れやぁああああああ!!」ビリビリ
ブラッキー「えっなんでこのエモンガ攻撃してくるの!? まだバトル始まってないよね!?」
エモンガ「うちのカミツレちゃんはそういうんじゃないエモ! やめてエモ!」
ブラッキー「エモエモ言ってるけど、あんまりキャラ作り過ぎるとピカチュウ先輩が来るよ!」
エモンガ「と、等倍だし」
ブラッキー「レッドのピカチュウはめざ氷だぞ!」
エモンガ「怖いエモぉぉおおお! って対戦相手てめぇじゃねーか!!」
レッド「お話してるね……」
カミツレ「そうね……エモンガ、話中悪いけどバトルするわよ」
-
119 : 2014/12/10(水) 22:56:36.77 -
カミツレ「……負けた」
レッド「やったね、ブラッキー……」
ブラッキー「ご褒美として女体化して百合ってくれない!?」
レッド「?」
カミツレ「そうそう、駄洒落委員会の方は順調よ」
レッド(名称戻したんだ……)
カミツレ「レッドは最近どう?」
レッド「ん……これ、出掛けてた時に一日ひとつ作ってたやつ」
カミツレ「やっぱりレッドは逸材だわ。また報告してちょうだいね」
レッド「うん……じゃあ」
カミツレ「もう行くの? これからも良い駄洒落、期待してるわね」
レッド「うん……またね」
-
120 : 2014/12/10(水) 23:04:29.45 -
~遊園地~
レッド「色々やって来た……」
ブルー「ジムにも行ってたわね! どうだった?」
レッド「勝った……」
ブルー「さっすが私のレッドねー! 姉として鼻が高いわ!」
レッド「えへへ……」
グリーン「そういや、さっき一緒に観覧車に乗ってた奴は?」
レッド「お友達……」
グリーン「お、お前友達出来たのか……? 良かったじゃねぇか……!!」
レッド「な、何……」
グリーン「いや、旅してた時は人見知りだったし山にいたら人と会わないしで心配してたんだよ」
レッド「あっそう……」
グリーン「そんなレッドが異国の地で友達……成長したな!!」
レッド「う、うるさい!」
ブルー「でも、友達がたくさん出来たら楽しいわよね!」
レッド「……うん」
フユカ「おにーちゃーん、またねー!」
トウヤ「またねー」
レッド「……」
トウヤ「あれ、通報しなかったんだー。ありがとねー」
グリーン「通報される事は予想してたのかよ!!」
ルリ「またね、キョウヘイ君……!」
キョウヘイ「うん、また会えるようになったら連絡する!」
キョウヘイ「……あー、すんませーん」
レッド「いいよ、別に……」
キョウヘイ(む、この返しは意外っしたね。でもレッドさんも何か良いことがあったんだろう)
-
121 : 2014/12/10(水) 23:11:58.50 -
~バトルサブウェイ~
レッド「ここは……?」
グリーン「駅か?」
トウヤ「ここはバトルサブウェイ。電車に乗りながらバトルするんだよ」
キョウヘイ「連戦していって、最終的にボスと戦う、って感じっす」
ブルー「そういえば、カロスの美術館にあったわね!」
レッド「あ、そういえば……」
キョウヘイ「あの絵のモデル、トウヤさんとトウコさんっすよね」
トウヤ「え、何で知ってるの?」
キョウヘイ「イッシュで起こる事はどんな出来事でも俺の耳に入るんすよ……で、どーします?」
レッド「挑戦したい……」
キョウヘイ「ならマルチトレインがいいと思うっすよ。二人が二匹ずつ出す感じっす」
レッド「へー……」
レッド(誰と乗ろうかな……)
下2
-
127 : 2014/12/10(水) 23:22:58.09 -
レッド「グリーン」
グリーン「よし、イッシュ地方の奴がどれだけ強いか見てやるか」
トウヤ「なんだっけ、カントー最強の遺伝子とリビングレジェンドレッドだね」
キョウヘイ「強い(確信)」
ブルー「応援してるわよ! ぜーったい勝ってきなさい!」
レッド「うん……」
グリーン「任せとけって!」
キョウヘイ「二人ならいきなりスーパーでも良さそうっすね。そちらへどーぞ」
レッド「ここ……あ、酔い止め」
グリーン「バトル中に酔ったとか最悪だからな……」
駅員「手持ちから二匹選らんで下さい」
グリーン「俺はウインディとギャラドスにするぜ」
レッド(どうしよう……)
下1と下2
-
132 : 2014/12/10(水) 23:29:06.68 -
レッド「この二匹……」
ジュプトル「……」
ラティアス「……」
グリーン「ラティアスはともかく……ジュプトルは最終進化じゃねえけどいいのか?」
レッド「いーのっ……」
グリーン「ま、お前ならそれで勝ち進めちまうんだろーけどな。よし、行くぞ」
レッド「うん……」
~電車内~
レッド(ヤバい酔いそう)
グリーン「しっかりしろよ!!」
レッド「大丈夫……」
直下コンマが98以下なら勝ち進める
-
134 : 2014/12/10(水) 23:45:13.22 -
レッド「……いい感じ」
グリーン「お前さ……何で急所連発するんだよ……」
レッド「運が良いのかな……」
グリーン「運、いや、まぁ……そうだな」
レッド「えっと……次が最後かな」
ノボリ「えー、バトルサブウェイをご利用頂き誠にありがとうございます!」
ノボリ「私サブウェイマスターのノボリと申します。こちらは同じくサブウェイマスターのクダリです」
クダリ「よろしくー!」
レッド「……どうしようグリーン、キャラ濃い」コソコソ
グリーン「確かに人気凄いらしいが、大丈夫だろ……多分」コソコソ
ノボリ「マルチバトル、お互いをカバーし合うのか圧倒的な攻撃力を見せるのか……」
ノボリ「パートナーとの息がピタリと合っていないと勝利するのは難しいでしょう」
クダリ「その点ぼくらは双子! やったねノボリ、協調出来るよ!」
レッド「……息はあんまり合ってないけど、多分勝てる」
グリーン「お前が合わせようとしねーんだろ? ま、勝つけどな!」
ノボリ「その闘争心、素晴らしい! ではクダリ、何かありましたらどうぞ」
クダリ「ルールを守って安全運転! ダイヤを守って皆さんスマイル!」
クダリ「指差し確認、準備オッケー! 目指すは勝利! 出発進行!」
ノボリ「ゆけっ、ドリュウズ!」
クダリ「いけっ、オノノクス!」
グリーン「行け、ウインディ!」
レッド「……いくよ、ジュプトル」
直下コンマが10以下で双子勝利
-
138 : 2014/12/10(水) 23:55:03.22 -
レッド「ラティアス、サイコキネシス!」
ラティアス「てぃ……っ!!」ミョンミョン
シビルドン「びびー……」バタッ
グリーン「ギャラドス、滝登りだ!」
ギャラドス「ぐおおお!」ドドド
アーケオス「くぁー……」バタッ
レッド「……やった!」
グリーン「よっしゃ!」
ノボリ「ブラボー!! 本当に素晴らしい!!」
クダリ「ぼくクダリ、君達に負けちゃった。さっきのバトル面白かった!」
ノボリ「これほど強い方に会うのは久しぶりです。少しお話しませんか?」
レッド「?」
グリーン「話ぃ?」
ノボリ「ええ。私達も強いトレーナーと知り合う事がとても楽しみでして」
クダリ「ほら、行こう! コタツにミカンもあるよ!」
レッド「みかん……!」
ノボリ「クダリ! 勝手に行くんじゃありません!!」
グリーン「おいレッド! ミカンに釣られんな! お前そんなだとすぐ誘拐されんぞ!?」
-
139 : 2014/12/10(水) 23:56:11.79 - 今日はここまで。明日はノボリとクダリからスタート。終わり。
-
144 : 2014/12/11(木) 22:03:11.59 - 始めます!
-
145 : 2014/12/11(木) 22:05:42.78 -
キョウヘイ「そういえば、俺とトウヤさんが初めて会ったのもここなんすよ!」
ブルー「そうなの? 詳しく教えてもらっていいかしら!」
キョウヘイ「いいっすよね?」
トウヤ「うん、ちょっと恥ずかしいけど……」
キョウヘイ「ではお話するっす! 俺がバトルサブウェイの悲劇と呼ぶあの事件を……」
ブルー「まぁ! なんだかワクワクしてくるわね!」
トウヤ「そんな悲劇とか起きてないんだけどなぁー……?」
-
146 : 2014/12/11(木) 22:12:20.21 -
~回想~
キョウヘイ「こ、ここがライモン……や、やべー……でけー……」
エンブオー「ぶおー」
キョウヘイ「ん、どした? ……あ、メイ!」
メイ「あ、キョウたん! あのさ、今からこの人達とバトルするんだけど、一緒に戦ってにゃ!」
キョウヘイ「ん、いいっすよー」
ノボリ「ではいきますよ!」
クダリ「出発進行!」
ノボリ「ブラボー!」
クダリ「負けちゃったー。バトルサブウェイにも来てね!」
キョウヘイ「バトルサブウェイ……?」
メイ「あれれ、キョウたん知らずに戦ってたの? あの人達はここのバトル施設のボスなんだよ」
キョウヘイ「へー……すごそうっすね」
メイ「奥にいくにつれ廃人がいっぱいらしーにゃー……じゃ、メイはもう行くね! じゃーねー!」
キョウヘイ「うーい……バトル施設か」
エンブオー「ぶおう!」
キョウヘイ「やっぱりお前も行きたいよな!」
-
147 : 2014/12/11(木) 22:19:03.73 -
~バトルサブウェイ内~
キョウヘイ「うわ、でけー……」
エンブオー「ぶおーう」
キョウヘイ「……来たのはいいっすけど、何処に行きゃいーんだか」
エンブオー「ぶおーう?」
トウヤ「こんにちは、ちょっといいかな?」
キョウヘイ「はい?」
トウヤ「さっき、そこでバトルしてたよね? とても上手な戦い方だったよ」
キョウヘイ「え、ありがとうございます」
トウヤ「それでなんだけど……一緒にマルチトレインに乗らない?」
キョウヘイ「マルチトレイン?」
トウヤ「二人で一緒に戦う電車だよ。まぁ、行けばわかるよ。ね?」
キョウヘイ「迷わず行けよ、行けばわかるさ……っすね。はい、行きます!」
トウヤ「ありがとう! 詳しいことはやりながら説明するからね」
キョウヘイ「はーい」
キョウヘイ(……この人、何か独特の雰囲気を持ってるな)
キョウヘイ(それが何かは言葉に出来ないっすけど……まぁ、警戒はしなくていいっすかね)
-
148 : 2014/12/11(木) 22:30:20.36 -
~電車内~
トウヤ「どの二匹を選んだの?」
キョウヘイ「エンブオーとエレキブルっす」
キョウヘイ(こいつらだけだしな……最終進化。足を引っ張らないようにしないと)
トウヤ「僕はジャローダとゴチルゼルだよ。一緒に頑張ろうね」
キョウヘイ「……俺、まだトレーナーとしては新米なんで。足引っ張ったらすいません」
トウヤ「大丈夫だよ、君なら。さっきみたいに楽しくやろうね!」
キョウヘイ「……はい!」
~ホーム~
トウヤ「七戦したらここで一旦休憩だよ」
キョウヘイ「七戦連続って結構疲れるっすねー」
トウヤ「でも強かったし……何より楽しそうだったね、それは凄く良いことだよねぇ」
キョウヘイ「そっすねー。やっぱりバトルは楽しんでやりたいっす」
トウヤ「……そういえば、君の名前を聞いて無かったね」
キョウヘイ「あ、キョウヘイっす! ちょーど今年に旅に出たばっかりで……」
トウヤ「そっかぁ! はじめての旅は楽しいよね、新しい町とか新しいポケモン……」
トウヤ「僕は二年前にはじめて旅に出たんだけど、やっぱりその旅が一番印象に残ってるよ」
キョウヘイ「ほぇー……二年前、っすか」
トウヤ「……?」
ヤンキー「さっきはよくもやってくれたな!!」
キョウヘイ「ん? ……あー、さっき電車にいた」
トウヤ「二人で倒した内のヤンキーの方だねぇ」
-
149 : 2014/12/11(木) 22:46:45.28 -
キョウヘイ「バトルで決着付けたんすからぐちぐち言うのやめてくれません?」
トウヤ「そうそう、駅員さんにも迷惑かかっちゃうし」
ヤンキー「うるせぇ! いいからここでポケモン出しやがれ!!」
キョウヘイ「……そんな理由でバトルしたって楽しくもないし、ポケモンも楽しくないっすよ」
ヤンキー「この野郎……あぁ! テメェ知ってるぞ!!」
キョウヘイ「え?」
ヤンキー「最近プラズマ団を倒している少年、まるで二年前の英雄の再来だってな」
キョウヘイ「!」
トウヤ「……」
ヤンキー「だがよ、さっきのバトル! まだ英雄には程遠いぜ!」
ヤンキー「そうだな、まだテメェは英雄の下位互換ってところだよ!!」
キョウヘイ(……皆二年前二年前って言うし、それに届いてねぇとか言うし)
キョウヘイ(何なんだよ、その二年前の英雄って……俺は別に)
トウヤ「ここまで黙って聞いてあげてたけど、一言いいかな?」
ヤンキー「あぁ? 何だお前」
トウヤ「僕はさっきこの子と一緒にバトルをしたけど、十分に強い。二年前の何やらも目じゃない」
トウヤ「それに、この子はこの子なりに自分の考え方や戦い方を持ってるんだよ。それを……」
トウヤ「関係無い、何も知らないお前が否定するな」
ヤンキー「っ……覚えてやがれ!!」
トウヤ「あはは……ごめんねー、僕もさっき会ったばかりなのに偉そうな事言っちゃって」
キョウヘイ「……う、うううぅぅ」ポロポロ
トウヤ「わっ、キョウヘイ!? 大丈夫? ごめんねー……」
キョウヘイ「違うんすよ! 超嬉しいんすよー! 嬉し泣きなんて映画の中だけだと思ってたっす!」
キョウヘイ「その……俺のことを俺として見てくれて嬉しいっていうか……ありがとうございます」
トウヤ「いいんだよー、よしよし。皆もわかってくれるはずだよ。キョウヘイはキョウヘイだって」
キョウヘイ「……っ、これ以上泣くと俺の整った顔が台無しっす! 先に進むっすよ!」
トウヤ「うん、そうだねぇ。キョウヘイはカッコいいもんねー」
キョウヘイ「ぐぬぬ……そうだ、あなたの名前は?」
トウヤ「トウヤだよ。これからはキョウヘイの先輩として色々教えようかな」
キョウヘイ「お願いするっすよ、トウヤさん!」
-
150 : 2014/12/11(木) 22:51:28.41 -
~回想終わり~
キョウヘイ「それから、俺はトウヤさんのようなトレーナーになれるよう毎日頑張ってるんすよ」
ブルー「凄い話ね! とっても感動的だわ! それにしても……」
ブルー「二人とも顔真っ赤よ? まるでオクタンだわ!」
トウヤ「や、やっぱりこういう話されると恥ずかしいねぇ……」
キョウヘイ「話してる俺も相当恥ずかしいっすよ……あの時はもうマジリスペクトだったのに」
トウヤ「過去形!?」
キョウヘイ「今はマジリスペクトっつーか……あーもう! 終わり終わり! この話終了っす!」
トウヤ「うん、そうしよっか……」
ブルー「二人のような先輩後輩って素敵ね!」
-
151 : 2014/12/11(木) 22:56:49.57 -
~駅員室~
グリーン(一瞬俺達忘れられなかったか?)
ノボリ「クダリ、お客様を案内する時走ってはいけませんし、お客様を膝に乗せてもいけません!」
クダリ「ちっちゃかったから!」
レッド(この人でかいこの人でかいこの人でかいこの人でかいこの人でかい……)
グリーン「レッド、どうした?」
レッド「改めて横に立ったら僕が凄い小さくて……なんか……こうなった……」
クダリ「ちっちゃかったから!」
レッド「…………」
グリーン「わかったから二回も言わねえでくれよ!!」
ノボリ「失礼ですよクダリ! ……スモールと言いなさい!」
レッド「……………………」
グリーン「どっちも意味同じだろっ!!」
ノボリ「失礼……まぁ、とりあえずお茶菓子でもどうぞ」
出てきたお茶菓子 下2
-
156 : 2014/12/11(木) 23:13:07.71 -
ノボリ「苺まんじゅうです」
レッド「苺……っ!!」
グリーン「テンション上がりすぎだろ……」
クダリ「あれ、君苺好きなの?」
レッド「うん……!」
クダリ「美味しいよね苺! はい、あーん!」
レッド「あむ……」モグモグ
グリーン「何で普通にやってるんだよ!!」
ノボリ「こら! 失礼でしょう!」
クダリ「えー、だって小さい子だしいーじゃーん」
レッド「んぐ……僕、何歳くらいに見えてる?」
グリーン(自分から聞くだと!? いいのか!?)
レッド「ノボリさんも」
ノボリ「わたくしもですか!?」
グリーン(地雷を踏み成長しようと言うわけか……いいぞ、レッド!)
クダリ「そーだねー」
ノボリ「えー……」
クダリの答え 下1 ノボリの答え 下3
-
161 : 2014/12/11(木) 23:22:58.15 -
クダリ「13くらい?」
ノボリ「少なくともポケモンを持てる年齢ですよね」
レッド「!」
グリーン「良かったなレッド! お前も成長したんだ!!」
レッド「うん……!」
クダリ「あ、当たってたかな! はい、あーん」
レッド「むぐぐ……」モグモグ
グリーン「……いや13とわかった上でそういう扱いすんのかよ!」
クダリ「だって13歳なんてまだまだ子供だもん。ねーノボリ」
ノボリ「そうですね、わたくし達大人からみればそういうものですよ」
レッド「んー……」モグモグ
グリーン(この苺まんじゅう超うめえな)モグモグ
レッド「美味しい……」
クダリ「…………ノボリ! この子飼っていい!?」
グリーン「ペットかよ!?」
ノボリ「いけません! 元の場所に返してきなさい!」
グリーン「捨て犬かよ!!」
レッド「これが食べられて雪山より酷くないんなら別に……」
グリーン「下山しろよ!!」
-
162 : 2014/12/11(木) 23:33:04.82 -
~一時間後~
クダリ「それでノボリのデンチュラがねー!」
レッド「……」ワクワク
ノボリ「クダリ、あまりそういう話をするんじゃありません」カキカキ
グリーン「ふーん……駅員ってこういう仕事なんだな」
ノボリ「本職は駅員ですからね。最近はバトルサブウェイの方に多く顔を出してますが」
グリーン「まぁ仕事から離れたいって思うのは当然の事だよな……」
ノボリ「仕事から抜け出して来たのですね……」
クダリ「あ、もうすぐ夕方だ!」
レッド「え、もうそんな時間……」
グリーン「あー、三人置いて来ちまったからなー」
ノボリ「そろそろお帰りになりますか?」
グリーン「そうだな。また来るぜ」
ノボリ「お待ちしてます」
レッド「クダリさん、またね……」
クダリ「うん、またね! あ、そうだ……これ、おみやげ」
レッド「?」
クダリ「ノボリ達にはナイショだよ!」
レッド「うん……」
-
163 : 2014/12/11(木) 23:40:23.49 -
~外~
キョウヘイ「あー、遅かったっすねー」
レッド「ごめんね……」
グリーン「わりーな」
キョウヘイ「ま、いいっすよ。どーせあの双子に拉致されたんでしょ?」
グリーン「拉致っつーかレッドが誘拐されたな」
レッド「!?」
キョウヘイ「あー……なるほど」
レッド「納得しないで……」
キョウヘイ「すんませーん。もうポケセンの部屋取りましたから行きましょー」
グリーン「おう」
レッド「はーい……」
~ポケセン~
レッド「楽しかった……」
グリーン「だな」
トウヤ「この街の楽しみはまだ終わりじゃないよ」
レッド「?」
トウヤ「まだ観光スポットが三つあるけど……その内の一つ、ミュージカルは夜行くものだからね」
レッド「ミュージカル……」
グリーン「あー、何か噂で聞いたな」
トウヤ「それなりの時間になったら出掛けようね。それまではゆったりしてよう」
グリーン「おう」
レッド「うん……」
レッド(あ、そういえばクダリさんに貰ったおみやげ……)
レッド(開けてみよう)
下2
-
167 : 2014/12/11(木) 23:49:52.13 -
レッド(! おせんべい……)
レッド(……美味しそう)
レッド(一人で食べちゃおうかな……いただきまーす)モグモグ
レッド(美味しい……!)
レッド(こんなに美味しい物をくれるなんて……クダリさんっていい人だなー)
レッド(残りはとっておこう……)ゴソゴソ
レッド(ふー……あと一回行動ぐらいでそれなりの時間になるかな)
レッド(何しよう……)
下2
-
171 : 2014/12/12(金) 00:01:11.50 -
レックウザ「きゅりきゅり」ポーン
レッド「わっ……ど、どうしたの?」
レックウザ「きりゅりゅりしぃぃ」
レッド「……あ、もしかして」
レックウザ「きりゅ……」
レッド「……ま、待って!」
レックウザ「?」
レッド「ORAS編まで待てる……?」
レックウザ「きりゅりしぃ」コクッ
レッド「ありがとう……」
エーフィ「レッドレッド!!」
レッド「?」
エーフィ「このレックウザ、メガシンカはしないけど人化ならいけそうだって!!」
レッド「!?」
エーフィ「キャラ付けしたいらしいよ!!!」
レッド「!!」
レックウザ「きりゅりりゅりしぃぃ!」ポンッ
どんな姿? 下2(コンマ50以下で成功)
-
177 : 2014/12/12(金) 00:09:42.92 -
レックウザ「きりゅりゅし……」
レッド「今のままで十分カッコいいよ……」ナデナデ
レックウザ「きりゅりぃ」スリスリ
レッド「ふふ……」
エーフィ「なんかレックウザは純粋な伝説ポケモン枠で良くない……?」
エーフィ「……いや、やっぱレックウザ♂×レッド見たい!!」
レッド「?」
レックウザ「?」
トウヤ「そろそろ行くよー」
レッド「はーい……」
グリーン「おう」
キョウヘイ「ういーす」
ブルー「ミュージカル、楽しみだわ!」
-
178 : 2014/12/12(金) 00:10:41.51 - 今日はここまで。終わり。
-
182 : 2014/12/12(金) 22:01:03.72 - 今日はお休みです…
-
191 : 2014/12/13(土) 22:08:33.12 - 申し訳ありませんが今日も出来そうにありません…明日はやります!
-
198 : 2014/12/14(日) 22:03:31.69 - 今日はやります!始めます!
-
199 : 2014/12/14(日) 22:09:15.94 -
~ミュージカル会場~
レッド「ここが……ミュージカルの」
トウヤ「そうそう。ポケモンが主役なんだよー」
ブルー「ミュージカル……! なんかオシャレね!」
グリーン「そうだな」
キョウヘイ「えーと、確かここって……あ」
トウコ「ハーイ、皆! ほんっとうに久しぶりね!」
レッド「トウコ……久しぶり」
トウコ「久しぶり。本当に出番が久しぶりよ」
トウヤ「ま、前何かで出たじゃん……」
トウコ「あれが出番の内にはいるわけ無いでしょー! そうそう、ミュージカル見てくのよね!」
レッド「うん……」
トウコ「今回のミュージカル、私のポケモンも出るから楽しみにしててね!」
ブルー「そうなの? トウコって凄いのね! 流石だわ!」キラキラ
トウコ「うっ……こ、この姉弟、危険ねー……」
レッド「?」
ブルー「?」
-
200 : 2014/12/14(日) 22:17:04.87 -
トウコ「ミュージカルはね、ポケモンにアクセサリーを付けたりしてオシャレさせるのよ!」
レッド「ポケモンに……」
トウコ「えぇ。私やトウヤは出たこと無いけど、人とポケモンが共演することもあるらしいわ」
トウヤ「あ、そういえばキョウヘイはやったよね?」
レッド「そうなの?」
キョウヘイ「演技の幅を広げるために一回やったっすね」
グリーン「すげーなこいつら……」
ブルー「何か……有名人に囲まれてるって今更気付いて緊張するわ!」
キョウヘイ「…………! そうそうレッドさん、ちょーっといいっすか?」
グリーン「今悪巧みのエフェクト見えたぞ!?」
レッド「?」
キョウヘイ「レッドさんもポケモンと共演するのやってみません? 多分面白いっすよー」
レッド「!?」
キョウヘイ「で、ついでに自分のポケモンも出せばオッケー! 関係者には手を回しとくんで!」
トウコ「面白そうね? レッド、こっちよ!?」
グリーン「いいのかよ!!」
ブルー「レッドー、頑張って来るのよー!」
-
201 : 2014/12/14(日) 22:21:15.35 -
~控え室~
レッド(なんでこんな事に……)
トウコ「好きなポケモンにアクセサリーを付けるの。大体テーマに会わせるんだけど……」
監督「やあやあ、ミュージカル監督です」
トウコ「あら、こんにちは」
レッド「こ、こんにちは……」
監督「こんにちは。君がレッド君か……うん、うん、いいぞ」
レッド「?」
監督「実に芸術だ! よし、君が着る衣装にストーリーを合わせよう!」
レッド「!?」
トウコ「へー、面白そうね。レッド、何を着るの?」
レッド「え、え、えーっと……」
レッド(もうテキトーでいいや、これ!)
下2
レッド(あ、ついでに僕が出すポケモンも決めとこう)
ポケモン 下4
-
207 : 2014/12/14(日) 22:51:12.33 -
レッド「こ、これ……?」
トウコ「巫女さんね、良いじゃない!」
レッド「ポケモンは、この子……」ポーン
ファイアロー「ふぁーぴー」
監督「……テーマは和だ!!」
レッド(まんま!)
トウコ「なるほど、巫女に鷹ね! じゃあ私はミロカロスを出すわ!」
監督「良い作品になるぞ! 台本は用意したから、あとは君次第だ!!」
レッド「えぇ……!?」
トウコ「レッドならいけるわよ! 自信持ちなさい!」
レッド「む、無理……」
監督「さぁ、行ってらっしゃい!!」
レッド「え、あ……はぁ」
レッド(仕方無い、腹を括ろう。安価任せだからどうなるかわかんないけど)
~ミュージカル後~
キョウヘイ「凄かったっすね……」
トウヤ「まさか巫女さんが主役で、人間の心理をテーマにしただなんて!」
グリーン「っつーか巫女多くね!?」
キョウヘイ「感想を三人くらいに聞いてみましょーか。どうでしたかー」
ミュージカルの評価(内容は想像でいいです)
下1~3
-
211 : 2014/12/14(日) 23:04:31.33 -
キョウヘイ「あれっ」
レックウザ「きりゅりゅりしぃ」
トウヤ「あれっ!? 全然気付かなかった!」
キョウヘイ「きりゅりゅりゅり」
ランクルス(レッドが可愛いって)ミョンミョン
キョウヘイ「お、サンキューランクルス。ポケモンも人も考える事は同じか……」
ブルー「二人目の人は映画も見てくれてたのかしらね?」
グリーン「そうだろ……」
レッド「…………」
キョウヘイ「あ、お疲れーっす」
トウヤ「お疲れ様ー、頑張ったね」
レッド「……帰りたい………………」
ブルー「そ、そんなに疲れたの!?」
キョウヘイ「ほ、ほらレッドさん! レックウザは良いって言ってたっすよ!」
レックウザ「きりゅりゅり!」
レッド「レックウザ……!」ガシッ
グリーン「レックウザでけえな」
-
212 : 2014/12/14(日) 23:09:48.36 -
レッド「……帰って寝たい」
トウヤ「そうだね、もう夜遅いし……ポケセンに戻ろうか」
レッド「うん……」
キョウヘイ「いやー、あの監督はクビっすねー」
ブルー「そうなの? 私は面白いと思ったわよ! 特にレッドがお祓い棒で相手を貫くところ!」
グリーン「あそこ良かったのかよ!?」
キョウヘイ「ブルーさんがそういうんならやめさせないでおくっすかねー」
レッド「…………」
トウヤ(トウコ、出番少なかったなー……)
~ポケセン~
レッド(べっどいん!)ボフッ
トウヤ「今日はお疲れ様。おやすみー」
レッド「おやすみ……」
レッド(明日は普通にポケモンっぽい冒険したいよ、ピカ太郎)
ピカチュウ「ぴーか……」
-
213 : 2014/12/14(日) 23:13:32.39 -
四日目 朝
レッド(朝……)
レッド(……いい目覚め)
ピカチュウ「ぴか」
レッド(可愛い……)
ピカチュウ「ちゅー」
レッド(可愛い……)
レッド(何しよう)
下2
-
216 : 2014/12/14(日) 23:25:13.77 -
レッド(突然の長文……っ!!)
レッド(しかもこの内容何!? なんで貰ったの知ってんの!?)
レッド(僕はアイドル服なんて着ないし! 似合わないし!)
レッド(ピカチュウは………………)
ピカチュウ「ぴーか?」
レッド(似合う!!!)ガシッ
ピカチュウ「ぴかぴか、ぴか!?」
エーフィ(えー、ピカチュウは『僕も一応男の子だよ!』と言っております)
エーフィ(トレーナーもポケモンも男の娘ってヤバいね!)
レッド「ピカチュウ、似合う……」キラキラ
ピカチュウ「ぴーかー……」
レッド「可愛い……!!」
※ポケモン語翻訳 人には聞こえていません
レッド「行こう、ピカチュウ……」
ピカチュウ「やだよ! っていうかレッド、アイドル服すんなり着たね!」
レッド「ピカチュウと一緒なら、この服恥ずかしくない気がしてきた……」
ピカチュウ「よけい恥ずかしいよー! ……あーもう行くよ!」
-
217 : 2014/12/14(日) 23:28:50.14 -
~外~
レッド「可愛い……!」ギュー
ピカチュウ「ありがとう……」
通行人(可愛い……あの女の子)
レッド「ピカチュウ可愛い!」
ピカチュウ「ありがとー……」
レッド「……観覧車の前で写真撮ろう、ピカチュウの」
ピカチュウ「恥ずかしいなーこのトレーナー! ポケモンバカじゃん!」ピース
レッド「撮れた……可愛い……」
ピカチュウ「あ、ほんとだー……ん、誰かくるよ!」
レッド「……?」
誰? 下2
-
220 : 2014/12/14(日) 23:35:07.91 -
すいません…まだORプレイしてないのでよくわからないです…
すいません!再安価でお願いします!
下2 -
226 : 2014/12/14(日) 23:47:32.04 -
ラティアス「……?」スイッ
レッド「!?」
ラティアス「!?」
レッド「え、あ、え、えっと、ラティアス!」ポーン
ラティアス「……とりゃ」ポンッ
ラティアス(別)「……」ビクビク
レッド「……?」
ラティアス「……どうしたの?」
ラティアス(別)「てぃ、ら、らてぃ、てぃー……」
レッド(臆病な子なのかな……)
ラティアス「…………レッド、この子」
レッド「?」
ラティアス「ホウエンに行きたいんだけど、方角がわからなくなったんだって……」
レッド「ホウエン……地図出すから、待ってね」ゴソゴソ
レッド「あった……えっと、ここから……ずっと西……こんな感じ」
ラティアス(別)「てぃ……ら、らてぃ!」
ラティアス「ありがとうだって……」
レッド「どういたしまして……」
ラティアス(別)「らてぃ! てぃーっ!」シュンッ
レッド「…………これくれた」
ラティアス「石……? 見せて」
レッド「はい……あ」
ラティアス「てぃっ」ポンッ
レッド「……ポケモンに戻って、キーストーンが光ってるから、メガストーン……?」
ラティアス「!」
レッド「……次のバトルで使おうね」
ラティアス「らてぃ!」
-
227 : 2014/12/14(日) 23:50:07.85 -
ピカチュウ(最後の方僕いらないよね!! っていうかいないよね!!)
今日はここまで。終わり。もしかしたら更新頻度減るかもです……
-
242 : 2014/12/15(月) 22:05:09.17 -
えーと、リメイクはASを途中までしかやってないのでORに出てくる人はちょっと…って感じです
ORAS編までには両方のネタに対応出来るようになっているはずですので!
始めます! -
243 : 2014/12/15(月) 22:09:19.15 -
レッド「おはよ……」
キョウヘイ「ふぁー……朝っすかー」
レッド「起きて……お兄ちゃん」
トウヤ「ありがとうございます!」
レッド「起きろ」ベシッ
グリーン「……朝か。っつーか俺だけ扱い酷くね!?」
レッド「そんなこと……あるけど……」
グリーン「あんのかよっ!!」
ブルー「おはよー! 今日もいい朝ね!」
レッド「姉さん、おはよう……」
ブルー「おはよーレッド! 可愛いわねその格好!」
キョウヘイ(やべえ違和感無かったから気付かなかったっす)
トウヤ「ロリっぽさ増してるね!」
レッド「着替える……」
-
244 : 2014/12/15(月) 22:17:02.96 -
~外~
レッド「今日はどうするの……?」
トウヤ「そうだねぇ、ホドモエシティに行こうか」
キョウヘイ「時計回りに行くんすねー」
グリーン「ホドモエか……そこなら行ったことあるな」
ブルー「あら、そうなの?」
キョウヘイ「PWTっすね。アレは楽しかったっす」
レッド「……行こう」
~ホドモエの跳ね橋~
レッド「凄い橋……大きい」
キョウヘイ「この橋の別名はリザードン橋なんすよ。イッシュにはリザードンいないっすけど」
レッド「リザードン橋……!」
グリーン「ん? ……何だこれ、羽?」
キョウヘイ「よかったっすね! それはただの綺麗な羽っすよ!」
-
245 : 2014/12/15(月) 22:21:09.16 -
~ホドモエシティ~
キョウヘイ「着いたー!」
レッド「着いたー……」
トウヤ「さて、何処に行こうか? 行って楽しい所はいくつかあるよ」
グリーン「PWTって今はやってるのか?」
キョウヘイ「やってるかもしれないっすけど、俺らいないんであんまり盛り上がってないっす」
ブルー「何だか近代的ね。ホテルもいっぱいあるし」
トウヤ「二年前はもっと田舎だったんだけどね……」
レッド「どこ行こう……」
1、PWT 2、マーケット 3、元プラズマ団 4、ジム
下2
-
249 : 2014/12/15(月) 22:37:40.55 -
レッド「あの教会みたいな建物は……?」
トウヤ「ん? あれは元プラズマ団の人がポケモンを保護してる場所だよ」
レッド「へー……」
キョウヘイ「行ってみるっすか? それなりに見所はあるっすよ」
レッド「そうなの……?」
グリーン「元悪の組織か……なるほどな」
ブルー「どこの地方にもいるものねー。でもポケモンを保護してるなんて初めて聞いたわ」
~元プラズマ団~
キョウヘイ「ちわーっす」
トウヤ「こんにちはー」
ロット「おお、君達は……よく来たな」
キョウヘイ「この人は七賢人の内のロットさんっすよ。別に王ではないっす」
ロット「私に王の器は無いのでな。その子は?」
レッド「レッドです……えっと、Nの友達……?」
トウヤ「疑問系かー、Nも可哀想に」
ロット「……君もポケモンを大事にしているようだな」
レッド「はい……」
ロット「では、この子の面倒を見てくれんか?」
レッド「いいです……けど」
レッド(凄いデジャヴ……)
何のポケモン? 下2
-
254 : 2014/12/15(月) 22:45:21.17 -
ムクホーク「ぴぃぃいい!」
ロット「捨てられておってな……保護できるポケモンにも限りがあるのだ。頼む」
レッド「はい……よろしくね、ムクホーク」
ムクホーク「ぴぃぃ!」
キョウヘイ「旅をするたび、ポケモン増えるね」
トウヤ「AC?」
グリーン「2Vか?」
ブルー「何の話?」
レッド「…………行こう」
トウヤ「ん、何処に?」
レッド「えっと、ジム……一応挨拶に」
-
255 : 2014/12/15(月) 22:52:45.02 -
~ホドモエジム~
レッド(ここ迷子になるから嫌なんだよね……)
レッド(の、乗って……うわわ)
レッド(地下についた……えっと)
レッド(ベルトコンベアに乗って……うわわわ)
レッド(……迷子になりそう!!)
レッド(迷子になった……けど着いた)
ヤーコン「ん? お前は……一度挑戦に来たガキだな」
レッド「が……は、はい」
ヤーコン「フン、そんなガキがワシに何の用だ?」
レッド「よ、用っていうか、その……」
ヤーコン「……冗談だ。カミツレから聞いたぞ、前に挑戦に来た強いあの子がまた来るとな」
レッド「カミツレが……」
ヤーコン「せっかくだからバトルするんだろう? ワシもまだまだやれるさ」ポーン
ドリュウズ「どりゅりゅ!」
レッド「……」ポーン
ルカリオ「くおぅっ!」
-
256 : 2014/12/15(月) 22:56:06.37 -
ヤーコン「……やはり強いな」
レッド「やったね……」
ルカリオ「くおう!」
ヤーコン「PWTでもその強さを見たぞ。ここまでやる若者がいるのかと感心した」
レッド「…………」
ヤーコン「まぁ、なんだ……たまにはPWTにも出てくれよ、客が喜ぶからな」
レッド「はい……また来ます」
ヤーコン「……おう」
-
257 : 2014/12/15(月) 23:01:33.74 -
レッド「挨拶してきた……」
ブルー「偉いわね、レッド! 挨拶は大事よ!」
キョウヘイ「あのツンデレおじさんからデレを引き出せたっすか?」
トウヤ「こらこら」
レッド「……ツンデレなの?」
キョウヘイ「あれ、そんな感じ無かったっすか? うーん、デレ期っすかね」
トウヤ「ヤーコンさんは会ってすぐだとツンツンだけどね」
レッド(あっ……あれそうだったの!?)
キョウヘイ「あとはー……あ、ヤーコンさん繋がりでヤーコンロードってのがあるっすね」
レッド「ロード……?」
キョウヘイ「そっす。道なんすけど、ややこしいんで普通に行った方が早いんすよね」
トウヤ「でも石とかあったりポケモンがいたりするから行ってみる価値はあるよ」
ブルー「楽しそうね! 行きましょう!」
レッド「行きたい……」
-
258 : 2014/12/15(月) 23:06:24.68 -
~ヤーコンロード~
キョウヘイ「えーと、ここはヤーコンさんが採掘やらなんやらの為に作った道なんすよ」
グリーン「へえ、いつからあるんだ?」
トウヤ「結構最近だよね? 二年前には無かったよ」
キョウヘイ「そっすね、今年っす」
ブルー「従業員さんかしら? ツナギの人がいっぱいいるわね」
トウヤ「バトル仕掛けてくるから気を付けないとなんだよねぇ。あと、道がややこしいかな」
キョウヘイ「そうそう、すぐ迷子になっちゃうっすから一人行動は厳禁……あれ、レッドさんは?」
グリーン「…………あの野郎どこ行きやがったぁ!!」
ブルー「気付かなかったわ……成長したわね」
-
259 : 2014/12/15(月) 23:09:32.43 -
レッド(ここどこ……?)
レッド(何となくトロッコに乗ったら変なところ来ちゃった)
レッド(まぁ、穴抜けのヒモあるから別にいいけど……)
レッド(ちょっとうろうろしてから帰ろう)
レッド(…………ここ洞窟だよね。でもシロガネ山とは色々違うなぁ)
レッド(何が違うのかって聞かれたら、土の色としか言えないけど……ん?)
レッド(何か、誰かいる……? 人? ポケモン?)
下2
-
265 : 2014/12/15(月) 23:18:54.78 -
色々準伝「」ゾロゾロ
レッド「」
ケルディオ「それで……あ! 見られてるよ!」
コバルオン「あ! マジだ!!」
テラキオン「やべえどうする!?」
ビリジオン「ま、まだ出るべき時ではない!! 逃げよう!」ダッ
ケルディオ「ま、待ってよー!」
テラキオン「じゃあな! 多分その内また会うだろうけどな!」ダッ
レッド「」
レッド(…………はっ)
レッド(じ、準伝がいっぱいいる夢見た……夢だよね……? 夢ってことにしとこう……)
レッド(……もう、落ち着いたはず。さぁ、進もう……)
レジアイス「」ダッ
レジスチル「」ダッ
レジギガス「」ダッ
レジロック「」ダッ
レッド「」
ダイゴ「石のポケモン!!! 待てぇぇぇえええええええええええ!!!」ダッ
レッド「」
レッド(……はっ、ホウエンの準伝とダイゴさんの夢見た……夢ってことにさせて……)
ダイゴ「あ、やっぱりレッド君じゃないか」スタスタ
レッド(夢じゃなかった!?)
-
267 : 2014/12/15(月) 23:26:29.52 -
ダイゴ「いやー、ホウエンにいるはずの伝説のポケモンがいたからつい、ね……」
レッド「……あのポケモンは?」
ダイゴ「あれはね、レジアイス、レジスチル、レジロック!! レジギガスだ」
レッド(レジロック……)
ダイゴ「レジギガスはシンオウにいるとされるはずなんだけど……不思議だね」
レッド「だねふし……」
ダイゴ「特にレジロック! あの石っぽい見た目、正に石って感じの性能、まぁ岩タイプなんだけど、やっぱり石マニアとしてはとても興味があるんだよね! レジロックは体が石で出来ているんだけど、体がボロボロになったら近くにある岩を体にはめこむという性質があると言われているんだ。ロマンだよね! ボクも体が石で出来ていたらいいなっていつも思うんだよ、レッド君はどう思うかい?」
レッド「…………」
ダイゴ「あれ……レッド君?」
レッド「すー……すー……」
ダイゴ「た、立ったまま寝られるのか……うーん、どうするダイゴ」
下2
-
269 : 2014/12/15(月) 23:26:37.09 -
ダイゴ「いやー、ホウエンにいるはずの伝説のポケモンがいたからつい、ね……」
レッド「……あのポケモンは?」
ダイゴ「あれはね、レジアイス、レジスチル、レジロック!! レジギガスだ」
レッド(レジロック……)
ダイゴ「レジギガスはシンオウにいるとされるはずなんだけど……不思議だね」
レッド「だねふし……」
ダイゴ「特にレジロック! あの石っぽい見た目、正に石って感じの性能、まぁ岩タイプなんだけど、やっぱり石マニアとしてはとても興味があるんだよね! レジロックは体が石で出来ているんだけど、体がボロボロになったら近くにある岩を体にはめこむという性質があると言われているんだ。ロマンだよね! ボクも体が石で出来ていたらいいなっていつも思うんだよ、レッド君はどう思うかい?」
レッド「…………」
ダイゴ「あれ……レッド君?」
レッド「すー……すー……」
ダイゴ「た、立ったまま寝られるのか……うーん、どうするダイゴ」
下2
-
271 : 2014/12/15(月) 23:27:38.97 - 連投すいません安価下
-
277 : 2014/12/15(月) 23:39:05.91 -
ダイゴ「まぁ……送り届けるしかないかな」
ダイゴ「起きてくれたらありがたいけど、起きそうにないしね」ツンツン
レッド「んー……ぐぅ」
ダイゴ「ボクの石講義が子守唄になってしまったかな……よいしょっと」
ダイゴ「小さいな……まだ13才か。この子がボクより強いんだから驚きだな」スタスタ
グリーン「レッドー!」
キョウヘイ「レーッドさーん……なんかレッドさんなら大丈夫な気するっすけど」
トウヤ「でも心配だからねぇ……あれ?」
ダイゴ「やぁ。君達はレッド君と旅をしてるのかな?」
レッド「ぐー……」
キョウヘイ「意外な登場っすね!」
トウヤ「すいません、連れてきてもらって……何で寝てるんですか?」
ダイゴ「うーん、まぁボクのせいかな……その内目を覚ますよ。それじゃあね」
トウヤ「よいしょ……ん?」
レッド「うー……ダイゴさん……バトル……」
グリーン「このバトル馬鹿が……」
ダイゴ「今は眠そうだし、また今度にしよう。大丈夫、約束は守るさ」スタスタ
キョウヘイ「すげー……流石公式イケメン」
-
278 : 2014/12/15(月) 23:44:24.29 -
レッド「なんで寝てたんだっけ……」
グリーン「知らねえよ。何があったんだ?」
レッド「準伝がいっぱい喋ってて……レジアイス、レジスチル、レジロック! レジギガス……」
ブルー「レジロック?」
レッド「ダイゴさんが言ってた……」
トウヤ「そういえば石好きなんだったねぇ」
キョウヘイ「残念なイケメンっすねー」
レッド「ダイゴさんの全力疾走が意外と速かった……」
グリーン「走ってたのか!?」
レッド「レジロック追いかけてた……」
トウヤ「そ、そうなんだ……」
グリーン「今回はダイゴさんがいたから良かったけどな、これからはこういう事すんなよ?」
レッド「ん……」
トウヤ「寝ちゃったかな……」
ブルー「そんなに向こうで見た光景がショックだったのかしら?」
-
279 : 2014/12/15(月) 23:45:25.28 - 今日はここまで。レジロックの情報は前どっかで見ました。終わり。
-
285 : 2014/12/16(火) 21:56:42.35 -
グリーン「日記でも書いてみたらどうだ? 続きそうに無いけどな」
レッド「つ、続けるし……」
~一週間後~
グリーン「書けたか?」
レッド「……ん」
グリーン「どれどれ……」
月曜日 そこまで吹雪いて無かったから外で一日過ごした
火曜日 吹雪が凄かったから洞窟で一日過ごした
水曜日 ダイヤモンドダストが綺麗だったので外にいた
木曜日 三日間ご飯を食べるのを忘れてた。何かの煮物を作って食べる。
金曜日 今日は洞窟。誰も来ないから寝てた。
土曜日 食料買い出し。お金無くなってきたから今度たかりにいく。
日曜日 今日は外。吹雪はそこまで強くなかった。またご飯忘れた。
グリーン「…………金ならやるからしっかり飯を食えよ!!」
レッド「ご、ごめんなさい……」
今日はお休みですすいません…
-
295 : 2014/12/17(水) 21:52:20.09 - 今日も…というか、日曜まで出来ないかもです…
-
308 : 2014/12/20(土) 10:32:07.48 -
トウコ「車のエンジンがかからないの……」
トウヤ「あらら? バッテリーかな?ライトは点く?」
トウコ「昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう」
トウヤ「トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?」
トウコ「今日はライモンまで行かなきゃならないから車使えないと困るのに」
トウヤ「それは困ったね。どう? ライトは点く?」
トウコ「前に乗ってた車はこんな事無かったのに。買い替えなきゃよかったわ」
トウヤ「……ライトは点く? 点かない?」
トウコ「三時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困るわ」
トウヤ「そうだね。で、ライトはどうかな? 点くかな?」
トウコ「え? ごめんよく聞こえなかった」
トウヤ「あ、えーと、エンジン掛からないんだよね? バッテリーがあがってるかもしれないから」
トウコ「何の?」
トウヤ「え?」
トウコ「ん?」
-
309 : 2014/12/20(土) 10:38:32.37 -
トウヤ「車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?」
トウコ「別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?」
トウヤ「いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど」
トウコ「もしかしてちょっと怒ってる?」
トウヤ「いや別に怒ってはないけど?」
トウコ「怒ってるじゃん。何で怒ってるの?」
トウヤ「だから怒ってないです」
トウコ「何か悪いこと言いました? 言ってくれれば謝りますけど?」
トウヤ「大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから」
トウコ「何が大丈夫なの?」
トウヤ「バッテリーの話だったよね?」
トウコ「車でしょ?」
トウヤ「ああそう車の話だった」
トウコ「もう、男って人の話聞かないんだから」
トウヤ「ごめん、ごめん。で、ライト点く?」
トウコ「やっぱ怒ってんじゃん」
トウヤ「怒ってないってば」
トウコ「絶対怒ってる。何カリカリしてるの? 人が大変な時に!」
トウヤ「いや、僕はただライトが点くかどうかを……」
トウコ「話を逸らさないで! ライトがどうこうじゃなくて今あなたの話をしてるの!」
トウヤ(帰りたい)
-
319 : 2014/12/21(日) 22:09:42.49 - 始めます
-
320 : 2014/12/21(日) 22:15:15.36 -
レッド「……おはよう」
キョウヘイ「はーいおはござまーす」
トウヤ「おはよー」
レッド「変な夢見た……」
ブルー「夢?」
レッド「色んなポケモンが出てきてレジロックをダイゴさんがダッシュでおいかけて……」
レッド「話し掛けたら凄い岩の話してきて……何だこの人……って思った夢」
グリーン「夢落ちにしようとすんなよ!」
キョウヘイ「残念ながら、ぜーんぶ本当のことっすねー」
レッド「やっぱり…………」
トウヤ「あ、わかってはいたんだね」
レッド「うん……まぁ、もう大丈夫だから……行こう」
ブルー「そうね、次はどこだったかしら?」
トウヤ「えーと、次はフキヨセだね。途中の電気穴の洞窟もしっかり見よう」
レッド「うん……」
-
321 : 2014/12/21(日) 22:19:48.79 -
~六番道路~
レッド「川……」
トウヤ「ここら辺は自然が多いねー」
ブルー「カントーとは少し違って面白いわね!」
キョウヘイ「で、ここが……あっ」
コハル「キョウヘイさん!! バトルしましょうよバトル!!」
キョウヘイ「うげっ、捕まった……」
トウヤ「あれ? キョウヘイこの人知り合い?」
キョウヘイ「知り合いっつーか、ここ通る度にバトル申し込んで来る人で……正直面倒なんすよ」
レッド「……くぐり抜ける方法があるんじゃない?」
キョウヘイ「あるっすかね?」
ブルー「考えてみましょ!!」
トウヤ「そうだねー」
グリーン(バトルした方が早いだろ!! って言いてえ……超言いてえ……)
方法 下2
-
325 : 2014/12/21(日) 22:31:16.91 -
レッド「あっち向いてホイで横向かせた隙に……ダッシュ」
グリーン「はぁ? そんな子供騙しに……」
キョウヘイ「あ! それシンプルだけど超いいっすね!」
グリーン「いいのかよっ!!」
ブルー「流石レッドね! 良いこと思い付くわ! さぁ、やりましょう!」
キョウヘイ「コハルさん」
コハル「はい!? バトルですね!?」
キョウヘイ「あっち向いてホイ!」
コハル「えっ!」ブンッ
キョウヘイ「」ダッ
コハル「……あれ!? キョウヘイさーん!? どこー!? バトルはー!?」
キョウヘイ「ふう……あの人がアホで助かったっす」
トウヤ「や……やったね……」
グリーン「コイツマジで体力ねえな」
トウヤ「それでも勝てるんだから……ポケモンっていいよね……」
レッド「休憩しよっか……」
ブルー「休憩中のお茶は最高ね!」
キョウヘイ「どのお茶っすか?」
ブルー「おーいお茶よ!」
キョウヘイ「俺はミネラル麦茶派っすね!」
グリーン「俺は綾鷹だ。トウヤはどうだ?」
トウヤ「えっ、お茶? ……午後の紅茶かなぁ」
グリーン「女子かっ!!」
レッド「…………」
レッド(なんか……川の向こうから気配を感じる……)
レッド(うーん……どうしよう)
行く? 行かない? 下2
-
329 : 2014/12/21(日) 22:38:22.75 -
レッド「……」
レッド(チラッと見に行くだけなら……)
レッド(それであんま良くなさそうだったら帰ればいーんだもんね)
レッド(よし、ゴー)ポーン
ラプラス「きゅいい!」
レッド(ついた……洞窟かな)シュウン
レッド(中は……うわ暗っ。真っ暗じゃん)
レッド(イワヤマトンネルと同じレベルだ……なんか不安)
レッド(………………どうする?)
下2
-
333 : 2014/12/21(日) 22:49:58.12 -
レッド(ご、ご……?)
レッド(えーっと……どういう意味だろ……あ、ファイアからメールだ)
レッド(『先へ進む、物事を進める、何かをしても構わない、って意味だよ』……なるほど)
レッド(じゃあ行こう)
レッド(勘でっ!!)ダッ
レッド(……迷子になりつつも奥の方まで来た……よく考えたらリザードン出せばいいじゃん)ポーン
リザードン「ぐおう?」
レッド「尻尾の炎で……」
リザードン「ぐおう」
レッド「ありがと……よし、進もう」
レッド(……ん、あれって)
-
334 : 2014/12/21(日) 22:54:51.16 -
テラキオン「よくぞ来たな……我等こそ聖剣士! テラキオン!」
コバルオン「コバルオン!」
ビリジオン「ビリジオン! です」
テラキオン「ここに来たと言うことは我等聖剣士の力を……」
ケルディオ「兄ちゃーん、お菓子食べたーい」
テラキオン「あ、こ、こら! 出てくんじゃねえガキ!」
ビリジオン「おやつなら岩の上に木の実がありますよ」
コバルオン「……だ、だからこの登場の仕方には反対と言ったのだ……!」
レッド(……キャラ濃い)
-
335 : 2014/12/21(日) 23:02:22.72 -
レッド「あ、あの……皆は……」
テラキオン「いや……一度見たって言うんだろ。そうだよ、アレは俺達だ」
ビリジオン「一階に、あの道と繋がっている道があったのです」
コバルオン「無闇に出掛けるのでは無かったな……こんな時に」
レッド「……君は?」
ケルディオ「僕? 僕はねー、この洞窟で兄ちゃん達と修行してるんだ!」
レッド「そっか……」
テラキオン「ランドロス達がお前のポケモンになった事を自慢してきてな……」
ビリジオン「その時の文面はですね、『やーいお前ら忘れられてやんのーwww』でしたね」
コバルオン「それでだな……我々も、と思ったのだが……ミス続きだ……!」
レッド「えっと……つまり、僕の仲間になってくれるの……?」
テラキオン「お前がいいならだけどな」
レッド「えっと……こ、こちらこそよろしくお願いします……」
-
336 : 2014/12/21(日) 23:07:36.60 -
テラキオン「そうか、ありがとな! よろしく!」
ビリジオン「よろしくお願いしますね。飛行四倍ですが頑張れますよー」
コバルオン「そうか、まぁそちらがそういうのなら……」
レッド(一応図鑑見てみよう……)
ケルディオ「良かったね! ずっと楽しみにしてたもんね! 特にコもごご」
コバルオン「何を言っている貴様ぁ!!」
レッド(冷静沈着な性格……?)
レッド(……えっと、じゃあ、ボールを)
カ(略)やったー! テラキオンとビリジオンとコバルオンとケルディオを捕まえたぞ!
レッド「これからよろしくね……」
テラキオン「おう!」
ビリジオン「はい」
コバルオン「……あぁ」
ケルディオ「はーいっ!」
-
337 : 2014/12/21(日) 23:12:28.67 -
コバルオン「……何だこれは」
レッド「し、親睦を深めようと……」モフモフ
コバルオン「親睦?」
レッド「…………だって」モフモフ
コバルオン「ええい、喋るか触るかどっちかにしろ!」
レッド「…………」モフモフモフモフモフモフモフモフ
コバルオン「黙るな!!」
レッド「だ……だってもふもふなんだもん!!」
コバルオン「も、もふ……」
ビリジオン「良かったですねー、毛があって」
テラキオン「俺はゴツゴツだかんなー」
レッド「ゴツゴツもカッコいいと思うよ……?」モフモフモフモフ
コバルオン「まだか……」
レッド「うぅ……も、もういいです……」
コバルオン「そんな死にそうな声を出すな!! 仕方無いな!!」
レッド「やった……」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ
-
339 : 2014/12/21(日) 23:20:57.98 -
~外~
レッド「……」
グリーン「さっきも!! 勝手に!! 失踪すんなって!! 行っただろうがぁぁあああ!!」
レッド「だって……」
キョウヘイ「レッドさん本当によくいなくなるっすねー、無事ならいーんすけど」
ブルー「流石私の弟ね、この短時間で更に強くなった気がするわ」
トウヤ「レッド、何してたのか教えてくれるかな?」
レッド「うん……あのね」
キョウヘイ(保母さん……?)
レッド「……で、この子達が仲間になった」
テラキオン「俺らが呼んだんだよ」
ビリジオン「すいません、彼に責任はありません」
コバルオン「あぁ……どうか許してやってくれ」
グリーン「お、おう……」
キョウヘイ(なんすかこの準伝は喋っていいって雰囲気……)
グリーン「ま、まぁ呼ばれたとしてもだな、俺らに言ってから行けよ!」
レッド「わかった……」
トウヤ「そうだね……出掛ける時は、『何処に』『誰と』『何をするか』を言うんだよ」
ブルー「そうね、いつ不審者が出るかわからないわ! 心の準備をしないと!」
キョウヘイ「なんすかその小学生とかにいいそうな教訓……」
-
340 : 2014/12/21(日) 23:26:04.95 -
トウヤ「じゃあ、電気穴の洞窟に行こうか」
レッド「うん……」
キョウヘイ「そういや、心の準備しなくても戦えるんじゃないすか?」
ブルー「心の準備しないと手加減出来ないのよ……だからよ!」
キョウヘイ「あぁ、相手の為にっすか……」
グリーン「電気穴の洞窟か……どういうところだ?」
レッド「バチバチって感じ……」
トウヤ「洞窟全体に薄い電気がはってるんだ。なかなか面白いよ」
~電気穴の洞窟~
グリーン「うわ、すげえ……こんなんなるんだな」
レッド「バチバチ……」タタッ
トウヤ「転ばないようにねー」
レッド「大丈夫……ん?」
キョウヘイ「どーかしたっすか?」
レッド「誰かいる……」
誰? 下2
-
345 : 2014/12/21(日) 23:36:33.09 -
アクロマ「ここの数値が……変動して……つまり……」カタカタ
レッド「なんか実験してる……難しそう」
グリーン「難しそうっつーか難しいんじゃねーの?」
ブルー「ちんぷんかんぷんね」
トウヤ「……キョウヘイ? どうしたの?」
キョウヘイ「いや……アイツ、ああしてたら学者っぽいのに、何で変態になんだろと……」
アクロマ「だから……あ、キョウヘイ君じゃないですか! 奇遇ですね! 正に運命ですよ!」
キョウヘイ「うぜぇ……」
アクロマ「まさか会えるとは思っていなかったのでテンションが高いです! ところで……」
アクロマ「今日はどうしたのですか? 観光をしていらっしゃる?」
レッド「はい……」
アクロマ「なるほど……確かにここは観光スポットにピッタリですね!」
アクロマ「という事なので、この洞窟にちなんでこちらを差し上げましょう」
レッド「え……僕に? キョウヘイじゃなくて?」
アクロマ「キョウヘイ君の分はこちらです」
キョウヘイ「用意すんなよ……」
レッドへ 下2 キョウヘイへ 下4
-
351 : 2014/12/21(日) 23:46:05.51 -
アクロマ「あなたにはこの子です!」
ギアル「ぎぎ……?」
レッド「可愛い……! ありがとうございます……」
アクロマ「いえいえ。キョウヘイ君にはこのかみなりプレートを!」
キョウヘイ「電気技の威力が上がるんすよね……さんきゅ」
アクロマ「どういたしまして!」ガバッ
キョウヘイ「ぎゃっ、来んな!」
グリーン「結局ああなんのか……」
ブルー「よくわからないけど、仲が良いのね!」
トウヤ「よかったねー」
レッド「うん……可愛い」
ギアル「ぎぎぎぎー」
-
352 : 2014/12/21(日) 23:50:21.16 -
今日はここまでです。それとお知らせ。
これからはしばらく完全不定期になりそうなので、安価出しっぱなし系で進めます。
来年三月には元に戻ると思いますが、それまでは更新頻度ががくっと下がります。
ですが失踪したりするわけではないので、これからもよろしくお願いします。終わり。 -
366 : 2014/12/23(火) 21:17:50.24 -
関係無い事言いますとORASはおらすって読んでましたね…
明日はクリスマスイブスペシャルです。
-
376 : 2014/12/24(水) 22:00:34.73 - 始めます!
-
377 : 2014/12/24(水) 22:10:25.11 -
レッド「あーあー、マイクテスマイクテス……」
レッド「えっと……なんか凄い沢山の人をお招きして……僕も誰がいるかわかんないんですけど」
レッド「とりあえず……クリスマスパーティを開始します……はめを外してはしゃぎましょう……」
レッド「……なんで僕がマイクで喋らなきゃいけなかったの」
ファイア「ここにいる人、ほとんど兄さんの知り合いだからね。結構多い」
レッド「……そうだね」
グリーン「っつーか……ジムをパーティ会場にすんなよ! 仕掛け片付けんの大変だったんだぞ!」
レッド「広いし……いいじゃん」
グリーン「ま、いいけどよ……」
レッド「……今日は、本当に色んな人が来てるみたいだね」
リーフ「あら? 招待状は兄さんが送ったんじゃないの?」
レッド「ううん……エリカさんが代わりにやってくれた……知り合い全員に送っておくって」
ブルー「今の『送っておくって』は駄洒落じゃないのよね?」
レッド「! ち、違うよ……」
グリーン(そこはレッドの知り合い全員の住所を知ってるところに突っ込めよ!!)
ファイア(……グリーンさんは気付いていないのか? RK団の規模を……)
ファイア(あれだけの人数がいれば特定なんてちょちょいのちょいだろう……)
ブルー「そういえば、遅れてくる子もいるんだったかしら?」
レッド「キョウヘイはデートだって……チで、ユウキとハルカもデート……チッ」
グリーン「でも遅れてくるんだろ?」
レッド「後半になったらだって……だから、イベントはそれまで残しておく」
レッド「それまで、ここに来た人とお話しようかな……って」
グリーン「人見知りを治すチャンスだな。よし行ってこい」
レッド(もう治ってきた気がするんだけど……誰のところに行こう)
下2
-
380 : 2014/12/24(水) 22:24:08.79 -
レッド「あ……ナツメ」
ナツメ「あら、レッド。招待してくれてありがとう」
レッド「どういたしまして……えっと、メリークリスマス……」
ナツメ「メリークリスマス。レッドのところにサンタさんは来る?」
レッド「去年は来た……けど、今年はどうだろ……」
ナツメ「今年はあまりいい子じゃなかったってこと?」
レッド「うーん……サンタさんがどう思うかはわかんないけど……」
ナツメ「レッドが何かするって言っても、きっと誰かのためでしょう? なら大丈夫」
レッド「……本当?」
ナツメ「本当。私にはレッドのところにサンタさんが来る未来が見えるわ」
レッド「よかった……!」
ナツメ「そうそう、私からもプレゼントがあるの。はい」
レッド「ありがとう……」
プレゼント 下2
-
384 : 2014/12/24(水) 22:30:06.62 -
ナツメ「ピカチュウの着ぐるみなんだけど……」
レッド「…………!!」
ナツメ「どう?」
レッド「凄く嬉しい……! ありがとう!」
ナツメ「い、いいのよ、喜んでくれて何よりよ」
レッド「何かお礼したい……」
ナツメ「大丈夫、もう貰ったわ」
レッド「?」
レッド(ピカチュウの着ぐるみ着た……もふもふ)
レッド(……次誰のとこ行こう)
下2
-
387 : 2014/12/24(水) 22:35:23.62 -
レッド「ワタル……」
ワタル「あ、レッド君。呼んでくれてありがとう」
レッド「どういたしまして……」
ワタル「本当はクリスマスパーティより、リーグに来てほしいんだけどね……」
レッド「チャンピオンは絶対嫌……」
ワタル「わかってるさ。だけどたまには顔を見せてくれないか? 幽霊説とか出てるし……」
レッド「まだあったの……!?」
ワタル「ああ。三年前の彼はロケット団にやられたとか、雪山で凍死したとか」
レッド「ひどい……」
ワタル「……まぁ、今日はクリスマスだからこの話はやめよう。そうだ、プレゼントでもあげるよ」
レッド「?」
下2
-
391 : 2014/12/24(水) 22:42:23.80 -
ワタル「苺のケーキ。苺とか好きだったよね」
レッド「! ワタル大好き!」
ワタル「レッド君は調子がいいな……はい」
レッド「ありがとう……! イチゴ、大好き」
ワタル「それは良かったよ。じゃあね」
レッド「ばいばい……」
レッド(すっごく美味しかった……!)
レッド(ワタルって結構イイ人だったんだなー……)
次 下2
-
394 : 2014/12/24(水) 22:55:28.57 -
レッド「こんにちは……」
アクロマ「おや、レッドくん。招待ありがとうございます」
レッド「どういたしまして……キョウヘイはデートですよ」
アクロマ「全く、嘆かわしいですね! クリスマスだからと言ってカップルはイチャイチャして!」
レッド「本当ですよね……!」
アクロマ「ところでレッドくん、クリスマスは何の日か知っていますか?」
レッド「えっと……きりすとさんのお誕生日……?」
アクロマ「そう思われていますが、実は違うのです。クリスマスは正確に言うと24日の日没からでそれから25日の日没まで続けられるのですが中身は誕生日を祝う祭りではなく誕生そのものを祝う祭りなんですね。ちなみにキリスト教ではクリスマスよりイースターの方が重要視されているのです。私は無信教ですけどね。あ、クリスマスイヴとはクリスマスの前日という意味ではなくクリスマスの夜という意味なのですよ。理由は先程言った通りクリスマスは24日の日没から始まるということからです」
アクロマ「理解できましたか?」
レッド「い……いいえ……」
アクロマ「ですよね……少々長い話をしてしまいました。今日はクリスマスだというのに!」
アクロマ「という事でプレゼントをあげましょう。どうぞ」
レッド「ありがとうございます……」
下2
-
399 : 2014/12/24(水) 23:07:13.74 -
アクロマ「これは動く身代わりぬいぐるみです!」
レッド「動く身代わりぬいぐるみ……?」
アクロマ「ここの電源を入れますと、センサー等が機能して……」
ぬいぐるみ「」ウィーンウィーン
レッド「動いた……! すごい、こっちに来る……」
アクロマ「最新技術を搭載し、なおかつぬいぐるみらしい柔らかさを持つ最強のぬいぐるみです!」
レッド「本当だ、やわらかい……アクロマさん、ありがとうございます」モフモフ
アクロマ「どういたしまして!」
レッド「あ……キョウヘイ」
キョウヘイ「遅れましたー」
グリーン「デートは楽しかったか?」
キョウヘイ「そりゃーもちろーんっ! でも、撮影あるからってもう帰っちゃったんすよねー」
トウヤ「キョウヘイは今日お仕事ないの?」
キョウヘイ「はい、デートもあるしパーティもあるんで無理言っちゃいました!」
レッド「……来てくれてありがとう」
キョウヘイ「どーいたしましてっす! こっちこそ呼んでくれてあざっす」
ユウキ「来たぞーっ!」
ハルカ「こんばんはかもー」
レッド「こんばんは……揃ったし、そろそろゲームやろう」
キョウヘイ「ゲーム?」
レッド「ファイア……」
ファイア「はいはい」
-
400 : 2014/12/24(水) 23:13:20.61 -
ファイア「あーあー、マイテスマイテス」ファイア「えー、お集まり下さった皆さん、こんにちは。ファイアです」
ファイア「これから始まるゲームについて説明させていただきます」
ファイア「えー、今係りの者からタッチパッドを配られましたね? 全員持ちました?」
ファイア「えー、今から画面に出ている絵がルーレット的な感じでぐるぐる回っていきます」
ファイア「で、俺がこのストップボタンを押すと、皆さんのこの絵もストップします」
ファイア「書かれているのはこのハズレの文字か、王様の文字。そう! 今からやるのは……」
ファイア「超大人数王様ゲーム! 超!エキサイティン!」
ファイア「あ、数字は面倒なんで王様はここにいそうな人を指名して好きなことを命令して下さい」
ファイア「ちなみに、誰と誰が何々はオッケーですが、誰が私に何々。は無しで。さースタート!」
王様 下2
-
404 : 2014/12/24(水) 23:18:21.73 -
ファイア「止まりましたね。王様だーれだ」
マサキ「はいはいはーい! ワイやでーっ!」
レッド「マサキ……」
キョウヘイ「さっそく変態にぶち当たったっすね!」
ファイア「おや、ボックス管理人マサキさんでしたか。で、命令は?」
マサキ「うーん、自分にしてもらえないっちゅーの悲しいなぁ」
ファイア「出来たら何してました?」
マサキ「そんなのこんな大人数の前で言えるわけないやろ! あ、冗談です!」
マサキ「で、命令やっけ。えーっとなぁ」
誰と誰が 下2 何を 下4
-
411 : 2014/12/24(水) 23:28:56.98 -
マサキ「ファイアとリーフに、双子らしいじゃれ合いしてもらうで。あ、戦わんといてな」
リーフ「あら、戦っちゃいけないなんてつまらないわね!」
マサキ「ジム壊れるやろ」
リーフ「まぁいいわっ! ファイアーっ、来たわよ!」
ファイア「えっ、壇上でやるんですか? 俺恥ずかしくて死んじゃうよ?」
リーフ「大丈夫よ! そんな簡単に人は死なないわ!」
ファイア「イエス、例えねこれ」
リーフ「の、乗っただけよーっ!」ガシガシ
ファイア「わっ、髪の毛をガシガシしないで! 崩れるでしょうが! この……お返し!」ガシガシ
リーフ「きゃーっ! 私ケンタロスみたいになっちゃうわーっ!」
ファイア「ケンタロス!? 髪の毛がボサボサになるのにその例えでいいのか!?」
リーフ「いーじゃない! ぽいし!」
ファイア「ぽくない……あ、ヤバイ超恥ずかしいここ壇上だヤバイ」
リーフ「ふふふ、ファイアったら照れ屋さんねーっ! じゃね!」
ファイア「……これでいいですか」
マサキ「ばっちり撮ったで! せやから怒らんでな!」
ファイア「逆に怒れませんってーの……次の王様!」
下2
-
414 : 2014/12/24(水) 23:36:59.25 -
トウヤ「はーい」
ファイア「お、ロリコン(英雄)さんじゃないですか」
トウヤ「()付けるの逆じゃない……?」
ファイア「ま、さっそく命令しちゃって下さいな」
トウヤ「えーと……どうしようかなぁ」
キョウヘイ「大丈夫っすかねー……」
レッド「大丈夫だと思う……けど……」
トウヤ「よーし、決めたー」
誰と誰が 下2 何を 下4
-
419 : 2014/12/24(水) 23:47:05.16 -
トウヤ「じゃあ、アクロマさんとキョウヘイでどつき漫才!」
キョウヘイ「ええ!?」
アクロマ「どつき漫才ですか! もう慣れたものですよね!」
キョウヘイ「一回もやったことねーよ!」ベシッ
アクロマ「あっ、今のいいですね! もう一回!」
キョウヘイ「うるせえよ!」ベシッ
アクロマ「キョウヘイ君が私を……もっとお願いします!」
キョウヘイ「キモい!!!」ゲシッ
アクロマ「がはっ」バタッ
ファイア「アクロマ、戦闘不能! 勝者、キョウヘイ!」
キョウヘイ「いつの間にバトルになってんすか!? っつーかどつき漫才じゃねーよな今の!?」
ファイア「えー細かい事は気にすんなと」
キョウヘイ「細かくないっすよ!?」
-
420 : 2014/12/24(水) 23:51:17.86 -
ファイア「おや、残念ですが皆さんとお別れのお時間となりました」
ファイア「えー、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございました」
ファイア「もう少しで大晦日となりますね。仕事頑張って下さい、特にジムリーダー!」
ファイア「えー、明日はサンタさんスペシャルとなります」
ファイア「サンタさんが出てきてくれるんですかね。それじゃあ」
ファイア「さよーならー」
終わり
-
424 : 2014/12/25(木) 22:09:30.89 - 始めます!
-
426 : 2014/12/25(木) 22:13:58.87 -
エリカ「めりーくりすますですわ!」
エリカ「今日は私が、さんたさんとしてプレゼントをお配りするのです!」
エリカ「私、くりすますというのがどういうものかよくわかりませんが……」
エリカ「プレゼントを配るということは、きっと素晴らしい行事なんですね!」
エリカ「……そうそう、何故私が配るのかといいますと」
エリカ「先日、ジムリーダーがさんたさんとなってプレゼントを届けるようにと言われたのです」
エリカ「ですから、今からレッドさんの所へプレゼントを渡して来ます!」
エリカ「……え? 渡すのではなく? 枕元に置いておく?」
エリカ「難しいですけど……頑張りますよ!」
-
427 : 2014/12/25(木) 22:18:11.85 -
エリカ「お邪魔します、ジムリーダーさんたですわ」
レッド母「あらあら、ご苦労様。子供たちの部屋は二階です」
エリカ「わかりましたわ。では行ってきます」
~ブルーの部屋~
エリカ「まずはこの子ですね」コソコソ
ブルー「すー……すー……」
エリカ「この子はレッドさんのお姉さんで、しっかりした子です」
エリカ「一度バトルしたこともありますが、強かったですね……」
エリカ「そんなブルーさんも我がRK団の幹部。いつもアドバイスをくれますわ」
エリカ「もう16歳だそうですからさんたさんを信じていないかもしれませんが……」
エリカ「いつも頑張っているブルーさんへのご褒美ですね、何をあげましょう」
下2
-
432 : 2014/12/25(木) 22:27:02.51 -
エリカ「お菓子をあげましょう!」
エリカ「そうですね、イッシュで作られた甘いのにしましょう」
エリカ「ふふ、めりくりですわ」
エリカ「とうとう来ましたわ……」
レッド「すー……すー……」
エリカ「レッドさんが目の前にっ……!」
エリカ「ああ、ラッキーですわ。シロガネ山に行く覚悟もしていました」
エリカ「これもきりすとさんのお導きですわね。私は神教なんですけど」
エリカ「とりあえずプレゼントをあげましょう。えーっと……」
下2
-
436 : 2014/12/25(木) 22:34:28.07 -
エリカ「例の赤いおじさまのぬいぐるみですわ」
エリカ「ついでに赤いよっしーちゃんもつけちゃいましょう」
エリカ「可愛くデフォルメされているのでレッドさんも気に入りますわ!」
エリカ「ところでレッドさんはゲームお上手なんでしょうか?」
エリカ「反射神経は良さそうなのでノーミスクリアなら出来そうですわね」
エリカ「無限1upは……あの子でしょうか」
エリカ「という事で、器用なファイア君と可愛いリーフちゃんのところへ来ましたわ」
リーフ「ぐー……ぐー……」
ファイア「リーフ……おも……ぐぅ」
エリカ「二人は一緒に寝ているのですね、仲良しですわ」
エリカ「えーと、プレゼント……」
リーフ 下2 ファイア 下4
-
442 : 2014/12/25(木) 22:48:01.33 -
エリカ「まぁ……皆さんったら大胆ですわね」
エリカ「えーと……では、ファイア君の初めてを貰える券と」
エリカ「猫耳カチューシャを置いておきましょう。ふふ、楽しみですわ」
エリカ「このお家はこれで終わりですわね……」
エリカ「お邪魔しましたわ」
レッド母「いえ、ありがとうね」
エリカ「次は……ジムリーダー仲間のグリーンくんと、その弟のライ君ですわ」
エリカ「お隣さんでしたわね……」
エリカ「こんばんはー……」
ナナミ「あ、いらっしゃい」
エリカ「あ、グリーンくんのお姉さんのナナミさん……でしたよね。あなたはプレゼントは……」
ナナミ「いえ、私は大丈夫です。グリーン達の部屋は奥ですよ」
エリカ「わかりましたわ。お邪魔します」
グリーン「ぐー……ぐー……」
エリカ「到着です」
エリカ「それにしても、背が大きいですわね……男の子って3年でここまで成長するのですか」
エリカ「でもレッドさんはちっちゃいままですわ……ああ、レッドさんは性別を超越しているんです」
エリカ「そうそう、この子へのプレゼントは……」
下2
-
448 : 2014/12/25(木) 22:53:50.46 -
エリカ「ふふ、我がRK団が作り出した写真集ですわ!」
エリカ「レッドさんの女装写真を揃えたこちらは来月発売ですが……」
エリカ「くりすますですから特別にあげちゃいましょう」
エリカ「ふふふ、これは喜びますわね!」
エリカ「弟君のところに来ましたわ」
ライ「出番……出番が……ぐー」
エリカ「あらら……寝ながら泣いていますわ」
エリカ「ふきふきしてあげましょうね、と……」
エリカ「きっと南のあの子よりも深刻なんでしょうね……」
エリカ「プレゼント、どうしましょう」
下2
-
452 : 2014/12/25(木) 22:59:38.81 -
エリカ「マルマインちゃんをいっぱいあげましょう」
エリカ「これで道を切り開いて行くのです!」
エリカ「若いうちの苦労は買ってでもするものですよ……」
エリカ「お邪魔しましたですわ」
ナナミ「ありがとうございました」
エリカ「いえいえ。そうだ、貴女にも……この花束をどうぞ」
ナナミ「え、よろしいんですか?」
エリカ「ええ! お花は人の心を癒してくれますわ。これからも家族のお世話、頑張って下さいね」
ナナミ「ありがとうございます!」
エリカ「ふー、疲れましたわ……」
エリカ「でも、たまにはこういうのもいいですわね。レッドさんの寝顔を撮れましたし!」
エリカ「さぁ、次はイッシュへバトンタッチですわ!」
-
453 : 2014/12/25(木) 23:03:33.13 -
カミツレ「メリークリスマス……アナタの心にも雪が降り積もりますように」
フウロ「カミツレちゃん輝いてるよ!」
カミツレ「ええ。今日のファッションはサンタをイメージしているわ」
フウロ「鳥に乗るサンタってのもアレだけど……まぁいっか、行くよ!」
スワンナ「くあぁ!」バサバサッ
トウヤ「ぐー……」
カミツレ「あら、最初はこの子?」
フウロ「トウヤ君は本当にすごい子だよね!」
カミツレ「残念だけど、エピソードを話す時間を入れるとキツいわ。カットよ」
フウロ「えぇ!? じゃ、じゃあプレゼントだね!」
下2
-
457 : 2014/12/25(木) 23:09:39.93 -
フウロ「まーごーのーてー!」
カミツレ「フウロ……プレゼントのセンス無いのね」
フウロ「え、そうかな? アタシは貰って嬉しかったけどなー」
カミツレ「……まぁ、これで彼が喜ぶかどうかは別にして……次行きましょう」
フウロ「え、カミツレちゃんは喜ばないと思う!? ねーねー!」
カミツレ「次はこの子よ」
トウコ「すー……出番……」
フウロ「アタシよりは多いと思うけどなー……」
カミツレ「でも彼女は主人公の一人だもの。出番が無いと私達より悲しいんでしょ」
フウロ「そーだね……その悲しさも吹き飛ばすプレゼントをあげよう!」
下2
-
461 : 2014/12/25(木) 23:15:57.01 -
フウロ「おいしい水ー!」
カミツレ「フウロ……女はおっぱいがあればいい訳じゃないのよ!?」
フウロ「えええっ、何で怒ってるのぉ!?」
カミツレ「怪しい植物よりはマシだけど……まぁ良いわ。次行くわよ」
キョウヘイ「ぐー……」
カミツレ「キョウヘイ、家にいたのね。最近は仕事場にいることが多いって聞いてたけど」
フウロ「え、誰に?」
カミツレ「レッドから。さぁ、プレゼントをあげましょ。この子は何がいいかしら」
フウロ「レ、レッドって……まぁいいや、これ!」
下2
-
465 : 2014/12/25(木) 23:21:21.41 -
フウロ「NINJAなりきりセットー!」
カミツレ「あら、フウロにしてはいいプレゼントじゃない」
フウロ「アタシの評価下がってたの!?」
カミツレ「キョウヘイは日本好きらしいし、喜ぶわ。次行くわよ」
フウロ「う、うぅー……」
メイ「にゃうーん……ぐー」
カミツレ「メイよ。この子はなかなかモデルの素質があるわ」
フウロ「あー、スタイルいいもんね!」
カミツレ「それにファッションセンスもあるわ。さぁ、プレゼントをあげましょ」
フウロ「うん!」
下2
-
469 : 2014/12/25(木) 23:29:33.11 -
フウロ「水酸化ナトリウムー!」
カミツレ「それはその子に死ねと言っているの?」
フウロ「違うよーっ! 水酸化ナトリウムには色んな用途があるんだよ?」
カミツレ「へぇ、そうなの? ただの劇物だと思ってたわ」
フウロ「ふふん、なんとパンのツヤを出すためにも使われてるんだから!」
カミツレ「……でもメイにあげる理由はわからないわ」
フウロ「そ、それは……」
カミツレ「もしかして……私がメイを誉めたから嫉妬してるの?」
フウロ「そ、そんな訳じゃ……」
カミツレ「言い訳はこれからじっくり聞かせてもらうわ……あなたの部屋でね」
フウロ「! い、いらっしゃいませー!」
-
470 : 2014/12/25(木) 23:33:07.45 -
デンジ「帰りてえ……なんで俺みたいなオッサンがサンタの格好を……」
デンジ「あ、寝ようと思ってたら仕事させられて不機嫌マックスなデンジお兄さんでーす」
デンジ「お兄さんだからな。お兄さん。うんうん」
デンジ「ま、届けるっつっても二人だしいいか」
デンジ「さっそく一人目だな」
デンジ「お邪魔し……な、何だこの部屋」
デンジ「ミュウツーのポスターや写真が壁に……ヒカリ、こういう趣味だったのか」
ヒカリ「すー……すー……」
デンジ「これくらいの年の子がアイドルにはまるみたいなもんか……プレゼントプレゼント」
下2
-
475 : 2014/12/25(木) 23:37:47.70 -
デンジ「はかいのいでんし……」
デンジ「海に流されてたやつでいいか」
デンジ「じゃあ行くか……よっこいしょっと」
デンジ「じゃあなヒカリ、ミュウツーとお幸せにな」
ヒカリ「ミュウツーさまぁ……すぅ」
デンジ「コウキの部屋綺麗だな……」
デンジ「意外と脱ぎ捨てられた服も畳まれてるしな」
デンジ「ということはまぁ全裸な訳だ」
デンジ「……風邪引きそうだな。プレゼントやるか」
下2
-
481 : 2014/12/25(木) 23:44:09.43 -
デンジ「タオル(乾布摩擦用)置いとくか」
デンジ「大きく乾布摩擦って書いてあるから用途にそって使ってくれるだろ」
デンジ「風邪引くなよ、コウキ」
コウキ「うへへー……ぐー……」
デンジ「うへへって何だうへへって……はー、行くか」
デンジ「あーあ、今年も何にもないクリスマスだったが……去年よりはマシだったな」
-
482 : 2014/12/25(木) 23:48:34.01 -
ウツギ「今日はクリスマス、子供たちも楽しみにしてるはず」
ウツギ「普段は大人っぽいゴールド君やクリスタルちゃんだってそうだよね」
ウツギ「なんたってまだ11歳なんだから。よし、プレゼントを配ろう!」
ウツギ「お邪魔しまーす」
ヒビキ母「あら、毎年ありがとうございます」
ウツギ「いえいえ」
ゴールド「ん? 何やってんだ博士」カチカチ
ウツギ「あれ!? もうこんな時間だから寝なさい!」
ゴールド「あー……そうだな。寝る寝る。俺は何も見てないって事にしとくぜ」
ウツギ「ありがとう……ここにプレゼント置いとくね」
ゴールド「おう……ふあぁ」
下2
-
489 : 2014/12/25(木) 23:53:16.18 -
ウツギ(気に入るかわからないけど……)ゴトッ
ゴールド(ずいぶん重い音だな……中身なんなんだ)
ウツギ「次はヒビキ君だね」
ヒビキ「くー……くー……」
ウツギ「うんうん、しっかり寝てる」
ウツギ「寝る子は育つ、しっかり寝ないとね」
ウツギ「あ、そうだそうだプレゼント……」
ウツギ「これにしよう!」
下2
-
495 : 2014/12/25(木) 23:59:24.19 -
ウツギ「ガチャガチャにあった……えーと、何て名前だろ」
ウツギ「スマート……キ、キッスか」
ウツギ「唇の形をしたシールみたいだね」
ウツギ「とりあえず全種類置いておこう。喜ぶといいなぁ」
ウツギ「こんばんはー」
コトネ母「あら、どうも。いつもありがとうございます」
ウツギ「いえいえ」
ウツギ「クリスタルちゃんは……しっかり寝てるね。よし」
クリスタル「すー……」
ウツギ「この子は大人っぽいから何にするか悩むけど……これ!」
下2
-
501 : 2014/12/26(金) 00:04:03.59 -
ウツギ「出番……」
ウツギ「出番ありますよ券でいいかな」カキカキ
ウツギ「これでよし、出番があるといいね、クリスタルちゃん」
クリスタル「うー……出番……」
ウツギ「コトネちゃんもよく寝てるね」
コトネ「くー……」
ウツギ「うーん、プレゼント……何にしよう」
ウツギ「えーと……これ!」
下2
-
505 : 2014/12/26(金) 00:07:18.45 -
ウツギ「えーと……」
ウツギ「ヒビキ君と一日遊べる券にしよう」カキカキ
ウツギ「……半分券で誤魔化してるような気がするなぁ」
ウツギ「まぁ、あの二人は仲が良いから券なんていらないか」
ウツギ「ふぅ、こんなものかな」
ウツギ「なかなか疲れるなー、サンタさん。本職の人はもっと大変なんだろうな」
-
506 : 2014/12/26(金) 00:11:11.90 -
ダイゴ「サンタさんか……いいですよ、やりましょう」
センリ「すまない、今日は仕事が忙しくて帰れそうにないから……頼んだよ」
ダイゴ「はい、お任せ下さい」
ダイゴ「そうか、今日はクリスマスだったな」
ダイゴ「気付かずに一日石を探していたよ……」
ユウキ「ぐー……ぐー……」
ダイゴ「ユウキくんはぐっすり眠ってるね」
ユウキ「ぐー……で、出番……リメイク……ぐぬぅぅ」
ダイゴ「……でも、あまりいい夢を見ている訳じゃ無さそうだ。プレゼントをあげよう」
ダイゴ「センリさんは何を用意したのかな」
下2
-
511 : 2014/12/26(金) 00:16:33.29 -
色ダンバル「zzz」
ダイゴ「ダンバルの色違い……ふっ、センリさんもわかってるな」
ダイゴ「ダンバルがいればユウキ君も悪夢にうなされずに済むだろう」
ユウキ「んー……」ギュー
色ダンバル「ばるー……zzz」
ダイゴ「よしっ、と……」
ダイゴ「研究で忙しい博士の代わりにハルカちゃんにもあげていたのか……」
ハルカ「すー……」
ダイゴ「えーと、何をあげればいいんだろう」
下2
-
514 : 2014/12/26(金) 00:21:43.00 -
ダイゴ「レア木の実セット……なるほど」
ダイゴ「確かに女の子はフルーツとか好きそうだ。センリさんはプレゼントのセンスがある」
ダイゴ「……それにしてもこの木の実多いな……よいしょ」
ダイゴ「はぁ、疲れた」
ダイゴ「センリさんは子供想いだな、こんな大きな袋……ん?」
ダイゴ「何だろうこの小さい袋……ダイゴ君へ?」
ダイゴ「……月の石だ! やったーっ!」
-
516 : 2014/12/26(金) 00:25:38.41 -
プラターヌ「すっかり夜遅くになってしまった……」
プラターヌ「早くしないと、プレゼントを置けないな」
プラターヌ「そう、昼は博士だが夜はサンタ。行こうトナカイ達!」
ジーナ「誰がトナカイですか誰がッ!!」
デクシオ「子供たちに夢を届けるのは良いことだよジーナ。出番も増えるし」
プラターヌ「そうそう。さっそく行くよー!」
プラターヌ「よし、しっかり寝てるね」
セレナ「くー……くー……」
ジーナ「この子はいつもオシャレな子……だったような」
プラターヌ「プレゼントはこれにしよう」
下2
-
525 : 2014/12/26(金) 00:33:32.55 -
プラターヌ「じゃじゃーん、コンパス!」
デクシオ「コ、コンパス……? あはは、遭難したときに役立ちそうですね」
プラターヌ「だろう? いっぱいあるからいくつかあげよう」
デクシオ「でも、女の子へのプレゼントにコンパスって……」
ジーナ「あら、デクシオ知らないの? 最近はコンパスに色んなデザインがあるんですのよ!」
デクシオ「え?」
プラターヌ「そうそう。特にこのジオ君コンパスとか」
デクシオ「ゲーム違うんでやめましょう……さぁ次々」
カルム「すー……すー……」
プラターヌ「うんうん、今日も可愛い」
デクシオ「あれ、男の子ですよね?」
ジーナ「デクシオ、最近は可愛い系男子ってものがあるんですのよ。さぁプレゼントを」
プラターヌ「うん」
下2
-
530 : 2014/12/26(金) 00:42:13.69 -
プラターヌ「ハンサムさんを睡眠薬で眠らせてぐるぐる巻きにしたんだ」
ジーナ「ワイルドですのね!」
デクシオ「ワイルドっていうか……うーん……」
プラターヌ「置いておこう」
ハンサム「ぐー……」
プラターヌ「本当はボクが愛人ポジションを狙ってるんだけどね」
デクシオ「えっ」
ジーナ「先客がいるんですのね?」
プラターヌ「そうらしい。フラダリさんから聞いたんだけど」
デクシオ「えっ」
プラターヌ「それはそれとして、そろそろ終わりだよ。ジーナ、よろしく」
ジーナ「はい。さよならは言われるよりあたくしから言いたいの」
ジーナ「Au revoir! そしてBonne nuit!」
終わり
-
531 : 2014/12/26(金) 00:43:13.47 - 貰った人たちの反応はそのうち書きます…終わり
-
546 : 2014/12/26(金) 22:35:26.20 -
~マサラタウン~
ブルー「ふあぁ……あら、何かしらこれ……お菓子?」パクッ
ブルー「甘くて美味しいわね! ふふ、レッドにも分けてあげましょ」
レッド「ふあぁ……あ」
レッド「例のおじさんのぬいぐるみ……可愛い」
レッド「……っていうか、赤いヨッシーっていたんだ……可愛い」
リーフ「うーん……あ、プレゼントだわ! プレゼントよっ、ファイア!」
ファイア「ん……あぁ、クリスマスのか」
ファイア(猫耳……!? 付けろという事か!? 付けないぞ!?)
リーフ「きゃーっ! すっごいの貰っちゃったわーっ!」
ファイア「え、何?」
リーフ「ファイア君の初めてを貰える券!!」
ファイア「…………!?」
リーフ「じゃあファイアのファーストキッスいただくわよ!」ガバッ
ファイア「タンマタンマタンマタンマタンマ!! 落ち着け下さい!!」ダッ
ブルー「何だか上が騒がしいわね?」
レッド「?」モグモグ
-
547 : 2014/12/26(金) 22:40:19.58 -
グリーン「よいしょっと……はぁ、朝か」
グリーン「ん? あぁ、サンタさんだな。俺には話が回って来なかったが」
グリーン「中身は……写真集?」
グリーン「しかも全部レッドの女装写真かよ……いらねぇよこんなの」
グリーン「ん……こんなのあったか……ふーん……ははっ」ペラッ
ナナミ「グリーン、朝ごはんよ? 何読んでるの?」
グリーン「うおおお何でもねぇえええ!!」バタン
ナナミ「? ライを呼んできてね」
グリーン「お、おう……」
ライ「朝か……あ、プレゼント」
ライ「…………マルマイン?」
ライ「そうか……俺に出番がねーこんな世の中爆発させちまえっつーことだな!」
グリーン「早まるなライ! テロリストにはなるな!! 捕まえんの俺だし!!」
-
551 : 2014/12/26(金) 22:45:01.93 -
トウヤ「ふぁーあ……おはよー」
トウヤ「あれ? これ……プレゼント? そんなの配ってたんだ」
トウヤ「中身は……孫の手かぁ」
トウヤ「確かに、体が硬いと背中に手が届かないし便利かもねぇ」
トウコ「朝っ、グッドモーニング!」ガバッ
トウコ「……あら? 何これ、プレゼント?」
トウコ「もしかしたらサンタさんが……? なーんて」
トウコ「中身は……お、おいしい水?」
トウコ「……とりあえず冷蔵庫にしまいましょ」
トウヤ「あ、トウコおはよー」
トウコ「おはよう、プレゼント何だった?」
トウヤ「孫の手だったよー」
トウコ「私はおいしい水よ。なんかサンタって感じ無いわねー」
トウヤ「はは、そうだねぇ」
-
552 : 2014/12/26(金) 22:50:51.91 -
キョウヘイ「うー……ん、朝ー」
キョウヘイ「シャキッ! とは言いつつそこまでスッキリしない目覚めっす」ガバッ
キョウヘイ「……ん? あぁ、これは例のサンタのプレゼントっすね」
キョウヘイ「あんまりろくなもん無さそうっすけど……ん、おお!?」
キョウヘイ「NINJA!! なりきりセットだー!! やったー!!」
キョウヘイ「わーいわーい! サンタさんマジサンキュー!!」
メイ「ふにゃー……朝ぁー」
メイ「むむ、これは……薬品?」
メイ「プレゼントに薬品とは、センスの無いサンタさんですにゃあ」
メイ「仕方無い、とりあえずクソ兄貴の所に持ってって何の薬品か調べてもらお」
メイ「ついでに指紋も調べて貰って、嫌いな奴だったらそいつに薬盛ろう!」
メイ「えと、指紋が付かないように……と」
メイ「よし、今から行くぞークソ兄貴ー!」
-
554 : 2014/12/26(金) 22:55:37.01 -
ヒカリ「…………ふあぁ」
ヒカリ「いつも思うのだけれど、本当に睡眠時間って短く感じるのよね」
ヒカリ「あら、これはサンタさんのプレゼントかしら。中身は……」
ヒカリ「はかいのいでんし……これはミュウツー様の遺伝子と噂のアイテム……!」
ヒカリ「きゃぁぁああっ!! ど、どうしましょう! 保存しなきゃ!」
ヒカリ「冷蔵するのがいいのかしら? 何かの液に入れるとか!? と、とりあえず……」
ヒカリ「ありがとうっ、サンタさーんっ!」
コウキ「うーん……あ、プレゼントだー」
コウキ「プレゼントー、プレゼントー……おぉ、これはー」
コウキ「乾布摩擦のタオル……!」
コウキ「よーし! 朝から乾布摩擦やるかー!」バッ
-
555 : 2014/12/26(金) 22:59:23.27 -
ゴールド「ふぁーあぁ……ああ、もう朝かよ」
ゴールド「ウツギ博士も大変だな……あれ毎年やってんの博士だったのかよ」
ゴールド「で……これはでかいきんのたまか」
ゴールド「多分換金しろって事だな……欲しいもん金って書いたし」
ヒビキ「うーん……ううぅ」
ヒビキ「う? あ、プレゼントだ!」
ヒビキ「なんだろー……おぉ、スマートキッス!」
ヒビキ「ガチャガチャで見て欲しかったんだ、やったー!」
ヒビキ「でもシールか……勿体なくて使えないや!」
-
556 : 2014/12/26(金) 23:04:56.63 -
クリスタル「うーん……もう朝?」
クリスタル「……ってこれ、クリスマスプレゼント? まだやってたの?」
クリスタル「あたしももう大人だし、博士も無理しなくていーんだけど……」
クリスタル「まぁ、それはそれとして。中身が何かは気になっちゃうのよね……と」
クリスタル「……出番ありますよ券!? 本当!? 出番っ!?」
クリスタル「これがあれば出番貰えるのね!? やった!! 出番!!」
クリスタル「これが貰えるなら毎日来なさいよサンタ! クリスマス最高!!」
コトネ「うぅー……朝ー」
コトネ「はっ! そうだ、プレゼントプレゼント!」
コトネ「どれどれ……ヒビキと一日遊べる券!」
コトネ「やったーっ! 今からヒビキのところに遊びに行こーっと!」
コトネ「行ってきまーっす!」タタッ
-
557 : 2014/12/26(金) 23:10:22.25 -
ユウキ「もう食べられないんだぞー……はっ!」
ユウキ「夢だったのかー……いや、もしかしたら今まで俺が夢だと思っていた世界が全て現実で今ここで俺が考え事をしている世界こそが夢の世界であり全ての世界で夢と現実の逆転現象が起きているんじゃないだろうか……」
ユウキ「なわけないかー! ……あれ!?」
色ダンバル「……ばる?」
ユウキ「わーっ、すっげー! 色違いだー! これからよろしくなーっ、ダンバル!」
色ダンバル「ばるばる!」
ハルカ「ふぁー……朝かも」
ハルカ「何これ……あ、そういえばクリスマスだったかも」
ハルカ「中身は……木の実セット、しかもレアものばっかかも!」
ハルカ「これは凄いかも……さっそく庭に埋めるかも!」
ハルカ「たくさん実がなったらユウキに何か作ってあげるかも……ふふ」
ハルカ「今から楽しみかもー!」
-
558 : 2014/12/26(金) 23:19:43.14 -
セレナ「ん……ふあぁ、もう朝ですの?」
セレナ「今日も一日がんばるですの!」
セレナ「……あら? 何ですの? これは……コンパス?」
セレナ「普通のものに、ペリッパーの形のもの、ドーナツ、アチャモ、ハート、風車に砂時計……」
セレナ「色んな形のコンパスがあるんですのね! これでもう道に迷いませんわ!」
セレナ「さっそくミアレに出発ですわー!」
カルム「…………んー」
ハンサム「起きたかカルムクン! この縄をほどいてくれないか!」
カルム「…………ええええええええっ!? お、おじさん、なんで!?」
ハンサム「はっはっは、自分でもわからんがいつの間にかな!」
カルム「な、何それ……あ、もしかして」
ハンサム「心当たりがあるのかね?」
カルム「いや……サンタさんのお陰かな、なんて……いや、何でもないから忘れて!」
ハンサム「そうかそうか、サンタさんか! サンタさんがそういうなら、今日一日一緒にいよう!」
カルム「え、本当!? う、嬉しい……ありがと、おじさん」
-
559 : 2014/12/26(金) 23:21:19.05 -
レッド「グリーン、マリオやろ……って、何読んでんの……?」
グリーン「うおおおお!? か、勝手に入ってくんなよ!!」
終わり
-
591 : 2014/12/30(火) 21:08:02.32 -
年末スペシャルは多分去年と似たような事をやると思います。
まあ某番組のネタをほぼ丸パクリ…リスペクトする部分も多いとは思いますが。いつもの三人以外に参加する人安価(テンプレ内で)
下2と下4
-
596 : 2014/12/30(火) 21:46:41.76 -
すいません…そういやテンプレいっぱいあるんでしたね…
ここは>>3テンプレからでお願いします。
下2 -
602 : 2014/12/31(水) 00:42:57.64 - 明日、というか31日の夜から始めます。何時かはわかりませんがだいたい九時頃です。
-
605 : 2014/12/31(水) 21:06:06.34 - 始めます!
-
607 : 2014/12/31(水) 21:11:29.30 -
マサキ「やーやー、いらっしゃいいらっしゃい」
レッド「……?」
トウヤ「今日は何ですか?」
キョウヘイ「この時期だと……あれっすかね」
コウキ「なんか僕影薄くなりそう!」
メイ「メイがここいてもいいのかにゃ?」
マサキ「ええよええよ、で、今回も去年と似たようなのやるで」
レッド「あー……」
トウヤ「あったねー……」
マサキ「えー、今回は……」
マサキ「笑ってはいけない! ジュンサーさん24時ぃぃぃ!!」
キョウヘイ「ジュンサーさん? ってことは……」
マサキ「まあ警察ってことや。着替えてきいや」
コウキ「はーい」
-
608 : 2014/12/31(水) 21:19:02.67 -
マサキ「そろそろ終わったやろ。順番に呼ぶでー。まずトウヤ!」
トウヤ「はーい……なんか、普通に警察の制服なんだね」
マサキ「似合っとるやん。地元の交番のお兄さんって感じやな」
マサキ「次キョウヘイー!」
キョウヘイ「はいはいはい! いやー、俺は何でも似合っちゃうっすねえ」
マサキ「本当に似合ってるな、署内で一番調子乗ってる若手って感じや」
マサキ「次コウキー!」
コウキ「はーい! どうかなー?」
マサキ「ええやんええやん、職業体験に来た小学生って感じやな」
マサキ「メイー!」
メイ「はいはーいっ! すーぱーポリスメイちゃんだよん! っていうかこの服何にゃー!?」
マサキ「何故か男物やな……でも逆に可愛いんとちゃう?」
メイ「そっかにゃー」
マサキ「もうここまで来たらわかっとると思うけど……レッド!」
レッド「…………」
マサキ「似合っとる! 似合っとるでミニスカポリス!!」
キョウヘイ「やっぱりっすかー……」
メイ「レッドちょー似合ってるよーう!」
-
609 : 2014/12/31(水) 21:24:37.16 -
マサキ「今からバスで警察署に行くで」
レッド「警察署……」
キョウヘイ「もうジュンサーさん感無いっすね。レッドさんの格好以外には」
レッド「…………」
トウヤ「えーと、笑っちゃ駄目なんだっけ?」
マサキ「このバスに乗ったらなー」
コウキ「うー、笑いやすいから気をつけないと……」
メイ「ふふん、メイはこーゆーの得意だもんねー!」
~バス~
レッド「……ねえ」
マサキ「ん?」
レッド「酔い止め下さい……」
マサキ「はいはい」
キョウヘイ「さーて、何が来るっすかねえ」
コウキ「えー、こんなすぐ来るのー!?」
マサキ「お、停留所に停まったらしいで」
メイ「はやー!?」
-
610 : 2014/12/31(水) 21:30:17.24 -
マツバ子「……」スタスタミナキ「待ってくれマツバ子! 誤解なんだ!」
マツバ子「あなたったら嘘ばっかり、もう信用できないわ(棒)」
レッド「……」
トウヤ「けほっ……んー」
キョウヘイ「ふっ」
コウキ「ぷぷっ」
メイ「ふふ」
マサキ「キョウヘイ、コウキ、メイ、アウトー!」
キョウヘイ「今トウヤさんずるいっすよ! 咳で誤魔化して! いってえ!」
コウキ「ぎゃ!」
メイ「だんじょびょーどーっ!」
トウヤ「いや、気のせい気のせい」
ミナキ「こないだのアレは本当に誤解なんだ!」
マツバ子「嘘おっしゃい(棒)」
-
611 : 2014/12/31(水) 21:35:23.59 -
マツバ子「こないだ一緒に歩いてた準伝はなんなのよ(棒)」
ミナキ「違う! あれは……ただの友達なんだ!」
キョウヘイ「修羅場っすか」
レッド「準伝……」
スイクン「」ガタッ
ミナキ「ス、スイクン!」
スイクン「私たち友達だったの!? そんなっ……あの日の告白は嘘だったの!?」
マツバ子「どういうことなの(棒)」
ミナキ「こ、これはっ……! そ、そこの恋愛上手そうな君!」
キョウヘイ「……お、俺!?」
ミナキ「俺はこういうときどうすればいいんだ!?」
キョウヘイ「え、えーと……」
下2
-
615 : 2014/12/31(水) 21:45:05.74 -
キョウヘイ「スイクンを殴れ」
ミナキ「スイクンを!?」
キョウヘイ「そうそう、それでこそスイクンへの愛が示せるっすよ」
マツバ子「さっさとしなさいよ(棒)」
スイクン「私を殴るの!?」
ミナキ「スイクン……これも君のため……!」ブンッ
スイクン「っ……あれ?」
ミナキ「駄目だ……! 俺には君を殴ることなんて出来ないッ……!」ガクッ
レッド(ガチ泣きしてるっ……!)フッ
スイクン「何よ! やるならやりなさいよ! 意気地なし!」ダッ
ミナキ「スイクゥゥゥゥゥン!!!」ダッ
トウヤ「ふ……」
キョウヘイ「……」
コウキ「スイクン足速いねー」
メイ「そ、そうだにゃ……」
マサキ「レッド、トウヤ、キョウヘイ、メイ、アウト!!」
レッド「いたっ……」
トウヤ「いだっ」
キョウヘイ「うぎゃっ」
メイ「うにゃっ」
-
616 : 2014/12/31(水) 21:54:09.41 -
マツバ「カツラきつっ……」ポイッ
マツバ「えーと……頑張ってね」スタスタ
マサキ「修羅場って怖いなあ。出発やでー」
レッド「この服……」
メイ「んー?」
レッド「メイが作った訳じゃないの……?」
メイ「メイだったらもっとフリフリ付けるよー!」
マサキ「停留所やでー」
キョウヘイ「今度は誰っすか?」
フヨウ「おばーちゃーん! 早く早く!」
プリム「はいはい」
トウヤ「あ、可愛い」
キョウヘイ「あの子はロリに入るんすね」
レッド「……」
フヨウ「ねーねーおばーちゃーん?」
プリム「なあに?」
フヨウ「何であの人は男の格好してるの?」
メイ「にゃっ!?」
プリム「さあ……そういう趣味なんでしょう」
フヨウ「へー……ねえお兄さん!」
トウヤ「え、何?」
フヨウ「お兄さんは何でニヤニヤしてるの?」
トウヤ「えっ……えーとね……」
下2
-
619 : 2014/12/31(水) 22:01:16.34 -
トウヤ「……君が可愛いから」キラキラ
フヨウ「へー」
レッド「……っ」
キョウヘイ「ははははは!!」
コウキ「ぷぷぷー」
メイ「にゃははははは!!」
マサキ「トウヤ以外アウトー!」
プリム「いい? フヨウ。これからああいう人には近づいてはいけないよ」
フヨウ「はーい」タッタッ
マサキ「そういうこっちゃな……警察官が子供に手ぇ出したらあかんで」
トウヤ「はーい……」
マサキ「そんなこんなで到着やでー。降りるで」
レッド「はーい……」
-
620 : 2014/12/31(水) 22:09:59.28 -
マサキ「ここがお前たちを受け入れる警察署や」レッド「大きい……」
トウヤ「すごいねえ」
キョウヘイ「ふーん、よさげな建物っすね」
コウキ「ここで働くんだー!」
メイ「何するのかにゃ?」
マサキ「まずは署長に挨拶しに行くでー」
~署長室~
マサキ「失礼しますー」
レッド「……?」
キョウヘイ「誰もいないっすよ?」
トウヤ「座ってないよね?」
コウキ「どこなのかなー?」
「こ、こほん!」
-
621 : 2014/12/31(水) 22:18:27.55 -
ユリーカ「わたしがこの警察署の署長、ユリーカです!」クルッ
レッド「あれ……」
トウヤ「!」
メイ「大きい椅子に隠れちゃったんだねー」
キョウヘイ「ちっちゃい署長さんっすねえ」
コウキ「この子でなれるんならあ僕も署長さんなれそうだけどなー?」
ユリーカ「年は小さくても中身が違うの、中身が!」
ユリーカ「おに……秘書!」
シトロン「ユリー……署長、厳選がしたいです」
ユリーカ「うるさい! 例の物を渡して!」
シトロン「はいはい……どうぞ」
レッド「何これ……?」
トウヤ「ずいぶん重いけど」
ユリーカ「開けてみて!」
キョウヘイ「うわ、チャカ!?」
トウヤ「重いと思ったら……」
コウキ「ひえー! つ、使えないよー!」
メイ「リアルだにゃ……レッド、どうしたの?」
レッド「なんか……僕のだけ割り箸なんだけど……」
キョウヘイ「……っ!」
トウヤ「レ、レッド……」
メイ「……ひゃふっ」
マサキ「キョウヘイトウヤメイアウトー!」
-
622 : 2014/12/31(水) 22:24:34.99 -
レッド「割り箸……」
トウヤ「まあ……レッドはいらないだろうし、ね?」
レッド「……確かに!」
マサキ「あ、レッドの以外はエアガンやから安心しーや」
キョウヘイ「そりゃそうっすよね……」
マサキ「これから部屋行くでー」
~部屋~
マサキ「しばらくここでゆっくりしててええよー」バタン
レッド「うん……」
キョウヘイ「さて……引き出しっすね」
トウヤ「何かしら入ってるもんね」
コウキ「自分用の机だー!」
メイ「結構本格的だねーぇ?」
レッド「……誰の引き出しから開ける?」
下2
-
625 : 2014/12/31(水) 22:32:21.03 -
レッド「メイ……頑張って」
メイ「頑張るぞい!」
メイ「一段目ッ……何もない。二段目! もない……」
メイ「ここの幅広引き出しは……ん?」
メイ(女装レッド写真集……?)
メイ「ほう……ふむ……」
キョウヘイ「え、何かあ……っ」
コウキ「見せて見せ、て……あははは!」
レッド「!?」ガタッ
トウヤ「そんなの出てたんだ……」
スピーカー「キョウヘイ、コウキ、アウトー!」
キョウヘイ「悔しいっ!」
コウキ「うー!」
メイ「これ持って帰っていいよね?」
レッド「だ、駄目!!」
-
626 : 2014/12/31(水) 22:37:52.97 -
コウキ「じゃあ次は隣の僕ねー!」
トウヤ「頑張ってねぇ」
コウキ「幅広っ! うわわわわわー!?」ガラッ プシュー
レッド「!? だ、大丈夫……?」
コウキ「う、う、うん……」
キョウヘイ「まさかスモークがあるとは……」
メイ「ほかには何かない?」
コウキ「ほかには何も無いっぽい……」
キョウヘイ「損した感のある引き出しっすね……」
トウヤ「えーと、次は僕かな……あった」
キョウヘイ「何すかそれ?」
レッド「見せて……」
トウヤ「うーん……DVDだね。中身はわからないけど」
レッド「……後で?」
メイ「お楽しみ? だにゃー」
-
627 : 2014/12/31(水) 22:44:29.58 -
キョウヘイ「次は俺っすか……うわー」
トウヤ「なんだった?」
キョウヘイ「これっすよー」ポイッ
レッド「ボタン……押すほうの」
コウキ「何か書いてあるよー」
メイ「押したら安価で何かが起こる……うわー、超不審だにゃ!」
レッド「……これどうするの」
キョウヘイ「今押すか押さないか……俺はどっちでもいいっすよ」
トウヤ「全部見てからでいいんじゃない? レッドのとか」メイ「そうだにゃー」
レッド「えっと……あ」
コウキ「なになに?」
レッド「ピカチュウのぬいぐるみ……」
キョウヘイ「普通にいいやつっすか?」
メイ「あ、お腹を押してねってあるにょ」
コウキ「喋ったりするのかな?」
レッド「……」ポチッ
ピカチュウドール「……ぴっかっちゅう(超低音)」
-
628 : 2014/12/31(水) 22:49:45.47 -
レッド「っ!?」ブンッ
キョウヘイ「あー! レッドさんが投げたら壊れるっすよ!」
ピカチュウドール「ぴっかっちゅうぴっかっちゅうぴっかっちゅうぴっかっちゅうぴっかっちゅう(超低音)」
コウキ「あー壊れちゃったー?」
メイ「電池とっちゃお、不気味だもん」
トウヤ「それにしてもすごい驚きようだったね、何かあったの?」
レッド「……この声……サカキの……っ」
キョウヘイ「サカキ……ぶふっ」
メイ「にゅっ……それってあのごついスーツの……」
スピーカー「レッド、キョウヘイ、メイ、アウトー!」
レッド「いっ……」
キョウヘイ「うぐうっ」
メイ「うぎゅうっ」
トウヤ「……これ押しちゃうよー」ポチッ
キョウヘイ「あ、勝手に押さないで下さいよー!!」
何が起きる? 下2
-
634 : 2014/12/31(水) 23:04:22.27 -
ボタン「ボンジュール!」
トウヤ「……」
キョウヘイ「……」
コウキ「ま、まだセーフ……」
メイ「……」プルプル
レッド「…………」ポチポチポチポチ
ボタン「ボンジュボンジュボンジュール! ボボボボンジュボンジュール!」
トウヤ「ふっ……」
キョウヘイ「ちょ、レッドさんやめてくださいって……くくくっ」
コウキ「あははははは! あははははは!」
メイ「にゃふふふふふふ!」
レッド「……」
スピーカー「トウヤ、キョウヘイ、コウキ、メイ、アウトー!」
トウヤ「いだいっ」
キョウヘイ「あぐう」
コウキ「うー!」
メイ「うぐう」
-
635 : 2014/12/31(水) 23:09:28.62 -
マサキ「お前ら、街に悪党が出よったで!」
レッド「悪党……?」
キョウヘイ「泥棒とか殺人犯でなく悪党っすか」
トウヤ「随分アバウトだねー」
コウキ「しっかり倒すぞー!」
メイ「レッツゴー!」
~バス~
マサキ「通報によるとやな、とんでもない悪党らしい」
レッド「とんでもない……」
キョウヘイ「だからアバウトなんすよー」
マサキ「今はやな、交差点あたりで悪いことしとるらしいで」
コウキ「交差点!?」
トウヤ「交差点に驚く要素ある?」
メイ「悪いことって……全体的にアバウトすぎにゃー」
-
636 : 2014/12/31(水) 23:18:54.94 -
マサキ「ここやで! さあ、とっ捕まえるんや!」
キョウヘイ「とっ捕まえるって……肝心の悪党はどこなんすか?」
レッド「…………」
「ここだ! 無能な警察ども!!」
トウヤ「え! ど、どこ?」
レッド「コウキ、それ貸して……」
コウキ「いいよー?」
メイ「は! う、上だー!」
「ようやく気付いたか!! 俺の名前を言ってやるからよーく聞きやがれ!」
ミドリゲス「俺の名前は大悪党ミドリゲ」
レッド「……」パンッ
ミドリゲス「すぅぅぅっ!? こ、こら! 落ちるところだったじゃねーか!!」
ミドリゲス「自己紹介は最後までさせろよレッドこの野郎!!」
レッド「やだ」パンッ
ミドリゲス「撃つんじゃねええええええええ!!」
キョウヘイ「ふっ」
トウヤ「あはは……」
コウキ「あははははは!」
メイ「あららー」
マサキ「キョウヘイ、トウヤ、コウキ、アウトー!」
-
637 : 2014/12/31(水) 23:24:32.54 -
マサキ「強いやんかレッド! この調子で捕まえるんや!」
レッド「……わかった」ガシッ
ミドリゲス「ぐえっ、襟首を掴むな! わかったわかった、降参だ!」
レッド「ふん……」
キョウヘイ「お疲れさまっすー」
トウヤ「凄かったねえ」
マサキ「さすがやな! 今まで何人もの警官を葬ってきたミドリゲスを捕まえるなんて!」
コウキ「へー、グリーンさん凄いー!」
ミドリゲス「グ、グリーンじゃねえっつーの!」
レッド「……」ペシッ
ミドリゲス「いてっ」
メイ「一件落着だにゃー」
-
638 : 2014/12/31(水) 23:31:44.07 -
~バス~
マサキ「さすがやなーレッド、ご褒美にアメちゃんやるわ」
レッド「やった……」
トウヤ「よかったねえ」
キョウヘイ「いいんすかそれ……」
マサキ「お、停留所に着いたで」
コウキ「あれ、お客さん来ないねー……うわ!」
テルミ「このバスちょっと止まってもらうぜ!」
キラン「さあさあ、あたし達のいう事聞かないと爆発させちゃうよ!」
ソウイチ「このバスかっこいいぜ!」
ロラン「あ、久しぶりですね」
レッド「うん……」
クロード「こら。今俺たちはテロリストなんだから警官と話してはいけないだろう」
マサキ「ぎゃー! こいつらは今話題のテロリストやー!」
テルミ「今からこのバスをジャックする!」
キョウヘイ「バスジャック……!? お前らの目的は何なんだっ!」
トウヤ「さすが俳優、上手だねー」
キラン「あたし達の目的は……」
下2
-
645 : 2014/12/31(水) 23:41:20.50 -
キラン「リア充繁栄! リア充に幸あれ!」
テルミ「そのために活動しているんだ!」
キラン(まあ、出来ればレッドちゃんとリア充したいなー)
テルミ(本当はレッドとリア充になれればな……)
キョウヘイ「あっ」
トウヤ「あー」
コウキ「?」
レッド「……リア充撲滅! 全員逮捕!」
メイ「思いっきり私情だにゃ!」
レッド「二人も逮捕!」ガシッ
キラン「あ、レッドちゃんその服かわいーい!」
テルミ「あ、本当だな……に、似合ってるぞ」
レッド「ありがとう。でも逮捕」
キョウヘイ「リア充破滅モードになってるっすね」
コウキ「そんなモードあるんだー」
-
649 : 2014/12/31(水) 23:48:27.91 -
レッド「マサキ……全員捕まえた」
キラン「捕まっちゃった……でもレッドちゃんに捕まるならいいかな」
テルミ「お、俺も……な、なんちゃってな」
ソウイチ「おにごっこだったのか?」
ロラン「僕も捕まっちゃいましたね」
クロード「そういうストーリーだから仕方ないだろう」
マサキ「大手柄やな!」
キョウヘイ「お疲れ様っすー」
トウヤ「頑張ったねー」
コウキ「凄かったー!」
メイ「もうわけわからんにゃ」
マサキ「今度こそ帰るでー」
-
652 : 2014/12/31(水) 23:55:46.71 -
マサキ「ガチムチさんは女子枠やったからおらんねん。あ。キランちゃんは特別や」
レッド「?」
マサキ「そうそう、今回よく頑張ったから署長からプレゼントがあるらしいで」
レッド「やった……」
キョウヘイ「そういうのあるんすね」
トウヤ「ホワイト企業だねえ」
コウキ「楽しみだねー!」
メイ「署長ってユリーカちゃんだよにゃん……」
~署長室~
マサキ「連れてきたでー」
ユリーカ「あ、皆! 悪いけど、それどころじゃなくなっちゃったの!」
マサキ「な、なんやってー!」
コウキ「わざとらしー!」
ユリーカ「秘書、説明を!」
シトロン「先程、この警察署内に怪盗が入ったようです」
レッド「怪盗……?」
キョウヘイ「キッドっすか?」
トウヤ「違うでしょ……」
-
655 : 2015/01/01(木) 00:00:59.91 -
シトロン「その怪盗の特徴ですが……」
ユリーカ「早く言ってよお兄ちゃん!」
シトロン「ご、ごめんユリー……署長……」
トウヤ(いいなあ)
キョウヘイ(これは変態の顔っ!)
シトロン「年はコウキ君より上くらいに見えたらしい。顔は仮面でよくわからないとか」
ユリーカ「被害が出ないうちに捕まえるよ!」
レッド「はい……」
トウヤ「はい!」
キョウヘイ「ういっす」
コウキ「はーい」
メイ(笑ってはいけないとはなんだったのか)
-
656 : 2015/01/01(木) 00:01:37.17 - 明けましておめでとうございます。続きはまた明日。終わり。
-
674 : 2015/01/01(木) 21:14:36.15 - 始めます
-
675 : 2015/01/01(木) 21:19:33.84 -
マサキ「まさか怪盗が出るなんてなあ」
キョウヘイ「古風っすね」
トウヤ「怪盗には警察っていうイメージはないけどね。警察よりは……」
マサキ「ん!? 情報が届いたで!」
レッド「?」
マサキ「頼れる味方が到着したらしいで!」
コウキ「味方?」
メイ「警察が頼っちゃっていいのかにゃん」
マサキ「お、いたで! こっちこっち!」
ファイア「皆さんこんにちは。探偵のファイアです」
レッド「!」
キョウヘイ「探偵っすか。普通にはまり役っすね」
-
676 : 2015/01/01(木) 21:27:18.14 -
ファイア「いやー、探偵が警察に協力するのは常識ですからね。ミステリ界の」
マサキ「悔しいんやけどファイア君は天才探偵なんやで」
レッド「ファイアは頭がいいから……」
キョウヘイ「うーん、警察官役としては悔しい話っすね」
トウヤ「それで、探偵さんはどういう考えなのかな?」
ファイア「そうですね。犯人は最近出没しはじめた怪盗シルバーでしょう」
レッド「シルバー……?」
コウキ「だから僕より大きいって言ってたんだねー」
ファイア「資料は俺の助手が持ってきているはず……あれ」
カルム「ご、ごめん、ちょっと遅れちゃった」
ファイア「仕方ないカルム君だ。資料読んで」
カルム「怪盗シルバーは二ヶ月前から出始めた怪盗らしい」
キョウヘイ「本当に最近っすね。盗むものに何か共通点はあるんすか?」
カルム「犯人は下なものを盗んでいるらしい」
-
677 : 2015/01/01(木) 21:28:09.51 - 訂正 下→下2(ここから下2で)
-
680 : 2015/01/01(木) 21:42:50.22 -
カルム「マニアが集めているような珍しいポケモンばかり盗んでいるとか」
キョウヘイ「ここポケモン設定生きてたんすね」
レッド「モンスターボール、最初に預けちゃったし……」
メイ「ポケモンがいない世界とかだと思ってたにゃ」
ファイア「それで、ここには珍しいポケモンがいるのかな。カルムはどう思う?」
カルム「え、僕? 僕は別に……ツボツボとか?」
ファイア「ふむふむ……で、ここにはどんなポケモンが?」
マサキ「えーと……6Vメタモンやったかなー」
コウキ「ろくぶい?」
キョウヘイ「えーと……強いポケモンってことっす」
ファイア「ふむ……まあ、今のところ犯人がどこにいるかわからないね」
トウヤ「あれ、そうなの?」
ファイア「仕方ないから少し探してみましょう」
キョウヘイ「結局足なんすねー」
-
681 : 2015/01/01(木) 21:46:16.07 -
マサキ「おらんやんけー」
ファイア「うーん……皆さんは見つけました?」
キョウヘイ「いや、なーんにも」
トウヤ「僕も……あれ、レッドは?」
コウキ「あれ、いない」
メイ「どこ行ったんだにゃ?」
レッド「あ、こ、ここ……」
トウヤ「どこ行ってたの?」
レッド「ううん、ちょっと、物陰も探してみただけ……何も無かったけど」
カルム「ポケモンもいないし、ここにいたっていう話自体が嘘なんじゃ?」
マサキ「どうなんやろ……ちょっとポケモンの保管場所に行ってみよか」
-
682 : 2015/01/01(木) 21:52:43.20 -
~保管場所~
マサキ「ここやで」
ファイア「随分厳重なんですね」
マサキ「天然物やからな。レアなんや」
キョウヘイ「でも侵入した形跡とかないっすよ?」
カルム「怪盗って言うくらいだし慣れてるんじゃ……って思うけど」
レッド「……」
コウキ「ポケモンってあれー? 見せて見せてー」
レッド「これが珍しいポケモン……?」ソッ
カルム「あ、こら! 勝手に触っちゃ駄目だよ」パシッ
マサキ「せやな。いつ犯人が持ってくかわからんからな」
カルム「戻しとくよ」
ファイア「なるほどね……ところでキョウヘイさん、わかりますか?」
キョウヘイ「え、何がっすか?」
ファイア「犯人がこの中にいる、って事ですよ」
キョウヘイ「え、マジで!?」
ファイア「考えれば簡単にわかると思いますよ。謎解きって言うかテンプレ解きですし」
キョウヘイ「テンプレね……えーと」
下2
-
687 : 2015/01/01(木) 22:04:05.65 -
キョウヘイ「マサキさんとかっすか?」
ファイア「それは予想外でしたね」
キョウヘイ「マジか」
ファイア「てっきり兄さんの名前が出るかと思ってましたよ」
キョウヘイ「え、そうなんすか?」
ファイア「違いますけどね」
キョウヘイ「違うんかーい」
コウキ「何の話してるの?」
レッド「……?」
トウヤ「何か二人で話していたみたいだけど?」
カルム「何かわかったわけ?」
ファイア「うん、わかったさ。犯人が……カルム、君ってことがね!」
カルム「!?」
ファイア「というか、カルムの格好をしたシルバーだね」
カルム「……よくわかったな」
シルバー「そう、俺が怪盗シルバーだ!」
レッド「シルバーだったの……!?」
シルバー「は、はい」
キョウヘイ「シルバーキャラ付けキャラ付けー!」
-
688 : 2015/01/01(木) 22:10:12.44 -
シルバー「何故俺だと思ったか聞かせてもらおう」
ファイア「まず遅れてきたこと。これは気絶させてたら時間かかっちゃったーみたいな」
ファイア「二つ目は一人称かな。シルバーはあんまり話してないからわかんないかもだけど……」
ファイア「僕じゃなくてボクなんだよね」
シルバー「……?」
トウヤ「字の違いなんだよねー」
キョウヘイ「ただのミスかと思いきやっすね」
ファイア「三つ目はさっきのことだね。コウキが手に取った時、戻すフリして盗んだ」
コウキ「えー!」
シルバー「……その通りだ。仕方がないからこれは返そう」
レッド「わからなかった……シルバー器用だね」
シルバー「いえ、練習してやっとですから……」
トウヤ「うーん……怪盗キャラは難しいかな」
キョウヘイ「レッドさんに話しかけられると戻っちゃうっすね」
ファイア「これにて一件落着!」
マサキ「警官の出番ほとんど無かったわー!」
-
689 : 2015/01/01(木) 22:13:41.03 -
~署長室~
ユリーカ「お疲れ様!」
キョウヘイ「俺らなんにもしてないっすけどね」
メイ「ワトソン役にもなれてなかったにょん」
トウヤ「まあ、仕方ないよ」
ユリーカ「それで、レッドさんへのご褒美の話なんだけど!」
レッド「怪盗のときに何もしてないのに……」
ユリーカ「いいのいいの、お兄ちゃん持ってきて!」
シトロン「はいはい……」
トウヤ「良かったねぇ、レッド」
レッド「うん……」
ユリーカ「中身はこれだよ!」
下2
-
692 : 2015/01/01(木) 22:23:45.04 -
ユリーカ「じゃじゃーん、お菓子ー!」
レッド「! ありがとう……!」
トウヤ「良かったねぇ」
キョウヘイ「しかもレッドさんの好みドンピシャっすね」
メイ「調べたりしたのかにゃ?」
ユリーカ「ううん、ユリーカが好きな物をあげてみたの!」
レッド「イチゴ好きなんだね……」
ユリーカ「うん!」
トウヤ(イチゴ好き幼女……)
キョウヘイ(幼女と好みが同じな13歳……)
マサキ「一回帰るでー」
~部屋~
コウキ「お腹すいたー!」
マサキ「そろそろご飯の時間か……ゲームで何を食うか決めるで」
-
693 : 2015/01/01(木) 22:28:44.57 -
トウヤ「お昼もかぁ」
キョウヘイ「ゲームって何するんすか?」
レッド「かけっこなら……」
コウキ「それだとレッドが買っちゃうよー!」
メイ「手っ取り早く済むものかにゃ?」
マサキ「せやな……考えるのめんどうやし時間無いからなあ」
キョウヘイ「え、じゃあ何すか?」
マサキ「コンマで決まるもん……せやな」
マサキ「ババ抜きや!」
キョウヘイ「ほーう」
レッド「……」
トウヤ「ババ抜きかー……」
コウキ「苦手だよー」
メイ「キョウたんが一番の強敵かにゃー?」
マサキ「はいコンマ」
レッド 下1 トウヤ 下2 キョウヘイ 下3 コウキ 下4 メイ 下5
コンマが大きい人が勝ち -
700 : 2015/01/01(木) 22:49:55.21 -
コウキ「いっちばーん!」
レッド「……二番」
キョウヘイ「三番……っすか」
メイ「にゅーん、四番」
トウヤ「うー、ビリ……負けちゃったなあ」
マサキ「決着ついたみたいやな。一位からご飯渡すでー」
コウキ「わー!おせちみたい!」
レッド「普通の二段弁当……美味しそう」
キョウヘイ「コンビニ弁当っすかー」
メイ「普通のお弁当……? にゃにゃ、これはベトベトンのキャラ弁……」
トウヤ「塩むすび二個かー」
マサキ「しばらく好きにしててええでー」
コウキ「わーい! いっただっきまーす!」
レッド「……普通に美味しい」
キョウヘイ「日本のコンビニ弁当って普通に美味しいっすね」
メイ「見た目が毒々しいにゃ……毒状態になりそ」
トウヤ「しょっぱー……」
-
701 : 2015/01/01(木) 22:53:04.26 -
キョウヘイ「そういやレッドさん、あの時一瞬いなくなったっすね」
レッド「?」
コウキ「あ、怪盗探しのとき!」
トウヤ「ああ、物陰を探しに行ったって言ってたけど……」
メイ「本当にそれだけかにゃ?」
レッド「そうなんだけど……その……」
トウヤ「ほかに何かあったの?」
レッド「……物を拾って」
メイ「もの?」
レッド「これ……」
下2
-
704 : 2015/01/01(木) 23:00:22.29 -
レッド「……腕時計みたいな」
コウキ「あ、本当だー」
トウヤ「あ、ボタンあるね」ポチッ
アクロマ『うわ!? ま、まだ開発途中ですからボタン押さないで下さい!』
アクロマ『というかこれ失くしてたはずなのに何で通信入ってるんですか!? あれ!?』
キョウヘイ「ふっ」
メイ「くふっ」
スピーカー「キョウヘイ、メイ、アウトー!」
キョウヘイ「あ、そうだったぎゃー!」
メイ「忘れてたうにゃー!」
レッド「あ……あとで返しておいて」
メイ「う、うん……」
マサキ「出発の時間やでー!!」
キョウヘイ「うーい」
レッド「また……」
トウヤ「今度はなんだろうねぇ」
-
705 : 2015/01/01(木) 23:04:40.50 -
~バス~
マサキ「これから警官の訓練場に行くで」
キョウヘイ「訓練場……ああ」
トウヤ「何かあったなあ」
コウキ「え、何だろー?」
~訓練場~
マサキ「絶対に捕まってはならない訓練ー!」
トウヤ「うわー……」
キョウヘイ「ぶー……」
コウキ「何するのー? 追いかけっこー?」
メイ「去年の放送からするとそうだと思うにゃ」
マサキ「それでな、一人そこの檻に拘束されてもらわなあかんのや」
マサキ「誰にするか決めるで。えーとなぁ」
下2
-
710 : 2015/01/01(木) 23:14:07.43 -
マサキ「じゃあコウキ!」
コウキ「はーい」
マサキ「えーとな、これからこの敷地内から鍵を探してもらうで」
マサキ「鍵には偽物と本物があるんや。偽物を差し込むと……」
キョウヘイ「差し込むと?」
マサキ「コウキに何かが起こってまうのやー……」
コウキ「ひえー!」
メイ「じゃあ頑張って本物を探さないとにゃあ」
レッド「だね……」
マサキ「そうそう、探している間にも罰ゲームをしにくる黒服が来るでー」
レッド「捕まらなければいい……」
マサキ「レッドは15kgのリストバンドを付けてもらうで。気休め程度やけど」
レッド「これくらいなら……」
マサキ「そうそう、これも去年と同じやけどゲスト呼んだでー」
下2
-
714 : 2015/01/01(木) 23:22:36.15 -
クリスタル「出番だよっしゃああああああああああっ!!!」
マサキ「ふぐうっ……声がでかいわ……」
クリスタル「だあってえ! 初めての! 本編出演なのよ!」
マサキ「これ番外編やで」
クリスタル「がああああああっでええええええむ!!!」
レッド「………………?」
キョウヘイ「えーと……そちらのお姉さまは……」
トウヤ「どちら様……かな?」
マサキ「こいつはクリスタル。コトネの姉でゴールドの幼馴染や」
メイ「あ、ゴールドって一回女装させた……」
クリスタル「あ、ゴールドが一回本編に出たのって本当だったのね! くっそー」
マサキ「あの……スタートしてもええか?」
クリスタル「勝手にしなさいよ」
マサキ「はいはい……それじゃあスタートやで!」
ハリセン「」バッ
-
717 : 2015/01/01(木) 23:30:19.03 -
レッド「鍵……探さないと」
トウヤ「レ、レッド待って……はやっ……」
キョウヘイ「トウヤさん遅いっすね!?」
クリスタル「男のくせにだらしがないわね! 置いていくわよ!」
メイ「お姉さん早いにゃー」
トウヤ「待っ……あっ」
ハリセン「」パーン
トウヤ「ううっ……痛い……」
キョウヘイ「早速っすか……」
クリスタル「結構遠慮がないのね。今までのみてるとあたしにも遠慮なさそ……」
レッド「……トウヤ、大丈夫?」
トウヤ「だいじょばない……」
キョウヘイ「鍵探すっすか……」
メイ「何処に行くにょん? あるそうな所と言ったらグラウンドとか」
クリスタル「この建物の中とか倉庫も怪しいわよ」
トウヤ「レッドはどこだと思う?」
レッド「……そこの裏とか?」
何処に行く? 下2
-
721 : 2015/01/01(木) 23:36:45.68 -
クリスタル「そうね、倉庫に行くわよ」
レッド「うん……トウヤ、大丈夫?」
トウヤ「あー、大丈夫だよ、多分ね」
タブンネ「タブンネ!」
メイ「!?」
キョウヘイ「今のはいったい……」
クリスタル「倉庫は確か……あっ」ダッ
レッド「?」
キョウヘイ「ん? ……うわ!?」
黒服「」ダッ
レッド(! このままだとキョウヘイが……多分防御も少しはあるし、えい!)ダッ
レッド「キョウヘイは今のうちに倉庫に……すぐ追いつくから」
キョウヘイ「あ、あざっす!」
トウヤ「ごめんね! あっちで待ってるよ!」
メイ「レッドなら死亡フラグも粉砕すると信じてるにゃ!」
レッド(……で、この人何の黒服?)
下2
-
725 : 2015/01/01(木) 23:47:25.26 -
ヤンデレ「」
レッド「」
ヤンデレ「どうしてそんな顔をするの? わたしとあなたがめぐり合うのは運命で決まっていたことだからそう驚かなくてもいいじゃない。それともわたしに会えて嬉しいの?嬉しいの?嬉しすぎるのね?そりゃそうよね。わたしもあなたもお互いが代々大好きなんだから仕方の無いことね。でも大丈夫これからは永遠に一緒にいられるおまじないをするから。だからそんな顔をしないで。ねえしないでって言ってるじゃない。どうして?ねえどうして?わたしと一緒にいられるから嬉しすぎるはずなのに!嬉しいって言いなさいよ!早くっ!!」
レッド「い……い……いやああああああああああっ!!」ダッ
ヤンデレ「待ちなさい! そんな照れ隠しに逃げたって無駄なんだから、わたしとあなたは永遠に一緒に幸せにハッピーに暮らして子供は男の子一人に女の子一人赤い屋根の家でゴールデンレトリバーのラッキーって名前のわんちゃんを飼って暮らすんだからぁっ!!!」ダッ
「いやあああああああああっ!!」
キョウヘイ「え、今のレッドさん!?」
メイ「フラグが……壊されなかった……?」
トウヤ「真っ先に逃げたね……」
クリスタル「百合ヤンデレとか何が面白いのよ」
-
726 : 2015/01/01(木) 23:53:11.34 -
キョウヘイ「とりあえず鍵ゲットっすね……」
クリスタル「偽物だったら駄目だけどねー」
メイ「とりあえず行ってみるにゃー」
トウヤ「レッド大丈夫かな……」
コウキ「あ、たーすけてー」
メイ「今メイちゃんがヘルプしちゃうにょん! とりゃ!」ガッ
キョウヘイ「……あれ?」
クリスタル「回らないみたいね?」
コウキ「ががーん!」
メイ「えーと……ごっめーん!」
マサキ「あー、外れだったみたいやなー」
キョウヘイ「遅かったっすね?」
マサキ「この子救出しててん」
レッド「はーっ、はーっ」ガタガタ
トウヤ「レッド!」
キョウヘイ「大丈夫っすか!?」
レッド「だ、だ、だいじょばない……」
マサキ「ちょっとエキストラが真性だったらしいねん……申し訳ない」
-
728 : 2015/01/01(木) 23:56:36.62 -
マサキ「で、コウキには……どん!」
アーティ「やー、こんにちはー」
トウヤ「アーティさん?」
レッド「何でここに……」
アーティ「今回の罰ゲームは人間アートだからね!」
キョウヘイ「人間アート……あっ」
メイ「まあ、トラウマになるものでは無いしにゃ」
レッド「僕よりはまだ……」
アーティ「完成! 今回のテーマは……」
下2
-
732 : 2015/01/02(金) 00:06:46.13 -
アーティ「厚着っ!!」
コウキ「うぐぐぐう」
キョウヘイ「うわ、DARUMA!?」
メイ「もっこもこだにゃん!」
レッド「何枚着てるの……?」
アーティ「えー、いちにーさん……九枚」
クリスタル「九枚!? 頭おかしいんじゃないの!?」
キョウヘイ「アーティストってのはそんなもんっすよ」
メイ「確かににゃん」
マサキ「お疲れやったな。実は本物の鍵はここやねん」
クリスタル「あんたふざけてんの!? 今までのなんだったのよ!!」
マサキ「だ、だって元でもこういう流れやもん!!」
クリスタル「あとあたしの出番そこまで無いじゃないのよおおおおおおおっ!!!」
マサキ「尺の都合なんや! 尺の都合なんや!」
レッド(このお姉さん怖い……)
キョウヘイ「えー、いつか本編で会えたらいいっすね……」
-
733 : 2015/01/02(金) 00:07:36.25 - 今日はここまでです。終わり。
-
738 : 2015/01/02(金) 21:18:53.19 - 始めます!
-
739 : 2015/01/02(金) 21:24:06.59 -
マサキ「よっし、署に帰るでー」
キョウヘイ「まーたバスっすか」
トウヤ「歩きよりはいいと思うよ」
コウキ「バス停までは歩きだけどねー」
レッド(酔い止め飲まなきゃ……)
女性「すいません!! 助けて下さい!!」
マサキ「え、な、何ですか?」
女性「あっちの銀行で、強盗が、強盗が入ったんです! 私は命からがら逃げて!」
メイ「こういうイベントまであるんだにゃー」
マサキ「いや、こんなの台本にあらへん。リアルガチや……」
レッド「!」
キョウヘイ「げ、マジすか」
トウヤ「えっと……どういう状況ですか?」
女性「犯人は拳銃を持っていて、人質を取っています」
マサキ「助けにいくしかなさそーやな……」
レッド「うん……」
キョウヘイ「でもどうやって助けるんすか? 相手は拳銃持ってるんすよ」
レッド「………………」
下2
-
742 : 2015/01/02(金) 21:50:50.08 -
~銀行~
レッド「………」
犯人「な、なんだてめぇ! これが目にはいんねぇのか!!」チャキッ
人質「あぁあぁぁああ!!」
レッド「…………ばーん」
犯人「?」
人質「?」
レッド「………………っ」
キョウヘイ「さ、流石レッドさん! 今のうちになんかやるんすね!」
トウヤ「あ、そ、そうだよね!」
メイ「今の可愛かったにゃ!」
コウキ「ばーん!」
トウヤ「しっ!!」
犯人「い、今のは……指から何か出たのか……」
人質「あ、もしあれから何か出てたら俺当たってる!! うぁぁあああぁああ!!」
レッド(今のうちに……何すればいいんだろ!?)
下2
-
745 : 2015/01/02(金) 22:00:54.02 -
レッド(とりあえずダッシュで近付いて)ダッ
犯人「…………む!?」
レッド(えーとどうしよう……後頭部を蹴るっ!!)ガッ
犯人「ぐわぁぁぁぁああああああ!!」ドーン
人質「うわぁぁぁああああああああ!?」
キョウヘイ「す……すげぇ! 全く見えなかったっす!」
トウヤ「凄すぎるね……」
マサキ「マサラ人が強すぎてもうお前ら人間じゃねぇって感じやな」
レッド「…………捕まえた!」
メイ「警察にも電話したからもーすぐ来るにょー」
女性「えっ」
コウキ「僕達警察じゃないですよー!」
女性「え、えぇー……まぁ、ありがとうございました……」
レッド「どういたしまして……」
~バス~
マサキ「色々やってたら暗くなってきてもーたな……」
キョウヘイ「そっすね、だいぶ暗く……っ!」
マサキ「そう……帰ったらアレやからな……」
-
746 : 2015/01/02(金) 22:06:38.00 -
~部屋~
キョウヘイ「あーもうあーもう」ウロウロ
レッド「…………?」
トウヤ「ほら、もうすぐ肝試しみたいなのやるから嫌なんだよ。ねぇ?」
キョウヘイ「う……ま、まぁ……そうですけど……」
メイ「キョウたんはお化け苦手だもんにゃー?」
キョウヘイ「に、苦手じゃないっすよ! た、ただ、何て言うか……その……」
コウキ「僕はお化け怖くないよー!」
トウヤ「そっか、凄いねぇ」
レッド(……すっごいいる)
メイ「レッド、何見てるのん?」
レッド「え……いや、何も」
キョウヘイ「レッドさんのそれはリアルなヤツっすから嫌なんすよぉおおお!」
マサキ「待たせてもーたなー、これから驚いてはいけない警察訓練やで」
マサキ「これから三人ほど監禁するから、残りの二人で助けにきぃや」
マサキ「監禁する三人は……こちら!」
下1~3
-
751 : 2015/01/02(金) 22:18:43.48 -
レッド「……僕が?」
メイ「おけおけおっけー、やぁーんメイちゃん捕まっちゃう!」
コウキ「早く助けに来てねー!」
キョウヘイ「は、はーい……はは……」
トウヤ「よーし、頑張ろうねぇ」
キョウヘイ「はぁ……」
マサキ「ここが監禁場所や。レッドは檻、メイは椅子に縛って、コウキは磔やな」
レッド「この檻は壊しても……?」
マサキ「良いわけないやろ!」
メイ「えー縛っちゃうのぉー?」
マサキ「きつくはしないから文句言うなや」
コウキ「はりつけってなーにー?」
マサキ「ここの台上ってな、あとはこれに合わせて手足縛るだけや」
マサキ「ふぅ……後はゆっくり二人を待っててな! あとたまに何か起きるけど気にせんでな!」
メイ「気になるよぉー!」
レッド「あ……こんにちは」
女性『こんにちは、今日は賑やかですね』
レッド「すみません……」
女性『いえいえ』
-
752 : 2015/01/02(金) 22:25:48.41 -
キョウヘイ「なんかだんだん照明暗くなってるんすけどーもーマジでー」
トウヤ「あはは……怖いなら手を繋ぐ?」
キョウヘイ「そんな子供じゃないっすよ!」
スピーカー「えー、道なりに進んでってなー」
トウヤ「ん、じゃあ行こうか」
キョウヘイ「うぅー……行きたくねー……」
トウヤ「やっぱり暗いねぇ」
キョウヘイ「そ、そうっすねー……」
トウヤ「あれ、何これ」
キョウヘイ「ん? ……あれはボールかなんかだと思うっすけど……暗くてよくわかんないっすね」
トウヤ「近付いてみようか」
マタドガス「どがぁぁああああ!」プシューッ
トウヤ「! ガス……」
キョウヘイ「ぎゃああああああああああっ!!」
トウヤ「…………キョウヘイ、大丈夫?」
キョウヘイ「は、はは、ぜーんぜんだいじょばない……」
トウヤ「うーん……」
トウヤ(どうしたらキョウヘイが怖がらずに済むかな……えーとえーと)
下2
-
755 : 2015/01/02(金) 22:35:45.34 -
キョウヘイ「マジ無理ビックリ系とか悪趣味すぎんすけどマジあり得ないマジない」トウヤ「……キョウヘイ」
キョウヘイ「はい?」
トウヤ「そんなに怖いなら僕が抱き締めてあげようか?」
キョウヘイ「えっ」
トウヤ「まぁ、抱き締めるどころじゃ済まなくなって、僕が一番怖くなるかもだけど……?」ガシッ
キョウヘイ「っ…………」ガクッ
トウヤ「き、気絶した……!?」
トウヤ「仕方無いな……おぶっていこう。まだ目覚めてるから手を出したいけど」
トウヤ「そんなことしたらレッドに怒られちゃうし……本当に仕方無く」
キョウヘイ「きゅー…………」
トウヤ「ん……なんだこれ」
機械「指紋認証をします。手をかざして下さい」
トウヤ「ふーん…………うわっ!?」バチッ
トウヤ「…………電気。せっこいなー」
キョウヘイ「う……うーん……」
トウヤ「あ、起きた? 僕も早くキョウヘイに手を出したいから降りてね」
キョウヘイ「え…………うわ!? な、何もさせないっすよ! でも運んでくれてあざっす!」
レッド「ここは……?」
女性『ここは昔からロケ地なんです。ドラマとか、ホラー映画とか』
レッド「ホラー映画……?」
女性『ええ。私はその撮影を見ていたのですが、この場所が気に入ったので居座ってます』
レッド「……じゃあ、他の人も?」
女性『そうですね、ホラー映画の空気や仲間に誘われて来たようです』
スピーカー「安価で何か起きるでー!」
レッド「…………」
女性『あら、何がお安いのかしら』
下2が起きる
-
758 : 2015/01/02(金) 22:43:59.05 -
ルリ「キョウヘイくんは!? キョウヘイくんは何処っ!?」
レッド「っ!?」
女性『可愛らしい女の子ですね』
ルリ「あ、メイちゃん! キョウヘイくんは!?」
メイ「ル、ルリちゃん落ち着くにょー……キョウたんならこの建物の何処かにいるはずだにょ」
ルリ「わかった、ありがとうメイちゃん」
ルリ「キョウヘイくん、すぐ迎えに行くから……今会いに行くから……」
レッド「…………っ」
女性『落ち着いて下さい、ひっひっふーひっひっふー』
レッド「ひっひっふー……あれ?」
ルリ「キョウヘイくんっ!!」
キョウヘイ「ぎゃああああっ……あれ、ルリちゃん……?」
トウヤ「あれ……こんにちは、ルリさん」
ルリ「トウヤさん、さっきキョウヘイくんに変なことしようとしてませんでした?」
トウヤ「変なこと? 何もしてないよ」
ルリ「本当ですか……? キョウヘイくんからあなたの匂いが濃くするんです」
キョウヘイ「えっ……」クンクン
トウヤ「さっきキョウヘイが倒れた時におぶったからかな? それに、今日一日一緒にいたしね」
ルリ「そう……ですか……?」
直下コンマが70以下で信じる
-
763 : 2015/01/02(金) 22:49:01.38 -
ルリ「信じ……られる訳ないでしょっ!!」ジャキンッ
キョウヘイ「ルリちゃん!?」
トウヤ「チッ……信じてもらえないなら仕方無いね。今の僕は目覚めてるんだよ」
キョウヘイ「え、まだ何か違うところあるんすか!?」
トウヤ「いつもより逃げ足が速いっ!!」ダッ
ルリ「逃がさないっ!!」
キョウヘイ「あ……待ってくれルリちゃん!」
ルリ「……なぁに? キョウヘイくん。今からあなたに近付いた虫を駆除しなきゃいけないの」
ルリ「だから……ご用ならなるべく早くしてね?」
キョウヘイ(ど、どうすりゃいいんだ……どうしたら彼女を止められるんだ!)
下2
-
770 : 2015/01/02(金) 22:57:30.17 -
キョウヘイ(何が嫌って……修羅場の片方がトウヤさんってことっすよ)
キョウヘイ(見知らぬ女なら別にどーでもいいんすけどね……)
キョウヘイ(…………でも、うーん、諦めるか)
キョウヘイ「ルリちゃん。あの人は友達だから、俺も話を聞きたいんだ」
ルリ「そうなの?」
キョウヘイ「だから、捕まえたら俺の所に連れてきて欲しい。なるべく怪我してない状態で」
キョウヘイ「…………お願い出来るかな?」キラキラ
ルリ「……わかった、キョウヘイ君がそういうなら」
ルリ「でも、キョウヘイくんの友達でも抵抗してきたら少し……だけ、傷付けちゃうかも」
キョウヘイ「そっか……俺にとっては二人とも、それぞれ違う意味で大切な人だから……」
ルリ「わ、わかったよ! だから、そんな悲しい顔をしないで、キョウヘイ君」
キョウヘイ「あ、あぁ……じゃあ、行ってらっしゃい」
ルリ「うん……」
トウヤ「はぁ……生身で戦ったら多分勝てないしなぁ」
トウヤ「かといってレッドを味方に付けたらあの子がやられちゃうし」
トウヤ「……年上らしく頭脳プレーで行こうかな」
下1~3のコンマで 奇数が多かったらルリ、偶数が多かったらトウヤの勝利
-
779 : 2015/01/02(金) 23:07:31.05 -
ルリ「何処!? 出てきて!!」
トウヤ(あんな怖い顔した子の前に出ていけないよ……)
トウヤ(…………まぁ、さっきくすねて来たこの子がいるから大丈夫かな)
ルリ「出てきてよ! 早く! …………!?」
ゴチルゼル「…………」ミョンミョン
ルリ「これは……さいみん……じゅつ……」バタッ
トウヤ「あ、上手くいったみたいだね」
トウヤ「ありがとう、メタモン」
メタモン「めためた!」ポンッ
トウヤ(怪盗の時見たこのメタモンにゴチルゼルの写真を見せて変身させた)
トウヤ(持ち歩いてて良かったよ……でも、この子どうやって連れていこう)
トウヤ「あー……メタモン、手押し車になれる?」
メタモン「めた!」ポンッ
トウヤ「じゃあ、この子を乗せて……運ぶかな」ガラガラ
-
780 : 2015/01/02(金) 23:15:47.61 -
キョウヘイ「トウヤさん、あの世で犯罪を起こさないで下さい……」
トウヤ「はは、死んでないよー」
キョウヘイ「あれ!? ……ルリちゃんも!?」
トウヤ「さいみんじゅつで眠らせただけだから大丈夫だよ、多分。あー怖かった」
キョウヘイ「すいません……あれ、ルリちゃんのポケットに鍵が」チャリッ
ルリ「う……ん……」
トウヤ「あ、危険だからこの包丁は貰っておくね」ヒョイ
ルリ「あれ……キョウヘイ君……何で私はここに?」
キョウヘイ「ここで倒れてたんすよ。俺に会いに来てくれたのはいいけど倒れちゃダメっす」
ルリ「あ、あはは……最近仕事で会えなかったから、つい……ごめんね……?」
キョウヘイ「いいんすよ。次の休みは……遊園地に行こう」
ルリ「うん! ……今ので元気出てきたかな。あはは……ま、またね!」
キョウヘイ「うん、また!」
トウヤ「じゃあ行こっかぁ」
キョウヘイ「そっすね……あれ? いつの間に目覚め状態治ったんすか?」
トウヤ「さっき。写真の整理してたらレッドのロリ写真が見つかって……」
キョウヘイ「あ、そうだったんすか……」
-
781 : 2015/01/02(金) 23:21:11.25 -
キョウヘイ「絶対先いかないで下さいよ本当マジで」
トウヤ「はいはい、もうすぐだからねぇ」
キョウヘイ「あ、本当っすね……」ガラッ
コウキ「」
キョウヘイ「ぎゃあああああああああああああ!!」
コウキ「うわぁぁあああああああああああああ!?」
メイ「あ、遅かったにゃー」
トウヤ「色々あってねぇ……あ、この縄は包丁で切ればいっか」
キョウヘイ「コ、コウキっすか……あ、この鍵はレッドさんの檻っすね」
レッド「ありがとう……」
キョウヘイ「どういたしましてー。あれ? そっちの人は?」
女性『あ、私は何となくここでおしゃべりしていたんです』
キョウヘイ「そうだったんすか」
トウヤ「……キョウヘイ? 誰と話してるの?」
キョウヘイ「えっ?」
メイ「あたしには何も見えないけど……」
キョウヘイ「……えっ」
レッド「…………うん」
女性『私、幽霊です……うふふ』
キョウヘイ「」バタッ
レッド「キョウヘイ!? し、しっかり……!」
-
782 : 2015/01/02(金) 23:28:08.99 -
キョウヘイ「…………はっ」
レッド「あ、キョウヘイ……大丈夫?」
キョウヘイ「大丈夫っす……あれ? 今俺どういう状態?」
コウキ「レッドが肩に担いでるよー」
トウヤ「レッドがどうしてもってね……」
キョウヘイ「あー、だからこうぶらさがってる感あるんすね」
レッド「あ、あの女の人もごめんなさいって……」
キョウヘイ「あっはい」
メイ「あと目覚めたばっかで悪いけど、そろそろ終わりだにょ」
キョウヘイ「まじか……あ、降りるっす」
レッド「はい……」
キョウヘイ「よいしょっと……で、どういう状況っすか?」
トウヤ「建物を巡って七つのボールを手に入れて意味深な壁にはめたんだけど」
レッド「……命令みたいなのが……今出てきた」
キョウヘイ「どれどれ……」
下2をすれば無事ゴールです
-
786 : 2015/01/02(金) 23:39:55.72 -
キョウヘイ「じーびーえー?」
レッド「!?」
トウヤ「何だろうねぇ」
レッド「!?」
コウキ「英語かなー?」
レッド「!?」
メイ「何の略語かわかんにゃーい」
レッド「!?」
トウヤ「レッド……どうしたの?」
レッド「何て言うか……その……そっか……」
レッド「あれが発売されたの……十四年前だったんだ……って……」
キョウヘイ「レ、レッドさん……」
レッド「…………大丈夫、GBA持ってる!」
メイ「な、中身は!?」
レッド「ポケットモンスターファイアレッド!」
コウキ「ほー」
レッド「………………ぐすん」ピコピコ
トウヤ「よしよし……」
-
788 : 2015/01/02(金) 23:46:27.27 -
トウヤ「あ……門が開いたよ」
レッド「待って……今三匹から選んでるから……」
キョウヘイ「普通に遊び進めないで下さいよ!」
レッド「うん……」
コウキ「この門の先には何が……あれれー?」
メイ「おっかしいぞー?」
マサキ「すまんなぁ、門の先にいるのがワイだけで」
キョウヘイ「なんなんすか? ここ」
マサキ「ん? 今ので、笑ってはいけないジュンサーさん24時が終わりなんや」
トウヤ「え、本当?」
キョウヘイ「最後の方それっぽさ無くなってたっすけどね」
マサキ「それを言うなや……この門くぐったら終わりや。せーの!」
レッド「…………」
キョウヘイ「わー」
トウヤ「終わりかー」
メイ「まぁそこそこ面白かったにょ」
コウキ「あ、じゃあ……年末スペシャル終わったからとっくのとうに新年だねー!」
レッド「あ……うん、そうだね」
キョウヘイ「はっぴーにゅーいやー!」
メイ「いぇーい!」
マサキ「あけおめーってこっちゃなー」
トウヤ「今年もよろしくね、レッド」
レッド「うん……」
-
789 : 2015/01/02(金) 23:48:31.97 -
年末スペシャル終わり。明日は新年番外編やります。九時半から。明後日からは不定期に戻ります。
-
797 : 2015/01/03(土) 20:28:24.87 - 今日は十時からになります
-
798 : 2015/01/03(土) 22:00:47.32 - 始めます!
-
799 : 2015/01/03(土) 22:04:56.32 -
~シロガネ山 洞窟内~
レッド「…………」
レッド(今日は吹雪が酷いので洞窟……)
レッド(……せっかくだしご飯食べようかな)
レッド(あ……最後の一食だ)
レッド(買いにいかないと……お金あったっけ)モグモグ
レッド(53円しかない……)モグモグ
レッド(このままだと飢え死んでしまう……どうしよう)
レッド(……あ、そういえば今お正月だっけ)
レッド(いろんな人にお年玉貰いに行こう! 子供の特権だ!)
レッド(……でも誰の所に行こうかな。別の地方にも大人の知り合いいるし)
レッド(…………お年玉くれそうな大人、またはふんだくれそうな大人、っていうと)
下2
-
802 : 2015/01/03(土) 22:13:49.42 -
レッド(まずは普通にオーキド博士のところかな……)
レッド(……今日は吹雪だしフリーザーに乗って行こう)ポーン
フリーザー「きゅぅぅおぉ!」バサッ
~マサラタウン~
レッド(着地)スタッ
フリーザー「きゅぅおぅ」
レッド(ありがとうフリーザー)シュウン
~研究所~
レッド「こんにちは……」
オーキド「おお、レッド! 久しぶりじゃのう!」
レッド「はい……明けましておめでとうございます」
オーキド「そうじゃったな、おめでとう。お年玉をやろう」
レッド「ありがとうございます……」
オーキド「一万円入っとるからな、食料でも買うといいぞ」
レッド(ばれてる……)
オーキド「もうすぐ他の研究員が来てしまうからもう行きなさい。騒ぎになってしまうからの」
レッド「はい……ありがとうございました」
~外~
レッド(オーキド博士、おじいちゃんみたいに優しい)
レッド(…………次、誰の所行こう)
下2
-
805 : 2015/01/03(土) 22:28:07.70 -
レッド(ナツメのところ行ってみよう……)
~ヤマブキジム~
レッド(いるかな……)
ナツメ「レッド、どうしたの?」
レッド「あ、ナツメ……明けましておめでとう」
ナツメ「おめでとう。お正月だったわね」
レッド「うん……それで……その」
ナツメ「ふふ……私はエスパー少女よ? レッドの考えてることくらいわかるわ」
レッド「あ、えっと……お、お願いしていい……?」キラキラ
ナツメ「っ……勿論良いわ、でもちょっと待ってて」
レッド「え……どこ行くの?」
ナツメ「銀行」
レッド「!?」
ナツメ「ただいま」シュンッ
レッド「お帰りなさい……」
ナツメ「はい、お年玉」
レッド「ありがとう……」
ナツメ「ふふふ、良いのよ。まだレッドは子供だもの。好きに使いなさい」
レッド「本当にありがとう……えっと、それじゃ」
ナツメ「また来てね」
レッド「うん……」
レッド(分厚い……ありがたい)
レッド(これで一ヶ月分は持ちそう……手持ちのご飯代を入れても)
レッド(…………あ、今稼ぎ時かも)
レッド(出来れば今年分! 出来れば今年分! の食費だけでも!)
レッド(……次行こう)
下2
-
808 : 2015/01/03(土) 22:37:58.89 -
レッド(おじいちゃんは……もう……)
レッド(……って思ったけど会いに行くだけ行こうかな)
レッド(でもどうやって行けばいいんだろ……)
ギラティナ「レッド!」ポーンッ
レッド「! ……どうしたの?」
ギラティナ「我ならレッドを乗せてあの世界に行くことが出来るぞ!」
レッド「じゃあ……よろしく」
ギラティナ「任せろ!」
~やぶれた世界~
レッド「おじーちゃん……」
祖父『レッド? どうしたんだ』
ひな子『あ、おにーちゃん!』
レッド「今日は新年の挨拶に来た……」
祖父『そういえば正月だったか……』
ひな子『明けましておめでとう!』
レッド「おめでとう……」
祖父『祖父としてお年玉をやりたいが……やれるものが無いからな』
レッド「気持ちだけで充分……」
ひな子『お年玉ー?』
レッド「…………ひなちゃんには、このアチャモドールをお年玉代わりに」
ひな子『わーいっ! これ、おにーちゃん達と旅した時のだよね!』
レッド「うん……」
ひな子『えへへ……ありがとう、嬉しい!』
レッド「よかった……」
ギラティナ「そろそろ時間だ」
レッド「うん……じゃあ、またね」
祖父『うむ』
ひな子『ばいばーい!』
~現実世界~
レッド(久しぶりに会えて良かった……次は)
下2
-
811 : 2015/01/03(土) 22:54:11.64 -
レッド(…………マチスか)
レッド(はぁ……)
~クチバジム~
レッド「おじゃまします……」
マチス「レッド! ハッピーニューイヤー!」
レッド「あけおめ……お年玉ちょうだい」
マチス「オゥ、いきなりですねー」
レッド「今お金に困ってて……」
マチス「ホワィ? どうしてですカ? ギャンブルじゃないデスよね?」
レッド「ギャンブルなら勝つから……そうじゃなくて、手持ちの食費が大変で……」
マチス「そんなにデスか?」
レッド「カビゴンとか……大きいポケモンとかいるし……」
マチス「フーム……ならば、賞金を多目にするのでポケモンバトルで勝ち取ってクダサーイ!」
レッド「……頑張って食費ゲットしてね」
カビゴン「かびぃ……」ゴゴゴ
マチス「オゥ……」
マチス「ユーアーウィナー、私の負けデース。はいオトシダマ」
レッド「ありがとう……じゃね」
マチス「グッバーイ!」
レッド(地震連打だった……次どうしよ)
下2
-
816 : 2015/01/03(土) 23:04:10.89 -
レッド(……よし、行こう)
~トキワジム~
レッド(お邪魔しまーす……)
グリーン「おいレッド!! 何窓から入ってんだよ!!」
レッド「あ……緑、あけおめ」
グリーン「お、おう、あけおめ。で……今日は何だ?」
レッド「お年玉ちょーだい」
グリーン「はぁ!? 俺達同い年だろ!? なんでやんなきゃいけねーんだよ!」
レッド「だって緑働いてるし……」
グリーン「お前も下山すりゃいいだろが!」
レッド「酷い……死ねって言うの……!?」
グリーン「下山すんのそんな嫌かよ! っつーか今してんだろ!」
レッド「今回はお年玉せびりだから……だからさっさとちょーだい」
グリーン「図々しい奴だな……」
レッド「だって……このままだと僕餓死しちゃうもん。手持ち多いの知ってるでしょ……?」
グリーン「う……そういやそうだな……いやしかし……」
レッド「駄目なの……?」キラキラ
グリーン「だあっ、そのキラキラやめろ!! わかったから! お年玉やるから!!」
レッド「よっしゃ……」
グリーン「……五千円でいいな」
レッド「うん……ありがと」
グリーン「で、だな……俺にお年玉せびりに来る時間があるなら家に顔を……あれ」
グリーン「いねぇっ!!」
-
817 : 2015/01/03(土) 23:16:54.66 -
~セキエイ高原~
レッド「……」
レッド(確か裏口がこの辺りに……あった)ガチャ
イツキ「あれ? 君、確かレッド君だよね」
レッド「はい……明けましておめでとうございます」
イツキ「あ、明けましておめでとう。礼儀正しい子だねー……いや、ちょっと欲張りな子かな?」
レッド「!」
イツキ「ふふん、なんたってエスパーだから考えてることくらいお見通しさ。はいお年玉」
レッド「あ、ありがとうございます……」
イツキ「いいさ、これくらい。他の奴等からも貰っちゃいなよ」
レッド「こんにちは……」
キョウ「む!? こっちから来るという言はバトルでは無いのだな」
レッド「今日は挨拶に……明けましておめでとうございます」
キョウ「む。明けましておめでとう……お年玉でもやろう」
レッド「ありがとうございます……」
キョウ「アンズにもやらねば……むーん」
シバ「ウーッハーッ!」
レッド「明けましておめでとうございま……え、あの、これ」
シバ「ウーッハーッ!」
レッド「お年玉……? ありがとうございます」
レッド「こんにちは……」
カリン「あら、あなたはいつぞやの。結局チャンピオンは辞めたんだったわね」
レッド「はい……今日は、新年の挨拶に……」
カリン「ふぅん、ばっくれたって聞いてたけど、礼儀正しい子じゃない。それともお年玉目当て?」
レッド「……駄目ですか? お姉さん」キラキラ
カリン「……仕方無いわね、持って行きなさい!」
レッド「ありがとうございます……」
レッド(疲れてきた……よし、次)
下2
-
822 : 2015/01/03(土) 23:27:55.09 -
レッド(クロードさん……イッシュ地方だっけ)
レッド(…………まぁなんとかなるよね)ポーン
リザードン「ぐおおおおう」バッサバッサ
~イッシュ~
レッド(多分ここら辺にいるはず……)
クロード「ん……? やはりレッドか。久しぶりだな」
レッド「! クロードさん……えっと、明けましておめでとうございます」
クロード「明けましておめでとう……今日はどうしたんだ?」
レッド「さっき、クロードさんに会いたいなって思って……飛んで来ました」
クロード「そうか……しかし、今日はこれから用事があってな」
レッド「そうだったんですか……」
クロード「……お年玉でもやろう。その内また会えるだろうから、話はその時に」
レッド「……はい」
クロード「それじゃあな」
レッド「また……」
レッド(イッシュにもポチ袋ってあるんだ……)
レッド(…………次)
下2
-
825 : 2015/01/03(土) 23:37:36.53 -
レッド(今からカントーに戻るのはキツいな……PWTとかにいないかな)
~PWT~
エリカ「あら、レッドさん!」
レッド(いた……)
レッド「明けましておめでとう……」
エリカ「おめでとうございます、今年もよろしくお願いしますね」
レッド「よろしく……」
エリカ「そうですわ! お年玉をあげようと用意していたんです、どうぞ!」
レッド「ありが、と……あの、多いね……?」
エリカ「ふふ、RK団の団員の分もですもの」
レッド(だからこんなに多いのか……)
エリカ「雪山だと大変でしょうけれど、せめてこのお金でゆっくり過ごして下さいね」
レッド「……ありがとう、エリカ」
エリカ「くうっ……天使の笑みですわ……っ」
レッド「あ、あと……団員の人にも、ありがとう、って言っておいて……」
エリカ「わかりましたわ! 皆さん喜ぶと思います!」
レッド「よろしくね……じゃあ」
エリカ「えぇ、また!」
レッド(……お年玉を紙袋で貰ったの初めて)
レッド(えっと……一応、次)
下2
-
829 : 2015/01/03(土) 23:44:21.20 -
レッド「……あ、サカキ」
サカキ「レッド……そういえばお前もPWTに出ていたな」
レッド「うん……今日はそれじゃないけど」
サカキ「む? では何をしに来たのだ?」
レッド「えっと……サカキ、お年玉ちょーだい」
サカキ「何だと!? このサカキ様にお年玉をせびりに来たというのか!」
レッド「そのサカキ様をボコボコに倒したレッド様にお年玉ちょーだい……」
サカキ「…………言うようになったではないか」
レッド「…………で、くれるの、くれないの」
サカキ「いいだろう、くれてやる。好きに使うがいい」
レッド「ありがとう……シルバーにはあげた?」
サカキ「………………いや」
レッド「すぐ行ってきて」
サカキ「はい……」
レッド(よし……次。最後かな)
下2
-
832 : 2015/01/03(土) 23:58:48.62 -
レッド(次はカロスか……じゃあラティオスに乗って行こう)ポーン
ラティオス「くぉう!」キーン
~カロス~
レッド(ラティオス速い……)シュウン
カルム「あれ……レッド?」
セレナ「まぁっ、レッド! お久しぶりですわーっ!」
レッド「久しぶり……今日は二人一緒なの……?」
セレナ「今日はショッピングですの!」
カルム「セレナ一人だと絶対迷うから仕方無く……ね」
セレナ「カルムは大げさですわ。わたくしは大丈夫ですのに」
カルム「絶対大丈夫じゃない……で、レッドは今日何の用事?」
レッド「えっと……あ、明けましておめでとう」
カルム「ん、おめでとう」
セレナ「あけおめですわ!」
レッド「だから……お年玉貰おうと思って」
カルム「お年玉?」
レッド「うん……手持ちのご飯代とかの為に……」
カルム「ふーん……まぁ、本当はあげたくないけどいいよ。はい」
レッド「ありがとう……」
カルム「ほ、本当にしぶしぶなんだからね! 別にレッドに美味しい物食べてもらいたい訳じゃ……」
セレナ「素直に言ったらいいじゃありませんの! はい、私からもお年玉ですわ!」
レッド「ありがとう……」
セレナ「ふふ。わたくし、一度お年玉をあげてみたかったんですの! 頼れる年上って感じですわ!」
カルム「実際は頼れないけどね」
セレナ「そんなことありませんわ! ……あら、もうこんな時間! お店が閉まってしまいますわ!」
カルム「本当だ……じゃあ、また……遊びに来てもいいんだよ」
レッド「ありがとう……またね」
-
833 : 2015/01/04(日) 00:03:37.19 -
~シロガネ山 洞窟~
レッド(今月分の食料も買えた……)
レッド(それにしても……色んな人から貰っちゃったな)
レッド(特にRK団の人達……っていうかあの団何人いるの……?)
レッド(皆に感謝しないとね……もしかしたら一年持つかもしれないし)
レッド(…………)
レッド(本当は、トレーナーが来てくれたらいいんだけどな……)
レッド(ねぇ)
カビゴン「かびぃ?」モグモグ
レッド「……」
レッド(あ、そうだ……えっと、今年もよろしくお願いします……)
終わり
最近のコメント