提督「加賀さんはデレてなんかくれない」


1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:54:16.59 ID:4XwHhrLM0
初スレ立てです。
キャラ崩壊、文がおかしい、誤字などあると思いますがどうか生暖かい目でください。
遅筆亀進行になると思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423670056


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423670056/


2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:54:42.22 ID:SMGha4WDO
期待してる

3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:59:12.05 ID:4XwHhrLM0
>>2
ありがとうございます!

書き貯めしてないので更新は後になると思います。
もし寝落ちしたらごめんなさい…


4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 01:54:51.92 ID:8TPCmIUBO
えたらないでね

5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:02:22.04 ID:IuVELmyAO
1レスも書かないなら立て逃げ扱いになるぞ
ってかそもそも書き溜めてから立てろや

6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:02:42.65 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さんはデレてなんてくれない」

加賀「何言ってるんですか当たり前のことを」

提督「わかってた。わかってましたよ加賀さん…でもツンデレ的な流れでしょ?」

加賀「何言ってるんですか?頭を明石に修理してもらったほうが良いのでは?」

提督「相変わらず酷い!せめて少しぐらい優しくしてくれたっていいじゃない!」

加賀「提督に?何のために?」

提督「ほら…俺の豆腐メンタルを崩壊させないため?」

加賀「むしろ崩壊して欲しいところね」

提督「酷い!酷いよ!デレてとは言わないからせめて少しは優しく!」

加賀「嫌です」

提督「即答ですか!わかってたよちくしょう!」

加賀「そんなことよりも早くそこの書類の山を片付けてください」

提督「はい…わかりましたよ…あ、でも加賀さんが少し優しくしてくれたらモチベーションも上がるかなー」

加賀「5分で書類の山を片付けたなら考えます」

提督「この山を…5分だと…?無理ゲーにも程がある!」

加賀「じゃあ諦めてください」

提督「ちくしょう…でも手伝ってはくれるのね?」

加賀「秘書艦ですので」

提督「そんな加賀さんが大好きです愛してます!」

加賀「気持ち悪いのでやめてください」

提督「オブラートに包んでよ…」

加賀「キモいのでやめてください」

提督「ねぇ、それどこをオブラートに包んだの?」

加賀「私の心を守るのに使いました」

提督「オブラート程度で俺の愛が止められるのか?」

加賀「既に鉄板を張ってあるのでご心配なく」

提督「そこまでかよ…」

加賀「提督、誰か来たみたいですよ、秘書艦変えるつもりはありませんか?」

提督「秘書艦変えるつもりはありません!」

金剛「テイトクゥー!いるんでショ?入っていいですカ?」

提督「ん、金剛か、入ってきていいよー!」

金剛「失礼しマース!」

提督「んで、どしたの金剛?」

金剛「提督とティータイムでもと思っテ!」

提督「あれ?もうそんな時間?加賀さん今何時か見える?」

加賀「3時を回ったところです。」

提督「もうそんな時間か…少し休憩にしようか」


7 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:08:41.12 ID:4XwHhrLM0
金剛「少し待っててくださいネ!ティーセットとスコーンを持ってきマス!」

提督「じゃあ机の上を片付けておくよ」

加賀「金剛のスコーンと紅茶…気分が高揚します」

提督「金剛の紅茶美味しいからなぁ…」

金剛「紅茶とスコーン、お持ちしましたデース!」

提督「お、ありがとな!」

金剛「いえいえ、ところでお味はいかがですカ?」

提督「うん、いつも通り美味しいよ」

金剛「そうですカ?よかったネ!加賀はどうデス?」

加賀「とても美味しいわ」

金剛「それはよかったデース!沢山あるので食べてくださいネー!」

加賀「ごめんなさい、少し席を外すわ」

提督「ん、わかった」

金剛「どうかしたんでしょうカ?」

提督「トイレとかじゃない?」

金剛(加賀は出ていったネ…)

金剛「ところで提督、加賀との仲はどうですカ?」

提督「どうもこうもいつも通りだよ…」

金剛「そうですカ…提督、諦めて私に乗り換えませんカ?」

提督「悪いけどさ…俺加賀さん一筋だから…」

金剛「わかってたデース…だからそんな申し訳なさそうな顔しないで欲しいデス!」

提督「そうか…悪いな…」

金剛「そうやってすぐ謝るのは提督の悪い癖デース!一途なのはとてもいい事なんですヨ?もっと胸を張ってくだサイ!」

提督「そうか、わかった。」

金剛「そうデース!それでいいデス!私、提督の事は好きですガ、提督と加賀の事は応援してるんデス!」

提督「ありがとうな、金剛」

金剛「いえいえデース!」


8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:09:17.95 ID:4XwHhrLM0
加賀「戻ったわ、外してごめんなさいね」

金剛「ちょうどいいタイミングで帰ってきましたネー!」

加賀「?どういうことかしら?」

金剛「丁度話が1つ終わったところだったのデース!」

加賀「なんの話だったのかしら?」

金剛「見た夢の話デース!昨日加賀はどんな夢を見たんですカ?」

加賀「そうね…昨日は提督に延々と追いかけられるだけの夢だったわ」

提督「えっ、何その夢!?」

加賀「さぁ?私が聞きたいところね。おかげさまで起きて早々嫌な気分になったわ」

提督「ごめんなさい……ってこれ俺の責任じゃなくね?」

加賀「提督が出てきた以上提督の責任よ」

提督「なにそれ酷い」

金剛(相変わらずネー…少し探りでも入れてみますカ…)

金剛「正直言って加賀は提督のことどう思ってるんですカ?」

加賀「どう、とは?」

金剛「好きだとか、愛してるとカ?」

加賀「そうですね…上司として、信頼はしています。今の所轟沈はここの鎮守府ではありませんし」

提督「これからもさせるつもりはない」

金剛「では、恋愛対象としてはどうですカ?」

加賀「ないですね」

金剛「清々しいまでの即答ネー…それはまたどうしてですカ?」

加賀「どうして、と言われてもただこの人に恋愛対象として見るまでの魅力がないとしか」

提督「メンタルがガリガリ削られていくんですが…」

金剛「提督は後で慰めてあげマース!」

提督「うわぁ〜ん、金剛〜!」

加賀「提督、気持ち悪いです。」

金剛「どストレート直球ど真ん中ネー…」

提督「オブラートに包んでくださいお願いだから!」

金剛「まぁ、提督がいるから話しにくいという線も有り得なくはないデース!今度加賀の部屋に行ってもいいですカ?」

加賀「そんなことはないけれど…いいわよ、いつでも来て。」

金剛「ありがとうございマース!…結構時間経ってますネ…今日のところは失礼しマース!また明日くるネ!」

提督「うん、わかった、明日も期待して待ってるよ、ねっ、加賀さん?」

加賀「提督と一緒に待つのは不本意ですが紅茶とスコーンのためです。期待して待っています。」

金剛「oh……加賀は辛辣ネー…じゃあ、期待して待っててネ!」

提督「さてと、金剛も帰ったし、残りの書類を片付けようか。」

加賀「そうね。早く終わらせましょう」


9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:11:46.87 ID:4XwHhrLM0
>>4
頑張ります!

>>5
全くそのとおりですね…ごめんなさい、気をつけます…

短いですが今日は終わりとなります…
無能な>>1すがご指導ご鞭撻よろしくです…


14 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 08:59:18.16 ID:4XwHhrLM0
無駄に早く起きてしまって少し書けたので投下します。
ついでに酉がきちんとできているのかも…
期待の声があったので頑張ります!
全レスは控えた方がいいのかな?

15 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:00:24.19 ID:4XwHhrLM0
無駄に早く起きてしまって少し書けたので投下します。ついでに酉がきちんとできているのかも…
期待の声がありとても感激です!
全レスは控えた方がいいのかな?
ってことで少しですが投下

16 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:01:50.91 ID:4XwHhrLM0
無駄に早く起きてしまって少しですが書けたので投下!
ついでに酉がきちんとできているのかも…
期待の声がありとても感激です!
全レスは控えた方がいいのかな?

17 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:05:27.34 ID:4XwHhrLM0
提督「うん、これで今日は終わりかな?」

加賀「ですね。」

提督「手伝ってくれてありがとう!」

加賀「一応秘書艦ですので」

提督「それでも、だよ」

加賀「そうですか。では今日はもう帰っていいんですか?」

提督「うん。いいよ、お疲れ様!」

加賀「お疲れ様でした」

提督「さて、鳳翔さんの店にでも行こうかな…」

提督(今日も加賀さんとは相変わらずだったな…金剛が部屋に行くみたいなこと言ってたけど…どうなのか…デレてとは言わないけどどうやったら優しくしてもらえるのかねぇ…)

提督「っと、着いた。こんばんは〜」

鳳翔「あら?提督、いらっしゃいませ、今日はどうしたんです?」

提督「いやー、久々に呑みたくて…」

鳳翔「わかりました、加賀に何か言われたんですね?」

提督「さすが鳳翔さん。当たりですよ…何か言われてるのはいつもですけどね…」

鳳翔「それで、今日は何と言われたんですか?」

提督「恋愛対象として見るまでの魅力がないと…論外だと…」

鳳翔「あらあら、それは…」

鳳翔(提督がアピールしすぎなのが原因だとわかってないんですね…)

提督「まぁ、ある意味わかってましたよ魅力ないのは…しかし真正面から言われるとねぇ…」

鳳翔「確かに、そうですね…」

提督「どうしたもんかなぁ…」

鳳翔(どうすれば提督がアピールを控えるようになるんでしょう…直接言うしかやっぱりないんでしょうか…)

那智「鳳翔さん!ビールを!」

鳳翔「わかりました」

提督「店に入って早々ビールを注文とは相変わらずだなぁ、那智は」

那智「むっ、貴様か、呑んでいるとは珍しいな?」

提督「たまには呑みたくもなるもんさ…」


18 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:06:38.65 ID:4XwHhrLM0
那智「加賀と何かあったんだな?そんな顔をしていては変わるものも変わらんぞ?」

提督「そう言うもんかねぇ…」

鳳翔「ビール、どうぞ」

那智「ありがとう鳳翔さん!」

提督「鳳翔さん俺にもお願い…」

鳳翔「はい、ただいま」

那智「大体貴様はアピールしすぎなんじゃないか?」

鳳翔(あっ、さすが那智さん、直接言いましたね…)

提督「アピールのしすぎ?」

那智「そうだ。私達と話している時と加賀と話している時の差は酷いぞ?外野から見ていても面倒くさいと思うレベルだ。」

提督「マジかよ…鳳翔さんもそう思う?」

鳳翔「まぁ、確かにそういう節はありますね…」

那智「そう言う事だ。少しアピールを控えてみてはどうだ?」

提督「アピールを控える、ねぇ…」

鳳翔「艦隊の指揮をしている時や私達と話している時と同じようにしてみては?」

提督「うーん…そうだなぁ…やって見る価値はあるかな…」

鳳翔(これで一歩前進。でしょうか…)

那智「それでダメならもうどうしようもないかもな!」

提督「そうなればいっそ清々しいな…っと、そろそろ帰ろうかね…」

那智「もう帰るのか?」

提督「明日起きられないのは嫌だしな…あれ?財布忘れた…今度まとめてでいいですか…?」

鳳翔「わかりました。次に来た時に、ですね?その時はいい報告も持ってきてくださいね?」

提督「ありがとうございます鳳翔さん…まぁ、頑張ってみますよ」

那智「アピールのしすぎは控えるんだぞ?」

提督「わかったわかった。それじゃ、またな」

鳳翔「またのお越しを。」


19 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:08:34.88 ID:4XwHhrLM0
~加賀の部屋~

金剛『加賀ー、入ってもいいですカ?』

加賀「どうぞ。散らかっているけど気にしないで。」

金剛「失礼しマース!あれ?赤城はどうしたんですカ?」

加賀「瑞鳳が玉子焼きを作りすぎたみたいでそれを食べに行っているわ」

金剛「なるほど…赤城らしいデス…」

加賀「それで、何の用かしら?」

金剛「ティータイムの時の話の続きデース!」

加賀「…提督についての?」

金剛「その通りデース!ぶっちゃけ、提督に対してどう思ってるんですカ?」

加賀「あの時言った通りよ。恋愛対象として見るまでの魅力はないわ。信頼はしているけれど。」

金剛「信頼…ですカ…ということは指揮をしている時の提督は少しは魅力を感じるト?」

加賀「まぁ…私と話している時の気持ち悪くて面倒な提督よりは…」

金剛(やっぱり提督アピールしすぎデース、でも少しはほんの少しは光があるみたいですネ…)

加賀「私が話すことは後はもうないわ、他にも何かあるの?」

金剛「いえ、もう特にないデース!今日はもう失礼するデース!お邪魔しまシタ!」

加賀「そう。ならいいわ。おやすみなさい」

金剛「goodnightネ!」

金剛(やっぱり提督と加賀の距離を近づけるには提督にアピールを控えてもらうしかないネ…どうしましょうカ…やっぱり直接ですネ…明日の朝にでも言いまショウ…)


20 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:10:50.70 ID:4XwHhrLM0
とりあえず出来た分投下しました。次の更新は夜か日付変わってからになるかと。
まだまだダメダメな>>1すが御指導御鞭撻よろしくです!

23 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:06:24.10 ID:4XwHhrLM0
こんばんは>>1す。
見てくれる人が少しでも居てくれて嬉しいです…
今日は最後の投下になります。
E-5、ゲージ破壊出来ないんです…
少しですが書けてる分を投下しておきます…

24 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:10:27.33 ID:4XwHhrLM0
提督「酒飲んでたからかよく眠れた…今日も1日頑張ろ…」

提督(昨日言われた事を守りながらとりあえず1日過ごしてみるとしよう…あれ?執務室前に誰かいるな…)

金剛「あ、提督!goodmorningネ!」

提督「金剛か、おはよう、どしたの?」

金剛「提督に少し話がありましテ…」

提督「話?なんの?」

金剛「とりあえずここじゃ何ですから向こうデ!」

提督「わかった」

提督「んで?話って?」

金剛「加賀との会話についてデース!アピールを減らしてみてくださイ!」

提督「アピールを減らせか…昨日鳳翔さんと那智にも言われたよ…」

金剛「そうなんですカ?ならみんな考えてることは一緒と言うことネ…」

提督「みたいだな…今日から減らしてみようとは思ってるけど」

金剛「本当ですカ?なら今日のティータイムの時に感触を聞かせてくださいネ?」

提督「ん、了解」

金剛「じゃあ頑張ってくださいネ!またネ!」

提督「おう、またなー!」

提督「っと、加賀さんもう来てるな、ごめん待たせて」

加賀「いえ、ついさっき来たところですので。」

提督(アピール控え目に控え目に…)

提督「今日も結構書類あるけど、頑張ろうか!」

加賀「そうですね。早く終わらせましょう」

提督「………」

加賀「………」

提督(やばい、話すことがない…いつもならここでなんやかんや言い合いながらやってるんだが…)

加賀「提督、その書類こっちにください」

提督「ん?ああ、はいよ」

加賀「どうも」

提督(何か会話…会話…アピールじゃなくて会話…)


25 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:15:01.60 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さん、最近赤城はどう?」

加賀「赤城さんですか。いつも通りですよ、良くも悪くも」

提督「あいつの食費をどうにか減らしたいんだがな…」

加賀「それは無理かと」

提督「ですよねぇ…」

加賀「………」

提督「………」

提督(やばい、話が止まった…他に…何か…)

提督「あ、そういえば、艦載機についてなんだけど…」

加賀「新型の配備をするつもりですか?」

提督「そろそろ紫電改二じゃきついかなってさ…ボーキサイトも貯まってきたし烈風の数を揃えようかと…」

加賀「そうね。この先制空権を確保するのが厳しくなるわ。今でも少しギリギリな所もあるぐらいだから」

提督「となると、開発か…加賀さん頼める?」

加賀「わかりました。任せてください。」

提督「んじゃあ早速工廠に行って始めようか。先に行っててくれる?この書類を片付けたら行くから」

加賀「わかりました。ではお先に」

提督(なかなかいい感じに進んでるのかな…?会話をもう少し頑張れば大丈夫かな…)

提督「っと、片付いたし工廠へ向かうとしましょうかね」

~工廠~

加賀「提督、遅いです。」

提督「ごめん、ちょっと長引いて…」

加賀「まぁいいです、ところで使う資材はどれぐらいにしますか?」

提督「燃料20弾薬60鋼材10ボーキ110で」

加賀「わかりました……これは、天山ですね…」

提督「天山か、次行ってみよう」

加賀「提督、何回程開発をするつもりですか?」

提督「とりあえず最高でも15回、烈風が3個もし出来たらそこで終了かな?」

加賀「わかりました。では2回目を……これは彗星一二甲ですね」

提督「ほう、狙いじゃないがいいな!」

加賀「では3回目……零式水偵ですね」

提督「零式水偵は配備行き届いてるから大丈夫なんだが…次行ってみよう」

加賀「4回目ですね………烈風です」

提督「よっし!さすが加賀さん!」

提督(危ない。危うく言い過ぎるところだった…)

加賀「5回目ですね……流星ですね。」

提督「おお、流星改の配備は間に合ってないからそれまでのつなぎとして重要だな」


26 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:17:20.01 ID:4XwHhrLM0
加賀「6回目です……彩雲ですね」

提督「レア物が続いてるな…この調子で行けるか?」

加賀「7回目…烈風です」

提督「よしよし、あと1個出れば…」

加賀「8回目…爆戦ですね」

提督「なかなかいい調子だな」

加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」

提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」

加賀「いえいえ」
提督「なかなかいい調子だな」

加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」

提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」

加賀「いえいえ」

提督「烈風はまたこれからぼちぼち開発していくとして、書類の片付けに戻ろうか…」

加賀「そうね。昼までに少しでも終わらせましょう。」

提督「加賀さんお昼はどうするの?」

加賀「赤城さんと外で食べることにしてあります。」

提督「そう、わかった」

加賀「ついて来ないでくださいね?」

提督「さすがにそこまではしないよ…」

加賀「どうだか…」

提督「少し早いけどお昼に行ってきていいよ、ゆっくりして来てね」

加賀「ではお言葉に甘えて、お先に」


27 : ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:18:59.60 ID:4XwHhrLM0
短いですが、ここまでです。
指摘などあれば是非…
無能な>>1すが、御指導御鞭撻よろしくです!
スーパーダイソンと踊って来ます。

31 : ◆and2h/yWHc 2015/02/14(土) 22:00:16.70 ID:P/+finvH0
すみませんしばらく忙しいので更新できないです…
期待している方いたらごめんなさい…
できるだけ早く更新できるようにします…

32 : ◆and2h/yWHc 2015/02/14(土) 22:02:37.77 ID:P/+finvH0
すみませんしばらく忙しいので更新できないです…
期待している方いたらごめんなさい…
ちなみに>>1トリプルダイソン諦めて平日で突破しました、もっと資材貯めてればよかった…

34 : ◆and2h/yWHc 2015/02/19(木) 21:22:14.18 ID:vnSEYygl0
>>1す。
まだ忙しいんでとりあえず生存報告だけしておきます…ごめんなさい…
来週には更新できると思いますので…

38 : ◆and2h/yWHc 2015/02/21(土) 19:41:57.57 ID:Xv2yNA+k0
こんばんは>>1す。更新できなくて申し訳ないです…来週には落ち着くので水曜日ぐらいには更新できると思います。
して欲しいネタ等あれば言ってください、やれそうなものはやりますので…
では、水曜日に更新しに来ますので待っていてもらえれば嬉しいです!

40 : ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 16:59:26.29 ID:akrbs60d0
どうも>>1す!
久々の更新になります!お待たせしました!
久々過ぎて元々酷いクオリティは更に酷くなってると思いますが生暖かい目で見ていただけると嬉しいです!
今回は加賀さんが執務室を出た後の提督サイドになります。次回更新の時には加賀サイドとなります。
では短いですが投下します。

41 : ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 17:00:29.91 ID:akrbs60d0
提督side

提督「午前中は頑張った…大丈夫だったよね?って誰に聞いてるんだか…」

提督「昼飯は食堂でいいか…」

〜食堂〜

提督「腹へった腹へった…あ、日替わり一つ」

間宮「お疲れですね提督?」

提督「まぁね…でも、出撃や遠征をしてる皆の方が疲れてると思うよ。ってことで今日の夕食の時には皆に間宮アイス出してもらえる?」

間宮「わかりました、提督もお疲れならきちんと休んでくださいね?」

提督「善処します…」

吹雪「司令官の善処しますは信じられませんね…」

提督「そんなこというな吹雪よ…」

吹雪「善処しますって言葉何度聞いてきたことか数えるのもやめましたよ…」

提督「そんなに言ってる?」

吹雪「そんなに言ってますよ!司令官の口癖じゃないですか!」

提督「だって、ねぇ…」

吹雪「だってじゃありません!大体司令官はいつもいつも頑張りすぎなんです!」

提督「俺なんかより皆の方がずっと頑張ってるさ、そんな皆を誰一人失わないためならなんでもやるさ。」

吹雪「全く…こんな時だけイケメンみたいなこと言わないでください!」

提督「俺今それなりにいいこと言ったよね!?」

吹雪「いいこと言いましたけどそれとこれとは話が違います!こんなに私達の事を考えてくれる司令官だから疲労で倒れられたらって皆心配なんですよ?」

提督「そりゃまたありがたい話だな…」

吹雪「新しく来た子も、昔からいる子も、皆司令官の事は信頼してますよ」

提督「そりゃ提督冥利に尽きるな…」

提督「しかしこの鎮守府も大きくなったもんだよなぁ…」

吹雪「本当にその通りですね…私と司令官しかいなかった頃が懐かしいものですね…」

提督「あの頃は何にも知らなかったしな…っと、時間大丈夫か?」

吹雪「そろそろ遠征の時間ですね…司令官!今度昔話でもしましょうね!」

提督「そうだな!遠征、いつもありがとうな、頑張ってくれ!」

吹雪「はい!頑張ります!司令官はきちんと休んでくださいね?」

提督「わかったわかった、きちんと休むよ…」

吹雪「言いましたからね!絶対ですよ!」

提督「ああ、わかったよ、んじゃ、また今度な!」

吹雪「はい!また今度!」

提督(久々吹雪と話したな…元気だよなぁ吹雪は…元気を分けてもらえるな…)

提督「さて、午後の執務も頑張りますか!」


42 : ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 17:03:10.89 ID:akrbs60d0
ほんとに短いですが今回はここまでで、時間があれば夜も来ます!
感想や指摘、出して欲しい子やシチュがあればお願いします!できる限りはやろうと思いますので。
これからも御指導御鞭撻よろしくです!

45 : ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 23:01:03.06 ID:akrbs60d0
こんばんは>>1す。
書きためできなかったので明日更新します…
秋月は持ってないから口調おかしいかもしれませんが加賀さんサイドで出してみますね…
二航戦五航戦はいずれ出す予定です!
ではまた明日!

46 : ◆and2h/yWHc 2015/02/27(金) 00:01:30.55 ID:9VUExnNF0
こんばんは>>1す。
全然書きためできてないんで明日更新します…申しわけないです…

50 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 00:18:41.71 ID:idmTjoi40
こんばんは>>1す。
全然書けなかったんで更新なしです…
許してください…
明日こそは更新しますので…
待たせてしまい申し訳ないです…

51 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:12:53.64 ID:idmTjoi40
こんばんは>>1す。
ここ数日更新するする詐欺になって申し訳なかったです…
加賀さんsideが書けたので投下します、秋月は口調おかしくても許してください…
では短めですが投下します。

52 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:15:45.79 ID:idmTjoi40
加賀side

加賀「お昼ね…赤城さんはどこにいるかしら…」

赤城「加賀さーん!」

加賀「あら、ちょうど良かった」

赤城「もしかして今終わったとこですか?」

加賀「ええ、ちょうど今、ね。」

赤城「ほんとにちょうどよかったですね!じゃあ行きましょうか!」

加賀「今日もいつもの所に?」

赤城「そうです!」

加賀「そうですか…さすがに気分が高揚します」

〜店の前〜

赤城「あれ?誰か店の前にいますね、何をしてるんですかね?」

加賀「あれは…秋月?」

赤城「声をかけてみましょうか」

加賀「そうね…」

赤城「秋月さん?」

秋月「は、はいっ!?」

赤城「やっぱり秋月さんね、こんな所でどうしたの?」

秋月「一航戦のお二人でしたか…実は外に食べに来たのはいいんですがこんなに食べていいものかと…」

赤城「あら?そんなことで悩んでたんですか?外で話すのもなんですので中でどうですか?」

秋月「いっ、いえ、でも…」

赤城「まぁまぁ、そう言わずに、ね?」

加賀「そうね、それとも私達とお昼は嫌かしら?」

秋月「いえ!そんなことはないですけど…」

赤城「じゃあ一緒に食べましょう?お代は私達が持つから、ね?」


53 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:16:45.84 ID:idmTjoi40
秋月「いえいえ!そんな!お代は私が払いますよ!」

赤城「私達の方が先輩なんだから奢りますよ、ね、加賀さん」

加賀「そうね、気にすることはないわ」

秋月「じゃあ…ご馳走になります!」

赤城「じゃあ入りましょうか!」

大鯨「あら、赤城さんに加賀さんと秋月さん、いらっしゃい!」

赤城「大鯨さん!いつものでお願いします!」

大鯨「はぁい、加賀さんもいつものでいいですか?」

加賀「ええ、お願いします」

大鯨「わかりました!秋月さんはどうしますか?」

秋月「えっと…あの潜水艦おにぎりを一つ…」

大鯨「はぁい、わかりました!」

赤城「秋月さん、そんなに少なくていいんですか?遠慮しなくていいんですよ?」

秋月「いえ!奢って頂くのにそんな…」

赤城「大鯨さん!潜水艦おにぎりじゃなくて伊号定食を!」

大鯨「はぁい、わかりました!じゃあ少しお待ちくださいね」

秋月「えっ、いや!そんないいですよ!」

赤城「ダメですよ?そんなに遠慮ばっかりでは!損をしてしまいますよ?」

加賀「赤城さんの言う通りよ、赤城さんにもう奢らないと言わせるぐらい食べてもいいのよ?」

赤城「私にそこまで言わせたら本物ですね!」

秋月「そういうものなのですか…?」

加賀「ええ、そういうものよ」

大鯨「お待たせしました!」

赤城「来ましたね!」

加賀「そうですね、さすがに気分が高揚します。」

大鯨「いつもの2つと、伊号定食です!」

秋月「えっ、こんな豪華な物をたくさん食べていいんですか…?」

加賀「何を言っているの?食べられる時に食べたい物を食べるのは良いことでしょう?」

赤城「そうですよ、加賀さんの言う通りです!今は昔とは違いますからね、食べたい物を食べられる事に感謝しなきゃダメですね……っと涎が」

加賀「赤城さん、最後ので全部台無しよ」

赤城「あはは…しょうがないじゃないですか!もう我慢できないんです!いただきます!」

加賀「赤城さんは食が関わらなければ基本的に抜け目のない人なのだけれどね…意外でしょ?」


54 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:17:21.83 ID:idmTjoi40
秋月「確かに、ただ鎮守府で過ごすだけならわからないかも知れないですね……それと…あの…言いにくいんですが…」

加賀「どうしたのかしら?」

秋月「加賀先輩も涎が…」

加賀「あっ、しまった…見苦しいところを見せたわね…」

赤城「加賀さんも人の事ばかり言ってられませんね!」

加賀「そうね…」

赤城「普段の加賀さんならこんなとこ見られませんからね、珍しい所を見ましたね秋月さん♪」

秋月「確かにそうかもしれないですね…」

加賀「他言無用でお願いできるかしら?」

秋月「わかりました、じゃあ私と先輩達との秘密ですね!」

赤城「秋月さんも大分慣れてきたみたいですね!」

秋月「はい、おかげさまで!」

加賀「よかったわ、今のあなたの方が私達も話しやすいもの」

秋月「そうですか?」

加賀「ええ、そうね、前の様に肩肘を張られていてはこちらも肩肘を張ってしまうから」

秋月「確かに…そうかもしれないですね…」

赤城「だから秋月さん、他の子達にも同じ様に接してあげてくださいね?」

秋月「はい!」

赤城「そう言えば、加賀さん時間の方はいいんですか?」

加賀「そうね、まだ少しあるけれど遅れたくはないからお先させてもらうわ」

秋月「え?もう食べたんですか?」

加賀「ええ、赤城さんももう食べ終わってるわよ?」

赤城「ゆっくりでいいんですよ秋月さん?」

秋月「お二人とも速いんですね…」

加賀「ではお先に、赤城さん、秋月さん、また食べに来ましょうね?」

赤城「近いうちにまた!その時には秋月さんも誘いますね?」

秋月「ありがとうございます!楽しみにしてます!」

加賀「では、大鯨さん、今日も美味しかったわ、ごちそうさま」

大鯨「よかったです!またいらしてくださいね!」

加賀「ええ、秋月さんと赤城さんと、また」

大鯨「お待ちしております!ありがとうございました!」

加賀(まだ少し余裕があるから急ぐ必要はないわね…ゆっくり行きましょうか)


55 : ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:19:44.53 ID:idmTjoi40
以上となります。
リクエストなどあれば可能な限りやります!質問感想指摘等書いていただけると>>1喜びます!
こんな無能な>>1すがこれからも御指導御鞭撻よろしくです!
……加賀さんが帰った後の赤城と秋月の会話なんかもリクあれば書きます

58 : ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:05:52.76 ID:V6b4O2qx0
こんばんは>>1す。
かなり短いですが更新します。
秋月と赤城の会話はネタが浮かばない時の小ネタでやろうかなとも…まぁ、リクエストが多ければやります。では短いですが投下です。

59 : ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:07:25.91 ID:V6b4O2qx0
〜執務室〜

提督「午後だ、頑張るずい!」

加賀「変なこと言ってないでやりますよ」

提督「あ、そう言えば金剛が来るとか言ってた…」

加賀「金剛とお茶していて執務が終わらなくても手伝いませんからね」

提督「まぁ、それは俺の責任だからいいんだけどね…そんなことにならないように頑張りましょうか」

加賀「ええ、それが一番ですね」

提督「あれってどこに置いたっけ?」

加賀「演習の書類ならそこの棚です」

提督「ん、ありがとう」

加賀「提督、あれは」

提督「あの書類は向こうの棚だよ」

加賀「ありがとうございます」

〜ドアの前〜

金剛(テイトクが気になって早く来てしまったけどあれで伝わってるってすごいネ…)

金剛(なんだかんだ言って加賀はこの鎮守府でもかなりの古株だからネ…その上秘書艦も一番やってるからネー…)

金剛(前に私がやっても全然わかってくれなかったデース…)

金剛(私五番目に来た艦娘なのにネー…」

加賀「誰かいるのかしら?」ガチャ

金剛「あっ」

加賀「金剛、何をしているのかしら?」

金剛「暇だったから来たら早すぎたみたいだったのでドアの前でまってたんデース!」

加賀「そう…いつまでもそこにいるのもなんだから入ってきていいわ」

金剛「いいんですカ?」

加賀「ええ、来てしまったなら仕方ないもの」

金剛「サンキューね加賀!じゃあ今から紅茶を淹れてきマース!」

提督「およ、金剛もう来たのか」

金剛「暇すぎて早く来すぎたんデス!」

提督「なるほど、納得だな」

金剛「テイトク、少し後で席を外してくれますカ?」ヒソヒソ

提督「え?いいけど、なんで?」ヒソヒソ

金剛「加賀に午前中の提督の様子について聞きたいんデス」ヒソヒソ

提督「了解、後でどんな感じだったか教えてね」ヒソヒソ

金剛「もちろんネー」ヒソヒソ

加賀「提督、金剛が淹れ終わるまでに少しでも片付けておきましょう」

提督「ん、そうだね、後で困りたくないしね」

加賀「その通りです」

提督「明後日の演習の旗艦、頼める?」

加賀「ええ、大丈夫です、お任せください」

提督「ありがとう、じゃあ明後日の演習は加賀さん、山城、金剛、北上、赤城、夕張でお願いするよ」


60 : ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:09:04.61 ID:V6b4O2qx0
加賀「わかりました。そろそろ遠征の子達が帰ってきますがそのまま同じ様にでよろしいですか?」

提督「いや、ここ最近ボーキサイトが減ってきてるからボーキサイトを取ってきてもらおうかな」

加賀「わかりました、ではそのように」

提督「うん、ありがとう」

金剛「ヘーイ!テイトク!加賀!紅茶が入ったネー!」

提督「お、ありがとう金剛、一旦お茶にしようか」

加賀「そうですね、そうしましょう」

金剛「どうですカどうですカ?」

提督「うん、いつもどおり美味しいよ、いつもありがとう」

加賀「とても美味しいわ」

金剛「それはよかったネー!

提督「遠征の子達が帰ってくる時間だな、迎えに出てくるよ」

加賀「いえ、私が行きます」

提督「いや、いいよ、ただでさえ最近迎えにも出られてないからね、出られる時に出ないと」

加賀「そうですか」

提督「うん、もしかしたら少し長くなるかも」

加賀「わかりました。」

提督「んじゃあ行ってくる」ガチャ


61 : ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:11:52.93 ID:V6b4O2qx0
と言うことでここで今日は終わりです。
いつも短くて申し訳ないです…
次回は加賀と金剛のトークからと言うことで。
ガチャとか擬音をつけてみたですけどつけてた方が見やすいんですかね…
質問感想指摘にリクエストあれば書いていただけると嬉しいです!
こんな無能な>>1すがこれからも御指導御鞭撻よろしくです!

63 : ◆and2h/yWHc 2015/03/03(火) 00:44:33.33 ID:28BRPvYW0
少ししか書けてませんが投下しようかと…
書ける時間が少なくて書きためも出来ませぬ…
では投下します

64 : ◆and2h/yWHc 2015/03/03(火) 00:45:04.96 ID:28BRPvYW0
金剛「テイトクも席を外したところデ…今日の提督アピール少なくなかったですカ?」

加賀「言われてみれば確かにそうかもしれないわね…金剛の入れ知恵?」

金剛「違いマスヨ…会話を聞いてて思ったことデース!」

加賀「そう…まぁどちらでもいいわ」

金剛「で、ぶっちゃけどうなんですカ?」

加賀「今の提督が?それとも昨日までの提督が?」

金剛「それはもちろん今の提督デス!」

加賀「そうね、信頼は出来るわ」

金剛「そうじゃなくテ!男としてデスよ男としテ!」

加賀「前よりはマシとだけ言っておくわ」

金剛「またまた〜、そんなこと言っちゃっテ…昔憧れていた頃の提督と重なって見えた、違いますカ?」

加賀「さぁ、なんのことかしら」

金剛「隠しても無駄ネー!私にはわかるヨ、加賀の気持ちも、憧れていた人が変わるのを見るのは辛いものネ、特に自分の前でだけ、なんてなると余計ネ」

加賀「それも推測にすぎないわ。確かに憧れていた時期はあったかもしれないけれど、もう昔の事よ」

金剛「あの事があってから、ですカ。しかしあれは提督にはなんの責任もありませんヨ」

加賀「わかっています。わかっていても、別なのよ」

金剛「許すつもりは、ないんですカ?」

加賀「そうね。私が許せる時は、また私が提督に、いえ、彼に憧れている時かもしれないわね」

金剛「そうですカ、難しいものですネ、加賀も、提督も」

加賀「そうね。でも、これが提督が選んだ道でしょう」

金剛「難儀なものですネー…」

加賀「私は、『提督』を信頼しています。しかし、『彼』は別です。」

金剛「提督も、難しい人ネ」

加賀「ええ、そうね」

金剛「加賀、あなたもネ」

加賀「ええ、そうかもしれないわね」


65 : ◆and2h/yWHc 2015/03/03(火) 00:47:54.11 ID:28BRPvYW0
なんか誰得シリアス的展開ですよね…
どうしてこうなった…
フラグ的なものはおいおい提督の過去編みたいな感じで小ネタ番外でやろうかと、リクエストあれば早めに書きますけども…ちゃんと回収できるかな…

指摘感想リクエストあれば書いてくださいな、>>1モチベがうなぎのぼりになりますので。
こんな無能な>>1すが御指導御鞭撻よろしくです!


68 : ◆and2h/yWHc 2015/03/04(水) 01:22:39.80 ID:bkkyEud40
すみません今日は更新無しです、申しわけない…
いずれ提督過去編と赤城と秋月の会話についてはやります。
リクエスト等いつでもどうぞ。
なんかちょいちょい安いシリアス挟まることになるかもしれませんがお許しを…
ではまた明日

69 : ◆and2h/yWHc 2015/03/07(土) 13:06:44.43 ID:wR8F5BIj0
ここ数日生存報告もなしで申し訳ないです、またしばらく更新できそうにないので報告しておきます。
読んでくれてる人はいるのかな?
ではまた

72 : ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:47:24.85 ID:jXk+P6ih0
お久しぶりです>>1す!
少な目ですが更新しようかと。
見てくれてる人がいてくれてほんとに嬉しかったです!ありがとうございます!!投下後にアンケートを取りたいと思いますので良ければご協力をお願いできればと思います。

73 : ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:51:23.26 ID:jXk+P6ih0
提督「ただいま〜」

金剛「提督、早かったネ?」

提督「いやー、弥生にまだ執務終わってないなら早くやって後で間宮さんのとこに連れてってと言われたもんでなぁ」

加賀「弥生らしいわね」

金剛「じゃあ私はここで失礼するネー」

提督「ん、そうか、紅茶美味かったぞ、ありがとう」

加賀「金剛」

金剛「どうしたんですカ加賀?」

加賀「……今度、お茶をしに行きましょう」

金剛「Oh!お茶ですカ!いいですネ!ではいつにしますカ?」

加賀「それは、近いうちに」

金剛「わかりましタ、都合のいい時に呼んでくださいネ!」

加賀「ええ、わかったわ」

金剛「じゃ、提督も加賀も頑張ってネー!」

提督「うん、また来てね〜」

金剛「もちろんネー!じゃあsee you again!」バタン

加賀「提督、執務を再開しましょう。」

提督「いや、加賀さんは休んでていいよ、顔色も良くないし」

加賀「いえ、大丈夫よ、手伝います。」

提督「ダメだって、休んでてよ。かなり無理してるでしょ」

加賀「いえ、そんなことは」

提督「命令、休んでて。」

加賀「…わかりました」

提督「隣の仮眠室使っていいからね」

加賀「わかりました、では休ませていただきます」

提督「うん、ゆっくり休んで」

加賀「では失礼します」バタン

提督(加賀さんが顔色悪いなんて珍しいな、金剛が昔の話でも振ったかな)

提督「まったく、どうしたもんだかね」

提督「さて、加賀さんが戻って来るまでに残りを終わらせとこうかな」


74 : ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:52:25.85 ID:jXk+P6ih0

〜2時間後〜

提督「終わった…一人はやっぱ辛い、精神的にも…」

提督「加賀さん起こして終わりにしようかね」

〜仮眠室〜

提督「加賀さん起きてるー?」ガチャ

提督「まぁ、寝てるよね」

提督「加賀さん、終わりの時間だよー」

加賀「赤城さ……提督でしたか」

提督「うん、書類とかも片付けたし今日は終わろうかとね」

加賀「そうですか。」

提督「うん、だいぶ顔色も良くなったみたいだしよかったよ」

加賀「お気づかいありがとうございます」

提督「いえいえ、じゃあお先に」

加賀「お疲れ様でした」

提督「加賀さんもお疲れ様」バタン

加賀「…少し、昔に戻ったような感じがするわね」


75 : ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:55:28.18 ID:jXk+P6ih0
少な目ですがここまでで。
この後ですが食堂と鳳翔さんのお店、どちらの展開がいいですかね?どちらを選んでもその後弥生達と間宮さんのところに行くことになりますが、意見頂ければと。
こんな>>1すが御指導御鞭撻宜しくお願いしまします。
感想指摘リクエストなんでもどうぞ。むしろしてください、>>1モチベーションが鰻登りになるので…

80 : ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 01:42:33.92 ID:DiGsfeAB0
こんばんは>>1す。
少なめですが更新します。いつも少なめで申し訳ないです。では投下します

81 : ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 01:43:21.74 ID:DiGsfeAB0
〜居酒屋鳳翔〜

提督「こんばんは〜」ガラガラ

鳳翔「あら、提督今日は早いですね?」

提督「後で弥生達と間宮さんのとこにいく約束してるからね」

鳳翔「あら、そうなんですか?じゃあ何か軽い物をお作りしますね」

提督「うん、お願い」

鳳翔「今日はどうだったんですか?」

提督「言われた通りにしてみたけどどうなんだろうね、わかんないや」

鳳翔「少なくとも前よりは好印象だと思いますよ?」

提督「そうかねぇ…まあ多分そうなんだろうけどね」

鳳翔「こういったことは焦らず急がずゆっくりと、ですよ」

提督「やっぱりそうだよね…」

鳳翔「ええ、そうですよ。焦って急ぐと失敗しますからね?」

提督「肝に銘じておきます…」

鳳翔「はい、お待ちどうさまです」

提督「おお、美味そう…いただきます」

鳳翔「いかがですか?」

提督「うん、美味しいよ、さすが鳳翔さんだ」

鳳翔「よかったです!」

提督「そう言えばそろそろ酒飲み共が来そうな時間かな?」

鳳翔「そうですね、そろそろ隼鷹さんか千歳さんあたりが来そうですね」

提督「ふむ…来る前に帰らないと呑みに連れて行かれそうだな」

鳳翔「そうですね、弥生ちゃん達との約束もありますしそろそろ戻った方がいいんじゃないですか?」

提督「そうだね、じゃあ今日は帰るよ、美味しかったよご馳走様」

鳳翔「はい、ありがとうございました」

提督「んじゃあまた明日ね」

鳳翔「はい、お待ちしてます」

〜甘味処間宮〜

弥生「司令官、遅いです」

提督「や、ごめんごめん、酒飲み共に絡まれてさ」

弥生「そうですか、お疲れ様でした」

提督「うん、ありがとう、じゃあ入ろうか」

提督「こんばんは〜」

間宮「あら、提督さん珍しいですねお店まで来てくれるなんて」

提督「本当に久しぶりですね、中々来れなくてすみません」

間宮「いいんですよ、提督さんも忙しいでしょうしね?」

提督「そう言って頂けると助かります…」

間宮「それよりも向こうに待ってる子達がいるので早く行ってあげてくださいな」

提督「そうですね、ありがとうございます、弥生行こうか」

弥生「楽しみです…」


82 : ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 01:45:42.26 ID:DiGsfeAB0
ここまでです、短くて本当に申し訳ないです…
レスくれた方ありがとうございました!!モチベーションは上がってます!!時間はなかなかありませんけど!
ということで次回は弥生たちとの会話になりますので。
これからもこんな>>1すが御指導御鞭撻よろしくです!
感想指摘リクエストなんでもどうぞ!>>1モチベーションは上がって上がっていきますので!!

85 : ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 22:19:55.31 ID:DiGsfeAB0
申し訳ありません今日は更新なしです、明日は更新します。
読んでくれている方、いつもありがとうございます。休みばかりで申し訳ありません

87 : ◆and2h/yWHc 2015/03/16(月) 23:15:29.10 ID:5AXAoIPy0
ども>>1す。
また暫く更新出来なさそうです申し訳ない…
更新予告ない方がいいんですかね?
まぁ、今後はしない方向でまったりやっていきます。
たまに更新しに来るかもです

88 : ◆and2h/yWHc 2015/03/16(月) 23:15:55.48 ID:5AXAoIPy0
ども>>1す。
また暫く更新出来なさそうです申し訳ない…
更新予告ない方がいいんですかね?
まぁ、今後はしない方向でまったりやっていきます。
たまに更新しに来るかもです

91 : ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:02:13.95 ID:aVHvmE1u0
こんばんは>>1す。
少し書けたのでにょろっと更新しておきますね、口調がおかしいかもしれませんがお許しください

92 : ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:06:31.55 ID:aVHvmE1u0
天龍「お、提督遅かったじゃねぇか」

提督「酒飲み共に捕まったんだよ…」

天龍「そりゃご愁傷様だな…」

提督「みんなもう頼んだのか?」

天龍「いや、卯月待ちなんだよ。卯月?」

卯月「うーちゃんこれにするぴょん!」

弥生「結局いつもの…」

天龍「んじゃあ頼むぞ。間宮さーん、いつのもを全員分ー」

提督「あ、俺コーヒーで」

間宮「はーい、少しお待ちくださいねー」

提督「いつもので通るあたり結構通ってるな?」

卯月「みんな間宮さんのアイスは大好きぴょん!!」

吹雪「そうですねぇ、大規模作戦なんかの時には司令官が全員分用意してくれますからねー」

提督「まぁ、さすがにいつも全員分用意は出来ないからな…」

漣「ご主人様はケチですねぇ」

提督「ケチとかのレベルじゃないから!!」

龍田「天龍ちゃん遅れてごめんね、あら、提督お久しぶりです」

提督「お、久しぶりだな龍田」

龍田「うちの提督さんはなかなか顔出してくれませんからね〜」

提督「そう言うなって…この前の大規模作戦関連の書類が多くて忙しいんだよ…」

龍田「あら〜?そんなお忙しい提督がこんなとこでお茶会してていいんですか〜?」

提督「うぐっ…ま、まぁ、優秀な秘書がいるから…」

天龍「まぁまぁ龍田、その辺りにしといてやれよ」

龍田「そうね〜、天龍ちゃんもそう言ってるし〜」

提督「天龍ありがとう…」

天龍「いいってことよ」

提督「ま、みんな集まったしいつも言えてないお礼を言うよ。みんないつもありがとう、おかげで助かってるよ」

弥生「これが私達の仕事ですから…」

卯月「そうだぴょん!それにいつも天龍と龍田がアイス奢ってくれるから頑張れるんだぴょん!」

提督「ほう、そうか…」

漣「ケチなご主人様と違って太っ腹なんですよ?」

提督「ケチ言うな!」

漣「じゃあ次の大規模作戦の時はいいのを頼みますよ?」

提督「……仕方ない」

漣「キタコレ!!さすがご主人様!」

吹雪「漣ちゃん、欲張りすぎないの!」

漣「またまたー、吹雪さんも顔緩んでますよ〜?ご主人様がいるからですかねぇ〜?」

吹雪「そうかもしれないけどそうじゃない!!」

提督「何その曖昧なの…」

吹雪「と、ところで司令官!加賀さんとはどうなんですか!!」


93 : ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:09:27.35 ID:aVHvmE1u0
提督「どう、と言われてもねぇ…」

漣「いつも通りご主人様が罵られて喜んでるんですか?」

提督「喜んでないから!!ないよね…?」

吹雪「疑問系にしないでください…」

提督「まぁ、今度執務室にお茶でもしに来ればいいよ、金剛と」

天龍「お、そりゃいいな」

提督「まぁ、しばらくしたら遠征の頻度も落とすつもりだしその時にでも、な?」

弥生「金剛さんの紅茶は好きです」

提督「お、そうなの?」

卯月「弥生は結構紅茶が好きなんだぴょん!!」

提督「へぇ、それは知らなかったな…」

吹雪「司令官はコーヒーでしたよね、いつも」

提督「そうだな、今でもそうだし」

吹雪「しかも微糖、砂糖の量も決めてましたしね…」

天龍「懐かしいなぁ、俺がコーヒー入れてた時期もあったもんだ」

漣「あの頃のご主人様は右も左もわからない新米でしたからねー」

提督「全くだ…」


94 : ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:12:36.02 ID:aVHvmE1u0
弥生「昔の話…ですか?」

提督「ん、弥生が来る少し前の話ぐらいだよ」

吹雪「弥生ちゃんも結構長いですよね」

提督「そうだなぁ…というかここにいるのは割と昔からいる子だろ?」

漣「まぁ、そうですね」

提督「昔、か。つい最近のような気がするけどな」

龍田「そうね〜、もう2年も前の話かしら〜」

提督「2年か、もうそんなに経つのか」

吹雪「そうですね…」

天龍「あの頃は俺もまだまだ青かったな…」

提督「大破なのに進撃させろだのフフ怖だの言ってたなぁ…」

弥生「私、もう一回フフ怖が聞きたいです」

提督「天龍が新しい子来てもフフ怖言わなくなったしなぁ…」

卯月「歓迎の恒例行事みたいな物だったぴょん…」

提督「懐かしいな…」

吹雪「司令官、時間はいいんですか?」

提督「ん、こんな時間か、昔話に花を咲かせすぎたか」

弥生「司令官、帰るんですか?」

提督「うん、明日朝が早くてね、早めに寝ないと」

吹雪「司令官は朝が苦手ですからね…」

提督「その通りです…」

漣「じゃあご主人様、今度お茶しに行きます!」

提督「ん、待ってる」

天龍「んじゃあな、提督」

提督「おう、またな、みんな風邪引くなよー」

〜店の外〜

間宮「提督、久しぶりに話してどうでした?」

提督「ま、やっぱ楽しいもんですね」

間宮「あの子達だけじゃなくてほかの子達の所にも行ってあげてくださいね?」

提督「ええ、そのつもりですよ。あと、今日の代金です」

間宮「ありがとうございます。提督?これ多いですよ?」

提督「もし足りなかった時用ですよ、足りたら次のあいつらが来た時にでもそこから払ってください」

間宮「はい、わかりました!」

提督「んじゃあ、また来ます」

間宮「はい、お待ちしています!」

〜暫く後〜

天龍「間宮さん、お会計〜」

間宮「提督から頂いてますよ」

天龍「そうなのか?」

間宮「ええ、次に天龍さん達が来た時に払う分も一緒に」

天龍「提督、かっこいいことしてくれるじゃねぇか」


95 : ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:14:49.33 ID:aVHvmE1u0
以上です。
読んでくれている方いて待ってくれてる方いてほんとに嬉しいです…
また書けたらにょろっと更新しに来ます。
こんな>>1すが御指導御鞭撻よろしくです!!
感想指摘リクエストなんでもお願いします!
では!

98 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 03:22:54.52 ID:8GGNi7IcO
吹雪だろ?

100 : ◆and2h/yWHc 2015/03/24(火) 23:04:44.38 ID:nkgPsaok0
ども、皆様。>>1す。
この後の展開ですけど、日常を過ごすか、提督と加賀の問題を解決するか、どちらがいいですかね?
日常ならしばらく今までと同じ感じになりますが解決するなら少しずつ加賀がデレてくれたりくれなかったりします、ほぼデレてくれない方針は貫きますが。
なにか質問があれば受けますが意見聞かせていただければと…無能な>>1申し訳ない…
ちなみに最古参は>>98んの通り吹雪です。

108 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:56:04.35 ID:v4L5K13P0
どうも>>1す。時間あって書けたので投下していきます。意見の多かった解決√になります。ノリで書きすぎた所多くて色々アレですがお付き合い下さい、では投下していきます。

109 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:57:37.33 ID:v4L5K13P0
提督私室〜

提督「朝か…」

提督「最近はあの夢は見ていなかったのにな、昨日昔の話をしたからか…」

提督「早いけど執務室に行くとしよう」

〜執務室〜

加賀「提督、今日は早いですね」

提督「加賀か、そっちこそ早いな」

加賀(加賀、ですか)

提督「どうした?」

加賀「いえ、なんでもありません。早く目が覚めただけです」

提督「そうか、じゃあ早く始めて早く終わろうか」

加賀「ええ、そうしましょう」

加賀(呼び方が昔に戻っているし喋り方も昔みたいね、大方昔の夢でも見たんでしょうね)

提督(加賀がいつもと少し違うようだな、何と言うか、昔の様な。昔の夢でも見たのか…)

提督「悪い、少し出てくる」

加賀「いつ頃お戻りになりますか?」

提督「昼前には戻ると思う、戻って来なかったら適当な所で切り上げて昼休憩でもしてくれ」

加賀「わかりました」

提督「頼んだ」ガチャ

〜港(提督side)〜

提督「どうにも、ここに来なきゃいかん気がしたなぁ…」

提督「話し方とか、昔に戻ってたかもな…」

提督「2年か…長いようで短かった、でもはっきりと覚えてる。あの時のことは、嫌な程鮮明に」

提督「あの頃は何もわからなかったし知らなかった、本当に新米だった。」

提督「忘れられない、いや忘れてはいけないのか」

提督「あの時のことは、絶対に」

吹雪「またそれですか司令官」

提督「吹雪、いつからそこに?」

吹雪「私はもう、ここにはいませんよ」

提督「どういうことだ…?」

吹雪「司令官は、2年前から、ずっとここにいるままです」

提督「…そんなことはないよ」

吹雪「いいえ、そうです。ここに縛られたまま。新しく来た子ならわからないですけどね、私なら、2年前を経験してる私達なら、わかります」

提督「…ここに、縛られているとして、何か悪いのか」

吹雪「悪いですよ」


110 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:58:46.31 ID:v4L5K13P0
提督「なんでだよ…」

吹雪「司令官は、今の司令官は私の司令官じゃありません。いえ、私にとってだけでなく、2年前を経験した私達にとっても、加賀さんにとっても」

提督「……なら、どうしろと言うんだよ」

吹雪「自分を、司令官自身を許してあげてください」

提督「……無理だ。あれは俺の過失だった、事故なんかでもない。想定外の事態なんかでもなかった。」

吹雪「違います。司令官の責任じゃありません」

提督「違う、俺の責任だ。もっと注意深く考えていれば、もっと違う結果を…」

吹雪「いい加減にしてください!いいですか司令官!あの子は!電は!そんなこと望んでいません!いつまでも逃げないでください!」

提督「逃げてなんかないさ、逃げてなんか…」

吹雪「司令官は逃げてますよ!電がいない現実から目を逸らして!2年前に縛られて!挙句喋り方なんかも変わって!」

提督「喋り方関係あるか…?」

吹雪「ありますよ…わかってますよ。そうやって艦娘と自分の距離を離そうとしている事も」

提督「……けど加賀とは」

吹雪「そもそも昔の司令官のままなら加賀さんとはこんな関係になんてなってません。これも距離を離そうとしていますよ」

提督「けど、色々相談なんかもしてるぞ」

吹雪「そうですね。でも司令官はまた前の様に戻りますよ。きっと」

提督「……そんなことは」

吹雪「ないと言いきれますか?言い切れませんよね」

提督「だがそれは吹雪も同じじゃないのか?」

吹雪「そうですね。でも、わかります」

提督「なんでだよ」

吹雪「司令官の初期艦だからですよ。伊達に鎮守府最古参じゃありませんから」

提督「初期艦だから、ね…」

吹雪「ええ、そうですよ」

提督「……なぁ、吹雪、俺はどうしたらいいんだ」

吹雪「そんなことをわからない司令官じゃないでしょう?」

提督「ああ、そうだな、けど俺はお前の、吹雪の口から聞きたい」

吹雪「司令官、それは私の口から言うべきことではないです。もし、誰かに言って欲しいのなら、それは電の口から言ってもらうべきです。もう一度」

提督「もう一度…か」

吹雪「行きましょうか、電のところに」

提督「……ああ」


111 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:59:50.56 ID:v4L5K13P0
〜山奥の家〜

吹雪「電ちゃーん、来たよー!」ピンポーン

電『ちょっと待ってて欲しいのです。すぐ開けるのです!』

吹雪「はーい」

電「吹雪ちゃんお久しぶりなの…です…?」ガチャ

提督「…久しぶりだな、電」

電「司令官さん…」

吹雪「電ちゃん、頼みがあるの」

電「頼みってなんですか?」

吹雪「司令官に…2年前のあの時、言ったことをもう一度、言って欲しいの」

電「あの時言ったこと、ですか」

吹雪「うん。ごめんね、思い出させるようなことを…」

電「いいのです吹雪ちゃん。司令官さんに今、必要な事なんですよね?」

提督「……ああ、頼む電」

電「わかったのです。では、『司令官さんは何も悪くないのです。何一つ、だから、自分を責めないでください。自分を許してあげてください。私のお姉ちゃん達やみんなをお願いするのです。私は信じています司令官』」

提督「電…ありがとう、そして、すまなかった…」

電「それは、私がこうなってしまったことにですか?それとも、今までの自分の不甲斐なさですか?」

提督「…両方だ、そして何よりもお前が信じてくれた俺でいられなかったことに、だ」

電「司令官さん、許してあげられますか?自分自身を」

提督「……どうだろうな。けど、もう逃げないよ」

電「そうですか、それならそれでもいいのです。司令官さんに自分自身を許せ、なんて言っても無理だと思ってはいたのです。」

提督「じゃあ、なんで…」

電「言わなければ司令官さんは逃げ続けると思ったからなのです。」

提督「そう…だな…」

電「時には逃げていいんです。でも逃げ続ける事はダメなのです。いつまでも止まっていてはダメなのです。前に、前へと進んでください」

提督「ああ、わかったよ。ありがとう電」

電「どういたしまして、なのです。あと、たまにでいいですからここにも来てくださいね?寂しかったんですよ?」

提督「ああ、来るよ、必ず」

電「約束なのです、電との」

提督「ああ、約束だ」

吹雪「司令官」

提督「ああ、もう大丈夫だ」

吹雪「電ちゃん、ありがとうね」

電「いえいえ、なのです」

提督「鎮守府に戻ろうか」

吹雪「ええ。電ちゃん、また来るね!」

電「はい、楽しみにしているのです!」

吹雪「じゃあ、またね!」バタン

吹雪「司令官、答えは出ましたか?」

提督「ああ、出たよ。お陰でな。ありがとう吹雪」

吹雪「まだ早いですよ司令官、最後まできちんと終わらせましょう」

提督「…ああ、これからを進むためにも、きちんと、な」

吹雪「加賀さんのためにも、司令官のためにも、電ちゃんのためにも」


112 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:01:34.88 ID:v4L5K13P0
〜執務室(加賀side)〜

天龍『おーい、いるか?』

加賀「天龍、どうしたの?」

天龍『少し話がしたくてな』

加賀「今提督はいないわ」

天龍『知ってるよ。俺は加賀と話がしたいんだよ』

加賀「私に話が?いいけれど」

天龍『とりあえず中に入ってもいいか?』

加賀「ええ、どうぞ」

天龍「お邪魔しまーすっと」ガチャ

加賀「それで、話とは何かしら?」

天龍「まぁ、そう急ぐなよ。何か飲むか?」

加賀「いえ、いいわ」

天龍「そうか、まぁコーヒー入れるから少し待っててくれよ」

加賀「まぁいいけれど」

天龍「なぁ、今日が何の日か、わかるか?」

加賀「今日が何の日か、ね。」

天龍「ああ、思い当たることはあるだろ?」

加賀「……ええ」

天龍「あの時から2年だ、丁度な」

加賀「もう、そんなに経ったのね」

天龍「ああ、時の流れってのは早いもんだ。あの時から加賀、あんたは変わったな」

加賀「……変わらなかった人の方が少ないんじゃないのかしら?」

天龍「まぁ、そうかもしれねぇな。けど、俺が思うに特にあんたと提督は変わったよ」

加賀「…そうかしら」

天龍「ああ、そうだよ。まぁ2年前を経験してない奴はわからないだろうがな」

加賀「でも、何が変わったと言うのかしら」

天龍「何が、か。提督への感情か、提督へ向ける気持ちか、そんな所だろうな。もちろんそれだけじゃないがな」

加賀「…今の提督は提督じゃありませんから」

天龍「まぁ、それは俺も認めるけどな。けどそれ無しにしてもあんたは提督を許せてねぇだろ?」

加賀「…どうでしょうね」

天龍「まぁ、許せない気持ちがわからないわけではないけどな、特に加賀、あんたにとって電はとても大事な存在だったしな」

加賀「ええ、そうね。電は、私にとってとても大事な存在だったわ」

天龍「あれが提督のせいじゃないとわかってても許せない、そうだろ?」

加賀「……そうね」

天龍「その上提督は逃げ続けて昔の提督なんて見る影もない、なんてことなら余計にな」

加賀「…提督は、強い人でした。失敗しても失敗しても立ち上がって、私達を信じて、時に自分に力がない事を悔やみながらも誰も失わないように努力してくれました」

天龍「ああ、その通りだ、誰よりかっこいいと思ってるよ。今でもな」


113 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:05.15 ID:v4L5K13P0
加賀「私も…そんな提督に憧れていました。しかし、今の提督は、ただ逃げているだけ」

天龍「ああ、全くその通りだ」

加賀「今の提督を許せと言われても、私には無理です。ただ逃げているだけの弱い提督を許すことはできません」

天龍「加賀、あんたの気持ちはよくわかったよ。今、提督のとこに吹雪が行ってるんだ」

加賀「吹雪が?」

天龍「ああ、吹雪がな。あいつは初期艦だ、鎮守府の最古参だ、誰よりも提督の事をわかってるだろうさ。」

加賀「…そうですね、その通りです」

天龍「そろそろ、提督も決着付けるだろうよ」

加賀「そうですかね」

天龍「ああ、絶対にな」

加賀「…なぜ絶対だと言い切れるんですか」

天龍「腐っても俺達の提督だからだろ。確かに提督は変わった。けど根っこは変わってないはずだろ?もしも根っこから変わっちまったんならもう俺は提督には着いていかねぇよ」

加賀「提督だから…ですか」

天龍「ああ、提督だからだ」

加賀「そうですか」

天龍「なぁ、加賀、あんたも提督を許してやろうぜ。あいつは戻って来る、必ず。だから、な?」

加賀「……私には、許せるかどうか、わかりません」

天龍「今すぐじゃなくてもいいさ、けどいつかは許してやれるように、な」

加賀「いつかは…ですか」

天龍「ああ」

加賀「…わかりました。善処します」

天龍「それでいいさ、さて、提督のお帰りだ。俺は失礼させてもらうぜ」ガチャ

加賀「…天龍、ありがとう」

天龍「なに、いいってことよ。じゃあな」バタン


114 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:55.82 ID:v4L5K13P0
〜執務室前〜

天龍「スッキリしたような顔だな、提督さんよ」

提督「ああ、おかげさまでな」

天龍「そりゃあ良かった」

提督「…天龍、ありがとう」

天龍「それはきちんと全部終わらせてから聞かせろよ」

提督「…了解した」

天龍「頑張れよ」

提督「ああ、もちろん」ガチャ

〜執務室〜

提督「加賀」

加賀「なんですか?」

提督「2年も世話かけたな」

加賀「全くです」

提督「すまなかった」

加賀「……許しませんよ」

提督「それでいい」

加賀「何か、分かりましたか?」

提督「ああ、色々とな」

加賀「そうですか、ならいいです」

提督「なぁ加賀」

加賀「なんですか?」

提督「俺と結婚してくれ」

加賀「お断りします」

提督「それでいい」

加賀「何を笑っているんですか気持ち悪い」

提督「スッキリしたよ、色々とな」

加賀「……提督」

提督「なんだ?」

加賀「しばらく、待ってください。私が、貴方を許せるようになるまで」

提督「ああ、いつまででも待つさ、いつまででもな」

加賀「……ありがとう、ございます」


115 : ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:06:58.19 ID:v4L5K13P0
以上ですね。
ノリで書きすぎたと言うかなんというか…
ハチャメチャなところもありますがお許し下さい。
意見感想質問リクエストなんでもどうぞ、>>1モチベーションは上がっていきますので!
次回更新の時にはこの前日の吹雪と天龍の話と提督と加賀が話してる間の話でもと思います。では次回更新で!

117 : ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 00:45:37.81 ID:eLbBPnZL0
昨日予告したもの、短編的な感じですが書けたので投下します。

118 : ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 00:46:34.93 ID:eLbBPnZL0
吹雪「天龍さん、少しいいですか?」

天龍「おう、どうした吹雪?」

吹雪「明日が何の日か、わかりますよね?」

天龍「ああ、もちろん」

吹雪「明日、司令官は必ず港に行きます。その間に加賀さんと話をしてくれませんか?」

天龍「おいおい、少し待てよ、ちゃんと1から話してくれよ」

吹雪「あ、そうですね。では、まず明日、司令官を昔の司令官に戻そうと思います」

天龍「ほう、どうやってだ?」

吹雪「話をします。港で。そしてきっと電の所に行く事になると思います。そして電と話をして、司令官ならきっと、きっと戻ってくれます」

天龍「……確かに、あいつなら戻るはず、だな」

吹雪「ええ、ですから私と電が司令官と話している間に加賀さんと話をしていて欲しいんです」

天龍「話すっつっても何を話せばいいんだ?」

吹雪「話す内容については天龍さんに任せます」

天龍「おいおい任せるって言われたってよ…」

吹雪「天龍さん、加賀さんに思うところが無いわけではないでしょう?」

天龍「…まぁ、な」

吹雪「それを話してくれればいいんです。天龍さんだから頼めることなんです。お願いできますか?」

天龍「…そこまで言われちゃあやらない訳にはいかねぇな!天龍様に任せとけ!」

吹雪「ありがとうございます天龍さん!」

天龍「なに、いいってことよ!その代わり、提督のこと、頼むぜ?」

吹雪「はい!任せてください!」

〜翌日、執務室前廊下〜

吹雪「天龍さん、ありがとうございました」

天龍「おう、提督の方も上手くいったみたいでよかったよ」

吹雪「加賀さんの方も、上手くいったみたいですね?」

天龍「ああ、まぁ出来ることはやったよ」

吹雪「やっぱり、あの二人がお似合いですね…」

天龍「ああ、そうだな…」

ーケッコンシテクレ
ーオコトワリシマス

吹雪「あらら、振られちゃいましたよ司令官」クスッ

天龍「ま、あいつららしいと言えばあいつららしいな」クスッ

吹雪「もう、大丈夫ですかね」

天龍「ああ、あいつらなら大丈夫だろうさ、きっとな」

吹雪「じゃあ、見つかる前に退散しましょうか」

天龍「ああ、退散するとしよう」


119 : ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 00:49:02.06 ID:eLbBPnZL0
ほんとに短かった…
まぁお許しをw
そろそろキャラ表と言うかそんな感じなのをだそうかとも思ったんですがどうですかね?
感想意見指摘リクエスト是非お願いします。1レス毎に>>1モチベは見違えるほど上がりますので、ではこれからも御指導御鞭撻よろしくです!では!

121 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/27(金) 11:31:36.52 ID:3DKsEZVYO
結局電はどうなったん?
沈んだ訳じゃないんだろうけど

124 : ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 13:57:33.18 ID:eLbBPnZL0
電について色々あるようですが、結論から言うと生きてます!生きてますよ>>121ん!
まぁ、退役したような感じです。
なんとなくまとめておいたキャラ表的なもの、置いておきますね。
追加して欲しいキャラなんかは言ってもらえれば追加します。

125 : ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 13:58:19.31 ID:eLbBPnZL0
キャラ紹介

提督
鎮守府提督。加賀単婚提督。鎮守府全体から信頼され慕われている。加賀love。プロポーズまてしているが一度断られている。

加賀
秘書艦。建造されてからほぼ秘書艦を務めている。唯一のケッコンカッコカリをしている艦娘である。プロポーズされてガチ結婚も少しずつ考え始めている。

吹雪
初期艦。ある意味提督の事は加賀よりもわかっている理解者。アニメ主人公になってとても嬉しかった様子。二期も主人公になれるかが最近の悩み。


2番目に来た艦娘。2年前の事故の被害者であり怪我で退役し今は山奥の家で暮らしている。下半身不随のため車椅子を使っている。最近ゲームを始めてハマっている模様。

天龍
フフ怖。3番目に来た艦娘。駆逐艦から戦艦まで艦種を問わず人気。今でもたまにフフ怖と呼ばれる。でもなんだかんだ頼れる。最近はアニメ二期では出れるように策を練っている。

山城
初めて来た戦艦であり4番目に来た艦娘。出撃も無くて暇している。大抵北上とだらだらしている。アニメ吹雪が赤城にべったりで少し妬いていた。

金剛
5番目に来た艦娘。言わずと知れた提督love。自分では無理だと思っているので加賀を応援している。最近は紅茶よりもコーヒーに凝っているらしい。

赤城
6番目に来た艦娘。趣味は食べ歩き。自分で料理を作ることを覚えた。良く鳳翔と間宮に料理を教えてもらっている。最近秋月と仲がいい。

鳳翔
夜は居酒屋鳳翔を開いている。酒飲み共の溜まり場。出される料理は絶品である。昼間は空母達の鍛錬の監督をしていたりする。小さい菜園を作って野菜を育てたりその野菜を使った料理教室を開いたりなんかもしている。

間宮
甘味処間宮を開いている。駆逐艦達の憩いの場。たまに戦艦達も甘い物を求めてやってくる。最近伊良湖が入ってきて新人の教育に力を入れている。たまに変な創作甘味を作る。


126 : ◆and2h/yWHc 2015/03/29(日) 20:26:13.35 ID:ECP/mUFv0
こんばんは>>1す。
ネタが浮かばないんで少しネタ募集したいです…
やって欲しいネタシチュ書き込んでいただければ、と…
やれる限り頂いたネタはやろうと思います。
こんな>>1申し訳ない…では

129 : ◆and2h/yWHc 2015/03/30(月) 00:20:15.44 ID:UEZ1/9OU0
少し書けたんで投下して行きますねー

あと、断言しますが自然消滅させる気はないです、完結させます。どんなに酷評されても終わらせます。
ネタ募集は完結までの繋ぎと言いますか、そんな感じのつもりでした。ネタ募集で集まったネタをやりつつ少しずつ加賀の好感度をあげて…って感じです。
まぁとりあえず少しですが投下しますね

Comments are closed.

Post Navigation