長門「強力な惚れ薬、悪用しないで欲しい」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:04:01.91 ID:E+OSoHB70
キョン「…これが惚れ薬なのか?」

長門「そう、これを飲んだ人物があなたを好きになるように作ってある」

キョン「なるほど、わかったちょっとだけ借りるぞ」

長門「くれぐれも悪用しないで欲しい」

キョン「わかってるよ、ただちょっとこの薬でいろんな女子に好かれてエッチな体験をしてくるだけだ」

長門「…」


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385409841/


13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:07:30.19 ID:E+OSoHB70
キョン「朝比奈さん、どうしたんですか?」

みくる「ちょっと最近疲れてて」

キョン「そうだ、いい栄養剤ありますよ」

みくる「栄養剤?」

キョン「はい、これなんですけど」

みくる「カプセルタイプなんですね」

キョン「これ一粒で元気でますよ」

みくる「ありがとう、飲んでみますね…ゴクッ」

キョン「…」

みくる「何だか元気がでてきました!」

キョン「はい」

みくる「それじゃ放課後部室で」

キョン「え…ええ」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:09:20.35 ID:E+OSoHB70
キョン「長門、どういうことだ?」

長門「おそらく未来からきた朝比奈みくるは、現代の人間とは違う抗体を持っている模様」

キョン「じゃあ惚れ薬が聞かないってことなのか?」

長門「そう」

キョン「…しかたない、それじゃほかの奴に試してみるか」

長門「くれぐれも悪用は」

キョン「わかってるって、童貞を卒業するために使うだけだ」

長門「…」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:12:40.25 ID:E+OSoHB70
朝倉「あら、どうしたの?」

キョン「朝倉、お前昨日休んで無かったか?」

朝倉「ちょっと風邪気味だったのよ」

キョン「病院にはいったか?」

朝倉「一日家で休んでたら治ったわ」

キョン「そうか、ならこの薬を飲め」

朝倉「これは・・・」

キョン「風邪薬だ、一粒飲めばもう風邪をぶり返すことはないぞ」

朝倉「…そう、わかったわ、飲んでみるわね」ゴクッ

キョン「…」

朝倉「ありがとう、次の授業は体育だから遅れないでね」

キョン「え?」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:14:47.44 ID:E+OSoHB70
キョン「おい、どういうことだ!」

長門「朝倉涼子には効果はない、朝倉涼子も対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」

キョン「何!?」

長門「これは人間用に作られた惚れ薬」

キョン(朝倉も人間じゃなかったのか…」

長門「人間相手ではないと効果はない」

キョン「というとお前にも効果はないのか」

長門「そう」

キョン「…本当にこの惚れ薬効果あるのか?」

長門「ある」

キョン「身近な誰かで試してみるか」


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:16:51.36 ID:E+OSoHB70
キョン「いやー、最後の授業だな」

ハルヒ「何よ」

キョン「お前最近喉が痛いと言ってなかったか?」

ハルヒ「そうだけど、どうしたの?」

キョン「はいこれ、喉に効く薬だ」

ハルヒ「ふぅーん」

キョン「飲め」

ハルヒ「私はいいわ」

キョン「どうしてだ?」

ハルヒ「私、風邪とかは薬に頼らず自力で治すタイプなのよ…そうだ、国木田ちょっときて」

国木田「どうしたの?」

ハルヒ「あんた喉痛いって言ってたわよね、キョンが薬をくれるって」

国木田「本当?ありがとう」


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:20:33.72 ID:E+OSoHB70
ゴクッ

キョン(しまった)

ハルヒ「どう?」

国木田「うん、なんか心なしか効いてきたみたい」

キョン(国木田が惚れ薬を飲んでしまった…俺に惚れるのか?)

国木田「あーあーあー」

ハルヒ「結構よくなったんじゃない?」

国木田「そうかな?」

キョン(国木田か…でもこいつ結構可愛いからな、悪い気はしないかも)

国木田「キョンありがとう」

キョン「おっおう」

国木田「それじゃ」

キョン「え?」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/26(火) 05:23:48.55 ID:E+OSoHB70
キョン「どういうことだ、国木田に効かなかったぞ!」

長門「…」

キョン「いや、国木田に飲ませたわけじゃないんだ、ハルヒにやったら国木田に渡しやがっただけだ」

長門「あの薬は異性に対して効果がある、同性に対しては効果はない」

キョン「そうだったのか、ちょっと残念なような」

長門「…」

キョン「はぁ、何だよ使う相手の都合で効果ない薬なのかよ」

長門「背中のスイッチを押して欲しい」

キョン「背中の?これか」ポチッ

長門は爆発した

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