ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432912707/
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3 : 2015/05/30(土) 00:20:31.66 -
皐月「司令官、遠征から帰ってきたよ!」
提督「お疲れ、しっかり補給しとくんだぞ」
皐月「うん!それでね、バケツ持って帰ったんだ」
提督「おお!よくやった」
提督「こっちにおいで」
皐月「うん!」テクテク
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4 : 2015/05/30(土) 00:24:38.00 -
提督「皐月はえらいなぁ」ナデナデ
皐月「えへへ~、これ好きー」
提督「それに可愛い」ナデナデ
皐月「もう、司令官ってば~」テレテレ
提督「ずっとこうしていたいくらいだ」
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5 : 2015/05/30(土) 00:28:29.75 -
皐月「およ?お花飾り始めたんだね」
皐月「前まではなかったのに」
提督「そうそう、これね」
提督「サツキっていう花なんだ」
皐月「あ!ボクの名前」
提督「そうだな、この時期になると咲くんだ」
提督「小さい頃、帰り道とかでよくこれの蜜を吸ってたなぁ」
皐月「へー」
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6 : 2015/05/30(土) 00:30:22.84 -
提督「ところで、皐月」
皐月「どうしたの?」
提督「ケーキがあるんだけど食べるか?」
皐月「いいの!?わーい」
提督「ははは、用意するからソファで待ってろ」
皐月「うん!」
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7 : 2015/05/30(土) 00:35:35.02 -
皐月「おいひー!」モグモグ
提督「おいおい、そんな急いで食べなくてもケーキは逃げないって」
皐月「だってだって」
皐月「こんな美味しいケーキ食べたことないよ」パクパク
皐月「舌がとろけそうだ」
提督「そう言われると買ってきた甲斐があったもんだ」
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8 : 2015/05/30(土) 00:40:37.32 -
皐月「あれ?司令官は食べないの?」
提督「このケーキは一個しかなくてな」
提督「俺は食べてないよ」
皐月「え?」
皐月「じゃ、じゃあボクの分を…」
皐月「あっもう全部食べちゃった」
皐月「どうしよう…ボクが買ってこようか?」
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10 : 2015/05/30(土) 00:43:27.52 -
提督「いや、いいよ…一日数個限定のやつなんだ」
提督「買うのは相当苦労したぞ」
皐月「ええええ!?」
皐月「それをどうしてボクに」
皐月「自分で食べればよかったじゃないか」
提督「それは…皐月の喜ぶ顔が見たくって」
皐月「え?」カァァァ
皐月「な、納得いかないよ!!」ウガー
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11 : 2015/05/30(土) 00:48:16.47 -
提督「まぁまぁまぁ、それより話を戻そう」
提督「さっき、よくサツキの蜜を吸ったって言ったよな」
皐月「え…う、うん」
提督「結構吸ってたから、蜜の味はよく知ってるんだ」
提督「でも皐月の味はまだ知らない」
皐月「え?それってどういう」
提督「…」
提督「なぁ…皐月はどういう味がするんだ?」
皐月「そ、そんなの…知らないよ」タジ
提督「じゃあ今知ろう」ガシッ
皐月「…!?」ビクッ
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12 : 2015/05/30(土) 00:51:44.72 -
ポチッ ヒュン
皐月「な、なんでいきなり布団が」
提督「模様替えはホント便利だよなー」ウンウン
提督「さて」
皐月「ひっ…」ビクビク
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13 : 2015/05/30(土) 00:54:58.53 -
すっかり縮こまってしまった皐月を布団まで誘導する
皐月からは抵抗らしい抵抗を感じない
さっきまでの活発で元気な姿がそこには全くなかった
ただ為されるがままのか弱い少女
皐月「あ…」ポフッ
布団までたどり着き、押し倒す
とてもしおらしく、普段の彼女とのギャップで更に可愛さが増した
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14 : 2015/05/30(土) 00:58:57.45 -
皐月「あぅぅ…その…司令官」
眼下には目を泳がし、必死に何かを言おうとする金髪少女
腰をそっと抱く
強く抱きしめれば今にも折れてしまいそうな細さだ
膨らみを全く感じさせない胸に顔を擦りつける
鼓動が耳に響く
温もりを感じる
子供は体温が高いというが
安心感を与えてくれる
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15 : 2015/05/30(土) 01:02:43.81 -
胸から顔を離すと、真っ赤に染まった皐月が上目遣いで見つめてきた
少しイタズラ心が芽生える
顔を鼻と鼻の先が触れるか触れないかのところまで近づけた
互いの吐息が鼻先をくすぐる
皐月の体が少し強ばるのを感じた
決心がついたのか目が閉じられる
だが思い通りにするつもりもなく
皐月「ひゃん!?」
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16 : 2015/05/30(土) 01:05:14.09 -
小ぶりな耳を舐める
意表を突かれた皐月の口から可愛らしい声が漏れる
ペロッペロッ ピチャピチャ
わざとらしく音を立てて耳をなぶる
敏感なのだろう
皐月「あ…あっ…はん…」
甘い声が止まない
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17 : 2015/05/30(土) 01:08:57.77 -
皐月「はぁ…はぁ…」ビクビク
耳から口を離したとき、皐月のほおはすっかり上気し
息を整えるため口は開かれていた
もう準備は万端だ
皐月「はぁ…んむっ!?」
口に吸い付きそのまま蹂躙する
皐月の目が見開く
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18 : 2015/05/30(土) 01:12:15.91 -
今まで守ってきた牙城が崩壊するように感じた
防ぐことも何もできず侵入者にいいようにされる
皐月「んっ…ひちゅ…ちゅる」
生成した唾液が片っ端から奪われる
提督の舌が口内を縦横無尽に駆け回った
口内全てを犯されたかに思えたが
まだ舌だけが何もされていなかった
一向に舌をなぶってくる様子がない
焦らされているのだろう
もう我慢の限界だ
生贄を差し出すかのように自らの舌を恐る恐る提督の舌に絡めた
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19 : 2015/05/30(土) 01:14:59.17 -
今まで為されるがままだった皐月が自ら舌を絡めてくる
提督(とうとう陥落したか)
もう皐月の味は覚えた
脳に永久保存する
腰に据えていた両手を皐月の手へと持っていく
恋人繋ぎだ
その時、皐月が積極的になったのを感じた
互いの水分を奪い合い
舌が複雑に絡まる
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20 : 2015/05/30(土) 01:17:05.50 -
皐月「れろっ…じゅる…じゅる…」
さすがに息が苦しくなってきたので口を離す
皐月「ぷはっ…はぁ…はぁ…」
銀色の糸が二人をつないでいた
しばし見つめ合う
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21 : 2015/05/30(土) 01:19:49.76 -
息は整ってきたが、ここでやめる気はさらさらなかった
再度口を付ける
皐月も分かっていたのだろう
目が閉じた
皐月「ひちゅ…ぢゅるる…ぢゅううう」
2回戦
初っ端から激しく貪りあう
傍から見たら卒倒する程だ
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22 : 2015/05/30(土) 01:21:39.31 -
皐月(あ、頭が沸騰しそうだよぉ)
皐月(何これ…気持ちよすぎて痺れてきた)
皐月(こんなの知らない)
皐月(もっと…もっとしていたい)
皐月(ボクがボクじゃなくなるみたいだ)
皐月(あぁ…もう何も考えられない)
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23 : 2015/05/30(土) 01:23:23.18 -
何分、何十分経ったのだろうか
時間の感覚さえ分からなくなったとき
ようやく二人は行為をやめた
皐月の目は焦点が合っておらず
空中をただぼんやりと見つめていた
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24 : 2015/05/30(土) 01:26:37.14 -
皐月「あぅぅ…司令官」
皐月「なんかアソコが変だよぉ」
皐月「すっごくムズムズする」
提督「ふむ」
提督「皐月は今まで一人でしたことあるか?」
皐月「一人で…何を?」
提督「いや、何でもない」
提督「そうかそうか」
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25 : 2015/05/30(土) 01:28:35.20 -
提督「じゃあ今日は皐月を一人前の大人にしてやろう」
皐月「大人…ホント!?そしたらもっと強くなれる?」
提督「ああ、なれるさ」
皐月「どうすればいいの?」
提督「まぁ…合体かな」
皐月「合体!?」キラキラ
提督「うんうん、それじゃあまずは服を脱いで———
トントン
提督「なんだ、今は取り込み中だぞ!」
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26 : 2015/05/30(土) 01:30:17.31 -
憲兵「ドーモ、テイトク=サン」
憲兵「ケンペイデス」
提督「アイエエエエ!ケンペイ!?ケンペイナンデ!?」
憲兵「ご同行願おうか」
提督「チックショオオオオオオオオオオオオ」
皐月「司令官の…バカ…」
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27 : 2015/05/30(土) 01:31:45.66 -
おわり
それから夜な夜な提督の自室には皐月の姿が
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