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1 : 2013/10/03(木) 22:50:12.24 -
前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379329315/-20前スレからの続きです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380808212
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380808212/
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6 : 2013/10/05(土) 11:07:53.81 -
1階の廊下をしばらく進むと、突き当たりに校長室が見えてきました
穂乃果「校長室だって」
絵里「入りましょうか」ガチャッ
校長室に入ると奥に女性の人影が見えました
近づいてみると、手や足が黒ずんでいました黒化し始めているのか黒い部分は次第に固体から黒い霧のようなものになっていました
絵里「すみません、貴方は?」
人影「貴方達もこの学校に迷い込んだのね 私は篠崎ヨシヱよ」
絵里「篠崎ヨシヱさん・・・・?」
ヨシヱ「そう、私はこの天神小学校という閉鎖空間を作った篠崎サチコの母よ」
ヨシヱ「私とサチコは天神小学校校長の柳堀隆峰に殺された・・・彼は私に性的欲求を覚えて襲い、誤って殺してしまった そしてたまたまその場に居合わせたサチコを口封じに殺したの」
-
7 : 2013/10/05(土) 11:11:05.21 -
ヨシヱ「サチコの死体と霊はこの先の地下防空壕にいるはずです だから答えを聞きたいのです」
絵里「答え・・・ですか?」
ヨシヱ「はい、この閉鎖空間を作ったサチコを許してくれないかというお願いです」
ヨシヱ「あの子がこの空間を作り、死者の霊を集めているのは私のためなんです 子供好きだった私が、死後も寂しくないように子供たちの魂をこの天神小学校に閉じ込めているんです」
サチコの置かれた環境や想いを考えれば、確かに同情すべきことかもしれない・・・
ただ・・・
サチコのせいで海未、ことり、真姫、凛、花陽、そして希が死んだ事も事実です
なので、正直なところ許せるとは・・・言えませんでしたきっと穂乃果とにこも許すとは言わないでしょう
穂乃果はなにかを堪えるように俯いています
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8 : 2013/10/05(土) 11:13:05.72 -
そんな私達の迷いを察したのか、ヨシヱさんは答えを待たずに、ポケットから2つの麻袋を取り出しました
ヨシヱ「この2つの麻袋には、サチコが捜し求めている舌と黒猫のぬいぐるみが入っています もし彼女を許せるなら、その2つをサチコに返してあげてください きっとあの子が成仏するきっかけになるでしょう」
ヨシヱ「もしあの子を許せないのなら、その2つは誰にも見つからない場所に隠してください サチコはその2つを永遠に探し続けるでしょう 貴方達にとってそれは、サチコへの復讐となるはずです」
ヨシヱさんはすでに黒霧状となった手で防空壕入口を指差しました
ヨシヱ「さぁ、早くこの先へ行きなさい・・・・早く・・・・私はも゛う゛・・・・」
ヨシヱさんの体が急速に黒ずんでいき、やがて全身が黒霧状になりました
「許せない容せない赦せないユルセナイ○してやるよくもサチコを私は死んお前が許せない潰して崩して裂いて切って逃げて逃げて・・・」
不気味な声を出しながら、ヨシヱさんだった怨霊はゆっくりと私達の方に向かって歩いてきました
-
9 : 2013/10/05(土) 11:15:54.27 -
にこ「ひぃっ!何よこれ!」
穂乃果「は、はやく行こう!」
私はその黒い霧が危険であることを直感で理解しました・・・まるでその霧が人を襲う光景を見たことがあるかのように
絵里「皆、こっちよ!」
私は皆を急いで誘導し、校長室の隅から繋がっている薄暗い防空壕の中へと足を踏み入れました
-
14 : 2013/10/05(土) 22:44:07.40 -
私達は地下防空壕へと入りました
至るところに生首や切断死体が転がっていました
絵里「うぷっ・・・」
にこ「気持ち悪い・・・」オエップ
穂乃果「腐敗臭が酷いよ~・・・」
出来るだけ死体を視界に入れないように奥へと行きました
-
16 : 2013/10/05(土) 22:52:39.54 -
暫く進むと横に階段が見えてきました
階段は下へと続いているようです
穂乃果「どっちに行く?」
絵里「そうね・・・>>19
>>19
1・階段を降りる
2・直進 -
19 : 2013/10/05(土) 22:55:20.58 ID:OFHa83eAo - 1
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20 : 2013/10/05(土) 23:13:27.37 -
絵里「階段を降りてみましょう」
私達は絵里ちゃんについていきました
下へ降りると、大部屋が1つありました
中に入って電気を点けると
絵里「きゃあああああああああああ!!」
その部屋には拘束器具のついたテーブルが置かれており、部屋の隅には切断された手や頭が詰め込まれたバケツが大量に置かれていました
解体部屋のようです穂乃果「おぇっ・・・・もう嫌っ!」
-
21 : 2013/10/05(土) 23:25:45.77 -
部屋を見回してみると、あちこちに血痕が付着していて、テーブルはまるで血を塗りたくったかのように真っ赤に染まっていました
鼻をつまみたくなるくらいかなり血生臭いです・・・
私達は死体の入ったバケツの中を調べてみましたが、特にμ'sの皆の死体は見つかりませんでした
にこ「こんな部屋さっさと出ましょ」
私達が部屋を出ようとしたその時、
ドスドス
誰がが階段を降りてきました
-
29 : 2013/10/06(日) 23:07:18.48 -
にこ「だ、誰が降りてきてるじゃない!」
絵里「早く隠れましょう!」
にこ「どこに隠れればいいのよ!」
部屋を見回してみましたが、隠れられる場所はクローゼット(?)の中とテーブルの下くらいしかありませんでした
穂乃果「は、早く隠れなきゃ!」
1・クローゼットの中
2・テーブルの下各場所2人までです
-
32 : 2013/10/06(日) 23:11:30.15 ID:X5MRIzSEo - 1
-
33 : 2013/10/06(日) 23:11:46.20 ID:eMmSRhrVo - 2
-
34 : 2013/10/06(日) 23:12:03.11 ID:/G63Xtmio - 2
-
35 : 2013/10/06(日) 23:15:02.20 -
穂乃果「私はここっ!」バン
私は急いでクローゼットの中に隠れました
絵里「にこ!早く!」
絵里ちゃんとにこちゃんはテーブルの下に隠れました
そして、誰かが解体部屋に入ってきました
-
36 : 2013/10/06(日) 23:20:51.56 -
【絵里視点】
私達が隠れて間もなく、誰かが解体部屋に入ってきました
その人は私達が隠れているテーブルの近くで立ち止まりました
スーツのようなズボンを履いています
どうやら男性のようですその時
ドサッ
絵里「(ひっ!?)」
私の目の前に海未の死体が落とされました
-
38 : 2013/10/06(日) 23:26:01.54 -
海未は私の方に顔を向けた状態で横たわっています
目は開いたままで、白く濁った瞳をこちらに向けています
海未「」
絵里「(海未・・・・・)」
すると突然、男は髪の毛を掴んで持ち上げ、海未の死体を私達が隠れているテーブルの上に置きました
ドサッ
-
39 : 2013/10/06(日) 23:33:51.08 -
【穂乃果視点】
穂乃果「(海未ちゃん!?)」
私はクローゼットの扉の僅かな隙間から解体部屋の様子をうかがっていました
すると、鉄ハンマーを持った男が海未ちゃんの死体を担いで入ってきました
男は海未ちゃんをテーブルではなく、床に落としました海未ちゃんの死体はトイレの横に安置してきたはずですが、どうやら男がここまで担いで運んできたみたいです
-
40 : 2013/10/06(日) 23:39:44.21 -
穂乃果「(海未ちゃんに何をする気なの!?)」
そんなことを考えていると、男は海未ちゃんの髪の毛を掴んで死体をテーブルの上に置きました
男は部屋の隅に向かい、そこからチェーンソーを持ってきました
どうやら、海未ちゃんの死体を解体するみたいです穂乃果「(そ、そんな!?海未ちゃん!)」
私は>>44
>>44
1・クローゼットを飛び出し海未ちゃんの死体を奪還する
2・クローゼットの中で海未ちゃんの解体ショーを見る -
44 : 2013/10/06(日) 23:41:54.74 ID:9R+neKx2o - 2
-
50 : 2013/10/07(月) 00:15:54.79 -
私は男が部屋を出て、階段を登って去っていくのを確認してクローゼットの扉を開けました
穂乃果「海未ちゃん!」
私は海未ちゃんが詰め込まれたバケツに駆け寄り、バケツを抱いて泣き叫びました
穂乃果「海未ちゃん、何もできなくてごめんね うわああああああっ!」ポロポロ
海未「」
絵里「穂乃果・・・・」
にこ「・・・・」
絵里ちゃんとにこちゃんもテーブルから出てきました
-
51 : 2013/10/07(月) 00:20:08.48 -
絵里「海未・・・私達じゃ何もできなかったわ・・・ごめんなさい」
にこ「皆、早く部屋を出ないとまたアイツが戻ってくるわよ!」
私は我にかえりました
いつまでもここにいては危険です持っていく物
海未ちゃんの死体が詰まったバケツ>>54
テーブル上に置かれたチェーンソー>>551・持っていく
2・持っていかない -
54 : 2013/10/07(月) 00:33:21.12 ID:1GURaAZ1o - 2
-
55 : 2013/10/07(月) 00:34:41.92 ID:NbnP4q8eo - 1
-
56 : 2013/10/07(月) 00:45:12.12 -
私は海未ちゃんのバケツを元の位置に戻し、皆で手を合わせました
部屋を出る時、テーブルに血まみれのチェーンソーが置かれているのが目に入りました
穂乃果「いざというときに使えるかな」
私はチェーンソーを片手に皆と共に解体部屋を出ました
-
68 : 2013/10/07(月) 22:29:24.37 -
階段を登って元の分岐点に戻り、もう一方の通路へと進みました
奥に進むにつれ、段々と空気がひんやりとしてきました
しばらく進むと、正面に蝋燭が見えてきました
よく見ると、道が左右二手に分かれています穂乃果「また分かれ道か~、どっちに行く?」
絵里「待って、今度は二手に分かれて行った方がいいわ」
にこ「な、何言ってんのよ!下手したら死ぬわよ!」
絵里「けど、全員死ぬよりはマシよ!」
>>72
コンマ判定
末尾が3or6or9・3人一緒に行く
それ以外・二手に分かれる -
72 : 2013/10/07(月) 22:32:05.68 ID:hYNNsdqSo - ほ
-
73 : 2013/10/07(月) 22:36:01.13 -
にこ「・・・・・そうね、分かったわ」
穂乃果「で、どういう風に分けるの?」
絵里「そうね・・・>>77
>>77
1・ほのえり、にこ
2・ほのにこ、絵里
3・えりにこ、穂乃果 -
77 : 2013/10/07(月) 22:39:04.56 ID:AeNwgarvo - 3
-
78 : 2013/10/07(月) 22:42:26.57 -
絵里「私とにこが一緒に行くわ」
穂乃果「えぇ~、私一人で行くの!?」
絵里「悪いけどお願い、何かあったらすぐ戻ってきてね」
にこ「じゃあ行くわよ」
絵里ちゃんとにこちゃんは左に、私は右に進みました
-
79 : 2013/10/07(月) 22:49:16.68 -
穂乃果「うぅ~怖いよ・・・」
武器としてチェーンソーを持っていますが、それでも一人は心細いです
穂乃果「せめて絵里ちゃんが来てくれたらな~」
そうして歩いていくと、目の前にトイレが見えてきました
穂乃果「トイレか~、どうしよう?」
とりあえず中に入ってみようと歩きだした瞬間
背後から人の気配がしました
私はすぐに後ろを振り返りました
【QTE】
>>82
「右」と入力
>>83
「Y」と入力
>>84
「B」と入力
>>85
「上」と入力
>>86
「下」と入力1つでも入力ミスすると死亡です
-
82 : 2013/10/07(月) 22:58:50.22 ID:RQBBKsl20 - 右
-
83 : 2013/10/07(月) 22:59:05.58 ID:3iwhS1wWo - Y
-
84 : 2013/10/07(月) 22:59:29.55 ID:JQhs+/t9o - B
-
85 : 2013/10/07(月) 23:00:12.47 ID:bFlGB0tgo - 上
-
86 : 2013/10/07(月) 23:00:21.66 ID:41gCxr+Y0 - 下
-
87 : 2013/10/07(月) 23:09:16.71 -
振り返ると、そこにはさっき解体部屋にいた男が立っていました
男は斧を私の頭を目がけて振り下ろしてきました穂乃果「・・・・・!!」
私はとっさに右に避け、すぐにチェーンソーのスイッチを入れ、男の首を目がけて振り回しました
男「ぐわああああああぁあぁああぁぁぁああアッ!」ブシャー
私が振り回したチェーンソーは男の首の左側に直撃、夥しい量の血が噴き出しました
男は大きな叫び声を上げてその場に倒れました
もう死んでいるでしょう私は男の返り血で全身真っ赤になりました
穂乃果「ひっ!?絵里ちゃん助けて!!」
私は来た道を引き返し、絵里ちゃん達のもとへと走っていきました
-
88 : 2013/10/07(月) 23:16:51.84 -
【絵里視点】
絵里「穂乃果、大丈夫かしら?」
にこ「チェーンソー持ってるんだから心配ないでしょ」
絵里「そうだといいんだけど・・・」
その時
エリチャンタスケテー!
絵里「穂乃果!?」
にこ「あっ、穂乃果が走ってくるわよ!」
穂乃果「絵里ちゃん!にこちゃん!」ダダダダ
絵里「ひっ!?」
なぜか穂乃果は全身血まみれの状態でチェーンソー片手に走ってきました
にこ「>>92
>>93
コンマ判定
偶数・ちょっ、どうしたのよその格好!
奇数・こ、こっち来ないで人殺し!(重要安価です)
-
92 : 2013/10/07(月) 23:18:52.42 ID:EF0K2Qq9o - ksk
-
93 : 2013/10/07(月) 23:19:19.53 ID:8gAUgHu5o - どっちかな!
-
97 : 2013/10/07(月) 23:24:58.39 -
走ってくる穂乃果の姿は、まるで誰かをチェーンソーで斬り殺したかのように全身返り血まみれでした
にこ「こ、こっち来ないで人殺し!」
絵里「ほ、穂乃果!どうしたのよ!」
穂乃果「な、何で逃げるの!?」
私は穂乃果に近づこうとしましたが、にこは穂乃果を完全に殺人鬼と勘違いしているらしく、私の手を引っ張って走りだしました
絵里「ちょっとにこ!」
-
100 : 2013/10/07(月) 23:44:56.04 -
穂乃果「待ってよ皆~!穂乃果、殺されそうになt・・・・きゃっ!?」ドサッ
穂乃果は躓いて転び、手からチェーンソーが離れました
すると、にこはすぐにチェーンソーを奪い、なんと穂乃果に向けて振りかざしました
穂乃果「待ってにこちゃん!!話せば分かるから!!」
にこ「問答無用よ!くたばりなさい人殺し!」ヒュッ
絵里「にこ!待ちなs」
ブシャー
穂乃果「ああああああああああっ!?」
絵里「穂乃果!!」
にこが振り下ろしたチェーンソーは穂乃果の右肩に直撃しました
-
104 : 2013/10/07(月) 23:55:35.40 -
絵里「穂乃果!!」
穂乃果「うぅ・・・・絵里ちゃん、痛いよ~・・・」グスグス
穂乃果の右肩から大量の血が流れ出ています
にこ「ふん、ざまあ見ろってのよ」
絵里「にこ!いい加減にしなさい!!」
絵里「穂乃果、何があったか教えてちょうだい?」
穂乃果「あのね、トイレに行ったら・・・解体部屋にいた男が・・・背後から斧を振り下ろして・・・殺そうとしてきたの・・・・」
穂乃果「だから・・・・反射的にチェーンソーを振り回したら・・・男が死んじゃって・・・返り血いっぱい浴びて・・・・それで・・・怖くなって走ってきたの・・・」ハァハァ
-
105 : 2013/10/08(火) 00:03:28.40 -
穂乃果「なのに・・・にこちゃんが・・・・・酷いよお・・・」グスグス
にこ「そ、そんな・・・・にこはそんなつもりじゃ・・・」
そうこうしているうちに、穂乃果の声が段々小さくなってきました
出血しすぎたのか、穂乃果の肌は血の気が失せてきました穂乃果「・・・・・・・絵里・・ちゃ・・・ん・・・眠く・・・なって・・・・きた・・よ・・・・」
絵里「穂乃果!しっかりして!私と元の世界に戻る約束を破るの!?」
穂乃果「・・・・・ごめんね・・・・・」ガクッ
絵里「穂乃果ああああああああああ!!」ポロポロ
-
106 : 2013/10/08(火) 00:10:09.89 -
絵里「穂乃果・・・・!」グスグス
にこ「ほ、穂乃果・・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ
絵里「にこ・・・」ギロッ
にこ「えっ?絵里、何してるのよ・・・」
私はチェーンソーを拾い上げ、にこの方へと向かいました
絵里「よくも穂乃果を殺したわね・・・・穂乃果がどれだけ怖い思いしたか分かるわよね・・・・」
にこ「ひっ・・・ご、ごめんなさい!許して!」
絵里「その言葉、穂乃果のところに行ってから言いなさい!」シュッ
にこ「まっ、待っt・・・ぎゃああああああああああ!」ブシュー
私は何の躊躇いもなく、穂乃果を殺したにこの首をチェーンソーで刎ねました
-
109 : 2013/10/08(火) 00:14:43.17 -
ボトッ
にこの首は床に落ちました
絵里「はぁ・・・・」
ついに生存者は私一人になりました
もう元の世界に戻ることはできません絵里「穂乃果・・・・・」
私は穂乃果の死体を抱きかかえ、通路際に座り込みました
絵里「私ね、穂乃果のことが好きだったのよ・・・」
絵里「この思いをもっと早く伝えておけばよかったわ・・・」ポロポロ
-
110 : 2013/10/08(火) 00:17:29.37 -
何日経ったでしょうか
飲まず食わずで私の体も限界です絵里「・・・穂乃・・・果・・・・・・」
私は冷たくなった穂乃果をぎゅっと抱きかかえ、ゆっくりと目を閉じました
全員死亡
BAD END -
124 : 2013/10/08(火) 20:39:19.28 -
【>>68ら再開】
よく見ると、道が左右二手に分かれています
穂乃果「また分かれ道か~、どっちに行く?」
絵里「待って、今度は二手に分かれて行った方がいいわ」
にこ「な、何言ってんのよ!下手したら死ぬわよ!」
絵里「けど、全員死ぬよりはマシよ!」
>>128
1・二手に分かれる
2・3人一緒に行く -
128 : 2013/10/08(火) 21:16:36.57 ID:NF+GMsc80 - 2
-
129 : 2013/10/08(火) 21:29:58.91 -
穂乃果「ダメだよ絵里ちゃん!もし1人でも死んじゃったら、皆で一緒に元の世界に帰れなくなっちゃうよ!」
絵里「っ・・・・・・ごめんなさい穂乃果、私何も考えてなかったわ・・・」
にこ「ここは皆で行くのが当然よ!さぁ、行くわよ!」
右の通路を見ると薄暗く危ないと感じたので、私達は3人揃って左へと進みました
-
130 : 2013/10/08(火) 21:46:25.17 -
しばらく歩くと奥に大きな部屋が見えてきました
にこ「ひっ!?」
大部屋に入ると、そこには大量の死体が山積みされていました
しかも、どれも切断されたものばかりです
首、腕、足、さらには内臓や脳・・・・穂乃果「っぷ・・・・・」
絵里「何よこれ・・・・あまりの臭いにおかしくなりそうだわ・・・・」
スッ
その時、私の背後に何かが近づいてくる気配がしました
絵里「穂乃果、危ない!!」
絵里ちゃんの警告と同時に私は後ろを振り向きました
>>135
コンマ判定
偶数・回避
奇数・負傷 -
135 : 2013/10/08(火) 21:57:16.82 ID:NF+GMsc80 - 車を神回避!
-
136 : 2013/10/08(火) 22:08:14.72 -
??「死んじゃえ・・・・・!」
振り返ると、血のような真っ赤なドレスを着た少女が、私の首を目がけて鋏を突き出してきました
穂乃果「きゃっ!?」
私はとっさに下にしゃがんで回避しました
少女が持った鋏は空を切りました絵里「あなたは・・・・・あなたがサチコなのね!?」
サチコ「そうダよ、よく知っテルね・・・・・次はちャンと首に刺しテあげルネ・・・」
まずい!
私は咄嗟にサチコの足を狙って回し蹴りしました【QTE】
>>140
「B」と入力これが最後のQTEです
なお、安価もあと2つで終了予定です -
140 : 2013/10/08(火) 22:15:01.39 ID:sI9TS9Aa0 - B
-
141 : 2013/10/08(火) 22:22:51.29 -
穂乃果「はっ!」
サチコ「がっ・・・・!」
回し蹴りは見事に決まり、サチコは転倒し鋏が手から離れ床に落ちました
その鋏をすぐににこちゃんが回収しましたにこ「ふん、これでアンタはおしまいね」
サチコ「くっ・・・・!」
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142 : 2013/10/08(火) 22:39:57.67 -
サチコはこの期に及んで抵抗しようとしています
絵里「もうやめなさい!これ以上人を殺してもあなたの悲しみや憎しみは消えないわ!」
絵里が怒鳴ると、サチコは急に大人しくなりました
サチコを成仏させてあげて下さい、とヨシヱさんは言っていました
許せるかと言われると、本当は許したくありません海未、ことり、花陽、凛、真姫、希、そして私の知らない大勢の人たち、無数の命を奪ったこの霊は許されるべきではないと思います
これほどの悪を行った者が幸せに成仏するなんて結果は、やはり許されないことなのかもしれませんですが、
「あの子も被害者ですから」
ヨシヱさんはそう言っていました
サチコも母親と自分を殺された怒りで暴走していただけかもしれません
-
144 : 2013/10/08(火) 22:51:47.26 -
憎しみに憎しみを返したところで、何も変わりません
だから・・・
だから、ここで負の連鎖を断ち切らないと!
穂乃果「あなたが失ったもの、全部は返せないけど・・・・これは返すね!」
私達はポケットから持っていたものを取り出し、その中から>>148サチコに差し出しました
>>148
サチコに渡すべき物を全て選択
最初から参加している方は分かると思います【持ち物】
サチコの舌
希のタロットカード
赤子の像
黒猫のぬいぐるみ
血まみれのチェーンソー間違えたらBAD直行です
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148 : 2013/10/08(火) 22:54:24.00 ID:cuE5j5rGo - >>145
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150 : 2013/10/08(火) 23:06:59.60 -
私はサチコの舌と黒猫のぬいぐるみをサチコに差し出しました
その瞬間
私が持っていたものは消え、それらはサチコの手の中に現れましたサチコ「・・・コレ・・・アタシノぬいぐるみ・・・」
サチコは目を見開き、ぬいぐるみを見つめました
サチコの表情は驚きから恐怖へ、そして苦悶、後悔へと変わっていきました「あ、あ、ああああああああああああああぁぁっっ!!」
防空壕を埋め尽くすような叫び声をあげ、サチコはぬいぐるみを抱き締めたまま地面にうずくまりました
「ああああああぁぁ・・・うぐっ、ひっ、ひっく・・・・」
叫び声は次第に泣き声へと変わり・・・
やがて、サチコはぬいぐるみを抱き締めたまま、目に涙を浮かべて立ち上がりましたサチコ「お母サン・・・どこにイルノ?ここは、ドコ?お母さん・・・」
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152 : 2013/10/08(火) 23:19:50.02 -
ヨシヱ「お帰り、サチコ・・・ごめんね、お母さんのせいで・・・」
サチコはヨシヱさんに抱き締められたまま、何も言わずにただ泣きじゃくりました
すると、地面が大きく揺れ始めました
にこ「じ、地震!?」
「貴方達!」
ヨシヱさんはサチコを抱き締めたまま、私達に真剣な眼差しを向けました
ヨシヱ「今、ほんの一瞬だけ天神小学校を包囲している霊磁場の結界が緩んでいます!閉じる前に早く逆打ちを行って脱出しなさい!」
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155 : 2013/10/08(火) 23:33:50.02 -
穂乃果「はいっ!」
私達は3人で集まり、それぞれのポケットから紙の切れ端—サチコさんの形代の破片を取り出しました
帰らなくては
元の世界に帰らなくては!沢山のものが失われました大好きなμ'sのメンバーにもう会えなくなってしまいました
本当だったら9人全員で帰りたかった・・・
元の世界に戻って、皆でラブライブに出場したかった・・・でも、それはもう叶いません・・・
もう二度とμ'sとして活動することはできません形代の破片を合わせながら私達は唱えます
>>160
穂乃果・絵里・にこ3人は逆打ちで天神小学校を脱出します
「サチコさんお願いします」を何回唱えればいいかお答えください・時間制限
投稿から5分・コンマ判定
ゾロ目以外で脱出成功上記3条件を全て満たして脱出成功です
唱える回数を間違える、時間オーバー、コンマがゾロ目なら脱出失敗です
(最終安価です)
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160 : 2013/10/08(火) 23:36:45.07 ID:sI9TS9Aa0 - 4回
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162 : 2013/10/08(火) 23:43:55.62 -
穂乃果「サチコさんお願いします!」
絵里「サチコさんお願いします!」
にこ「サチコさんお願いします!」
穂乃果「サチコさんお願いします!」
唱える回数は人数+1、それ以上1回でも多く唱えてはいけません
地面の揺れが一層激しくなりました
すると、足元に突然、闇夜のような暗く大きな穴が開きました
奈落の底に吸い込まれるように、私達はその闇の中へと落ちていきます穂乃果「絵里ちゃん!にこちゃん!手を繋いで!」
落下しながら私達は共に手を繋ぎました
次の瞬間、視界は白い光で満たされ何も見えなくなりました
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163 : 2013/10/08(火) 23:52:22.10 -
穂乃果「ん・・・・・ここは・・・?」
目が覚めると、私は見覚えのある部室で倒れていました
間違いなく音ノ木坂学院に、元の世界に戻ってきました!
絵里ちゃんとにこちゃんも目を覚ましたらしく、私達は元の世界に戻れたことを喜びました
ただ、喜んだのは一瞬でした
他の皆は死んでしまった・・・そう思うととても辛い気持ちになり、私達は時間を忘れて泣き続けました -
165 : 2013/10/09(水) 00:04:50.48 -
【にこ視点】
にこ「希・・・・」
にこは希の形見のタロットカードを1枚引きました
にこ「・・・・・」ピッ
にこ「希、皆・・・、にこはアイドルを目指すわ・・・!カードがにこにそう言ってるわ!」
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166 : 2013/10/09(水) 00:09:35.96 -
【穂乃果視点】
私は海未ちゃんとことりちゃんを失ったショックから、しばらく家に引きこもっていました
そんな時に私を励ましてくれたのは絵里ちゃんでしたある日、私は絵里ちゃんに告白されました
絵里「私は穂乃果の真っ直ぐな性格が好きなの 穂乃果のことをずっと支えていきたい!」
私は告白を受け入れ、徐々に元気を取り戻しました
付き合ってみると、絵里ちゃんも結構可愛いところあるね~!
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167 : 2013/10/09(水) 00:18:43.92 -
そんなある日の深夜、絵里ちゃんが私の家に泊まりに来ることになり、私達は一緒の布団で寝ていました
ふと目が覚めると、私はなぜかベッドの横に人の気配を感じました
その気配はどうやら絵里ちゃんではありません
絵里ちゃんは横でスウスウ寝息を立てて眠っています穂乃果「だ、誰・・・?」ゴシゴシ
半開きの目を擦ってベッドの周りを見てみました
すると、ベッド横にぼやけた2人の姿が見えてきました長い髪、とさか頭、2人のシルエットはなぜか海未ちゃんとことりちゃんに似ていました
ですが、海未ちゃんとことりちゃんは死んでしまったはずです穂乃果「んー・・・・気のせいか・・・」
布団に潜り込もうとしたその時
ことり「ホノカチャン・・・・」
海未「穂乃果、迎えに来ましたよ・・・・・」
END
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