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1 : 2015/07/21(火) 21:14:11.30 -
ミーンミンミンミン・・・・・・ ジジジジジ・・・・・・
提督「あぁ・・・」グテ
夕立「ぽいー・・・」クタ
提督「今日も暑いな・・・」
夕立「ぽいー・・・」
提督「あぁ・・・汗が止まらないな・・・」ダラダラ
夕立「はぁー・・・」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437480841
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437480841/
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2 : 2015/07/21(火) 21:17:33.12 -
提督「ダ、ダメだ! クーラーをつけよう!」
提督「」ピッ
エアコン『』カコン ウイィーーン
エアコン『』フゥー・・・
提督「・・・・・・」
夕立「・・・・・・」
提督「あぁ~・・・涼しい・・・」
夕立「ぽ~い~・・・」
-
3 : 2015/07/21(火) 21:21:21.52 -
提督「やっぱり我慢はいけないな」
提督「涼しくなれば仕事もやりやすくなる」
夕立「ぽい!」
提督「さて夕立、早速仕事をするか!」
夕立「頑張るっぽい!」
提督「ふーむ・・・これは・・・」ペラ
夕立「ぽいっ! ぽいっ!」カキカキ
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4 : 2015/07/21(火) 21:26:36.13 -
ミーンミンミンミン・・・・・・
響「暑い・・・暑い・・・」ダラダラ
響「咽の渇きが一向に治まらない・・・」グビグビ
暁「だ、大丈夫・・・?」
響「あぁ・・・飲んでも飲んでも潤されない・・・」グビグビ
響「んぐんぐんぐんぐんぐんぐ・・・」ゴクゴクゴクゴク
暁「響・・・?」
響「咽が渇いた・・・あぁ・・・」グボグボ
響「咽が・・・あ・・・ぁ・・・」グボォグボォグボォ
響「」グビグビグビグビ
暁「ちょ、ちょっと! いくらなんでも飲み過ぎよ!」
-
5 : 2015/07/21(火) 21:30:34.80 -
響「私はロシアに長いこといたんだ」
響「ロシアの夏も暑いけれど、日本ほどじゃない」
響「私は暑さに弱いんだ・・・」
暁「わ、わかったから! とにかく落ち着いて!」
暁「もう2Lもお水を飲んだの!?」
響「あぁ・・・どうしてこんなに水を飲んでいるのに」
響「咽の渇きは潤されないのだろう・・・」
響「暑い・・・暑い・・・」グビグビ
暁「・・・・・・」
-
7 : 2015/07/21(火) 21:33:51.05 -
『執務室』提督「」カキカキ
夕立「」カキカキ
提督「」カキカキ
提督「・・・・・・」
提督「」チラ
夕立「~ ♪」カキカキ
提督「(夕立はいつも頑張ってくれているなぁ・・・)」
提督「(こんな俺についてきてくれて、本当にありがたい・・・)」
-
8 : 2015/07/21(火) 21:36:39.82 -
提督「(さて、あともう少しだ・・・)」
コ ン コ ン
提督「ん?」
-
9 : 2015/07/21(火) 21:38:02.14 -
提督「誰だ? 入って良いぞ?」
・・・・・・・・・・・・
提督「・・・?」
-
10 : 2015/07/21(火) 21:39:52.50 -
提督「なんだ・・・?」
提督「誰かいるんだろ・・・?」スッ
夕立「提督さん」
提督「ん?」
-
11 : 2015/07/21(火) 21:43:43.06 -
夕立「気にしない方が良いっぽい」
提督「え?」
夕立「きっと、誰かのいたずらっぽい」
夕立「本当に用があるのなら」
夕立「ノックの後に入室して」
夕立「自分の名前を言って、用件を伝えるっぽい」
提督「た、確かにそうかもしれないが・・・」
夕立「無言で入って来なかったということは」
夕立「もうその場にいないか、いたずらだったはずっぽい」
提督「いや、しかしだなぁ・・・」
夕立「提督さん」
夕立「気にしないで」
夕立「このまま仕事を続けるっぽい」
提督「夕立・・・?」
-
12 : 2015/07/21(火) 21:47:57.29 -
夕立「・・・・・・」
夕立「・・・ちょっと休憩するっぽい?」
提督「あ、あぁ、そうしようか」
夕立「」スッ
夕立「・・・夕立、何か冷たいものでも持ってくるっぽい」
夕立「このお部屋の外に出れば、すごく蒸し暑いはずっぽいから」
夕立「提督さんは」
夕立「ここで待っているっぽい」
夕立「ね?」
提督「あ、あぁ・・・すまないな、夕立」
夕立「・・・・・・」
夕立「」ニコ
夕立「じゃあ」
夕立「待っていてね?」
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14 : 2015/07/21(火) 21:54:27.96 -
ツクツクボーシツクツクボーシ ツクツクシーボツクツクシーボ ピギイィィィィィィ・・・・・・
暁「はい響、アイス持ってきたわ」スッ
響「すぱしーば、こいつはありがたい」
響「」パクパク
響「」パクパク
響「くっ・・・! あ、頭が・・・!」キーン
暁「あぁ・・・なるわよね、それ」
暁「・・・冷たくて美味しい」パク
響「私はもう食べてしまったよ」
響「次のアイスを食べよう」スッ
暁「そ、そんなに食べて大丈夫なの?」
響「だー」パクパク
響「あぁ・・・冷たい・・・冷たい・・・・・・」パクパク
響「」ムシャムシャムシャムシャムシャ
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15 : 2015/07/21(火) 22:00:59.59 -
響「・・・・・・ふぐぅ~!?」ガクガク
響「お、お腹が・・・!」グギュルルルル・・・!
暁『だからあれほど言ったじゃない!』
暁『冷たいものばっかり食べていると、お腹壊すよって!』
響「ぶりゃーち! それでも冷たいものは美味しいんだ!」
響「もっと・・・もっと体を冷やさなくては・・・」
響「・・・ん?」ポタ
響「あれ・・・? おかしいな・・・どうして私は冷や汗なんか掻いているんだ・・・?」ダラダラ
響「あ・・・どんどん体が寒くなって・・・」サァー・・・
響「い・・・し・・・き・・・・・・が・・・・・・・・・」グラ
響「」ゴト
暁『!?』
暁『ちょっと!? どうしたの響!?』
暁『ここを開けて!』バンバン
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16 : 2015/07/21(火) 22:01:46.28 - パンツが汚れました
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17 : 2015/07/21(火) 22:12:34.64 -
ミーンミンミンミン・・・・・・
提督「・・・響」
響「ん・・・」
提督「大丈夫か?」
響「うん・・・」
提督「そうか・・・良かった」
響「私は・・・?」
提督「下痢で血圧が急激に下がって倒れたらしい」
提督「冷たいものを取り過ぎてはダメだぞ?」
響「うん・・・」
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18 : 2015/07/21(火) 22:14:39.99 -
暁「響! もう大丈夫なの!?」
響「うん」
暁「もう! 心配したんだからね!」
響「ゴメン・・・」
雷「まったく・・・いくらアイスが美味しいからって」
電「食べすぎると大変なことになってしまうのです」
響「・・・・・・」
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19 : 2015/07/21(火) 22:16:48.79 -
『執務室』提督「・・・よし、終わったな」
提督「お疲れさん、夕立」
夕立「ぽい!」
提督「そろそろお風呂に入ってきなさい」
夕立「わかったっぽい」
夕立「」スッ
パタン・・・・・・
提督「・・・・・・」
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20 : 2015/07/21(火) 22:20:34.02 -
提督「・・・どれ、もう外は暑くなくなったかな?」スッ
提督「!?」
提督「わあっ!?」ガタン
提督「あ!? んん!?」ガチャ
提督「・・・・・・」
提督「(今・・・窓の外に何かいたような・・・?)」
提督「(・・・・・・)」
提督「・・・気の所為か」
提督「(それにしてもまだ暑いな・・・)」
提督「(クーラーはつけておこう)」
夕立「・・・・・・」
-
21 : 2015/07/21(火) 22:25:44.73 -
響「・・・・・・」
扇風機『』ブォー
響「・・・・・・」
響「・・・ちっとも涼しくない」
響「生暖かい風をこつらに送られても」
響「私はちっとも涼しくない」
暁「ねぇ、響」
響「なに?」
暁「どうしてクーラーがあるのに」
暁「使おうとしないの?」
響「・・・・・・」
-
22 : 2015/07/21(火) 22:26:19.36 - 上のはミスです
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23 : 2015/07/21(火) 22:27:18.53 -
響「・・・・・・」
扇風機『』ブォー
響「・・・・・・」
響「・・・ちっとも涼しくない」
響「生暖かい風をこちらに送られても」
響「私はちっとも涼しくない」
暁「ねぇ、響」
響「なに?」
暁「どうしてクーラーがあるのに」
暁「使おうとしないの?」
響「・・・・・・」
-
24 : 2015/07/21(火) 22:29:11.67 -
響「・・・あぁ」
響「すっかり忘れていたよ」
響「きっとこの暑さで」
響「頭がヤラレていたんだ」
響「そうだ、きっとそうに違いない」
暁「そうね」
暁「きっとそうだわ」
響暁「あははははははは」
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26 : 2015/07/21(火) 22:31:34.62 -
キキキキキキキキキキ・・・・・・ キキキキキキキキキキキ・・・・・・
提督「・・・・・・」
提督「ほぅ・・・もうひぐらしが鳴いているのか」
提督「ふーむ・・・」
提督「・・・そろそろ夕食の時間だな」
提督「」スッ
「・・・・・・」
-
27 : 2015/07/21(火) 22:34:12.05 -
『廊下』提督「」スタスタ
提督「」スタスタ
「・・・・・・」
提督「」スタスタ
提督「・・・・・・」
提督「」クル
・・・・・・・・・・・・
提督「・・・・・・」
-
28 : 2015/07/21(火) 22:40:54.89 -
提督「・・・?」
提督「(気の・・・所為か・・・?)」
夕立「提督さん」
提督「!?」ビクッ
提督「ゆ、夕立・・・?」
夕立「そんなところで」
夕立「何をしているっぽい?」
-
29 : 2015/07/21(火) 22:48:30.07 -
提督「あぁ、そろそろ夕食の時間だからな」
提督「ここを歩いていたんだが・・・」
夕立「それならどうして後ろを振り向いたっぽい?」
提督「何か・・・いたような気がしてな・・・」
夕立「ふーん・・・」
夕立「そうなんだ」
-
30 : 2015/07/21(火) 22:54:48.38 -
夕立「でも」
夕立「あまり廊下で後ろを振り向いちゃダメっぽい」
夕立「そこに何もいない」
夕立「そうでしょ?」
提督「お、おぅ・・・」
夕立「提督さんは夕ご飯を食べに行くのだから」
夕立「目的を達成するために、真っ直ぐ食堂に行くべきっぽい」
夕立「余計なことは考えちゃダメっぽい」
提督「・・・・・・」
夕立「提督さん、わかったっぽい?」
夕立「これは気の所為っぽい」
夕立「暑くて頭がボーッとしている」
夕立「そうに違いないっぽい」
夕立「ね?」
提督「・・・・・・」
-
32 : 2015/07/21(火) 23:02:05.78 -
提督「・・・あぁ」
夕立「提督さん、夕立と一緒に食堂に行くっぽい」
夕立「手・・・繋ごう?」
提督「あぁ」ギュ
夕立「~ ♪」
提督「(・・・・・・)」
提督「(今日は・・・ずっと何かに追われているような気がする・・・)」
提督「(本当に気の所為なのか・・・?)」
提督「(・・・・・・)」
夕立「(・・・・・・)」
-
33 : 2015/07/21(火) 23:11:13.05 -
『食堂』響「あぁ・・・暑い・・・暑い・・・・・・」グビグビ
暁「も、もっと水を・・・!」グビグビ
雷「はぁ・・・はぁ・・・! もっと冷たくなりたい・・・!」グビグビ
電「もっと涼しく・・・! もっと寒くなってほしいのです・・・!」グビグビ
響「! みんな! 冷凍庫だ!」
暁「あぁ・・・あぁ・・・!」ズルズル
雷「冷たい・・・! 冷たいわ・・・!」ピト
電「このまま中に入りたいのです・・・!」
響「うあぁ・・・・・・」ダラダラ
提督「」モグモグ
提督「(・・・・・・)」
-
34 : 2015/07/21(火) 23:15:14.32 -
キリリリリリ キリリリリリリリ リーン リーン・・・・・・
提督「・・・・・・」
提督「まだ外は暑いのか・・・」
提督「(クーラーをつけっぱなしにして眠ると)」
提督「(体に悪いと言うが・・・)」
提督「やむを得ないな・・・」
提督「・・・・・・」
-
35 : 2015/07/21(火) 23:32:11.82 -
『マルフタマルマル』提督「うーん・・・!」
提督「(うっ・・・最悪の目覚めだ・・・)」
提督「途中で何回も目が覚めてダメだな・・・」
提督「おまけに気分も悪い・・・」
提督「(クーラーは消しておくか)」
提督「」ピッ
エアコン『』ウィーン
提督「・・・・・・」
-
36 : 2015/07/21(火) 23:33:41.78 -
提督「・・・水でも飲みに行くか」スッ
ドン・・・・・・
提督「?」
-
38 : 2015/07/21(火) 23:38:38.47 -
提督「(何の音だ?)」
ドン ドン ドン ドン ギッ・・・・・・
提督「(・・・天井から聞こえるな)」
提督「(丁度この部屋の上・・・物置だな)」
提督「(こんな時間に誰かいるのか・・・?)」
提督「(いや・・・それはないだろう)」
提督「(ネズミかなんかだろう)」
提督「・・・・・・」
提督「・・・いや、ネズミにしては音が大きいな」
提督「・・・・・・」
提督「少し様子を見に行ってくるか・・・」
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39 : 2015/07/21(火) 23:42:12.03 -
『物置』提督「・・・・・・」
提督「誰か・・・いるのか・・・?」
・・・・・・・・・・・・
提督「・・・・・・」
提督「(暗くてよく見えないな・・・)」
提督「」カチ
提督「」スッ
提督「・・・・・・」
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40 : 2015/07/21(火) 23:46:48.07 -
提督「」ギッ・・・ ギッ・・・
提督「」チラ
提督「・・・・・・」
提督「・・・誰かいる様子もないな」
提督「やはり気の所為だったか・・・」
提督「(夕立の言った通り、少し疲れているようだ・・・)」
提督「(早く戻って寝よう・・・)」ギッ・・・
http://iup.2ch-library.com/i/i1471244-1437489880.jpg
提督「」
-
42 : 2015/07/21(火) 23:53:16.83 -
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ミーンミンミンミン・・・・・・ ジジジジジ・・・・・・
「あーあ・・・また提督さんいなくなっちゃったっぽい」
「これで何回目だろうね・・」
「アレはどうにかならないっぽい?」
「僕達にはどうしようもないよ」
「どこにいるかもわからないし、誰に化けているのかもわからない」
「僕達艦娘では、とても太刀打ちできないよ」
「ぽい~・・・」
「あぁ・・・梅雨も明けて、どんどん暑くなってきたね」
「暑い・・・暑いっぽい・・・・・・」
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43 : 2015/07/21(火) 23:59:17.20 -
ミーンミンミンミン・・・・・・
『提督が鎮守府に着任しました』
『これより艦隊の指揮に入ります』
「ぽいぽ~い! 貴方が新しい提督さんっぽい?」
「ようこそ鎮守府へ! あたしは白露型駆逐艦4番艦、夕立っぽい!」
「秘書艦は夕立っぽいから、わからないことは何でも聞くっぽい!」
「精一杯頑張るから、これからよろしくね!」
提督2「あぁ」
提督2「よろしくな?」ニコ
終わり
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