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1 : 2015/08/19(水) 11:47:24.29 -
今までのよりかは長くなりそうです。
娯楽物としてツイスターゲームで書いてみようとしたら自分の表現の限界に気づきました。前回無駄に金剛出した辺りに、本当無駄に伏線張ってました。1行だけ。
↓前作です。読んでいると、あーここねってなります。
加賀「なんですか?」瑞鶴「勝負よ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439687400/過去作
暁「なにこれ?」響「王様ゲームだよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439552493/蒼龍「なにこれ?」飛龍「ボードゲームだよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439387196/SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439952444
ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439952444/
-
2 : 2015/08/19(水) 11:48:03.15 -
提督「招待状?」
榛名「はい、金剛姉様の別荘への招待状です」
提督「金剛の?あいつに別荘なんてあったのか…」
榛名「みたいです。それで今金剛姉様は別荘の方に行っていて是非提督も、と」
提督「え?マジで?だって俺金剛に酷い事言ってから話してないんだけど…秘書官もやってくれないし」
榛名「仲直りがしたいそうですよ」
提督「そ、そうなのか!じゃあ……お言葉に甘えようかな」
榛名「本当ですか!金剛姉様も喜びます!」
提督「やはり、秘書官は金剛でないとしっくりこないからな」
榛名「……提督は今の金剛姉様はどう思いますか?」
提督「? それはどういう意味だ?」
榛名「いえ…。では私はこれで。別荘の件宜しくお願いしますね」
提督「お、おお。またな榛名」
提督「…今の金剛ねぇ…」
-
3 : 2015/08/19(水) 11:48:34.25 -
—-回想—-
—-海岸—-
提督『金剛、急に呼び出したりしてどうした?』
金剛『来てくれてありがとうございマース。ちょっとお話があって』
提督『話なんていつでも出来るじゃないか。こんな夜遅くじゃなくても…』
金剛『Hey!テートク!こういう時は誰にも聞かれたくないって事…察して下さいヨ!』
提督『ああ、そうなのか。すまんすまん』ナデナデ
金剛『モー…』
提督『それで?話ってのは──』
—-回想 終—-
-
4 : 2015/08/19(水) 11:49:09.19 -
—-別荘—-
—-朝—-提督「ここ、だよな?思ったよりでかい…3階建てだ」
提督「海辺の近くか、理想の別荘だ。俺もいつかは…」
霧島「あ、提督!良く来て下さいました!」
提督「やあ、霧島。今日は世話になるよ」
霧島「ええ、勿論です。さぁこちらへ」スタスタ
提督「ああ」スタスタ
-
5 : 2015/08/19(水) 11:49:39.63 -
—-裏庭—-
──ネー! デ-ス!
提督(お、金剛の声だ)
金剛「そこで私はこう言ったのデース!あ!霧島おか…──!?」
提督「よ、よう。久しぶりだな、金剛」
金剛「W…Why!?どうして提督がここにいるのデス!」
提督「どうしてって…お前が招待してくれたんじゃないか」
金剛「…?私が、提督を…?」
金剛「─!Hey!榛名!もしかしてもう一人呼んだっていうお客様って!」
榛名「ごめんなさい、金剛姉様」ペコ
榛名「提督と不仲のままで居てほしくなくて…。提督もそのつもりで来てくれましたから」
提督「まぁ…この事は聞いてなかったがな」
金剛「Really?提督は私と寄りを戻したいのデスか?」
-
6 : 2015/08/19(水) 11:50:08.93 -
提督「誤解が生まれる言い方をするんじゃない。まぁ、仲直りしたいのは本当だ」
金剛「そうデスか。でも許さないデース」
提督「簡単に許してもらえるとは思ってなかったさ。俺が悪いしな」
金剛「でも提督と不仲のままは嫌デス。ですから1度だけ私のお願いを聞いて下サイ」
金剛「そしたら、許しマス」
榛名「金剛姉様…!」
提督「ああ、いいぞ。金剛がそれで良いなら」
金剛「Yes!内容は考えておくので、それまでは楽しく過ごすデース!」
霧島「良かったわね、榛名」
榛名「ええ、霧島。ありがとう、提案してくれて」
霧島「いいのよ、私も金剛姉様と提督がギスギスしてるの見ていたく無かったしね──」
比叡「──皆さーん!カレーが出来ましたよー!」
比叡「あ!提督!来てくれたんですね!」
提督「おお、比叡じゃないか。お前がカレーを作ったのか?楽しみだ」
比叡「そうですよ!お口に合うかわかりませんが!気合入れて作りました!」
-
7 : 2015/08/19(水) 11:50:37.20 -
提督「それはさぞ美味しいんだろうな」
霧島「榛名…用意してる?」ヒソヒソ
榛名「ええ、任せて」スタスタ
比叡「あ、榛名ってばそんな急がなくても大丈夫ですよ!カレーは逃げません!」
榛名「比叡姉様のカレー楽しみなんです。先に行ってよそっておきますね」スタスタ
比叡「照れちゃいますよー榛名!ではお願いします!」
金剛「比叡、カレー作ってくれてありがとうデース」ナデナデ
比叡「こ、金剛お姉様…えへへ…」
金剛「では早速比叡のカレーを頂きに行きましょうカ」
比叡「はい!」
-
8 : 2015/08/19(水) 11:51:10.47 -
—-リビング—-
—-昼—-提督「外から見たときも凄かったけど、中も凄いな」
金剛「Yes!ここまでRenovationするのは大変でしたケド」
提督「え?なんだって?リ、リノ…?」
霧島「要はリフォームしたって事ですよ、提督」
提督「ああ、なるほど。頑張ったんだな、皆」
榛名「今では良い思い出です。では早速頂きましょう」
提督「そうだな。いただきます」
提督「どれどれ、比叡のカレーは…」パク
比叡「ど、どうですか…」ジー
提督「…うん、美味しいじゃないか!比叡!」
比叡「ほ、ほんとですか!良かったー!」
金剛「ンー!Very good!比叡!美味しいデース!」
比叡「頑張って作った甲斐がありました~!」
-
9 : 2015/08/19(水) 11:51:43.71 -
榛名「霧島…」ヒソヒソ霧島「心が痛むけど…皆を守る為よ…」ヒソヒソ
提督「ん?何かあったか?霧島、榛名」
榛名「い、いえ!比叡姉様!すっごく美味しいです!」
霧島「ええ。鎮守府の皆にも食べさせてあげたいですね」
比叡「え、えへへ…ありがとうございます…!」
比叡「今度間宮さんにお願いして、出してもらおうかなぁ……な、なんて」
提督「おお!良いんじゃないか!これは人気が出るぞ!」
金剛「デース!是非お願いしてみましょう!」
榛名「た…楽しみですね!」
榛名(それだけはやめて下さい…!比叡姉様…!)
霧島「え、ええ…!」
霧島(体調不良者続出必至…間宮さんに根回ししておかなければ…)
提督「こんな美味しいものが作れるんだ。比叡は良いお嫁さんになるな」
-
10 : 2015/08/19(水) 11:52:11.31 -
比叡「ひえっ!?私が…お、お嫁さん…ですか…?」
提督「ああ。比叡をお嫁に貰える人は幸せ者だ」
比叡「そ、そんなぁ…褒めてもカレーしか出ませんよ…」テレテレ
金剛「Hey!私の大切な妹を口説かないで下サーイ!テートクゥ!」
提督「い、いや!?別に口説いてないぞ!?思った事を言ったまでなんだが…」
霧島「たらしですか」
榛名「ですね」
提督「霧島に榛名までそんな…」
比叡「あ、あはは…。ほ、ほら!まだまだおかわりはあります!どんどん食べてください!」
提督「あ、ああ。そういえば、この後は何をするんだ?」
金剛「決まってマース!!」
提督「なんだ?」
金剛「もちろん!私のBeachに行きますヨー!」
提督「えっ──」
-
11 : 2015/08/19(水) 11:52:53.79 -
—-ビーチ—-
提督「まさかこんな事になるとは…」ソワソワ
提督(み、皆の水着姿か…どんなの着てくるんだろう…)
提督「ま、まだかな…」ソワソワ
金剛「ヘーイ!テートクー!お待たせしまシター!」
提督「お、おお。来た──かっ…!!」
提督(うおおおおお!!こ、これはぁぁぁ!絶景…!山が…いち、に…)
金剛「どうデスかー?テートクゥ。似合ってマスかー?」ポーズ
比叡「えへへ…いくら慣れ親しい提督といえど、これは恥ずかしいですね…」
榛名「あ、あんまり見ないで下さい…提督…恥ずかしいです…」モジモジ
霧島「提督、何処見てるんですか…。変態」
提督「なっ!違うわ!…み、皆とても似合っている!可愛いぞ…!」
金剛「ありがとうございマース!では、早速遊びましょうカー!」
提督「お、おお。何するんだ?」
比叡「ふっふっふ…コレですよ!提督!」ジャンッ
提督「ボール…ビーチバレーでもするのか?」
金剛「That's right!こっちデース!」グイッ
提督「わかったわかった…!引っ張るなって!」
-
12 : 2015/08/19(水) 11:53:20.88 -
—-ビーチバレーのコート—-審判:霧島
チーム1:提督、榛名
チーム2:金剛、比叡金剛「比叡!頑張りましょうネー!」
比叡「はい!お姉様!」
提督「榛名、よろしくな」
榛名「は、はいぃぃ…」モジモジ
提督「あれだ、俺前に居るから榛名は後ろを頼むよ、そうすりゃあんまり見えないからさ」
榛名「あ、ありがとうございます…提督…」
霧島「それでは始めます。あら、マイク音量大丈夫かしら?チェック、1,2…」
提督「…霧島ノリノリだな。マイクなんてどっから…」
霧島「お待たせしました!金剛姉様チームからのサーブです!」
金剛「覚悟して下サーイ!行きます!…ファイアー!」ポーン
霧島「金剛姉様による、優しいサーブです!受け止めるは榛名!」
-
13 : 2015/08/19(水) 11:53:46.99 -
榛名「わわ…はいっ提督っ」ポーン霧島「大きく打ち上げたー!これは高ーい!」
提督「任せておけ…ふんっ!!」バシーン
霧島「提督による…強烈なスパイク!これは決まったかー!?」
比叡「させません!」ポン
霧島「おーっと!比叡姉様!凄ーい!」
提督「なっ!?捕っただと…!?比叡!中々やるじゃないか!」
金剛「Niceネ!…比叡!任せマシタ!」ポーン
霧島「トスが上がったー!チャンスです!」
提督「これは…」ダッ
比叡「はい!お姉様!…気合!入れて!…打ちます!」バシィィン
霧島「こちらもまた強烈!果たして捕れるでしょうか!」
榛名「えっ提督?…えっ!?きゃっ…!」ドンッ
提督「ん!?うわあぶn─おわぁっ!?」ドンッ
霧島「あーっ!これは連携ミス!提督と榛名がぶつかってしまったー!………おや?」
比叡「…ひえぇぇ…」
金剛「Hey!榛名!提督!大丈……ブッ!?」
-
14 : 2015/08/19(水) 11:54:16.44 -
提督(いてて……下にクッションあって良かった…ん?クッション?)ムニ
榛名「…榛名は…大丈夫です…」
提督「そうか……って!うわっ!」モミ
榛名「ひゃんっ!?…て、提督…あの…手…」カァァ
提督「こ、これは事故だ!わざとじゃない榛名!!」モミ
榛名「わ、わかりましたから…手を…手をぉぉ…」ワナワナ
提督「本当にすまん!榛名ァ!」モミモミ
金剛「いつまで触ってんデスかー!!」バチィーン
提督「ぎゃ!!」
-
15 : 2015/08/19(水) 11:54:42.39 -
—-別荘・寝室—-
—-夕—-提督「いて!いてて…!…優しくして!」
霧島「ほら、動かないで下さい」
提督「…っはぁ。それにしても金剛の奴、思いっきりビンタしてくれたな…」
霧島「提督が悪いんですよ、榛名の胸を離さないんですから」
提督「頭ではわかってたんだけどな…身体は正直と言うか…」
霧島「ケダモノか。まぁ、仕方がないといえば仕方ないのかしら…」
霧島「はい、終わりです」
提督「お…ありがとう霧島。大分マシになった」
提督「今度何かお礼するよ」
霧島「いえ、気持ちだけで十分です」
提督「そうか。ありがとうな」
提督「榛名達は?」
-
16 : 2015/08/19(水) 11:55:13.75 -
霧島「下で姉様達と一緒に夕飯を作っていますよ」提督「そうか。後で榛名にはちゃんと謝っておかないとな」
霧島「そうですね。それと……一つお伺いしたいのですが。いいですか?」
提督「なんだ?」
霧島「金剛姉様と喧嘩した理由…、私知らないんですよね」
提督「ああ…知りたいのか?」
霧島「ええ、まあ」
提督「お前達が聞いたら怒るかな…あまり言いたくないんだが。それでも聞くか?」
霧島「教えてください」
提督「そうか、わかった」
「簡単に言うと、だ。俺が今の金剛の事をだな」
「前の金剛と同じ様にしてしまったんだ──」
-
17 : 2015/08/19(水) 11:55:58.33 -
——–
『ふぁぁ…おはよう~』ボケー
『おはようデース。Break fastも出来てマース!』
『金剛ー…』クイッ
『え、て、提督?何するんデス?』キョトン『ん…何って…いつも朝してくれるじゃないか…』ボケー
『…!?て、提督…私には、デキません…』バッ
『え…いつもはしてくれるのに…』ボケー
(……!)
(いつも…デスか…。'私'は…提督といつもキスしていたんデスね……)
『……今…ココに居るのは…私なのに……なんで…』ポロポロ
『あ、あれ…?俺今何してた…こ、金剛?』ハッ
(やばい!もしかしてクセでやっちまったか!?)
『もう…いいデス…』トボトボ
『え、ちょ!待ってくれ!金剛!』ガシッ
『提督…痛いデス。痛いん…デス。離して下サイ…』
『俺が悪かった!だから──』
『離してヨ!!!』パンッ
——–
-
18 : 2015/08/19(水) 11:56:25.07 -
霧島「うわぁ……それは…金剛姉様も怒りますね」
提督「本当にな。馬鹿な事をしてしまったと思う」
霧島「提督は、前の金剛姉様の事は──」
提督「好きだったよ。ケッコンカッコカリの約束もしていた」
霧島「そうですか…。今の金剛姉様では駄目なんですか?」
提督「駄目ではない。ただ…俺が未だに整理出来ていないだけだ」
提督「まだ…あいつが、金剛が忘れられないんだ。…引きずるタイプなんだな、俺って」
霧島「…私達にとっては、前の金剛姉様も大切な金剛姉様ですが」
霧島「やはり、今の金剛姉様も金剛姉様であることには変わりません」
霧島「私達の、大切なお姉様です」
提督「……そう、だな。そんな簡単な事なのにな。俺は…」
提督「もしアイツがいたら、シャキっとしろって背中を叩かれてしまうな…」
提督「俺が不甲斐ないばかりにこんな事になってしまって、すまんな霧島」
霧島「こればっかりは提督次第ですからね、頑張ってください」
-
19 : 2015/08/19(水) 11:56:59.79 -
提督「ああ。霧島、ありがとう」霧島「…いえ。そろそろリビングへ行きましょうか。あまり長居すると怪しまれますし」
提督「怪しまれるって…何かあるわけでもないのに─」
霧島「男女が同じ部屋で2人きりですよ。変な事が起きてもなんら不思議ではありません」
霧島「提督は何もしませんでしたけど」
提督「俺をなんだと…。さすがに、皆が下にいるんだし」
霧島「あら?もし居なかったら私は…押し倒されていたという事ですか?」
提督「はっ!?ち、違う違う!何もしないから!」
霧島「それは…私に魅力が無いって事ですか…」シュン
提督「そうじゃない!そうじゃなくて!」
霧島「自分で言うのもあれですけど、中々の物だとは思うんですけどね」ユサユサ
提督「胸を持ち上げるんじゃない!たしかに霧島は良いスタイルしてるよな…じゃなくて!」
提督「てか俺の目の前でそういう行動はやめろ!色々と駄目だろ!」
霧島「冗談ですよ。提督は素直ですね」
提督「ははは…俺だって男なんだ…勘弁してくれ…」
霧島「ふふ…先に下行ってますね。では」
提督「おお、下でな」
提督「──…はぁ。いい加減、ケリつけないとな…」ポリポリ
-
21 : 2015/08/19(水) 11:57:25.34 -
—-回想—-
金剛『…ちょっと、恥ずかしいデスけど…』
金剛『私はネ…提督の秘書官になれて本当に良かったデス』
金剛『提督のお手伝いは色々と大変デシタけど、それでも…』
金剛『毎日が充実していて…とても幸せデシタ…』
金剛『そしていつからか、私は提督に恋をしてしまいマシタ』
金剛『今ではもう、LikeではなくLoveに…』
金剛『提督……貴方の事を愛していマス』
金剛『だから…』
金剛『私と…』
金剛『結婚して下サイ…』
—-回想 終—-
-
22 : 2015/08/19(水) 11:57:59.92 -
—-リビング—-提督「いただきます!」
榛名「どうぞ。お口に合えば良いですが」
提督「それにしても凄いな、榛名達が作ったのか?」
金剛「Yes!と言いたい所デスが、ほとんど榛名が作ってマシタ」
比叡「私も皮むきとか、簡単なお手伝いくらいしかしてませんからね」
霧島「榛名は家事全般は何でも出来るんですよ、見習いたいものです」
提督「そうなのか、榛名は凄いな」
榛名「い、いえ!そんな事…ないですよ…」テレテレ
金剛「榛名は本当に自慢の妹デース!」ナデナデ
榛名「金剛姉様ぁ…」
比叡「私にも今度料理を教えてくださいね!榛名!」
榛名「はい…!」
提督「仲良くて良いな、お前らは…。…おっ、この肉じゃが美味いな!」
榛名「本当ですか!良かった…」
-
23 : 2015/08/19(水) 11:58:32.49 -
比叡「どれどれ私も…あいたっ」霧島「あら?比叡姉様怪我してます?」
比叡「あいたた…ちょっと手伝ってる時に利き手の指を切っちゃいまして…」
提督「そうなのか。どれ…食べさせてやろう」
比叡「ひえっ!?いやいや!これくらい大丈夫ですって!」
提督「無理するな。そんな箸の持ち方じゃ食べるのも大変だろ。ほら、口を開けろ」アーン
比叡「うぅ…わかりました…。あ、あーん…」パク
提督「よしよし、ちょっと恥ずかしいけど、まぁ平気だろ?」
金榛霧「……」ボーゼン
提督「ん?どうしたお前達…そんなこっちを見て…」
榛名「いえ、流石は提督です…」
霧島「わかっててやってるのか、わかってないのか知りませんが。本当に女ったらしです」
提督「なっ…!そんなんじゃないだろ!なぁ、比叡…」チラッ
比叡「……は、はいぃ」カァァ
-
24 : 2015/08/19(水) 11:59:01.32 -
提督「あ、あれ…。ほら…な?」霧島「…はぁ」ヤレヤレ
金剛「テーートクッ」
提督「ん?なんだ金……剛?何してるんだ…?」
金剛「見ての通りデース。はい、アーンして下サイ」
提督「や、やめろ!俺は大丈夫だ!それに皆の前で、恥ずかしいだろ…」
金剛「自分もやっていたじゃないデスか。今更恥ずかしがる事はありませんヨ?」
提督「うっ…それは仕方なくで…。これは流石に恥ずかしいんだが…」
霧島「提督、女性からの好意は受け取らないと」
提督「き、霧島…」
金剛「そういう事デス。はい、提督。アーン」
提督「くぅ…。あ、あーん…」パク
金剛「フフフ…照れてる提督、可愛いデース」
提督「お前なぁ…」モグモグ
提督「次は俺の番だ、お前にも辱めを受けさせてやる。…ほれ、あーんしろあーん」
金剛「アーン」パク
提督「あれ、もっとリアクションとかないの…」
金剛「…美味しいデース!」ニコ
提督「くっ…!」
榛名(…本当にお二人はお似合いなのに…どうして…)
-
25 : 2015/08/19(水) 11:59:27.09 -
—-寝室—-
—-夜—-提督「──…ふぅ」
提督「なんだかんだあったけど楽しかったな、今日は」
提督「帰ったら金剛にもう一度、秘書官をしてもらおう…」
提督(…あ、そういえば…)
提督(お願いって結局なんだったんだろうか…)
-
26 : 2015/08/19(水) 11:59:57.34 -
——–
『英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!』
『なっ…!』
(まさか…また金剛が来るとは…!くっ!)グラッ
『Hey?提督ゥ?大丈夫デースか?』
『い、いや…何でもない…歓迎するぞ、金剛』
『Yes!早速デスケド、質問してもいいデスか?』
『ああ。なんだ?』
『以前、此処に私、居マシタ───?』
——–
提督(…懐かしいな…)
-
27 : 2015/08/19(水) 12:00:30.64 -
──コンコン提督「ん?誰だ?入ってくれ」
──ガチャ
金剛「失礼しマース」
提督「おお、金剛か。どうした?」
金剛「約束、覚えてマスカ?」
提督「ああ、丁度その事を考えていた所だ。それでどうするんだ?」
金剛「…ちょっと、出ませんカ?」
提督「? ああ、良いぞ」
-
28 : 2015/08/19(水) 12:00:56.22 -
—- 3階 バルコニー —-提督「…おお、ここから見る夜景は綺麗だな」
金剛「デショ?私のお気に入りデース」
提督「それで?お願いってのは何だ?」
金剛「そう急かさないデ下サーイ。一緒に夜景でも見まショ」
提督「ん、そうか。…そうだな」
提督(なんだ?金剛が少し赤い…)
金剛「…提督」
金剛「どうして…どうして私を秘書官にしたんデスか?」
提督「いきなりだな……そうだな…。…可能性を感じたんだ」
金剛「可能性…デスか?」
提督「ああ。金剛がウチに来た時の事覚えてるか?」
金剛「イェース。覚えてマス。提督何か狼狽えてマシタネ」
-
29 : 2015/08/19(水) 12:01:34.24 -
提督「その時、金剛。お前が自分で言った事覚えてるか?」金剛「確か……以前此処に……マサカ…」
提督「すまんな金剛。察しの通りだ」
提督「艦娘は、以前の自分の記憶を稀に引き継ぐ事があるそうだ」
提督「俺は、それに賭けていたんだ…」
提督「最低だろ?軽蔑してくれても構わないぞ…」
金剛「イエ…。ちょっとショックでしたケド…」
金剛「実は…時々、知らない提督と私の夢を見ていたんデス」
提督「なんだって?」
金剛「あ、期待はしないで下サイ。見たってだけで私は私デス」
金剛「でも、今言われて気付きマシタ…。いや、違いマスネ…気付いていたのに…」
金剛「私はきっと、認めたくなかったんデス。そして嫉妬もしていマシタ」
金剛「まるで恋人のような2人に…憧れ、私もそうなりたいと思って…努力したんデスけどネ」
金剛「ダメ…でした…。私じゃ…あの私には到底勝てません…」
提督「金剛…そんな事は──」
金剛「だから、私はズルい事をしマス。このお願いデ」
提督「な、なんだ?」
-
30 : 2015/08/19(水) 12:02:11.74 -
金剛「私はネ、提督。貴方の秘書官になれて本当に良かったと思ってマス」
『私はネ…提督の秘書官になれて本当に良かったデス』
提督(──!!!)
金剛「提督の健康管理も含めて大変でした…提督は栄養が偏ってマシタからネ」
『提督のお手伝いは色々と大変デシタけど、それでも…』
提督(──…やめろ)
金剛「それでも、毎日楽しかったデス…幸せデシタ…」
『毎日が充実していて…とても幸せデシタ…』
提督(──…やめてくれ)
金剛「そして、私は、提督を好きになりマシタ」
『そしていつからか、私は提督に恋をしてしまいマシタ』
提督(──…俺は…)
金剛「イイエ…多分もう、愛してしまっていマス」
『今ではもう、LikeではなくLoveに…』
提督(──…金剛…)
金剛「提督……私は、貴女を愛してシマッタんデス」
『提督……貴方の事を愛してしまいマシタ』
提督(──…また…俺は繰り返すのか?)
-
31 : 2015/08/19(水) 12:02:48.42 -
金剛「だから…」
『だから…』
提督(──…違う、わかってるだろ…)
金剛「私と…」
『私と…』
提督(──…今、俺の目の前に居るのは…)
金剛「結婚して下サイ…」
『結婚して下サイ…』
提督(──… 金剛 だろ…)
-
32 : 2015/08/19(水) 12:05:21.41 -
続きます。
結末は2つを予定してます。どういう風に落ちるかはまだ決めてませんが。遅筆なので次の投下がちょっとわからないです。
2つ書き終えたらまた来ます。読んでくれた方ありがとうございました。
-
34 : 2015/08/19(水) 12:34:13.13 -
あ、それは誤字です。
よく間違えるなぁ…。 -
36 : 2015/08/19(水) 17:36:34.77 ID:g2OvqpYUo -
おつつ
あなたは旧すれに新スレ情報のっけなさいよ…おもしろいけど探すの面倒なのよ… -
37 : 2015/08/19(水) 18:23:25.93 -
書いてみたら終盤だし、どっちともそんなに長くならなかった…。
完成したので投下します。>>36
そうか…!投下終わったら載せてきます! -
38 : 2015/08/19(水) 18:25:35.16 -
—-受け入れない未来—-
(──…ダメだ…)
(──…情けないな、俺は…)
(──…未だに覚悟が出来てないなんて…)
「金剛」
「ハ、ハイ!」
「すまん…その願いは…聞いてやれそうにない…」
「…そ…ソウデス…ヨネ…」
「すまん…」
「べ、別に大丈夫デース!」
「だって…これはズルいってわかってましたカラ…」
「だから…ほんと…気にしないで…下サイ」ツー
「こ、金剛…」
「あ、あれ…?ヤダ…。私ったら何で…」ツー
-
39 : 2015/08/19(水) 18:27:00.86 -
あ、やべ。
名前振り忘れてた。
出直してきます。 -
40 : 2015/08/19(水) 18:33:34.74 -
—-受け入れない未来—-
提督(──…ダメだ…)
提督(──…情けないな、俺は…)
提督(──…未だに覚悟が出来てないなんて…)
提督「金剛」
金剛「ハ、ハイ!」
提督「すまん…その願いは…聞いてやれそうにない…」
金剛「…そ…ソウデス…ヨネ…」
提督「すまん…」
金剛「べ、別に大丈夫デース!」
金剛「だって…これはズルいってわかってましたカラ…」
金剛「だから…ほんと…気にしないで…下サイ」ツー
提督「こ、金剛…」
金剛「あ、あれ…?ヤダ…。私ったら何で…」ツー
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41 : 2015/08/19(水) 18:34:04.41 -
金剛「なんで…?なんでぇ……」ポロポロ
金剛「痛いデス…胸が痛いデス…!」ポロポロ
金剛「こんなに痛くなるなら…恋…ナンテ…」ポロポロ
金剛「……したくなかったデス……うわぁぁあん」ポロポロ
提督「金剛…!」バッ
提督(─待て…!)ピタッ
提督(くっ…!ここで抱きしめてやるのは、本当に優しさなのか…!?)
提督(残酷なだけだろ…!くそっ…!)
金剛「うううっ…うぅ……」ヒックヒック
提督(すまん…金剛…──
-
42 : 2015/08/19(水) 18:34:31.70 -
—-寝室—-
—-朝—-──ガチャ
霧島「おはようございます。提督、朝ですよ。起きてくださーい」
提督「…あぁ、今起きたよ」
霧島「あら?あまり眠れませんでした?」
提督「いや、そんな事無いさ。ちょっと考え事してたら遅くなってしまってな」
霧島「…そう…ですか」
提督「準備したら下に行くよ」
榛名「霧島~?提督は起きましたか~?」ヒョコ
霧島「ええ。起きていたわ」
榛名「あ、おはようございます!提督!」
提督「ああ。おはよう榛名」
提督「──その…金剛は起きているか?」
榛名「? ええ、下で提督を待ってますよ?」
提督「そうか…。わかった、今行く」
提督(ちょっと気まずいが…行くしかないだろう…)
-
43 : 2015/08/19(水) 18:35:04.08 -
—-リビング—-
提督「…おはよう。金剛、比叡」
比叡「おはようございます!提督!」
金剛「オハヨウデース!テートクー!」
提督「お、おう…」
提督(あ、あれ…。考え過ぎかな…)
提督「…そういえば、この後の予定は?」
金剛「鎮守府へ帰りマース!」
霧島「さすがに2、3日も空ける訳にはいきませんからね」
提督「そうか…わかった」
金剛「あ!テートク!後でお話がありマース!」
提督「…!お、おお。わかった…」
榛名(…?なんだか提督がぎこちないですね…)
-
44 : 2015/08/19(水) 18:35:41.76 -
—-帰路・バス車内—-
提督(…話ってなんだろうか…)ボー
提督(…金剛も前の席で皆と話しているし…気になる…)
金剛「ちょっと席外しマスネー!」
金剛「盗み聞きしちゃ、NO!デスヨ?」
比叡「はーいお姉様!」
提督(…お、金剛がこっちに来た…)
金剛「Heyテートク。昨日はお恥ずかしい所をお見せしマシタ」ポスン
提督「いや…俺の方こそすまなかったな…何もしてやれなくて…」
金剛「その事はもう良いんデス。それよりデスネ…」
提督「ん?なんだ?」
金剛「お願い、まだ残ってマスよね?」
提督「…あぁ、確かに。そうだな」
金剛「ネ!それでお願い何デスけど…」
金剛「私をもう一度、秘書艦にして下サイ」
-
45 : 2015/08/19(水) 18:36:16.89 -
提督「─!?」
提督「金剛は…それで良いのか…?」
金剛「ハイ。例えもう叶わない事デモ…提督の傍に居させて欲しいデス」
金剛「提督にはツライ事でしょうケド」
提督「…いや、良いぞ。お願い聞くって言ったのは俺だからな」
提督(それに、お前が姿を見せなくなる方が嫌だからな…)
金剛「ホントデスカ!嬉しいデース!」ギュー
提督「こ、こら!人前で抱き着くんじゃない…!」グイィ
金剛「もー!何照れてるネー!」
──
提督<時間と場所をわきまえろよ…?
金剛<あー!それ私のセリフデース!
榛名「なんだか大丈夫そうですね」
霧島「ええ。何かあったみたいだけど良かったわ」
比叡「お姉様、元気出たみたいで良かったです」
-
46 : 2015/08/19(水) 18:36:59.30 -
—-鎮守府・執務室—-
提督「……」カキカキ
金剛「テートクー」
提督「ん?なんだ金剛」
金剛「前の私のお墓とかって…あるんデスか?」
提督「……あぁ、一応な」
金剛「何処デスカ?」
提督「なんだ?行くのか?」
金剛「ハイ、気持ちの整理をしてきマス」
提督「…そうか。墓は───」
-
47 : 2015/08/19(水) 18:37:31.60 -
—-堤防—-金剛「えーと…ここら辺デスヨネ…」キョロキョロ
金剛「提督の地図わかりにくいネー」ムー
金剛「あ…」
金剛「……」スタスタ
金剛「これが…'私'の…」スッ
金剛「……」パンパン 南無~
金剛「…聞こえてマスか…?私」
金剛「私ネ、昨日提督にフラれちゃったんデスヨ…」
金剛「貴女なら上手く行ってたんデスかね。私は駄目デシタケド…」
金剛「……やっぱり悔しいデス…」
-
48 : 2015/08/19(水) 18:38:01.32 -
金剛「同じ私ナノニ…何で貴女は選ばれて、私は選ばれないのカ…」
金剛「…納得デキませんヨ…本当に…」
金剛「デモネ…もう大丈夫デス」
金剛「提督は…貴女の分まで私が守りマス」
金剛「ダカラ…貴女は提督のココロを支えてあげて下サイ…」
金剛「……ちょっと喋り過ぎマシタかね…」スクッ
金剛「また、来マスネ」ニコ
金剛「Bye…ワタシ…」スタスタスタ
『頑張ッテ』
金剛「─!? 今のって……マサカ…」
-
49 : 2015/08/19(水) 18:38:55.03 -
金剛「……全く…私を侮ってもらっては困りマース」
金剛「言われなくても…諦めてなんかいませんヨ」
金剛「貴女は私で、私は貴女なんデスからネー!」
金剛「そろそろ戻りマース!」
金剛「もうすぐ Tea Time の時間デスカラ───。
-
50 : 2015/08/19(水) 18:40:31.54 -
1の未来、終わりです。
次投下します。 -
51 : 2015/08/19(水) 18:45:59.29 -
—-受け入れる未来—-
提督(そう…こいつは…金剛なんだ)
提督(あいつじゃない!ちゃんと向き合ってやるんだ…!)
金剛「……提督?」
提督「金剛」
金剛「ハ、ハイ!」
提督「今まですまなかった」
提督「俺はお前に、本当に酷いことをしていた」
提督「でも、もう…ちゃんと」
提督「金剛、お前と向き合うよ」
提督「結婚しよう」
金剛「───!!提督…!!」ギュー
提督「おわっ!」
-
52 : 2015/08/19(水) 18:46:35.37 -
金剛「テートク!テートク!テートクゥー!」グリグリグリ
提督「おいおい…痛いって。よしよし」ナデナデ
金剛「…大好きデス。もう私から離れないで下サイ…」ギュゥ
提督「1回離れて行ったのは金剛の方じゃないか…」
金剛「あれはテートクが悪いデース…」
提督「ははは…そうだったな。大丈夫だ、これからはずっと一緒にいる」
金剛「本当デスか?」
提督「ああ。本当だ。だから心配するな」
金剛「じゃ、じゃあ…その…」
提督「ん?なんだ?」
金剛「キ、キスして下サイ…」
提督「─!」
提督「ああ……いいぞ」グイッ
金剛「て、テート──んっ…──
-
53 : 2015/08/19(水) 18:47:01.20 -
—-寝室—-
—-朝—-──ガチャ
霧島「提督、朝ですよ。起きてくだ──さ!?」
提督「……」スヤスヤ
金剛「……」スヤスヤ霧島「一体何が…」
霧島(でも…抱き合って寝ているって事は、本当の意味で仲直りしたんですかね…)
榛名「霧島~!提督は起きましたか~?」ヒョコ
霧島「見てみなさい」
榛名「え?……わぁ…」
榛名「お二人とも…'仲'良く寝ていますね」フフ
霧島「でしょう。このままにしておきましょうかね?」
榛名「そうですね。それに…」
榛名「もう私達の後押しは、必要ないみたいですから」
霧島「ええ、そうね─…」
-
54 : 2015/08/19(水) 18:47:32.50 -
—-後日—-金剛「Hey!テートクゥー!またそんなもの食べテー!」
提督「げぇッ!金剛!」
金剛「何がゲェッデスか!!」
提督「ち、違う!これは球磨の差し入れで…!」
金剛「全くモー!私が居るというノニ皆さんハ…」
金剛「テートクもテートクデース!」
提督「す、すまん…断りきれなくて…。せ、せっかく貰ったんだ。没収はしないでくれよ…?」
金剛「モチロン、しませんヨ」
提督「ご勘弁を!……え?今何て…?」
金剛「ですカラ、没収しませんヨ」
提督「え…どうした金剛…?熱でもあるのか…?」ピタッ
-
55 : 2015/08/19(水) 18:48:09.60 -
金剛「テートクの中で私は一体どういうキャラなんデスか…」
提督「それはもう鬼よm──」
金剛「ムッ!」キッ
提督「う、嘘です。それはもう……一番可愛い俺の嫁だ」
金剛「─!も、モウ…そう言えば良いと思っテ…」
提督「愛してるぞ、金剛」
金剛「む~~……ズルいデース」
提督「ははは…なあ金剛」
提督「……していいか?」
金剛「え…べ、別にしてもイイけど…時間と──」
提督「場所、だろ。大丈夫だ、誰も居ないだろ?」
金剛「そうデスけど…もぅ、仕方のナイ人デス…」目トジ
提督「そう言うな…──」
-
56 : 2015/08/19(水) 18:48:36.56 -
──ガチャ
球磨「提督~!さっきのお菓子どうだったクマ~!」
球磨「クマッ!?」
提督「……!!?」キスシタママ
球磨「し、失礼したクマ~…」
──パタン
多摩<あれ~?球磨どうしたにゃ?提督は?
球磨<な、何でもないクマよ!!とりあえず今は入っちゃ駄目クマ!
多摩<そうなの?
球磨<そうだクマ!
多摩<怪しいにゃ~。
球磨<駄目クマ!多摩にはまだ刺激が強すぎるクマ!
多摩<? ケチ~。
球磨<ほ、ほら!間宮に行くクマ!好きな物奢ってあげるクマよ!
多摩<ほんとに?何かわかんないけどラッキーにゃ。
-
57 : 2015/08/19(水) 18:49:03.41 -
提督「……」
金剛「見られちゃいましたネ…」
提督「いや、皆公認だから…不自然ではない…が」
提督「やはり恥ずかしいな…」
金剛「そう…デスね…」
提督「今度からはちゃんと、わきまえます」
金剛「ハイ。そうして下サイ」
提督「そうだ。金剛これ──」ガザゴソ
金剛「あ…ソレハ…」
提督「後で渡そうと思ってたんだけど。今、渡すよ」
金剛「やっとデスネ……嬉しいデス…本当に…」
提督「…愛してる、金剛」
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58 : 2015/08/19(水) 18:49:48.97 -
提督「改めて……俺と結婚してくれ」
金剛「…ハイ」
私も愛していマス。提督───。
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59 : 2015/08/19(水) 18:51:57.13 -
完結です。
もしこの世界線でまた何か続けるのなら、1の未来の提督になりますね。多分。
また何か思いついたら来ます。読んでくれた方ありがとうございました。
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