ロックマン「和斗くん、朝だよ!」俺「うっせー!」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:05:27.52 ID:mJr04ztY0
ロックマン「またクマできてるよ?全く・・・昨日いつまで起きてたの!」

俺「んだよ・・・起きたんだから別にいいだろ?」

ロックマン「もう・・・屁理屈ばっかり言って!」


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389351927/


7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:10:39.10 ID:mJr04ztY0
俺「・・・」カチカチ

ロックマン「和斗くん・・・」

俺「どうした?」

ロックマン「昨日ママから言われたんだけど、和斗くんもそろそろ社会に・・・」

俺「やめろ・・・」

ロックマン「どうしてさ、最近は普通に外だって出られるじゃないか」

俺「俺がよくても社会は俺なんて認めないんだよ・・・クソ・・・」

ロックマン「和斗くん・・・」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:14:20.22 ID:mJr04ztY0
ロックマン「和斗くん、メールだよ!ネット通販からだね」

俺「お、きたか」

ロックマン「もしかしてまたオナホ・・・?」

俺「は?ちげえよ!」

ロックマン「そ、そうだよね・・・」


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:19:47.84 ID:mJr04ztY0
ガサガサ

俺「ついにきたぜ、新作PET」

ロックマン「え、PET・・・?」

俺「ああ、こうするとほら」

ロックマン「すごい、僕和斗くんの肩に乗ってるよ!」

俺「まあお前にはコピーロイドがあるから必要ねーかな・・・」

ロックマン「そんなことないよ!ありがとう!」

俺「・・・フッ」


11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:24:12.44 ID:mJr04ztY0
ロックマン「今日ママ帰ってこれないみたいだね」

俺「いちいち言わなくてもいいだろ・・・」

ロックマン「だって和斗くん一人じゃご飯・・・」

俺「別に食わなくても死なねえしスーパーで適当に買うっての」

ロックマン「か、和斗くん!」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:32:49.06 ID:mJr04ztY0
ロックマン「和斗くん、お惣菜の弁当は栄養バランスが・・・」

俺「うるせえ好きに選ばせろよ・・・」

ロックマン「何言ってるの!僕がいるからにはねちゃんとした・・・」

俺「くそ、更にうるさくなってるし!んなことなら買うんじゃなかった!電源消しとくか」

ロックマン「え?ちょっと和斗く・・・」

俺「はあ・・・」

マサ「なんでぇ兄ちゃん元気ねーな!これでも食ってカルシウム取れよ!!」

俺「は?え・・・ちょ」ドサドサ


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:41:03.21 ID:mJr04ztY0
俺「いらねえのに・・・」

サロマ「自然のお野菜を使ったお弁当はどうですかー、試食もあるよー」

俺「お これならロックマンも文句言わないだろ・・・」モグモグ

サロマ「あ、どうかな?」

俺「んまい・・・一つください」

サロマ「ありがとね!」

俺「さて・・・ロックマン、帰るぞ」

ロックマン「もう、何するの!」

俺「・・・悪かったよ」

ロックマン「・・・和斗くんったら!」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 20:54:59.74 ID:mJr04ztY0
俺「・・・」モグモグ

ロックマン「・・・」

俺「あの、何?見られてると食べづらいんだけど」

ロックマン「ゴメン・・・」

俺「・・・じゃ俺フロはいるから」

ロックマン「うん・・・」

俺「ふう・・・後でかわいがってやんねーとな」

PPPPPP!

ロックマン「あれ、メールだ・・・誰からだろ?」


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:01:43.45 ID:mJr04ztY0
熱斗 ロックマンへ
オレの名前は光熱斗
覚えていないかもしれないけど
ロックマンのほんとうのオペレーターだ
返事をくれ、頼む

ロックマン「な・・・なにこれ・・・イタズラ・・・?」

ロックマン「本当のオペレーター・・・?何言ってるの・・・僕はずっと和斗くんのナビなのに・・・」

ロックマン「でも何か真に迫ってる気がする・・・」

俺「タオルタオル・・・」

ロックマン「わ・・・マズイ消さないと・・・」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:05:17.77 ID:mJr04ztY0
俺「ん?どうしたんだ?」

ロックマン「な、何でもないよ・・・」

俺「そうか・・・な、ロックマン今日は」

ロックマン「ゴメン・・・僕もう寝るね・・・おやすみ和斗くん」

俺「・・・ん、ああ」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:19:04.21 ID:mJr04ztY0
シュッシュッ

俺「はぁっ・・・あっあっ!」

ロックマン(返信は・・・来ない・・・やっぱりイタズラだったのかな)

俺「いく・・・いくっ・・・」

ロックマン(そうだ・・・僕は覚えてるんだ・・・和斗くんの小さい頃も、兄としても・・・)

ロックマン(・・・きた・・・返信だ)

熱斗
俺とロックマンは数年前、ある実験中に別次元の電脳ホールに吸い込まれたんだ
ロックマンが今覚えていないのはおそらくナビカスプグラム 「ブラックマインド」がくみこまれているせいだ
このプログラムは性格を変えると共に記憶データを書き換えられるものであり、それを外せば書き換える前・・・つまり記憶を戻せるハズだ

ロックマン(ブラックマインドか・・・確かに組み込まれているけど・・・でも・・・)

俺「はあ・・・はあ・・・」

ロックマン(このメールを信じていいのか・・・?こんなの和斗くんへの裏切りだ・・・)


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:23:48.51 ID:mJr04ztY0
ロックマン「・・・和斗くん、朝だよ!」

俺「ああおはよ」

ロックマン「ねえ和斗くん・・・」

俺「ん?なんだ?」

ロックマン「僕のナビカスなんだけどさ」

俺「ナビカス・・・?もしかして何かおかしくなったか?」

ロックマン「たまには気分を変えたいときもあるよ・・・」

俺「まあそうだな、久々にやってみるか」

ロックマン「うん、ナビカスタマイザー起動!」


32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:31:44.86 ID:mJr04ztY0
俺「バリア、スーパーアーマー、カスタム・・・こんなもんか」

ロックマン「ふああ・・・和斗くん、おはヨーヨー!」

俺「・・・やべえユーモアセンス入れてしまった」

ロックマン「ち、違うよ!ねっ・・・」

俺「・・・ん?」

ロックマン「な、何でもないよ・・・」

俺「・・・」


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:36:56.12 ID:mJr04ztY0
俺「ロックマン・・・聞いてもいいか?」

ロックマン「な、何・・・?」

俺「お前・・・」

ロックマン「知らないよ、熱斗くんのことなんて・・・」

俺「や やっぱり・・・!」

ロックマン「か、和斗くん・・・?」

俺「思い出したのか!せっかく・・・忘れさせたってのに・・・」

ロックマン「違うよぼ、僕まだ・・・」

俺「俺のナビだろ・・・俺のナビにしたっつうのに・・・」


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:41:52.08 ID:mJr04ztY0
ロックマン「な、何・・・勝手にコピーロイドに転送され・・・うぐっ!」

俺「偶然だった・・・倒れてるロックマンを見たとき・・・俺のナビにできるって思ったんだ・・・」

ロックマン「や、やめてよ和斗く・・・う、あ」

俺「その身体に教えてやるよロックマン・・・今の主人が誰かってのをな・・・」

ロックマン「ン・・・ふぁ、んむ・・・ふぁあ・・・ダメ、だよ・・・っ・・・!」


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:47:59.21 ID:mJr04ztY0
ロックマン「ん・・・あぁ、は、んふぅ・・・和斗くん、お尻ダメだよ・・・あっ」

俺「んだよ!感じてんだろが!オラ!!」

ロックマン「んあ・・・ふぁ、ああっ・・・!」

俺「好きだぞ・・・なあ・・・」

ロックマン「ん、ふ・・・あぅ・・・僕・・・」

俺「固くなってんだな・・・オラしごいてやるよ・・・」

ロックマン「んくぅうう!!」ビクビク!

俺「なんだ?触られただけでイったのか?」

ロックマン「はぁ・・・はぁ・・・」


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 21:55:20.54 ID:mJr04ztY0
俺「入れるぞ・・・」ズププ

ロックマン「んぁああ!ふぁあっ!!」

俺「ぐっ・・・あっ締まるっ・・・お前の中っ!」

ロックマン「んっ、ふ・・・あっ!ふぅ、んああっ、ふ!」

俺「ロックマン・・・ロックマン!」

ロックマン「か、和斗く・・・っ!」

俺「お前は俺のナビだ・・・俺の・・・!」

ロックマン「うんっ・・・ふぁ、僕は・・・っ!ん、あふ、和斗くんの・・・っ!」

俺「いくぞっ!俺のドロツナミホール!」

ロックマン「うん、きてええええ!」

ビュルルルルルル!!


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 22:01:55.01 ID:mJr04ztY0
ロックマン「ふあ・・・ふっ・・・」

俺「はあ・・・はあ・・・」

ロックマン「和斗くん・・・僕・・・ね」

俺「・・・くそ・・・やっぱり思い出したのかよ」

ロックマン「うん、熱斗くんのこと・・・」

俺「俺が書き換えた記憶は・・・?」

ロックマン「それも覚えてるよ・・・僕にはエクサメモリがあるから・・・」

俺「なあ・・・帰るのかよ・・・?」

ロックマン「うん・・・熱斗くんが心配してるからね・・・」


49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 22:05:59.73 ID:mJr04ztY0
俺「そ・・・そんなのヤダよ!彩斗兄さん・・・!」

ロックマン「・・・僕は君の兄の彩斗じゃない・・・でもね和斗くん・・・キミと出会い、一緒に遊んだり、ケンカしたり・・・」

ロックマン「僕にとって、君と過ごす毎日が幸せの連続だった・・・」

俺「さ・・・彩斗兄・・・ロックマ・・・ン・・・」


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 22:10:50.98 ID:mJr04ztY0
ロックマン「君のナビとして言うよ・・・和斗くん、朝はちゃんと自分で起きてね・・・」

俺「嫌だよロックマン、ちゃんと働くからさ、毎朝自分で起きるから・・・俺を置いて行くなよ!」

ロックマン「・・・か 和斗くん・・・」

ブウウウウン

ロックマン「位置情報が送信されたから電脳ホールが開いたみたいだ・・・それじゃ・・・キミと過ごした毎日はかけがえのない宝物だよ・・・ありがとう」

俺「ロ・・・ロックマーーーン!!!!」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 22:16:53.56 ID:mJr04ztY0
PPPPPP!PPPPPP!

俺「ロックマン・・・今起きるよ・・・」

俺「・・・あれ?ロックマン・・・?ロックマンは!?」

俺「そうか・・・ロックマンはもう元の電脳世界に・・・」

俺「は、やっぱ俺なんかがロックマンのオペレーターになろうとしたのが間違いだったんだ・・・当たり前だ・・・」

PET「ザザー・・・」


62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/10(金) 22:23:38.55 ID:mJr04ztY0
次の日の朝・・・

俺「んー・・・朝か・・・」

「よかった!ちゃんと一人で起きられるようになってるじゃない!」

俺「・・・え?」

「今朝は悪い夢見なかった?」

俺「な・・・なんで・・・?ロックマ・・・お前帰ったんじゃ・・・」

ロックマン「熱斗くんからこっちの電脳世界の調査を頼まれたんだ、だからね・・・またしばらくはキミのナビだよ!」

ロックマン「それとおはよう・・・和斗くん!」

ロックマンエグゼ俺スクリーム おわり

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