提督「なぜ鑑娘なんだ…?」


1 : 00844agp 2015/05/27(水) 20:26:53.47 ID:XU5LIvkx0
提督「なぜ鑑娘なんだ…?」

赤城「……?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432726003


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432726003/


2 : 00844agp 2015/05/27(水) 20:27:54.48 ID:XU5LIvkx0
※ゆっくり進行

3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:28:35.19 ID:2DZXrDnvo
酉wwwwww

4 : 00844agp 2015/05/27(水) 20:31:44.97 ID:XU5LIvkx0
※鑑娘→艦娘

提督「ずっと思っていたことだが…男が海上に出てもいいんじゃないのか?」

赤城「女の子の方が都合がいいのではないのでしょうか?」

提督「しかし、そんなことは大本営からも言われていない」

赤城「…すみません、出撃の任務がありますので、失礼いたします」


6 : ◆PDUNTdsA4Q 2015/05/27(水) 20:34:17.69 ID:XU5LIvkx0
>>3気づかなかった…いろいろと酷くてすみません

9 : ◆PDUNTdsA4Q 2015/05/27(水) 20:40:57.37 ID:XU5LIvkx0
ーーーーーーーーーー

妖精「それでここに来たわけか」

提督「一度気になったらなんだかそのまま離れなくなってしまってな」

妖精「あまり変なことは考えない方が身のためだぞ」

提督「…何かしってるような言い方じゃないか」

妖精「まあ、お前よりもよほど海には詳しいな」

提督「どうして女しか深海棲艦と戦わないのか…艦娘に女しかいない理由も知っているのか?」


10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/27(水) 20:45:03.85 ID:q1c7cBYL0
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1429796701

ここ読んだ?


12 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 20:50:24.95 ID:XU5LIvkx0
妖精「まあな。と言うかそもそも、別に男の艦娘がいなかったわけじゃない」

妖精「男の艦娘ってのもおかしいが、まあ意味は伝わるだろう」

提督「初耳だな。そんな話は聞いたこともない。深海棲艦に関する書類には何度も目を通しているんだがな」

妖精「その書類は極秘書類だからな。あまり知っているやつはいないだろう」

妖精「まあ男が戦わなくなった理由は単純だぞ。女の方が向いていたからだ」


13 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 20:53:22.89 ID:XU5LIvkx0
>>10
読んでる…本当にごめんなさい

SS書くの初めてじゃないけど、ミスばかりで申し訳ない


14 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 21:00:38.05 ID:XU5LIvkx0
提督「どうして男はダメだったんだ?」

妖精「少し言い過ぎたかもな。喋るべきじゃなかったな」

提督「今更すぎるんじゃないのか?」

妖精「そいつもそうだな。まあ答えを言っても面白くないし、ヒントをやろう」

提督「ヒント?まあ、時間はあるか」

妖精「ヒント1な。深海棲艦の被害が出て来始めた頃、じつは船そのものに対する損害はそんなになかったんだ」


15 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 21:08:28.75 ID:XU5LIvkx0
提督「それは聞いたことがあるな」

提督「被害は、乗組員が行方不明になるようなものが多かったと言うのは知っている」

妖精「そうだ。そもそもそれが深海棲艦によるものであるとわかったのが、後になってからなんだがな」

提督「なんだかこう聞くと神隠しみたいじゃないか…それで、他にヒントは?」

妖精「以外とそんなおとぎ話なのかもしれんな。ヒント2は、そうだな」

妖精「乗組員は大抵男だった、そして女の人間はそんな被害に会うことは少なかったらしいな」


17 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 21:59:03.58 ID:XU5LIvkx0
提督「まて、それはおとぎ話のような話なのか?」

妖精「まあ、言っても早々信じられないだろうな。どこぞのお話にでも出てきそうなものだ」

妖精「ヒントはこんくらいでどうだ?お前の得意の妄想でなんとかして当ててみたらどうだ」

提督「失礼なものいいじゃないか。俺は真面目な指令だ。まあ、その得意の想像を働かせて答えてみせようじゃないか」


18 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 22:13:13.00 ID:XU5LIvkx0
提督「セイレンの歌ってのがあるだろう?」

妖精「どんな話だったかな」

提督「セイレヌスが死の孤島で歌う声を聞いたものは、その島にふらふらと近づいて、最後に我を失って海へ沈んで行くのさ」

提督「乗組員が深海棲艦の歌でも聞いて、船から飛び込みでもしたんじゃないのか?女はセイレンの声を聞くことができないことが多いって伝説もあるしな」

提督「戦闘に出た男は、そんなわけで戦えなかった。そのうちに女の艦娘だらけになったわけだ」

妖精「…まあ正しいのかもな。そんなところだろう」

提督「おい、なんだその言い方は。おまえは知っているんじゃなかったのか?」

妖精「まあ、よくわからない存在には信じられない力があるものなのかもな」

提督「半分以上冗談だったんだがな…歌に酔いしれて喜んで沈んで行く、なんて飛んだ笑ものだ


19 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 22:27:52.62 ID:XU5LIvkx0
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妖精「…この話をするのはやっぱり楽しいな。まあ惜しかったが」

妖精「あんな姿の深海棲艦が歌って男が酔うのか?想像するたびに笑えてくる」

妖精「提督、俺の言った書類のことを全く知りもしなかったことについても考えが及んだら面白かったかもな。」

妖精「…あんたら男は深海棲艦を見て、それで、それだけで狂乱に陥ったそうだ。でも、そんなことを信じない海兵は勇んで装備を持ってその海域に向かったらしいな」

妖精「結果は狂乱して轟沈。滑稽だな。」

妖精「上層部はその事実を軍の恥として秘匿、適性ある人間をそして最終的に艦娘は女だらけだ。」

妖精「そんな自体に耐えられなかった上層部は、指揮官のほとんどを男にしたらしいな。みっともない事態を恐れて、あんなに面倒な指揮システムにしてまで」

妖精「…本当のことなんて知らず、安全なところから指揮を送るのがお似合いだよ。提督」


20 : ◆uH08Hz/oOk 2015/05/27(水) 22:30:41.74 ID:XU5LIvkx0
おわり

sage忘れとか言われて気づいた。ミスばかりで本当に申し訳ない

やり尽くされた感あるネタだけど暖かい目でどうか
話のネタのセイレンについてはいろんな説があるから、みんなもぜひ神話を読んでみてくださいきっと面白いよ

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