足柄(泥酔)「相手の落とし方ー?」 霞(泥酔)「ちょっと教えなさいよ


1 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:06:30.26 ID:pSiiN2DH0
・キャラ崩壊に注意してください(特に霞ちゃん)

・独自解釈がふんだんに含まれている可能性があります。このSS内だけの話だと割り切ってお読みください。

・台本形式です。

・40字を目安に改行するつもりです。

・飲酒更新です 誤字脱字があったらごめんなさい。

・いつも気を張ってる霞ちゃんを愛でて甘やかすのがメインです。デレデレです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458219980


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458219980/


2 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:07:32.05 ID:pSiiN2DH0
~礼号組み飲みin足柄の部屋~ ※全員泥酔状態

3 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:08:52.66 ID:pSiiN2DH0
足柄「まずはーヒック、まぁまぁ霞ちゃん! コップが空いてるじゃないどうぞどうぞー!」

日本酒<トックトック

霞「あらありがとう」グイー

足柄「流石、良いのみっぷりねー!」ケタケタ


4 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:10:16.67 ID:pSiiN2DH0
大淀「おっぱい、という単語の起源については諸説ありまして。最有力とされている説は
江戸時代におおうまい、が変化したという説が(略」ブツブツ

朝霜「清霜ー……抱っこー……」

清霜「はいはい、いい子良い子ー」


5 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:11:06.56 ID:pSiiN2DH0
霞「っぷはぁ! いやー、このお酒美味しいわね!」ニコニコ

足柄「でっしょー?! 隼鷹のオススメにはずれはないわね! さぁ私もガンガンいくわよー!」

霞「かんぱーい!」

足柄「かんぱーい!!」

霞・足柄「っぷはぁ!」


6 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:11:39.38 ID:pSiiN2DH0
足柄「今日も酒が美味いわ!!」

大淀「語源といえば建物についている定礎、アレの始まりは古代シュメールの人々が(略」

清霜「ほーらよしよしー」

朝霜「んーっ、清霜ぉ、耳も撫でておくれよぉ」


7 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:12:11.45 ID:pSiiN2DH0
霞「そうそうそれで、ちょっと教えなさいよ。えとね、落としたい(=恋人になって欲しい)
人が居てね?」テレテレ

足柄「相手(獲物)の落とし方ー? そうねー……バーッと突撃してガーッとやってドーンっ
てやればいいわよ!」


8 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:12:53.64 ID:pSiiN2DH0
霞「……そうか!」

足柄「そうよ! 突撃よ! 突撃ー!! 不意をついて強襲よー!」

霞「なるほど! 流石足柄ねー!」

足柄「そうかしらー?」エヘヘ

霞「それじゃ早速実戦してくるわ! よっしゃいったろー!」イェー!

足柄「いぇー! いったれいったれー!」


9 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:13:43.40 ID:pSiiN2DH0
足柄「ちょっと大淀ぉー! 壁に向かって話してないで私にかまってよー!」

大淀「あら足柄、そう足柄といえば足柄峠や足柄城、それに連なる金時山は、かの有名な
金太郎伝説の(略」ブツブツ

清霜「ほーら、ごろにゃん、ごろにゃん」

朝霜「にゃーん、うみゅー」デレデレ


10 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:14:28.45 ID:pSiiN2DH0
~提督の部屋~

扉<BANG!!

霞「ちょっと! 居る?!」

提督「うおっ、なんだ霞……すっかり出来上がってるなお前」ハァ


11 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:16:46.87 ID:pSiiN2DH0
霞「ちょっとそこ動かないように」

提督「???」

霞「よっこい、しょっと」ヨジヨジ

提督「どうした、俺の膝の上に乗るなんて珍しっ」


12 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:18:05.03 ID:pSiiN2DH0
霞<chuuuuuuuuu!!

提督「んぐむっ?!???!?!」

霞「んっ……」

提督「!?!??!??!(舌入ってきた!??!?!?!?!)」


13 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:19:20.94 ID:pSiiN2DH0
霞「ん、ちゅ……ぷはぁ」

霞「よし、ガンガンいくわよ! ついてらっしゃい!」

服<パージ!

提督「うおっ、ああああああ!!!!」

ギシッギシッ
ヤメッ オマッ ナニスルッ
ヤメロッ ウッ ウオオオオオオ!!
イクッンウウウウウッ!!

・・・・・
・・・・
・・・
・・


14 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:20:17.54 ID:pSiiN2DH0
~翌朝~

霞「ん、んんぅー……っはぁ、良く寝たわ。二日酔いかしら、頭と腰が痛いわね……
まぁ昨日は楽しかっt…………?」

提督(半裸)「…………」スヤスヤ

霞「えっ?(顔面蒼白になる音)」サーッ

霞「えーとえーと昨日何が…………そう! 足柄と……お、お酒を飲んで……?!」


15 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:20:54.21 ID:pSiiN2DH0
布団<赤い染みなど生々しい行為の跡

床<脱ぎ捨てられた服が散らばってる


16 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:21:33.64 ID:pSiiN2DH0
霞「あっ、あ、あ…………」

霞「…………ど、どうしよう(震え声)」

霞「は、ははは……(頭が真っ白になっている)」


17 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:23:46.27 ID:pSiiN2DH0
提督「ん……お早う、霞」

霞「っ!?……お、お早うございます(震え声)」

提督「……単刀直入に聞くぞ」

霞「はい……」


18 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:25:45.43 ID:pSiiN2DH0
提督「俺のこと、どう思ってる?」

霞「い、今は尊敬する上官です」

提督「恋愛感情みたいなのは」

霞「……あります」


19 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:26:15.64 ID:pSiiN2DH0
提督「……俺のことを好いているのか?」

霞「そっ、そうでもなきゃ! こんなことしてないわよ!」

提督「そうか、まぁ昨晩延々と如何に俺を愛してるかと言うことを絶叫してたからな」

霞「————///(ほんのりと記憶があるので死にたい)」


20 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:28:22.52 ID:pSiiN2DH0
提督「わかった……俺も男だ、覚悟は出来ている」

霞「???」

提督「手を出された側とは言え、俺は責任を取るつもりがあると言う事だ」

霞「え? え?」


21 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:28:57.63 ID:pSiiN2DH0
提督「ケッコンしよう」

霞「!??!??!?!!??!??!?!」

霞「はっ、はぁ! あんた何いってんのよ! せっ、責任取るとかじゃなくて! 私を処分
すればいいじゃない!」

提督「自分を好いてくれる相手が居るというのは、思ったより嬉しいものだな」シミジミ


22 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:30:15.96 ID:pSiiN2DH0
霞「んぅぅぅぅぅもおおおぉぉぉおおお!!!」

霞「はぁ……はぁ……」

霞「…………宜しくお願いいたします」フカブカ


23 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 22:30:58.99 ID:pSiiN2DH0
バタピー買いに行ったりお風呂したりするので中断します

28 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:24:54.96 ID:pSiiN2DH0
提督「天井の染み、数えるほど無かった」

カシューナッツ買ってきたので再開します


29 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:26:57.52 ID:pSiiN2DH0
~礼号組み飲み会の跡地(足柄の部屋)~

30 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:27:48.66 ID:pSiiN2DH0
~礼号組み飲み会の跡地(足柄の部屋)~

31 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:28:57.58 ID:pSiiN2DH0
足柄「はぇー……霞ちゃん、ケッコンするの」

大淀「頭……いた……ぃ」チーン

霞「う、うん」

足柄「はーケッコン、え、ホントにケッコンするの?」

霞「そ、そうよっ! それが何か!?」


32 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:30:15.68 ID:pSiiN2DH0
大淀「…………み、水。くだ、さ」

霞「はい水、ちゃんと飲むのよ」

大淀「あり、が、と……ござい、ま」

足柄「ほー……一体、何があったので?」


33 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:31:50.29 ID:pSiiN2DH0
霞「はぁ!? 昨日のこと覚えてないの!?」

足柄「…………?」

霞「ほ、ほら、相手(=好きな人)を落とす方法は無いかとか聞いたじゃない」

足柄「あ、あー、あー? 狩猟技術の話よね? それが……?」


34 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:32:29.62 ID:pSiiN2DH0
霞「……脳筋に相談した時点で間違ってたわね、これは」ハァ

足柄「???????」

大淀「任、務……オリョール、どうしま、すか?」

霞「私が旗艦で出てくるわ、ちゃちゃっと済ませてくる。空いてる空母とあと瑞穂借りるわよ」


35 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:34:11.05 ID:pSiiN2DH0
足柄「あら、出撃!? 私も行くわ!」

霞「アンタは大淀の面倒を見てて!」

大淀「すみま、せん……」


36 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:35:13.13 ID:pSiiN2DH0
~提督の執務室~

38 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:37:52.57 ID:pSiiN2DH0
霞「作戦が終了したわ。報告を聞きなさい」

提督「……無事か、お疲れ様だったな」

霞「ふんっ、今更被弾するような練度じゃないわよ。他の艦も損害もほとんどないわ。入渠
は短時間で済む艦から順次入るように指示したわ」


39 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:39:35.90 ID:pSiiN2DH0
提督「ん、助かる。……ではこっちに来てくれ」

霞「…………」ソワソワ

提督「手を出して……ん、よし。末永く宜しく頼む」

霞「ん……こちらこそ、ね」テレテレ


40 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:41:20.53 ID:pSiiN2DH0
提督「よし、では引越しからだな」

霞「はぁっ? どうしてよ?」

提督「??? 一緒に住まないのか?」

霞「どっ、どどど、同居ぉ!? 誰と誰が!?」


41 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:42:40.98 ID:pSiiN2DH0
提督「俺とお前に決まっているだろう、仮とは言え夫婦だぞ」

霞「———?!?!?!(思考が限界を迎えた)」

提督「霞、起きろ。再起動だ……それとも霰と同じ部屋のままの方がいいか?」

霞「ばっ、だっ、誰が嫌っていったの! 住むわよ! い、良いじゃない! してやろうじゃない
同居! 二人っきりで、す、すすすす住むんでしょ!?」アセアセ


42 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:43:18.88 ID:pSiiN2DH0
提督「了解。家は用意してあるから荷造りが済み次第向かおう」

霞「へっ? 家?」

提督「俺の家では手狭になると思って借りてきた。鎮守府に近いこじんまりとした奴だ」

霞「……異様に手際が良いわね」


43 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:44:10.25 ID:pSiiN2DH0
提督「それは、お前に鍛えられたからな。本当は一緒に選びたかったのだが選択肢があまり
なくてな、許してくれ」

霞「え、えへへ、いいじゃない。大丈夫よ」テレテレ

提督「それは良かった。あ、霰には既に伝えてある」


44 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:44:42.74 ID:pSiiN2DH0
霞「了解……そういえば姉さん達にはなんて?」

提督「これからだ……馴れ初め的なその辺は、まぁ、上手いこと誤魔化してくれ」

霞「そうね……(酔った勢いで逆レしてそのまま、とか言ったら殺されるわね)」


45 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:47:04.77 ID:pSiiN2DH0
提督「幸い朝潮型は誰も外に出てない、上から回ってこう」

霞「て、ことは朝潮姉と大潮姉の部屋からね。よし、行きましょ」

提督「……今更だか緊張してきた」

霞「い、行くわよ! しっかりしてよね!」


46 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:50:48.60 ID:pSiiN2DH0
朝潮「いいですか霞、司令官の妻となるからにはあまりキツい言葉を言い過ぎたりしない
ように、寝起きもきちんとすること、あと寝相にも気をつけて、布団を蹴飛ばしてはいけ
ないですよ、それから——

大潮「わー! おめでとうございますー! 大潮も嬉しくて心がぽかぽかですぅー!」


47 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:51:21.10 ID:pSiiN2DH0
満潮「……まぁおめでとう、しっかりやるのよ、霞」

荒潮「あら~めでたいわね~。昨日何があったかについてはヒミツにして置いてあげる(小声)」


48 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:52:51.69 ID:pSiiN2DH0
朝雲「へ!? やったじゃない! おめでとー! ケッコンしたんだったらあんまりやんちゃ
しちゃダメなんだからねー?」

山雲「おめでたいわー、ねー? うれしいわー」ポヤポヤ


49 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:53:27.78 ID:pSiiN2DH0
霰「おめでとう……ようやく、だね。あ……荷物、まとめておいたよ。司令官の、写真とか、
そういうグッズも……入れておいた」

50 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:55:17.49 ID:pSiiN2DH0
提督「霞、大丈夫か?」

霞「えぇ……心配は要らないわ」

提督「荒潮に耳打ちされたのはなんだったんだ」

霞「……なんでもないわよ」

提督「そうか……写真、大切にしてくれてるようで嬉しいぞ」

霞「~~~~~~っ!!」ポカポカポカポカ


51 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/17(木) 23:57:32.74 ID:pSiiN2DH0
今日は以上です。近いうちに新居にたどり着かせる予定です。
今回も読んでいただきありがとうございました、次回もよろしくお願いします。
(カシューナッツを買ったと思ったらアーモンドだった。何を言っているか略)

55 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/18(金) 00:25:08.72 ID:TFpvmE530
曙が夜戦ックスの人?

59 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/18(金) 13:58:02.56 ID:1Km6AGyr0
仲悪いふりして霞と提督が×××しまくりって本当ですか!

61 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:44:00.87 ID:Ar4UhRNc0
間が空いてすみません、夜分遅くですが更新します

62 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:45:20.70 ID:Ar4UhRNc0
霞「それで、家ってどんなところなのよ」

提督「築ウン十年のボロ屋だったとこだ」

霞「……どうして過去形なの」

提督「妖精さんを買s、お願いしてな」

霞「はぁ!? 何してるのよ!?」


63 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:46:37.07 ID:Ar4UhRNc0
提督「問題ない、俺は妖精さんに金平糖とカステラを渡しただけだからな」

霞「ま、まぁ、いいわ……」

提督「家具の類は俺が持ってきた奴しか無いから足りないかもしれん、今度選びに行こう」

霞「い、一緒に?」テレテレ

提督「当然だろう……ん、着いたぞ」

霞「えへへ、一緒にお出かけ……」テレテレ


64 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:47:29.31 ID:Ar4UhRNc0
提督「随分綺麗になってるな、これならお釣りが出るくらいだ」

霞「ごく普通な和風建築の一軒屋ね」

提督「今は二人しか住まないんだ、平屋のこじんまりした奴くらいがちょうどいいだろう」

霞「そっ、そうね! 今はね! まだ!」

提督「??? まぁ、よし、入るぞ」


65 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:48:17.15 ID:Ar4UhRNc0
提督「中も純和風な感じだな、板張りの廊下、部屋の床は畳か」

霞「あっ、庭付き。ちゃんと管理する必要あるわね」

提督「きっと朝潮型の面々が遊びに来るだろうし山雲にでも見てもらうか?」

霞「出来れば自分でやりたいけど……忙しくしてたらダメにしちゃいそうで怖いわね」


66 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:49:09.77 ID:Ar4UhRNc0
提督「まぁ追々考えるか。台所はどうだ?」

霞「ん、大丈夫よ。ちゃんと届くわ」

提督「改二で背が伸びて大人っぽくなったからな」

霞「お、大人っぽく?」ピクッ

提督「届かないところがあったら教えてくれ。一応、踏み台も用意するか」

霞「えへ、えへへへへ。そ、そうかしら?」テレテレ

提督「あぁ、霞は精神的にも成長したな」

霞「———♪」ルンルン


67 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:49:40.02 ID:Ar4UhRNc0
提督「よし、一通り見たな、問題なさそうだ……流石妖精さん、良い仕事してくれる」

霞「そうね、今度お礼しなくちゃ」

提督「だな。そろそろ昼時か、一回戻ろうか」

霞「そうね、午後もがんばりましょう」


68 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:50:07.41 ID:Ar4UhRNc0
~食堂~

提督「いただきます」

霞「いただきます」

足柄「あら、提督と霞じゃない。ちゃんと食べてるー?」

提督「俺は机仕事だからそんなに食わん」

霞「アンタみたいに三食揚げ物は食べないわよ」


69 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:50:39.71 ID:Ar4UhRNc0
足柄「つれないわねー、美味しいじゃない!」

提督「そういう訳にもいかんのだ……足柄はちゃんと食べたか?」

足柄「ばーっちりよ! タンパク質中心にガッツリ食べたわ!」

霞「…………」ムスーッ

足柄「あ、それじゃ、お邪魔虫は失礼するわ! ごゆっくり~」

霞「んぐっ、な、なによもう! あっち行ってったら!」 


70 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:51:23.67 ID:Ar4UhRNc0
提督「大丈夫か霞、水は要るか?」

霞「大丈夫よ! ……それで、午後の予定は?」

提督「リランカの最奥に行って来て貰いたい。旗艦で頼むぞ……負担を強いるようですまないが」

霞「ふんっ、別にコレくらい余裕よ。編成は?」

提督「目標はボスだ、編成はあとで伝える」


71 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:52:21.04 ID:Ar4UhRNc0
霞「了解。何かの任務なの?」

提督「あぁ」

霞「ふーん……」ズズー

提督「夫婦用のせんべい布団とやらが手に入るらしい」

霞「んぐっ!? げっほぉっ! うぇっ、げほっ!」


72 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:53:25.13 ID:Ar4UhRNc0
提督「なんだ、大丈夫か、霞」サスサス

霞「ふ、布団! ふふふ、夫婦で使うーっ!? 何よそれ! 本営がそんな、いいの!?」

霞「そっ、そんな……ふしだらなっ!!」

霞「…………いや、なんでも無いわ、いいわよ」

提督「……おう、頼んだ」


73 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:55:06.49 ID:Ar4UhRNc0
~司令室~

扉<KNOCK KNOCK

清霜「しれーかんっ!」

提督「ん、どうした?」

清霜「霞ちゃんの弱点をまとめてあげたの! 霞ちゃんにはヒミツだよ?」ニヒヒ

提督「お、おう。……うなじが弱いって、どうやって調べたんだこれ」

清霜「なーいーしょっ。あ、それからこの間お酒飲んだ時に聞いた話なんだけどね……」ゴニョゴニョ


74 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:55:47.55 ID:Ar4UhRNc0
霞「作戦が終了したわ、報告を聞きなさい」

霞「3度目の挑戦でボスに到達。全艦大きな損傷も無く終了したわ。細かい被害状況、消費
資材は———」

提督「うん、うん……ご苦労様だったな。妖精さんが張り切ってたから例の家具はもう家の
方に行ってると思う」

霞「///」プイッ

提督「そうだ、ちょっとそこのソファーに座ってくれ」


75 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:56:14.12 ID:Ar4UhRNc0
霞「? 何の用よ」

提督「よいしょっと……苦労を労ってやろうと思ってな。こういうことだ」ポフンッ

霞「あっ……」

提督「肩を寄せ合うのが夢だと聞いた」

霞「だっ、誰がそんなk

提督「清霜だ」

霞「……覚えてなさいよ、今度おにぎりの中身を梅干にしてやるんだから」


76 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:56:42.65 ID:Ar4UhRNc0
提督「で、どうだ?」

霞「どうって、何がよ」

提督「隣に俺が居てだ、嫌か?」

霞「…………嫌じゃない」

提督「そうか、それじゃ……よいしょっと」

霞「な!? なにすんのよ! 離しなさいったら!」


77 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/23(水) 23:59:37.04 ID:Ar4UhRNc0
提督「何って、膝枕だ」

霞「そうじゃないわよ! 重いでしょ!」

提督「軽くて心配になるくらいだ」

霞「んぅうううう!! いいから起こしなさい!」ジタバタジタバタ


78 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:00:22.15 ID:dEIi2s510
提督「何って、膝枕だ」

霞「そうじゃないわよ! 重いでしょ!」

提督「軽くて心配になるくらいだ」

霞「んぅうううう!! いいから起こしなさい!」ジタバタジタバタ


79 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:01:14.58 ID:dEIi2s510
提督「膝枕、イヤか?」

霞「ぐっ、い、いや、司令官の足が痺れちゃうじゃないの!」

提督「……イヤなら止めるが」

霞「んむぅぅぅぅぅうう!! ……まぁ、いいわよ」

提督「そうか」

霞「ん……」


80 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:02:35.83 ID:dEIi2s510
霞「…………」ウトウト

霞「くぅ…………」スゥ スク

提督「寝てしまったか……普段から気を張りっぱなしだからな……苦労をかけてすまない」

提督「初めから膝枕にすると抵抗するからまず隣に座らせろ、か」

提督「清霜も夕雲の妹なんだなぁ」シミジミ

提督「……くぁ、眠くなって来たな」

提督「ふぁ、あ…………」スゥ


81 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:03:34.26 ID:dEIi2s510
霞「ん……ぅう^っ、はぁ……寝ちゃっ……」ドキッ

霞「…………寝てるわね」フゥ

霞「今のうちに堪能しておきましょう……」

霞「んーっ」スリスリ

霞「んふふふふ、えへへへへ」ギューッ


82 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:04:17.55 ID:dEIi2s510
霞「すー、ふぅー……んへへ、良い匂い……」スリスリ

霞「(あれ? もしかして、これから毎晩コレなの? というか添い寝……!?)」

霞「(!??!??!?!?!)」ボフンッ

霞「(ふっ、夫婦ですものね! そりゃそうに決まってるじゃない!)」

霞「(と言うかもうやることヤってますし! ヤ、ヤってますし! ……半分記憶無いけれど)」


83 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:04:54.40 ID:dEIi2s510
霞「(……あんなやり方、誠実じゃない)」

霞「(そう、誠実じゃない、私らしくも無い。いくら酔っていたとは言え、ね。気でも狂って
たのかしら。いや、ある意味狂ってるけど。こっぱずかしくて言えないけど!)」

霞「(どうしたものかしらね。全ては自分で蒔いた種、偶々受け入れてくれたから良い物の
……本当に受け入れてくれてるのかしら、本当は嫌だったんじゃ——)」

提督「ん……寝てしまったか」

霞「!? め、目が覚めたかしら?」


84 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:06:39.17 ID:dEIi2s510
提督「ん、あぁ……すまんな、お前がいると暖かくてな」

霞「!? な、何よ突然!」

提督「お前が居てくれて嬉しいってことだ、さぁ帰ろうか」


85 : ◆5R31y/k3yZnO 2016/03/24(木) 00:07:35.43 ID:dEIi2s510
霞「へっ?」

提督「恥ずかしいから二度は言わんぞ」

霞「…………」グスッ

霞「そう…………ありがと」ギューッ

提督「おう」ギュ


86 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:08:15.24 ID:dEIi2s510
提督「さて、晩はどうしようか」

霞「わ、私が作るったら! 任せなさい!」

提督「すまないな、助かるよ

霞「こっ。ここれでもっ司令官の…………言えるわけないじゃない!」

提督「そうか、俺の可愛い嫁だからな」

霞「ひゃああああああああ!!」


87 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/24(木) 00:13:27.08 ID:dEIi2s510
今回は以上です。遅くなってしまい申し訳ありませんでした。次こそは早めにしたいです。

次回は『霞ちゃんとおゆはんの買出し』『二人っきりの食卓』『死闘、せんべい布団』を予定しています。
それでは失礼します。此処までお読みいただきありがとうございました。良ければ次回もお付き合いください。

>>55うです、曙夜戦ックスの人です。
>>59れはもう霞ちゃんはオ○ニーを覚えた中学生みたいにヤりま(検閲削除)


91 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:15:26.62 ID:hwARipIh0
野球中継見ながら更新します

92 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:16:13.95 ID:hwARipIh0
霞「春か、キャベツが安くなってきたわね、人参と馬鈴薯も特売やってるし買っていきまし
ょう」ポイポイ

霞「あら、鰊が半額ね。煮付けにしようかしら。あとは卵と、肉は……そうね、何か食べた
いのあるかしら?」

提督「任せる」

霞「あらそう、なら今度にしましょう。手元に鰊があるし 明日また覗いて値段調査ね」


93 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:16:51.64 ID:hwARipIh0
提督「わかった」

霞「じゃお会計するわよ……んっ、しょ」

提督「あ、俺が持つ」

霞「あら、ありがとう、助かるわ」

提督「食事は世話になりそうだからな」

霞「ふんっ、これくらいはやらせなさいったら」ドヤァ


94 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:17:29.20 ID:hwARipIh0
提督「頼りにしてる」

霞「ふ、ふふふ……それじゃあ行きましょ」テレテレ

提督「そうだ、手」

霞「はぁ!? 何よいきなり!?」


95 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:19:39.15 ID:hwARipIh0
提督「手、繋ぐか?」

霞「手、手を繋ぐ!? どうしてよ!」

提督「? そうするのではないのか?」

霞「……清霜の入れ知恵?」

提督「先ほど夫婦と思わしき男女がそうしていたぞ」


96 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:20:50.02 ID:hwARipIh0
霞「ぐっ、ぬぅぅうっ!」

霞「わ、分かったわよ! ……はい、手!」

提督「ん、では帰ろうか」


97 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:21:20.58 ID:hwARipIh0
~家にて~

霞「———♪」テキパキ

霞「~~~♪」テキパキテキパキ

霞「(んー! この新婚感が堪らないわね!!)」テレテレ


98 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:21:50.18 ID:hwARipIh0
提督「霞、何か手伝う事はあるか?」

霞「別にいいわよ、疲れているでしょうし休んでなさい。……気持ちは嬉しいけどね」

提督「何を言う、霞の方が疲れているだろう。何もしないのは気が引ける」

霞「んぅ……そうね、それじゃあそこの洗い物お願いしてもいいかしら?」


99 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:22:23.79 ID:hwARipIh0
提督「まかせろ」

霞「ありがと」

提督「ん。……良い匂いがしてきたな」

霞「そ、そうかしら」テレッ

提督「楽しみだ」

霞「へ、えへへ」テレテレ

・・・・・
・・・・
・・・
・・


100 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:23:00.11 ID:hwARipIh0
霞「はい、いただきます」

提督「短時間でよくこんなに作れたな。鰊の煮付けにサラダに味噌汁」

霞「まだまだよ、常備菜とか作り置きもしないと」

提督「ありがたい」


101 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:23:47.73 ID:hwARipIh0
霞「あ、鰊の骨、大丈夫? 取って上げましょうか?」

提督「む……大丈夫だ」

霞「そう……」

提督「むむ…………んぅ?」

霞「いいから貸しなさいったら! もう!」プンスカ


102 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:24:32.08 ID:hwARipIh0
提督「すまない……どうも苦手でなぁ」

霞「ふんっ……ほら見てなさい、ここをこうして……」

提督「うん、うん。霞は上手だなぁ」

霞「はい終わり! ……次はがんばりなさいよ」


103 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:25:45.69 ID:hwARipIh0
提督「ありがとう。美味しいよ」

霞「そ、そうかしら?」テレテレ

提督「ん、明日も頼むよ」

霞「ま、任せなさい! ……えへへ」ニコニコ


104 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:26:19.21 ID:hwARipIh0
~寝室~

提督「もうこんな時間か、そろそろ寝ようか」

霞「あら、そうね。明日もあるし」

提督「布団、布団……これか。せんべいと言うと言う割りにしっかりしてるな。流石妖精さん」


105 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:26:47.59 ID:hwARipIh0
霞「本当、いい物じゃない……んーっ、暖かいわね。眠くなってきちゃった……」

提督「そうか、電気消すぞ」

霞「んー……」

提督「よっ、と。お休み」

霞「!? おっ、お休みなさい……」


106 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:27:15.08 ID:hwARipIh0
提督「…………」スゥスゥ

霞「(まっままままっま待て、落ち着くのよ霞!)」

霞「(コレはただ一緒に寝てるだけ……一緒に寝てるぅうううう!! 同じ! 布団で! 
隣で! あっ……司令官の身体暖かい……)」

霞「(落ち、落ち……落ち着ける訳無いじゃないこんなの! 体温が! 匂いが!)」


107 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:27:43.60 ID:hwARipIh0
霞「(ど、どうしたら……緊張して寝られないったらぁ!)」

霞「(いい、霞……まずは呼吸を落ち着けるのよ。ひっひっ、ふー。ひっひっ、ふー……
あれ? もしかしなくても夫婦なんだからこの布団で子……きゃー!! そんなの恥ずか
死ぬ!)」キュンキュウ

霞「(あ、あああああんな! 破廉恥なこと! せめて酔ってないと無理よ! 無理無理!)」

霞「(で、でも求めてくれるなら、そういうのも……でへへへへ)」キュンキュン


108 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:28:33.65 ID:hwARipIh0
提督「ん、んぅ……」

霞「っ!?」ビクッ

提督「ん……」ギューッ

霞「(あぁぁぁぁあああぎゅーってされてるうぅううう!! 一生抱き枕になりゅうううう!!)」


109 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:29:29.44 ID:hwARipIh0
霞「(凄い、胸板がしっかりしてて……ちょ、ちょっと位ならすりすりしても……良いわよね?)」

霞「(えへへ……良い匂い……ずっとこうして甘えてられたら……安心感がすごい……)」スリスリ

霞「…………」スゥ

・・・・・
・・・・
・・・
・・


110 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:30:11.09 ID:hwARipIh0
~翌朝~

霞「ん……んぅーっ、良く寝た、と言うか良く寝られたわね私」キラキラ

霞「ほら、朝よ。起きなさい」キラキラ

提督「ん……おはよう霞……なんだか調子が良さそうだな、どうしたんだ?」

霞「そうかしら? 言われたら何時もより少し良い感じね」キラキラ


111 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:30:46.00 ID:hwARipIh0
提督「そうか……そういうものか」

霞「ん、今日も張り切って行くわよ! ……目玉焼きは半熟で良いかしら?」キラキラ

提督「頼んだ」

霞「任せなさい!」キラキラ


112 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/25(金) 21:33:34.66 ID:hwARipIh0
今回は以上です、ここまでお読みいただきありがとうございました。
次は『隼鷹、酒を贈る』『突撃、二人のお風呂』の予定です。

それでは失礼します。次回も宜しくお願いします(一点差で負けました。八回であと一点取れてれば……)


117 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:34:42.01 ID:4f16LFBB0
野球見つつ飲酒スタイル(更新します)

118 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:35:32.65 ID:4f16LFBB0
~執務室~

扉<BANG!!

隼鷹「提督ーぅ! ケッコンおめでとーぉ!!」

提督「ん、ありがとう」


119 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:36:51.22 ID:4f16LFBB0
隼鷹「いっひひひひ! クソ真面目な提督のことだからケッコンできるか心配してたんだけ
どねー! あひゃひゃひゃ!!」

提督「余計なお世話、と言うかまーた飲んでるのかお前……まぁ俺も意外に思ってるがな」

隼鷹「人事だねぇー? まぁいいか、そんでお祝いの品をこちらに」

提督「おぃ、二本も……浦霞……おぉ、新酒と、大吟醸か」

隼鷹「ひひひひっ! 特別だぜぇー? 霞と一緒に飲むなら良い酒だろうってさ!」


120 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:37:17.82 ID:4f16LFBB0
提督「これは……すまないな、ありがたく飲ませて貰おう、感謝する」

隼鷹「いーのぉいーの! お返しはイイモノで頼むぞぉ~?」

提督「うむ、楽しみに待っていてくれ」

隼鷹「やりぃ! あ、酒じゃなくてつまみでもいいからねぇー、じゃ、美味しく飲んでおくれよー」


121 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:37:50.38 ID:4f16LFBB0
提督「おぅ、ありがとうな」

隼鷹「はーい、んじゃ失礼するよー」

扉<BANG

提督「……きっと喜んでくれるな」ニコニコ


122 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:39:49.38 ID:4f16LFBB0
~新居にて~

霞「浦霞! 新酒と、しかも大吟醸! 二本も!」

提督「隼鷹からの贈り物だ」ニコニコ

霞「の、飲むの?」ソワソワ

提督「あぁ。一緒に飲もう」

霞「やたっ! グラス持ってくる!」

提督「ん、頼んだ(そういえば霞って酒に弱かったな、飲みすぎないようにさせないと)」


123 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:40:48.03 ID:4f16LFBB0
~1時間後~

霞「…………」ポー

提督「霞、霞? 大丈夫か?」

霞「らいひょうぶよ! しんひゃいひにゃいでったら!」フラフラ


124 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:41:33.51 ID:4f16LFBB0
提督「水を飲め……ほら」

霞「んぐ、んぐ……ふぅ」

提督「よしよし、沢山飲んだもんなぁ」

霞「……だっこ」

提督「ん?」


125 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:42:15.99 ID:4f16LFBB0
霞「だっこしなさいったらぁ!」ジタバタジタバタ

提督「はいはい……よいしょっと」

霞「ん……えへ」ニコニコ

提督「あー、よしよし」ポンポン


126 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:42:55.55 ID:4f16LFBB0
霞「んぅ! 子供扱いしないでったら! もう大人なんだからぁ!」

提督「大人ならもう少し節度を持って飲んで欲しいものだがな……楽しんで飲めたのなら
良いか、まぁ家だし」

霞「ん……眠い……」

提督「わかった、布団行くか」

霞「わっ、きゃっ お姫様だっこなんてー! えへへへへ」ニコニコ


127 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:45:15.50 ID:4f16LFBB0
提督「お前は飲むと人が変わるな……よいしょっと」

霞「んふふふふ。ねぇ、こっち来て?」

提督「…………」

霞「ねぇ、ほらぁ……」

提督「ん」

霞「……してぇ?」ウルウル

提督「上目遣いは、ズルイな……んっ」

霞「んっ、ちゅ……」


128 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:47:14.02 ID:4f16LFBB0
夜戦<CUT!

129 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 19:47:49.40 ID:4f16LFBB0
一区切りなのでご飯作ってきます

131 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:35:53.07 ID:4f16LFBB0
~執務室~

朝潮「司令官、霞の様子はどうですか? あの子、ちゃんとやれてますか?」ソワソワ

提督「大丈夫だ、霞は良くしてくれてるよ」

朝潮「そっ、そうですか! 良かったです!」

提督「家だと、こちらに居るときより雰囲気が和らいでるように感じるよ」


132 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:37:08.67 ID:4f16LFBB0
朝潮「そうなのですか! 姉妹の間でも『表情が柔らかくなった』『時々ニヤニヤと思い
出し笑いをしている所を見る』『少し素直になった』と評判です! 司令官の人徳のおか
げですね!」ニコニコ

提督「いや、そんな事は無いさ。でも、そうか。良い傾向だな」

朝潮「もしよければどうやって仲を深めたか教えていただけないでしょうか? 参考にさせて貰いたく……」

提督「特別なことはしてないが……」


133 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:38:27.66 ID:4f16LFBB0
朝潮「そうですか……一緒にお風呂に入ったりとかはなさってるのですか?」

提督「一緒に風呂?」

朝潮「はい、先日見たテレビで一緒に風呂に入ることで仲を深めるとありまして」

提督「ほう、試してみるか」


134 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:39:23.50 ID:4f16LFBB0
朝潮「でしたら、もしよければどうだったか教えていただけませんか?」

提督「わかった、やってみよう」

朝潮「ありがとうございます! あ、そろそろお邪魔しますね! 失礼しました!」

扉<BANG

提督「……風呂か」


135 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:41:20.40 ID:4f16LFBB0
~家にて~

霞「ご馳走さまでした」

提督「ご馳走様、洗い物は俺がしておくから風呂に湯を入れてくれるか?」

霞「ん、分かったわ」


136 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:42:30.17 ID:4f16LFBB0
提督「今日は一緒に風呂に入ろう」

霞「はぁ!??!? なっ、何、何よいきなり!! 馬ッ鹿じゃないの!?」

提督「安心してくれ、頭を洗う時はマッサージするように優しくやればいいのだろう?」

霞「そうじゃないったらバカぁ!」

提督「あぁ、俺のことを洗う必要は無いぞ?」


137 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:43:56.46 ID:4f16LFBB0
霞「むしろ洗ってあげたいくらい……ってそうじゃなくて!」

提督「???」

霞「……はぁ、分かったわよ。お皿洗いお願いね

提督「了解」


138 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:44:25.93 ID:4f16LFBB0
~風呂~

提督「あー……」

霞「(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)」

提督「やっぱり風呂はいいなぁ……」

霞「そっ! そそそそそそうね!」

提督「霞、顔が真っ赤だ。のぼせてるのか? ちょうどいい、頭を洗おうか」


139 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:45:00.51 ID:4f16LFBB0
霞「ばっ!? のぼせてないったら! こ、これはちょっとはz」

提督「ほらほら、適度に湯冷ましするのが長く楽しむコツだ、あがりなさい」

霞「話を聞けーッ! わっ、ちょっと! 持ち上げないでよ子供じゃないんだからぁ!」

提督「よっせ、霞は軽いなぁ」

霞「もぉぉおおお!!」


140 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:45:34.51 ID:4f16LFBB0
提督「お湯を掛けるから目を瞑ってくれ」

霞「んっ……」

提督「よし、手のひらでシャンプーを泡立てて、揉むように優しくだったな」

霞「んぅ……」

提督「どうだ? 痛くないか?」

霞「な、なかなか上手じゃない……!」


141 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:46:04.92 ID:4f16LFBB0
提督「それは良かった。流すぞ、目を閉じてくれ」

霞「ん…………(す、好きな人にされると、こう、快感って感じじゃない気持ちよさ
が……少し眠くなってきて、このまま身を預けたくなるわね)」

提督「続けてコンディショナーを」

霞「うん…………」ウツラウツラ

・・・・・
・・・・
・・・
・・


142 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:46:46.51 ID:4f16LFBB0
提督「よーし、これでお終いだ……霞?」

霞「はっ」

提督「大丈夫か? 一回上がるか?」

霞「だっ、大丈夫よ!」

提督「無理はするなよ? どうする、このまま体も洗うか?」


143 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:47:48.31 ID:4f16LFBB0
霞「へっ?」

提督「冷えてないか?」

霞「あ、暑いくらいよ!」

提督「そうか、ならばこのまま洗ってしまおう」

霞「……ひゃい!?」


144 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:48:37.96 ID:4f16LFBB0
提督「よし、では失礼するぞ」

霞「ひぁぁぁああ!? なっ、何すんのよ!?」

提督「何って、体を洗ってやろうと」

霞「なんで!! 素手で!! やるのよ!!!!!」


145 : ◆bbxyfPVgTmfQ 2016/03/29(火) 21:49:06.81 ID:4f16LFBB0
提督「荒潮に聞いたら『女の肌は優しく扱うべきなのでネットで泡を立てて素手で洗う』と
指導されたぞ?」

霞「荒潮ォォォォオオオオオッ!!」

提督「よし、腕を上げてくれ」

霞「じ、自分でやる! やるから止めなさい!!」

・・・・・
・・・・
・・・
・・


146 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:49:43.76 ID:4f16LFBB0
霞「…………///」ホカホカ

提督「どうした、何か不都合だったか?」ホカホカ

霞「もうお嫁にいけない……」

提督「霞は俺の嫁だろう」

霞「ああ言えば!! こう言う!! もう知らないったらぁ!」


147 : ◆eexBJ.ebGqks 2016/03/29(火) 21:51:32.95 ID:4f16LFBB0
今日は以上です、ここまで読んで頂きありがとうございました。
ネタが無くなったので次の更新で完結させるつもりです。
それでは失礼します、次もよろしくお願いします(10点差に安心しつつ)

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