-
1 : 2013/12/11(水) 15:53:31.02 -
蛍「えへへーん今日も小鞠先輩と学校楽しいな」
れんげ「にゃんぱす」
蛍「今日は先輩達どうしたの?」
れんげ「こまちゃん、なっつんが起きないから先に行ってだって」
蛍「小鞠が夏海先輩を起こしにいくって珍しいですね」
れんげ「大人な気分とか言ってました」
蛍「…」
ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1386744811/
-
2 : 2013/12/11(水) 15:54:17.51 -
れんげ「バス来たのん」
蛍「でも先輩達まだ来ないよ」
れんげ「間に合わなかったのん。仕方ないのん」
結局、先輩達がこないままバスが出発しました
れんげ「空なんか光ってるのん」
蛍「本当だ、こっちくるね」
その瞬間、バスに大きな衝撃が走った
れんげ、蛍「きゃ」
ニュース
本日、朝7時頃、隕石がバスに突っ込んで
バスが横転しバス運転手を含む4人が重軽傷となりました
幸い死者は出ておりません -
3 : 2013/12/11(水) 15:54:52.62 -
-病院-
蛍「ううーここはどこ」夏海「起きた起きたよ」
蛍「(夏海先輩?)」
小鞠「バスに隕石が当たったと聞いて心配したんだから」
蛍「(あれ声が出ない)」
小鞠「れんげもほたるんもかすり傷程度の怪我でよかったよ」
夏海「れんちょんに聞いたけど、隕石が当たった時、凄いスピードで
れんちょん、ほたるん、バスの運転手さんを助けてたんだってね。
見直したよ兄貴」 -
4 : 2013/12/11(水) 15:55:35.76 -
蛍「!?!?」
小鞠「どうしたのお兄ちゃん」
蛍「(胸が無い小鞠先輩みたいに)」
夏海「傷とか気になるもんね。一人だけ大怪我だし、ほら鏡」
蛍「(えっ小鞠先輩のお兄さん)」
夏海「名誉の負傷ってやつ」
-
6 : 2013/12/11(水) 15:56:22.76 -
れんげ「なっつん、こまちゃん、にゃんぱす」
夏海「ほたるんどうだった」
れんげ「やっぱり入院のん」
蛍「(え!!)」
夏海「聞いてよ兄貴、ほたるん、
怪我の検査の時に盲腸見つかったらしくて入院だってさ」れんげ「一週間ぐらい入院するん、ほたるんのお母さん大慌て」
夏海「一週間!?、そんなに」
-
7 : 2013/12/11(水) 15:57:05.87 -
蛍「(どうしよう、声も出ないし、
もしかしたら私の肉体の中にはお兄さんが、
そうだ、筆談で)」小鞠先輩が私の手を握った
蛍「(え!!)」
小鞠「お兄ちゃん、心配したんだから、心配したんだから」
ポロポロ
蛍「(小鞠先輩が手を握って泣いてる。かわいい)」
夏海「ははは、姉ちゃんの隠れブラコンが」
小鞠「うるさい、夏海」
蛍「(可愛いな、小鞠先輩抱きしめたい)」
-
8 : 2013/12/11(水) 15:57:37.87 -
その時、小鞠先輩が私を抱きしめた
蛍「(え!!)」
夏海「え!!」
れんげ「こまちゃんが、兄にいに抱きついた」
小鞠「本当に心配したんだよ」
蛍「(幸せ…)」
ジリ
夏海「…」 -
10 : 2013/12/11(水) 15:58:17.33 -
蛍「(もしかして、男の子の体があれば
あんなことやこんなこと先輩とキャー)」夏海「…」
蛍「(少し体借りますお兄さん)」
小鞠「じゃあ、ほたるんのお見舞い行くか。れんげ、夏海」
蛍「(私もいかなきゃ)」
小鞠「ちょっとお兄ちゃん動いては、えっ大丈夫」
夏海「大丈夫だって、兄貴、車いす借りてきた」
-
11 : 2013/12/11(水) 15:58:50.29 -
-蛍の病室-
小鞠「ほたるん、お見舞いにきたよ」病室に入ると私の姿をしたお兄さんがいた。
卓(姿は蛍)「…」
夏海「一週間入院だって」
卓「…」
私はお兄さんに合図を送った
蛍「(お兄さんこんにちわ)」
ウンウン
卓「…」 -
12 : 2013/12/11(水) 15:59:21.27 -
-30分後-
小鞠「じゃあそろそろ帰るね」蛍「(伝えなきゃ)」
ザッ(お兄さん)ザッ(体)ザッ(一週間ほど)ザッ(借りますね)
ウンウン
卓「…」小鞠「なにやってるのお兄ちゃん」
-
13 : 2013/12/11(水) 15:59:53.91 -
-3日後-
チョロチョロ
蛍「(男の子の体、いまだになれないな)」チョロチョロ
蛍「(お兄さんの部屋にマニュアル本みたいなのがあってよかった。
男性向けばかりだったけど女性向けの情報もあって助かった)」夏海「兄貴、かず姉きてるよ、早くいかないと」
スリスリ
夏海「ネクタイが曲がってるよ」蛍「(夏海先輩ってこんなにお兄さんとスキンシップ取ってたんだ)」
小鞠「夏海、お兄ちゃん早く早く」
蛍「(やっぱりいいなー小鞠先輩)」
-
14 : 2013/12/11(水) 16:00:24.65 -
夏海「兄貴、こまちゃんばかり見て」
ジリ
夏海「(事故から、兄貴と姉ちゃんやたらと仲いいな。
うらやましい、うらやましい」一穂「おはよう兄ちゃん」
れんげ「にゃんぱす」
一穂「乗って乗って」
破損したバスの修理に一週間ぐらいかかるらしく
その間、一穂先生に送り向かいをして頂いてます夏海「車って楽だねえ時間とか待たなくていいし、
バス乗るのって、どうせうちらだけだし車の方がいいね、
かず姉の車って10人乗りで広いし」一穂「その辺は村の事情とか公務員の事情とかあってね」
-
16 : 2013/12/11(水) 16:00:55.86 -
-お昼休み-
蛍「(暇だなー、そういえばお兄さんも、
小鞠先輩達を見てるだけだったっけ)」夏海「ほらほら姉ちゃん捕まえるよ~」
ドスン
小鞠「いたた」夏海「姉ちゃんが転んだ。姉ちゃんの負け」
小鞠先輩が転んだ瞬間、小鞠先輩の股があらわになり
純白の下着が見えた蛍「…」
下半身に今まで感じた事がない熱さを感じた
蛍「(なにこれムクムクって、
今小鞠が転んだ時に先輩の下着が見えただけで、
もしかしてマニュアルに書いてあった勃起って現象、
これになると男の子はOKって書いてあったな)」 -
18 : 2013/12/11(水) 16:01:38.06 -
小鞠「痛いよ夏海」
蛍「(私の初勃起先輩で)」
ジー
れんげ「…」ザ
蛍「…」れんげ「にゃんぱす」
夏海「れんちょん何見てんの、今度はれんちょんだよ」
-
20 : 2013/12/11(水) 16:02:09.16 -
-二時間後-
一穂「月曜日は休み。火曜日は創立記念日でうちらだけ休み
合わせて4連休、宿題いっぱい出すよ」夏海「えー」
私は、なんども昼休みの光景を思い出していた
蛍「(私、先輩で、はあーはあー)」
小鞠「何やってんの、お兄ちゃん」
蛍「(私、先輩がこっち見てる、はあーはあー)」
夏海「じゃあ帰りますか」
一穂「待っててね車出すから」
-
21 : 2013/12/11(水) 16:02:45.62 -
-15分後-
蛍「(両隣に、小鞠先輩と夏海先輩)」スリスリ
蛍「(夏海先輩またスリスリしてくる)」小鞠「お兄ちゃんどうしたの」
蛍「(上目遣いが…)」
ムクムク
蛍「(そんな目で見られると…)」
一穂「ついたよー」
夏海&小鞠「かず姉ありがとう」
蛍「(危なかった)」
-
22 : 2013/12/11(水) 16:03:20.17 -
-土曜日 卓の部屋-
蛍「(どうしよう、結局、何もやってないな)」蛍「(小鞠先輩にアプローチかけるにしても
どうやればいいのかわからないしね)」ハア
蛍「(今日も夏海先輩と遊びにいっちゃうし)」
ハア
このみ「おっはようメガネ君」
蛍「(このみさん、びっくりした)」
このみ「聞いたよ、大活躍だったんだってね。お姉さんうれしいよ」
ウンウン
蛍「…」 -
23 : 2013/12/11(水) 16:03:53.01 -
このみ「メガネ君の後ろの、お人形さん達もこんにちわ」
このみさんが私の後ろのお人形さんに挨拶をしてる
蛍「(本当に明るいなこの人)」
チュッぺロペロ
耳元に暑くくすぐったい感じがした
そこに目を向けたら、このみさんがハムハムと
私の耳を甘く噛んでいる蛍「(えっ何!?、このみさん、…耳を)」
このみ「メガネ君の耳なめちゃった」
蛍「(えっ何を言ってるのこの人)」
-
24 : 2013/12/11(水) 16:04:28.83 -
このみ「ここに座るね」
このみさんが床に座るとスカートから
下着が見えていた蛍「(しっ下着見えてますよ)」
このみ「今日はおばさんとか小鞠ちゃん達いないし
私とメガネ君だけだよ」このみさんは、イスに座った私に近づいてきた
丁度、上から胸元を上から見える角度だった蛍「(そんなに屈んだら胸元見えちゃうよ)」
-
25 : 2013/12/11(水) 16:04:59.75 -
このみ「なんてね、何時もいない時を見計らってきちゃってるんだしね」
蛍「(何時もって…)」
このみ「ねえ、メガネ君、今日はどうする、
私としては今日こそって感じだけど」蛍「(このみさんなんか怖い)」
このみさんの息づかいが荒くなってきた
このみ 「ハアハア、いいよね」
「…」
-
26 : 2013/12/11(水) 16:05:34.50 -
夏海「ただいま、あれっこのみちゃんの靴、このみちゃん来てるんだ」
このみさんは、
チッと舌打ちを行い、何事も無く夏海先輩のところにいったこのみ「なっちゃん、おかえり~遊びにきたよ~」
蛍「(切り替え早っ)」
夏海「あれ兄貴どっか行くの」
ウン
蛍「…」-20分後-
蛍「怖かった、なにあれ、このみさん、見てはいけないものをみちゃった」「…」
蛍「考えてたら駄菓子屋さんまで来ちゃった、飴でも買おうか」
-
28 : 2013/12/11(水) 16:06:07.92 -
-駄菓子屋-
楓「いらっしゃい、卓」ウン
蛍「…」楓「…」
蛍「…(無言の静寂)」
楓「…」
スー
蛍「…」楓「200円ね」
スー
蛍「…(とりあえず小鞠先輩を探して一緒に食べよう)」 -
29 : 2013/12/11(水) 16:06:38.88 -
帰ろうとした瞬間、駄菓子屋さんが
私の、そでを握った楓「卓…もう私はお前に甘えてはいけないのか」
蛍「(いきなり、なに言ってるの?)」
楓「寂しいんだよ、あの日みたいにお前に甘えたいんだよ」
蛍「(顔が赤い、普段では想像できない顔)
楓「お前もいろいろと決着しなければならないこともわかる。
せめて二人のときは」蛍「(どうしよう、どうしよう)」
-
31 : 2013/12/11(水) 16:07:12.44 -
一穂「楓、こんにちわ、兄ちゃんもいたんだ」
楓「ああ先輩」
一穂「ちょっと頼みたい事あってね」
私は、この場から急いで離れることにした
蛍「(じゃあ私はこれで)」一穂「兄ちゃん、ちょっと待ってや、車で来てるから送ってくわ」
楓「…」
一穂「じゃあ楓ちゃんこれで」
-
32 : 2013/12/11(水) 16:07:43.70 -
-一穂の車-
一穂「兄ちゃん、ちょっと遠回りしようか」
蛍「(もしかして、まさか)」
一穂「前に言ったじゃん、土日のうちは兄ちゃんの先生じゃないって
あれ、月曜休みの場合はどうするんだ、まあいいか」蛍「(お兄さんなにやってんの)」
一穂「あの山辺りにドライブに行こうか」
蛍「(あああああ)」
-
35 : 2013/12/11(水) 16:08:50.18 -
一穂「あれ、れんちょん」
れんちゃんと小鞠先輩が見えた
車を発見したれんちゃんが、
手を挙げながら車に近づいてきたれんげ「姉ねえどこ行くの」
一穂「どこにもいかないよ~、兄ちゃんを送ってくだけだよ」
れんげ「うち知ってるん、姉ねえが嘘ついてるときって目つきが違うって」
一穂「…小鞠ちゃんも送ってくよ」
小鞠「ありがとう」
-
38 : 2013/12/11(水) 16:09:34.61 -
-1時間後-
蛍「(今日は怖かった。みんな普段では見せないような態度を)」ハア
蛍「(お兄さんって、見えない所でいろいろやってるのかな)」
お兄さんもいろいろやってるんだなと感心しながら
自分の不甲斐なさを実感した蛍「(私もがんばらないと)」
-
39 : 2013/12/11(水) 16:10:11.77 -
-夜-
夏海「いい風呂だった、牛乳牛乳」蛍「…」
夏海「あ、兄貴、お風呂空いたよ」
ウン
蛍「…」蛍「(お風呂で作戦でも考えるか)」
ガチャ、ギー
脱衣所を開けると、そこに裸の小鞠先輩がいた蛍「!?」
小鞠「!?」
蛍「(裸の先輩!)」
小鞠「キャーお兄ちゃんのエッチ、エッチ」
-
40 : 2013/12/11(水) 16:10:49.28 -
蛍「…」
小鞠「閉めてよ早く閉めてよ」
とりあえず閉めた
夏海「兄貴、ごめん、さっき、姉ちゃん漫画見てたじゃん」
小鞠「夏海が出るの待ってたんだもん」
夏海「姉ちゃん、今回はうちが悪かった、あとでお菓子あげるから許して」
小鞠「お菓子、わかった、ただし、お兄ちゃん記憶から消しといてよね」
蛍「…」
夏海「え、うっ!!」
-
41 : 2013/12/11(水) 16:11:21.35 -
-15分後-
夏海はアシをバタバタさせながら
15分前の光景を思い出していたバタバタ
夏海「あれって勃起ってやつだよね」バタバタ
夏海「見間違いだよねそうだよね」バタバタ
夏海「兄貴、姉ちゃんの裸見て」バタバタ
夏海「もしかして兄貴、姉ちゃんを女性として…」 -
42 : 2013/12/11(水) 16:11:51.25 -
小鞠「夏海~入るよ」
夏海「ああ姉ちゃんか」
小鞠「何、足バタバタさせてんの、早くお菓子、お菓子」
夏海「お風呂からあがったんだ、そこのテーブルに置いといたよ」
小鞠「お菓子、お菓子」
夏海「(姉ちゃん、相変わらず子供だな)
うちちょっと、兄貴のとこ行ってくる」 -
44 : 2013/12/11(水) 16:12:25.20 -
-同時刻-
私はいっこうに直らない下半身のモノを見ていた蛍「(もとに戻らないよどうしよう)」
蛍「(沈めようとしても、小鞠先輩の裸が)」
夏海「兄貴、姉ちゃんお風呂から出たよ」
夏海先輩が部屋に入ってきた
蛍「…」
夏海「ごめん、さっき、本当にごめん」
-
46 : 2013/12/11(水) 16:12:57.56 -
夏海先輩が私の服をつかんで引っ張った
蛍「…」
夏海「兄貴って、私たちの兄貴だよね」
蛍「(もしかして気づかれた!?)」
夏海「ごめん、変な事言っちゃって、じゃあお休み」
蛍「(よかった、お風呂入るか)」
-
47 : 2013/12/11(水) 16:13:32.92 -
-お風呂-
蛍「(おっきいなこれ、イタチみたい)」ピンピン
蛍「(最初に見たときは驚いたけど、まさかここまで大きくなるとは…)」ピンピン
蛍「(触ってみるか)」触ってみると、普段感じた事が無い
気持ちがいい感じがした蛍「(気持ちいい、後、なんだかセンチメンタル)」
「…」
-
49 : 2013/12/11(水) 16:14:06.59 -
私は、気がついたら
マニュアルにあったやりかたで自慰行為を行っていた蛍「(先輩の裸が、記憶に焼き付いた裸が)」
シコシコ
蛍「(先輩、先輩、先輩)」シコシコ
蛍「(うっ…)」びゅっと液体が放物線を描いて飛んでいった
蛍「(気持ちよかった)」
-
50 : 2013/12/11(水) 16:14:36.60 -
-同時刻脱衣所-
ペチャペチャ
夏海「…(兄貴なんでそんなこと)」ペチャペチャ
夏海「(止めてよねお姉ちゃんで)」ペチャペチャ
夏海「(兄貴のそんな所見ちゃうとうち壊れちゃうよ)」ペチャペチャ
夏海「(切なくなっちゃうよ)」 -
51 : 2013/12/11(水) 16:15:34.31 -
-お風呂-
蛍「(!?変な音が脱衣所から)」ガラガラ
蛍「…」脱衣所を見渡したが誰もいなかった
蛍「(誰もいないか。よかった誰にも見られなくて)」
蛍「(あれってマニュアルに書いてあった自慰だよね、
本当に気持ちよかった)」それからは、すっきりとした頭で、明日の予定を考えた
-
53 : 2013/12/11(水) 16:16:17.65 -
-日曜日朝-
朝食を済まし、夏海先輩と小鞠ちゃんも外に出かけ
おばさんも出かけていった蛍「(結局、予定も立てれなかったな昨日は)」
その時、窓からこのみさんが家に向かっているところが見えた
蛍「(面倒な事が起きないように、とりあえず隠れなきゃ)」
このみ「おっはよーメガネ君」
「…」
このみ「あれ、いないんだ。おかしいな。
朝五時か見てたんだけどな。
メガネ君時々人離れした事するし、
ちょっと監視方法強化しないと。
今日はしょうがないか」 -
57 : 2013/12/11(水) 16:17:09.27 -
このみさんは、部屋の匂いをクンクンと嗅みだした
このみ「やっぱり、この部屋、蛍ちゃんの匂いがする」
ハテという顔をしながらブツブツと
このみ「蛍ちゃん、入院中だし、
昨日部屋見たときは蛍ちゃんの持ち物なかったしどうしてだろ」このみさんは小さい瓶を取り出した
このみ「この部屋で他の女の匂いがするのって
ちょっと苦痛なんだよね~」このみさんは小さい瓶を開け、
部屋中に振りかけるよう動かしたこのみ「これでいいか」
蛍「(????)」
-
58 : 2013/12/11(水) 16:17:45.48 -
このみ「蛍ちゃんには悪気無いと思うけど、
男の子に取って魅力的な体だしな
そういうことされても、しかたないよね」
蛍「(私の体で何を?)」このみ「それに、蛍ちゃんの好きな人って小鞠ちゃんだしね」
蛍「(なんでこの人知ってるの!?)」
このみ「女の子が女の子を好きになるって私は別にかまわないし
それに小鞠ちゃんとくっついてくれた方が都合がいいし
もしメガネ君の事好きになるんだったら排除しないとね~」蛍「(怖いこの人怖い)」
このみ「いまの所、敵になりそうなのは、なっちゃんだけね。
昔からメガネ君の事好きなのはわかってるけど
兄妹だしね。そろそろ、なっちゃんに倫理というものを教えないと」 -
59 : 2013/12/11(水) 16:18:14.93 -
蛍「(夏海先輩がお兄さんを)」
玄関の方でガラガラと音がした
小鞠「あれ、このみちゃん、きてるの?」
このみ「はーい、おっはよー」
蛍「(気づかれないよう裏から逃げよう)」
-
60 : 2013/12/11(水) 16:18:57.15 -
-30分後神社-
神社で座っている夏海先輩が見えた蛍「(あれって夏海先輩)」
夏海「…」
蛍「…」
夏海「あっ兄貴、ここ来るの珍しいね」
蛍「(お兄さんあまりここにはこないんだ)」
夏海「うちって、兄貴のなんなのかな」
-
62 : 2013/12/11(水) 16:19:28.35 -
蛍「(夏海先輩はお兄さんの…妹かな)」
夏海「やっぱり妹」
私は頷いてみせた
蛍「(…)」夏海「そうだね。うち行くわ」
-
64 : 2013/12/11(水) 16:20:04.70 -
-越谷家-
家に帰ると小鞠先輩がいた蛍「(あっ小鞠先輩)」
小鞠「あれっお兄ちゃん」
蛍「…(何やってるのかな)」
小鞠「大人の女として、似合いそうな服見てるの。いろんな服あるね」
蛍「(ファッション誌読んでるのか)」
小鞠「お兄ちゃん私に似合うのってどんな服かな」
蛍「(私としては、これ着てほしいけど、先輩の性格からこれかな)」
ファッション誌の写真を指差した
小鞠「そうだよね。これ私に似合うよね」
-
66 : 2013/12/11(水) 16:20:38.94 -
サシ
蛍「(これもいいな)」小鞠「お兄ちゃん、わかってるね。
もしかして密かに私の趣味な服とか知ってたり」サシ
蛍「(えへへこれもいいな)」私の指と小鞠の指が重なった
小鞠「きゃ、そうだよね、えへへごめん」
蛍「(この服に、このアクセサリー付ければ似合いそう。
どうやって教えよう、そうだ)」小鞠先輩の手をつかんだ
小鞠「お兄ちゃん、どうしたの私の手を取って」
蛍「(この服に、このアクセサリー)」
小鞠先輩の指を使って思いを伝えた
-
69 : 2013/12/11(水) 16:21:29.60 -
小鞠「いいねこれ、はっ」
小鞠先輩の顔がだんだんと赤くなるのがわかった
蛍「(なんかいいな)」
小鞠「ははは、何でも無いよ何でも」
蛍「(やっぱり先輩可愛いな)」
(…)
夏海「兄貴、楽しそうだな。二人で手を握っちゃって、
さっきのうちへの態度と全然違う」 -
70 : 2013/12/11(水) 16:22:01.19 -
-夜-
夏海「兄貴、風呂空いたよ、姉ちゃんも入った後だから」蛍「(お風呂入るか)」
-風呂-
蛍「(ふうー)」脱衣所の方から物音が聞こえた
夏海「夏海ちゃんの登場ですよ。お背中お流ししますよ」
蛍「(えっ夏海先輩裸!?)」
-
72 : 2013/12/11(水) 16:22:33.09 -
夏海「ほらほら背中」
蛍「(夏海先輩ってお兄さんとお風呂入る仲なんだ。
タオルとか巻いてないし全裸だし馴れてるんだろうな。)」夏海「もしかして照れてる」
蛍「(バレないように、ここは堂々と)」
夏海「(兄貴、堂々としてるな。うちもしかして女としてみられてない)」
-
74 : 2013/12/11(水) 16:23:21.14 -
ゴシゴシ
蛍「(東京にいた時に友達とスーパー銭湯に行った事を思い出す)」夏海「(平然としてる兄貴、もうちょっと仕掛けないと)」
蛍「(あのときは友達と洗いっこしたんだよね。あの頃はよかったな)」
夏海「(兄貴、うちの裸なんてどうでもいいわけ)」
蛍「(みんな、なぜか、急に私を誘わなくなったな悲しかったな)」
夏海「(ほらほら裸見て)」
私は、東京の時の悲しい思い出を思い出して
ため息をはいた夏海「(ため息!?)」」
蛍「(なんで誘ってくれなくなったんだろ)」
-
76 : 2013/12/11(水) 16:24:15.93 -
その瞬間、背中に痛みを感じた
夏海先輩の爪が当たって痛い蛍「(痛い、っ夏海先輩の爪が食い込んでる)」
夏海「なんでうちの裸では勃ってないんだよ」
蛍「…(え今夏海先輩なんて)」
夏海「ほらっうちの裸見て勃起してよ」
蛍「…(夏海先輩、そんな卑猥な事)」
夏海「昨日、姉ちゃんの裸で勃起したくせに」
蛍「…(昨日の事見られた!?)」
-
77 : 2013/12/11(水) 16:24:50.03 -
夏海「それだけじゃないよ。お風呂でエッチなこともしてたじゃん」
蛍「…(あれをみられた!?)」
夏海「姉ちゃんを思ってでしょ。なんで姉ちゃんばかり」
蛍「(どうしよう、どうしよう)」
夏海「お姉ちゃんと同じように女としてみてよ」
蛍「(女としてって女同士じゃん)」
あまりのことで、自分の肉体が男性であると言う事を
忘れていた夏海「兄貴の馬鹿」
夏海先輩は、そそくさと去っていった
蛍「(夏海先輩を傷つけてしまった)」
-
78 : 2013/12/11(水) 16:25:23.96 -
-15分後卓の部屋-
蛍「(どうしよう、お兄さんに借りた体で)」「…」
蛍「(借りた体?もうすぐ返さないといけない)」
「…」
蛍「(小鞠先輩に対して何もしてない、あの可愛い先輩に対して)」
お兄さんの体と入れ替って流されるばかりで
結局、なにもしていないことに気がついた
もうすぐ、返さないといけないのに -
80 : 2013/12/11(水) 16:25:58.14 -
-月曜日 越谷家-
夏海先輩は朝からどこかに出かけたし
先輩のお母さんは夜まで帰らないと言っていた蛍「(今日は、先輩と二人きり)
とにかくアプローチをかけるために
小鞠先輩の部屋に向かった -
82 : 2013/12/11(水) 16:26:36.93 -
-小鞠の部屋-
トントン
小鞠「誰、ああお兄ちゃんか珍しいね私の部屋に」それから、私と小鞠先輩は
昨日のようにファッション誌を見たり
漫画の話題を楽しんだ
そして、話題が昔話に移った小鞠「たしか10年前だっけ、
お兄ちゃんがメガネかけ始めたのって」蛍「(そうなんだ)」
小鞠「たしかアルバムに、メガネをかけてないお兄ちゃんが映ってた。
アルバムってどこ置いたんだろ。
思い出した、あそこの棚だ」小鞠先輩が指差した棚は結構高かった。
ちょっと小鞠先輩では無理かな。
私は取ろうと立ち上がった。 -
83 : 2013/12/11(水) 16:27:19.45 -
小鞠「お兄ちゃん、私ではとれないと思ってるよね。
お兄ちゃんはとらなくてもいいから」蛍「(…)」
小鞠先輩は、棚に向かって背伸びをした
小鞠「うーうー」
小鞠先輩がいくら背伸びしようと届かない、
ジャンプした瞬間、小鞠先輩が体制を崩した蛍「(危ない)」
気がついたら、小鞠先輩の上にまたがるように乗り
片腕が先輩の手を握り
もう片腕は先輩の胸に手を当てていた小鞠「痛ーい、ちょっとお兄ちゃんどいて」
苦しみ悶えている小鞠先輩を見て
不覚にも勃起してしまった -
84 : 2013/12/11(水) 16:27:56.12 -
小鞠「お兄ちゃん、その膨らみ、何」
小鞠先輩に見られてしまった。
そして、とっさに手で小鞠の口を手で塞いでしまった小鞠「~~~」
小鞠先輩は足をバタバタさせていた。
蛍「(この状況、どうしたらいいのかな)」
痛みがはしった、思いっきり先輩の足が腹に食い込んだ
その瞬間、小鞠先輩は自由を得た小鞠「お兄ちゃん、なんかおかしいよ」
私は立ち上がると
部屋から逃げていく小鞠先輩
私は必死に追いかけた -
86 : 2013/12/11(水) 16:28:32.02 -
-神社-
夏海「…」れんげ「なっつんどうしのん」
夏海「ちょっとれんちょんには言えない事悩んでて」
れんげ「どうして言えないのん。なっつんうち信用にならないのん」
夏海「そういう意味じゃ、歳というか、健全な育成と申しますが」
れんげ「意味わからんのん、でもなっつん元気出すのん」
夏海「そうだね。もうちょっとがんばるか」
-
87 : 2013/12/11(水) 16:29:12.88 -
れんげ「なっつん、がんばれ」
ポロポロ
夏海「ハハハ、そうだね」れんげ「(なっつん泣いてるのん)」
夏海「気分転換に帰ってゲームでもしようか」
-
88 : 2013/12/11(水) 16:30:16.32 -
-玄関-
そこら中、追いかけ回りやっと玄関で小鞠先輩を捕まえた
先輩を追いかける行為がなぜか快感に覚え
今まで経験に無いぐらい興奮をしていた蛍「(やっと捕まえた)」
小鞠「痛いお兄ちゃん」
とりあえず、さっきのように、
先輩を押さえつけて、口を塞いだ小鞠先輩は最初のうちは、足をバタバタさせていたが
だんだんと弱くなり動かなくなった。
死んじゃうといけないと感じ口を自由にした
先輩が泣いていた。蛍「(先輩可愛い)」
-
90 : 2013/12/11(水) 16:31:33.14 -
小鞠「なんでお兄ちゃん、こんな怖い事するの」
蛍「(あーあー先輩可愛いな)」
小鞠「最近のお兄ちゃん、私に対してやさしくてうれしかったのに」
蛍「…」
小鞠「私だってお兄ちゃんの事、
でも夏海の気持ち知ってたんだよ、
あまり関わらないようにしてたんだよ」蛍「(もしかして先輩、お兄さんの事)」
小鞠「私だってお兄ちゃんに甘えたんだから」
蛍「(もしかして、今の私は、
女の子なのに女の子を好きになっただけじゃなく
小鞠先輩が好きな、お兄さんの肉体を奪って
小鞠先輩をレイプする最低の女の子じゃないの。
だけど、それがいい)」 -
91 : 2013/12/11(水) 16:32:13.95 -
私は、小鞠先輩の唇を奪った。
キスした後、小鞠先輩が赤い顔をしながら小鞠「越えちゃうの、そうなら、やさしいお兄ちゃんに戻って」
私は、やさしく小鞠先輩を脱がし始めた。
-
94 : 2013/12/11(水) 16:32:48.61 -
-越谷家前-
このみ「あれ、なっちゃんお帰り」夏海「このみちゃん、こんにちわ」
れんげ「にゃんぱす」
このみ「どうしたのなっちゃんその顔、
もしかして~メガネ君と何かあった」夏海「何も無いよ。本当に」
このみ「図星みたいね、付き合い長いんだし
私はなっちゃんの味方だから、何でも話して相談にのるよ」夏海「このみちゃん、本当にありがとう。
このみちゃんと隣同士で良かったよ」れんげ「玄関の所うるさいのん」
このみ「あれ、本当だ」
-
95 : 2013/12/11(水) 16:33:25.95 -
-玄関-
小鞠先輩の服を脱がして蛍「(下着を脱がせたこのあとどするんだろ)」
小鞠「お兄ちゃん、私もお兄ちゃんの事好きだったんだから」
蛍「(これをここに)」
小鞠「私、大人になるのか」
ガラガラ
夏海「!?」
このみ「!?」
ジー
れんげ「…」「…」
れんげ「玄関で、こまちゃんと兄にい何やってるん。
新しい遊びなのん」 -
97 : 2013/12/11(水) 16:34:11.50 -
このみ「…」
夏海「…」
グイ
れんげ「このみ姉、ちょっと痛いのん」このみ「れんちゃん、今日は帰りましょう」
れんげ「なぜなのん、うちも遊びたいのん」
このみ「今日だけはそうして」
れんげ「なっつん、こまちゃん、兄にい、さようならなのん」
このみ「…メガネ君、また明日聞くから、場合に寄っては」
「…」
-
98 : 2013/12/11(水) 16:34:54.64 -
小鞠「夏海、これはちょっとわけがあって」
夏海「兄貴と姉ちゃん何やってるの」
小鞠「夏海」
夏海「兄妹同士でこんなことおかしいよね」
小鞠「夏海」
夏海「正直、きもいわ~、夏海ちゃん、気持ち悪いと思うわ。
うへー、きもい、きもい」その瞬間、小鞠先輩の拳が夏海先輩の腹に食い込んでいた
小鞠「私だって、夏海の事思ってたのに」
小鞠先輩は、部屋の方に走っていった。
夏海先輩は虚ろな表情と笑み浮かべて
とぼとぼとどこかに行った。その日は、小鞠先輩と夏海先輩は
私のところへ姿を見せる事は無かった
その後は、混乱していて何も覚えていない -
99 : 2013/12/11(水) 16:35:30.32 -
-火曜日-
蛍「(小鞠先輩も夏海先輩も結局昨日は部屋に閉じこもった切り、
このみさんも学校か
れんげちゃんは、多分意味がわからないだろう)」蛍「(どうしよう。昨日の事、ちょうしにのってしまった)」
夏海「兄貴いる」
夏海先輩が部屋に入ってきた。
昨日、あんなことがあったというのに普通の顔だった夏海「兄貴、うちのことどう思ってるの。
うちは兄貴が姉ちゃんの事好きだって知ってるよ」蛍「(…)」
夏海「もし、姉ちゃんがいなくなったら、うちのところ見てくれる」
蛍「(夏海先輩やっぱり重傷だ)」
夏海「姉ちゃん殺して兄貴をうちのものにするかな、あはは」
-
100 : 2013/12/11(水) 16:36:01.80 -
夏海先輩は笑みを浮かべて部屋の外に行った。
とっさに、夏海先輩を追いかけた
台所に行くと意外な光景があった
小鞠先輩が包丁を握りしめていた
小鞠先輩と夏海先輩が対峙した小鞠「私とお兄ちゃんのこと気持ち悪いって、
おかしいよ、夏海」夏海「そうだね、姉ちゃん、兄貴はうちに」
夏海先輩はとっさに小鞠の腕めがけて蹴りを入れた
瞬間、小鞠先輩の包丁が飛ばされて
私の横に刺さったそのあと、夏海先輩と小鞠先輩が殴り合い
私は、見守るしかなかった -
101 : 2013/12/11(水) 16:36:37.29 -
蛍「(どこかに逃げよう、逃げたい)」
私は逃げ出した。
夏海「兄貴待って」
小鞠「お兄ちゃん、待ってよ」
私は一目散に逃げた
逃げる場所も決めてなかった -
102 : 2013/12/11(水) 16:37:09.13 -
-1時間後 山-
気がつくと山の中を歩いていた。
私は、座り込んで頭を抑えていままでのことを
後悔していた蛍「(どうしよう、どうしよう、私のせいで)」
ガサガサとなにか近づいてきた
蛍「(誰かが近づいてくる、小鞠先輩、夏海先輩)」
ガサ
蛍「(近寄らないで)」
そこに、見覚えがある姿があった
自分(蛍)の姿が見えたガザ
蛍「(えっ、あれって私)」 -
103 : 2013/12/11(水) 16:37:41.28 -
卓(蛍の中身)「ザッ(心配した)ザッ(大丈夫か)」
蛍「(お兄さんわたし、やっちゃいけない事しちゃったよ)」
卓「ザッ(目を閉じて)」
温かい感触が唇に
蛍「えっキス」
卓「…」
蛍「あれっお兄さん、じゃあ私は、戻ってる」
意外と簡単に体が戻った
-
105 : 2013/12/11(水) 16:38:16.85 -
蛍「お兄さん、どうしよう、どうしよう、
夏海ちゃんと小鞠ちゃんメチャクチャになったよ」卓「ザッ(ゴタゴタが)ザッ(収まれば)ザッ(君は)ザッ(幸せか)」
蛍「幸せですよ。昔のような幸せな状態に戻ったら」
卓「ザッ(後は)ザッ(まかせて)ザッ(もらおう)」
蛍「えっ今からそんなことできるんですか」
卓「ザッ(3)ザッ(ルート)ザッ(同時)ザッ(TRUE)ザ(END)」
蛍「(えっ何、この切ない気持ち)」私はお兄さんを見送るしか無かった
お兄さんの後ろ姿になんともいえない頼もしさを感じた -
106 : 2013/12/11(水) 16:38:47.12 -
-三日後-
れんげ「ほたるん、にゃんぱす」小鞠「ほたるん、おはよう」
夏海「姉ちゃん、ちょっと待ってよ」
小鞠「バス来ちゃうじゃない」
夏海「兄貴もいつの間にかかいるしね」
卓「…」
蛍「(あれから三日後、何も変わらない日常が戻ってきました。
小鞠先輩も夏海先輩も仲直りしました)」 -
107 : 2013/12/11(水) 16:39:21.76 -
お兄さんのところに目をやると
いつものようにお兄さんは本を読んでいた卓「…」
蛍「(変わった事と言えば、私は、お兄さんの事がちょっと好きになりました。
でも小鞠先輩よりは好きじゃないですよ)」グイグイ
れんげ「ほたるん、攻略してたつもりが、攻略されてました」ああよかった、のんのんな日常が戻ってきて
end
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