にこ「µ’sの性事情」


1 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:13:48.83 ID:ZtV2oSVd0
ただただ色々なカップリングエロの短編集的なやつです。

他のを書く時の繋ぎだったり気が向いた時とかに更新するので多分不定期。エロを一つにまとめて置きたかったので。

いつ終わるかもわかりません。突然終わるかもしれません。基本話は練ってありません。

文体や設定もその時々で変わってきます。

よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406567618


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406567618/


2 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:15:37.83 ID:ZtV2oSVd0
A×B

という表記でAが先にかかれているからAが攻めでBが受けとかそういうのもありせません。


3 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:16:29.77 ID:ZtV2oSVd0
【にこ×まき】

にこ「……」

真姫「うぅ」ムラムラ

真姫「……」

にこ「どうしたの?」

真姫「あ、いや別に」

にこ「ふーん」

にこ「……」

真姫「なに読んでるの?」

にこ「アイドル雑誌」

真姫「……」

真姫(せっかく私の家でしかも親がいないってことも伝えて、しかもしかもシャワーも浴びて)

真姫(バスタオル姿で寝転がってるのよ!?)

真姫「普通手を出してくれる場面じゃない?」ボソッ

にこ「なんか言った?」

真姫「はぁ!? なんも言ってないわよ!!」

にこ「な、なに怒ってんの……」

真姫「怒ってない!!」


4 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:17:34.86 ID:ZtV2oSVd0
にこ「……あっそ!!」

真姫「あ……」

真姫(何してんの私!! なんで怒ってんのよ!)

真姫「……」

真姫(素直になるって決めたのに……)

真姫(……れ、冷静に考えてみなさい私。仮に今この場で素直になれたとして、どうするの?)

真姫(面と向かってあなたとエッチなことがしたいですとか、そんなことを言うつもり!?)

真姫「無理無理無理無理!!!!」プッシュー

にこ「……あんた、変すぎてツッコまなくていい?」

真姫「お、おかまないなく……」

にこ「……」チラッ

にこ「あんたね」グイッ

真姫(な、なに? そんな近づいて、ダメ。えっとダメダメ、ダメじゃない、したい、やってほしい、いやでもでも、ダメダメぇ)

にこ「——ちゃんと服着なさいよ」


5 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:19:53.28 ID:ZtV2oSVd0
真姫「……ぁ……うん」

真姫(……期待したのが馬鹿だった)

にこ「そろそろ寝ましょうか」

真姫「そうね」

にこ「ベッド一つしかないけど、これは一緒に寝ていいのよね?」

真姫「え……えと」

真姫「ま、まあにこちゃんがそうしたいなら別に私はしてあげてもいいわよ?」

にこ「……」

にこ「じゃお言葉に甘えて」

真姫「本当!?」

にこ「わ、悪い?」

真姫「いや全然」

真姫(……私がまた素直になれなかったのに……にこちゃんは私の気持ちに気がついてくれたのかな……)

にこ「電気消すわね」

真姫(やっぱり恋人同士になると少しでも違うのね)

真姫(不安になる必要もないし)

にこ「んぅ……眠い」

真姫「かわいい……」


6 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:20:50.87 ID:ZtV2oSVd0
にこ「え?」

真姫「な、なんでもないっ!!」

にこ「……?」

真姫(まさかにこちゃんが私の告白受け入れてくれるなんて、思ってなかった)

真姫『わわわわわわ私、にこちゃんの恋人になっても、いいわよ!? ほら、ほらあれよ、あれ。そのあれ。もうあの、ほら。にこちゃんいっつも寂しそうにしてるしー?』

にこ『……本当?』

真姫『あいや、あの、その……これは、うん』

にこ『嬉しい』

真姫「思い出したくない……告白になってないわよ……」

にこ「さっきからなにぶつぶつ言ってんのよ」

真姫「いや、その……というか、近い……」

にこ「……ベッド広すぎて落ち着かないの」

真姫「そうなの?」

にこ「そうなの」


7 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:22:48.28 ID:ZtV2oSVd0
真姫(いい匂い……)ムラムラ

真姫(だめ、だめ! 私最近にこちゃんとのエッチのことしか考えてない!)

真姫(……)

にこ「」ギュッ

真姫(っ!?)

真姫(抱きつかれた!?)

にこ「んんぅ……」モニュモニュ

真姫「んぁ……///」

真姫(い、いきなり!?)

真姫「にこちゃ、そんないきな——」

にこ「——すぅ……すぅ……」

真姫「……」

真姫「ああもう! 本当なんのよぉ……!」ムラムラムラムラ


8 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:23:43.87 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

真姫「うぅ……」

希「どうしたん?」

真姫(昨日の胸触られた感触が忘れられない)

希「悩みごと?」

真姫「いや、別に……」

希「……そっか。なんかあったら言ってね」

真姫「ええ」

希「先行ってるよ」

バタン

真姫「……」

真姫「あ……にこちゃんのシャツ……」

真姫「ちょっと汗で湿ってる……最近暑いもんね」

真姫「すんすん……んんぅ……にこちゃんの匂い……」


9 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:27:17.12 ID:ZtV2oSVd0
真姫「すんすん、すんすん。はぁぁ……♥︎」ムラムラムラムラ

真姫「大丈夫希も行ったし、誰も来ない。少しだけ、少しだけぇ♥︎」

真姫「んんぅ……すんすん……んんぅ、ぁっ///」クチュゥ

真姫「にこちゃん……にこひゃん……んっ、んぁぁぁ♥︎」ビクッビクッ

真姫「あっ♥︎あっ♥︎……んぁ……んんぅ……んくっ」

真姫「いくっ……んんんぅぅぅうぅ///」ガクガクガク

真姫「はぁ……はぁ……///」

真姫「やっちゃった……」

真姫「も、もう一回……♥︎」


10 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:28:07.64 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

にこ「なーんか最近真姫ちゃんがおかしいのよねー」

希「?」

にこ「なんかわかんないけど……様子がおかしいっていうか」

希「まあ確かにそうかもしれんね」

にこ「うーん……悩みでもあるのかしら」

にこ「あの子全く素直にならないから、私が子供あやすくらい素直にならないと」

希「あははそれもそうやね」

にこ「結構イラっとすることもあるけどねー」

希「そうなん?」

希「あ、タオル忘れてきちゃった。ちょっと戻るね」


11 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:29:25.35 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

希「ふんふーん」

「ふぁぁ……いや、んぁ……んっんっ……」

「声でちゃ……」

希「え……?」

希「真姫ちゃん……ちょっと……それはヤバイって……」

真姫「……んっ、んっ……にこひゃん……に、こ……汗の匂い……脇のとこぉ♥︎ふぅぅん♥︎ぁぁ♥︎」

希「よく見えない、一体なんの匂いを——」

ガラッ

希「きゃあっ」

真姫「っ!?」

希「……は、はろー」


12 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:30:32.16 ID:ZtV2oSVd0
真姫「っ~~///」

真姫「……見た?」

希「な、なにが?」

真姫「見たのよね!?」

希「い、いや……まあそれは別に。ほらみんなすることやし!?」

希「う、ウチだってたまに!!」

真姫「ぅぅぅぅ……!!」

希「泣かないでよー!」

希「……にこっちのシャツ……?」

真姫「こ、これは違うの!!!」

希「……」

真姫「これ、は……」

希「なんかあるんやろ? 話してみて?」

真姫「……」


13 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:31:22.65 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

希「……欲求不満?」

真姫「そうとは言ってないじゃない!!」

希「でもにこっちとエッチなことしたいんやろ?」

真姫「違う違う! えっと、もっと……恋人っぽく……ていうか」

希「エッチなことがしたいんや?」

真姫「……ぅう///」

希「でもウチにはどうしようもないしなー」

希「もうくっ付いて結構たってるよね?」

真姫「そこそこ……」

希「キスは?」

真姫「……したことある」

希「ふーん」

真姫「あの、このことは……!」

希「言わないって」

真姫「ありがとう……」


14 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:33:11.01 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

にこ「ねえ」

真姫「な、なあに?」

真姫(まともに顔見れない///)

にこ「ねえ新しく出来た店なんだけど」

真姫「——なに? 私と行きたいの?」

真姫「ふふ仕方ないわねー、にこちゃんがどうしてもって言うならー」ウキウキ

にこ「」イラッ

にこ「——穂乃果と行ってこようかなー」

真姫「……え?」

にこ「いやあの子食べたいって言ってたし」

にこ(私……なにいってるの)

にこ(真姫ちゃんが素直じゃないのはいつものことなのに)

真姫「……っ」

真姫「行ってくればいいじゃない!!」


15 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:34:19.90 ID:ZtV2oSVd0
にこ「ぇ……」

真姫「あっそ、別にいいんじゃないの!?」

にこ「いやこれは……」

にこ「あーそうですか!! 穂乃果と行ってくるわよ!!」

バタン

真姫「わたし……また……」

真姫「いやだ……なにしてんの……」

真姫「穂乃果と二人で……」

真姫「やだやだ! あ、謝りに行こう……」


16 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:35:25.20 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

にこ「……くっ」

にこ「最低……私」

にこ「真姫ちゃんなりに、あれ行きたいって言ってたわよね」

にこ「……謝り行こうかな」

ガラ

にこ「あ……」

真姫「……にこちゃん……そのごめん」

にこ「え?」

真姫「……にこちゃんとお店行きたい」

真姫「……素直に言えなくて……」

にこ「ふふ……わたしこそごめんね。分かってるつもりだったのに」

にこ「最初から真姫ちゃんと行くつもりだったから」

真姫「本当?」

にこ「うんっ!」

希「このカップル色々ありすぎやない?」


17 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:36:27.68 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

真姫「……素直になれた……」

真姫「……でも」

真姫「エッチしたいなんて……言えるわけ……」

真姫「またにこちゃんの匂い嗅ぎたい……」

◇◇

真姫「んっ、んっ♥︎」

真姫「にこちゃんのシャツ……♥︎」

真姫「ふぁぁ///」

真姫「んぁ♥︎にこちゃん、にこちゃん///」

希「……また今日も」

希「ここまで欲求不満にさせるってにこっちはなにしてるん?」

希「……このままエスカレートされるのも困るし……そうだ!」


18 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:38:59.57 ID:ZtV2oSVd0
◇◇

にこ「……たく練習メニュー忘れたなら自分でとり行きなさいよ」

「ぁああああああっ///」

「んいゃぁ♥︎はぁぁん♥︎」

にこ「……?」

にこ「なに?」

真姫「ふぅ、ふぅ♥︎にこひゃん、すきぃ……♥︎」

にこ「なななななななに!?」

にこ「あれ、私の?」

ガララ

にこ「——あ、あんたなにしてんのよ!?」

真姫「ふぇ……?」

にこ「あ……」

真姫「っ……~~~///」

真姫「いゃああああああああっ!!!」


19 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:40:10.95 ID:ZtV2oSVd0
にこ「う、うっさいのよ!!」

真姫「これはこれは違うの、深い事情が!!」

にこ「私のシャツの匂い嗅ぎながらそんなことして、なんの理由よ!?」

真姫「これは……うぅ……」

真姫「——ひっぐ……にこちゃんと、エッチなこと、したくてぇ……」

にこ「え?」

真姫「恋人になってもう長いし、キスもしたし、でも言い出せなく、て……」

真姫「うぅ……」

にこ「……」

にこ「たく……欲求不満ならそう言いなさいよ」

にこ「ま、今言えたし、褒めてあげる」

にこ「ねえ、私のシャツなんかで発散しても意味ないでしょ」

真姫「え……?」


20 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:41:34.12 ID:ZtV2oSVd0
にこ「んっ……」チュッ

真姫「え……え」

にこ「……したいんでしょ?」

にこ「気づいてあげられなくて、ごめんね」ギュッ

真姫「……」

真姫「う、うん……///」

にこ「触るね」

真姫「ふぁぁ……♡んぅ……」

真姫「もっと、キス、キスしよ」

にこ「んちゅ……んん♡」モミモミ

真姫「んぁぁ♡」

真姫「いや、そこっ、そこダメ♡」

にこ「かわいい……」コリコリ

真姫「あっあはぁ……///」

にこ「もうここ固くなってる」


21 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:42:28.07 ID:ZtV2oSVd0
真姫「んんんぅ……♡」

にこ「そんなに私に触って欲しかったの?」

真姫「うぅ……」

真姫「そんなこと、ない……」

にこ「へぇ……」クリクリ

真姫「んぁっぁっ/// 」

にこ「どうなの?」

真姫「触って……欲しい///」

にこ「よくできました」

にこ「ねえ……真姫ちゃんの全部欲しい。私に真姫ちゃんの全部、ちょうだい?」

真姫「……す、すきにすればいいじゃない……いちいち聞くなぁ……///」

にこ「そっか」


22 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:43:23.38 ID:ZtV2oSVd0
真姫「んぅ、ぁぁあああぅっ♡」

にこ「気持ちいい?」

真姫「聞くなっ♡っていったばっかぁっ♡」

にこ「こんなにエッチな子だなんて思わなかった」

にこ「もっとエッチな声聞かせてっ///」

真姫「ひゃぁ!! そんな♡そこばっかりぃ♡」

にこ「だって♡弄ってるとどんどん固くなってくんだもん///」

真姫「やらぁぁ……///」

にこ「」スルスル

真姫「そ、そこは」

にこ「すっごおい♡ヌルヌル……こ、こんなになるんだ」

真姫「ぁあああぁっ///」

にこ「凄いことになってるわよ。気持ちいいのよね?」

真姫「ふんっ……そんなこと、ないぃ♡んぁぁ」


24 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:44:08.55 ID:ZtV2oSVd0
にこ「気持ちよくないの? それなら辞めちゃおうかな」

真姫「そ、それは!」

にこ「なら気持ちいいって言ってよ」

真姫「ふぅぁ……♡気持ちいぃ……にこちゃんの手……///」

真姫「だから、だから続き……しよ」

にこ「」ゾクゾク

バッ

真姫「いきなり脱がせない——」

にこ「もっと良く見せて? 真姫ちゃんの全部私にくれるんでしょ?」

真姫「そんな、恥ずかしすぎて……!」

にこ「良く見える……。じゅる、ちゅぷ、んぅ」


25 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:45:20.05 ID:ZtV2oSVd0
真姫「あっ♡あっ♡はぁ♡んっ……らめ、らめぇ……♡」

真姫「そんな汚いとこ///」

にこ「真姫ちゃんに汚いとこなんてないわよ」

にこ「ぢゅる、ぢゅる、んぅ……ちゅぷ、んはぁ……」

真姫「っぁ♡舌ベロベロして……♡——っ!!!!???」

ズブッ

にこ「……私の手、入ってるのわかる?」

真姫「や……にこちゃ……辞め……」

にこ「私の手小さいからわかりくいかもしれないけど……」

にこ「痛い?」

真姫「んぅ……」フルフル

にこ「どこが気持ちいいの?」クチッヌチュゥ

真姫「ひゃぁぁぁっ♡はぁっ♡んぁっあん///」


26 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:47:05.54 ID:ZtV2oSVd0
にこ「すっごい締め付けてくる……真姫ちゃんの中熱い……」

にこ「ここ?」

真姫「んひゃぉあぁぁぁ♡」

にこ「ね、気持ちいい?」グチュ、クチュゥ

真姫「んぅぁ……きもちぃっ、きもちっ……♡」

にこ「真姫ちゃん、好き///」

真姫「わたしも♡わたしも///」

にこ「んぅ♡んちゅ、ちゅぷ、ちゅ」

真姫「にこひゃ……ちゅぷ、ちゅぷ」

真姫「あぁ♡奥、奥入って……!!」

にこ「んぅ……」グニュゥゥウ

真姫「あっ、ぁ♡ぁぁああああああっ!!!」ガクガクガクガク

真姫「はぁ……はぁ♡にこちゃん……うぅん♡」

にこ「——イッちゃった?」

真姫「……うん」

真姫「大好き」

にこ「……私も大好き」


28 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/29(火) 02:48:39.18 ID:/0ZrjqBoO
なんかいっつもエロばっか書いてるけど真顔で書いてるんだろうか

29 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:51:03.85 ID:ZtV2oSVd0
ミーンミーンミーン

にこ「……」

真姫「……」

にこ「蝉ないてるわね」

真姫「……今それ言う?」

にこ「だって真姫ちゃん練習より汗かいてるから」

真姫「そ、それは仕方ないでしょ!?」

にこ「あんなに喘いじゃって♡」

真姫「そ、それ以上言わないでっ!!」

にこ「えーどうしよっかなぁ」

にこ「しがみついてにこちゃんにこちゃんーだって——」

真姫「ああああああああああああ!」

真姫「違う違う違う!!」

にこ「素直になれば可愛いのに!」

真姫「もう、からかうなぁ!!」

にこ「仕返しよ! あんた前から私のシャツでやってたんじゃないの!?」

真姫「うぅ……」


30 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:52:05.01 ID:ZtV2oSVd0
にこ「恥ずかしいのはこっちよ!! 最近暑くて汗もいっぱい書くのにっ!」

真姫「い、いい匂いだったわ。なんだか香ばしく——」

にこ「あああああああああああああああ!!!!」

にこ「ふぅ……ふぅ……」

にこ「真姫ちゃん……」

にこ「——私のこと好き?」

真姫「っ……///」

真姫「……聞かないでよ……す、好きに決まってるじゃない///」

真姫「ていうかさっき何回も言ったでしょ!?」

にこ「そうだっけー?」

にこ「ふふ、でも嬉しい! さ、服着て?」

にこ「手伝ってあげるから」

真姫「こ、今度は私が攻めるんだから!」

にこ「えー、真姫ちゃんに出来るのかなー?」

真姫「出来るから!」

希「——頼むから学校ではやらんでくれんかな……」

おわり。


31 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 02:53:57.97 ID:ZtV2oSVd0
>>28
私、シリアスかドロドロかエロしか書いてないもので……。ピュアなのに挑戦しながらこっちも書いていきます……。

次回更新は未定です。


32 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/29(火) 02:57:22.88 ID:kukGWarrO
固定しなくてもええんやで
のぞにこでもほのまきでも何でも楽しみ

33 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/29(火) 02:57:41.74 ID:6JDMjQLH0
まさかの指じゃなくて手かよw

34 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/07/29(火) 03:05:31.63 ID:ZtV2oSVd0
>>32
基本的に好きなキャラが絡むカップリングほど思いつきやすいので、その辺も書きやすいかもしれません。

>>33
指です……ミスです……。

地の分なしって難しいですね。
ではまた書いてきます……。


46 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:03:38.21 ID:Z0AVDikj0
【のぞみ×にこ】 微シリアス

にこ「……」

にこ「……」

にこ「もう誰も信じない」

 アイドル研究部の部員は一人になった。

 結局のところ、ただただ私を煽りに来ていただけなのか……。

 それとも一応は本当に、アイドル活動をする気があったのだろうか。

 今となってはわからない。

にこ「……っ」

 だだっ広い部屋にいるのは慣れた。

 校門の方を見ると、新しい入学生達がはしゃいでいた。

にこ「……いいわね、笑っていられて」

 どうせあの子達も色々なしがらみで、笑ってなんかいられなくなる。

にこ「どうでもいいけど」

希「おっはー」

にこ「ちっ……」

 また来た。またあいつだ。


47 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:05:55.24 ID:Z0AVDikj0
希「舌打ちせんでよー」

希「友達やん?」

にこ「友達じゃない」

にこ「何の用?」

希「……いや、別に」

にこ「……なら出て行け」

希「……怖い怖い」

希「にこちゃんさぁ、このままだとこの部室取り上げられちゃうよ?」

にこ「あ?」

希「だってそうやろ? 部員もまた入らなかったみたいやし」

 生徒会の副会長である東條希はタロットカードを口に当てながらキザっぽく微笑む。

 うざい。

にこ「もう部員なんていらない」

希「……ふぅん。いいの? アイドル研究部、なくなっても」

にこ「それとこれは話が別でしょ」

希「そうは思わんけどなぁ」


48 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:06:42.06 ID:Z0AVDikj0
希「まあ早くしないとにこちゃんの——」

にこ「黙れぇ!!!!」

にこ「なにが私のためよ! どうせ早く潰したいだけでしょ!? 何も信じないから、誰も信じないから!!!!」

希「っ……」

にこ「そうやって、なんにも知らないで否定するな!」

にこ「私は……私は……!」

希「そっか……今日はここまでにしとくよ、にこちゃん」

ガチャ

にこ「……っ」

にこ「うああああああああっ!!」

にこ「どいつもこいつも!!!」

にこ「希、まで……ぅぅ……」


50 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:08:04.85 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「……ごめんね、にこちゃん」

 部室で暴れて叫ぶにこちゃんの声が聞こえてきた。

 胸が痛くなる。

 こんなこと、したくない。

希「……友達になんない方が良かったかも」

希「……もう友達だなんて思われてない、か」

 ウチに向けて思いきり向けられた憎しみ。

希「あー……やっぱり辛い」

希「……この様子じゃ今年もアイドル研究部の部員はなし……か」

絵里「何をしているの希」

希「ああ、えりち」

絵里「いい加減アイドル研究部をなんとかしてよ」

希「うん……」

絵里「矢澤にこ。話したことはないけれど、希仲いいんでしょ?」

希「仲良かったって言った方が」


51 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:09:30.78 ID:Z0AVDikj0
絵里「ふぅん、まどっちでもいいけどね」

絵里「——廃校の噂……私は信じないから」

 ここ数日音ノ坂学院には廃校という噂が付きまとっていた。あくまで噂。

 近くに出来たUTX高校が、スクールアイドルブームというものを全て味方につけるべく、アライズというグループを結成したことがその噂を広めているのかもしれない。

 

絵里「馬鹿馬鹿しい……」

希「……」

 生徒会長となったえりちの様子が最近はおかしい。

 一年生の後半からいきなり副会長というわけのわからないことをしでかしたんやけど、そこからなんだか自分を追い込んでいっているような。

 廃校の噂が出てきたあたりからそれは顕著だ。

絵里「アイドル研究部は任せるわ」

絵里「じゃあ次はここね、部員を集められないようなら部活としては認められないわ」

希「……」


52 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:10:24.28 ID:Z0AVDikj0
◇◇

にこ「ぁっ……ぅぅん……きもちぃ……」

にこ「ふぁ……とろとろ……」

にこ「ふぅん……ぁっ」

にこ「うんぅ……もっとぉ……」

にこ「んぁああああああっ!!」

 ぐちゅぐちゅとした水音が部室には響いていた。

 
 外に声が漏れるなんてことも恐れず、ただただ快楽を貪る。

 下着越しに割れ目のところをなぞって見ると、頭が痺れるような快感に震える。

 最近はほとんどこうしていた。

 嫌なことがあると、自分を慰めて忘れる。自分を馬鹿にして、忘れる。

 気持ちいいことをすればその時は忘れていられる。

にこ「クリ……ぁぁ……ダメ、もっと我慢ぅ……」

 一番感じるクリトリスへの刺激は抑えていた。あとで最高潮まで興奮が高まった時に触ると、本当におかしくなれる。


53 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:11:46.25 ID:Z0AVDikj0
 自分に優しくしてくれるのは自分だけ。

 だからもっと優しく優しく、気持ちいいことがしたかった。

 制服のボタンを外し、下着姿になる。

 もう慣れたけれど初めは部室でオナニーするっていうことだけで興奮した。きっかけは家では思いきり出来ないというのと、部員が私だけになったこと。

 我慢出来なくなった私は下着を上にズラして、突起を確認する。そこは自分でもわかるくらい大きく勃起していた。

にこ「はぁぁぅ」

 これに激しく噛み付いたら、これに優しくしゃぶりついたら、どれだけ気持ちがいいだろう。

 ねっとりと舌で自分の乳首が舐められる。硬い歯によって弾力のある乳首が少しだけ形を変える。

 胸が小さくて出来ないけれど。

にこ「はぁ……ッ……はぁぁあん」

 全て妄想。
 それでも座っているイスにエッチなお汁が染みているのが分かった。

 自分は感じる方だというのを自覚したのは中学の三年生の時だった。辛いことがあった時とかは本気でオナニーすれば忘れられた。

 感じすぎて本当におかしくなる時もあったから、普通はセーブしている。

 クリトリスを触るのも最近はしていないし、ましてや生で性器を触ることも少ない。

 大体は下着越しとか、妄想で事足りる。


54 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:12:53.64 ID:Z0AVDikj0
にこ「あっ、あッあンっ、そこぉ、そこぉ、もっと、気持ちよくぅっっ」

 もう手は性器には当てていない。生で思いきりクリトリスを弄る妄想。いつだったかクリトリスを触り続けて気絶した日を思いだす。

 きゅんきゅんと性器が疼くのが分かった。

 触らなくても気持ちいい、気持ちいい。

『矢澤さん、最近なんにもしてないんでしょ?』

『あはは結局あの人も口だけなんじゃないの?』

『にっこにっこにーだっけ、笑える。こっちがにっこにっこにーって言いたくなるわ』

希『にこちゃん、このままじゃ——』

にこ「くっ!!」

 消えてくれなかった。いつもならオナニーを始めて妄想すればすぐにそのことしか考えられなくなるのに。

 ぐちゅぅ。

にこ「んあぁああああああああっ!!!!」

にこ「あ……おみゃ……んこぉ……」

 そんな外野の声を全て断ち切る為に、自分をそんな世界から切り離すために、私はなんの躊躇もなく指を挿入した。

にこ「ぁあああああっ、もう、……いく……いぐぅ……」

 挿入しただけで何もしていないのに、私の膣内は指をぎゅうぎゅうと締め付けていた。


55 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:13:52.93 ID:Z0AVDikj0
 締め付ければ締め付けるほど気持ちがいい。指が膣全体に当たるから。

にこ「あったかい……」

 まるで口の中にいれているみたいな締め付け。

 もう外野の声なんて聞こえていない。

 ——あぁ、またこの世界に来れた。

 全身が性器になったみたいなそんな感覚。空気が気持ちいい、もう全部全部気持ちいい。

 おかしくなれた。

にこ「ふぁ、ふぁ、いくいくいくいく、いくっ、もうや、やぁっ、い……っ……」

にこ「っ~~~~!!!!!!!」

 きもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいいきもちいい。

 一瞬何が起こったのかわからなかった。

 意識が少し覚醒すると、今だに腰とかおしりのあたりがビクビクと痙攣してイスを揺らしていてようやく自分の状況に気がつく。

にこ「はぁっ……はあっ……はぁ……ぁ」


56 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:14:43.30 ID:Z0AVDikj0
にこ「ぁ……イったんだ……」

にこ「あぶな……本当気絶するとこだった……」

にこ「抑えないと……」

 指には白い泡のようなものが付着している。それを見て反省をする。

 久しぶりに生で触った。

にこ「ぅあ……気持ちよかったぁ……」

 今だにじんじんと膣が疼く。もっと欲しいと、もっと食べたいと欲求をむき出しにして。

『矢澤さんてさー』

『えー、やめなよ、あの人変だよ』

にこ「っ……」

 だが、こちらの世界に戻ってきたんだ。

 辛くて痛くて苦しいだけの世界に。

にこ「……私は……!!」

 雑誌のオーディションのところをペンで円をつけた。


57 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:15:48.45 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「……オーディションか」

 テレビ番組なんかではアイドルのオーディションをやったりしていた。

希「にこちゃんもこういうのに出るのかな」

希「……なんとかしてあげたい」

希「部員集めさせるようにしないと……なんだけど……」

希「あの様子じゃ……」

にこ『もう誰も信じない!!!』

希「……流石に最後の部員がいなくなったら、もうダメか……。部室に閉じこもってるばかりやし」

希「……もう終わりかな」


58 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:16:54.29 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「にこちゃ——」

にこ「出ていけ」

希「そんなこといわず——」

にこ「出ていけ!!!!」

希「ちょっ、話くらいっ!」

バン

希「……」

希「ねえにこちゃん。聞こえてる?」

希「勝手に話すね」

希「そうやって現実から逃げてばかりじゃ、何も掴めないよ」

にこ「……」ギリリ

希「……そろそろえりちがアイドル研究部も潰しにくるかもしれん」

希「それだけは言っておくよ、じゃあね」

 それだけ告げてウチは部室を後にした。

 背後からはにこちゃんが大声で無く声。
 ……なんで、にこちゃんにばかり大きな壁が……なんであの子ばかり。こんなに辛い思いをしなきゃなんやろ。


59 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:17:56.41 ID:Z0AVDikj0
◇◇

 泣いた。久しぶりに。

 もうダメだ。泣かないって決めたいつかの誓いすら、脆く崩れ去った。

にこ「……諦めようかな」

 きっと絢瀬が私に話に来た時点で完全にこの部活は終わる。

 そうなるとスクールアイドルなんて出来ないし、後は普通のオーディションを受けるしかない。

 この前雑誌に円をつけたオーディションが明日だった。

にこ「……」

 ——そこで受からなかったら、最後にしよう。

にこ「うぅ……」


60 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:21:44.80 ID:Z0AVDikj0
 夢なんて、そんなもんだ。見れただけ幸せだった。私はアライズの人達みたいな、主人公なんかじゃない。

にこ「うぅぁ……んっ」

 またあっちの世界に行きたい。こんな辛いことから、逃げ出したい。

にこ「ちゅぷ、ちゅぶ、んぁ……」

 今日も生で触ろう。おかしくなろう。どうなってもどうなってもいい。

 右手の人差し指を口の中に入れて、舌を這わせる。ぬらぬらと唾液によって濡らされた指を制服の中に入れていく。

にこ「んっ、きゅぅっ……はぁぁっん……気持ちいぃよぉ……」


61 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:22:44.57 ID:Z0AVDikj0
◇◇

絵里「これで後はアイドル研究部だけね」

絵里「希、もうやらなくていいわ」

希「え……」

絵里「私が矢澤さんの所に直接話にいくから」

 ああ……早いなぁ。流石えりち。思った以上に仕事が早い。

 でも今のにこちゃんはいくら部活があっても……。もう仕方ないね。

希「——分かった。任せる。ごめん、力になれなくて」

絵里「構わないわ」

 全部自分でやってしまう。ウチは居ても居なくても同じみたいな……なんか、虚しいな。

 最後にもう一回、様子を見に行こうか。


62 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 04:23:31.76 ID:Z0AVDikj0
寝ます。起きたら投下します。では。

69 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 15:54:36.15 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「でも……また追い出されるだけやね……どうしよ」

「——んぁ、きもちぃ、いくっ、いくぅぅぅう!!!!」

希「……あれ」

 艶かしい声。
 にこちゃんの声。

希「そんな……漫画じゃあるまいし」

 ウチは少しだけ笑いながら、扉に手をかける。

希「っ……」

にこ「きもちぃぃ……もっとぉ、もっとぉっ、はぁぁん……うぁッ、ンンンぁ……」

 にこちゃんは机の上に座って、M字に脚を開きながら、その……慰めていた。

希「嘘でしょ……」


70 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 15:55:50.48 ID:Z0AVDikj0

 漫画じゃないんだから……い、いやそんな漫画は読んだことないけれど……。

気がついたらウチは見入っていた。息も荒い。それになんだかすっごくドキドキする。

希「そうだ」

 携帯を取り出して、動画機能を発ちあげる。

希「ふふ……にこちゃんがウチの話聞かないのが悪いんや」REC

 もう正常なことがなんなのかわからなくなっていた。

にこ「——んぁっ、ふみゃぁ……んぁ……おかしぃ……なる、おかしっ……くっ、ん、なりゅぅ……いッ、いくぅぅぅうッッッッッッッッ!!!!」

 目の前で繰り広げられる普段見せないにこちゃんの姿はウチの心を大きく昂らせた。

希「なんか身体、熱い……」REC

希「はぁ……はぁ」REC

にこ「」

希「あれ」REC

 さっきのでイってしまったのだろうか、にこちゃんは横になってピクリとも動かない。

希「……?」REC

 少しずつ少しずつ、扉を開ける。

希「お邪魔しまーす……」REC


71 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 15:57:18.34 ID:Z0AVDikj0
 部室に入ると、むんとした女の子の香りが直接鼻腔を刺激してきた。

希「エッチな匂いって、こういうことなんかな」REC

にこ「」

希「……気絶してる?」REC

希「おーい、おーい」REC

希「……ありえるんやね」REC

  にこちゃんの横たわる身体には力はない。やはり完全に気絶している。

 あかん、なんか、ヤバイ。

希「ちょっとだけ……」REC

 ウチは罪悪感に苛まれながらも、にこちゃんの身体に手を伸ばす。スカートの下の真っ白な太ももに触れる。

 細いけれど、程よくしまっていて撫でていると気持ちがいい。

 上に登っていけばいくほど、液体が付着していることに気がついた。

 にこちゃんの愛液だろう。

希「ふぅ……ふぅ」REC

 カメラを片手に我慢出来なくなってしまった。重ねられている膝を離して、脚を開かせる。

 ほとんど毛の生えていない秘部がウチの前にさらけ出された。そこは先ほどの自慰によってトロトロに熟れていて、未発達に見える秘部とのアンバランスさが際立っている。より強い女の子の香りにあたまがクラクラとしてくる。


72 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 15:58:16.92 ID:Z0AVDikj0
希「こ、こんなになるんや……」REC

希「ちょっとだけ、触っても……いいよね」REC

 くちゅ……。
 恐る恐る秘裂に触れてみる。するとそれだけで指が沈みこんで行った。

希「はぁ……はぁ……すんすん、んはぁ……」REC

 鼻を目一杯近づけて、その匂いを身体に刻みつける。

希「こ、こんな匂いなんや……ふぅぅん」REC

希「もっと……」REC

希「おまんこって……ど、どんな味するんやろ」

 もう自分が何を考えているかわからなかった。純粋な好奇心。ウチを動かしているのはそれだけ。

にこ「——んっ……んうぅぅ」

希「っ!?」

 にこちゃんが寝返りをうつようにして声を上げる。それでウチはすぐに我に帰る。

希「な、なにやってたんや……ウチは」

 携帯のカメラも終了させる。

希「……あれ」

 自分のしたことに後悔していると、開かれた雑誌が目に入った。

希「オーディション?」

 それは今日あるアイドルグループのオーディションの詳細だった。それにペンで丸をつけてある。

希「にこちゃん……」


73 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:13:22.69 ID:Z0AVDikj0

◇◇

希「会場はここか……」

 都内のあるビル。にこちゃんがオーディションを受けるのはきっとここ。証拠に何人かの女の子がビルに入っていっている。

希「雨降りそうやね」

希(みんなかわいいなぁ)

 そこににこちゃんが入っていくのも確認出来た。

希「がんばれ」


74 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:14:41.34 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「まだかな」

 オーディションに落ちたであろう女の子が続々と出てきていた。

希「これは受かった……?」

 そう期待していた時だった。

にこ「……」

 俯いて、唇を噛み締めながら歩いてくるにこちゃんが出てきた。

希「ぁ……」

にこ「——な、なんであんたが」

 隠れるのを忘れていた。

希「い、いや……オーディション受けに行くとこ偶然見て」

希「それで結果——」

にこ「落ちたわよ」

希「そ、そっか」

にこ「……笑いなさいよ」

にこ「どうせ心の中ではざまあみろとか思ってるんでしょ、早く笑いなさいよ……!!」

希「……そんなこと」

にこ「……」

にこ「今まで手をかけさせて悪かったわね。アイドル研究部無くしてもいいから」


75 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:15:48.59 ID:Z0AVDikj0
希「……」

にこ「じゃあ……」

 そう言ってにこちゃんは私の横を通りすぎていった。

 嘘でしょ、にこちゃんがそんなこと言う、なんて。

希「待って!」ガシッ

にこ「離して」

 にこちゃんはこっちを見てくれない。

希「本当にそれでいいん!?」

希「ウチは知ってるよ! にこちゃんがどれだけアイドルが好きか! 友達になった時色々話してくれたやん!!」

にこ「……」

希「夢なんでしょ!? こんなとこで諦めていいん!?」

にこ「——いいわけないじゃないっ!!!!!!!」


76 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:17:19.44 ID:Z0AVDikj0
 にこちゃんが叫ぶと同時に雷の光が覆う。そして腕を振り払いながら、ウチに向き直る。

 ——にこちゃんは泣いていた。

にこ「諦めたく、ないわよ!!」

にこ「でも、でも、それだけじゃ……私は主人公でもなんでもないのっ!!!!」

にこ「割り切らなきゃいけないこともあるのっ!!!!」バッ

希「待って!!」

 にこちゃんは暗くなった街に消えていった。叫んだウチの声も降り出した雨の中に消えていく。

希「……分かってたのに」

希「にこちゃんは諦めてなんかいない。でも、あそこまで追い込んだのは、ウチら……」

 降り出した雨の中、ウチはある人の家に向かって走った。


77 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:18:07.33 ID:Z0AVDikj0
◇◇

 インターホンを押す。
 あーずぶ濡れや、こんな姿見せたくないなぁ。
 そしてドアが開く。

絵里「希!?」

希「やあ」

絵里「なにしてるのよ! とりあえず上がって」

希「うん」

 ウチはパジャマ姿のえりちに促されるまま家にに入っていく。
 えりちの部屋に入ってしばらくすると、妹さんがタオルを持ってきてくれた。

希「ありがとね」

絵里「で、なにしにきたの?」

希「……」

絵里「希?」

希「お願いがあるんや」

絵里「珍しいわね」

希「——アイドル研究部の廃部を取り消して欲しいんや」


78 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:24:33.76 ID:Z0AVDikj0
本当わたくしは誤爆が多すぎるので……。一週間ほどss書くのを自粛させて頂きます…。本当に申し訳ありませんでした。

79 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 16:25:48.12 ID:CF/05FWoo
おい!おい!

80 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 16:26:48.99 ID:umCarLZ6o
取り敢えずこれだけでも書くんだよはやくしろよ

84 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:30:42.36 ID:Z0AVDikj0
>>79
申し訳ありません……。
素晴らしい他の方のssを穢してしまって……それも今回ばかりでなく、何回も。

>>80
わかりました。これだけは最後まで投下していきます……

本当に申し訳ありませんでした。


85 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:31:59.84 ID:Z0AVDikj0
絵里「は……?」

 あからさまに、えりちの表情が変わる。威圧感。

絵里「どういう意味?」

 声が低くなる。
 先ほどまでは柔和なプライベートモード。今はもうみんなが恐れる生徒会長モード。

希「にこちゃんは……ずっと夢見てたんや!!」

希「アイドルになりたいって、みんなを笑顔にしたいって!!」

希「他のことを全て捨てて、周りの批判にも耐えて!!」

希「そんな人の夢を奪わないであげて!! お願い、お願いだからえりち!!」

 頭を柔らかいカーペットに精一杯つけてお願いをする。

絵里「……」

絵里「……特例は認められないわ」


86 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:33:51.08 ID:Z0AVDikj0
希「お願い!! にこちゃんは本気で生きてる! 本気で夢を追いかけてる!!!」

希「それをウチらが奪う権利なんてない!!」

希「お願いお願いお願いお願いお願い!!!!」

絵里「…………ダメよ」

希「っ、このわからずや!!!!」

希「にこちゃんがどんな想いで——」

絵里「——廃部は取り消せない」

絵里「でも、それを実行する期間は……猶予を与えるわ」

希「え……」

絵里「そうね……夏までに部員が集まらなかったらそれで本当に廃部にする」

希「ありがとう……ありがとうえりち!!!!」ギュッ

絵里「ふふ……あなたがそんなに頼むんだもん。流石にそこまで石頭じゃないわ」

希「ありがとう……ありがとう」

 ——これで、夢は繋がった。


87 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:34:25.03 ID:Z0AVDikj0
◇◇

にこ「ひぐぅ……うぅ……ぅぁ……ぅううううう」

 
 涙が止まらなかった。
 どうしようもない。もう部活もなくなる。もう私の居場所はなくなる。

 誰も味方がいない辛くて痛くて苦しい世界。私はそこに一人でいるしかない。

にこ「……公園のトイレで泣く日がくるなんて……」

 絶望していた。でももうそろそろ帰らなくちゃいけない。
 親は仕事で遅くまで帰らないから妹達のご飯を作らなくちゃ。

 妹達の前では私はスーパーアイドル。泣いてなんかいられない。

にこ「……にっこにっこー……」

にこ「ばっかみたい……」

♪~~~~

にこ「誰よ」


88 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:35:06.97 ID:Z0AVDikj0
にこ「……希からメール。一応見てみるか……」

 希からのメールにはいきなり動画が貼り付けてあった。下の方には、「消して欲しかったら家まで来い」とそう書かれていた。そのさらに下にはご丁寧に住所まで。

にこ「なんの動画よ……」

 特に何も考えず、動画を再生する。

にこ「な……なに、これ……」

 動画の中身は自分が部室でオナニーをしているシーンだった。狂ったように膣に指を入れて快楽を貪る姿。自分でみても酷い顔だ。

にこ「あ、あいつこんなもの……」

 動画を見ていくと、なにやら希のやつが私の性器に触れたりしていたらしい。

にこ「あいつ私に……なにやってんの」ブルブル

 動画を最後まで見ることなく、私は地図に住所を打ち込んで位置を確認する。

にこ「そんなに遠くない」

 私は妹達に何か買うようメールをして、雨を切り裂くようにして走った。


89 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:35:59.57 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「そろそろ来るかな」

希「良かった、動画撮っておいて。ああでもしないとウチの話聞いてくれなそうだし」

希「後はにこちゃんに……」

 ピンポーン。

希「お、きた」

希「はーい」

ガチャ

にこ「どういうつもりよっ!!」

希「——んぐぅ……ちょ、ちょっと待って……胸ぐらつかまないで」

にこ「説明しろって言ってんの! なによあれ!!」

希「分かった、分かったから!」

 ウチはなんとかにこちゃんを引き剥がし、ベッドの部屋に通す。

希「ほい、タオル」

 にこちゃんにタオルを投げて、ウチも横に座る。

にこ「……」

にこ「リビングの方が」

希「こっちの方がくつろげるやろ」

にこ「くつろぐ気なんてない」

希「大丈夫——」

にこ「いいから説明しろ」


90 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:37:55.00 ID:Z0AVDikj0
希「……これを撮ったのはたまたま、偶然」

 ウチは携帯の画面をにこちゃんに見せて、削除の画面を押す。

にこ「……やけに気前がいいのね。脅してくるのかと思った」

希「話を聞いて貰いたかっただけ」

にこ「……」

希「——結論から言うと、アイドル研究部は存続する」

にこ「え!?」

にこ「どういうこと!?」

希「ウチが頼んでみたら、えりちが気が変わったって」

にこ「ほんと……?」

希「うん」

希「まだ、諦めなくてもいいんやない?」

にこ「ほんとに?」

希「うん」

にこ「うぅ」ジワッ

希「よしよし」ギュッ

希「こうしたの初めてじゃない気がするなあ。友達になってから何回かあったね」

にこ「ひっぐ……うぅうぁ……希……」

希「辛くあたってごめんね。ウチはずっとにこちゃんの味方やから」


91 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:39:51.79 ID:Z0AVDikj0
にこ「うぅあぁあああああああ!!! ごめん、ごめん……!!」

希「うんうん、辛かったね」

にこ「——ママ……」

希「え?」

にこ「あ、ご、ごめん……なんか突発的に言っちゃって……」

希「……」

 そういえば聞いたことがある。にこちゃんは母親が遅く帰ってくるから小さい頃からずっと兄妹の世話をしているって。

希(母親に甘えたこと、全然ないんかな……)

希「——ウチのことママって呼んでもええよ」

にこ「え!? いやでも」

にこ「……」

希「……」ギュッ

にこ「……ママ……」

希「なあに?」

にこ「うぅ……」

希「……ウチの前でなら気にせずにいっぱい泣いていいよ」

にこ「ママ……ぅぅうぅあああぁああああああ!」


92 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:41:29.11 ID:Z0AVDikj0
◇◇

希「落ちついた……?」

にこ「うん……」

希「そっか……」

にこ「ごめん、変なとこみせて」

希「ううん」

にこ「ごめん……希のこと友達じゃないとか言って」

希「いいんよ」

希「ウチ、にこちゃんのこと好きやから」

にこ「そ、そう……わ、私も嫌いじゃない」

希「嬉しい」

希「まあでも部室のあれには驚いたなぁ……」

にこ「あ、あれは……」モジモジ

希「……」ゾクゾク

希「ああいうこと普段からしてたん?」


93 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:42:46.85 ID:Z0AVDikj0
にこ「……ぅん」

希「へぇ……学校なのに?」

にこ「し、仕方ないでしょ!!」

にこ「嫌なことはああすれば忘れられたしそれに」

にこ「き、気持ちよすぎて……やめられないの……」

希「……」ゾクゾクゾクゾク

希「——ね、ねえにこちゃん。ウチとエッチなこと、してみない?」

にこ「はあ!?」

にこ「な、なんで……ちょっ」

希「——んんぅ……ちゅぷ……ちゅぷ」

にこ「ちょ、んんぅ……ちゅぷちゅぷ」

希「にこちゃん……ぅぁ……ちゅぷちゅぷ……んにゅ、んちゅぅ」

にこ「らにすんのほぉ……ゆぁ……ぢゅぷ、ぢゅぷ」

希「ぷはぁ……やっちゃった……」

にこ「な、なにすんのよ!!」


94 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:44:37.45 ID:Z0AVDikj0
希「ウチな、にこちゃんのオナニーしてるとこ見てから、なんかおかしいの」

にこ「……」

希「ねえ、とびきり気持ちよくしてあげるから」

にこ『自分に優しく出来るのは自分だけ』

希『にこちゃんのこと好きやから』

にこ(でも……希なら……いい、かな……)

にこ「……優しくしてよ?」

希「ふふ……うん」

希「ちゅ……んちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ……」

 舌を絡めながら、にこちゃんを押し倒す。

 すっごい華奢な身体。こんなんでずっと戦ってきたんやね。

 首筋をつつっと舐めると、にこちゃんは気持ちいいのか身体を震わせた。

にこ「んぁ……のぞみぃ……」

希「ちゅっ……んぁ……気持ちいい?」


95 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:46:37.46 ID:Z0AVDikj0
にこ「くすぐったいだけよぉ……」

希「その割りには腰がくねくねしとるよ」

にこ「ち、違うぅ!!」

 なんだかかわいそうやから、もっと気持ちよくしてあげよ。

 にこちゃんの服を脱がせて下着姿にする。下着姿のまま攻めるのも面倒やから、すぐに下着も外す。

希「綺麗な乳首やね」

にこ「はぁ……はぁ……」

希「弄ってないのに、なんで勃起してるの?」

にこ「そ、それはぁ……」

希「ふーっ」

にこ「ひゃぁんっ!」

にこ「息かけないでぇ……」

希「ふふ……どーしてほしい?」

にこ「触ってよ……気持ちよくしてくれるんでしょ?」

 ウチはにこちゃんの小さな胸に手を滑らせていく。
 自分のとは違うもにゅもにゅとした感触が気持ちいい。

 先端の突起には触れないように小さな乳輪を指でなぞる。

にこ「ふぁ……んぁ……や、や、いくぅ……」


96 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:47:27.24 ID:Z0AVDikj0
希「はやくない?」

にこ「感じやすい、のぉ!!」

にこ「イカせて、希……イカせて……」

 にこちゃんは胸板を揺すってウチの指に突起を当てて快楽を得ようとする。

 一瞬だけつまんでみる。

にこ「ンひゃぁぁぁあんっ!!!!」

希「おっと……」

にこ「もっと、もっと触ってよ!!!」

にこ「気持ちよくなりたいのぉ……」

 にこちゃんは耐えられなくなったのか自分の手を胸まで移動させた。

希「おっと、一人でしたらオナニーと変わらんよ」

にこ「だってぇ……」

希「ウチがもっと気持ちよくしてあげる」

 にこちゃんの服を剥ぎ取って、面倒なので下着も剥ぎ取る。

 するとこの前みたのと同じ光景がウチの目の前には広がっていた。

希「はぁ……はぁ……」

希「ひくひくしとるよ……」


97 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:48:35.01 ID:Z0AVDikj0
 ウチはにこちゃんの秘部からどくどくと溢れ出てくる液体を指ですくって指を合わせて粘り気を楽しんだ。

希「こんなエッチなのが出てるんよ」

希「ウチのベッド汚れちゃった。責任とってよ」

にこ「せ、責任て……」

希「舐めて?」

 液体が付着したものをにこちゃんの目の前に突き出す。するとにこちゃんは顔を真っ赤に染めながら、小さな舌を申し訳なさそうに出して、ウチの指を舐めた。

希「……へんたい」

にこ「うぅ……」

希「おいしかった? 自分のエッチなお汁」

 顔を手で覆ってぐわんぐわんと頭を振る。

にこ「んぁ……希ぃ……もう、もう……限界。いじって、めちゃくちゃにしてよ……」

希「ふふ……へんたいなにこちゃんは……こっちも弄ってないのに勃起してるんや」

希「じゃ、ここ触るね」

にこ「え、嫌、クリはダメ——んぁあああああああああああっ!!!!!!!」


98 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:49:36.24 ID:Z0AVDikj0
 ウチがクリトリスの先端をちょいとつついただけで、にこっちの背中はベッドを離れて跳ね上がった。
 膣からは透明な液体が音を立てて吹き出してきて、顔にかかる。

希「……」

にこ「はぁ……やらぁ……だめ、クリは、はぁぁ……ひもひぃよすぎてぇ……」

希「ここが弱点なんや」

 いいこときいた。焦らそうかと思ったけどどうでもいいや。

希「じゅる、じゅる、ぢゅっぷん、れろれろ」

にこ「や、やっ、あっ、んにゃあああああああっ、舐めないで、ふぁぁああああっ、気持ちいぃ!! きもちちいいいいいいぃっっ!!」

 こんな味するんや、もっと、もっと。

にこ「や、いくっ、いくっ、やめて、おかしくなる……おかしく……なんか、くる……それ以上、んんんんぅ、ッはぁっはぁっ」

にこ「やっ、イクっ……んぁぁわイクぅっぅぅぅぅう……っ!!!! っぁあああああああああああああ!!!!!」

 一際大きくにこちゃんの身体が跳ねた。

希「……気持ちよかった?」

 秘部から顔を離して様子を伺う。

にこ「」

希「ありゃ……」

希「気絶しちゃったか……ウチのこれ……どうしよ……」クチャァ


99 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:51:15.32 ID:Z0AVDikj0
◇◇

にこ「んぅぅ……」

希「大丈夫?」

にこ「あれ、私……」

希「気持ちよすぎて気絶しちゃったみたいやね」

にこ「ぁ……」

にこ「……気持ちよかったけど、よくもあんな恥ずかしい思い……」

希「え」

にこ「仕返しよ!!!」

希「ちょっ、別にウチはいいよ!!」

にこ「問答無用!」

希「きゃぁああ!!」

にこ「抵抗するな!」

希「いやっ、胸見ないで……!!」

にこ「——へー、乳首陥没してるんだ……」

希「うぅ……や、やめて」

にこ「……ほんとデカイわね……なち食べたらこんなになるのよ」

希「さぁ……」

希「んぁ……」

にこ「じゃ、下も」

希「ほ、ほんとに下はだめやって!! 毛の処理してな——」

にこ「うっさい」

希「いやぁああああああああ!!」

にこ「……ほんとだ、濃いのね。いやらしいわ」

にこ「もうぐちゃぐちゃじゃない。ふふ……私のこと好きすぎてこんなになってるの?」

希「みないで……」

にこ「ふふ……おかしくしてやる」

希「いやああああああああ!」


100 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:52:19.61 ID:Z0AVDikj0
◇◇

絵里「矢澤さん」

にこ「絢瀬……」

絵里「……呼び捨てされる中じゃないと思うのだけど?」

にこ「同級生なんだからいいじゃない」

絵里「……ま、そんなことはどうでもいいんだけど」

絵里「——アイドル研究部は存続させることが決定したから」

にこ「……ありがと」

絵里「あらもっと喜ぶかと思った」

にこ「もう聞いてた」

絵里「あら希あたりかしら」

絵里「——ま、希には感謝した方がいいわ。あの子土下座までするんだもん」

にこ「え……」

絵里「……知らなかったのね」

絵里「人の想いを無駄にしないことね。スクールアイドル、だっけ、あなたの夢は」


101 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:53:49.39 ID:Z0AVDikj0
にこ「——スクールアイドルとして誰よりも有名になって、トップになることよ!!」

にこ「あんたになんか! 周りになんかもう負けない!!!」

絵里「……精々頑張りなさい」

にこ「言われなくても……」

絵里「ちなみに、取り消したとは言っても夏までに部員が集まらなきゃ今度こそ終わりよ」

にこ「……分かった」

絵里「じゃあ」

にこ「くっ……ほんとに嫌なやつ」

希「——えりちと何話してたん? にこっち」

にこ「その呼び方昨日からじゃない……やめてよ」

希「えーいいやん、仲良くなれたんやから」

にこ「まあ別にいいけど……」

希「昨日のにこっち可愛かったで」

にこ「ぅ……あんたこそ、下の処理してきたの?」


102 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:54:40.13 ID:Z0AVDikj0
希「そ、それは言うなぁ!!」

にこ「あんなに喘いでさ」

希「うぅ……」ジワッ

にこ「な、泣かないでよ!」

希「だって……」

にこ「はぁ……」

にこ「——ふふ……希、ありがとね」

希「え?」

にこ「絢瀬から聞いたわ。希が土下座までしてくれたって」

希「えりちったら余計なこと……」

にこ「部員集め頑張るから」

希「うん、ウチも協力するよ」

にこ「……ほんとあんたが友達で良かった」

にこ「——きっと夢、叶えて見せるから」

希「そっか」


103 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:55:23.98 ID:Z0AVDikj0
◇◇

絵里「これは……?」

穂乃果「アイドル部設立の申請書です」

絵里「それは見ればわかります」

穂乃果「では認めていただけますね」

絵里「いいえ、部活は同好会でも最低五人は必要なの」

穂乃果「え!?」

海未「ですが、校内には部員が五人以下のも沢山あると聞いています」

絵里「設立した時はみんな五人以上居たはずよ」

絵里(これでも大分減らしたんだけど)

希「……あと二人やね」

穂乃果「あと二人……わかりました、行こう」

絵里「待ちなさい」

絵里「どうしてこの時期にアイドル部を始めるの、あなた達二年生でしょ」

穂乃果「廃校をなんとか阻止したくて、スクールアイドルって今すごく人気があるんですよ、だから!」


104 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:56:18.14 ID:Z0AVDikj0
絵里(スクールアイドル……この子たちも矢澤さんと一緒……)

絵里「だったら例え五人集めて来ても、認めるわけには行かないわね」

穂乃果「え!? どうして」

絵里「部活は生徒を集めるためにやるものじゃない。思いつきで行動したところで、状況は変えられないわ」

絵里「変なこと考えてないで、残り二年自分のためになにをすべきか、よく考えるべきよ」

穂乃果「……失礼します」

バタン


106 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 16:58:16.44 ID:Z0AVDikj0
希「……さっきの、誰かさんに聞かせたいセリフやったなぁ」

希「あと、にこっちにも」

絵里「……いちいち一言多いのよ希は」

希「んふ……それが副会長の仕事やし」

絵里「でも私程度の障害、乗り越えられなきゃ、スクールアイドルなんて出来ないんじゃないかしら」

希「……すっかりにこっちのこと気に入って」

絵里「なにいってるのよ……」

絵里「……」

絵里「……あの子たち、矢澤さんと同じことしようとしてるのかしら」

希「どうやろね」

希「……にこっちのこと、本当は認めてるんやろ?」

絵里「……そんなわけないでしょ」

希「ふふ……どうだか」

 ——ねえにこっち、夢、叶えられるかもよ。

【のぞみ×にこ】 

おわり


108 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/01(金) 17:00:41.48 ID:Z0AVDikj0
終わりです。

誤爆の件ですが、自粛ではなく、対策をなんとか考えるということで折り合いを付けさせて下さい。本当に申し訳ありませんでした。

今回のはエロなしで普通にスレ立てすれば良かったかもと少し後悔してます。
最後のは一話のやつのほぼ流用。

本当、見て下さってありがとうございました。


109 : お目汚し失礼いたします… 2014/08/01(金) 17:01:49.59 ID:F77/cKbW0

>申し訳ありません……。
>素晴らしい他の方のssを穢してしまって……それも今回ばかりでなく、何回も。

いえいえ、むしろ>>1ファンとして誤爆された事に歓喜する程です!

なので書くの自粛するというのは止めてください…お願い致します


120 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:20:25.67 ID:/0MO9Lrv0
>>109
申し訳ありませんでした。当人様がわざわざ言って下さるとは思いませんでした。ご苦労をお掛けしてしまいました。

明日にでも二つ目の専ブラ投入しようと思います。意見を下さった方々ありがとうございます。とりあえず今日投下していきます。


122 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:36:49.02 ID:/0MO9Lrv0
【ほのか×りん】

凛「ん? なんだろこれ」

凛「あ、穂乃果ちゃんの漫画だ」

凛「最新巻出てたんだ!! 凛に貸してくれるのかな?」

凛「まあ他の人に貸すかもしれないか。だったら今のうちに読んでおこー」

凛「ふふ、やっぱり面白いなあ」

凛「え……告白断っちゃうの!? なんで!! こっちの子の方が可愛いよ!!」

凛「やだやだこの男最低だにゃ!!」

凛「……ほら……落ち込んじゃったよ……」

凛「——ん、なにしてるの?」

凛「服に手を入れて……」

凛「なんだか気持ち良さそう?」

凛「……なんだろ」

凛「……男の子の名前叫びながら……うーん」


123 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:39:58.28 ID:/0MO9Lrv0
ガチャ

穂乃果「あ、凛ちゃん」

凛「あ、穂乃果ちゃん、漫画読んでたけどいーい?」

穂乃果「いいよー」

凛「凛に貸してくれるために持ってきてくれたの?」

穂乃果「まあそれもあるけどちょっと違うかなあ」

凛「?」

穂乃果「あ、ちょうどそのページ!」

凛「これ?」

穂乃果「そうそうその女の子がなにしてるのか気になって」

凛「男の子の名前叫びながら服の中に手を入れて何かしてるやつだね」

穂乃果「なんの意味があるんだろう」

凛「うーん……わかんないにゃ」

凛「男の子にフられたショックで身体が痛いとか?」

穂乃果「なにそれ」

凛「心が痛すぎて身体まで痛くなったんだにゃ!!!」

穂乃果「な、なるほど……!!」


124 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:42:07.95 ID:/0MO9Lrv0
ガチャ

真姫「あー」

穂乃果「あ、真姫ちゃん」

真姫「どうしたの?」

穂乃果「真姫ちゃんな知ってるかな?」

凛「どうかな」

真姫「……なによ」

穂乃果「これ見てよ」

真姫「ん?」

真姫「っ……な……///」

真姫(なによこれ、女の子が自慰行為してるとこ!?)

真姫「なんでこんな漫画読んでるのよ!!!!」

穂乃果「え? いや、ずっと買ってたし……」

真姫「表紙みせて!!!」

真姫(……18禁ではないのね……確かに性器とかの直接的な描写はないけど……)


125 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:43:52.45 ID:/0MO9Lrv0
真姫(少女漫画ってこんなのもあるの!?)///

凛「真姫ちゃん顔真っ赤だにゃー」

真姫「あ、あたりまえでしょ!! なんでこんなの見せるのよ!!」

穂乃果「ど、どうしたの……私たち聞いただけなのに」

真姫「聞いただけって……」

凛「真姫ちゃんならこの女の子がなにしてるかわかるかと思ったんだけど」

真姫(知らないの!? 高校生にもなって!?)

穂乃果「知らないなら仕方な——」

真姫「知ってるわよ!!」

穂乃果「本当?」

真姫「でもダメ! これは教えられないわ!!」

凛「うぅ、ケチー!!」

真姫「ケチってなによー!」

穂乃果「いいよ他の人に聞くから!」

真姫「そ、それもダメよ!」

穂乃果「真姫ちゃんのケチー!!!」


127 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:49:22.62 ID:/0MO9Lrv0
真姫「な……」

真姫(ど、どう教えればいいのよ!!)

ガチャ

海未「なにを騒いでいるのですか」

ことり「外まで聞こえてるよ」

真姫(きた! 助けて!)

穂乃果「真姫ちゃんが教えてくれないなら二人に聞くよーだ」

穂乃果「ねえねえ海未ちゃんことりちゃんこれ見て!」

海未「漫画?」

ことり「あ、これ私途中まで借りて見てたよー。ここまで出てたんだね」

穂乃果「このページ」

海未「……な!!」

ことり「っ……うわわ……///」

ことり「えっと……」


128 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:50:45.90 ID:/0MO9Lrv0
穂乃果「この女の子はなんで服の中に手を入れているの?」

凛「真姫ちゃんに聞いても教えてくれないのー」

ことり「真姫ちゃん……」

真姫「お、教えられるなら教えてみなさいよ……///」

ことり「……」///

海未「……穂乃果、凛」

海未「私たちをからかっているだけではなくて本当に知らないのですか?」

穂乃果「うん」

凛「にゃ」

海未「……」

ことり「海未ちゃん……」

海未「ことり……どうしましょう……」

ことり「……」

海未(これを知らないということは穂乃果と凛はいままでこういうことをしたことがないということ!)

海未(もし、もし今私が慰める行為のことを教えてしまったら……!?)


129 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:53:33.62 ID:/0MO9Lrv0

穂乃果『ふぅぁ……気持ちいいよぉ……穂乃果、オナニーだいしゅきぃ……』

凛『穂乃果ちゃぁん……凛、変になっちゃったよぉ……』

海未(ダメですダメですダメですダメですダメです!!!)ボンッ

穂乃果「……?」

ことり「顔真っ赤……」

海未「ダメです! 穂乃果と凛には早すぎます!!」

ことり「あはは……」

穂乃果「どういうこと!?」

凛「意味わかんないにゃー!!!」

穂乃果「——じゃあ海未ちゃんとことりちゃんはやったことあるっていうの!?」

真姫「穂乃果!!」

海未「そ……それ……は///」

ことり「えっとぉ……///」


130 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:57:30.33 ID:/0MO9Lrv0
ことり(海未ちゃん……したことあるのかな)チラッ

海未(ことりは……あるのでしょうか)チラッ

ことり(目があっちゃった……///)

海未(……///)

凛「なんか二人ともデレデレしてる」

穂乃果「もういいよ!」

穂乃果「えっと次は」

ガチャ

花陽「……」

凛「かよちーん!!!!」

凛「これ見て!」

花陽「な、なに……!?」

花陽「……!?」


132 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 21:59:44.29 ID:/0MO9Lrv0
凛「凛これがなんなのかすっごく気になるの!!! 教えてかよちん!!」

花陽「え、えぇぇーー!?」

花陽(り、凛ちゃんが!? わたしにこれを教えてほしい!?)

凛『かよちん……凛におなにぃ、教えて……?』

凛『かよちんに手取り足取り、教えて欲しいの……』

凛『こ、ここ触ればいいの?』

凛『かよちんに見られてるとなんか、変な気分だよぉ……』

凛『なんか……んぁ……きもちぃ』

凛『かよちん、かよちん……好き……しゅきぃ……ふぁぁ』

花陽「ああああああああああ!!!」ボンッ

花陽「」

凛「かよちーん!!!!!」

穂乃果「……どーして気絶したの?」

真姫「……なんか変なことでも考えたんじゃないの」


133 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:01:53.32 ID:/0MO9Lrv0
花陽「」

穂乃果「まあいいか」

穂乃果「えっと次は」

ガチャ

希「おっはー」

絵里「古いわよ」

穂乃果「やっぱり聞くなら三年生だよね!!!」

希「ん?」

絵里「どういう意味?」

穂乃果「……誰も答えてくれないんだもん……!」

穂乃果「絵里ちゃん希ちゃんこれ見て!」

絵里「……? な、なによこれ!!」

希「どれどれ? ……っ///」


134 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:03:05.63 ID:/0MO9Lrv0
凛「この女の子がなにしてるのか誰も教えてくれないのー」

絵里「えっと……」

真姫「……」プイッ

ことり「……」プイッ

海未「……」プイッ

絵里(な、なんでみんな目をそらすの!?)

花陽「」

絵里「花陽は死んでる!?」

凛「なんかさっきのとこみせたら気絶したにゃ」

絵里「耐えられなかったのね……」

絵里「ど、どうしよう……」


135 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:06:22.53 ID:/0MO9Lrv0
絵里「ねえ希」

希「ん? いまなにしてるん?」ニコニコ

絵里(だ、ダメだ……希のやつこういうエッチな話は何も出来ないんだった!!!)

希「」ニコニコ

絵里(もう完全に頭がお花畑になってる!?)

希「えりち、帰りになんか食べるー?」ニコニコ

絵里「……もう黙ってなさい……」

穂乃果「早く教えてよー、知ってるんでしょ?」

凛「誰も教えてくれないんだもん!!」

絵里(……ここにいる人はみんな聞かれたってことね……)

絵里(真姫はどこか向いてるし、ことりと海未はなんだかチラチラお互いを見てるし……もう頼れそうな人は……)


136 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:11:03.60 ID:/0MO9Lrv0
絵里(でもここで教えたら穂乃果と凛が……えっちな子になっちゃう……)

絵里(いやいやでもでもこういうのは教育として教えるべきよね?)

絵里(何も知らないまま誰かと付き合って何も知らないままエッチするなんてことになりかねないし……)

絵里(いやでもなんて言うの!? 考えろ考えるのよエリーチカ)

穂乃果「絵里ちゃん早くー」

凛「早くー」

絵里(待って、でも教えたことで私がエッチな人みたいに思われたらどうするの!?)

絵里(生徒会長のくせに毎晩こんなことしてるだなんて思われたらどうするの!?)

絵里(毎晩なんかしてないわよ! 生理前は結構な頻度だけど!)

絵里(信じられるのは自分だけ、そう自分だけよ)

穂乃果「早くー!!」

凛「早くー!!!」

真姫「——ダメみたいね」

絵里「あああああああああああああああああ!!!!!!」ボンッ


137 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:12:05.06 ID:/0MO9Lrv0
絵里「」

凛「絵里ちゃんまで……」

穂乃果「どうして……」

真姫(あんたらのせいでしょ……)

穂乃果「あとはにこちゃん……」

凛「絵里ちゃんでも教えてくれなかったのににこちゃんじゃ……」

ガチャ

にこ「なんか私のこと悪く言うやつがいた気がするんだけど」

穂乃果「にこちゃん!!!」

にこ「……なんでこの二人倒れてるの……」

にこ「なんで希がずっとニコニコしてるの……なんか気持ち悪い」

穂乃果「うん、なんかねあること聞いたらこんなになっちゃった」


139 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:26:33.46 ID:/0MO9Lrv0
にこ「あること?」

穂乃果「これ」

にこ「……なによこれ……」

凛「この女の子が何してるのか知りたくて」

にこ「最近の少女漫画ってこんな描写あるの? ダメだと思うんだけど……」

にこ「で、このことを聞いたらみんなおかしくなってると」

穂乃果「うん」

にこ「はぁ……ダメねー、みんな」

にこ「——なんか真姫ちゃんなんかは毎日してそうよね」

真姫「はぁ!? なによそのいいがかり!! 私が淫乱だとでもいいたいの!?」

にこ「……やっぱりね。別にこれは悪いことじゃないじゃない。そもそもこれが恥ずかしいこと、悪いことっていうその認識がおかしーのよ」

真姫「う……まあそうだけど……」

にこ「まあ実際のとこ……ちょっと恥ずかしいけどね……」

にこ「でも知らない人には教えてあげなくちゃ」


140 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:31:59.21 ID:/0MO9Lrv0
海未「ダメです!! そんなこと教えたら凛と穂乃果がそれに狂って!!!」

ことり「ちょっと抑えて……!!」

海未「でも……でも!!」

真姫「……」

にこ「で、真姫ちゃんはどのくらいしてるの?」

真姫「か、関係ないでしょ!?」

にこ「からかっただけよ」

にこ「じゃ海未が暴れるのをことりが抑えてくれてるうちに……」

にこ「——なんて話そう……」

真姫「こっち見ないで」

にこ「酷い……」

にこ「えっと……これはオナニーって言って……えと……寂しくなった時とかに自分を慰めるためにするの」

穂乃果「寂しくなった時?」

凛「だからこの女の子は」

にこ「あんまり人前でオナニーしたとか言うんじゃないわよ」


141 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:36:49.22 ID:/0MO9Lrv0
穂乃果「なんで?」

にこ「恥ずかしいことではないとは言われてるけど……実際恥ずかしいものだからよ」

にこ「真姫ちゃんだって本当は何回もやってるけど言わないでしょ? そういうこと」

真姫「だからそんなにしてないって!!!」

にこ「してるんじゃない……」

真姫「ぅ……///」

にこ「ね? 恥ずかしがってるでしょ?」

穂乃果「……絵里ちゃんと花陽ちゃんに聞いたら気絶した……」

にこ「まそういうことよ」

凛「オナニーするとなにかあるの?」

にこ「……気持ちよくなるのよ」

凛「気持ちよく?」


142 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:46:01.48 ID:/0MO9Lrv0
にこ「そうよ! はいはいもう終わり。全部教えたから!」

穂乃果「えー」

にこ「後は適当にネットで調べなさい」

海未「うぅ……穂乃果と凛が……」

ことり「落ち着いて……みんな通る道なんだから……」

にこ「なんで海未は泣いてるのよ……」

穂乃果(オナニー……気になる)

凛(……気になる……)

にこ「早く着替えなさい、練習するわよ」


143 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 22:47:08.79 ID:/0MO9Lrv0
◇◇

凛「穂乃果ちゃん」

穂乃果「凛ちゃん」

凛「今日ウチに来ない!?」

穂乃果「喜んで!!!」

穂乃果「えへへ、やっぱり考えることは同じだね」

凛「もっと知りたいこといっぱいあったのにぃ」

穂乃果「そうだよね! 恥ずかしいことって言ってたけど、どういう意味だろう……」

凛「気持ちいいことならなんでみんな教えてくれなかったんだろ」

穂乃果「一緒に調べようね!」


148 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 23:48:49.99 ID:/0MO9Lrv0
◇◇

穂乃果「凛ちゃんの家久しぶりー」

凛「かよちん以外とお風呂入ったのなんていつぶりだろー」

穂乃果「花陽ちゃんとそんなに入ってるの?」

凛「そこまででもないけどね?」

穂乃果「ベッドにダーイブ……していい?」

凛「どーぞ」

穂乃果「ダーイブ!」ボフッ

穂乃果「ふかふかー……」

穂乃果「お風呂も入ったことだし、凛ちゃん……!」

凛「うん! パソコンたちあげるね」


149 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 23:52:34.09 ID:/0MO9Lrv0
凛「おっけー、なんて調べよう」

穂乃果「普通にオナニーでいいんじゃないかな」

凛「うぃきぺでぃあがいいかな、うん」ポチッ

凛「なになに……オナニーとは性交ではなく、自分の手や器具などを用いて自らの性器を刺激し、性的快感を得る行為。自慰ともいう……」

穂乃果「……」

凛「性交ってなに?」

穂乃果「……えっちのことじゃない?」

凛「じゃ、じゃあ……自分の手で……性器をいじって……」

凛「性器ってなに……」

穂乃果「……多分女の子の大事なところ……」

凛「……そ、そうなの!?///」

穂乃果「確か保健の授業で言ってた気がするよ!」


150 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 23:53:38.42 ID:/0MO9Lrv0
凛「じゃあ女の子の大事なところを一人でいじって……性的快感……気持ちいいってことかな……を得るってこと?」

穂乃果「ひ、ひとりでえっちするってこと……!?」

凛「ど、どういう意味ぃ!?」

穂乃果「わ、わかんないよ、凛ちゃんどうしよ!!」

凛「や……やってみる?」

穂乃果「あ、やり方も書いてあるよ!」

凛「どれどれ」

凛「行う前に手をきれいに洗う。基本的に陰核への刺激であるが、まず陰核の包皮上と陰核周囲に刺激を与え膣分泌液の分泌を促す。次に、膣分泌液を指先につけ、その指で陰核の包皮を剥いて陰核を刺激する。また、陰核以外の性感帯へも刺激を行う」

凛「……」

穂乃果「……」

凛「……」


151 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 23:55:03.23 ID:/0MO9Lrv0
凛「難しいんだね……」

穂乃果「うん……」

凛「陰核ってなに……膣分泌液ってなに……」

穂乃果「と、とりあえず手を洗おうよ!」

凛「ウエットシートでいいよね!」

穂乃果「ありがと」フキフキ

凛「うん」フキフキ

凛「凛いいこと思いついたよ!」

穂乃果「なに?」

凛「漫画のマネしてみようよ!」

穂乃果「な、なるほど……!」

凛「凛もベッドでやろーっと」ボフッ

穂乃果「じゃあまず……おっぱい触ってるよ」

凛「やってみようか」


152 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/03(日) 23:58:11.24 ID:/0MO9Lrv0
穂乃果「……ん」モニュモニュ

凛「揉めるおっぱい無いよ……」サワサワ

凛「いいなー穂乃果ちゃんくらいあればなー」

穂乃果「そ、そう……かな……んっ……」

穂乃果「ん……ん……んあ♡」ビクッ

凛「どうしたの?」

穂乃果「はぁ……わ、わかんない……なんかビクってなっちゃった……」

凛「凛そんなにならないよ?」サワサワ

穂乃果「……もう一回」

穂乃果「んっ♡んぁ……♡」モミモミ

凛「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「なんかぁ……へんなきぶん……♡」

穂乃果「んぁ♡いゃ、んっんっ……」

穂乃果「なんかここ硬くなってる……♡」


153 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:00:17.80 ID:tyR9RIde0
穂乃果「んひゃぁ♡てっぺんのとこぉ♡あんぁ……なんか触ると、じんじんしてぇ♡なんか♡あっ、あっ♡」コリコリ

凛「ど、どうしたの!?」

凛「凛も!」

凛「……」サワサワ キュッ

凛(硬くならないし、気持ちよくもない……少しくすぐったい)

穂乃果「コリコリしゅるときもちぃぃよぉ……♡」

凛「気持ちいいの?」

穂乃果「うんっ……♡ぁぁ……やばい……なんかぁ♡」

穂乃果「……はぁはぁ……なんか下がキュンキュンする……♡」

凛「した?」

穂乃果「大事なところ」

穂乃果「ズボンぬいじゃお」スル

凛「穂乃果ちゃん!?///」


154 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:04:32.66 ID:tyR9RIde0
穂乃果「あ、あれなんか濡れてる……」サワサワ

穂乃果「も、漏らしちゃったのかな……でも黄色くないし……」

穂乃果「んあっぁぁ♡」ビクビク

穂乃果「なに、いまの……」

凛「凛も下着になる!」スル

凛「……濡れてない」

穂乃果「……はぁはぁ……電気はしったみたいに、なんか、わかんなぃ……真っ白になって……♡」

穂乃果「もっと……」

穂乃果「あっ♡あっ♡ひゃぁん♡んぁっ、あぁあぁぁ♡」クチュックチュッ♡

凛「……ごくっ」

穂乃果「上のここ、気持ちいぃ♡あっ、あっ、いやぁ♡おかしく♡なりゅぅ♡んぁぁぁ♡」

穂乃果「はぁ……はぁ……下着も……♡」スルスル


156 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:09:28.70 ID:tyR9RIde0
凛「穂乃果ちゃん!? 下着まで脱がないでよ!」

穂乃果「はぁっん♡もう、無理、なんかなんかくるぅ♡」グチュッグチュッ

穂乃果「とまんない、とまんないよぉ♡指がとまんなぃぃ♡」

凛(すごい……穂乃果ちゃんのあそこ、ぐちゃぐちゃになってる……♡)

凛(見ちゃダメなのに……はぁ……はぁ……)

穂乃果「なんか、なんかきちゃぅっ♡くるぅっうぅ♡見ないで! 凛ちゃん見ないでぇ♡恥ずかしいよぉ♡」グッチュグチュ♡

穂乃果「あっ♡あっ♡あひぃ♡んぃぁああああああああああ!!!!♡」ビクッビクッ

凛「すごい……」

穂乃果「あ……あ……すごぉぃ♡ これがオナニー? 気持ちよすぎてぇ♡」

穂乃果「はぁはぁ……♡」グッタリ


157 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:12:20.59 ID:tyR9RIde0
凛「……ずるいよ、穂乃果ちゃんばっかり」ドキドキドキドキ

凛「凛も気持ちよくなりたいよ……」

穂乃果「んんぅ……疲れちゃった……♡」グッタリ

凛「……」サワサワ

凛「……」サワサワ

凛「……」コリコリ キュッ

凛「……ぐすん」

凛「気持ちよくならないよ……?」

穂乃果「はぁはぁ……♡」

凛「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「オナニー……きもちぃぃ……♡」


158 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:18:40.02 ID:tyR9RIde0
凛「……」

凛「穂乃果ちゃん!!!」

穂乃果「な、なに!?」

凛「穂乃果ちゃんばっかりずるいよ……」

凛「ひっぐ……凛も気持ちよくなってみたい……うぅ」

穂乃果「り、凛ちゃん泣かないで!!」

凛「だってぇ……穂乃果ちゃんばっかり……ぅえぇえええ」

穂乃果「凛ちゃん」ギュッ

凛「……ひっぐ……」

穂乃果「大丈夫だよ、手伝ってあげるから。ね、気持ちよくなれるようにがんばろ?」

凛「うん……」

穂乃果「じゃあおっぱい触ってみて?」

凛「……」サワサワ

穂乃果「何も感じない?」

凛「……うん」

穂乃果「じゃあ出っ張ってるとこ触って」

凛「ふぁ……くすぐったいにゃ……」コリコリ♡

穂乃果「我慢して」


159 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:20:01.82 ID:tyR9RIde0
——30分後——

凛「あ♡穂乃果ちゃん♡くすぐったいよぉ」コリコリ

穂乃果「あ……おっきくなってきてるよ」

凛「ふぁ♡なんか穂乃果ちゃんに見られると♡変、変だよ……♡」コリコリ♡

凛「ビリビリして♡……きもちいい……ふぁぁん♡」

穂乃果「気持ちよくなってきちゃった?」

凛「うん♡」

穂乃果「凛ちゃんの大事なところもなんだか濡れてるよ……?」

穂乃果「染みになってる……」

凛「えぇぇ!? 凛漏らしちゃったの!?」

穂乃果「おしっこじゃないと思うんだけど……私も出てたし」

凛「ネバネバしてる……」グチュゥ

凛「穂乃果ちゃんに見られてると、お腹の奥が熱くなって……それで……」


161 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:22:07.62 ID:tyR9RIde0
凛「んひゃぁんっ!!♡」コリッ

凛「なに今の……♡」

穂乃果「上のちょっとコリコリしてるところ触り続けるとすっごく気持ちいいよ!!」

凛「うんやってみ——」

穂乃果「その前に下着脱いじゃおー」

凛「ぎゃーっ!!!」

凛「……うう、見ないで……」

穂乃果「お風呂一緒に入ったじゃん!」

凛「それとこれとは別だにゃぁ……」

穂乃果「脚開いて……そうそこ」

凛「ここぉ? んぁ♡」

凛「あっ♡あぅ♡頭がぼーっとしてぇ♡」クチュゥ

穂乃果「すっごいえっち……♡」


162 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:24:40.92 ID:tyR9RIde0
凛「やらぁ♡見ないでぇ♡」グチュグチュ♡

穂乃果「その割りには指動いてるよ?」

凛「穂乃果ちゃんだって……♡止められないって言ってたじゃ……ん♡」

凛「んはぁ♡んっんっ♡とまんなぃのぉ……♡はぁぁん♡」

凛「穂乃果ちゃん……♡きもちぃぃ……♡穂乃果ちゃぁん♡」グッチュクチュ

穂乃果「はぁはぁ♡凛ちゃんきもちいい?♡」

凛「うんっ♡ぁぁ♡おかしくなっちゃうよぉ♡あっあっ、なんか、なんか、変!! へんだよぉ♡」

穂乃果「落ち着いて……きもちいいことだけ考えて?」

凛「あっ、あっ♡んぁぁぁぁあああ♡んひぃぃああああ♡くるっ♡なんかくる……ッ♡」

穂乃果「ヨダレでちゃってる……舐めてあげるね」チュル

凛「ふぁ……♡ほのかちゃぁん……」


163 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:27:30.10 ID:tyR9RIde0

凛「いやぁ……いや♡いや♡怖い、怖いよぉ♡」

穂乃果「大丈夫だよ、私がついてるから」

凛「穂乃果ちゃぁん♡凛、イクっ……なんか……ッ……イクっ……♡んぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!♡♡」ビクッビクッビクン♡

凛「あ……♡きもちぃ……♡」

穂乃果「良かったね凛ちゃん」

凛「ありがと……穂乃果ちゃん……♡」

穂乃果「はぁはぁ……ねえ凛ちゃん……私また……したくなってきちゃった♡」

凛「り、凛もぉ♡」キュンキュン

穂乃果「凛ちゃんの触っていい?」

凛「ぅん」

凛「穂乃果ちゃんのも触っていい?」


164 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:29:20.46 ID:tyR9RIde0
穂乃果「もちろん」

凛「そ、そのまえに……なんだか……その……口が寂しいにゃ……」

穂乃果「……キスしてみる!?」

凛「……いいの?」

穂乃果「うん!」

凛「……お願いします」

穂乃果「うん……んちゅ……んぁ……ちゅぷ、ちゅぱ……んちゅ……んはぁ♡」

凛「んぁ♡ほのか……ちゃ……んっぁ……ちゅぷ……ちゅッ……んんっ♡」

穂乃果「んはぁ……り、んちゃ……ちゅぷ……んぁ」

穂乃果「ぷはぁ……♡えへへ……」

凛「キスも気持ちいいんだね♡」

穂乃果「うん、いっぱいしようね♡」


165 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:32:16.77 ID:tyR9RIde0
◇◇

凛「……ふぁぁ」

穂乃果「ふぁーあ」

真姫「眠そうね」

凛「うん……あんまり寝てない」

ことり「なにかあったの?」

穂乃果「うん……昨日ずっとオナニーしてた……」

海未「穂乃果!?」ガタッ

ことり「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「な、なに? 目が怖いよ……」

海未「やっぱり……教えちゃ……ダメだったんです……」バタッ

海未「」

ことり「海未ちゃん!?」


166 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:33:24.24 ID:tyR9RIde0
にこ「……するのは構わないけど、人前でそういうこと言うなって言ったじゃない」

穂乃果「だってみんなしてるんでしょ?」

にこ「……」

凛「だいたい、なんであんなにきもちいいことを教えてくれなかったの!?」

希「……」ニコニコ

真姫「……普通は教わるものじゃなくて自分で気がつくものだからよ」

凛「そ、そうなの? 凛、昨日穂乃果ちゃんに教えてもらっちゃった……」

真姫「はぁ!? どういうことよ」

穂乃果「えへへ凛ちゃんと一緒にオナニーしたんだぁ」

凛「——凛の触って貰って気持ちよくしてもらったから、凛も穂乃果ちゃんを気持ちよくしてあげたの!!」


167 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:34:51.74 ID:tyR9RIde0
絵里「」

花陽「」

希「」ニコニコ

にこ「……」

真姫「——昨日ちゃんと教えてあげなかったにこちゃんのせいよ」

にこ「くっ……」

凛「ちょっとやりすぎて、だから今日は眠いの」

にこ「……今後はオナニーとかは一人でするように」

穂乃果「どうして?」

にこ「……あんたと凛がやったことはもうほとんどエッチと同じだからよ」

穂乃果「え!?」

にこ「軽い気持ちでやっちゃダメなことなの、いい?」


168 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:38:10.93 ID:tyR9RIde0
凛「はい……」

にこ「一人でやる分には全然いいから、ね?」

穂乃果「はい……」

にこ「はい、わかったらいつまでもダラダラしてないで着替えてきなさい」

凛「はーい」

穂乃果「はーい」

穂乃果「——またやろうね! 凛ちゃん!!」

凛「うんっ!!!」

にこ「はぁ!? ちょ、待ちなさい!!!」

バタン

にこ「……」

にこ「全く、こんなことになるなんて」

真姫「全部にこちゃんのせいよ」

にこ「うぅ……」

真姫「海未が起きたら殺されるわよ」

にこ「ううぅぅ」

ことり「ねえ、この人たち、どうしよっか……」

海未「」

絵里「」

花陽「」

希「」ニコニコ

真姫「そのまんまでいいんじゃない?」

【ほのか×りん】

おわり


169 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 00:39:44.75 ID:tyR9RIde0
見て下さった方はありがとうございました。少女漫画はただの妄想です。

そろそろドロドロ鬱が書きたくなってきましたが、ネタが浮かびません。

では。


176 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 08:51:58.41 ID:XnDCp2mAO
[田島「チ○コ破裂するっ!」]を知らない二人が「一緒にやってみよう」という事で弄りあってHしちゃうってシチュは大好物
ラブライブだとちょうどほのりんがこの二人として丁度よかった

182 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 15:51:25.07 ID:hLDJ2asxo
>>180
なもりのあれか、表紙なのに物語性があって凄かったわ、4月くらいまでしか見てなかったから今どうなってるのか知らんけど

183 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 17:35:31.76 ID:13JqfFWmo
>>181
俺は妄想は得意だが文章力が無くてな…

もっと歪んだ感じで
絵里に写メをばらまかれてしまうから無理やり関係を持つことになるが
何度も繰り返していくうちに調教されて少しずつ〇〇の虜になっていったり
希のことが好きで純粋に愛してる絵里と絵里のことを愛してるけど〇〇との関係を断つことができない希と
希を全力で絵里から奪って堕としにいく〇〇の思いが全力で正面衝突していく感じで
二人が一緒にいたのを見た(希から練習させてもらってたって聞いてるとなおgood)不安からどんどんヤンデレ化していったり
練習はもう終わったんだから〇〇と二人でいるのはやめてと不安から希を束縛していく絵里とか
快楽に堕ちていって絵里じゃ満足できなくなってきた希とか
この気持ちに気づかなければどんなに幸せだったと後悔するけどそれでも希を自分のものにしようとする〇〇とかあったらおいしい


185 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 18:05:24.94 ID:/xGCRWIpO
りんぱなのドロドロで、凛ちゃんに「なんでにゃぁ…」を言わせたい…

186 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/04(月) 19:58:08.12 ID:UOpDz4YQO
>>183
非常に面白いとは思うのですが……そこまでイメージされておられるのなら、私が書くのももったいない気がしますよ……。ご自身で書かれた方が面白くなるのでは…?

187 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 20:18:31.74 ID:XnDCp2mAO
>>182
恋が実らないどころか友情すら崩壊した後に、最後は一番優しそうなおさげの子が主人公(?)を抱きしめて、いかにも「計画通り」な笑みを浮かべて「HappyEnd」の文字が

ドロドロ百合の最も残酷なところはその下の根底にある友情すら崩壊させてしまうというところだと思う
友情(μ′s)が崩壊したりにこにとってはHappyEndなとこが「人という漢字」を思い出させる


188 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/04(月) 20:22:35.29 ID:XnDCp2mAO
友情(μ′s)が崩壊したりにこにとってはHappyEndなとこが「人という漢字」を思い出させる
ではなく
友情(μ′s)が崩壊したりにこにとってはHappyEndなとこがある「人という漢字」と何かしら似てると思う
に修正

201 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/06(水) 00:17:55.96 ID:mb+4A+JNO
>>183の意見を元に書き始めました。お暇な方は是非。

希「弱さの代償」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407248246/

ほとんど>>183のアイディアになる可能性もありますが、私のアイディア不足、力不足をお許し下さい。


204 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/06(水) 00:49:54.83 ID:mb+4A+JNO
ちょうどドロドロが書きたかったのと今書いているssが無かったのと、詳しく書いて頂いたのであまり考える必要が無かったのがポイントでした…。大分ネタ切れてたので。

私も助長してしまいましたが、このスレでは次の更新があるまで雑談等はお控え頂くと嬉しいです。


206 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:16:46.97 ID:+Ju8g/cd0
【うみ×えり】

希「えぇそうなん!?」

絵里「もうからかわないで!」

イチャイチャ

海未「……」

穂乃果「海未ちゃん?」

海未「ごめんなさい……ちょっと……すぐ戻ります」

バタン

穂乃果「あ、うん」

絵里「……海未?」

希「——で、えりち海未ちゃんにいつ告白するん?」

絵里「な……」コソコソ

希「好きなんやろ?」

絵里「う、うるさいわよぉ!!//」

希「そんな度胸ないかー」

穂乃果「なんの話?」

絵里「な、なんでもないわ!!」


209 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:21:40.54 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

海未「……はぁ……」

海未「……希と仲が良い、ですね。そうですよね……ずっと一緒、らしいですし……私が入り込む隙、なんて……」

海未「絵里……」

海未「……そもそも女性同士なんて、絵里に言ったら引かれてしまいますよね。口もきいてもらえなくなるかもしれません。……この気持ちもきっとすぐに無くなって、くれますよね……?」

海未「……」ジワッ

海未「な、なんで……全く……馬鹿みたいです」

「——あ、あの……園田さん……」

海未「は、はい?」

海未「えっと……確か一年生の……?」

「……はい」

海未「何か?」

「えっと……その」


210 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:23:50.04 ID:+Ju8g/cd0
「好きです! 園田さん!」

海未「え……」

海未「わ、私のことが、ですか?」

「はい……」

海未「……」

海未「——ごめんなさい」

「っ……」

海未「気持ちは本当に嬉しいのですが……好きな人が、居るんです」

海未(私、こんなこと言って……)

「そ、そうだったんですか……ごめんなさい」ジワッ

海未「ぁ……」

「うぅ……あり、がと……ひっぐ……ございます。断られるって、分かってたんです、けど……私の想いを聞いて、くれて……本当にありがとう……ございます」

海未「……」

「頑張って下さいね。応援してますから!」タッタッタッ


211 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:26:18.01 ID:+Ju8g/cd0
海未「……」

海未「気持ちを聞いてくれて、ありがとう……ですか……」

海未「好きな人が居るって……言ってしまいました」

海未「雨が降りそうですね……もう戻らないと」

パチパチパチ

絵里「ハラショー」

海未「え、絵里……」

絵里「告白されてるとこ見ちゃった」

海未「……」

絵里「ちゃんと断れるのね」クス

海未「当たり前です」

絵里「——ねえねえ好きな人って、誰?」


212 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:30:04.78 ID:+Ju8g/cd0
海未「聞いてたんですか!?」

絵里「ええ」

海未「そ、それは……」

絵里「んー?」

絵里「あ、穂乃果かしら、それともことり?」

海未「——う、嘘ですよ。そんな人、居ません」

絵里「はぁ……なんだ、断る為だけに架空の人を使ったのね?」

絵里「まあ立派に断れて偉いわよ。雨も降りそうだし、じゃ、行きましょうか」スタスタ

 離れて行く。

 ただ部室に戻るだけ、それだけなのに、ここで何もしなかったら、本当に希望が無くなりそうな気がして。

 本当に離れて行くような、そんな気がして。


213 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:33:09.31 ID:+Ju8g/cd0
 先ほど私に告白してきた人の言葉が脳裏をよぎります。

 断られるのが分かっていたような、それでも私に聞いて欲しかったということでしょうか。

海未「絵里!!」

絵里「え?」

ギュッ

 身体が勝手に動いていました。あの子のように、私もこの想いを伝えることができたら、思い切り泣くことが出来るのかもしれない、なんて。

絵里「海未……?」

海未「……」ギュッ


214 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:34:07.77 ID:+Ju8g/cd0
 背中から抱きついているので、表情は見えません。でも、きっと困惑しているはず。こんなところ、希に見られたくないとそう思っているかもしれません。

 でも、お願いです。少しだけ、我儘に付き合ってください。

絵里「……」

海未「うぅ……」ジワッ

 口から言葉が出てきません。

 出てくるのは、言葉じゃなくて、涙。どうして泣いているのか自分でもわかりませんでした。

ポツポツ

絵里「海未、雨が降ってきたわ」

海未「……絵里……」

海未「——好きです」

絵里「え……?」


215 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:36:32.40 ID:+Ju8g/cd0
海未「好きなんです!! 私は、絵里のことが!!!」ポロポロ

海未「あなたが喋る度に、動く度に、私に声をかけてくれる度に、目が合う度に、胸が……苦しくなって。……女性同士なんて、おかしいかもしれません!! でも、そんなことどうでも良くなるくらい、私は絵里のことが好きなんです!!」

絵里「……」

海未「……」

 ぐしゃぐしゃになった想いを、ぐしゃぐしゃのまま言葉にしました。何を言っているのか自分でもわかりませんでした。

絵里「……」

 ——そして絵里は何も言いませんでした。
 
 私の嗚咽と、雨が降り出した音がそこにはあるだけ。

 ああ、終わったんですね。

海未「ご、ごめんなさい……絵里には希がいるのに……」


216 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:38:50.59 ID:+Ju8g/cd0
絵里「——泣かないで」

海未「え……」

絵里「……きっと今のあなたの顔、ぐしゃぐしゃなんでしょうね」

絵里「それが……私のせいだとしたら……責任、取らないとダメよね」

絵里「海未には、笑って欲しいわ」ギュッ

 絵里が私の手を離れたかと思えば、その瞬間には温もりを感じていました。絵里の背中を捉えていた私の視線は、揺れる金髪に包み込まれます。

海未「絵……里?」

絵里「希と私が恋人に見えた?」

海未「だって……あんなに仲が良さそうに……」

絵里「希とはただの友達よ? 一番の友達だけど」


217 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:39:33.46 ID:+Ju8g/cd0
海未「え……」

絵里「——私も、海未が好きよ」

 な、なにを言っているんでしょうか。だって私は、ダメ元で……。

絵里「海未何か言ってよ……///」

海未「え……ほ、ほんとに?」

絵里「ええ、いつか告白しようと思っていたんだけど……先を越されちゃったわね」

海未「ほんとにほんとにほんとですか?」

絵里「しつこいわよ?」

絵里「先は越されちゃったけれども、これだけは言わせて」

絵里「——私と、恋人になって下さい」


218 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:47:01.63 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

ガチャ

穂乃果「あ、おかえりーって!! びしょびしょじゃん!」

絵里「あはは……」

希「お……」

真姫「とりあえずタオル」

絵里「ありがと、はい海未」

海未「あ、はい///」

ことり「……なんだか海未ちゃん変じゃない?」

希「えーりち、隠せないんやないのー?」

絵里「ぅ……///」

穂乃果「なに、何かあったの?」

絵里「——えと……私と海未は……その、付き合うことになりました」


219 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:49:12.32 ID:+Ju8g/cd0
海未「ちょっ……絵里……///」

ことり「え……ぇえええええ!?」

真姫「どういうこと!?」

希「やったねーえりち」

にこ「もう……恋愛禁止だったのに……」

希「それはにこっちだけやろー?」

真姫「にこちゃんはしないんじゃなくて出来ないんでしょ」

にこ「はぁ!?」


220 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:49:54.31 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

三週間後

希「なんか二人って全然変わんないなー」

海未「どういうことですか?」

希「いやーなんかさ、こんな間近でカップルとかが出来ちゃったらさ普通は……もっとイチャイチャしたりするんやないかなーって」

絵里「ああ……なに、イチャイチャしてるとこが見たいの?」

真姫「それはそれで嫌よ」

希「あ、二人きりだとイチャイチャするタイプ?」

絵里「どうなのかしら」

ことり「本当に付き合っているのかちょっと怪しくなるよね」

絵里「もう……付き合ってるわよ。ね?」

海未「はい」


221 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:52:15.27 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

テレビ「ガヤガヤガヤ」

海未「ん……」コツン

絵里「ふふ……。海未って二人きりになると急に幼くなるわね?」

海未「……いいじゃないですか」

絵里「……学校では甘えられないもんね?」

海未「はい」

絵里「……テレビ消すわね」

ブチ

海未「……」

絵里「海未……ん」チュッ……ンム

海未「ふぅぁ……」

絵里「えへへ……」

海未「恥ずかしいです……」


222 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:55:34.54 ID:+Ju8g/cd0
絵里「いいじゃない」

海未「……絵里とこんなことをする日が来るなんて……思いませんでした」

絵里「私もよ」

絵里「ねえ海未……」

海未「ん?」

絵里「好き」

絵里「ちゅぷ……ちゅぱ……んんんぅ……」

絵里「好きぃ……好き……」

海未「え……りぃ……んぁ……」

絵里「ねえ海未——しよ?」

海未「えと……でも私達高校生ですよ……?」


223 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 00:58:43.73 ID:+Ju8g/cd0
絵里「いいじゃない別に。好きな人とこういうことしたいって気持ちは普通じゃないかしら」

絵里「海未は、私とじゃ嫌……かしら」サワサワ

 そう言う絵里の顔はいつものようなキリッとした表情ではなく、蕩けるような抜け切った表情。そのまま私の太ももの裏をさすってきます。

 絵里のそんな顔、見たら……。

海未「——や、優しく……して、下さい……」

絵里「海未!!」バッ

 絵里は我慢していたのを解放するかのように飛びついてきました。

海未「んんっ……胸……そんなに激しくっ……」

絵里「海未ぃ……ごめん、とまれないの……優しく出来ない、かも」モニュモニユ

絵里「はぁ……はぁ♡」

海未「んっ……胸無いです、から……」

絵里「そんなことないわ、あ……海未のここ……出っ張っきてるわよ?」

海未「……んんぅ……言わないで……」

絵里「触っていい?」

海未「いちいち聞かないで、下さい!!」


224 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:04:04.69 ID:+Ju8g/cd0
絵里「ふふ……すっごい硬い……」クリクリ

海未「んんぅ……待ってぇ……♡や……無理ぃです……♡」

絵里「なにが無理なの?」

海未「はぁはぁ♡気持ちよく、てぇ……♡」

絵里「腰がくねくねしちゃってる……♡えっちなのね」

海未「ふぅふぅ……んんぅ絵里だってぇ……♡」

絵里「学校じゃあんなにかっこいいのに……こんなえっちな顔しちゃって」クリッキユッ

絵里「海未のえっちな顔を見れるのは私だけ、私だけのモノ」

海未「んんんぁぁあああっ……らめ……声……でちゃ……♡」

絵里「……んちゅ……ちゅーっ……ちゅっ……」

海未「吸わない……で……♡♡」

絵里「……はぁ……はぁ♡」

絵里「海未のここ、どうなってるのかしら」クチュゥ

海未「そ、こは……」

絵里「あら……もうこんなにぐちゃぐちゃ……」


225 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:09:31.47 ID:+Ju8g/cd0
海未「ん……」フルフルフル

絵里「震えちゃって……大丈夫よ、力、抜いて? すぐに気持ちよくなるから」

海未「は、い……」

絵里「こういうこと、初めて?」クチュ……サワサワ

海未「んぁっ……」ビクン

海未「んぁぁ……や……絵里……」

絵里「もっと、えっちな声聞かせて」

海未「んっんっ♡きも、ちぃ……♡」

絵里「え? なに?」グチュグチュ

海未「きもちい……いです……」

絵里「ここ、ピーンて立っちゃって……クスクス……弄って欲しいって言ってる」

絵里「海未のここおっきいのね……私の小指の先くらいあるんじゃないかしら……」ツンツン

海未「んんぅ……♡」

絵里「ほらほら」ピン、ピン

海未「ひゃぁぁあううう♡♡」

絵里「すっごい……」


226 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:10:22.03 ID:+Ju8g/cd0

海未「えりぃ……好きれす……おかし、く……なってぇ♡」

絵里「イキそう?」

海未「んぁ……イク……んぅ……絵里……キス……きす……」

絵里「ん……うみぃ……ちゅ……ちゅぷ……ちゅ」グチュグチュ

海未「んっ♡んっぁ♡んぁぁあぁぁああああ♡」ビクンッビク

海未「はぁ……♡はぁ……♡」

絵里「気持ちよかった?」

海未「も、もう♡わかんないです♡こんな、こんなかんかく……ぁ♡」

絵里(やりすぎたかしら……)

海未「クセになりそう……です♡あは……♡」

絵里「また"いつか"、しましょうね?」

絵里「本当は私も気持ちよくなりたいんだけど……今日は疲れたわよね?」ギュッ

海未「え……り……すぅすぅ……」

絵里「もう寝ちゃったか……」


227 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:11:12.14 ID:+Ju8g/cd0
絵里「亜里沙がいない時で良かったわね……海未、結構大きい声出すんだもん」

絵里「あー……どうしよ、私のこれ」クチュ

絵里「ぐちゃぐちゃ……。ん……ぁ……海未……♥︎」

絵里「海未……海未……ごめん……私、海未のこと見ながら……えっちなこと、しちゃってる♥︎」

絵里「あ……♥︎んぁ♥︎きもちぃ……きもちぃぃのぉ……♥︎」クチャクチュ

絵里「あ……イク……♥︎んぁぁ……好き……海未ぃ♥︎」ビクンビクッ

絵里「はぁはぁ♥︎……んぁ……♥︎」

絵里「海未……好きよ……」

絵里「おやすみ」


228 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:15:56.89 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

絵里「ん……ふぁぁ……」

絵里「……」

海未「すぅすぅ」

絵里「……」

絵里「あぁ……やっちゃった……」

絵里「いやいや……冷静に考えて何やってんのよ私……」

絵里「ヤバイ……」

絵里「いやいや……まだ早かったわよね。そうよね、嫌われちゃうわよ……。私の本性見せて……」

絵里「あああああああどうしよう!!!」

絵里「おうち、おうちかえる!!!」

絵里「はっ!! ここ私の家!!!」


229 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:16:46.37 ID:+Ju8g/cd0
海未「……なにしてるんですか?」

絵里「ひゃぁああああ! 海未、起きてたの!?」

海未「大きな声を出していれば起きますよ」

絵里「そ、そう……」

海未「……///」

絵里「えと……昨日は……ごめん。無理やり……」

海未「いえ……ちゃんと同意の元だったじゃないですか」

海未「——気持ちよかったですよ?」

絵里「ぁぅ……////」

海未「ど、どうして絵里が赤くなるんですか! 昨日はあんなに……」フトンギュッ

絵里「いや……うん」

海未「ま、また……してくれますか?」

絵里「え、ええ……!」


230 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:19:59.89 ID:+Ju8g/cd0
◇◇

二週間後

海未「あの……絵里……今日も……」

絵里「……またなの?」

海未「身体が言うことを聞かなくて……///」

絵里「……でもそんなにしちゃダメだと思うの」

絵里「ここのところ毎日してるじゃない……」

海未「……絵里の指が欲しいんです……私の中をぐちゃぐちゃにして下さい……!!!」ヒラ

絵里「な……あ、あなた下着は!?」

海未「絵里が弄りやすいように履いてきていません」

絵里「ぅ……」

海未「はぁ……はぁ……えりぃ……」


231 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:21:07.65 ID:+Ju8g/cd0
絵里「なんで……こんなことに……」

絵里(あの日初めてえっちをした時から、海未は毎日のように求めてくるようになっていた)

絵里「馬鹿だった……」

海未「えりぃ……」

絵里(あの時私がエッチなことを教えなければ……!!!)

絵里(海未がこんなにエッチなことに夢中になるだなんて思わないじゃない!?)

絵里(だってあの海未よ!?)

絵里(いつも毅然としていて、他人にも自分にも厳しい海未が……エッチなことに溺れるなんて……」

絵里「……海未、今日はやめましょう」

海未「ど、どうしてですか?」

絵里「私も疲れているの」

海未「わ、私はどうすれば?」

絵里「そ……そんなの知らないわよ!」


232 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:25:54.03 ID:+Ju8g/cd0
海未「無理です、無理です!! あんな気持ちいいことを知ってしまったら!!」ガシッ

絵里「う……わかった、わかったから!!! とりあえず私が鎮めてあげなくても自分で抑えられるようになりなさい!!」

海未「自分で収める……?」

絵里「お、オナニーよ!!」

海未「おなにー?」

絵里「え……じゃ、じゃあマスターベーション!」

海未「なっ……なな……///」

海未「無理です!! そんな恥ずかしいこと出来ません!」

絵里「あなたが私にノーパンで頼むことの方がよっぽど恥ずかしいわよ!!」

絵里「というかなんでマスターベーションの方が伝わるのよ!!」

海未「保健の授業で……」


233 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:26:51.43 ID:+Ju8g/cd0
絵里「あー……」

絵里「やり方くらい知ってるんでしょ?」

海未「まあ……やったことはありませんが……」

絵里「じゃあそれしてなさい」

絵里「それでも、どうしても我慢出来ないなら私のところに来て」

海未「えぇぇ……」

◇◇

絵里「はぁ……なんでエッチなこと教えたんだろ……。違うのよ。快楽に悶える海未が見たいとか、そういうんじゃないの」

絵里「……でも、可愛い声で喘ぐのよね……」

絵里「違う違う、そんなやましい気持ちなんて断じてないんだから!!!」

絵里「私は海未と恋人らしく、恋人らしいことをしたいと思って……」

絵里「はぁ……ここ二週間で何回えっちしたかな……」

絵里「そのせいでデートもしてない……」


234 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:29:09.30 ID:+Ju8g/cd0

海未『あの……デート、より……えっち……したい、です……』モジモジ

絵里「……デートとかして、二人の気持ちが限界まで昂ぶったら、時々エッチするような関係に憧れていたんだけど……」

絵里「あんなにエッチなことが好きだなんて……。普段気を張ってるからなのかしら」

絵里「二人きりで合ったらえっちなことばかり……」

絵里「こんなんで……いいのかしらと……恋人らしく、ない、わよね……」


235 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 01:29:55.18 ID:+Ju8g/cd0
今回はここまでです。半分くらい終わりました。もう半分は出来れば今日中にでも。

237 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 23:29:30.86 ID:+Ju8g/cd0
二日後

 じわりと下腹部が熱くなっていくのを感じます。

 絵里に一人でしろと突き放されてから、二日。

 最初の1日はなんとか我慢出来ました。でも、もう我慢出来ませんでした。

 身体が疼いて、絵里の指を、絵里の温もりを欲しているのがわかります。

 でも絵里は今はいません。ならばどうするか……考える前に自然と手が動きだしていました。

海未「ダメ、ダメなのに……」

 自慰行為なんて恥ずべきこと。ゆえに一度たりともやったことは無かったのに……。

海未「ふぁ……♥︎」

 横向きになって寝転び、大きいとは言えない胸を包み込むように触っていく。


238 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 23:33:54.62 ID:+Ju8g/cd0
 いつも絵里がしてくれる動きを思い出して、膨らみきった先端を弾いたりキュッとつまんだりすると、腰がくねくねと動いているのが自分でも分かりました。

海未「あっ……♥︎あっ……♥︎」

 右手で胸を弄りながら、左手は下腹部へと移動させます。恐る恐るショーツの上から割れ目をなぞるとそこは既に湿っていました。

海未「ん……♥︎ぁっ……絵里……絵里……♥︎」

 ショーツの下から主張をしているつんと張ったもの、一番気持ちの良いところ、それに一度触れると、甘美な刺激に思考が奪われていきました。

海未「こんな、こんなことダメ、なのに……♥︎」

 薄い布の上からそれをゆっくりと撫でます。

 始めは大きく円を描くようにぐにぐにと刺激をしていた手も、その範囲は狭まっていき小さな突起の周りをぐにぐにと刺激するようになっていました。


239 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 23:36:24.48 ID:+Ju8g/cd0
海未「もっと、もっとぐちゃぐちゃに♥︎」

 ショーツの中に手を入れて、上下に一番気持ちの良いところ目掛けて動かしていく。

 くちゃくちゃという水音だけが私の耳に聞こえてきて、恥ずかしい。誰もいないのは分かっているのに、こんなことをして気持ち良くなっていることが恥ずかしい。

海未「はぁ……♥︎んぁ……♥︎」

海未「んっ♥︎んぁぁああああ♥︎」

 明日も学校があるのに、早く寝ないといけないのに……指が止まりません。弄る度に絵里が触ってくれているようなそんな感じがして。

絵里『海未、気持ちいい?』

絵里『本当にえっちなのね……もっと、気持ちよくなって?』

海未「えりぃ……♥︎きもちぃ……です……はぁぁん♥︎」

 絵里の声が聞こえたようなそんな気がしました。絵里がここに居て、絵里が私のここを弄ってくれて、抱きしめてくれて……そんなことを想像します。


240 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 23:37:28.08 ID:+Ju8g/cd0
海未「あ、あれ……」

 いつまでたっても絵里とする時に感じるきゅんとなって真っ白になる感覚が訪れてはくれませんでした。

 一番気持ちの良いところをこれでもかと刺激して、本当に気持ちいいのに……どうして?

海未「えり……えりぃっ♥︎気持ちよく……なりたぃ……です」

海未「うぅ……ぐす……」

 私は手を止めました。

 これ以上やっても結果は同じのような気がして。

海未「……」

海未「絵里の声……聞きたい」

海未「電話……」


241 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/20(水) 23:39:24.66 ID:+Ju8g/cd0
プルルルルルル

絵里『もしもし』

海未「あ、絵里……」

絵里『なに、どうしたの?』

海未「声が、聞きたくなって……」

絵里『ふふ、なによそれ』

 じわ……とくん……とくん。

 絵里の声が私の耳を通して身体の中に入ってきます。

絵里『海未?』

 名前を呼ばれる。私は自分の身体がどうしようも無いほどに熱くなっていることに気がついていました。

 そして——。

海未「んぁ……♥︎」クチュ


242 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:05:38.25 ID:qRH2Lcqe0
絵里『ん?』

 こんな頭がおかしいとしか思えない行動。でもでも、指が自然に動いて、しまうんです。

 気持ちいい、一人でする時より絵里の声を聞く時の方が、ずっと。

 耳と肩で携帯を挟み込んで、胸と秘部に刺激を与えていく。電話の向こうでは絵里が普通に暮らしています。その背徳感がたまらなく私を昂らせていました。

海未「ん♥︎ん♥︎」

絵里『ああそうだ、今度さ……デートしたいなあとか思うんだけど』

海未「い、 ……いですね♥︎はぁあんん♥︎」グチュグチュ

 声が漏れそうになる時に布団を噛み締めてなんとか全部出てしまうのを抑える。

 絵里にバレてしまう。絵里の声でこんなことをしていることが、バレてしまう。

絵里『——ねえ海未、気持ちいい?』


243 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:10:56.65 ID:qRH2Lcqe0
海未「ふぇぇ?♥︎んぁぁあ……きもちぃ……えりぃ♥︎」

絵里『……』

海未「——あ……」

 その瞬間、気がついた。
 絵里に気持ちいいか聞かれたら、最早条件反射で気持ちいいと喘ぎながら答えてしまった。

絵里『……一人でしろとは言ったけど……私の声でするほどなの?』

海未「ぁ……ぁううう」

海未「うぅ……ひっぐ……一人でやっても……気持ちよく、なくて……もうおかしく、なりそうです」

海未「助けて……下さい……」クチュックチュ

絵里『も、もう……ふぅ……ぁ♥︎もう……そんな声聞いたら……んぁ……♥︎私まで変な気分になるじゃない……』


244 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:11:59.24 ID:qRH2Lcqe0
 絵里の様子が変わりました。
 熱っぽい吐息に乗せられて紡がれる言葉は同様に熱っぽい。

絵里『っふぅ……はぁ……んぁ……♥︎』

 絵里も、一人でしているんだ。

 急速に自分の秘部から液体が分泌されていくのを感じる。

絵里『気持ちいい?』

海未「は、いぃ……もう……私……♥︎」

 一番気持ちの良いところを執拗に弄り続ける、包皮を剥いて敏感になった先端をつんつんとつついていく。

絵里『はぁぁん♥︎ごめ……わた……し、もう……んぁ♥︎』

海未「一緒に……一緒に!♥︎」

海未「あっ♥︎んぁ……えりぃいいいい!!!♥︎」

絵里『っぁ……か、ふぅ……!!!!♥︎』


245 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:16:51.85 ID:qRH2Lcqe0
 突起をきゅっと押し込んで待ち望んでいた感覚が訪れます。腰が勢いよく跳ねてガクガクと震えて制御がききません。まるで自分の身体じゃなくなってしまった様な快感に頭が真っ白になっていきます。

 電話の向こうでは絵里も達したようで荒い息が聞こえてきていました。

海未「はぁ……はぁ……♥︎」

絵里『こん……ごめ……こん……た、しょ……から』

絵里『いつ……も……みに……もど……から』

 何か絵里が言っています。でも、今の私にはその声は聞こえてきませんでした。


246 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:18:29.85 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

絵里「おはよう」

海未「は、はい……」

絵里「……」

海未「あ、あの……昨日は……」

絵里「海未」バッ

海未「え、絵里!?」

絵里「あら、もう濡れてる。期待しちゃった?」

海未「そ、そんな」

絵里「昨日あんなにえっちなこと一人でしてたものね?」

海未「絵里だって……すぐイッてたじゃないですか」

絵里「むぅ……仕方ないじゃない」

絵里「これして」

海未「アイマスクですか?」

絵里「もっと気持ちよくしてあげる」ササヤキ


247 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:19:44.36 ID:qRH2Lcqe0
海未「う……はい」ゾクゾク

絵里(これでよし……)
トリダシー

海未「視界がないと……なんだか……」

絵里「やっぱり期待してるんじゃない……もうぐっちゃぐちゃよ」

海未「はぁ……♡」

カチャカチャ

絵里「んしょ、んしょ」

海未「な、なんだか冷たい感触が……」

絵里「ふふ……」

 ——カチッ。

絵里「アイマスク外しまーす」

海未「え……」

海未(あれ……下半身になんだか違和感が)


248 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:20:42.56 ID:qRH2Lcqe0
海未「な、なんですかこれ!?」

絵里「——貞操帯よ?」

海未「な、なんでこんなこと!?」

絵里「私が悪いのよね……海未をこんなにえっちにしちゃって」

絵里「だからしばらくこういうことをしなければ、前みたいな海未に戻れるんじゃないかって。海未の為なのよ?」

海未「どうして!? 私は大丈夫です、だからこれを外して……」

絵里「私、知ってるのよ?」

絵里「穂乃果達が言ってたわ。最近授業中もずっとぼーっとしてるって」

海未「そ、それは……」

絵里「えっちなこと、考えてたんでしょ?」

海未「……」

絵里「ね?」

海未「うぅ……」

絵里「着替えは……トイレでしたほうがいいかもね」

絵里「あ、鍵は私が持ってるから」

絵里「自慰防止板もつけてあるから、自分でも出来ないからね?」


249 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:23:15.66 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

次の日

「わ……絢瀬さんと園田さんだ……」

「あの二人付き合ってるんだってー」

「へーすごいなぁ。やっぱりかっこいい人同士は……」

絵里「くすくす……言われちゃってるわね」

海未「もう……」

絵里「手繋いじゃう?」

海未「そ、そんなことしたら」

絵里「ふふ」ギュッ

キャーキャー

海未「んもぅ……///」

生徒会室

絵里「で、つけ心地はどうかしら」

海未「……いいとは言えませんよ」

絵里「ま、そうよね」


250 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:25:17.01 ID:qRH2Lcqe0

絵里(ちょっとイジメちゃお)

絵里「ふふ」モニュモニュ

海未「ふっ……♥︎ぁ……」

絵里「おっぱいは触れるんだから、おっぱいだけでイクってのはどう?」

海未「そ、んなの……無理です……」

絵里「脱がすわね」

海未「な、なんで!!」

絵里「本当海未のここ、えっちよね」ツンツン

絵里「ピーンてしてさ……気持ちよくしてぇって言ってるみたい」

海未「はぁ……♡んぁ♡」

海未「絵里……つけて下さい……私の身体に……私は絵里のモノだってこと……♡」


251 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:28:17.06 ID:qRH2Lcqe0
絵里「……もう、知らないわよ。見つかっても」

絵里「んちゅ……ちゅっ……ちゅぅ」

絵里「もう海未の身体はキスマークばかりね」

海未「……絵里のなら嬉しいです」

絵里「……///」

絵里「まだ余裕そうなんだから」クリクリキュッキュッ

海未「ふぁぁあ……♡はぁはぁ……♡」

絵里「海未、私のも触って?」

海未「は、はいぃ♡」

絵里「んっぁ……♡海未の指が……ぁぁん……♡」

海未「気持ちいいですか? 感じてくれてますか?」クチュックチゥ

絵里「んっ……ッぁぁ……海未……♡……海未の指、気持ちいいわ……♡」


252 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:28:56.56 ID:qRH2Lcqe0
海未「ん……そこ、そんなにすっちゃ……」

絵里「ちゅっ……ちゅぅ……♡」

絵里「んはぁ……んんぅ……私、もう……♡」

絵里「イッくぅ……♡っ……!!!!!」ビクビク

海未「……」

絵里「はぁはぁ……♡」

海未「あ、あの……絵里……」モジモジ

絵里「ん……?」

海未「……私のも……触って……くだ、さぃ……」

絵里「くす……だーめ」チュッ


253 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:32:30.50 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

絵里「あ……またやっちゃった……えっちなことはしばらくしないって決めてたのに……」

絵里「……こんな淫らな関係ダメよ……」

絵里「そう、頑張るしかないの」

絵里「……海未がかわいくてつい……私も気持ちよくしてもらっちゃったし……はぁ……」


254 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:33:35.74 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

3日後

海未「……はぁ……はぁ……」

希「なんだか元気ないよ?」

海未「大丈夫です……なんでもありません」

絵里(うーん……ここまで覇気がなくなるだなんて……練習にも身が入ってないし)

絵里(どうしよう……海未がかわいそうになってきたわ)

絵里(それに……)モジモジ

絵里(私も……海未と出来ないのを忘れてたわ……)

絵里(うぅぅ……)モジモジ

希「えりち、顔真っ赤だよ?」

絵里「なんでも、ないから」

絵里(わ、私まで……こんなにえっちになっちゃってたなんて……)


255 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:34:28.23 ID:qRH2Lcqe0
絵里(どうしよう……海未としたい……)

絵里(ダメよ……海未のえっちな心を矯正するんでしょ?)

絵里(普通の恋人らしくなるため、そう、そうよ)

絵里「ううぅ……」

希「……」

◇◇

部室

絵里「……はぁ……」

絵里「どうしよう……」ムラムラ

絵里「一人で……」

絵里「海未もこんな気持ちだったのかしら……」


256 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:35:19.83 ID:qRH2Lcqe0
絵里「海未……私のこと考えながら、してくれたのよね……」サワサワ

絵里「あ……海未の制服……」

絵里「恋人なんだし、いい、わよね」

絵里「はぁ……♥︎」スンスン

絵里「……海未ぃ……♥︎」クチュックチ

絵里「海未、海未海未海未」

 私はどうしてこんなことをしているんだろう。恋人だから制服の匂いを嗅ぎながら一人ですることは正常なんだろうか。

 恋人がいるなら、一緒にすれば、いいのに。

希「……はぁ……ここ部室やって……」

希「あれ……なんだかデジャブ……違う世界でこんな光景を目撃したような……みんな部室でこういうことしすぎや……」


257 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:36:10.93 ID:qRH2Lcqe0
海未「……」

希「ね、分かったやろ」

希「えりちはいじっぱりやから、一度言い出したことは貫き通そうとする」

希「でも、我慢出来そうにないみたいやし」

海未「……」

希「じゃいくよー」

海未「え!? ちょ」

ガチャ

絵里「イクっ……んぁぁあああ♥︎」

希「——おっはー」

絵里「ふぇ!?」バッ

絵里「希に、海未……ど、どうして」

希「もう休憩の時間やし」

絵里「そ、そうね」


258 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:37:00.25 ID:qRH2Lcqe0
絵里「あの……これ、は……」

希「気持ち良さそうやったね」

絵里「違うの! 海未、違うのよ!!」

海未「……私にはそういうことをするなと言いつつ自分ではそういうことをするんですか?」

絵里「あぅ」

希「ごめん第三者がいると迷惑かもしれんけど、なんで海未ちゃんに貞操帯なんて?」

絵里「……普通の恋人らしく、したかったの」

絵里「……えっちばかりして……私もそれに……ハマりこんでて……そんなの……恋人らしく、なくて……」

絵里「だから……」

海未「私のせい……ですね」

希「——うーん、恋人同士のことに首を突っ込むのはアレやけど……恋人らしさなんて……それぞれなんやないかな」


259 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:37:53.20 ID:qRH2Lcqe0
希「えりちはそういうことをあんまりしないのが恋人同士とか思ってるのかもしれんけど……仮にそれを実現出来ても偽りの恋人らしさなんやないかな」

絵里「え……」

希「えりちと海未ちゃんは……自分達らしく、それが二人の恋人らしさになるってそう思うよ」

絵里「……」

希「じゃ、後はお楽しみに。ここには近寄らないようにしておくから。鍵掛けとくんやで」

バタン

絵里「あはは……」

絵里「ごめんね、海未」

海未「いえ……」

絵里「海未に私の理想を押し付けちゃって。海未は海未だもんね。全部受け入れるわ」

海未「……」

絵里「……こっちへ来て」


260 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:40:26.75 ID:qRH2Lcqe0
カチャ

絵里「はい、外したわ」

海未「……」

絵里「……私のエゴを押し付けて本当にごめんね。私も、我慢出来ないみたい……」

絵里「——えっち、しましょう?」

海未「……絵里!」バッ

絵里「海未ぃ……強引よ」

海未「えり、絵里」モニュモニュ

絵里「んっ♡ぁぁ……♡」

絵里「ちょ、ちょっと……一人でしてたばかり……だから♡んぁぁ……敏感に、なって……♡」

海未「絵里と……ずっと、こういうこと……したくて……」モニュモニュ


261 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:41:52.00 ID:qRH2Lcqe0
絵里「ふぁぁん♡……ちょ、私が……んぁ……攻めるのぉ!」

海未「ダメです、今日は私が絵里を気持ち良くしてあげます」クチュ

絵里「んぁぁあああっ♡」

海未「絵里の弱いところはどこでしたっけ」

絵里「ふぅぁ……海未ぃ……」

海未「ここですかね」

絵里「ん♡」

海未「——ここですか」

絵里「ひゃぁっんんん!!!!♡」

海未「ふふ……」ゾクゾク

海未「私の制服でしていて気持ち良かったですか?」クチュックチュ

海未「生徒会長のくせに、そんな変態なことをして、どんな風に思われたでしょうか」クチュックチュ

絵里「や……そんなこと♡言わないでよぉ♡……んぁぁあああっ……んぅ……お、同じとこ、ばっかりぃ♡」

海未「私にばかり貞操帯なんてつけて、自分は気持ちよくなるなんて卑怯ですよね?」

絵里「ごめ、ごめなさ……♡」

海未「ふふ……へんたい」ササヤキー

絵里「ひぅ……♡」ゾクゾク


262 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:42:40.30 ID:qRH2Lcqe0
海未「あれ……さっきよりも濡れてきていますね。どうしてですか?」

絵里「や……♡」

海未「攻めるのが好きなんじゃないんですか? どうして罵られているのにこんなにぐしゃぐしゃにしているんですか?」

絵里「ちがう、のぉ……♡」

絵里「海未……海未も一緒に……指だけでなんていやぁ……♡」

海未「……ダメです」

絵里「なん、でぇ!!」

絵里「あ……やめへ……イク……海未とイキたい……一緒に……一緒がいいの……」

海未「……」グッチュグチュ

絵里「んぁぁ……っ……~~~~~~っ!!!!!////♡」ビクッビクッ

絵里「はぁ……はぁ……なんで」

海未「……絵里のせいで私の練習着が汚れてしまいました」


263 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:43:30.83 ID:qRH2Lcqe0
絵里「そ、それは……海未が激しくするから」

海未「……言い訳するんですか?」

絵里「ご、ごめんなさ——はぁぁん♡」

海未「そんな人だとは思いませんでした」グチュクチュ

絵里「や♡やぉぁあん!!♡やめて、イッたばかりだから!! 無理、無理よぉ!!♡///」

絵里「あっ♡また♡またくるぅ♡ダメ、ダメだから、やめてぇ!♡////」

絵里「許して、許して海未♡」

海未「許しません」

海未「ん……れろ……れろ……んちゅ」

絵里「やぁあっ♡海未の舌……♡そんなとこ、ダメ、舐めないで♡///」ビクッ……ビク

絵里「イク♡また、またイク……!!!」

絵里「んゃぁああああっ!!!!!」プシュップシュ

海未「……ふぅ」

絵里「ひっぐ……酷い、わよ……海未……ひっぐ……」


264 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:44:21.63 ID:qRH2Lcqe0
海未「あ……す、すみません……つい……」

絵里「……ぅぅうううう」

海未「絵里」ギュッ

海未「好きです」

絵里「……私も」

海未「……まだ、いけそうですか? 私も我慢、出来なくて……」トロー

絵里「海未、攻めるの好きだったの?」

海未「わ、わかりません……自然と口が動いて……」

絵里「もう……一緒に気持ちよくなるなら、いいわよ」

海未「……はい」

海未「足開いて下さい」

絵里「ん……」

海未「ふぁ……絵里のが……私のに……当たって……んぁ♡」

絵里「海未のあっつぃ」

海未「ずっと、我慢してましたから……はぁはぁ♡」

海未「う、動きますよ」

絵里「んぁ……海未のと、私のが……擦れて……♡」


265 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:45:08.68 ID:qRH2Lcqe0
絵里「んぁぁあああ♡海未のがぁ……くりくりってぇ♡」

海未「ひぅ……おかしく、な、なりま……♡んぁ……えりぃきもちぃです……♡」クチュヌチュ

絵里「はげし……♡」

海未「我慢出来ませ……はぁぁん♡」

絵里「ダメぇ!!!」プシュプシュ

海未「ま、またイってしまったんですか?」

絵里「……///」プイッ

海未「私と一緒にイクって言ったのに」

海未「絵里がびくびく震えるのも、合わさっているところから熱いのが出てくるのも、分かるんですよ?」

絵里「ご、ごめなさ……」

海未「なにがごめんなんですか?」

絵里「う、海未より先にイって……ごめんなさい……」

海未「じゃあ次はイカないようにがんばって下さいね」


266 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:45:55.24 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

絵里「やぁああああああ♡」ブルブル

海未「またイったんですか?」

絵里「うぅ……海未がイカないでしょぉ……」

海未「絵里が早くイキすぎなんです」

絵里「も、もう一時間半もえっちしてるじゃない……」

絵里「お、お願い……ちょっと、休ませて……」

絵里「おかしくなっちゃう……♡」

海未「知りません」

クチュクチュ ギシッギシ

海未「ふぁぁぅ……♡」

海未「わ、私も……そろそろ……くっふぅ……♡」

絵里「また……またぁ……」ビクビク

絵里「やめてぇ……やめてぇ♡」

海未「えりぃ……私のこと、好きですか?♡」

絵里「すきぃ♡……すきぃ♡」


267 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:46:38.89 ID:qRH2Lcqe0
海未「わ、私も……げ、限界……です♡」

グッチュグチュ

海未「い、一緒にぃ……!!」

絵里「海未……海未!!」ギュッー

海未「んはぁぁあああああ」ビクッビクッ

絵里「ふぁあっぁん♡……んぁぁあああッ……!!」ビクッビクッ

絵里「は……♡は……♡」

絵里「もう……無理……♡」

絵里「きもちよすぎて……♡」

絵里「……海未?」

海未「」

絵里「な、なんで気絶してるの!?」

絵里「おーい、おーい」

絵里「全く……」


268 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:47:22.44 ID:qRH2Lcqe0
◇◇

海未「ん……ここは……」

絵里「保健室よ」

海未「な、なんで……」

絵里「あなたが終わった瞬間気絶したんじゃない」

海未「ぁ……」

海未「きもちよすぎて……」

絵里「だからほどほどにしなさいって……」

海未「いいじゃないですか……」

絵里「もう……」

絵里「でも……ごめんね、欲求不満にさせて……」

絵里「これからはすぐに言ってね? 私も……その……そういうこと、好きになっちゃったから……///」


269 : ◆nv1kPr3aqINd 2014/08/21(木) 00:49:02.97 ID:qRH2Lcqe0
海未「絵里……」

絵里「私達は私達達らしく……それが一番いいと思うの」

絵里「もう貞操帯なんてつけさせないから……いっぱいえっちしましょう?」

海未「な、なら!」

絵里「ん?」

海未「も、もう一度、しましょう……」

絵里「は?」

海未「絵里!!!」バッ

絵里「ちょっ!! ここ保健室よ!?」

海未「——そんなの関係ありません!!!」

絵里「きゃぁあああああああ!!!!!」

希「学校でするカップル、増えてるんかな……またデジャブ……」

希「ほんと……頼むから……学校ではやめて……」

【うみ×えり】

おわり

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