光彦「灰原さん!来ましたよー!」


1 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:11:39.17 ID:NVgDLdf80
光彦「あれ?灰原さーん…?」

光彦「ん?あれは…」

>>4br>
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375099898


ソース: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375099898/


4 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:16:37.48 ID:gslhnyfmo
コナンと灰原がセクロス中

5 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:18:40.59 ID:NVgDLdf80
コナン「灰原ぁ!灰原ぁ!」パンパンパン!

灰原「く、工藤君ん!!もっとぉ!もっとよぉ!!」アンアン

光彦「…え?」

光彦「な、え、え…え?」


6 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:20:42.37 ID:NVgDLdf80
光彦「…なん、で…」

阿笠「ワシじゃよ」

光彦「博、士…」

阿笠「ふむ…あまり刺激がないようじゃな」

光彦「これはどういうことなんですか…」

阿笠「まあ >>8というわけじゃよ」


8 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:25:07.52 ID:gslhnyfmo
二人は許嫁

9 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:26:57.30 ID:NVgDLdf80
阿笠「二人は婚約の仲…つまり許嫁なんじゃ」

光彦「…ど、どうして…昨日…約束したのに…」

阿笠「ほう?約束とは?」

光彦「昨日…」


10 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:30:12.92 ID:NVgDLdf80
~~

光彦『灰原さん!御用とは?』

灰原『…円谷君。いえ、光彦君。お願いがあるの』

光彦『なんでしょう?』

灰原『…今日の夜、私はこの街を消えるの』

光彦『…え?』


11 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:32:34.05 ID:NVgDLdf80
灰原『私は…あなたの事が好きだったの』

光彦『!!』

灰原『あなたには言っておきたかったの。大好きなあなたには』

灰原『でもあなたには家庭がある。幸せな家族、友達がいるわ』

灰原『だから、今日でお別れ。…大好きだったわ』

光彦『ま、待ってください!』


12 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:34:18.87 ID:NVgDLdf80
灰原『…なに?』

光彦『ぼ、僕は…僕は灰原さんの事が好きです!!』

灰原『え?』

光彦『僕、こんな気持ちになったのは初めてで…ドキドキしてて…』

光彦『灰原さんのことが大好きなんです!!世界で一番愛してます!!』

灰原『…光彦君』


13 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:36:29.01 ID:NVgDLdf80
光彦『…僕もついていきます。ずっと、一緒に!』

灰原『…うん。わかったわ』

光彦『!』

灰原『明日の午前一時、>>15で待ってるわ』

光彦『はい!』


15 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:37:12.40 ID:gslhnyfmo
あの世

16 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:41:13.98 ID:NVgDLdf80
~~

光彦「だから僕…家で首を吊って灰原さんの家(阿笠博士の家)に来たのに…なんで…」

阿笠「ふむ…」

阿笠「…光彦君。ここはどこだかわかるかね?」

光彦「…え?」

光彦「灰原さんの家…です」


17 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:43:30.58 ID:NVgDLdf80
博士「…光彦君。昨日、君は何をしたかね?」

光彦「昨日…昨日は普通に学校に来て…え?」

光彦「学校に来て…それで…そ、そして…」

光彦「…何を、したんでしたっけ?」


18 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:45:38.48 ID:NVgDLdf80
博士「ならばワシが説明してあげよう…」

博士「まず一時間目…一時間目は >>20じゃな」

>>20小学校でやる授業の科目でお願いします


20 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:48:40.77 ID:gslhnyfmo
図工

21 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:50:31.61 ID:NVgDLdf80
元太「一時間目は図工だー!」

歩美「哀ちゃん!一緒に作ろう!」

灰原「うふふ。しょうがないわね」

光彦「ぼ、僕も…」ボキッ

光彦「あがっ!!」

コナン「あっ、わりい!手がすべっちまったわwwwww」


22 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:52:41.40 ID:NVgDLdf80
灰原「ちょっと江戸川君。見える傷ができたらめんどくさいじゃない」

コナン「まあまあwwww大方の先生はこいつ見放してるしwwwwww」

歩美「そうだよ!これでも軽いほうだよ!」

元太「考え過ぎだぞ灰原!」

灰原「全く元気があるわね…」


24 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:55:32.11 ID:NVgDLdf80
光彦「は、灰原さん…」

灰原「何話しかけてるの?口利ける立場じゃないわよあなた」

歩美「サイテー!」

元太「馬鹿野郎!」

コナン「お前ら酷過ぎワロスwwwwww」


25 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:57:34.53 ID:NVgDLdf80
~~

阿笠「これが一時間目の話じゃ」

光彦「…?え?ぼ、僕が何か…」

阿笠「続けるぞい」

阿笠「二時間目は >>27じゃな」

>>27さっきと同様で


27 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 21:58:54.98 ID:74hQxqfv0
体育

30 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:00:30.27 ID:NVgDLdf80
元太「体育だぜー!」

コナン「今日はサッカーだ!」

歩美「今日は5人でチーム組むんだっけ?」

灰原「ええ」

光彦「…ぼ、僕…」


31 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:03:36.19 ID:NVgDLdf80
「江戸川ー!そっち空いてるか?」

コナン「空いてるぞ!」

「よかった!一人になるのは嫌だったぜ!」

元太「じゃあシュートの練習しようぜ!」

歩美「うん!」

灰原「じゃあゴール前に行きましょうか」


32 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:05:25.62 ID:NVgDLdf80
光彦「…」

「あれ?円谷はいいのか?」

コナン「おいおいwwwwwあいつとなんて御免だぜwwww」

歩美「そうだよ!もしかしたら…」

歩美「エッチなことするかもしれないし?」

光彦「!!!」

元太「やーい!エロエロ大魔王ー!」


33 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:07:11.74 ID:NVgDLdf80
コナン「ちょwwwwwwお前ら酷過ぎwwwww」

灰原「時間がなくなっちゃうわよ。あんな屑ほっといて練習しましょう」

歩美「さんせーい!」

元太「今日は頑張るぞー!」

「待ってくれよー!」

光彦「…」


34 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:08:44.86 ID:NVgDLdf80
~~

阿笠「これが二時間目じゃ」

光彦「…エッチなこと…な、何ですか…?」

阿笠「三時間目は >>37じゃな」

>>37


37 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:10:27.29 ID:r/W/dI9Qo
ホームルーム

39 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:13:21.80 ID:NVgDLdf80
元太「ホームルームとか何話すんだよ…」

「みんな!今日は先生出張で自由だって!」

「やったー!」「よっしゃああ!!」「いえーい!」

歩美「…ねえ、コナン君」

コナン「ん?何だ?」

歩美「…何もしないのはつまらないよね?」

コナン「…へっへっへ。そうだな」


40 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:17:04.89 ID:NVgDLdf80
コナン「おいみんな!!」

「ん?」「何江戸川君?」「なんかするのか?」

コナン「今から…」

歩美「えへへへ…」

コナン「円谷光彦女子プール着盗難事件の裁判をしたいと思いまーすwwwwww!」

光彦「!!!」

「さんせー!」「オレぼーちょーにん!」「じゃあ私さいばんちょー!」

コナン「というわけで椅子動かせ—!」

ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ


43 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:20:10.23 ID:NVgDLdf80
光彦「や、やめて…やめてください…」

元太「おいコナン!犯人が裁判を嫌がってるぞ!」

コナン「何!?よし警官隊!」

「はっ!」「なんでありますか!?」

コナン「犯人円谷光彦を椅子に縛りつけろ!」

「りょーかい!」「りょーかいであります!」

光彦「や、やめてください…や、めて…」

「大人しくしろ犯人!」「つみが重くなるぞ!」


46 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:22:39.32 ID:NVgDLdf80
「それではさいばんをはじめます!」

「けんさつはきょーじゅつをはじめてください!」

歩美「はーい!」

コナン「いよっ!女検察人!」

歩美「えへへ!」


49 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:24:30.40 ID:NVgDLdf80
歩美「それでは供述を始めます!」

歩美「事件があったのは昨日の4時間目、プールの時間でした!」


52 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:26:42.83 ID:NVgDLdf80
~~

元太「おい早く行こうぜ!」

歩美「待ってよー!」

コナン「…あれ?光彦いねーな」

灰原「トイレなんじゃない?遅れるとめんどくさいから行きましょう」

コナン「ま、そーだな」

灰原「…?あら?」

コナン「どうした?」

灰原「私の水着がないのよ…」

歩美「あ!私も!」


54 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:30:14.70 ID:NVgDLdf80
「私もないよ!」「プール入りたいのに!」「そんなぁ…」

コナン「…こいつは一大事だな。俺も手伝ってやるか」

歩美「コナンくん!目撃証言だよ!」

コナン「何か見たのか?」

「う、うん…さっきみんな理科だったでしょ?私お腹痛いから保健室いってたの」

コナン「そういやそうだったな。大丈夫か?」

「うん、ありがとう。…そ、それでね、お腹痛くなくなったから教室に戻ったら…」

コナン「戻ったら?」

「…円谷君がね、みんなのプールバックに何かしてたの」


56 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:32:06.45 ID:NVgDLdf80
コナン「!?」

元太「…み、光彦が犯人かよぉ!?」

灰原「あわてないで。今は円谷君を探しましょう」

コナン「そうだな。その時、あいつが何をしていたか聞けばいいしな」

コナン「みんな!手分けして光彦探すぞ!歩美ちゃんは体育の先生に伝えておいてくれ」

歩美「うん」


57 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:35:08.84 ID:NVgDLdf80
コナン「光彦—!」

元太「光彦どこだよ!」

コナン「クソッ!どこにいるんだよあいつ…」

「おい!さっき清掃員のおじさんが光彦見たって!」

コナン「本当か!?」

「間違いないって!それに、何か持ってたんだって!」

コナン「おいおい…」


58 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:37:42.00 ID:NVgDLdf80
コナン「どこに行ったかわかるか?」

「プールの方に行ったらしい!」

コナン「プールだと!?一体何をしてるんだあいつ…」

元太「とにかく行こうぜ!」

コナン「行くぞみんな!」

「オー!」


59 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:38:32.82 ID:NVgDLdf80
ごめん まさかここまでやばい展開に持ち込めるとは思わなかった
最後までやるからよろしく

61 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:39:51.10 ID:NVgDLdf80
歩美「きゃあああああああああ!!!!」

コナン「!歩美いいいい!!」

元太「歩美の声か!?」

コナン「急げえおめえらああああ!!!」


62 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:42:31.04 ID:NVgDLdf80
~プール~

コナン「歩美!」

歩美「コナンくんん!!!」

コナン「うおっ!」

歩美「た、助けて…光彦くんが…」

コナン「光彦…!!?」

コナン「…お、い…何してんだよ…光彦…」

光彦「コナンくん!遅かったですね!授業はもう始まってますよ!」

コナン「何してんだって聞いてんだよ…」

光彦「何って…」


64 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:45:57.27 ID:NVgDLdf80
光彦「みんなのスクール水着を着てるだけじゃないですか!」

コナン「…」

光彦「いいじゃないですか!僕みたいな天才に着られるスクール水着なんて!」

光彦「みんなもそう思いますよね!?」

「…ひぐっ…えぐっ…」「お母さんが買ってくれたのに…ひっぐ…」「うわああああん!!」

光彦「な、何で泣いてるんですか?これほど素晴らしいことはないのに…」

「…最低だ」「ふざけんなよ!」「土下座しろ!」

光彦「はぁ?なぜ僕が謝るんです?」


70 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:50:28.13 ID:NVgDLdf80
コナン「…光彦…謝る気はねえんだな?」カチャチャ

光彦「だーかーらー!何で僕が謝…」

コナン「そうか…」ボムッ

光彦「!な、何を…」

コナン「レベルは「高」だ!!!」

光彦「ひ、ひい!!」

コナン「この馬鹿野郎があああああ!!!」バシューッ!

光彦「ぐがはあああっ!!!うげっごげっおげっ…」


71 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:52:21.44 ID:NVgDLdf80
コナン「…この屑が。今まで対決してきた犯人の中でも反吐が出る屑だ」

灰原「…」

歩美「こ、怖かったよぉ…」

コナン「元太。こいつを教室に運んでくれ」

元太「お、おう」

~~


72 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 22:56:45.19 ID:NVgDLdf80
歩美「…というのが、今回の事件です!」

歩美「その後、担任の小林先生を交えてクラスで話し合いをしました」

歩美「しかし本人には反省の色が無く、あの優しい小林先生に本気でピンタされました」

歩美「今は黙っているだけですが、一回もみんなの前で謝っていません!」

歩美「検察は犯人円谷光彦に【ずっと集団リンチ】の刑を求刑します!」

「ありがとうございます!犯人から何か言うことはありますか?」


73 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:00:21.02 ID:NVgDLdf80
光彦「…ぼ、僕は…僕は…」

「では次にしょうにんの方、お願いします!」

元太「先にオレが言うぜ」

元太「こいつはいつもは大人しいんだけどよぉ、おととい変なこと言ってたんだよこいつ」

「変なこと?」

元太「『どうせなら灰原さんだけじゃなくてみんなも…』って言ってたぜ!」

光彦「…」

「…なるほど」

元太「よくわかんねえけどよ、こいつは悪いことしたのは間違いねえよ」

「ありがとうございます!じゃあ次に灰原さん!」


75 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:04:45.52 ID:NVgDLdf80
灰原「よく考えたら変だったのよ。昨日の理科の時間で急にトイレに行くなんて」

灰原「それだけならまだしも、トイレが20分…長すぎるわ」

灰原「しかもその時間、高田さん(※)が犯人を見てるわ」

「なるほど…ありがとうございます!」

「犯人は何か言うことはありますか?」

光彦「…」

「では次に、べんごにんお願いします!」

(※)さっき光彦を見たって言った女の子。名前は適当に考えただけですのでオリジナルです。


78 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:08:13.97 ID:NVgDLdf80
コナン「おう」

「おいコナン!」「こいつをかばうなよ!」「コナン君!」

光彦「(こ、コナン君…僕をかばおうと…)」

コナン「おいおい!俺が弁護するのはクラスの女の子たちだぜ?」

光彦「!」

「なんだよびっくりしたー!」「ありがとうコナンくん」「さすがー!」

コナン「…さて、光彦」

コナン「俺は今マジでキレてる。だが俺が何かされたわけじゃない」

コナン「それを俺がやり返すのは納得いかない。だからな…」

コナン「ここでてめえを絶望に堕とす…」

光彦「…」


79 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:12:18.45 ID:NVgDLdf80
「ではべんごにん!きょーじゅつをお願いします!」

コナン「あいよ。今回の事件、女の子のみんなは大きな傷を受けた」

コナン「しかもまだ小学生…トラウマになるのは確実だ」

コナン「犯人に反省する姿勢が見られたならちょっとは勘弁してやろうと思ったが…」

コナン「こいつを見てみろ」

光彦「…(み、みんなが…見てる…)」

コナン「さっきから言う言葉と言えば「僕は…僕は…」…」

コナン「自分の事しか考えてねえ。ここで土下座して謝っても足りねえのに…」

コナン「こいつは自分の事しか考えてねえ、最低な屑だ」


80 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:16:18.80 ID:NVgDLdf80
コナン「裁判長。歩美ちゃん…弁護人は【ずっと集団リンチ】の刑を求刑したが…それじゃ足りねえと思うぜ」

「これで足りないってことは…どういうこと?」

コナン「…おっと、もう三時間目が終わるぜ。続きは四時間目だ。確か先生出張だったよな?」

「うん。そうだよ」

コナン「じゃあこれにて一旦閉廷。みんなお疲れさん」

「水の飲もうぜ」「疲れたー!」「暑いよー」

光彦「…」

コナン「…もう一度聞く。謝る気はねえんだな?」

光彦「…」

コナン「…チッ」


81 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:18:23.03 ID:NVgDLdf80
~~

阿笠「…これが、三時間目じゃ」

光彦「…」

阿笠「おや?どうしたんじゃ?」

光彦「…う、うそだ…そんな…」

阿笠「続きはあるぞい」

阿笠「さあ四時間目…裁判の続きじゃ、光彦君」


82 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:23:12.34 ID:NVgDLdf80
~~

「それでは、裁判の続きを始めます!」

「それでは弁護人のコナンくん。お願いします!」

コナン「おう。さっき俺は【ずっと集団リンチ】の刑以上の刑とか言ったが…それは後だ」

「後?」

コナン「光彦」

光彦「!!」

コナン「これからチャイムが鳴るまで、みんなに謝る時間にしてやる」

光彦「…え?」

コナン「いいか?裁判長」

「わたしはいいけど…」

コナン「みんなは?」

「いいよ」「うん」「別にいいぜ」

コナン「…というわけだ」


83 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:24:44.92 ID:NVgDLdf80
コナン「それじゃ今から、犯人の謝罪の時間だ」

コナン「前に出ろ」

光彦「…」

コナン「…スタート」

光彦「…」

光彦「…」

光彦「…」

コナン「…もう言っていいんだぞ」


84 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:25:30.69 ID:qtHBiLEg0
刑は安価で

85 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:27:34.43 ID:NVgDLdf80
光彦「…」

コナン「…」

光彦「…」

コナン「…ねえなら」

光彦「なんなんですか…」

コナン「?」

光彦「たかがガキのスクール水着を着ただけで裁判?大人ぶらないでくださいよ」

光彦「水着盗んだら子供も裁判ですか?少年法っていうのがあるんですよ」

コナン「…」

光彦「それにみんなで僕を悪いもの扱い…馬鹿ですか?」


86 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:28:18.54 ID:NVgDLdf80
>>84
ストーリー的に難しいかもしれないです…ごめん

87 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:32:01.84 ID:NVgDLdf80
光彦「大体男子なんて性欲の塊なんですよ!!!!」

光彦「あの子と手をつなぎたい!!キスしたい!!エッチなことしたい!!!」

光彦「その欲望を表に出せないから僕はみんなの水着を盗んで着る程度にしたんですよ!!!?」

光彦「女子はみんなで群れなきゃ何もできない生き物ですねえ!!!」

光彦「裁判なんていう建前がなきゃ何もできない!!木偶の坊!!!!」

光彦「今回の件で懲りたんじゃないんですかねええ!!!?」


89 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:35:11.14 ID:NVgDLdf80
灰原「…見てて、吐き気がするわね」

歩美「さいってー…っ!!!」

元太「光彦ぉ…!!!」

「何逆切れしてんだよ!!」「自業自得っていうんだぞ!!」「あんたと男子を一緒にしないでよ!!」

コナン「…言いてえことはそれだけか?」

光彦「ええ!それだけですよお!!!?」

コナン「そうか、よぉっ!!!」バキッ

光彦「ガハッ!!!」


93 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:39:53.81 ID:NVgDLdf80
光彦「な、何を…」

コナン「悪い。殴っちまったわ。でも少年法があるんだよな?」

光彦「…!」

コナン「僕を悪者扱い?たりめえだろボケ」

コナン「男子なんて性欲の塊?てめえほどカスな塊はねえだろうな」

コナン「手をつなぎたい、キスしたい、エッチなことしたい?じゃあさっさと告白でもしてやれよ」

コナン「欲望を表に出せない?今回てめえがやったことがダメだろうが」

コナン「女子は群れなきゃ何も出来ない?おめえはそれ以下だな」

コナン「木偶の坊?おめえのことだよ」

光彦「…」


95 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:43:21.37 ID:NVgDLdf80
コナン「今回の件で懲りる?」カチチッ

光彦「あ、う、う…」

コナン「懲りんのはてめえだろうがあああああ!!!!」レベル最高

光彦「がぐげええ!!!!」

コナン「…俺がこいつの刑決めんのも馬鹿らしいわ。みんなで決めてくれ」

「…」「…」「…」


96 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:44:19.28 ID:NVgDLdf80
コナン「裁判長。もう閉廷だ」

「う、うん…で、では、これにてへいてい!」

~~


98 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:46:21.44 ID:NVgDLdf80
~~

阿笠「これが、四時間目の話じゃ」

光彦「…」

阿笠「む?」

光彦「…やめてください」

光彦「やめてください!こんな…こんな!!」

阿笠「…君は知らなければいかん。きみが犯した罪を」

阿笠「…昼休みじゃな」

~~


99 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:49:46.97 ID:NVgDLdf80
~~

光彦「…(僕がいる教室には誰もいない。さっきの噂を聞いたのか、誰も僕に声をかけない)」

光彦「(せいぜい、上級生に絡まれて…でも誰も助けてくれず、ただ殴られただけ)」

光彦「(僕が移動しようとしたら、他のみんなに見られる)」

光彦「(「あいつだって」「最悪…」「しかも謝らねえんだって」「うわあ引く…」)」

光彦「…」


100 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:50:02.25 ID:2iUnyNpDO
考えてみりゃ今博士と会話してるクズ彦は幽霊なんだよな
そんな幽霊クズ彦が見れて普通に会話して見てきたかのように罪を話しだす博士って何者…

101 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:50:47.84 ID:NVgDLdf80
>>100
まだ先読みは禁物ですよ(暗黒微笑)

102 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:52:50.92 ID:NVgDLdf80
小林先生「…!」

光彦「あ…」

小林先生「…」タタタッ

光彦「…(困っている人がいたら必ず助ける先生。小林先生)」

光彦「…」

光彦「僕は…一人になったんだあ」


103 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:53:50.50 ID:NVgDLdf80
光彦「…」

光彦「…」

光彦「…」

~~


104 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/29(月) 23:59:34.78 ID:NVgDLdf80
~~

阿笠「昼休みも終わりじゃ」

光彦「…」

阿笠「光彦君。ここで君に質問をしよう」

光彦「しつ、もん?」

阿笠「"意味"、"自由"…君はどっちを選ぶ?>>112

※結構大事な分岐かも


112 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:05:59.54 ID:Q8myJ1xDO
質問

119 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:13:13.32 ID:bBdquRSg0
阿笠「うむ…"自由"か…」

光彦「?」

阿笠「いやなに、気になっただけじゃぞい」

阿笠「さあ、続き…五時間目は >>119じゃの」


121 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:15:57.09 ID:bBdquRSg0
再安価

阿笠「うむ…"自由"か…」

光彦「?」

阿笠「いやなに、気になっただけじゃぞい」

阿笠「さあ、続き…五時間目は >>125じゃの」


125 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:18:07.60 ID:1oP7QFIVo
交通安全教室

128 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:20:20.13 ID:bBdquRSg0
元太「交通安全教室とかもうやったぜ…」

灰原「周りに気をつかうことは大事よ?…気をつかうことは、ね」チラッ

光彦「…う」

歩美「…」

コナン「…行こうぜ。間に合わなくなる」

灰原「…そうね」

光彦「…」


130 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:26:10.64 ID:bBdquRSg0
「交通安全を守れば、しっかり自分を守ることができます!」

元太「ふわぁ~…」

コナン「かったりー…」

「そして、周りの人を傷つけないためにも必要です!」

光彦「!」

歩美「…周りの人を、傷つけない」

光彦「う、ううう…」

コナン「…」


131 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:28:43.36 ID:bBdquRSg0
「では質問がある子はいますか~?」

「はい!」

「はい何でしょうか!」

「もし人を傷つけてしまったら、どうなるんですか?」

光彦「うう…!」

「そうですね…周りから嫌われて、一人ぼっちになってしまう人もいます」

「そうなんですか…」

光彦「うう、うう…」


133 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:33:25.10 ID:bBdquRSg0
~~

阿笠「…」

光彦「…博士」

阿笠「何かね?」

光彦「僕は…いったい…何を…何が…」

阿笠「…六時間目。六時間目を見るんじゃ」

阿笠「さあ、最後の授業じゃ >>137


137 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:36:54.97 ID:j9ghUnvN0
家庭科

138 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:40:20.12 ID:bBdquRSg0
元太「よっしゃ!今日はハンバーグだ!」

歩美「元太くん待って~!」

灰原「…どうするの?」

コナン「…光彦か?」

灰原「許せなんて言わないわ。私はそこまで優しくないもの」

灰原「なんであろうが、けじめつけなきゃ女の子たちが可哀想だわ」

コナン「…ああ」

光彦「…」


139 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:45:45.61 ID:bBdquRSg0
「今日はハンバーグを作ります。野菜を切るときに包丁を使うので気を付けてくださいね」

「「「「はーい!」」」」

灰原「吉田さん。そこのピーラーとって」

歩美「はい!」

元太「おいコナン!全然火がつかねえぞ!」

コナン「ああちょっと待ってろ!!」

光彦「(僕は隣の家庭科準備室で一人自習…本当だったらみんなと作ってたはず)」

光彦「…僕は一体、何が欲しかったんだろう」


140 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:48:31.36 ID:bBdquRSg0
「先生!包丁準備室においてくねー!」

「気を付けてね」

「えーっと…ここでいいか」

光彦「…」

「…何?」

光彦「…」

「ふん」

光彦「…(包丁、か…)」

光彦「(みんな…楽しそうだな…)」チャキッ


141 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:49:43.53 ID:bBdquRSg0
光彦「…」

光彦「…僕だったら…選ぶのは…」

光彦「…自由」

       ザシュッ


142 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:53:11.42 ID:bBdquRSg0
~~~

光彦「…」

阿笠「…それが、全てじゃ」

光彦「…そうですよね」

光彦「"生きる意味"を選ばないで…"逃げる自由"を選んだ僕なんて…こんな結末ですよね」

阿笠「…」


143 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 00:57:42.98 ID:bBdquRSg0
光彦「僕に優しくしてくれた少年探偵団のみんな…」

光彦「そして…灰原さん」

光彦「灰原さんからも逃げていたから…ぼ、くは…あんな悪夢を見たんだ…」

光彦「僕を少しでも救おうとたコナン君を拒絶したから…こんな弱い心だから…」

光彦「最後までコナン君を…悪い奴にした…」

光彦「こんな僕の醜い心が…」

光彦「僕を一人にしたんだ」


144 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 01:00:28.58 ID:bBdquRSg0
光彦「…最後まで、ぼくは自分のことしか考えない屑でした」

光彦「本当に…反吐が出るほどの屑ですよ僕は」

阿笠「…」


146 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 01:05:50.14 ID:bBdquRSg0
光彦「…」

阿笠「…選択は…」

光彦「博士…もういいんです。選択を誤った僕には…選択する権利なんてないですよ」

阿笠「…」

光彦「僕は…死んだんですか?」

阿笠「厳密には違う。今君は昏睡状態じゃ。…といっても、意識が戻らないじゃろうがな」

光彦「…どのみち、いくしかないんですね」

光彦「…逝きます。僕はもう生きる価値がない」

阿笠「…うむ」

光彦「もし、伝えられた、なら…」

「クラスのみんなに謝りたかったなぁ」

阿笠「…」


149 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 01:07:27.28 ID:bBdquRSg0
阿笠「…選択を間違えなかったら」

阿笠「何か、変わったのかもしれぬな」

~DEAD END~


186 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:35:08.34 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「昼休みも終わりじゃ」

光彦「…」

阿笠「光彦君。ここで君に質問をしよう」

光彦「しつ、もん?」

阿笠「"意味"、"自由"…君はどっちを選ぶ?」

→意味


187 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:36:11.02 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…意味か」

光彦「…?」

阿笠「…いや、何でもない」

阿笠「それでは五時間目… >>192じゃ」


192 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 20:46:32.70 ID:ngGKSIy30
理科

193 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:48:20.30 ID:0Bo7Nwyc0
元太「次は理科だぜ」

歩美「今日は…実験だね」

元太「えー実験かよ…かったりーよぉー…」

灰原「はいはい。行くわよ」

コナン「そうだな」

光彦「…」


194 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:50:28.48 ID:0Bo7Nwyc0

「えー、今日は火を使う実験です。気を付けるように」

「「「「はーい!」」」」

灰原「吉田さん。ガスの元栓あけて」

歩美「はーい!」

元太「コナン!準備できたぞ!」

コナン「おう。じゃあ始めるか」


195 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:51:51.44 ID:0Bo7Nwyc0
灰原「さて、じゃあ火を使おうかしら」

歩美「…ねえ、光彦君」

光彦「!!」

歩美「火の調節やってもらっていい?」

光彦「…は、い」


196 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:53:57.32 ID:0Bo7Nwyc0
歩美「じゃあお願いね!」

光彦「…(また…何かされるんだ…)」

灰原「円谷君」

光彦「!!」

円谷「パーカーの紐が出てるわよ。危ないから結んだ方が良いわ」

光彦「は、はい…」

コナン「気ーつけろよ?火傷は治りにくいからな」

光彦「…はい」


197 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:55:08.64 ID:0Bo7Nwyc0
~~

「はい。実験はおしまいです!おつかれさまでーす!じゃあ日直さん」

歩美「きりーつ!礼!」

「「「「ありがとうございましたー!」」」」


198 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:56:46.58 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「…?…え?」

コナン「おう光彦。さっさと次の授業行こうぜ」

光彦「は、はい…」

灰原「あ、円谷君。紐結んだままじゃない」

光彦「…」

灰原「はい。これでいいわ」

光彦「…え?」

灰原「?どうかしたの?」


199 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 20:59:14.69 ID:0Bo7Nwyc0

光彦「(え?…何で…いつも通りなんですか…?)」

光彦「(…夢、なんでしょうか…一体…なんでしょうか…)」

〘ごめんなさい!!僕が悪いんです!!!〙

光彦「!?」


200 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:01:49.81 ID:0Bo7Nwyc0
〘言い訳はしません!!僕が悪いんです!!申し訳ございませんでした!!〙

光彦「…こ、この声…僕?」

〘…円谷君。顔をあげて〙

光彦「!灰原さん!」

〘ねえ…もしかしてなn…〙

光彦「あ…!ま、待ってください!」

~~


201 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:03:08.76 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「…どういうことじゃ?何か手違いが…?」

光彦「?」

阿笠「あ、い、いや…すまないのお」

阿笠「さ、さあ最後の授業… >>205じゃ」


205 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/30(火) 21:17:05.76 ID:x5wky//AO
>>203
あそこがマックスwwwwwwww

安価ならホームルーム


207 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:18:57.70 ID:0Bo7Nwyc0
元太「ホームルームが終わったら帰れるなー!」

歩美「うん!でも最近ホームルームやってなかったから何するのかな?」

光彦「え?」

歩美「?どうしたの光彦君?」

光彦「…三時間目って…何しました?」

元太「算数だぞ」


208 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:21:43.52 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「…え?」

元太「おい聞いとけよー!だから算数だって!」

光彦「算数…ですか?」

コナン「おう。元太が答えられなくて笑われてたな!」

元太「んだとぉコナン!」

灰原「ま、算数はできても「女」を正しい書き順でも書けない人もいるからねー」

コナン「う、うっせーなーバーロー!」


209 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:23:05.80 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「どういうことですか…?だ、だってさっき…あんなことが…」

〘…光彦君〙

光彦「…この、声は」

〘話があるんじゃ〙

光彦「博士?」

~~


210 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:24:28.84 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「光彦君。ちょっと話があるんじゃ」

光彦「なんですか?」

阿笠「まあみんながいるここで話すのもなんじゃ。ついてきなさい」

光彦「はい…」


211 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:26:53.99 ID:0Bo7Nwyc0

阿笠「光彦君。君に好きな人はいるかな?」

光彦「でぇえ!?な、何言ってるんですか!!」

阿笠「…哀君かな?」

光彦「そそそそそんなわけないですよ!!!」

阿笠「まあ正直に言ってみなさい。何で好きなんじゃ?」

光彦「な、なんで言わなきゃいけないんですか?」

阿笠「まあまあ。恋煩いは楽にした方がいいんじゃぞ」

光彦「…はい」


212 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:27:51.61 ID:0Bo7Nwyc0

阿笠「…ふむ。そんなところが好きなのか」

光彦「はい…僕は灰原さんが大好きなんです」

阿笠「…そう、か」

阿笠「残念じゃよ」

光彦「え?」


213 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:31:12.58 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「光彦君。これを聞いてくれ」

『ぼ、僕…灰原さんの優しいところが好きなんです!』

光彦「…え?」

『それにか、可愛いし…えへへ』

『歩美ちゃんも好きだったんですけど、やっぱり灰原さんが好きなんです!』

光彦「やめてください…」

『とにかく、灰原さんが大好きなんです!!』

光彦「やめてください!!!」


214 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:33:14.06 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…」

光彦「は、恥ずかしいですよ…何でこんなことを…」

阿笠「…君に頼みがあるんじゃ」

光彦「頼み?」

阿笠「明日の四時間目…たしかプールのはずじゃ」

阿笠「哀君が大好きな君にはのぉ…」


215 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:33:48.62 ID:0Bo7Nwyc0

阿笠「哀君の水着を奪ってもらいたい」

216 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:35:34.48 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「…は?」

阿笠「大好きな子の水着じゃ。喜んで引き受けてくれるじゃろう?」

光彦「な、何を言ってるんですか!?そんなことできるわけないでしょう!!」

阿笠「ほう…それならこれがどうなってもいいのかね?」

阿笠「君の思いを…哀君にばらして?」

光彦「…!」


217 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:37:48.81 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「いいじゃろう?哀君の水着を手に入れるだけじゃ。それなら問題はあるまい」

光彦「…ふざけないでください」

阿笠「む?」

光彦「誰があなたの命令を聞くもんですか!!あなたみたいな…こんな陰湿なことをする最低な人の命令なんて!!!」

阿笠「何じゃとぉ…!!?」


219 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:42:11.09 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「そんな真似が僕に通用するわけ…」

阿笠「…気が変わった。これだけでは君は動かないようじゃな。それならこういうのはどうじゃ?」

阿笠「この録音テープを君のクラスメイト全員にプレゼントというのは?」

光彦「…え?」

阿笠「そうじゃ。それなら君の家族にもあげよう。息子さんの大事な成長過程じゃからのぉ!」

光彦「そ、そんな…」


220 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:44:14.39 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「で?どうするんじゃ?」

光彦「…う、うう…」

阿笠「…早くせんか。君が決断できないなら…」

光彦「…やり、ます」

阿笠「聞こえないぞい?」

光彦「やります」

阿笠「ふむ」


223 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:48:18.72 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「やりますから…どうか…灰原さんを傷つけないでください!」

阿笠「何?」

光彦「僕はどうなってもいいです…でも、灰原さんを不幸にしないでください」

阿笠「いいじゃろう。君のその決心に敬意を表して誓おうではないか」

光彦「…」

阿笠「じゃあ頑張るんじゃぞい!」

阿笠「ほっほっほっほっほ!!」


224 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:49:43.40 ID:0Bo7Nwyc0
~~

光彦「…」

阿笠「…その顔、知ってしまったようじゃのう」

光彦「…博士」

阿笠「全くここまで順調じゃったのに…全く…」


225 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:51:12.32 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「何故ですか…」

阿笠「…」

光彦「何故あんなことを…」

阿笠「君が悪いんじゃ…」

光彦「え?」

阿笠「君が悪いんじゃ…君が…君が…!」


226 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:52:38.08 ID:0Bo7Nwyc0
光彦「何が…」

阿笠「哀君を奪った…いや…」

阿笠「志保君を奪った君が悪いんじゃあ!!」

光彦「!」


230 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:54:36.47 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…志保くんと出会ったのは、志保君が10歳の頃じゃ」

~~


231 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:57:56.35 ID:0Bo7Nwyc0
~15年前~

阿笠「ひさしぶりじゃのう宮野君!」

「お久しぶりです阿笠さん」

阿笠「ほっほっほ。こんな美しい嫁さんをもらって羨ましいのう!}

「うふふ、ありがとうございます阿笠さん」

阿笠「そういえば、志保ちゃんは元気かの?」

「阿笠さんと会うのは9年ぶり…初対面みたいなものですね」

阿笠「ほっほっほ。わしみたいな老いぼれじゃあ仕方ないのう」


232 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 21:59:43.17 ID:0Bo7Nwyc0
「明美は今留学してるものですから…会えなくて残念がってましたよ」

阿笠「志保ちゃんに会えるだけでもうれしいぞい」

「志保ー!お客さんだぞー!」

志保「…」

阿笠「!!」

志保「こんにちは」

阿笠「こ、こんにちは…」


233 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:01:58.30 ID:0Bo7Nwyc0
「志保。もっと愛想よく、ね」

志保「…ごめんなさい」

阿笠「ま、まあまあ…初対面みたいなものじゃから」

志保「…どこかで会ったことがあるんですか?」

阿笠「いやなに、君がまだ1歳のころじゃ。憶えているわけが…」

志保「…「ここでクイズじゃ!」?」

阿笠「!」

志保「あの時の…おじさん?」


234 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:03:26.50 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「そ、そうじゃぞ」

志保「…おじさんが出してくれたクイズ…おもしろかった」

志保「あり、がとう」ニコ

阿笠「!」

~~


235 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:05:45.95 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「…自分を疑ったよ。10歳の子供相手に…わしは恋をしてしまったんじゃ」

阿笠「あの子は…志保はわしの初恋の人に似てるんじゃ」

阿笠「外国人のような髪…あの人にそっくりな身長…」

阿笠「わしは志保が好きじゃった」


237 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:08:14.90 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…しかし、宮野君夫婦が死んだと聞いて…わしは絶句した」

阿笠「『志保は大丈夫なのか?』…わしは必死になって探した」

阿笠「しかし探しても出てくるのは意味のない手懸かり…わしは諦めかけていた」


238 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:10:36.01 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…しかし、神様というのはいるのかもしれないのお」

阿笠「…あの雨の降る日、志保がわしの家の前で倒れていたんじゃ」

~~


239 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:12:28.82 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「大丈夫か!?大丈夫か志保!?」

志保「…?」

阿笠「!よ、よかった!目が覚めたか…」

阿笠「よかった!わしは君を探していたんじゃ!無事でよかった…!」

志保「…あの」

阿笠「なんじゃ!?」


240 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:13:06.04 ID:0Bo7Nwyc0

灰原「…あなた、誰ですか?」

241 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:16:07.37 ID:0Bo7Nwyc0
~~

阿笠「…わしは絶望したよ。志保が…わしに笑いかけてくれた志保が…わしを忘れたなんて」

阿笠「あれから25年もたった今でも、あの頃の志保の姿と何一つ変わらないのはどう考えてもおかしかった」

阿笠「わしは調べた…そして、志保が黒の組織の一員であることを知った」

阿笠「そして組織から逃げるために…バーーーローーが飲まされた薬と同じ薬を飲んだことも」


244 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:19:28.78 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「じゃがそんな中、明美ちゃんが死んだ」

阿笠「この子を守れるのは…もうわしだけ」

阿笠「わしは志保に忘れられた道化になっても…志保を愛する事を誓った」

阿笠「身寄りのない子、灰原哀としてな」


246 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:22:24.31 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「そして哀君を帝丹小学校に入れることを決めた」

阿笠「そうすれば、きっと昔のような笑顔を見れると思ってな」

阿笠「…しかし」

阿笠「あの日、哀君が君のことを笑顔で話した…!!!」


248 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:25:36.37 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「あの子を守れるのはわしだけ…わしだけがあの子の傍にいればいいんじゃよ」

阿笠「それが最高の幸せなんじゃからな」


249 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:29:03.34 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…そしてわしは、きみを絶望に陥れる作戦をたてた」

阿笠「哀君に完全に嫌われることは大前提じゃった。あの子は優しい。半端な事では君を許すじゃろう」

阿笠「わしは考えた…どうすればいいのか…」

阿笠「…社会的に君を殺せばいいんじゃよ」


250 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:31:21.00 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「考えたのは哀君の水着を奪う事じゃ。あわよくば、それを着るとかな」

阿笠「わしがしたいことをすれば…嫌われるじゃろうと思ってな」

光彦「何で博士がしたいことをすれば嫌われるんですか?」

阿笠「だって…」

阿笠「わしだけが許されることじゃからな?」

光彦「…は?」


257 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:41:31.29 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「…もう茶番はお終いじゃ」ポチッ

光彦「!?こ、ここは…博士の研究室!?」

阿笠「昨日の夜…君が事を起こした夜から君に細工をしてあった」

阿笠「わしがつくった"洗脳マシン"でな」

光彦「洗脳…マシン?」


258 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:44:52.51 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「君が予定外の事をしたことを聞いて、わしは焦ったよ。どうしたらいいのかとな」

阿笠「元から洗脳マシンは作ってあったが、今の君に効果があるかどうかは微妙だった」

阿笠「じゃから、わしは君にちょっとアレンジした話をふきこむことにしたんじゃ」

光彦「…授業の話ですか?」

阿笠「君は頭がよくて助かるわい」


259 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:49:15.11 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「頭の中に出てきた授業…その中から適当なものを選んで作ったんじゃ」

阿笠「…あの質問で…君が"自由"を選んでいたら…!」

光彦「…」

阿笠「もうおしまいじゃ、光彦君」チャキッ

光彦「!ほ、包丁!?」

阿笠「君が"自由"を選んだ時…君の命を奪うはずの神罰じゃ」

光彦「な、何が神罰ですか!あなたの勝手な暴走を!!」


260 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:51:24.89 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「ふん!もう何を言っても遅いわ!![ピーーー]光彦君!!」

光彦「う、うわあああ!!!」

パシュッ

阿笠「ぐ!?こ、これは…」バタン

光彦「…?」


262 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:54:24.68 ID:0Bo7Nwyc0
コナン「ふう…間に合ったか」

光彦「こ、コナン君!!」

コナン「おう!」

灰原「光彦君!」

光彦「灰原さん!」

元太「俺たちもいるぞ~!」

歩美「やっほー!」

光彦「み、みなさん…!」


265 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:57:40.56 ID:0Bo7Nwyc0
コナン「やっぱり博士の計画だったか…」

灰原「…」

阿笠「…ぐ、ぐ…」

コナン「何!?」

阿笠「わしは抗体がある!その発明はきかんわ!」

コナン「チッ…最後までしつこい野郎だぜ」


266 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 22:59:35.74 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「哀君…こっちに来るんじゃ…」

灰原「…あなたは、最低の屑よ」

阿笠「…」

灰原「光彦君をこんなひどい目にあわせて…最低よ!!」

阿笠「…なんなんじゃ」


267 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:02:59.50 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「たかが害虫を殺そうとしただけで最低?志保ぶるんじゃない」

阿笠「害虫を殺したら最低?害虫如きに法はない」

灰原「…」


268 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:06:20.20 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「だいたいわしを忘れる君が悪いんじゃ!」

阿笠「志保と手をつなぎたい!!キスしたい!!エッチなことしたい!!!」

阿笠「その欲望を表に出せないからわしは害虫を殺す程度にしたんじゃぞ!!!?」

阿笠「子供はみんなで群れなきゃ何もできない生き物じゃのう!!!」

阿笠「仲間を守るという建前がなきゃ何もできない!!木偶の坊!!!!」

阿笠「今回の件で懲りたじゃろう!!!?」


269 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:08:12.93 ID:0Bo7Nwyc0
灰原「…見てて、吐き気がするわね」

歩美「さいってー…っ!!!」

元太「博士ぇ…!!!」

コナン「…言いてえことはそれだけか?」

阿笠「ああ!それだけじゃよ!!!?」

コナン「そうか、よぉっ!!!」バキッ

阿笠「ガハッ!!!」


270 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:10:35.32 ID:0Bo7Nwyc0
阿笠「な、何を…」

コナン「悪い。殴っちまったわ。でも害虫に法はないんだろ?」

阿笠「…!」

コナン「わしを忘れる君が悪い?てめえを忘れられてよかっただろうな」

コナン「手をつなぎたい、キスしたい、エッチなことしたい?じゃあさっさと告白でもしてやれよ」

コナン「欲望を表に出せない?今回てめえがやったことがダメだろうが」

コナン「子供は群れなきゃ何も出来ない?おめえはそれ以下だな」

コナン「木偶の坊?おめえのことだよ」

阿笠「…」


271 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:11:14.12 ID:0Bo7Nwyc0
コナン「今回の件で懲りる?」カチチッ

阿笠「あ、う、う…」

コナン「懲りんのはてめえだろうがあああああ!!!!」レベル最高

阿笠「がぐげええ!!!!」


273 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:13:27.16 ID:0Bo7Nwyc0
灰原「…光彦君」

光彦「…はい」

灰原「ごめんなさい」

光彦「な、何で灰原さんが謝るんですか!」

灰原「でも…」

光彦「あのとき灰原さんが僕を許してくれなかったら…ぼくは"自由"を選んでましたよ」


274 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:15:00.71 ID:0Bo7Nwyc0
灰原「え?」

光彦「僕が"意味"を選べたのはですね。きっと灰原さんがいるこの世界に戻ろうって思ったからだと思います」

光彦「…僕が大好きな、灰原さんが」

灰原「!」

光彦「な、なんて…えへへ!」


275 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:16:28.38 ID:0Bo7Nwyc0
コナン「もう帰ろうぜ。夜も遅いしな」

元太「おし帰るぞ光彦ー!」

歩美「灰原さんも早くー!」

光彦「…帰りましょう」

灰原「…ええ」


276 : >>1 ◆yvqhJu0vsE 2013/07/30(火) 23:19:14.84 ID:0Bo7Nwyc0
~~

灰原「…光彦君!」

光彦「はい?」

灰原「…おかえり」

光彦「!」

光彦「…ただいま!」

~HAPPY END~

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