小紅「てことは、白夜は犬なのか?」白夜「うん」小紅「え、キモ」


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:05:41.89 ID:09oed76P0
白夜「っ!?」

小紅「え、なになに?てことは真白も犬なの?」

真白「は、はい。そういうことになります・・・」

小紅「え、じゃあなに。私は犬と結婚するわけ?」

真白「そ、それはぁ」

白夜「・・・」

小紅「おいおい・・・じゃあ私が今まで作ってたカレーやスコーンは、犬のえさだったってことか!?」

真白「・・・」

紅緒「ちょっと!小紅!」

小紅「うるさい!ねえ様は黙ってて!」

紅緒「はあんっ」

真白「・・・。」


ソース: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392044741/


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:11:47.86 ID:YBH0O9fY0
紅緒「小紅、いくらなんでもそんな言いかたは無いでしょ?」

紅緒「白夜くんだって貴方命からがら助けt」

小紅「命の恩人だからって!なんで私が犬と結婚しないといけないわけ!?犬の世話なんてしてられ、、」

パァンッ

真白「!?」

白夜「!」

紅緒「いい加減にしなさいっ!」

小紅「・・・ねえ様は、他人事だから・・・ねえ様が結婚すれば・・・」

白夜「小紅・・・」

小紅「っ!」ダッ

紅緒「ちょっ!小紅!どこいくの!!」

小紅「・・・買い物!!」バァン!

紅緒「ん?」

真白「お?」


11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:16:04.98 ID:YBH0O9fY0
真白「しかし、驚きましたね。」

真白「お母さんが帰ってから急にあれですからね。」

白夜「・・・ん。」

真白「そ、そんな心配しなくてもきっと大丈夫ですよ!ちょっと色々急すぎて気が動転しているだけですよ!きっと!」

白夜「・・・ああ。」

真白「主に、お母さんのせいで・・・」

白夜「・・・。」


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:19:21.04 ID:YBH0O9fY0
白夜「こんどこそ、嫌われた。」

真白「だから、大丈夫ですってば・・・」

白夜「小紅、怒ってた。」

真白「んん・・・」

白夜「あんなに怒ってるのは始めてだった」

真白「でも、ここから出たら白夜はもう結婚できないんですよ?!ずっと一人なんですよ!?」

白夜「小紅がそうしたいなら、それでいい。」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:22:04.08 ID:YBH0O9fY0
真白「・・・」

白夜「・・・」

ガチャッ ただいまー

真白「帰ってきたみたいですよ?白夜!」

白夜「・・・」

真白「行きましょう!白夜!今なら・・・」

白夜「・・・いい」

真白「白夜・・・」

白夜「いまは、いい。」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:26:14.70 ID:YBH0O9fY0
白夜「・・・」

真白「・・・」

白夜「・・・ハァ。」

真白「・・・っ」

白夜「・・・・・・・・・」

真白「・・・は、白夜!宇宙人って居ると思いますか!?居ませんよね!あはは」

白夜「・・・真白は、」

真白「へっ?」

白夜「真白は、どうするんだ」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:30:37.33 ID:YBH0O9fY0
真白「わ、わたし、!?わたしはぁぁそうですねぇ」

真白「私ひとり、ここに居るわけにも行きませんし、白夜が出ていくなら私も・・・」

白夜「・・・そうか。」

・・・・・・・・・・・

小紅「おーい、みんなーごはん出来たぞー」

真白「!!」

真白「聞きました!?白夜!みんなって言いましたよ!?」

真白「つまり私たちの分も作ってあるってことですよぉ!!」

白夜「そ、そうだな・・・!」

真白「いつもの小紅に戻ったんです!さ、行きましょう白夜!」


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:34:07.97 ID:YBH0O9fY0
トテトテトテ

真白「む!この匂いは!カレーですね!」

ガラガラ!

真白「おまたせしまし、た・・・」

白夜「・・・」

紅緒「いやぁ!今夜は抜きかと思ったわ!」トテトテトテ

紅緒「さあて今日のごはんは」ガラガラ

紅緒「・・・あら?」


25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:34:38.00 ID:s/NZm6yXI
小紅「DOGFOOD」
白夜「わんわん」
真白「わんわん」

29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:37:59.10 ID:YBH0O9fY0
小紅「おおみんなおなか空いただろ?もうすぐ用意できるからなー」

小紅「座ってまってて」

紅緒「え、ええ。」

真白「・・・たしかに、今夜はカレーでしたけど・・・」

真白「どうして紅緒のしかないんですか?」

紅緒「心配しなくても、いまみんなの分用意してるから平気よ!多分・・・」

小紅「さ、食べましょうか!ねえ様」

真白「・・・へ??」


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:40:01.66 ID:YBH0O9fY0
真白「・・・・あぅ、あのぉ、私と白夜の分は?」

小紅「ん?」

小紅「・・・ああ!ごめん!うっかりしてた!ちょっと待っててなー」

真白「は、はいっ」パアア


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:41:03.62 ID:s/NZm6yXI
小紅「DOGFOOOOOOOoOD!!!!!!!!」
真白「わんわん」

36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:41:36.95 ID:YBH0O9fY0
ザララララララ

小紅「はい!」

真白「な、なんですかっ!これはっ!」

小紅「見てわからないか?」

小紅「ドックフードだ!」


41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:44:43.30 ID:YBH0O9fY0
真白「ドック・・・」

小紅「さ、お食べ!」

紅緒「ちょ、ちょっと!小紅」

小紅「おいしいですか?姉様」

紅緒「おいしいわ、おいしいけど、ましろたんや白夜くんにも食べさせてあげたいわ」

小紅「でも、犬はカレー食べませんよね!」


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:46:54.05 ID:s/NZm6yXI
>>41
紅緒「犬がカレーを食べないというデータはありますか?また、仮にデータがあった場合、そのデータの信憑性は十分にあると言えますか?」
小紅「ぐぬぬ・・・」

43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:48:30.72 ID:YBH0O9fY0
小紅「どうした?二人とも、おなか空いてないのか?」

真白「い、いや、私たちは一応これでも人間としてですね・・・」

小紅「どうした白夜?食欲ないのか?」

真白「・・・あっあのですね、その」

白夜「・・・いただきます。」

真白「っええ!?白夜、本気ですかぁ!?」

白夜「せっかく小紅が買ってくれたんだ。食べないともったいない」


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:52:30.00 ID:YBH0O9fY0
白夜「・・・・」カリカリ

真白「は、白夜ぁ、あまり無理しない方が・・・」

白夜「小紅の買ったものだから、」カリカリ

真白「白夜ぁ」

小紅「真白は?食べないのか?」

真白「!」ビク!

真白「あぁぁ、、、あの、私、は・・・」

白夜「真白、」

真白「は、はい」

白夜「好き嫌いは、よくない」


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:55:50.19 ID:YBH0O9fY0
真白「・・・・うっうう」

白夜「真白。」

真白「いだだきます・・・」カリ

真白「・・・うっ!油っこいです」

白夜「・・・」バクバク

真白「白夜!やめときましょうよ!体こわしますよ!!」

真白「小紅も!もうこんなもの食べられないです!カレーがいいです!!」


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 00:58:38.85 ID:YBH0O9fY0
小紅「なんで私がえさ作らないといないんだ!!」

真白「っっ!!」

白夜「・・・」バクバクバクバク

真白「白夜ぁ、はくやぁ、やめようよ、はくやぁ!」

紅緒「小紅!!なんで!こんなこと・・・!!」

小紅「あ、そうそう」


56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:01:24.44 ID:YBH0O9fY0
小紅「トイレは次からこれにしてもらうから」

真白「え、それって、、、」

紅緒「ペットシートぉぉぉ!?ましろたんにシートでトイレしろって言うの!?」

真白「あ、あぁ・・・」

小紅「そうだ。」

紅緒「そ、それは、さすがに、けしからんわね!!」ハァハァ

真白「・・・」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:03:35.89 ID:YBH0O9fY0
紅緒「いいわ!私がカレー持ってきてあげる」

真白「紅緒!!」

紅緒「いいわよね?私のペットにえさやるくらいだもの。」

小紅「あまりあげすぎないでね」

真白「あ、ありがとうございます!紅緒!!」


62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:05:38.99 ID:YBH0O9fY0
紅緒「ねえ、ましろたーん。トイレしたくならない?」

真白「ならないです!」バクバク

真白「おいしいです!」

紅緒「ほら、お水飲まないと」

真白「はい、ありがとうございます」ゴクゴク


64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:07:16.31 ID:YBH0O9fY0
紅緒「ねえましろたーん。」

真白「なんですか」

紅緒「そろそろトイレ、行きたいでしょ?」

真白「行きたくないです!大丈夫です!」

紅緒「はい、お水」

真白「ありがとうございます・・・」


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:10:08.15 ID:YBH0O9fY0
紅緒「ましろたーん」

真白「大丈夫です。大丈夫。」

紅緒「もう限界なんじゃなーい?」

真白「大丈夫、大丈夫ですから」

真白「・・・・大丈夫」

紅緒「ねえ、ましろたー」

白夜「・・・やめてくれ」

真白「・・・!」

白夜「真白が、困ってる」


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:13:03.55 ID:YBH0O9fY0
紅緒「なにを困ってるのかしら?」

真白「・・・・」

白夜「もう、悪かったから。俺が、悪かったから。」

真白「白夜・・・」

白夜「やめてやってくれ、もう、結婚も、しないから」

小紅「じゃあ、帰って」

真白「へ?」

小紅「山にかえれぇぇぇ!!!!」


72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:18:21.55 ID:YBH0O9fY0
キーンコーンカーン…

真白「そうですカレーは大好物ですただ欲を言わせて貰えれば」

小紅「」
紅緒「」

タッタタラタラタッタタラタラタッタタラタラタッタラタラタラター

真白「もーネバネバだってももちろん全然へーきで食べられます」

小紅「」

真白「もう見た目はちょこっとちっこいですが これでもしっかり小姑だってします」

紅緒「」

真白「料理も掃除も洗濯も大丈夫です それに安産型です」

小紅「あ?なんてった?今?あ?」

真白「家ではあんなにあんなんなのに いったいどういう洗脳術ですか」

紅緒「」


74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/11(火) 01:21:31.50 ID:YBH0O9fY0
真白「仲良くなったら、打ち明けなきゃ・・・・」

真白「でも曖昧なこと、理解できるかな・・・」

真白「そりゃまあ、おやつとか子供っぽいですが」

真白「それでもずっと仲良くしてくれますか・・・・?」

仲良くしてもらえなかったend

ー完ー

Comments are closed.

Post Navigation