-
1 : 2013/11/12(火) 06:20:56.41 -
幼馴染「な、なんでそんなこと私に言うの？」
男「いやほら、お前には言わなきゃなって」
幼馴染「…」
幼馴染「べ、別にそんなこと報告しなくたっていいんだけど…」
男「いや、だってさ」
男「彼女、お前の妹だし」
幼馴染「えっ！？」
ソース： http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384204856/
-
3 : 2013/11/12(火) 06:23:53.09 -
—————
———
—幼馴染「ただいま…」
妹「あ、おかえりー」
幼馴染「あ、あのさ…妹ちゃん…」
妹「…？」
幼馴染「あの…男がさ、今日変な冗談言ってきてさー」アハハ
妹「冗談？」
幼馴染「うん…なんかね、妹ちゃんと付き合ってるって…あはは、嘘だよね？」
妹「付き合ってるよ？」
幼馴染「えっ…」
-
15 : 2013/11/12(火) 06:44:30.77 -
幼馴染「な、なんでっ…？」
妹「なんでって…なんで？お姉ちゃんに許可取らなきゃならないの？」
幼馴染「だ、だって…妹ちゃん…知ってるよね、私が男のことになったので好きなの…」
妹「うん、知ってたよ」
幼馴染「じ、じゃあなんでっ…」
妹「あはっ、なんでだろうねー」クスッ
妹「お姉ちゃんがモタモタしてるからじゃない？」クスクス
幼馴染「ぁ…ぅ…」
-
20 : 2013/11/12(火) 06:52:40.63 -
幼馴染(♂)「な、なんでっ…？」
妹「なんでって…なんで？お兄ちゃんに許可取らなきゃならないの？」
幼馴染(♂)「だ、だって…妹ちゃん…知ってるよね、私が男のこと好きなの…」
妹「うん、知ってたよ」
幼馴染「じ、じゃあなんでっ…」
妹「あはっ、なんでだろうねー」クスッ
妹「お兄ちゃんがモタモタしてるからじゃない？」クスクス
幼馴染(♂)「ぁ…ぅ…」
-
23 : 2013/11/12(火) 07:04:24.50 -
幼馴染「ひ、酷いよ…私、妹ちゃんに相談とか…してたのに…」
妹「ありがとね、いっぱいお兄ちゃんの好きなもの教えてくれて」クスッ
幼馴染「っ！」
妹「あはは」
幼馴染「なん…で…ず、ずるいよ…そんなの…」
妹「お姉ちゃんさ、私の気持ち考えたことある？」
幼馴染「えっ…」
妹「私もね、お兄ちゃんのこと好きだったもん」
妹「それなのにお姉ちゃん、相談とかしてくるから」
妹「抜け駆けしちゃった」クスクス
幼馴染「そん…な…」
-
30 : 2013/11/12(火) 07:38:17.21 -
幼馴染「うぅ……ああ……」
妹「ああもううっさいなぁ！ はっきり言ってあげようか！？」
幼馴染「え？」
妹「お姉ちゃんにはね！ 魅 力 が な い の！！」
幼馴染「！！」
妹「だってそうでしょ！？ 魅力があったら私よりお姉ちゃんを選ぶって！！
その貧乳、それにウジウジしてたらかまってくっると勘違いしてるその性格！！」妹「私と男くんが付き合えたら少しは応援してくれると思ったのに……お姉ちゃんひどいよ！！」ダッ
幼馴染「……！！」
-
31 : 2013/11/12(火) 07:43:04.69 -
——回想
幼馴染「ほら、男くん、あーん」男「やめろって、はずかしい」
幼馴染「良いじゃん良いじゃん。はい」
男「……」パクッ
幼馴染「あれ、全部食べないの？」
男「下らねえこと言ってないで、ガッコ行くぞ」
幼馴染「うん！」ガチャ
妹「……」
妹「男くんの……唾液……」
妹「……」パクッ
-
32 : 2013/11/12(火) 07:45:50.62 -
妹「やっと……勝ち取ったんだ……」
妹「お姉ちゃんを裏切ってでも……この幸せは……絶対に離さない！」
妹「それで……いいよね……」
男「おっす」
妹「ひゃあっ！？」
男「どうした？ もう始まるんだろ？ 文化祭。行こうぜ」
妹「う、うん……」
-
33 : 2013/11/12(火) 07:48:40.97 -
男「懐かしいなあ、高校の文化祭」
男「お前も今年で最後だもんな、誘ってくれてありがとう」
妹「べ、別に……当然でしょ！ 彼女なんだから！」
男「はは、そうだな。幼馴染も来ると思ったんだが……来てないのか？」
妹「あー、お姉ちゃんとはゴタゴタしてるから……」
男「あー、俺もだわ」
-
34 : 2013/11/12(火) 07:54:11.88 -
幼馴染「確かめなきゃ……男くんの気持ち……」ピリリリリリ
幼馴染「はい、もしもし」
幼友「あ、幼馴染？ 今日さー、高校の文化祭に弟が出てんだけどさ、人が足りないみたいでさー、親友のよしみで、手伝ってくんない？」
幼馴染「あ、あの私は、それどころじゃないっていうか……」
幼友「頼むよー！ 演劇部でさ。音響とか照明とか適当に触ってくれるだけでいいからさー」
幼馴染「て、適当って……」
幼友「オネガイッ！ 幼馴染、機械いじるの得意でしょ！？ 頼めるの幼馴染しかいないんだー！」
幼馴染「はぁ、わかったよ。じゃあね」ピッ
-
35 : 2013/11/12(火) 07:57:06.95 -
男「お前の出し物ってなんだっけ」
妹「演劇部の舞台発表だよ」
男「へぇー、何やんの？」
妹「『ロミオとジュリエット』だよ」
男「ベタだけどいいなー」
妹「でっしょー？ まあ時間余ってるからいろいろ見て回ろうよ」
友弟「あ、あの。妹さん」
-
36 : 2013/11/12(火) 08:02:14.73 -
妹「……何？」
友弟「あ、あぅ……あの、裏方の人が少ないらしいんです……それで……音が出せないって……」
妹「はぁ！？」
友弟「ひぅっ！？」ビクッ
妹「音が出せないってどういうことなのよ！！ 全部台無しじゃない！！」
友弟「そうなんですけど……」
妹「ていうかあんたロミオでしょ？ もっとシャキッとしなさいよ！！」
友弟「あ、あい……」
男「お、おい……」
妹「まったく……なんであんたがロミオなの？ とにかく、私は関係ない。裏方は裏方で始末をつけな」
友弟「あ、あの……ジュリエットさん」
妹「その名前で呼ぶな！」
-
38 : 2013/11/12(火) 08:04:59.24 -
男「おまえジュリエットだったのか」
妹「まあね。でもロミオがあれじゃね……」
男「真面目そうでいいやつじゃないか」
妹「ひ弱すぎていや」
男「それにしても、音響どうすんだ」
妹「しーらない」
-
39 : 2013/11/12(火) 08:09:24.23 -
友弟「う……うう……」プルルルル
幼友「あい、弟？」
友弟「おねえちゃああぁぁぁぁぁぁん！！ 妹さんに殺されるぅ～」
幼友「え？ なになに？ そういうアドリブが入ったの？」
友弟「うううううぅぅぅぅぅぅぅ～。 音響どうにかならないの！？」
幼友「ああ、友達に頼んでおいたから大丈夫だよ」
友弟「ほ、本当！？」
-
40 : 2013/11/12(火) 08:12:17.56 -
妹「……で、なんでお姉ちゃんがここにいるわけ？」
幼馴染「ちょっと、手伝いをさ」
妹「音響の手伝いってお姉ちゃん？ ふーん、そういうこと……」
男「……」
幼友「あれ？ ピリピリしてる？」
友弟「ジュリエットォ～ 怒らないでくださいよぉ～」
妹「その名前で呼ぶなっつってんでしょ！！」
-
41 : 2013/11/12(火) 08:15:16.41 -
姉「ちょ、ちょっと！」ダダッ
男「……幼馴染！！」ダッ
妹「最悪……」
友弟「……」ジー
妹「何見てんのよ！！」
ヤリチン「うへー、どっかにいい女いねえかなあ」
ヤリチン2「あの女とかいいんじゃね？」
ヤリチン「やっちゃう？」
ヤリチン2「やっちゃおう！」
-
42 : 2013/11/12(火) 08:18:06.10 -
ヤリチン1「ちょっとそこのおねーさん」
ヤリチン「俺と一緒にトイレ行こうか」
幼馴染「え？ でも……え？」
ヤリチン「良いから来いって言ってんだよ！！」グイッ
幼馴染「きゃあ、たっ、助けてぇー」
男「幼馴染！」
ヤリチン「あ？」
-
43 : 2013/11/12(火) 08:22:03.60 -
ヤリチン「ナニオメー」
男「幼馴染を離せ」
ヤリチン「んぉ？ 俺とやろうっての？ お前ｌこいつのカ↓レ↑シ↑？」
男「そういうわけじゃないけど……やっぱ俺、間違ってた」
幼馴染「え……？」
男「やっぱり俺……俺ぇ……」ワナワナ
ヤリチン「恋よ！」
男「うわあああぁあああああああああああ！！」ダッ
-
45 : 2013/11/12(火) 08:26:45.79 -
ヤリチン「それがお前の、本気（ガチ）かよ……」ガクッ
男「幼馴染、大丈夫か！？」
幼馴染「うん、ありがとう……」
妹「なんだったんだろう、さっきの音……」
ヤリチン2「なにやってんだあいつ……お！？ さらなる上玉発見！！」
ヤリチン2「お嬢ちゃん、ちょっと来てもらおうか」
妹「きゃぁっ」
「……せ」
ヤリチン2「アァ？」
友弟「ジュリエットをさああぁぁぁぁ、離してくださいよおぉぉ……！」ガクガクブルブル
-
48 : 2013/11/12(火) 08:31:31.38 -
ヤリチン2「ナニオメー、お前こいつのカ↓レ↑シ↑？」
友弟「ひゃ、ひゃい！！」ビクッ
妹「え！？ 違うから！！」
ヤリチン2「へぇ……じゃあ一対一（サシ）だな」
友弟「へ？ あ、あのぅ喧嘩はよろしくないとはぶっ！」
友弟「ぶへ！！ ごふっ！」ドキャバキャ
妹「……ザッコ」ボソッ
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49 : 2013/11/12(火) 08:35:38.98 -
ヤリチン「オラオラどうしたぁ！！？ オンナ守るんじゃなかったのかよ！！」
妹「私はあんたなんかの……女じゃないっ！」ブンッ
友弟「うぎぃ！！」
いもうとの とびげり！ きゅうしょにあたった！ ともおとうとは ねむってしまった！
ヤリチン2「な、なんだよこの女……化けもんだ」
ヤリチン2は にげだした！
妹「フンッ」
大学行ってくる 後は頼んだぜ！
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58 : 2013/11/12(火) 10:33:57.96 -
友弟「う……うーん」
妹「目、覚めた？」
友弟「こ、ここは……？」
妹「保健室よ、保健の先生いないけど」
友弟「はっ！？ おれのちんこ……！！」バッ
妹「大丈夫よ、手当てしといたから」
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59 : 2013/11/12(火) 10:34:49.66 ID:+Ajt4cmE0 - 妹とか幼なじみとか弟とかよくわからなくなった
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60 : 2013/11/12(火) 10:38:30.04 -
友弟「手当て？ 手当てってまさか……」
妹「しょっ、しょうがないでしょーが！！ 先生がいなかったんだから！！ そ、それに……わ、わたしのせい、だし……」
友弟「ひーん！ お嫁にいけないよー！！」
妹「あんたは嫁じゃなくて婿だろーが！！ じゃなくて！！」
友弟「へ？」
妹「舞台発表、もうすぐ始まるわよ」
友弟「え？ でも僕まだここが腫れてて……」
妹「うっさい！ ……行くわよ、ロミオ」
-
62 : 2013/11/12(火) 10:44:23.78 -
幼馴染「……助けてくれて、ありがとう」
男「い、いや……それより、もうすぐじゃないのか？」
幼馴染「そう……だね……」
男「そのＣＤ……おばさんのお気に入りだよな」
幼馴染「うん……」
男「そのＣＤの中に音源が入ってるのか、懐かしいな。昔はよく3人で聴いたよな」
幼馴染「うん、そうだね」
>>59
幼馴染の妹が「妹」
幼馴染の友達が「幼友」
その弟が「友弟」わかりにくくて済まん
-
64 : 2013/11/12(火) 10:49:45.69 -
——回想
♪～
幼馴染「すてきー」
妹「きれーなきょくー」
男「おちつくー」
妹「これって、どこかのおひめさまのおんがくなんだよ！」
幼馴染「そうなの？」
妹「わたしもこのおんがくにのっていつかおどるの！」
幼馴染「わたしもー」
妹「おとこくんとおどるー」
男「ぼくもみんなでおどるー」
-
65 : 2013/11/12(火) 10:53:05.55 -
幼母「あら、こういう音楽もいいけど、私の一押しを聞いてちょうだい」
妹「いちおしー？」
幼母「恋の魔法がかかる曲よ」
幼馴染「まほー？」
幼馴染（懐かしい……本当に……）
幼馴染（妹ちゃんも、思い出しているのかな）
-
67 : 2013/11/12(火) 10:56:09.31 -
妹「本当は、あんたが隣なはずじゃなかったのに……」
友弟「す、すみませぇん……」
妹「そういう意味じゃない！！」
妹（ここであの音楽を使うなんて、何の因果だろう）
妹（隣には、ダメダメロミオ）
友弟「えーっと、愛の翼で……」ブツブツ
妹（でも、悪くないか）フフッ
-
71 : 2013/11/12(火) 10:59:54.22 -
妹「おねえちゃん」
幼馴染「うん？」
妹「ゴタゴタして……ごめん」
幼馴染「いいよ、吹っ切れてる」
妹「勝手かもしれないけど……私、文化祭を成功させたいの！ ……こいつと！」バンッ
友弟「あうっ、痛いです……」
幼馴染「うん」
妹「……だから、協力してください」
幼馴染「喜んで！」
-
73 : 2013/11/12(火) 11:07:47.72 -
妹「ああロミオ、どうしてあなたはロミオなの？」
友弟「ただ一言、僕を恋人と呼んでください。そうすれば僕は今日から、ロミオではなくなります」
妹「あなたはロミオ！ どうしてここへ、何のために？ 塀は高くて、登るのは大変……」
友弟「こんな軽い塀ぐらい、軽い愛の翼で飛び越えました！ 石垣などで、どうして恋を締め出すことができましょう！」
男（あの子も妹も——いい表情をしている。案外お似合いかもな）
妹（男くんが見てくれてる！！ みて、私を見ていて——男くん、お姉ちゃん！！）
-
74 : 2013/11/12(火) 11:15:54.21 -
幼馴染（私は——私はやっぱり、男くんのこと、諦めきれない）
幼馴染（私は、男くんのことが大好きだから！）
ロミオ「……」
ジュリエット「ああ、ロミオ……ロミオ！！ どうして死んでしまったの……？」
ジュリエット「あなたを一人にはさせません……」
幼友「毒薬飲むシーンね。トラック12番お願い」
幼馴染（私にも、かけて——恋の魔法を！！）
カチカチカチッ——
-
75 : 2013/11/12(火) 11:24:42.22 -
ttp://www.youtube.com/watch?v=fQ7uXX9K7Sk
♪～
I need love, love
To ease my mind
I need to find, find someone to call mine
But mama said愛がほしいの
私の心を癒してくれるような愛が
私の人と呼べる人を見つけなきゃ
でもママが言うには幼友「え？ なにこれ！？ 違う違う、止めて！」
幼馴染「これで……いいの……」
男「！？」
妹「な、なにこれ！？」
-
78 : 2013/11/12(火) 11:30:27.26 -
You can’t hurry love
No, you just have to wait
She said love don’t come easy
It’s a game of give and take恋は焦らず
急いではダメよ、待たなくちゃいけない
愛はそう簡単にやってはこない
ギブアンドテイクの駆け引きよ友弟「踊りましょう！ ジュリエット！！」ガバッ
妹「え？ あんた死んだはずじゃ……ていうかなにこれ！？」
ナンダコレアドリブー? ツマンナカッタケドタノシクナッテキタナー オドッテヨーイモウトチャーン
幼友「だめだ、もう収拾がつかない」
幼友（楽しそうだから、いいか）
幼馴染「フフフ……アハハ……ウフッ」ニヤッ
-
80 : 2013/11/12(火) 11:35:38.90 -
How long must I wait
How much more can I take
Before loneliness will cause my heart
Heart to break?どれだけ待たなくてはいけないの
あとどのくらい耐えなければいけないの
さみしさのせいで私の心が
壊れてしまう前に男「妹に高貴なお嬢様なんて、そもそも似合わなかったのさ」
男「お姫様っていうなら……幼馴染のほうが似合ってる」
友弟「ほれワンツーワンツー」
妹「あんたキャラ違うでしょ！ 全然歩調あってないし……もう」
妹「でも、楽しい」
-
83 : 2013/11/12(火) 11:41:49.28 -
幼馴染「ごめんなさい、せっかくの最後の発表を台無しにして」
妹「いいよ、楽しかったし」
妹「恋は焦らずか……お母さんの一押しだったね」
幼馴染「うん」
妹「私も——焦っていたかな」
幼馴染「え？」
妹「よーく考えたらあ！ 私には男なんかよりいい男がたくさんいるの！ なんたって私には魅 力 が あ るからね！」
幼馴染「……そっか」
妹「だーかーらー、私はそういう男が現れるまで、待つ！！」
幼馴染「……そっか」
妹「私の負けだよお姉ちゃん。行っておいで」
幼馴染「……うん」
-
85 : 2013/11/12(火) 11:46:59.44 -
幼馴染「あ、あの……」
男「今日の最後、あれ幼馴染だろ？ 粋なことするよなあ！」
幼馴染「え、えへへ……」
男「まあ、つまらない舞台が面白くなったからよかったんじゃねーの？」
幼馴染「あ、あの……ね……」
男「ん？」
幼馴染「そ、その……今は男くん妹ちゃんと付き合ってるだろうけど……」
男「ああ、今さっき振られたんだ」
幼馴染「え？」
男「私はさらに高みを目指すの！ とか何とか言って一方的にな」
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86 : 2013/11/12(火) 11:53:27.17 -
幼馴染「そう……なんだ」
男「んー、まあ俺は」
幼馴染「あのっ！ 男くん！！ ずるいと思うけど、今言わせてください！」
男「……」
幼馴染「私、男くんのことが好きです！ 付き合ってください！！」
男「……！！」
幼馴染「ど、どう……かな……？」
男「俺は、お前がずっと前から俺のこと好きでいてくれたことを知ってた」
男「でも、なんだか……一線越えられないまま、妹と付き合っちゃって……」
男「はっきり言うべきだったんだ。ずるいのは俺のほうだった」
幼馴染「え……？」
男「妹と付き合ってみてわかったけど、俺はお前のほうが好きだ。だから、付き合ってほしい」
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88 : 2013/11/12(火) 11:58:42.43 -
幼馴染「うん……うん……！！ こちらこそ、よろしくお願いします！」
男「よろしくな、幼馴染」ニコッ
妹「一件落着、ハッピーエンドか……」
友弟「あの……だいじょうぶですか？」
妹「大丈夫じゃないっつーの！！ 最悪！！」
友弟「す、すみません……」
ロミオー! ジュリrットー! ナンダアノオワリカタハー!!
妹「やばっ、顧問が呼んでる！！ ……行くよ、ロミオ」
友弟「はい、ジュリエットお嬢様」
END
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